JPH0944324A - プリンタシステム - Google Patents

プリンタシステム

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JPH0944324A
JPH0944324A JP7189235A JP18923595A JPH0944324A JP H0944324 A JPH0944324 A JP H0944324A JP 7189235 A JP7189235 A JP 7189235A JP 18923595 A JP18923595 A JP 18923595A JP H0944324 A JPH0944324 A JP H0944324A
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効果的な消費電力の削減が可能なプリンタシ
ステムを提供する。 【解決手段】 スプールファイル2001にプリントデ
ータが入力されると、印刷モニタ1203は印刷ドライ
バ1204を介してプリンタ1000に通常モードでの
動作を指示する電源コマンドを送信し、その後プリント
データを送信する。プリンタ1000ではこれを受信し
て動作モードを通常モードに設定し、プリント動作を実
行する。ホスト1100ではスプールファイル2001
のプリントデータの残存を調べ、残存データがなくなれ
ば、印刷モニタ1203は印刷ドライバ1204を介し
てプリンタ1000に省エネルギモードでの動作を指示
する電源コマンドを送信する。これに応じて、プリンタ
1000は動作モードを省エネルギモードに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタシステムに
関し、特に、例えば、ホストコンピュータとプリンタ等
で構成されるプリンタシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のホストコンピュータ(以下、ホス
トという)とプリンタ等で構成されるプリンタシステム
における、ホスト側からのプリンタの電源制御は、省エ
ネルギモードと通常モードという2つの動作モードの
内、いづれか1つを利用者が選択指定し、その選択され
たモードに従って実行されていた。この場合、省エネル
ギモードが選択されると、プリンタを一定時間使用して
いなければ電力消費量を削減するための処置が行われて
いた。また、通常モードが選択されていても、プリンタ
に対するプリントデータ入力が一定時間発生しないと、
省エネルギモードへ自動的に切り替わっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、電源制御に関して2つのモード選択(即ち、省
エネルギモードを利用するか否か)しかないので、例え
ば、省エネルギモードでシステムの動作が不都合がない
場合にも、通常モードでシステムが動作し、実際に使用
しないプリンタに電力が供給されてしまい電力消費の節
約という点からは問題があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
であり、より効果的に電力消費量を削減することができ
るプリンタシステムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のプリンタシステムは、以下のような構成から
なる。即ち、プリントデータを生成するホストと、電力
消費の多い第1の動作モードと電力消費の少ない第2の
動作モードとをもつプリンタとを有するプリンタシステ
ムであって、前記ホストは、前記プリンタの動作モード
を前記第1或いは第2モードに設定するよう指示する指
示手段と、前記プリントデータの有無を判別する判別手
段と、前記判別手段による判別結果に従って、前記プリ
ンタの動作モードを前記第1或いは第2モードに設定す
るよう前記指示手段を制御する指示制御手段とを有し、
前記プリンタは、前記指示手段による指示に従って前記
動作モードを設定する設定手段と有することを特徴とす
るプリンタシステムを備える。
【0006】
【発明の実施の形態】以上の構成により本発明は、プリ
ントデータを生成するホストと、電力消費の多い第1の
動作モードと電力消費の少ない第2の動作モードとをも
つプリンタとを有するプリンタシステムにおいて、ホス
ト側ではホストが生成するプリントデータの有無を判別
し、その判別結果に従って、プリンタの動作モードを第
1或いは第2モードに設定するように、プリンタに指示
を与える指示手段を制御すると、プリンタ側では指示手
段による指示に従って動作モードを設定する。
【0007】ここで、ホストにはプリントデータを一時
的に格納する記憶手段が設けられ、その記憶手段へのプ
リントデータの入力をプリントデータが存在すると認め
る契機とし、その記憶手段にプリントデータが残存しな
くなったときをプリントデータが存在しないと認める契
機としている。また、ホストは、プリントデータが存在
すると認めたときにプリンタの動作モードを第1モード
