JPH0944411A - パトロール方式を採用した記憶装置 - Google Patents
パトロール方式を採用した記憶装置Info
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- JPH0944411A JPH0944411A JP7192234A JP19223495A JPH0944411A JP H0944411 A JPH0944411 A JP H0944411A JP 7192234 A JP7192234 A JP 7192234A JP 19223495 A JP19223495 A JP 19223495A JP H0944411 A JPH0944411 A JP H0944411A
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- JP
- Japan
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- memory
- address
- correctable error
- patrol
- error
- Prior art date
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- Detection And Correction Of Errors (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】通常動作中に発生した訂正可能エラーの訂正デ
ータをメモリに比較的早く書き込むことにより信頼性を
向上させる。 【解決手段】特定周期発生回路10は、訂正可能エラー
が発生したアドレスをメモリの全アドレスに対して実行
される間に複数回、特定な周期でメモリパトロールのア
ドレスとして使用する信号を生成する。訂正可能エラー
アドレスレジスタ群8は、通常動作中に発生した訂正可
能エラーのアドレスを保持し、メモリパトロール指示と
特定周期発生回路10からの信号が”1”の時、アドレ
スセレクタ4は訂正可能エラーアドレスレジスタ群8を
選択し、訂正可能エラーの発生したアドレスを使用して
通常動作中に発生した訂正可能エラーの訂正データをメ
モリ5に比較的早く書き込む。
ータをメモリに比較的早く書き込むことにより信頼性を
向上させる。 【解決手段】特定周期発生回路10は、訂正可能エラー
が発生したアドレスをメモリの全アドレスに対して実行
される間に複数回、特定な周期でメモリパトロールのア
ドレスとして使用する信号を生成する。訂正可能エラー
アドレスレジスタ群8は、通常動作中に発生した訂正可
能エラーのアドレスを保持し、メモリパトロール指示と
特定周期発生回路10からの信号が”1”の時、アドレ
スセレクタ4は訂正可能エラーアドレスレジスタ群8を
選択し、訂正可能エラーの発生したアドレスを使用して
通常動作中に発生した訂正可能エラーの訂正データをメ
モリ5に比較的早く書き込む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパトロール方式を採
用した記憶装置に関する。
用した記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のこの種の記憶装置の一例を
示した構成図である。
示した構成図である。
【0003】図2において、メモリパトロール実行指示
回路21は定期的なサイクルでメモリパトロール実行を
指示し、メモリパトロールアドレスレジスタ22はメモ
リパトロール実行指示回路21により指示されたサイク
ルにアドレスを+1して、メモリパトロール用のアドレ
スとする。一方、通常アドレスレジスタ23は通常処理
動作で使用するアドレスを格納するレジスタである。ア
ドレスセレクタ24は通常処理動作時には通常アドレス
レジスタ23のアドレス、メモリパトロール実行時には
メモリパトロールアドレスレジスタ22のアドレスを選
択してメモリ25に供給する。
回路21は定期的なサイクルでメモリパトロール実行を
指示し、メモリパトロールアドレスレジスタ22はメモ
リパトロール実行指示回路21により指示されたサイク
ルにアドレスを+1して、メモリパトロール用のアドレ
スとする。一方、通常アドレスレジスタ23は通常処理
動作で使用するアドレスを格納するレジスタである。ア
ドレスセレクタ24は通常処理動作時には通常アドレス
レジスタ23のアドレス、メモリパトロール実行時には
メモリパトロールアドレスレジスタ22のアドレスを選
択してメモリ25に供給する。
【0004】誤り検出・訂正回路26はメモリ25から
読み出したデータの誤りを検出し、訂正を行う回路であ
り、書き込み指示回路27はメモリパトロール中の誤り
