JPH0942751A - 空気調和機用リモートコントローラ及びその付加エレメント - Google Patents
空気調和機用リモートコントローラ及びその付加エレメントInfo
- Publication number
- JPH0942751A JPH0942751A JP7197254A JP19725495A JPH0942751A JP H0942751 A JPH0942751 A JP H0942751A JP 7197254 A JP7197254 A JP 7197254A JP 19725495 A JP19725495 A JP 19725495A JP H0942751 A JPH0942751 A JP H0942751A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- remote controller
- indoor unit
- main body
- button
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】後に付加される室内ユニットにも対応して空気
調和機を総合的に操作可能とする空気調和機用リモート
コントローラとその付加エレメントを提供する。 【構成】室外機と室内機とから構成される空気調和機を
制御する空気調和機用リモートコントローラ10は、複
数の操作ボタン111〜120を配列したリモートコン
トローラ本体11と、その内部には制御部であるマイコ
ンIC14と、空気調和機を制御するための制御信号を
ワイヤレスで室内機20へ伝送する発光素子16などを
備え、さらに、前記リモートコントローラ本体11の前
面の一部を覆う扉部130、130’が着脱可能に設け
られている。扉部130’には、付加された室内ユニッ
トである空気清浄ユニット30や加湿・換気ユニット4
0の操作を行うためのボタン134、135などが、設
けられ、これら扉部130、130’は容易に着脱して
交換可能となっている。
調和機を総合的に操作可能とする空気調和機用リモート
コントローラとその付加エレメントを提供する。 【構成】室外機と室内機とから構成される空気調和機を
制御する空気調和機用リモートコントローラ10は、複
数の操作ボタン111〜120を配列したリモートコン
トローラ本体11と、その内部には制御部であるマイコ
ンIC14と、空気調和機を制御するための制御信号を
ワイヤレスで室内機20へ伝送する発光素子16などを
備え、さらに、前記リモートコントローラ本体11の前
面の一部を覆う扉部130、130’が着脱可能に設け
られている。扉部130’には、付加された室内ユニッ
トである空気清浄ユニット30や加湿・換気ユニット4
0の操作を行うためのボタン134、135などが、設
けられ、これら扉部130、130’は容易に着脱して
交換可能となっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機を制御・操
作するためのリモートコントローラに関し、特に、室内
機に対して付加的に追加された室内ユニットをも含めて
操作を可能とする空気調和機用リモートコントローラと
その付加エレメントに関する。
作するためのリモートコントローラに関し、特に、室内
機に対して付加的に追加された室内ユニットをも含めて
操作を可能とする空気調和機用リモートコントローラと
その付加エレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機、特に、家庭用の空気調和機
では、一般に、室外に配置される室外機と、室内に配置
される室内機とから構成されており、通常、1台の室外
機に対しては1台の室内機が接続される構成が一般的で
ある。また、これに対し、1台の室外機に対して、後に
追加した室内機をも当該室外機に接続可能にした多室分
離型空気調和機も、例えば、特開昭61−228273
号公報などにより、既に知られている。
では、一般に、室外に配置される室外機と、室内に配置
される室内機とから構成されており、通常、1台の室外
機に対しては1台の室内機が接続される構成が一般的で
ある。また、これに対し、1台の室外機に対して、後に
追加した室内機をも当該室外機に接続可能にした多室分
離型空気調和機も、例えば、特開昭61−228273
号公報などにより、既に知られている。
【0003】すなわち、この従来技術に開示される多室
分離型空気調和機では、後に必要に応じて他の室内機を
追加する場合、この新たに追加された室内機に対応して
新たな室外機を設置し、あるいは、一旦設置した室外機
を、設置される複数の室内機に対応する構造や容量を備
えた室外機に置き換えることが望ましい。しかしなが
ら、需用者によっては、既に設置した室外機をそのまま
利用することを要求する場合も多い。このことから、そ
の内部に切り換え可能な電磁弁やキャピラリーを内蔵し
た切換弁ユニットと呼ばれるものを用いることにより、
1台の室外機に対して複数の室内機を選択的に接続する
ことを可能とするものである。すなわち、上記切換弁ユ
ニットにより、一旦設置した室外機を新たに取り替える
ことなく、他の室内機をも付加的に接続し、これによっ
て、複数の部屋の空調を可能とするものである。
分離型空気調和機では、後に必要に応じて他の室内機を
追加する場合、この新たに追加された室内機に対応して
新たな室外機を設置し、あるいは、一旦設置した室外機
を、設置される複数の室内機に対応する構造や容量を備
えた室外機に置き換えることが望ましい。しかしなが
ら、需用者によっては、既に設置した室外機をそのまま
利用することを要求する場合も多い。このことから、そ
の内部に切り換え可能な電磁弁やキャピラリーを内蔵し
た切換弁ユニットと呼ばれるものを用いることにより、
1台の室外機に対して複数の室内機を選択的に接続する
ことを可能とするものである。すなわち、上記切換弁ユ
ニットにより、一旦設置した室外機を新たに取り替える
ことなく、他の室内機をも付加的に接続し、これによっ
て、複数の部屋の空調を可能とするものである。
【0004】一方、近年においては、上記のような多室
分離型空気調和機などに加え、空気調和機による空気調
和機能の増大を図り、そして、より快適な環境を提供す
るシステムが強く望まれている。例えば、通常の室内機
による室内の空調機能(冷房・暖房・除湿)を行うだけ
ではなく、さらに、特に暖房時などにおける加湿、さら
には、換気や空気清浄等の機能を追加するための付加的
な室内ユニットが提案されている。かかる室内ユニット
は、通常、空気調和機の室内機とは別体として販売さ
れ、室内に設置されて操作・運転される。
分離型空気調和機などに加え、空気調和機による空気調