に設定するように、そして、プリントデータが存在しな
いと認めたときにプリンタの動作モードを第2モードに
設定するよう制御する。
【0008】一方、プリンタには、プリントデータや動
作モード設定の指示を受信する受信手段と、受信プリン
トデータに基づいて画像を形成し、その画像をプリント
出力する画像形成手段と、その画像形成手段への電源供
給を制御する電源供給制御手段とが設けられる。そし
て、第1或いは第2の動作モードに従って、電源供給制
御手段は画像形成手段への電源供給を制御する。
【0009】以下添付図面を参照して本発明の好適な実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の代表的な実
施の形態であるプリンタシステム構成を示すブロック図
である。このプリンタシステムはホストコンピュータ
(以下、ホストという)1100とプリンタ1000と
で構成され、これらが接続ケーブル5000によって互
いに接続されている。この実施形態ではプリンタは電子
写真方式に従って画像形成を行ないプリント出力するレ
ーザビームプリンタ(LBP)としているが、本発明は
これによって限定されるものではなく、例えば、インク
ジェット方式、熱転写方式などの記録方式に従ってプリ
ント出力を行なうプリンタでも良いことは言うまでもな
い。
【0010】まず、図形、イメージ、文字、表(表計算
等を含む)等が混在した文書処理が可能なホスト110
0の構成について説明する。図1において、1107は
CRT、1108はCRTを制御するCRT制御部(C
RTC)、1109は装置各部の総括的な制御、文書処
理、プリンタ制御などを実行するCPU、1110はC
PU1109が種々の制御や処理を実行するためのワー
クエリアや電源処理コマンド格納部(後述)1206等
として用いるRAM、1111は制御プログラム、文書
処理を実行するアプリケーションプログラム1201、
アプリケーションインタフェース(I/F)プログラム
1202、印刷モニタプログラム1203、印刷ドライ
バプログラム1204、CRTコントロールプログラム
1205などを格納するROM、1112はキーボード
やポインティングデバイスを有する入力部、1113は
接続ケーブル5000を介してプリンタ1000との通
信制御処理を実行するプリンタインタフェース(I/
F)、2000は磁気ディスク、光磁気ディスク、フロ
ッピィディスクなどで構成される大容量の情報保存が可
能な外部記憶装置、1114は装置構成要素を互いに接
続するシステムバスである。外部記憶装置2000には
情報を一時的に格納するスプールファイル2001が設
けられている。
【0011】なお、CPU1109はROM1111に
格納された各種のプログラムを読みだしてRAM111
0のワークエリアに展開して実行する。従って、各種の
プログラムによる機能は、CPU1109によるプログ
ラム読みだし、展開、及び、その実行によって実現され
る。さらに、図示はしていないが、ROM1111に
は、キーボード、ポンティングデバイスなどのI/Oデ
バイスを制御する制御プログラムが格納されている。
【0012】次に、プリンタ1000の構成について説
明する。図1において、4101はプリンタ各部を制御
する制御プログラム、プリンタモニタプログラム420
1、プリンタコマンド処理プログラム4202、電源コ
ントロールプログラム4203などを格納するROM、
4102は前述のプログラムの実行のためのワークエリ
アとして用いられるRAM、4103は装置利用者がプ
リンタ操作のための各種指示の入力やプリンタの状態を
表示するための操作パネルである。操作パネル4103
には各種指示スイッチなどを有した入力部4105、メ
ッセージ表示を行なうLCD4106、装置動作状態を
示すLED4107を備えている。RAM4102は増
設ポート(不図示)に接続されるオプションRAMによ
りメモリ容量の拡張が可能であり、RAM4102に
は、プリントデータを展開するための出力情報展開領
域、環境データ格納領域が設定され、RAM4102の
一部はNVRAMとして機能するようになっている。R
OM4101には、ホスト1100で利用されるプリン
タに固有の情報等も格納される。
【0013】また、4104はROM4101に記憶さ
れた制御プログラム等に基づいて装置各部の総括的な制
御を行なうCPU、4108は接続ケーブル5000を
介してホスト1100との間で情報の送受信などの通信
制御を行なうホストインタフェース(I/F)、410
9はプリント機構インタフェース(I/F)、4110
は電源装置制御部、4111は電源制御インタフェース
(I/F)、4112は装置各部に電源を供給する電源
装置、4113はプリント機構(I/F)4109を介
して出力される画像信号に基づいてプリント出力を行な
うプリント機構(プリンタエンジン)、4114は装置
構成要素を互いに接続するシステムバスである。
【0014】ここで、CPU4104はホストインタフ