訂正を行ったデータに対してはメモリ25に書き込み、
通常処理動作中の誤り訂正を行ったデータに対してはメ
モリ25に書き込みを行わないよう指示する回路であ
る。
読み出したデータの誤りを検出し、訂正を行う回路であ
り、書き込み指示回路27はメモリパトロール中の誤り
訂正を行ったデータに対してはメモリ25に書き込み、
通常処理動作中の誤り訂正を行ったデータに対してはメ
モリ25に書き込みを行わないよう指示する回路であ
る。
【0005】信号線201,202及び203は通常処
理動作時には”0”、メモリパトロール実行時には”
1”となる。この結果、信号線201が”0”ならメモ
リパトロールアドレスレジスタ22の値をホールド
し、”1”の場合、メロイパトロールアドレスレジスタ
22の値を+1する。また、信号線202が”0”なら
アドレスセレクタ24は通常アドレスレジスタ23を出
力し、”1”ならメモリパトロールアドレスレジスタ2
2を出力する。また、信号線203が”0”なら通常処
理中にメモリ25から読み出されたデータである事を示
し、”1”の場合は、メモリパトロール中に読み出され
たデータである事を示す。
理動作時には”0”、メモリパトロール実行時には”
1”となる。この結果、信号線201が”0”ならメモ
リパトロールアドレスレジスタ22の値をホールド
し、”1”の場合、メロイパトロールアドレスレジスタ
22の値を+1する。また、信号線202が”0”なら
アドレスセレクタ24は通常アドレスレジスタ23を出
力し、”1”ならメモリパトロールアドレスレジスタ2
2を出力する。また、信号線203が”0”なら通常処
理中にメモリ25から読み出されたデータである事を示
し、”1”の場合は、メモリパトロール中に読み出され
たデータである事を示す。
【0006】次に、通常処理動作中に発生した訂正可能
誤りをメモリパトロール動作により誤りを訂正し、メモ
リに書込むまでの一連の動作を説明する。
誤りをメモリパトロール動作により誤りを訂正し、メモ
リに書込むまでの一連の動作を説明する。
【0007】通常処理動作中、信号線202は”0”に
なりアドレスセレクタ24は通常アドレスレジスタ23
の出力を選択し、メモリ25をアクセスしている。メモ
リ25から読み出されたデータに誤りがあり、それを誤
り検出、訂正回路26が検出し、訂正を行う。訂正され
たデータは他ユニットへ出力されるが、信号線203
は”0”であるため、書き込み指示回路27がメモリ2
5への訂正データ書き込みを抑止する。従ってメモリ2
5内のデータには誤りがあるままである。
なりアドレスセレクタ24は通常アドレスレジスタ23
の出力を選択し、メモリ25をアクセスしている。メモ
リ25から読み出されたデータに誤りがあり、それを誤
り検出、訂正回路26が検出し、訂正を行う。訂正され
たデータは他ユニットへ出力されるが、信号線203
は”0”であるため、書き込み指示回路27がメモリ2
5への訂正データ書き込みを抑止する。従ってメモリ2
5内のデータには誤りがあるままである。
【0008】メモリパトロール実行指示回路21により
メモリパトロールが幾度が実行され、信号線201によ
りメモリパトロールアドレスレジスタ22のアドレスを
+1した値と訂正可能誤りが発生したアドレスとが一致
した値でメモリパトロールを行なった時、メモリ25よ
り訂正可能誤りが発生したデータが読み出される。誤り
検出、訂正回路26は誤りを検出し、訂正を行う。信号
線203は”1”となり、書き込み指示回路27はメモ
リ25への書き込みを指示し、メモリ25には訂正した
データがようやく書き込まれる。書き込みが終了する
と、信号線201,202,203は”0”となり、訂
正可能誤りのアドレスでのメモリパトロールが終了す
る。
メモリパトロールが幾度が実行され、信号線201によ
りメモリパトロールアドレスレジスタ22のアドレスを
+1した値と訂正可能誤りが発生したアドレスとが一致
した値でメモリパトロールを行なった時、メモリ25よ
り訂正可能誤りが発生したデータが読み出される。誤り
検出、訂正回路26は誤りを検出し、訂正を行う。信号
線203は”1”となり、書き込み指示回路27はメモ
リ25への書き込みを指示し、メモリ25には訂正した
データがようやく書き込まれる。書き込みが終了する
と、信号線201,202,203は”0”となり、訂
正可能誤りのアドレスでのメモリパトロールが終了す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパトロ
ール方式を採用した記憶装置では、通常処理動作中に訂
正可能誤りが発生するとデータの誤り訂正は行なわれる
が、訂正したデータはメモリには書き込まれず、メモリ