和機能の増大を図り、そして、より快適な環境を提供す
るシステムが強く望まれている。例えば、通常の室内機
による室内の空調機能(冷房・暖房・除湿)を行うだけ
ではなく、さらに、特に暖房時などにおける加湿、さら
には、換気や空気清浄等の機能を追加するための付加的
な室内ユニットが提案されている。かかる室内ユニット
は、通常、空気調和機の室内機とは別体として販売さ
れ、室内に設置されて操作・運転される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記の従来
技術になる当該室内ユニットは、室内機とは別体として
販売されることから、その運転・操作も空気調和機の運
転・操作とは別個に行われることとなる。すなわち、室
内ユニットの運転・操作も、上記空気調和機と同様に、
利用者による運転スイッチ等の操作により行われること
となるが、特に、空気調和機と同時に運転する場合に
も、やはり、当該空気調和機とは個別に当該室内ユニッ
トの操作作業が必要となり、これは利用者にとっては煩
わしく、また、面倒である。また、かかる室内ユニット
を運転・操作するために、いわゆるリモートコントロー
ラを用意した場合にあは、しばしば、空気調和機用のリ
モートコントローラと混同され、あるいは、紛失する等
の不具合も経験されるところである。
技術になる当該室内ユニットは、室内機とは別体として
販売されることから、その運転・操作も空気調和機の運
転・操作とは別個に行われることとなる。すなわち、室
内ユニットの運転・操作も、上記空気調和機と同様に、
利用者による運転スイッチ等の操作により行われること
となるが、特に、空気調和機と同時に運転する場合に
も、やはり、当該空気調和機とは個別に当該室内ユニッ
トの操作作業が必要となり、これは利用者にとっては煩
わしく、また、面倒である。また、かかる室内ユニット
を運転・操作するために、いわゆるリモートコントロー
ラを用意した場合にあは、しばしば、空気調和機用のリ
モートコントローラと混同され、あるいは、紛失する等
の不具合も経験されるところである。
【0006】そこで、本発明では、上記の従来技術にお
ける問題点に鑑み、空気調和機に対して選択的に付加さ
れる可能性のある室内ユニットをも含め、かかる付加さ
れた室内ユニットに対応しながらこれらを総合的に運転
・操作することを可能とする空気調和機用リモートコン
トローラを提供することを目的とする。
ける問題点に鑑み、空気調和機に対して選択的に付加さ
れる可能性のある室内ユニットをも含め、かかる付加さ
れた室内ユニットに対応しながらこれらを総合的に運転
・操作することを可能とする空気調和機用リモートコン
トローラを提供することを目的とする。
【0007】さらに、本発明では、上記の空気調和機用
リモートコントローラに対し、付加された室内ユニット
に対応して選択的に付加することを可能とする空気調和
機用リモートコントローラの付加エレメントを提供する
ことを目的とする。
リモートコントローラに対し、付加された室内ユニット
に対応して選択的に付加することを可能とする空気調和
機用リモートコントローラの付加エレメントを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、本発明によれば、冷凍サイクル的かつ
電気的に互いに接続された室外機と室内機とから構成さ
れ、かつ、室内ユニットが選択的に付加可能な構造を有
する空気調和機を制御する空気調和機用リモートコント
ローラであって、当該室内ユニットを含めて遠隔制御す
るための空気調和機用リモートコントローラは、複数の
操作手段を配列した本体と、前記本体の内部に配置さ
れ、前記複数の操作手段の操作に対応して信号を発生す
る制御部と、前記本体の一部に設けられ、前記制御部で
発生した信号に従って前記空気調和機を制御するための
信号をワイヤレスで前記空気調和機へ伝送する手段とを
備え、さらに、前記本体の一部には、前記室内機に選択
的に付加された当該室内ユニットの操作を行うための付
加エレメントが選択的に追加可能に構成されている空気
調和機用リモートコントローラが提案される。
めの手段として、本発明によれば、冷凍サイクル的かつ
電気的に互いに接続された室外機と室内機とから構成さ
れ、かつ、室内ユニットが選択的に付加可能な構造を有
する空気調和機を制御する空気調和機用リモートコント
ローラであって、当該室内ユニットを含めて遠隔制御す
るための空気調和機用リモートコントローラは、複数の
操作手段を配列した本体と、前記本体の内部に配置さ
れ、前記複数の操作手段の操作に対応して信号を発生す
る制御部と、前記本体の一部に設けられ、前記制御部で
発生した信号に従って前記空気調和機を制御するための
信号をワイヤレスで前記空気調和機へ伝送する手段とを
備え、さらに、前記本体の一部には、前記室内機に選択
的に付加された当該室内ユニットの操作を行うための付
加エレメントが選択的に追加可能に構成されている空気
調和機用リモートコントローラが提案される。
【0009】また、上記の他の目的を達成するための手
段として、本発明によれば、前記の空気調和機用リモー
トコントローラにより遠隔制御される前記室内機に選択
的に付加される室内ユニットの操作を行うための付加エ
レメントであって、前記本体の一部に開閉可能に取り付
けられた扉部の一部に、当該室内ユニットの操作を行う
ための操作ボタンを取り付けてなる空気調和機用リモー
トコントローラの付加エレメントが提案される。
段として、本発明によれば、前記の空気調和機用リモー
トコントローラにより遠隔制御される前記室内機に選択
的に付加される室内ユニットの操作を行うための付加エ
レメントであって、前記本体の一部に開閉可能に取り付
けられた扉部の一部に、当該室内ユニットの操作を行う
ための操作ボタンを取り付けてなる空気調和機用リモー
トコントローラの付加エレメントが提案される。
【0010】
【作用】すなわち、上記の本発明になる空気調和機用リ
モートコントローラでは、前記の選択的に追加可能な追
加エレメントにより、空調室内に選択的に設置される各
種の付加機能を提供する室内ユニットの種類や数に適合
し、適宜、追加された室内ユニットを含めた空気調和シ
ステムの総合的な操作・制御が可能となる。また、その
付加エレメントによれば、やはり、空調室内に選択的に
設置される各種の付加機能を提供する室内ユニットの種
類や数に適合し、適宜、必要となる付加エレメントを選
択し、これを着脱することにより、容易に、空気調和シ
ステムの総合的な操作・制御が可能な空気調和機用リモ
ートコントローラを得ることが出来る。
モートコントローラでは、前記の選択的に追加可能な追