ェース(I/F)4108を介してホスト1100との
通信が可能であり、プリンタ内の情報等をホスト110
0に通知したり、ホスト(I/F)4108を介して通
知されるホスト1100からの電源コマンド(詳細は後
述)に従って電源装置制御部4110を介してプリント
機構4113への電源供給を制御する。
【0015】また、プリンタ1000は従来技術で説明
したような2つの動作モード、即ち、通常モードと省エ
ネルギーモードを有し、これらのモードは、ホスト11
00が発行する後述する電源コマンドに従って切り替わ
る。図2はプリンタ(LBP)1000の構成を示す側
断面図である。LBP1000は、接続ケーブル500
0を介して接続されているホスト1100から供給され
るプリント情報(文字コード等)やフォーム情報あるい
はマクロ命令等を入力して記憶すると共に、それらの情
報に従って対応する文字パターンやフォームパターン等
を作成し、記録媒体である記録紙に像を形成して出力す
る。
【0016】図2において、4103は操作のためのス
イッチ、LED、LCD等が配されている操作パネル、
1001はLBP1000全体の制御やホストから供給
される文字情報等を解析を行なうプリンタ制御ユニット
である。プリンタ制御ユニット(プリンタコントロー
ラ)1001は、主に文字情報を対応する文字パターン
のビデオ信号に変換してレーザドライバ1002に出力
する。図1との対応関係で言うと、プリンタコントロー
ラ1001には、図1に示すプリンタ1000の操作パ
ネル4103、電源装置4112、プリント機構(プリ
ンタエンジン)4113、ホストI/F4108を除く
全ての構成要素が含まれている。
【0017】従って以下に述べる図2の各構成要素にお
いて、プリンタコントローラ1001、操作パネル41
03、ホストI/F4108以外は全てプリント機構
(プリンタエンジン)4113の構成要素となる。レー
ザドライバ1002は半導体レーザ1003を駆動する
ための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導
体レーザ1003から照射されるレーザ光1004のオ
ン/オフを制御する。レーザ光1004は回転多面鏡1
005でその照射方向が曲げられて静電ドラム1006
上を走査露光する。これにより、静電ドラム1006上
には文字パターンの静電潜像が形成される。この潜像
は、静電ドラム1006周囲に配設された現像ユニット
1007により現像された後、記録紙に転写される。転
写された記録紙は搬送ローラ1012〜1013によっ
て定着器1014に搬送され、定着器1014で転写さ
れた画像を定着する。その後、記録紙は排出ローラ10
15〜1016によって排出トレイ1017に排出され
る。本実施例では記録紙としてカットシートが用いられ
ている。カットシート記録紙はLBP1000に装着し
た用紙カセット1008に収納され、給紙ローラ100
9および搬送ローラ1010〜1011とにより、装置
内に取り込まれて、静電ドラム1006に供給される。
【0018】LBP1000には、接続ケーブル500
0を介してホストとのデータの送受信を行うホストI/
F4108が備えられている。また、LBP1000に
は、カードスロット(不図示)を少なくとも1個以上備
え、内臓フォントに加えてオプションフォントカード、
使用言語の異なる制御カード(エミュレーションカー
ド)をそのカードスロットに挿入して使用できるように
構成されている。
【0019】図3は図1で説明したプリンタシステムの
ソフトウェア構成を示すブロック図である。図3におい
て、既に図1〜図2において説明した構成要素には同じ
参照番号を付している。そして、図3では特に、ホスト
1100のROM1111やRAM1110に格納或い
は設定されたプログラムや領域、プリンタ1000のR
OM4101に格納されたプログラムの相互関係につい
て、これらのプログラムが実行されたときの動作から説
明する。
【0020】まず、ホスト1100側における動作につ
いて述べる。アプリケーションプログラム1201の実
行によって文書処理がなされると、アプリケーションI
/Fプログラム1202は、その文書処理によって発生
したプリントデータをアプリケーションプログラム12
01から受取り、これを印刷コマンドに変換して印刷モ
ニタプログラム1203に受け渡す。印刷モニタプログ
ラム1203では受け取った印刷コマンドをスプールフ
ァイル2001に出力する。その後、印刷モニタプログ
ラム1203は、スプールファイル2001に出力した
所定単位の印刷コマンド群をアプリケーションプログラ
ム1201が発行した命令に基づいて読みだし、これを
印刷ドライバプログラム1204に渡す。
【0021】印刷ドライバプログラム1204は、印刷
モニタプログラム1203から渡された印刷コマンドを
プリンタI/F1113に出力する。また、印刷ドライ
バプログラム1204は、プリンタI/F1113を介
してプリンタ1000からの情報を取得する。プリンタ
