JPH0944467A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JPH0944467A
JPH0944467A JP7191625A JP19162595A JPH0944467A JP H0944467 A JPH0944467 A JP H0944467A JP 7191625 A JP7191625 A JP 7191625A JP 19162595 A JP19162595 A JP 19162595A JP H0944467 A JPH0944467 A JP H0944467A
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JP
Japan
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voltage
terminal
input
circuit
mode switching
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JP7191625A
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Inventor
Yukifumi Sato
幸史 佐藤
Hirotake Hayashi
裕▲たけ▼ 林
Noritaka Nishikawa
典孝 西川
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/12Programming voltage switching circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/46Test trigger logic

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的書き込み可能な不揮発性メモリ内蔵の
マイクロコンピュータの端子数増加を防止する。 【課題解決手段】 実動作モードとテストモードの切り
替え制御信号の入力と、不揮発性メモリへのデータ書き
込み時、或いは消去時に必要となる高電圧の供給の双方
に共用される、モード切り替え兼不揮発性メモリ用高電
圧電源端子11を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロコンピュー
タに係るものであり、特に、電気的に書き込み可能な不
揮発性メモリ(EPROM,EEPROM、フラッシュ
メモリ等)を内蔵して成るマイクロコンピュータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】通常マイクロコンピュータのプログラム
ROMとしてはマスクROMが用いられるが、これを、
EEPROM等の電気的に書き込み可能な不揮発性メモ
リで構成することにより、メーカ・サイドのみならず、
ユーザ・サイドに於いても、プログラムデータの書き込
み、変更を可能としたマイクロコンピュータがある。或
いは、データメモリとして不揮発性メモリを内蔵したマ
イクロコンピュータ(例えば、ICカード用マイコン
等)もある。
【0003】かかる、電気的書き込み可能な不揮発性メ
モリ内蔵のマイクロコンピュータに於いては、データ書
き込み、或いは消去のために、通常の電源電圧よりも高
い高電圧を必要とする。この書き込み(消去)用高電圧
の供給のために、従来に於いては、マイクロコンピュー
タ内部に高電圧発生用の回路を設ける構成、或いは、新
たな端子として不揮発性メモリ用高電圧電源端子を追加
する構成が採られていた。
【0004】図2に、後者の場合の従来の一般的な不揮
発性メモリを内蔵したマイクロコンピュータの端子構成
例を示す。すなわち、マイクロコンピュータ1には、通
常の電源電圧供給用のVDD端子2、基準電位である接
地電圧供給用のGND端子3、マイクロコンピュータの
ハードウェア・リセット信号が供給されるリセット端子
4、外部発振回路が接続される発振端子5、外部へのデ
ータ出力用の出力端子8、外部よりのデータ入力用の入
力端子9、データ入力とデータ出力に共用される入出力
端子10、及び通常の実動作モードとテストモードの切
り替え制御信号が入力されるモード切り替え端子6が存