加エレメントにより、空調室内に選択的に設置される各
種の付加機能を提供する室内ユニットの種類や数に適合
し、適宜、追加された室内ユニットを含めた空気調和シ
ステムの総合的な操作・制御が可能となる。また、その
付加エレメントによれば、やはり、空調室内に選択的に
設置される各種の付加機能を提供する室内ユニットの種
類や数に適合し、適宜、必要となる付加エレメントを選
択し、これを着脱することにより、容易に、空気調和シ
ステムの総合的な操作・制御が可能な空気調和機用リモ
ートコントローラを得ることが出来る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細について、添付
の図面を参照しながら、その説明を行う。
の図面を参照しながら、その説明を行う。
【0012】まず、図2には、本発明の空気調和機用リ
モートコントローラと、それにより運転・操作が行われ
る空気調和システムの全体構成が示されている。図にお
いて、符号10は本発明の一実施例になる空気調和機用
リモートコントローラであり、一方、かかるリモートコ
ントローラにより総合的に運転・制御される空気調和シ
ステムとしては、図示しない室外機と冷凍サイクル的か
つ電気的に互いに接続された室内機20と、これに付加
的に追加された室内ユニット30、40とから構成され
ている。
モートコントローラと、それにより運転・操作が行われ
る空気調和システムの全体構成が示されている。図にお
いて、符号10は本発明の一実施例になる空気調和機用
リモートコントローラであり、一方、かかるリモートコ
ントローラにより総合的に運転・制御される空気調和シ
ステムとしては、図示しない室外機と冷凍サイクル的か
つ電気的に互いに接続された室内機20と、これに付加
的に追加された室内ユニット30、40とから構成され
ている。
【0013】なお、これら室内ユニットの具体例とし
て、室内ユニット30は空気清浄ユニットであり、これ
は、上記室内機などと同様に室内の壁に取り付けられ、
例えば電気集塵式あるいは静電式フィルタ式のものであ
る。この方式の空気清浄ユニット、例えば電気集塵式の
空気清浄ユニットでは、電動ファンなどにより室内の空
気を取り込み、空気中のゴミや微粒子を高電圧で帯電さ
せ、これら帯電したゴミや微粒子を反対の電位に帯電し
た集塵部に吸着させ、その後、清浄化した空気を再び室
内に戻すものである。また、この空気清浄ユニットは、
上記の電気集塵を利用した方式のものに限られることは
なく、繊維を織って網状にしたエアフィルターを利用し
たものや、その他の方式を利用するものであってもよ
い。
て、室内ユニット30は空気清浄ユニットであり、これ
は、上記室内機などと同様に室内の壁に取り付けられ、
例えば電気集塵式あるいは静電式フィルタ式のものであ
る。この方式の空気清浄ユニット、例えば電気集塵式の
空気清浄ユニットでは、電動ファンなどにより室内の空
気を取り込み、空気中のゴミや微粒子を高電圧で帯電さ
せ、これら帯電したゴミや微粒子を反対の電位に帯電し
た集塵部に吸着させ、その後、清浄化した空気を再び室
内に戻すものである。また、この空気清浄ユニットは、
上記の電気集塵を利用した方式のものに限られることは
なく、繊維を織って網状にしたエアフィルターを利用し
たものや、その他の方式を利用するものであってもよ
い。
【0014】また、本実施例では、他の室内ユニット4
0も、やはり、室内の壁面に取り付け可能に構成され
た、例えば、加湿機能と換気機能を組み合わせてなる加
湿・換気ユニットである。その内部には電動ファンが設
けられ、これにより室内から取り込んだ空気に電子振動
子により発生した水の微粒子を混入し、あるいは、空気
を複数枚の水を含んだ吸湿性の板状部材の間を通過さ
せ、もって、加湿を行うものである。また、この加湿・
換気ユニット40は、そのスイッチの切り換えにより、
上記電動ファンにより取り込んだ室内の空気を、壁面に
設けた開口を介して室外に導き出し、あるいは、外気を
室内に導き入れることも可能である。なお、この実施例
において、上記加湿・換気ユニット40は、その加湿あ
るいは換気機能を択一的に行うものであり、例えば加湿
運転中に換気操作が行われた場合には、電動ファンによ
り取り込んだ空気は、内部のシャッタの働きにより、加
湿装置には導かれずに、壁の開口を介して室外に導き出
されることとなる。
0も、やはり、室内の壁面に取り付け可能に構成され
た、例えば、加湿機能と換気機能を組み合わせてなる加
湿・換気ユニットである。その内部には電動ファンが設
けられ、これにより室内から取り込んだ空気に電子振動
子により発生した水の微粒子を混入し、あるいは、空気
を複数枚の水を含んだ吸湿性の板状部材の間を通過さ
せ、もって、加湿を行うものである。また、この加湿・
換気ユニット40は、そのスイッチの切り換えにより、
上記電動ファンにより取り込んだ室内の空気を、壁面に
設けた開口を介して室外に導き出し、あるいは、外気を
室内に導き入れることも可能である。なお、この実施例
において、上記加湿・換気ユニット40は、その加湿あ
るいは換気機能を択一的に行うものであり、例えば加湿
運転中に換気操作が行われた場合には、電動ファンによ
り取り込んだ空気は、内部のシャッタの働きにより、加
湿装置には導かれずに、壁の開口を介して室外に導き出
されることとなる。
【0015】なお、上記の他の室内ユニットとしての加
湿・換気ユニット40は、必ずしも、加湿機能と換気機
能を組み合わせてなるものである必要はなく、これに代
えて、例えば、加湿ユニットと換気ユニットとが個別に
構成されたものであってもよい。さらに、図中に示され
る符号21は、上記室内機20内に内蔵された例えばマ
イコンなどにより構成される制御装置、さらに、図中の
符号31、41は、上記付加ユニットである空気清浄ユ
ニット30と加湿・換気ユニット40の動作を制御する
ための制御装置を示している。
湿・換気ユニット40は、必ずしも、加湿機能と換気機
能を組み合わせてなるものである必要はなく、これに代
えて、例えば、加湿ユニットと換気ユニットとが個別に
構成されたものであってもよい。さらに、図中に示され
る符号21は、上記室内機20内に内蔵された例えばマ
イコンなどにより構成される制御装置、さらに、図中の
符号31、41は、上記付加ユニットである空気清浄ユ
ニット30と加湿・換気ユニット40の動作を制御する
ための制御装置を示している。
【0016】次に、上記の空気調和機用リモートコント
ローラ10の構造について、さらに、添付の図3及び図
4を参照しながら説明する。なお、このリモートコント
ローラ10は、以下の説明からも明らかなように、空気
調和機の室内機20と同じ包装内に梱包され(同梱)て