I/F1113は、印刷ドライバプログラム1204か
ら出力された印刷コマンドを接続ケーブル5000を介
して、プリンタコマンド処理部4202に転送する。
【0022】さて、CRTコントロールプログラム12
05は、プリンタI/F1113からのプリンタ電源コ
マンドを取得して、そのコマンドに基づく情報をCRT
1107に表示するよう制御する。電源処理コマンド格
納部1206は後述するフォーマットをもつ電源コマン
ドを格納する。このコマンドはアプリケーション120
1の実行により生成されるコマンドである。
【0023】次に、プリンタ1000の動作について述
べる。プリンタモニタ4201は、接続ケーブル500
0を介してプリンタI/F1113との間のデータ送受
信の制御を行なうとともに、プリンタの総括的な制御と
後述する各プログラムにホスト1100からの情報を転
送して、それらの実行制御を行なう。
【0024】プリンタコマンド処理プログラム4202
は、プリンタI/F1113から転送された印刷コマン
ドを処理してプリント機構I/F4109に出力する。
プリント機構I/F4109は、プリンタコマンド処理
部4202からの出力結果をプリント機構4113に出
力する。これによって、プリント機構(プリンタエンジ
ン)4113はプリント機構I/F4109からの出力
に基づいて画像形成と印刷出力を実行する。
【0025】電源コントロールプログラム4203は、
ホスト1100から転送された電源コマンドを解析し、
その解析結果に基づいて、電源装置制御部4110を制
御する。その結果、電源制御I/F4111を介して、
電源装置制御部4110は電源コマンドに従って電源装
置4112からプリント機構への電源供給を制御するこ
とになる。例えば、省エネルギモードで動作するときに
は、プリント機構(プリンタエンジン)4113の消費
電力の大きい可動部(レーザドライバ、搬送ローラ、給
紙ローラ、静電ドラム、定着器等)への電力供給は全て
停止される。
【0026】図4は電源コマンドのフォーマットを示す
図である。ここで、図4(a)は省エネルギモードで動
作するようプリンタに指示するコマンド“DPROT”
に関するコマンドフォーマットを、図4(b)は通常モ
ードで動作するようプリンタに指示するコマンド“UP
ROT”に関するコマンドフォーマットを示している。
【0027】図4に示されるように、どちらのコマンド
も同じコマンド構成をもつ、即ち、3つの共通オペラン
ドより構成されている。これら3つのオペランドは各
々、16ビットの長さをもち、第1オペランド(DPR
OT1、UPROT1)にはプリンタ制御コマンドであ
ることを示す識別子(ID)がセットされ、第2オペラ
ンド(DPROT2、UPROT2)にはその制御が電
源関連であることを示すプリンタコマンド種別の識別子
がセットされ、第3オペランド(DPROT3、UPR
OT3)には更に詳細な命令であることを示す識別子
(ここではプリンタ電源命令)がセットされる。
【0028】次に、ホストからプリンタの電源を制御す
る処理の内、プリンタ側の処理について、図5に示すフ
ローチャートを参照して説明する。これによって、ホス
トから随時プリンタの電源装置を制御することが可能に
なる。図5に示す処理はプリンタモニタ4201、プリ
ンタコマンド処理プログラム4202、電源コントロー
ルプログラム4203が協働して実行される。
【0029】まず、ステップS1ではホスト1100か
らのコマンドを受信し、さらに、ステップS2ではその
受信コマンドが図5に示した電源コマンドであるか否か
を調べる。ここで、そのコマンドが電源コマンド以外の
コマンドであれば処理はステップS3に進み、そのコマ
ンドに応じた処理を実行する。これに対して、受信コマ
ンドが電源コマンドであれば、処理はステップS4に進
み、その電源コマンドを電源コントロールプログラムに
転送する。以上の処理で、ステップS1はプリンタモニ
タ4201によって、ステップS2とステップS4とは
プリンタコマンド処理プログラム4202で実行され
る。
【0030】さて、ステップS5では、受信電源コマン
ドが、“通常モードコマンド”であるか、或いは、“省
エネルギモードコマンド”であるかを判別する。ここ
で、その電源コマンドが“通常モードコマンド”であれ
ば処理はステップS7に進み、“省エネルギモードコマ
ンド”であれば処理はステップS11に進む。ステップ
S7では、プリンタ1000が現在“通常モード”で動
作しているかどうかを調べ、その動作モードが“通常モ
ード”であれば、その後処理は何もせずに終了するが、
その動作モードが“通常モード”でなければ、処理はス
テップS8に進み、電源制御I/F4111を介して電
源装置4112が“通常モード”で動作するよう制御す
る。
【0031】一方、ステップS11では、プリンタ10
00が現在“省エネルギモード”で動作しているかどう
かを調べ、その動作モードが“省エネルギモード”であ
れば、その後処理は何もせずに終了するが、その動作モ
