JPH0667989A - 記憶装置のパトロール回路 - Google Patents

記憶装置のパトロール回路

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JPH0667989A
JPH0667989A JP4237812A JP23781292A JPH0667989A JP H0667989 A JPH0667989 A JP H0667989A JP 4237812 A JP4237812 A JP 4237812A JP 23781292 A JP23781292 A JP 23781292A JP H0667989 A JPH0667989 A JP H0667989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
patrol
address
memory
error
cycle
Prior art date
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Pending
Application number
JP4237812A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Tachibana
祥臣 立花
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常のメモリアクセスにおいて、訂正可能エ
ラーが検出されたとき、直ちにそのエラーアドレスに対
してパトロール動作を実行して記憶内容を回復させ、か
つパトロール動作を効率良く行う。 【構成】 パトロール制御回路1及びパトロールアドレ
スカウンタ9によりメモリ4のパトロールアドレスを順
次更新しつつメモリパトロールを行う。通常のリードア
クセス時に、メモリ4の読出しデータに訂正可能エラー
が検出されると、データ回路5による訂正後のデータと
そのアドレスとをエラーレジスタ6に格納する。続くパ
トロールサイクルでは、パトロールアドレスセレクタ7
によりパトロールアドレス71としてエラーレジスタ6
内のアドレスを用いてメモリ4にパトロールを実行す
る。このときの書込みデータは訂正後のデータ51であ
るので、直ちにそのアドレスのメモリ内容は回復する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は記憶装置のパトロール回路に関
し、特に記憶装置からのリードデータに訂正可能エラー
が検出された際のパトロール回路のアドレス制御方式に
関するものである。
【0002】
【従来技術】近年のメモリLSIの集積度の飛躍的な向
上に伴って情報を記憶するメモリセルの微細化は著しく
なっており、よってα線により記憶内容が一時的に破壊
されるソフトエラーが無視できなくなっている。このソ
フトエラーはメモリセルの固定故障ではないので、情報
を再書込みすることにより記憶内容を回復することがで
きる。
【0003】このソフトエラー対策の1つとしてメモリ
パトロール方式がある。このメモリパトロール方式は通
常のメモリアクセスに対して割込みをかけることによっ
て1アドレスずつ記憶内容を読出し、この読出しデータ
に訂正可能エラーが検出されたときに、訂正後のデータ
をそのアドレスに再書込みすることで、ソフトエラーの
蓄積を防止する方式である。この様なパトロール動作を
全てのメモリアドレスについて順次実行することによ
り、記憶装置の高信頼度化が図られているのである。
【0004】この様な従来のメモリパトロール方式で
は、通常のメモリアクセスでの訂正可能エラーの有無に
関係なく、パトロールサイクル実行毎にパトロールアド
レスを更新してパトロール動作が行われるようになって
いる。従って、例えばあるアドレスであるi番地に対す
る通常メモリアクセスにおいて訂正可能エラーが検出さ
れても、直ちにそのi番地に対してパトロール動作が実
行される保証はなく、最悪の場合はパトロールアドレス
が一巡するまでそのi番地のソフトエラーを回復させる
ことはできないことになる。
【0005】パトロール動作の目的は、ソフトエラーを
できるだ早く回復させて訂正不能エラーへ波及すること
を防止することであるが、上述の如く、従来のメモリパ
トロール方式では、通常のアクセスアドレスとパトロー
ルアドレスとがまったく無関係に動作しているので、素
早くソフトエラーを回復させることができないという欠
点がある。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明はこの様な従来技術の欠
点を除去すべくなされたものであって、その目的とする
ところは、通常のメモリアクセス時に訂正可能エラーが
検出されたとき直ちにそのエラー発生アドレスに対して
パトロールを実行し記憶内容の回復を行い得るようにし
た記憶装置のパトロール回路を提供することにある。
【0007】
【発明の構成】本発明による記憶装置のパトロール回路
は、メモリのパトロールをなすためのパトロールサイク
ルの起動及び周期を制御する手段と、パトロールアドレ
スを順次更新しつつ生成する手段と、前記メモリからの