販売されるものであり、通常、室内機20を制御するた
めの構成、すなわち、空気調和機の運転・制御を行うた
めだけの操作ボタンが設けられるだけの構成となってい
る。
ローラ10の構造について、さらに、添付の図3及び図
4を参照しながら説明する。なお、このリモートコント
ローラ10は、以下の説明からも明らかなように、空気
調和機の室内機20と同じ包装内に梱包され(同梱)て
販売されるものであり、通常、室内機20を制御するた
めの構成、すなわち、空気調和機の運転・制御を行うた
めだけの操作ボタンが設けられるだけの構成となってい
る。
【0017】空気調和機用リモートコントローラ10
は、プラスチックを所定の形状に成形してなるリモート
コントローラ本体11に、複数の操作ボタン111〜1
20が設けられて構成されている。なお、これらの複数
の操作ボタンについて説明すると、まず、操作ボタン1
11は、最も基本的な操作である空気調和機の運転ある
いは停止を行うための「運転/停止」ボタンであり、図
からも明らかなように、コントローラ本体11の横方向
に大きく広がって、容易に操作出来るように構成され、
設けられている。
は、プラスチックを所定の形状に成形してなるリモート
コントローラ本体11に、複数の操作ボタン111〜1
20が設けられて構成されている。なお、これらの複数
の操作ボタンについて説明すると、まず、操作ボタン1
11は、最も基本的な操作である空気調和機の運転ある
いは停止を行うための「運転/停止」ボタンであり、図
からも明らかなように、コントローラ本体11の横方向
に大きく広がって、容易に操作出来るように構成され、
設けられている。
【0018】次に、操作ボタン112〜117は、いわ
ゆるタイマー操作に関連するボタンであり、操作ボタン
112と113は、タイマーを切り、あるいは、入れる
ための「切」、「入」ボタンであり、操作ボタン114
と115は、タイマー予約を行うための「予約」ボタン
とその取り消しを行うための「取消」ボタンである。さ
らに、操作ボタン116と117は、タイマーの設定時
刻を進める「前進ボタン」と設定時刻を遅らせる「後進
ボタン」である。また、操作ボタン118、119、1
20は、例えば空気調和機の運転のモードを、自動運
転、暖房運転、除湿運転、冷房運転、送風運転の間で択
一的に切り換えるための「運転切換」ボタン、風速を自
動、強風、弱風、微風の間で切り換えるための「風速切
換」ボタン、そして、空気調和機の室内機の図示しない
ルーバによる風向きの自動的な変更を選択するための
「自動風向」ボタンである。
ゆるタイマー操作に関連するボタンであり、操作ボタン
112と113は、タイマーを切り、あるいは、入れる
ための「切」、「入」ボタンであり、操作ボタン114
と115は、タイマー予約を行うための「予約」ボタン
とその取り消しを行うための「取消」ボタンである。さ
らに、操作ボタン116と117は、タイマーの設定時
刻を進める「前進ボタン」と設定時刻を遅らせる「後進
ボタン」である。また、操作ボタン118、119、1
20は、例えば空気調和機の運転のモードを、自動運
転、暖房運転、除湿運転、冷房運転、送風運転の間で択
一的に切り換えるための「運転切換」ボタン、風速を自
動、強風、弱風、微風の間で切り換えるための「風速切
換」ボタン、そして、空気調和機の室内機の図示しない
ルーバによる風向きの自動的な変更を選択するための
「自動風向」ボタンである。
【0019】また、図中の符号121は、入力モード切
換ボタンであり、後に詳述するが、扉部130の裏面に
設けられた突起部によりこれを押圧することにより、上
記操作ボタン112〜119による指令内容が変更され
ることとなる。なお、この入力モード切換ボタン121
を押した場合における上記操作ボタン112〜120に
よる指令内容の変更は、以下に説明するマイコンICの
メモリの内容に予め設定を行うことにより、容易に実施
可能である。
換ボタンであり、後に詳述するが、扉部130の裏面に
設けられた突起部によりこれを押圧することにより、上
記操作ボタン112〜119による指令内容が変更され
ることとなる。なお、この入力モード切換ボタン121
を押した場合における上記操作ボタン112〜120に
よる指令内容の変更は、以下に説明するマイコンICの
メモリの内容に予め設定を行うことにより、容易に実施
可能である。
【0020】さらに、図からも明らかなように、上記リ
モートコントローラ本体11の一部には、いわゆる扉部
130が開閉可能に設けられており、この扉部130を
閉じた状態が、図4に示されている。そして、この図か
らも明らかなように、扉部130の表面にも、頻繁に使
用される複数の操作ボタン131〜133が設けられて
いる。これら扉部に設けられた操作ボタンのうち、操作
ボタン131は、このボタンを押圧するだけで上記タイ
マーに関するボタンにより既に設定した時間や運転モー
ドなどに従って空気調和機の運転を行うための「おやす
みタイマー」ボタンであり、操作ボタン132は、除湿
運転を行うための「除湿」ボタンである。また、これら
2つの中央部には室温設定用のボタン133が配置さ
れ、その上端を押すことにより設定温度を「上昇」さ
せ、下端を押すことにより設定温度を「下降」させるこ
とが可能である。
モートコントローラ本体11の一部には、いわゆる扉部
130が開閉可能に設けられており、この扉部130を
閉じた状態が、図4に示されている。そして、この図か
らも明らかなように、扉部130の表面にも、頻繁に使
用される複数の操作ボタン131〜133が設けられて
いる。これら扉部に設けられた操作ボタンのうち、操作
ボタン131は、このボタンを押圧するだけで上記タイ
マーに関するボタンにより既に設定した時間や運転モー
ドなどに従って空気調和機の運転を行うための「おやす
みタイマー」ボタンであり、操作ボタン132は、除湿
運転を行うための「除湿」ボタンである。また、これら
2つの中央部には室温設定用のボタン133が配置さ
れ、その上端を押すことにより設定温度を「上昇」さ
せ、下端を押すことにより設定温度を「下降」させるこ
とが可能である。
【0021】なお、これら扉部130に設けられたボタ
ン131〜133は、扉を開いた状態を示す上記図3か
らも明らかなように、その他端131’、132’、1
33’、133”が扉部130の裏側に突出して構成さ
れている。そのため、上記の扉部130を閉じた状態で
ボタン131を押した場合には、他端131’により上
記リモートコントローラ本体11側の操作ボタン112
が同時に押圧される。なお、この時、既述のように、扉
部130の裏側に突出した突出部135は、リモートコ