ードが“省エネルギーモード”でなければ、処理はステ
ップS12に進み、電源制御I/F4111を介して電
源装置4112が“省エネルギモード”で動作するよう
制御する。
【0032】以上の処理によって、ホストは適宜プリン
タの動作モードを切り換えることができる。次に、ホス
トからプリンタの電源を制御する処理の内、ホスト側の
処理について、図6に示すフローチャートを参照して説
明する。これによって、ホストは印刷するプリントデー
タの送信を契機としてプリンタの電源装置を制御するこ
とが可能になる。図6に示す処理は印刷モニタプログラ
ム1203、印刷ドライバプログラム1204が協働し
て実行される。
【0033】まず、ステップS13では印刷モニタプロ
グラム1203からスプールファイル2001へプリン
トデータが入力される。次に、ステップS14では、印
刷ドライバプログラム1204はプリンタ1000のそ
の時点での動作モードをプリンタ1000より取得し、
そのモードが“通常モード”であるかどうか調べる。こ
こで、そのモードが“通常モード”であれば、処理はス
テップS16に進むが、“通常モード”でなければ処理
はステップS15に進み、印刷モニタープログラム12
03は印刷ドライバプログラム1204を介して電源コ
マンド“UPROT”をプリンタ1000に送信する。
【0034】最後に、ステップS16ではプリントデー
タをスプールファイル2001から読みだしてプリンタ
1000に転送する。以上の処理によって、プリントデ
ータのスプールファイル2001への出力を印刷するプ
リントデータのプリンタへの送信の契機として、プリン
タは省エネルギーモードの動作から通常モードの動作に
切り換わる。
【0035】さらに別のホスト側の処理について、図7
に示すフローチャートを参照して説明する。これによっ
て、スプールファイル2001内のプリントデータの有
無を判別し、その判別結果に従って、プリンタの電源装
置を制御することが可能になる。図7に示す処理も印刷
モニタプログラム1203、印刷ドライバプログラム1
204が協働して実行される。
【0036】まず、ステップS17では印刷モニタプロ
グラム1203はスプールファイル2001からプリン
トデータを読み出して印刷ドライバプログラム1204
を介してプリンタ1000にこれを送信するとともに、
さらに、ステップS18ではスプールファイル2001
にプリントデータが残存しているかどうかを調べ、デー
タが残存していれば処理はステップS17に戻り、デー
タがスプールファイル2001に残存していないことが
判別されれば処理はステップS19に進む。印刷ドライ
バプログラム1204はプリンタ1000のその時点で
の動作モードをプリンタ1000より取得し、そのモー
ドが“通常モード”であるかどうか調べる。ここで、そ
のモードが“通常モード”でなければ、処理を終了する
が、“通常モード”であれば処理はステップS20に進
み、印刷モニタプログラム1203は印刷ドライバプロ
グラム1204を介して電源コマンド“DPROT”を
プリンタ1000に送信する。
【0037】以上の処理によって、スプールファイル2
000に送信すべきプリントデータがなくなった時点
で、プリンタ1000の動作モードを調べ、その動作モ
ードが“通常モード”であれば、プリンタ1000の動
作モードを“省エネルギモードに切り換える。以上説明
した制御によれば、図6〜図7の処理を連続的に実行す
ることにより、プリンタ1000の動作モードに係わら
ず、送信すべきプリントデータがホスト側に存在すると
きのみにプリンタの動作モードを“通常モード”に設定
することができ、そのプリントデータがホスト側になく
なればプリンタの動作モードを“省エネルギモード”に
切り換えるよう制御することができる。
【0038】一方、プリンタ側ではホスト側より送られ
てくる電源コマンドによってその動作モードが随時切り
替わるので、ホストとプリンタとがシステムとして協働
することにより、実際のプリント動作が発生する以外の
ときにはプリンタの消費電力を削減することができる。
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適
用しても良いし、1つの機器から成る装置に適用しても
良い。また、本発明はシステム或は装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも適用できるこ
とはいうまでもない。この場合、本発明に係わるプログ
ラムを格納した記憶媒体が、本発明を構成することにな
る。そして、該記憶媒体から、そのプログラムをシステ
ム或は装置に読み出すことによって、そのシステム或は
装置が、予め定められた仕方で動作する。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、ホストからプリンタの電力消費をその動作モード設
定によって制御でき、例えば、プリントデータが残存し
ないことを判別したことを契機とし、自動的にプリンタ