への書き込みはメモリパトロールを利用して行っている
ため、メモリパトロールで使用するアドレスと訂正可能
誤りが発生したデータのアドレスが一致しなければメモ
リ内のデータは訂正可能誤りが存在したままである。メ
モリパトロールは通常0番地より開始し、メモリパトロ
ール実行指示信号により前メモリパトロールアドレスを
+1したアドレスを使用するので、メモリパトロールア
ドレスと訂正可能誤りの発生したアドレスが一致するま
で時間がかかると、訂正可能誤りが訂正不可能誤りに変
化する可能性があった。従って、この不具合を解消する
には、全アドレスに対してのメモリパトロールが終了す
る周期を短くし、通常処理の性能を落とさなければなら
ないという問題点がある。
ール方式を採用した記憶装置では、通常処理動作中に訂
正可能誤りが発生するとデータの誤り訂正は行なわれる
が、訂正したデータはメモリには書き込まれず、メモリ
への書き込みはメモリパトロールを利用して行っている
ため、メモリパトロールで使用するアドレスと訂正可能
誤りが発生したデータのアドレスが一致しなければメモ
リ内のデータは訂正可能誤りが存在したままである。メ
モリパトロールは通常0番地より開始し、メモリパトロ
ール実行指示信号により前メモリパトロールアドレスを
+1したアドレスを使用するので、メモリパトロールア
ドレスと訂正可能誤りの発生したアドレスが一致するま
で時間がかかると、訂正可能誤りが訂正不可能誤りに変
化する可能性があった。従って、この不具合を解消する
には、全アドレスに対してのメモリパトロールが終了す
る周期を短くし、通常処理の性能を落とさなければなら
ないという問題点がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の記憶装置は、定
期的にメモリのデータを読み出し、データの誤りの有無
を調べ、誤りがあれば訂正し、再度メモリに書込むパト
ロール方式を採用した記憶装置において、定期的なサイ
クルでメモリパトロール実行を指示するメモリパトロー
ル実行指示回路と、メモリパトロール用にメモリパトロ
ール実行指示回路により指示されたサイクルにアドレス
を+1するメモリパトロールアドレスレジスタと、通常
処理動作で使用するアドレスを格納する通常アドレスレ
ジスタと、訂正可能エラーが発生したデータのアドレス
を複数格納する事ができる訂正可能エラーアドレスレジ
スタ群と、メモリから読み出したデータに訂正可能エラ
ーの有無を検出し、訂正可能エラーが存在すれば訂正す
る訂正可能エラー検出・訂正回路と、前記訂正可能エラ
ー検出・訂正回路でエラーを検出すると、そのときの通
常アドレスレジスタの内容を前記訂正可能エラーアドレ
スレジスタに入力する訂正可能エラーアドレス制御回路
と、メモリパトロールがメモリの全アドレスにおいて実
行される間に数回、特定周期信号を発生する特定周期発
生回路と、通常処理動作では通常アドレスレジスタのア
ドレス、メモリパトロール実行時に、前記特定周期発生
回路からの信号が”0”ならメモリパトロールアドレス
レジスタのアドレス、前記特定周期発生回路からの信号
が”1”なら前記訂正可能エラーアドレス制御回路によ
り訂正可能エラーアドレスレジスタ群から選択されたア
ドレスを選択するセレクタと、通常処理動作中に検出し
た訂正可能エラーは訂正はされるがメモリには書き込ま
れず、メモリパトロール中に検出した訂正可能エラーは
訂正されメモリにも書き込む様指示する書き込み指示回
路とを有することを特徴とする。
期的にメモリのデータを読み出し、データの誤りの有無
を調べ、誤りがあれば訂正し、再度メモリに書込むパト
ロール方式を採用した記憶装置において、定期的なサイ
クルでメモリパトロール実行を指示するメモリパトロー
ル実行指示回路と、メモリパトロール用にメモリパトロ
ール実行指示回路により指示されたサイクルにアドレス
を+1するメモリパトロールアドレスレジスタと、通常
処理動作で使用するアドレスを格納する通常アドレスレ
ジスタと、訂正可能エラーが発生したデータのアドレス
を複数格納する事ができる訂正可能エラーアドレスレジ
スタ群と、メモリから読み出したデータに訂正可能エラ
ーの有無を検出し、訂正可能エラーが存在すれば訂正す
る訂正可能エラー検出・訂正回路と、前記訂正可能エラ
ー検出・訂正回路でエラーを検出すると、そのときの通
常アドレスレジスタの内容を前記訂正可能エラーアドレ
スレジスタに入力する訂正可能エラーアドレス制御回路
と、メモリパトロールがメモリの全アドレスにおいて実
行される間に数回、特定周期信号を発生する特定周期発
生回路と、通常処理動作では通常アドレスレジスタのア
ドレス、メモリパトロール実行時に、前記特定周期発生
回路からの信号が”0”ならメモリパトロールアドレス