在し、更に、これらに加えて、不揮発性メモリへのデー
タ書き込み時、或いは消去時に必要となる高電圧供給用
の不揮発性メモリ用高電圧電源端子7が存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術には、以下に示す問題点があった。
【0006】まず、高電圧発生回路内蔵型の場合は、規
模の大きな回路を内蔵させなければならず、コストアッ
プにつながるという問題点があった。
【0007】また、端子追加型の場合も、チップサイズ
が、その分大きくなるばかりでなく、端子数の増加と形
状の変化を招くという問題があり、使用する側にとって
使い勝手の悪いものとなるという問題点があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決するべ
くなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明をマイクロコンピ
ュータは、電気的に書き込み可能な不揮発性メモリを内
蔵して成るマイクロコンピュータに於いて、実動作モー
ドとテストモードとのモード切り替え端子を、上記不揮
発性メモリへのデータ書き込み時に必要な高電圧の入力
端子に兼用したことを特徴とするものである。
【0010】また、単に兼用する構成だけでは、データ
書き込み(消去)用の高電圧がモード切り替え回路に直
接印加され、該回路を構成する素子の破壊等を招来する
可能性がある。これに対処するため、本発明のマイクロ
コンピュータは、更に、兼用端子とモード切り替え回路
との間に、入力高電圧を通常の電源電圧レベルの電圧に
レベル変換する電圧調整回路を設けたことを特徴とする
ものである。該電圧調整回路の挿入により、入力高電圧
が直接モード切り替え回路に印加されることが防止され
る。しかしながら、上述の構成のみでは、不揮発性メモ
リ用高電圧の入力によって、意図されないモードの切り
替えが生じるおそれがある。これに対処するため、本発
明のマイクロコンピュータは、更に、上記電圧調整回路
とモード切り替え回路との間に、リセット時のみ、上記
電圧調整回路の出力をモード切り替え回路に伝達する伝
達制御手段を設けたことを特徴とするものである。これ
により、リセット時に、兼用端子に不揮発性メモリ用高
電圧が印加されることが無い限り、不揮発性メモリ用高
電圧の印加によって、意図されないモードの切り替えが
生じることは無い。
【0011】また、上記電圧調整回路とモード切り替え
回路との間に、リセット時のみ、上記電圧調整回路の出
力を伝達する伝達制御手段を設ける構成では、リセット
時に於いてのみ、兼用端子への入力によってモード設定
が行われるのみである。本発明は、更に、リセット時以
外に於いても、マイコン内部信号により、モード設定を
可能とすべく、モード切り替え制御レジスタ及び、該制
御レジスタの出力と上記電圧調整回路の出力とに基づい
て上記モード切り替え回路への入力信号を作成する入力
制御論理回路を設けたことを特徴とするものである。例
えば、上記制御レジスタとして、マイコン内部信号でセ
ットされ、リセット信号でリセットされるフラグを設
け、また、上記入力制御論理回路として、制御フラグの
反転出力と電圧調整回路の出力とを入力とする論理積ゲ
ートを設ける。これによれば、リセット時には、電圧調
整回路の出力が、モード切り替え回路へ入力され、該信
号によりモード設定が行われる。また、リセット時以外
に於いて、マイコン内部信号により上記フラグがセット
されると、論理積ゲートの出力は、電圧調整回路の出力
レベルにかかわらず、“0”となり、これに基づくモー
ド設定(例えば、実動作モードの設定)が行われる。
【0012】また、上記電圧調整回路とモード切り替え
回路との間に、リセット時のみ、上記電圧調整回路の出
力を上記モード切り替え回路に伝達する伝達制御手段を
設ける構成では、通常の電源電圧レベルの電圧の兼用端
子への入力により、テストモードの設定が行われる場
合、ユーザ側に於ける実動作モードに於いて、兼用端子
に不揮発性メモリ用の高電圧電源を直結した状態でリセ
ットを実行することができない。何故なら、モードがテ
ストモードに切り替わってしまうからである。本発明
は、更に、これに対処するため、上記兼用端子とモード
切り替え回路との間に、高電圧検出回路を含み、上記兼
用端子への入力が通常の電源電圧レベルの電圧であると