ントローラ本体11側の入力モード切換ボタン121を
押圧しているため、この操作ボタン112は上述の
「切」ボタンとしてではなく、「おやすみタイマー」ボ
タンとして働くこととなる。また、同様にして、ボタン
132を押した場合には、他端132’によりコントロ
ーラ本体11側の操作ボタン118(「運転切換」ボタ
ン)が同時に押圧され、これが「除湿」ボタンとして働
く。さらに、ボタン133の上端と下端に対応した2つ
の他端133’、133”は、2つのボタン116と1
17に対応して配置され、設定温度の上昇と下降を行
う。
ン131〜133は、扉を開いた状態を示す上記図3か
らも明らかなように、その他端131’、132’、1
33’、133”が扉部130の裏側に突出して構成さ
れている。そのため、上記の扉部130を閉じた状態で
ボタン131を押した場合には、他端131’により上
記リモートコントローラ本体11側の操作ボタン112
が同時に押圧される。なお、この時、既述のように、扉
部130の裏側に突出した突出部135は、リモートコ
ントローラ本体11側の入力モード切換ボタン121を
押圧しているため、この操作ボタン112は上述の
「切」ボタンとしてではなく、「おやすみタイマー」ボ
タンとして働くこととなる。また、同様にして、ボタン
132を押した場合には、他端132’によりコントロ
ーラ本体11側の操作ボタン118(「運転切換」ボタ
ン)が同時に押圧され、これが「除湿」ボタンとして働
く。さらに、ボタン133の上端と下端に対応した2つ
の他端133’、133”は、2つのボタン116と1
17に対応して配置され、設定温度の上昇と下降を行
う。
【0022】さらに、上記の図3及び図4からも明らか
なように、上記リモートコントローラ本体11の上側に
は、例えば液晶パネルからなる、いわゆるディスプレイ
部12が設けられておいる。このディスプレイ部12に
は、上記の操作ボタンで設定した設定条件や、空気調和
機の運転状態、あるいは、操作ボタンに対応した表示な
どを行うことが出来る。また、このディスプレイ部12
としては、上記の液晶パネルに代え、他の発光素子など
を配置して構成することも可能である。
なように、上記リモートコントローラ本体11の上側に
は、例えば液晶パネルからなる、いわゆるディスプレイ
部12が設けられておいる。このディスプレイ部12に
は、上記の操作ボタンで設定した設定条件や、空気調和
機の運転状態、あるいは、操作ボタンに対応した表示な
どを行うことが出来る。また、このディスプレイ部12
としては、上記の液晶パネルに代え、他の発光素子など
を配置して構成することも可能である。
【0023】ここで、再び、上記の図2に戻り、上記空
気調和機用リモートコントローラ10の内部構成につい
て説明すると、リモートコントローラ本体11の内部に
は、上記の複数の操作ボタンに対応した開閉スイッチS
W1、SW2…を備えたスイッチ回路13が設けられて
いる。このスイッチ回路13からの信号は、マイクロ制
御装置(MPU)やメモリを備えた、いわゆるマイコン
IC14に入力され、ここでメモリに記憶した内容に従
って、いずれの操作スイッチが押圧されたかを検出する
と共に、やはり、上記メモリ内に記憶したプログラム内
容に沿って所定の演算処理を行い、必要な制御信号を発
生することとなる。このマイコンIC14から発生され
た制御信号は、いわゆる駆動回路15により必要な電気
信号に変換あるいはレベルに増幅するなどの処理を行
い、その後、例えば赤外線発光ダイオード等の発光素子
16を介して光などによりワイヤレスに伝送されること
となる。なお、図2において、符号17は電池などの電
源であり、また、符号22は、上記空気調和機用リモー
トコントローラ10によりその動作が制御される空気調
和機の上記室内機20の前面に設けられた受信部であ
り、この受信部22で受信された制御信号は、その後、
室内機20内の制御装置21に導かれ、必要な制御動作
が行われることとなる。
気調和機用リモートコントローラ10の内部構成につい
て説明すると、リモートコントローラ本体11の内部に
は、上記の複数の操作ボタンに対応した開閉スイッチS
W1、SW2…を備えたスイッチ回路13が設けられて
いる。このスイッチ回路13からの信号は、マイクロ制
御装置(MPU)やメモリを備えた、いわゆるマイコン
IC14に入力され、ここでメモリに記憶した内容に従
って、いずれの操作スイッチが押圧されたかを検出する
と共に、やはり、上記メモリ内に記憶したプログラム内
容に沿って所定の演算処理を行い、必要な制御信号を発
生することとなる。このマイコンIC14から発生され
た制御信号は、いわゆる駆動回路15により必要な電気
信号に変換あるいはレベルに増幅するなどの処理を行
い、その後、例えば赤外線発光ダイオード等の発光素子
16を介して光などによりワイヤレスに伝送されること
となる。なお、図2において、符号17は電池などの電
源であり、また、符号22は、上記空気調和機用リモー
トコントローラ10によりその動作が制御される空気調
和機の上記室内機20の前面に設けられた受信部であ
り、この受信部22で受信された制御信号は、その後、
室内機20内の制御装置21に導かれ、必要な制御動作
が行われることとなる。
【0024】なお、本実施例では、図からも明らかなよ
うに、上記空気調和機の制御装置21は、いわゆる制御
線23、24を介して、上記の室内ユニットである空気
清浄ユニット30と加湿・換気ユニット40の制御装置
31、41に電気的に接続されている。すなわち、上記
空気調和機の制御装置21は、上記室内ユニットを運転
する場合、それぞれの制御装置31、41に対し、「オ
ン」信号あるいは「オフ」信号を出力する。なお、上記
空気清浄ユニット30と加湿・換気ユニット40のため
の駆動電源は、それぞれ、例えばコンセントを個別に設
けてもよく、あるいは、上記空気調和機の制御装置21
を介して供給するように構成することも可能である。
うに、上記空気調和機の制御装置21は、いわゆる制御
線23、24を介して、上記の室内ユニットである空気
清浄ユニット30と加湿・換気ユニット40の制御装置
31、41に電気的に接続されている。すなわち、上記
空気調和機の制御装置21は、上記室内ユニットを運転
する場合、それぞれの制御装置31、41に対し、「オ
ン」信号あるいは「オフ」信号を出力する。なお、上記
空気清浄ユニット30と加湿・換気ユニット40のため
の駆動電源は、それぞれ、例えばコンセントを個別に設
けてもよく、あるいは、上記空気調和機の制御装置21
を介して供給するように構成することも可能である。
【0025】続いて、図1には、本発明により、上記図
2に示した空気調和システムである、空気調和機の室内