レジスタのアドレス、前記特定周期発生回路からの信号
が”1”なら前記訂正可能エラーアドレス制御回路によ
り訂正可能エラーアドレスレジスタ群から選択されたア
ドレスを選択するセレクタと、通常処理動作中に検出し
た訂正可能エラーは訂正はされるがメモリには書き込ま
れず、メモリパトロール中に検出した訂正可能エラーは
訂正されメモリにも書き込む様指示する書き込み指示回
路とを有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示した
構成図であり、メモリパトロール実行指示回路1,メモ
リパトロールアドレスレジスタ2,通常アドレスレジス
タ3,アドレスセレクタ4,メモリ5,誤り検出・訂正
回路6,書き込み指示回路7,訂正可能エラーアドレス
レジスタ群8,訂正可能エラーアドレス制御回路9及び
特定周期発生回路10から構成される。
構成図であり、メモリパトロール実行指示回路1,メモ
リパトロールアドレスレジスタ2,通常アドレスレジス
タ3,アドレスセレクタ4,メモリ5,誤り検出・訂正
回路6,書き込み指示回路7,訂正可能エラーアドレス
レジスタ群8,訂正可能エラーアドレス制御回路9及び
特定周期発生回路10から構成される。
【0012】メモリパトロール実行指示回路1は、定期
的なサイクルでメモリパトロール実行を指示し、信号線
101,102及び103を”0”にする。また、特定
周期発生回路10はメモリパトロールがメモリの全アド
レスにおいて実行される間に数回、特定な周期で、訂正
可能エラーアドレス制御回路9より選択されたアドレス
をメモリパトロールアドレスとして使用する事を指示す
る信号を発生する(信号線104を”1”とする)回路
である。
的なサイクルでメモリパトロール実行を指示し、信号線
101,102及び103を”0”にする。また、特定
周期発生回路10はメモリパトロールがメモリの全アド
レスにおいて実行される間に数回、特定な周期で、訂正
可能エラーアドレス制御回路9より選択されたアドレス
をメモリパトロールアドレスとして使用する事を指示す
る信号を発生する(信号線104を”1”とする)回路
である。
【0013】訂正可能エラーアドレスレジスタ群8は通
常処理動作中、訂正可能エラーが発生したデータのアド
レスを複数格納する事ができるレジスタ群であり、訂正
可能エラーが発生したアドレスをメモリパトロールに使
用すると、使用したアドレスは訂正可能エラーアドレス
レジスタ群8からクリアされる。訂正可能エラーアドレ
ス制御回路9は訂正可能エラーアドレスレジスタ群8を
制御する回路であり、訂正可能エラーアドレスを使用し
たメモリパトロールが実行終了後、再度訂正可能エラー
アドレスを使用したメモリパトロールが実行するまでに
訂正可能エラーが発生した同一のアドレスを複数回アク
セスした場合は、訂正可能エラーアドレスレジスタ群8
に既に登録されているので無効とし、同一アドレスの複
数回登録抑止を行う。
常処理動作中、訂正可能エラーが発生したデータのアド
レスを複数格納する事ができるレジスタ群であり、訂正
可能エラーが発生したアドレスをメモリパトロールに使
用すると、使用したアドレスは訂正可能エラーアドレス
レジスタ群8からクリアされる。訂正可能エラーアドレ
ス制御回路9は訂正可能エラーアドレスレジスタ群8を
制御する回路であり、訂正可能エラーアドレスを使用し
たメモリパトロールが実行終了後、再度訂正可能エラー
アドレスを使用したメモリパトロールが実行するまでに
訂正可能エラーが発生した同一のアドレスを複数回アク
セスした場合は、訂正可能エラーアドレスレジスタ群8
に既に登録されているので無効とし、同一アドレスの複
数回登録抑止を行う。
【0014】訂正可能エラーアドレス制御回路9から出
力される信号線105が”0”の時は訂正可能エラーが
発生していないことを示し、訂正可能エラーアドレスレ
ジスタ群8にアドレスが登録されていない事を示し、”
1”の時はアドレスが登録されている事を示す。信号線
106は通常アドレスレジスタ3より訂正可能エラーの
アドレスを訂正可能エラーアドレスレジスタ群8に登録
するためのアドレス線である。また、信号線107はメ
モリ5より読み出されたデータに訂正可能エラーが存在
した事を示す信号線であり、”0”の時には訂正可能エ
ラーが存在せず、”1”の時には訂正可能エラーの存在
を示す。
力される信号線105が”0”の時は訂正可能エラーが
発生していないことを示し、訂正可能エラーアドレスレ
ジスタ群8にアドレスが登録されていない事を示し、”
1”の時はアドレスが登録されている事を示す。信号線
106は通常アドレスレジスタ3より訂正可能エラーの
アドレスを訂正可能エラーアドレスレジスタ群8に登録
するためのアドレス線である。また、信号線107はメ