きはテストモード指定信号を、また、上記兼用端子への
入力が接地電圧又は上記書き込み用高電圧であるときは
実動作モード指定信号を出力する電圧変換回路を設け、
更に、該電圧変換回路とモード切り替え回路との間に、
リセット時のみ、上記電圧変換回路の出力を上記モード
切り替え回路に伝達する伝達制御手段を設けたことを特
徴とするものである。これによれば、ユーザ側に於ける
実動作モードに於いて、兼用端子に不揮発性メモリ用高
電圧電源を直結した状態でリセットを実行しても、モー
ドは実動作モードが維持されるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の実施例の端子構成図であ
る。本実施例の不揮発性メモリ内蔵マイクロコンピュー
タ1には、通常の電源電圧供給用のVDD端子2、基準
電位である接地電圧供給用のGND端子3、マイクロコ
ンピュータのハードウェア・リセット信号が供給される
リセット端子4、外部発振回路が接続される発振端子
5、外部へのデータ出力用の出力端子8、外部よりのデ
ータ入力用の入力端子9、データ入力とデータ出力に共
用される入出力端子10が存在し、更に、通常の実動作
モードとテストモード切り替え制御信号の入力と、不揮
発性メモリへのデータ書き込み時、或いは消去時に必要
となる高電圧の供給の双方に共用される、モード切り替
え兼不揮発性メモリ用高電圧電源端子11が存在する。
【0015】このように、実動作モードとテストモード
とのモード切り替え端子を、不揮発性メモリ用高電圧電
源端子に兼用する構成とすることにより、チップサイズ
の増大を防止できると共に、端子数の増加と形状の変化
も全く生じないものである。図3は、請求項2に係る本
発明の一実施例の構成図である。図に於いて、11はモ
ード切り替えと不揮発性メモリ用高電圧の供給とに兼用
される兼用端子であり、不揮発性メモリ用高電圧電源線
12には直結されている。一方、モード切り替え回路1
3との間には、入力高電圧を通常の電源電圧レベルの電
圧に変換する(通常の電源電圧、または接地電圧は、そ
のまま出力する)電圧調整回路17が介挿されている。
該電圧調整回路17は、2段のインバータ回路14及び
15から成る。1段目のインバータ14は、通常の電源
電圧(“1”)及びそれよりも高電圧である不揮発性メ
モリ用高電源電圧の入力に対し、接地電圧(“0”)を
出力し、接地電圧の入力に対し、通常の電源電圧を出力
する高耐圧インバータである。また、2段目のインバー
タ15は、1段目のインバータ14で反転したレベルを
元に戻すための、接地電圧━通常電源電圧間で動作する
インバータである。
【0016】このように、兼用端子11とモード切り替
え回路13との間に、入力高電圧を通常の電源電圧にレ
ベル変換する電圧調整回路17を介挿させる構成とする
ことにより、モード切り替え回路13に不揮発性メモリ
用高電圧が直接印加されることが防止されるものであ
る。
【0017】しかしながら、図3の構成では、不揮発性
メモリ用高電圧の入力によって、意図されないモードの
切り替えが生じるおそれがある。この問題点を解決し
た、請求項3に係る本発明の一実施例の構成図を図4に
示す。
【0018】図3の構成に追加して、電圧調整回路17
とモード切り替え回路13との間に、リセット信号18
をクロックとするD型フリップフロップ16が設けられ
ている。電圧調整回路17の出力は、D型フリップフロ
ップ16の入力(D)に与えられ、出力(Q)がモード
切り替え回路13の入力となっている。
【0019】この構成によれば、図5のタイミングチャ
ートに示すように、リセット信号(18)出力時にの
み、電圧調整回路17の出力信号がモード切り替え回路
13に伝達される。したがって、リセット信号出力時以
外の期間に於いて、兼用端子11に不揮発性メモリ用高
電圧(VPP)が入力されることがあっても、或いは、
接地電圧(GND)が入力されることがあっても、その
時の電圧調整回路17の出力は、モード切り替え回路1
3には入力されない。すなわち、モード切り替え回路の
入力は、以前の状態が維持される。
【0020】以下、詳細に説明する。
【0021】まず、兼用端子11に接地電圧を与えてリ
セットを実行すると、図5のAのように、不揮発性メモ
リ用高電圧電源線12が接地電圧、モード切り替え回路