機20と、これに付加的に追加された室内ユニットであ
る空気清浄ユニット30と、加湿・換気ユニット40と
を含んむ空気調和システムを、全体的に、あるいは、総
合的に制御することの可能に変更された本発明の空気調
和機用リモートコントローラ10が示されている。この
空気調和機用リモートコントローラ10は、図からも明
らかなように、リモートコントローラ本体11には、必
要に応じて選択的に着脱(追加)可能な付加エレメント
としての扉部130’を備えたものである。この付加エ
レメントとしての扉部130’は、既に説明した図4に
示される扉部130と比較し、上記の「おやすみタイマ
ー」ボタン131、除湿運転を行うための「除湿」ボタ
ン132、そして、室温設定用のボタン133に加え、
新たに、空気清浄ユニット30を操作するための「空
清」ボタン134と、加湿・換気ユニット40を操作す
るための「加湿・換気」ボタン135が設けられてい
る。
2に示した空気調和システムである、空気調和機の室内
機20と、これに付加的に追加された室内ユニットであ
る空気清浄ユニット30と、加湿・換気ユニット40と
を含んむ空気調和システムを、全体的に、あるいは、総
合的に制御することの可能に変更された本発明の空気調
和機用リモートコントローラ10が示されている。この
空気調和機用リモートコントローラ10は、図からも明
らかなように、リモートコントローラ本体11には、必
要に応じて選択的に着脱(追加)可能な付加エレメント
としての扉部130’を備えたものである。この付加エ
レメントとしての扉部130’は、既に説明した図4に
示される扉部130と比較し、上記の「おやすみタイマ
ー」ボタン131、除湿運転を行うための「除湿」ボタ
ン132、そして、室温設定用のボタン133に加え、
新たに、空気清浄ユニット30を操作するための「空
清」ボタン134と、加湿・換気ユニット40を操作す
るための「加湿・換気」ボタン135が設けられてい
る。
【0026】なお、かかる選択的に着脱(追加)可能な
付加エレメントとしての扉部130’は、上記空気清浄
ユニット30や加湿・換気ユニット40と同梱され、あ
るいは、別に販売されるものであり、具体的には、上記
図3及び図4に示した空気調和機用リモートコントロー
ラ10の扉部130を取り外し、これに代えて取り付け
る(すなわち、付け替える)ものである。なお、これら
「空清」ボタン134及び「加湿・換気」ボタン135
も、上記の図3に示したと同様に、その他端は扉部13
0’の裏側に突出している。また、この扉部130’の
裏側にも、やはり、当該扉部130’を閉じた状態にお
いて上記コントローラ本体11の入力モード切換ボタン
121を押圧する位置に、同様の突出部135が設けら
れていることは言うまでもない。
付加エレメントとしての扉部130’は、上記空気清浄
ユニット30や加湿・換気ユニット40と同梱され、あ
るいは、別に販売されるものであり、具体的には、上記
図3及び図4に示した空気調和機用リモートコントロー
ラ10の扉部130を取り外し、これに代えて取り付け
る(すなわち、付け替える)ものである。なお、これら
「空清」ボタン134及び「加湿・換気」ボタン135
も、上記の図3に示したと同様に、その他端は扉部13
0’の裏側に突出している。また、この扉部130’の
裏側にも、やはり、当該扉部130’を閉じた状態にお
いて上記コントローラ本体11の入力モード切換ボタン
121を押圧する位置に、同様の突出部135が設けら
れていることは言うまでもない。
【0027】このようにして新たに付け替えられた扉部
130’によれば、例えば操作者が「空清」ボタン13
4を押した場合には、その他端はリモートコントローラ
本体11のボタン114(「予約」)を押圧することと
なり、一方、「加湿・換気」ボタン135を押した場合
には、その他端はリモートコントローラ本体11のボタ
ン119(「風速切換」)を押圧することとなる。しか
しながら、この時、上記扉部130’の閉止により押圧
された上記入力モード切換ボタン121の働きにより、
既述したように、上記図2に示したマイコンIC14
は、そのメモリ内に予め設置した内容に従い、「空清」
ボタン134及び/あるいは「加湿・換気」ボタン13
5が押圧されたことを判断し、対応する信号を上記発光
素子16を介して室内機20内の制御装置21に伝送
し、これにより、制御装置21に上記空気清浄ユニット
30及び/あるいは加湿・換気ユニット40の運転をオ
ンあるいはオフするための制御信号を制御線23、24
上に出力させ、これにより、選択的に付加された室内ユ
ニットの制御をも含めた総合的な制御を可能にすること
となる。
130’によれば、例えば操作者が「空清」ボタン13
4を押した場合には、その他端はリモートコントローラ
本体11のボタン114(「予約」)を押圧することと
なり、一方、「加湿・換気」ボタン135を押した場合
には、その他端はリモートコントローラ本体11のボタ
ン119(「風速切換」)を押圧することとなる。しか
しながら、この時、上記扉部130’の閉止により押圧
された上記入力モード切換ボタン121の働きにより、
既述したように、上記図2に示したマイコンIC14
は、そのメモリ内に予め設置した内容に従い、「空清」
ボタン134及び/あるいは「加湿・換気」ボタン13
5が押圧されたことを判断し、対応する信号を上記発光
素子16を介して室内機20内の制御装置21に伝送
し、これにより、制御装置21に上記空気清浄ユニット
30及び/あるいは加湿・換気ユニット40の運転をオ
ンあるいはオフするための制御信号を制御線23、24
上に出力させ、これにより、選択的に付加された室内ユ
ニットの制御をも含めた総合的な制御を可能にすること
となる。
【0028】添付の図5には、かかる脱着可能な扉部1
30あるいは130’の脱着構造が示されている。図に
も明らかなように、リモートコントローラ本体11に
は、上記表示部12と上記各種のボタンが設けられた領
域との境界には、段部103が形成され、この段部に
は、円筒形状の突起部104が形成され、さらには、こ
の突起部104に対抗する位置には、上記リモートコン
トローラ本体11から突出して形成された外形略「L」
字形状の突起部分105にも、やはり、上記と同様に円
筒形状の突起部106が形成されている。
30あるいは130’の脱着構造が示されている。図に
も明らかなように、リモートコントローラ本体11に
は、上記表示部12と上記各種のボタンが設けられた領
域との境界には、段部103が形成され、この段部に
は、円筒形状の突起部104が形成され、さらには、こ
の突起部104に対抗する位置には、上記リモートコン