モリ5より読み出されたデータに訂正可能エラーが存在
した事を示す信号線であり、”0”の時には訂正可能エ
ラーが存在せず、”1”の時には訂正可能エラーの存在
を示す。
【0015】メモリパトロールアドレスレジスタ2はメ
モリパトロール実行指示回路1により指示されたサイク
ルにアドレスを+1してメロイパトロール用のアドレス
とし、信号線104と信号線105の論理積の信号が”
0”で信号線101が”1”の時、アドレスを+1し、
それ以外の状態値ではアドレスをホールドしている。
モリパトロール実行指示回路1により指示されたサイク
ルにアドレスを+1してメロイパトロール用のアドレス
とし、信号線104と信号線105の論理積の信号が”
0”で信号線101が”1”の時、アドレスを+1し、
それ以外の状態値ではアドレスをホールドしている。
【0016】アドレスセレクタ4は通常処理動作では信
号線102は”0”であって、通常アドレスレジスタ3
のアドレスを選択し、メモリパトロール実行時、信号線
102が”1”で信号線104と信号線105を論理積
した信号が”0”ならメモリパトロールアドレスレジス
タ2のアドレスお選択し、”1”なら訂正可能エラーア
ドレス制御回路9により訂正可能エラーアドレスレジス
タ群8から選択されたアドレスを選択する。信号線10
2が”1”で信号線104が”1”であっても訂正可能
エラーアドレスレジスタ群8にアドレスが登録されてい
なければ信号線105が”0”となるのでメモリパトロ
ールアドレスレジスタ2のアドレスを選択する。
号線102は”0”であって、通常アドレスレジスタ3
のアドレスを選択し、メモリパトロール実行時、信号線
102が”1”で信号線104と信号線105を論理積
した信号が”0”ならメモリパトロールアドレスレジス
タ2のアドレスお選択し、”1”なら訂正可能エラーア
ドレス制御回路9により訂正可能エラーアドレスレジス
タ群8から選択されたアドレスを選択する。信号線10
2が”1”で信号線104が”1”であっても訂正可能
エラーアドレスレジスタ群8にアドレスが登録されてい
なければ信号線105が”0”となるのでメモリパトロ
ールアドレスレジスタ2のアドレスを選択する。
【0017】さて、このような構成のパトロール方式を
採用した本記憶装置において、通常処理動作中に発生し
た訂正可能誤りをメモリパトロール動作により誤りを訂
正し、メモリに書込むまでの一連の動作を説明する。
採用した本記憶装置において、通常処理動作中に発生し
た訂正可能誤りをメモリパトロール動作により誤りを訂
正し、メモリに書込むまでの一連の動作を説明する。
【0018】通常処理動作中、信号線102、104
は”0”になるので、アドレスセレクタ4は通常アドレ
スレジスタ3からのアドレスを選択し、メモリ5をアク
セスしている。メモリから読み出されたデータに訂正可
能誤りがあり、それを誤り検出・訂正回路6が検出し、
訂正を行う。このとき信号線107は”1”となり、訂
正可能エラーアドレス制御回路9は通常アドレスレジス
タ3より信号線106に送出した訂正可能エラーアドレ
スを訂正可能エラーアドレスレジスタ群に登録する。訂
正が終了すると信号線107は”0”となり信号線10
5は”1”になる。
は”0”になるので、アドレスセレクタ4は通常アドレ
スレジスタ3からのアドレスを選択し、メモリ5をアク
セスしている。メモリから読み出されたデータに訂正可
能誤りがあり、それを誤り検出・訂正回路6が検出し、
訂正を行う。このとき信号線107は”1”となり、訂
正可能エラーアドレス制御回路9は通常アドレスレジス
タ3より信号線106に送出した訂正可能エラーアドレ
スを訂正可能エラーアドレスレジスタ群に登録する。訂
正が終了すると信号線107は”0”となり信号線10
5は”1”になる。
【0019】訂正されたデータは他ユニットへ出力され
るが、信号線103は”0”であるため、書き込み指示
回路7によりメモリへの訂正データ書き込みが抑止され
る。メモリパトロール実行指示回路1によりメモリパト
ロールが数回実行され、特定周期発生回路10からの信
号線104が”1”になり、特定周期中にメモリパトロ
ールが指示されると、信号線104と105の論理積し
た信号が”1”、信号線102が”1”となりアドレス
セレクタ4は訂正可能エラーアドレス制御回路9により
訂正可能エラーアドレスレジスタ群8から選択されたア
ドレスを選択し、訂正可能エラーの発生したデータのア
ドレスを使用してメモリパトロールを行う。この場合、
信号線104と信号線105の論理積した信号が”1”
となるためメモリパトロールアドレスレジスタ2の値は
ホールドされる。読み出されたデータは誤り検出・訂正
回路6により誤り訂正され、信号線103が”1”とな