13への入力が“0”の状態になる。モード切り替え回
路13は、入力“0”に応じて実動作モードまたはテス
トモードの何れかのモード設定を行う。この状態で、兼
用端子11に不揮発性メモリ用高電圧電源を供給する
と、同図Bのように、不揮発性メモリ用高電圧電源線1
2には高電圧電源が供給されるが、モード切り替え回路
13への入力は、D型フリップフロップ16によって
“0”の状態のまま変化しない。
【0022】このように、モード切り替え回路13への
入力を“0”にしてラッチをかけてから、高電圧電源を
供給することによって、モード切り替え回路13への入
力を“0”にしたまま、不揮発性メモリ用高電圧電源線
12に高電圧電源を供給することが可能となる。
【0023】また、兼用端子11に不揮発性メモリ用高
電圧電源(或いは、通常の電源電圧でもよい)を供給し
て、リセットを実行すると、同図Cのように、不揮発性
メモリ用高電圧電源線12には高電圧電源が供給され、
モード切り替え回路13への入力は“1”状態になる。
モード切り替え回路13は、入力“1”に応じてテスト
モードまたは実動作モードの何れかのモード設定を行
う。この状態で、兼用端子11を接地電圧にすると、同
図Dのように、不揮発性メモリ用高電圧電源線12は接
地電圧になるが、モード切り替え回路13への入力は、
“1”の状態のままとなる。
【0024】このように、モード切り替え回路13への
入力を“1”にしてラッチをかけてから、接地電圧にす
ることによって、モード切り替え回路13への入力を
“1”にしたまま、不揮発性メモリ用高電圧電源線12
を接地電圧レベルにすることが可能となる。
【0025】以上のように、モード切り替え回路13へ
の入力が任意の状態で、不揮発性メモリ用高電圧電源線
12に高電圧電源を供給し、また、接地電圧を供給する
ことが可能となるものである。
【0026】しかしながら、上記図4の構成では、リセ
ット時にに於いてのみモード設定が可能で、リセット時
以外に於ける、また、マイコン内部信号によるモード切
り替えはできないものであった。この点に鑑み、リセッ
ト時以外に於いても、マイコン内部信号により、モード
切り替えを可能とすべく構成した、請求項4に係る本発
明の一実施例の構成図を図6に示す。図4の実施例との
相違点は、図4に於けるD型フリップフロップ16が、
制御用フラグ(D型フリップフロップ)19と、アンド
ゲート20とに置き換わっている点である。
【0027】図に於いて、11は兼用端子であり、不揮
発性メモリ用高電圧電源線12には直結されている。一
方、モード切り替え回路13との間には、入力高電圧を
通常の電源電圧レベルの電圧に変換する(通常の電源電
圧、または接地電圧は、そのまま出力する)電圧調整回
路17が介挿されている。該電圧調整回路17の構成
は、図3(図4)と同一である。19は制御用フラグで
あり、リセット信号21により、リセットされると共
に、データバス中の制御フラグ用ビットの信号22と書
き込み信号(クロック)23の入力により、セットされ
る構成となっている。また、20は、上記電圧調整回路
17の出力と、制御フラグ19の反転出力信号24とを
その入力とするアンドゲートであり、該アンドゲート2
0の出力がモード切り替え回路13の入力となってい
る。なお、本実施例は、モード切り替え回路13への入
力が“1”のときテストモードの設定が行われ、同入力
が“0”のとき実動作モードの設定が行われる構成とな
っている。
【0028】上記構成によれば、リセット信号により制
御フラグ19がリセットされている状態に於いて、兼用
端子11の入力が通常の電源電圧又は不揮発性メモリ用
高電圧であれば、アンドゲート20の2入力は共に
“1”となるので、その出力は“1”となり、モード切
り替え回路13の入力が“1”となって、テストモード
の設定が行われる。テストモードに於いて、内蔵不揮発
性メモリのテストのために、兼用端子11に高電圧が印
加されても、アンドゲート20の出力は変化しないた
め、テストモードは維持される。
【0029】一方、リセット信号により制御フラグ19
がリセットされている状態に於いて、兼用端子11の入
力が接地電圧であれば、アンドゲート20の入力の一方
が“0”となるため、その出力は“0”となり、モード
切り替え回路13の入力が“0”となって実動作モード