トローラ本体11から突出して形成された外形略「L」
字形状の突起部分105にも、やはり、上記と同様に円
筒形状の突起部106が形成されている。
【0029】一方、脱着可能な扉部130あるいは13
0’には、上記の一対の円筒形状の突起部104、10
6に対応する位置に、扉部と一体に形成した板状の小片
137、138に開口139、140を形成している。
そして、図に矢印で示すように、これら開口139、1
40内に上記一対の突起部104、106が挿入される
ように組み立てることにより、扉部130あるいは13
0’はリモートコントローラ本体11に対して開閉可能
に組み立てられることとなる。なお、この扉部130あ
るいは130’をリモートコントローラ本体11から取
り外し、あるいは、組み込むためには、前記小片13
7、138が比較的容易に撓むことが望ましく、そのた
め、本実施例ではこの扉部130あるいは130’を例
えばABS樹脂を用い、これを射出成形して形成され
る。また、図中の符号132’、135’は、上記図1
に示した扉部130’の表面に追加された「空清」ボタ
ン134と「加湿・換気」ボタン135の扉部裏側への
突出部分を示している。
0’には、上記の一対の円筒形状の突起部104、10
6に対応する位置に、扉部と一体に形成した板状の小片
137、138に開口139、140を形成している。
そして、図に矢印で示すように、これら開口139、1
40内に上記一対の突起部104、106が挿入される
ように組み立てることにより、扉部130あるいは13
0’はリモートコントローラ本体11に対して開閉可能
に組み立てられることとなる。なお、この扉部130あ
るいは130’をリモートコントローラ本体11から取
り外し、あるいは、組み込むためには、前記小片13
7、138が比較的容易に撓むことが望ましく、そのた
め、本実施例ではこの扉部130あるいは130’を例
えばABS樹脂を用い、これを射出成形して形成され
る。また、図中の符号132’、135’は、上記図1
に示した扉部130’の表面に追加された「空清」ボタ
ン134と「加湿・換気」ボタン135の扉部裏側への
突出部分を示している。
【0030】なお、上記の実施例では、上記リモートコ
ントローラ本体11に対して着脱可能に構成された扉部
130’には、さらに、「空清」ボタン134と「加湿
・換気」ボタン135を追加した構成について説明した
が、本発明の追加エレメントとしては、かかる実施例の
構成に限定されることなく、例えば、「空清」ボタン1
34だけを、あるいは、「加湿・換気」ボタン135だ
けを追加するものであってもよい。さらには、上述のよ
うに、加湿ユニットと換気ユニットを個別に設置する場
合には、これらを個別に操作するための「加湿」ボタン
と「換気」ボタンが追加して設けられることとなる。す
なわち、本発明によれば、空気調和機に追加される室内
ユニットの種類及び数に応じて、これらを総合的に操作
するために必要な種類と数の操作ボタンを備えた追加エ
レメントを、適宜、選択し、これを上記リモートコント
ローラ本体11に追加することとなる。
ントローラ本体11に対して着脱可能に構成された扉部
130’には、さらに、「空清」ボタン134と「加湿
・換気」ボタン135を追加した構成について説明した
が、本発明の追加エレメントとしては、かかる実施例の
構成に限定されることなく、例えば、「空清」ボタン1
34だけを、あるいは、「加湿・換気」ボタン135だ
けを追加するものであってもよい。さらには、上述のよ
うに、加湿ユニットと換気ユニットを個別に設置する場
合には、これらを個別に操作するための「加湿」ボタン
と「換気」ボタンが追加して設けられることとなる。す
なわち、本発明によれば、空気調和機に追加される室内
ユニットの種類及び数に応じて、これらを総合的に操作
するために必要な種類と数の操作ボタンを備えた追加エ
レメントを、適宜、選択し、これを上記リモートコント
ローラ本体11に追加することとなる。
【0031】
【発明の効果】以上の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明の空気調和機用リモートコントローラによれ
ば、空気調和機の設置後に追加される可能性のある各種
の付加機能を提供する室内ユニットに対しても、その種
類や数に適合し、設置された室内ユニットを含めた空気
調和システムとしての総合的な操作・制御が可能とな
り、その操作も容易になり、その使い勝手も向上すると
いう優れた効果を発揮する。また、かかる空気調和機用
リモートコントローラの付加エレメントによれば、その
着脱により、室内ユニットの追加により新たに構成され
る空気調和システムの1個のリモートコントローラによ
る総合的な操作・制御を可能とするという効果を発揮す
ると共に、リモートコントローラの混同や紛失等の不具
合も解消されるという実用的な効果をも発揮する。
に、本発明の空気調和機用リモートコントローラによれ
ば、空気調和機の設置後に追加される可能性のある各種
の付加機能を提供する室内ユニットに対しても、その種
類や数に適合し、設置された室内ユニットを含めた空気
調和システムとしての総合的な操作・制御が可能とな
り、その操作も容易になり、その使い勝手も向上すると
いう優れた効果を発揮する。また、かかる空気調和機用
リモートコントローラの付加エレメントによれば、その
着脱により、室内ユニットの追加により新たに構成され
る空気調和システムの1個のリモートコントローラによ
る総合的な操作・制御を可能とするという効果を発揮す
ると共に、リモートコントローラの混同や紛失等の不具
合も解消されるという実用的な効果をも発揮する。
【図1】本発明の一実施例になる付加エレメントを備え
た空気調和機用リモートコントローラを示すための斜視
図である。
た空気調和機用リモートコントローラを示すための斜視
図である。
【図2】本発明の空気調和機用リモートコントローラと
これにより総合的に操作・制御される空気調和システム
の全体構成を示す図である。
これにより総合的に操作・制御される空気調和システム
の全体構成を示す図である。
【図3】上記本発明の空気調和機用リモートコントロー
ラを構成するリモートコントローラ本体の扉部を開いた
状態を示す斜視図である。
ラを構成するリモートコントローラ本体の扉部を開いた
状態を示す斜視図である。
【図4】上記図3のリモートコントローラ本体の扉部を
閉じた状態を示す斜視図である。
閉じた状態を示す斜視図である。
【図5】上記図1に示した空気調和機用リモートコント
ローラの扉部の脱着構造の詳細を示す一部拡大斜視図で
ある。
ローラの扉部の脱着構造の詳細を示す一部拡大斜視図で
ある。