読出しデータの訂正可能エラーを検出訂正する手段と、
前記メモリに対する通常のリードアクセス動作時におけ
る前記訂正可能エラーの検出に応答してそのときの訂正
データ及びアドレスを記憶する記憶手段と、前記訂正可
能エラーの検出に応答して前記パトロールアドレスの更
新を抑止すると共に続くパトロールサイクルにおいて、
前記記憶手段に記憶されているアドレス及び訂正データ
により前記メモリへのライトアクセスをなす手段とを含
むことを特徴とする。
【0008】本発明による他の記憶装置のパトロール回
路は、上記構成の他に更に、前記記憶手段に記憶されて
いるアドレスと前記メモリに対する通常のライトアクセ
ス動作時におけるライトアドレスとを比較する手段と、
この比較結果が一致を示したとき前記記憶手段の内容を
リセットする手段とを含むことを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0010】図1は本発明のメモリパトロール方式の一
実施例を示すブロック図、図2及び図3は本発明の実施
例のパトロール動作のタイムチャートを示す。図におい
て、パトロール制御回路1はパトロール周期を管理しパ
トロールサイクルの起動,終了を制御する回路である。
RAMアドレスセレクタ2はパトロール制御回路1から
のパトロールサイクル13により通常のメモリアクセス
時はそのアクセスアドレス100を、パトロール動作時
はパトロールアドレス71をRAMアドレス21として
メモリ(RAM)4に供給する回路である。
【0011】タイミング回路3は通常のメモリアクセス
時はタイミングスタート(図示省略)により、パトロー
ル動作時はパトロール制御回路1からのパトロールスタ
ート12によってRAMタイミング31をメモリ4に供
給する回路である。メモリ4はメモリLSIにより構成
するRAM(ランダムアクセスメモリ)アレイであり、
データ回路5は誤り訂正回路を備えメモリ4にストアデ
ータ51を供給し、またメモリ4からのリードデータ4
1に対し誤り検出・訂正を行う回路である。エラーレジ
スタ6は、データ回路5が訂正可能エラーを検出したと
き、RAMアドレス21及び訂正可能エラー52を記憶
保持する回路である。
【0012】ANDゲート8はパトロール制御回路1か
らのパトロールサイクル終了11及びエラーレジスタ6
からのエラーフラグ61により、パトロールアドレスカ
ウンタ9のカウントイネーブル81を出力する回路であ
る。パトロールアドレスカウンタ9はパトロール動作用
のアドレスカウンタである。パトロールアドレスセレク
タ7はエラーフラグ61によりパトロールアドレス71
を決定する回路であり、比較回路200は書込みサイク
ルにおいてエラーレジスタ6の示すエラーアドレス62
と書込みアドレス100とを比較し、アドレス一致20
1を出力する回路である。ORゲート300はパトロー
ル制御回路1からのパトロールサイクル終了11及び比
較回路200からのアドレス一致201により、エラー
レジスタ6のリセット301を出力する回路である。
【0013】図2のタイムチャートは、1回目と2回目
のパトロールサイクルの間のi番地への通常のリードサ
イクルで訂正可能エラーがあり、その後2回目のパトロ
ールサイクルまでにi番地への書込みサイクルが実行さ
れなかったケースを示している。
【0014】1回目のパトロールサイクルでは、エラー
フラグ61がリセット状態であるためパトロールアドレ
ス71はカウンタアドレス91が示すA番地であり、こ
れがRAMアドレス21となってパトロール動作が行わ
れる。パトロールサイクル終了11が出力されると、カ
ウンタイネーブル81が有効となりカウンタアドレス9
1がA+1番地に更新される次に、i番地への通常のリ
ードサイクルで訂正可能エラー52が検出されると、エ
ラーフラグ61がセットされるとともに訂正可能エラー
が存在するRAMアドレス21(i番地)がエラーアド
レス62としてエラーレジスタ6に記憶される。この結
果、カウントイネーブル81はエラーフラグ61がリセ
ットされるまで無効状態となり、またパトロールアドレ
ス71はカウンタアドレス91が示すA+1番地からエ
ラーアドレス62が示すi番地に変化する。以後2回目
のパトロールサイクルまでi番地への書込みサイクルが
ないのでエラーレジスタ6はこの状態を保持する。
【0015】従って、2回目のパトロールサイクルでは
i番地に対してパトロールが実行され、訂正後の正しい
データ51がメモリ4内のエラー発生アドレスへ書込ま
れる。よってi番地がソフトエラーである場合には、こ
の時点で記憶内容が回復する。2回目のパトロールサイ
クル終了11が出力されると、エラーフラグ61及びエ
ラーアドレス62がリセットされるが、カウントイネー
ブル81は出力されないので、カウンタアドレス91は
A+1番地のままである。3回目のパトロールサイクル
までに訂正可能エラーが検出されないと、次のパトロー
ルサイクルはA+1番地に実行され、1回目のパトロー
ルアドレスA番地に対し継続性を保っている。
【0016】図3のタイムチャートを参照すると、図3
のタイムチャートと図2のタイムチャートの相違点は、