の設定が行われる。この実動作モードに於いて、内蔵不
揮発性メモリへのデータ書き込み(消去)のための高電
圧が兼用端子11に印加される場合、制御フラグ19が
リセット状態のままで、その印加がなされると、アンド
ゲート20の2入力が共に“1”となり、その出力が
“1”となって、モード切り替え回路13への入力が
“0”から“1”に切り換わってしまう不都合が生じ
る。本実施例に於いては、上記高電圧の印加の前に、デ
ータバスの上記制御フラグ用ビットに“1”が出力さ
れ、また、書き込み信号が同フラグに入力されることに
よって、制御フラグ19がセットされる。これにより、
アンドゲート20の一方の入力が“0”となるので、高
電圧の印加により、電圧調整回路17の出力が“1”と
なっても、アンドゲート20の出力は、“0”の状態の
まま変化しない。したがって、モードも実動作モードが
維持され、実動作モードに於ける内蔵不揮発性メモリへ
のデータ書き込み(消去)を実行することができるもの
である。
【0030】最後に請求項5に係る本発明の実施例を、
その構成を示す図7に基づいて説明する。
【0031】上記図4に示す実施例では、通常の電源電
圧の兼用端子11への入力によりテストモードの設定が
行われる場合、ユーザ側に於ける実動作モードに於い
て、兼用端子11に不揮発性メモリ用高電圧電源を直結
した状態で使用できないという問題点がある。何故なら
ば、リセット時にモード切り替え回路13の入力が
“1”となってしまって、モードがテストモードに切り
替わってしまうからである。本実施例は、この点を解決
しているものである。
【0032】図4の実施例との相違点は、電圧調整回路
17が、高電圧検出回路26を含む電圧変換回路25に
置き換わっている点である。図4に於ける電圧調整回路
17は、入力電圧が、通常の電源電圧または不揮発性メ
モリ用高電圧のときは、通常の電源電圧レベルの信号
“1”を出力し、入力電圧が接地電圧のときは、接地電
圧レベルの信号“0”を出力するものであるが、本実施
例に於ける電圧変換回路25は、入力電圧が通常の電源
電圧のときのみ、信号“1”を出力し、入力電圧が接地
電圧または不揮発性メモリ用高電圧のときは、信号
“0”を出力するものである。このため、入力電圧が、
接地電圧または通常の電源電圧であるが、或いは不揮発
性メモリ用電圧であるかを判定する高電圧検出回路26
を設けている。この回路の構成は、図8に示す通りであ
り、入力電圧を抵抗分割して、その1/4のレベルの電
圧を出力する抵抗回路29と、該抵抗回路29の出力を
受ける2段のインバータ30,31とから成る。抵抗回
路29の各抵抗の値は、入力電圧が通常電源電圧である
ときは、インバータ30のしきい値以下の電圧が出力さ
れ、入力電圧が不揮発性メモリ用高電圧のときは、イン
バータ30のしきい値以上の電圧が出力されるように設
定されている。したがって、入力電圧が接地電圧または
通常電源電圧であるときは、その出力は“0”となり、
入力電圧が不揮発性メモリ用高電圧であるときは、その
出力は“1”となる。電圧変換回路25は、上記高電圧
検出回路26と、インバータ27が、兼用端子11に対
して並列的に設けられ、更に、両者の出力を、その入力
とするノアゲート28を有する構成となっている。した
がって、入力電圧が接地電圧のときは、ノアゲート28
の入力が“0”,“1”となるので、電圧変換回路25
の出力は“0”となる。また、入力電圧が高電圧のとき
も、ノアゲート28の入力が“0”,“1”となるの
で、電圧変換回路25の出力は“0”となる。一方、入
力電圧が通常電源電圧のときは、ノアゲート28の入力
が共に“0”となるので、電圧変換回路25の出力は
“1”となる。電圧変換回路25の出力は、図4の実施
例と同様、リセット信号18をクロックとするD型フリ
ップフロップ16を介して、モード切り替え回路(図示
せず)に伝達され、モード切り替え回路は、入力“1”
に対してテストモードの設定を行い、入力“0”に対し
て実動作モードの設定を行う。
【0033】上記構成によれば、実動作モードに於い
て、兼用端子11に不揮発性メモリ用高電圧電源を直結
した状態での使用が可能となるものである。すなわち、
リセットが実行されて、電圧変換回路25の出力がモー
ド切り替え回路に入力されても、その信号は実動作モー
ドの設定を指示する“0”であり、モードが切り替わっ