10…空気調和機用リモートコントローラ、 11…リモートコントローラ本体、 12…ディスプレイ部、 13…スイッチ回路、 14…マイコンIC、 15…駆動回路、 16…発光素子、 20…室内機、 30…空気清浄ユニット、 40…加湿・換気ユニット、 130…扉部、 111〜120…本体側操作ボタン、 121…入力モード切換ボタン、 131〜135…扉側操作ボタン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤森 俊司 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地株 式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 横山 英範 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所冷熱事業部内
Claims (5)
- 【請求項1】冷凍サイクル的かつ電気的に互いに接続さ
れた室外機と室内機とから構成され、かつ、室内ユニッ
トが選択的に付加可能な構造を有する空気調和機を制御
する空気調和機用リモートコントローラであって、当該
室内ユニットを含めて遠隔制御するための空気調和機用
リモートコントローラは、複数の操作手段を配列した本
体と、前記本体の内部に配置され、前記複数の操作手段
の操作に対応して信号を発生する制御部と、前記本体の
一部に設けられ、前記制御部で発生した信号に従って前
記空気調和機を制御するための信号をワイヤレスで前記
空気調和機へ伝送する手段とを備え、さらに、前記本体
の一部には、前記室内機に選択的に付加された当該室内
ユニットの操作を行うための付加エレメントが選択的に
追加可能に構成されていることを特徴とする空気調和機
用リモートコントローラ。 - 【請求項2】前記請求項1に記載の空気調和機用リモー
トコントローラにおいて、前記付加エレメントは、前記
本体の一部を覆うようにかつ開閉可能に取り付けられた
扉部に設けられたことを特徴とする空気調和機用リモー
トコントローラ。 - 【請求項3】前記請求項2に記載の空気調和機用リモー
トコントローラにおいて、前記扉部には、さらに、室内
ユニットをも遠隔制御するための操作手段が設けられて
いることを特徴とする空気調和機用リモートコントロー
ラ。 - 【請求項4】前記請求項1に記載の空気調和機用リモー
トコントローラにより遠隔制御される前記室内機に選択
的に付加される室内ユニットの操作を行うための付加エ
レメントであって、前記本体の一部に着脱可能に取り付
けられる扉部の一部に、当該室内ユニットの操作を行う
ための操作ボタンを取り付けてなることを特徴とする空
気調和機用リモートコントローラの付加エレメント。 - 【請求項5】前記請求項4の付加エレメントにおいて、
前記本体の一部に開閉可能に取り付けられた扉部は、前
記本体に対して着脱可能であることを特徴とする空気調
和機用リモートコントローラの付加エレメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7197254A JPH0942751A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 空気調和機用リモートコントローラ及びその付加エレメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7197254A JPH0942751A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 空気調和機用リモートコントローラ及びその付加エレメント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0942751A true JPH0942751A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16371414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7197254A Pending JPH0942751A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 空気調和機用リモートコントローラ及びその付加エレメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0942751A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004053172A (ja) * | 2002-07-22 | 2004-02-19 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和機 |
WO2005071323A1 (ja) * | 2004-01-22 | 2005-08-04 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 天吊型空気調和装置 |
JP2012193920A (ja) * | 2011-03-17 | 2012-10-11 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP2013143977A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器 |
JP2013175366A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器 |
-
1995
- 1995-08-02 JP JP7197254A patent/JPH0942751A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP1710514A1 (en) * | 2004-01-22 | 2006-10-11 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Ceiling-hanged air conditioner |
JP2007107726A (ja) * | 2004-01-22 | 2007-04-26 | E's Inc | 天吊型空気調和装置 |
KR100763735B1 (ko) * | 2004-01-22 | 2007-10-04 | 산요덴키가부시키가이샤 | 천정 현수형 공기 조화 장치 |
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