を電力消費の少ないモードに、また、プリントデータの
存在を判別したことを契機とし、自動的にプリンタを電
力消費の大きいモードすることができるという効果があ
る。これによって、プリント動作を考慮した電源制御に
よってより効果的に消費電力を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施の形態であるプリンタシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図2】プリンタ(LBP)1000の構成を示す側断
面図である。
【図3】図1で説明したプリンタシステムのソフトウェ
ア構成を示すブロック図である。
【図4】電源コマンドのフォーマットを示す図である。
【図5】電源制御に係わるプリンタ側の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】電源制御に係わるホスト側の処理を示すフロー
チャートである。
【図7】電源制御に係わるホスト側の処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1000 プリンタ 1100 ホスト 1107 CRT 1108 CRTC 1109、4104 CPU 1110、4102 RAM 1111、4101 ROM 1112、4105 入力部 1113 プリンタインタフェース(I/F) 1114、4114 システムバス 1201 アプリケーションプログラム 1202 アプリケーションI/Fプログラム 1203 印刷モニタプログラム 1204 印刷ドライバプログラム 1205 CRTコントロールプログラム 2000 外部記憶装置 2001 スプールファイル 4103 操作パネル 4106 LCD 4107 LED 4108 ホストインタフェース(I/F) 4109 プリント機構インタフェース(I/F) 4110 電源装置制御部 4111 電源制御インタフェース(I/F) 4112 電源装置 4113 プリント機構 4201 プリンタモニタプログラム 4202 プリンタコマンド処理プログラム 4203 電源コントロールプログラム 5000 接続ケーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントデータを生成するホストと、電
    力消費の多い第1の動作モードと電力消費の少ない第2
    の動作モードとをもつプリンタとを有するプリンタシス
    テムであって、 前記ホストは、 前記プリンタの動作モードを前記第1或いは第2モード
    に設定するよう指示する指示手段と、 前記プリントデータの有無を判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果に従って、前記プリンタの
    動作モードを前記第1或いは第2モードに設定するよう
    前記指示手段を制御する指示制御手段とを有し、 前記プリンタは、前記指示手段による指示に従って前記
    動作モードを設定する設定手段と有することを特徴とす
    るプリンタシステム。
  2. 【請求項2】 前記ホストは前記プリントデータを一時
    的に格納する記憶手段をさらに有し、 前記判別手段は、前記記憶手段への前記プリントデータ
    の入力を前記プリントデータが存在すると認める契機と
    し、前記記憶手段に前記プリントデータが残存しなくな
    ったときを前記プリントデータが存在しないと認める契
    機とすることを特徴とする請求項1に記載のプリンタシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記指示制御手段は、前記判別手段によ
    って前記プリントデータが存在すると認めたときに、前
    記プリンタの動作モードを前記第1モードに設定するよ
    う前記指示手段を制御し、前記判別手段によって前記プ
    リントデータが存在しないと認めたときに、前記プリン
    タの動作モードを前記第2モードに設定するよう前記指
    示手段を制御することを特徴とする請求項2に記載のプ
    リンタシステム。
  4. 【請求項4】 前記プリンタは、 前記プリントデータや前記指示手段による指示を受信す
    る受信手段と、 前記プリントデータに基づいて画像を形成し、前記画像
    をプリント出力する画像形成手段と、 前記画像形成手段への電源供給を制御する電源供給制御
    手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の
    プリンタシステム。
  5. 【請求項5】 前記第1或いは第2の動作モードに従っ
    て、前記電源供給制御手段は前記画像形成手段への電源
    供給を制御することを特徴とする請求項4に記載のプリ
    ンタシステム。
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