っているので、書き込み指示回路7はメモリへの訂正デ
ータ書き込みを指示する。
るが、信号線103は”0”であるため、書き込み指示
回路7によりメモリへの訂正データ書き込みが抑止され
る。メモリパトロール実行指示回路1によりメモリパト
ロールが数回実行され、特定周期発生回路10からの信
号線104が”1”になり、特定周期中にメモリパトロ
ールが指示されると、信号線104と105の論理積し
た信号が”1”、信号線102が”1”となりアドレス
セレクタ4は訂正可能エラーアドレス制御回路9により
訂正可能エラーアドレスレジスタ群8から選択されたア
ドレスを選択し、訂正可能エラーの発生したデータのア
ドレスを使用してメモリパトロールを行う。この場合、
信号線104と信号線105の論理積した信号が”1”
となるためメモリパトロールアドレスレジスタ2の値は
ホールドされる。読み出されたデータは誤り検出・訂正
回路6により誤り訂正され、信号線103が”1”とな
っているので、書き込み指示回路7はメモリへの訂正デ
ータ書き込みを指示する。
【0020】訂正可能エラーの発生したデータのアドレ
スを使用してのメモリパトロールが終了した時点で、使
用したアドレスは訂正可能エラーアドレスレジスタ群8
からクリアされる。信号線102,103及び104は
訂正可能エラーアドレスを使用したメモリパトロールが
終了したため”0”となる。また信号線105は、他に
訂正可能エラーアドレスが登録されていなければ”0”
となる。
スを使用してのメモリパトロールが終了した時点で、使
用したアドレスは訂正可能エラーアドレスレジスタ群8
からクリアされる。信号線102,103及び104は
訂正可能エラーアドレスを使用したメモリパトロールが
終了したため”0”となる。また信号線105は、他に
訂正可能エラーアドレスが登録されていなければ”0”
となる。
【0021】信号線104が”1”の時にメモリパトロ
ールが指示され、それ以前に訂正可能エラーが発生して
ないため信号線105が”0”の場合は、アドレスセレ
クタ4はメモリパトロールアドレスレジスタ2から選択
されたアドレスを選択し、メモリパトロールを行なう。
ールが指示され、それ以前に訂正可能エラーが発生して
ないため信号線105が”0”の場合は、アドレスセレ
クタ4はメモリパトロールアドレスレジスタ2から選択
されたアドレスを選択し、メモリパトロールを行なう。
【0022】以上により、従来技術に比べ誤り訂正デー
タをメモリに書き込むことが比較的早くできるようにな
る。
タをメモリに書き込むことが比較的早くできるようにな
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は、訂正可能誤りが発生したアド
レスをメモリパトロールがメモリの全アドレスに対して
実行される間に複数回、特定の周期でメモリパトロール
のアドレスとして使用するため、通常のメモリパトロー
ルのみでメモリに訂正書き込みを行う場合よりも比較的
早く書き込みができる。この結果により、記憶装置とし
ての信頼性構造が可能となる。またメモリパトロールが
最終アドレスまで実行されるまでの時間も従来例に比
べ、あまり増えないため通常処理の性能が低下する事も
ない。
レスをメモリパトロールがメモリの全アドレスに対して
実行される間に複数回、特定の周期でメモリパトロール
のアドレスとして使用するため、通常のメモリパトロー
ルのみでメモリに訂正書き込みを行う場合よりも比較的
早く書き込みができる。この結果により、記憶装置とし
ての信頼性構造が可能となる。またメモリパトロールが
最終アドレスまで実行されるまでの時間も従来例に比
べ、あまり増えないため通常処理の性能が低下する事も
ない。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】従来例の構成図である。
1,21 メモリパトロール実行指示回路 2,22 メモリパトロールアドレスレジスタ 3,23 通常アドレスレジスタ 4,24 アドレスセレクタ 5,25 メモリ 6,26 誤り検出・訂正回路 7,27 書込み指示回路 8 訂正可能エラーアドレスレジスタ群 9 訂正可能エラーアドレス制御回路 10 特定周期発生回路。
Claims (1)
- 【請求項1】 定期的にメモリのデータを読み出し、デ
ータの誤りの有無を調べ、誤りがあれば訂正し、再度メ
モリに書込むパトロール方式を採用した記憶装置におい
て、 定期的なサイクルでメモリパトロール実行を指示するメ
モリパトロール実行指示回路と、 メモリパトロール用にメモリパトロール実行指示回路に
より指示されたサイクルにアドレスを+1するメモリパ
トロールアドレスレジスタと、 通常処理動作で使用するアドレスを格納する通常アドレ