訂正可能エラーを検出してから2回目のパトロールサイ
クルまでにi番地に対して通常のライトサイクルが実行
されていることである。
【0017】図2の例と同様にi番地への通常のリード
サイクルで訂正可能エラーが検出されると、エラーフラ
グ61がセットされるとともにRAMアドレスがエラー
アドレス62としてエラーレジスタ6に保持される。そ
の後のi番地へのライトサイクルが実行されると、比較
回路200からアドレス一致201が出力され、ORゲ
ート300を通してリセット301によってエラーフラ
グ61及びエラーアドレス62がリセットされる。これ
によりパトロールアドレス71はカウンタアドレス91
が示すA+1番地に変化し、2回目のパトロールサイク
ルはA+1番地に実行される。またエラーフラグ61が
リセット状態であるためパトロールサイクル終了11の
出力によってカウンタアドレス91はA+2番地に更新
される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、i
番地への通常メモリアクセスにおいて訂正可能エラーを
検出したとき、訂正可能エラーフラグをセットすると共
にエラーアドレスi番地を保持し、訂正可能エラーフラ
グによって次のパトロールサイクルのパトロールアドレ
スをi番地に切替えて実行することで、i番地の記憶内
容を素早く回復させるという効果がある。
【0019】また、訂正可能エラーを検出してから次の
パトロールサイクルまでにi番地に対して通常のライト
サイクルが実行された場合、エラーフラグをリセットす
ることにより、次のパトロールサイクルをパトロールア
ドレスカウンタが示しているアドレスに対して実行する
ので、効率良くパトロール動作を行うという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステムブロック図である。
【図2】本発明の実施例の動作の一例を示すタイムチャ
ートである。
【図3】本発明の実施例の動作の他の例を示すタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
1 パトロール制御回路 2 RAMアドレスセレクタ 3 タイミング回路 4 メモリ(RAM) 5 データ回路 6 エラーレジスタ 7 パトロールアドレスセレクタ 8 ANDゲート 9 パトロールアドレスカウンタ 200 比較回路 300 ORゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリのパトロールをなすためのパトロ
    ールサイクルの起動及び周期を制御する手段と、パトロ
    ールアドレスを順次更新しつつ生成する手段と、前記メ
    モリからの読出しデータの訂正可能エラーを検出訂正す
    る手段と、前記メモリに対する通常のリードアクセス動
    作時における前記訂正可能エラーの検出に応答してその
    ときの訂正データ及びアドレスを記憶する記憶手段と、
    前記訂正可能エラーの検出に応答して前記パトロールア
    ドレスの更新を抑止すると共に続くパトロールサイクル
    において、前記記憶手段に記憶されているアドレス及び
    訂正データにより前記メモリへのライトアクセスをなす
    手段とを含むことを特徴とする記憶装置のパトロール回
    路。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶されているアドレス
    と前記メモリに対する通常のライトアクセス動作時にお
    けるライトアドレスとを比較する手段と、この比較結果
    が一致を示したとき前記記憶手段の内容をリセットする
    手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の記憶装置
    のパトロール回路。
JP4237812A 1992-08-13 1992-08-13 記憶装置のパトロール回路 Pending JPH0667989A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0944411A (ja) * 1995-07-27 1997-02-14 Kofu Nippon Denki Kk パトロール方式を採用した記憶装置
CN112256463A (zh) * 2020-09-30 2021-01-22 北京控制工程研究所 保证Cache与片外存储器内容一致性的单粒子软错误处理方法
CN114566203A (zh) * 2022-02-21 2022-05-31 华中科技大学 一种Flash的快速检测装置及方法

Cited By (4)

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CN112256463B (zh) * 2020-09-30 2023-07-14 北京控制工程研究所 保证Cache与片外存储器内容一致性的单粒子软错误处理方法
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