てしまうことが無いからである。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、電気的に書き込み可能な不揮発性メモリを内蔵し
て成るマイクロコンピュータに於いて、高電圧発生回路
及び新たな端子を設けることが全く不要となるものであ
る。したがって、チップサイズの増大、或いは端子数の
増加、形状の変化等を全く招くこと無く、非常に使い勝
手のよい、不揮発性メモリ内蔵マイクロコンピュータを
提供することができるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の端子構成図である。
【図2】従来のマイクロコンピュータの端子構成図であ
る。
【図3】請求項2に係る本発明の一実施例の構成図であ
る。
【図4】請求項3に係る本発明の一実施例の構成図であ
る。
【図5】同実施例の動作説明に供するタイミングチャー
トである。
【図6】請求項4に係る本発明の一実施例の構成図であ
る。
【図7】請求項5に係る本発明の一実施例の構成図であ
る。
【図8】同実施例に於ける高電圧検出回路の構成図であ
る。
【符号の説明】
11 モード切り替え兼不揮発性メモリ用高電圧電源端
子 13 モード切り替え回路 16 D型フリップフロップ 17 電圧調整回路 18、21 リセット信号 19 制御フラグ 20 アンドゲート 25 電圧変換回路 26 高電圧検出回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に書き込み可能な不揮発性メモリ
    を内蔵して成るマイクロコンピュータに於いて、実動作
    モードとテストモードとのモード切り替え端子を、上記
    不揮発性メモリへのデータ書き込み時に必要な高電圧の
    入力端子に兼用したことを特徴とするマイクロコンピュ
    ータ。
  2. 【請求項2】 上記兼用端子とモード切り替え回路との
    間に、入力高電圧を通常の電源電圧レベルの電圧にレベ
    ル変換する電圧調整回路を設けて成ることを特徴とす
    る、請求項1に記載のマイクロコンピュータ。
  3. 【請求項3】 上記電圧調整回路とモード切り替え回路
    との間に、リセット時のみ、上記電圧調整回路の出力を
    上記モード切り替え回路に伝達する伝達制御手段を設け
    て成ることを特徴とする、請求項2に記載のマイクロコ
    ンピュータ。
  4. 【請求項4】 モード切り替え制御レジスタ及び、該制
    御レジスタの出力と上記電圧調整回路の出力とに基づい
    て上記モード切り替え回路への入力信号を作成する入力
    制御論理回路を設けたことを特徴とする、請求項2に記
    載のマイクロコンピュータ。
  5. 【請求項5】 上記兼用端子とモード切り替え回路との
    間に、高電圧検出回路を含み、上記兼用端子への入力が
    通常の電源電圧レベルの電圧であるときはテストモード
    指定信号を、また、上記兼用端子への入力が接地電圧又
    は上記書き込み用高電圧であるときは実動作モード指定
    信号を出力する電圧変換回路を設け、該電圧変換回路と
    モード切り替え回路との間に、リセット時のみ、上記電
    圧変換回路の出力を上記モード切り替え回路に伝達する
    伝達制御手段を設けて成ることを特徴とする、請求項1
    に記載のマイクロコンピュータ。
JP7191625A 1995-07-27 1995-07-27 マイクロコンピュータ Pending JPH0944467A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7191625A JPH0944467A (ja) 1995-07-27 1995-07-27 マイクロコンピュータ
US08/671,635 US5828826A (en) 1995-07-27 1996-06-28 Processing apparatus having a nonvolatile memory to which a supply voltage is supplied through a shared terminal

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