スレジスタと、 訂正可能エラーが発生したデータのアドレスを複数格納
する事ができる訂正可能エラーアドレスレジスタ群と、 メモリから読み出したデータに訂正可能エラーの有無を
検出し、訂正可能エラーが存在すれば訂正する訂正可能
エラー検出・訂正回路と、 前記訂正可能エラー検出・訂正回路でエラーを検出する
と、そのときの通常アドレスレジスタの内容を前記訂正
可能エラーアドレスレジスタに入力する訂正可能エラー
アドレス制御回路と、メモリパトロールがメモリの全ア
ドレスにおいて実行される間に数回、特定周期信号を発
生する特定周期発生回路と、 通常処理動作では通常アドレスレジスタのアドレス、メ
モリパトロール実行時に、前記特定周期発生回路からの
信号が”0”ならメモリパトロールアドレスレジスタの
アドレス、前記特定周期発生回路からの信号が”1”な
ら前記訂正可能エラーアドレス制御回路により訂正可能
エラーアドレスレジスタ群から選択されたアドレスを選
択するセレクタと、 通常処理動作中に検出した訂正可能エラーは訂正はされ
るがメモリには書き込まれず、メモリパトロール中に検
出した訂正可能エラーは訂正されメモリにも書き込む様
指示する書き込み指示回路とを有することを特徴とする
パトロール方式を採用した記憶装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19223495A JP3271685B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | パトロール方式を採用した記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19223495A JP3271685B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | パトロール方式を採用した記憶装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0944411A true JPH0944411A (ja) | 1997-02-14 |
JP3271685B2 JP3271685B2 (ja) | 2002-04-02 |
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ID=16287890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19223495A Expired - Fee Related JP3271685B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | パトロール方式を採用した記憶装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3271685B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61290556A (ja) * | 1985-06-19 | 1986-12-20 | Fujitsu Ltd | メモリエラ−回復方式 |
JPH0667989A (ja) * | 1992-08-13 | 1994-03-11 | Kofu Nippon Denki Kk | 記憶装置のパトロール回路 |
JPH06324952A (ja) * | 1993-05-17 | 1994-11-25 | Kofu Nippon Denki Kk | メモリ装置のパトロール制御回路 |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP19223495A patent/JP3271685B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61290556A (ja) * | 1985-06-19 | 1986-12-20 | Fujitsu Ltd | メモリエラ−回復方式 |
JPH0667989A (ja) * | 1992-08-13 | 1994-03-11 | Kofu Nippon Denki Kk | 記憶装置のパトロール回路 |
JPH06324952A (ja) * | 1993-05-17 | 1994-11-25 | Kofu Nippon Denki Kk | メモリ装置のパトロール制御回路 |
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JP3271685B2 (ja) | 2002-04-02 |
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