JPH094234A - 昇降装置におけるワイヤーの巻き出装置と揚重方法 - Google Patents

昇降装置におけるワイヤーの巻き出装置と揚重方法

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JPH094234A
JPH094234A JP14897695A JP14897695A JPH094234A JP H094234 A JPH094234 A JP H094234A JP 14897695 A JP14897695 A JP 14897695A JP 14897695 A JP14897695 A JP 14897695A JP H094234 A JPH094234 A JP H094234A
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wire
winding drum
sheave
drum
lifting
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JP14897695A
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Hideo Tanijiri
秀雄 谷尻
Fumiya Ishiguro
文矢 石黒
Takashi Arai
高志 荒井
Ryoji Yoshitake
亮二 吉武
Masao Kato
将夫 加藤
Yasuto Morishima
靖人 森島
Nobuhiro Takasaki
信博 高崎
Yasuo Yokoyama
泰雄 横山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築物の最上階を先行して上昇させ、その下
部に下階構築用作業空間を形成して地上部から建築部材
を供給する工法において、最上階の上昇に伴い揚程の可
変に対応し、且つ安全に搬送する昇降装置におけるワイ
ヤーの巻き出し装置と揚重装置を提供する。 【構成】 巻き胴の円周にワイヤー202を巻き込む溝
201を有する大口径のワイヤー巻き取ドラム2と、同
ドラムの駆動用のドラム駆動部cと、前記ドラムと並行
してスライドするスライドシーブ4と、スライドシーブ
の先方に配設されたワイヤーの変換用シーブとより構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇降装置におけるワイ
ヤーの巻き出装置に係るものである。更に詳細に説明す
ると建築物の最上階を先行して構築し、最上階を下方か
ら上方に順次上昇させながら最上階下方を構築する構築
工法において、最上階の上昇に伴い建築資材の搬送をす
る昇降装置の揚程が可変する昇降装置におけるワイヤー
の巻き出装置と揚重方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】建築物を構築する際、同建築物の最上階
を先行して構築し、同最上階を支持する支持柱をガイド
にジャッキアップ装置により最上階を上昇させて、最上
階下部に下階を構築する作業空間を形成し、同作業空間
に地上部から建築部材の供給を受けて施工し、順次高層
階を構築する高層建築物における構築工法がある。
【0003】前記の構築工法においては、最上階下部の
作業空間に下階を構築するため建築部材を搬送するため
垂直搬送装置は、最上階下部に天井走行クレーンを設置
し、天井走行クレーンは電動トロリーに電動の巻き上機
(ホイスト)が取付けられ、電動の巻き上機(ホイス
ト)によって屋外から資材を吊上げて天井走行クレーン
により水平に走行して所定の取付け位置に搬送し、他の
取付装置に移載し、搬送して施工している。
【0004】その他、建設現場に仮設の荷揚げ用リフト
があり、特に長尺物を搬送する既存のリフトとしては、
ロングリフトといわれるものがあり、このリフトは2本
のガイドレールの間に長方形の荷台を昇降するもので、
巻き上機を地上部に設置し、巻き上機にワイヤーが巻装
されて荷台を所定の高さに昇降するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記したように建築物
における先行して構築された最上階を上昇させて最上階
下部に下階を構築する作業空間を形成し、地上部から建
築部材を供給する搬送装置において、前記従来の搬送装
置には次のような問題点がある。天井走行クレーンにお
いては、建築物の最上階の上昇に伴い揚程が高くなるに
つれて、天井走行クレーンの電動トロリーに取付けられ
た電動の巻き上機に巻装されているワイヤーを巻き出し
て揚程に対応するため、巻き上機には最終揚程分のワイ
ヤーを巻装しなければならないためワイヤーを収納する
巻き胴が過大になったり、また、カウンターウエートが
なく直接建築資材を吊り上げて荷揚げするので、巻き上
げ負荷が大きく巻き上機自体が相当な重量となるととも
に、それに伴う電動トロリーや天井走行クレーン装置の
規模が大型化し、被荷揚体の重量の荷揚げにも限界があ
り、建造物躯体に使用する鉄骨造の柱や大梁(プレキャ
ストコンクリート部材を含む)等の長大かつ重量のある
建築資材の搬送には不向きである。
【0006】後者のロングリフトにおいては、最上階の
上昇に伴い揚程が高くなり、その都度ガイドレールを継
ぎ足し、上部シーブにワイヤーを掛け直すため、リフト
を一旦休止して前記作業を行なうため、作業を一時中断
しなければならない。また、設置構造が簡便でカウンタ
ーウエートの設置がなく、大型の重量物の搬送には不向
きである。
【0007】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されるもので、その目的とするところは、建築
物の最上階を先行して上昇させて、同最上階下部に下階
を構築する作業空間を形成し、地上部から建築部材を供
給する搬送装置において、最上階の上昇に伴い揚程の可
変に対応し、且つ重量のある建築資材の揚重負荷を軽減
し、揚程の伸長を自動的に行ない、迅速かつ安全に搬送
する昇降装置におけるワイヤーの巻き出装置と揚重方法
を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明に係わる昇降装置におけるワイヤーの巻き出
装置は、巻胴の円周にワイヤーを巻き込む溝を有する大
口径のワイヤー巻き取ドラムと、同巻き取ドラムを駆動
するドラム駆動部と、前記巻き取ドラムと並行してスラ
イドするスライドシーブと、スライドシーブ先方に配設
されたワイヤーの方向変換用の中間シーブより構成され
ている。
【0009】請求項2の発明によれば、スライドシーブ
はリニアガイドにより案内され、前記巻き取ドラムの駆
動部より伝動されて駆動するスクリュー軸に螺挿されて
いる。請求項3の発明によれば、大口径のワイヤー巻き
取ドラムの側面円周部に回転ストップ用孔を設け、巻き
取ドラム受架台に前記回転ストップに係脱するストップ
ピンを設けている。
【0010】請求項4の発明によれば、巻き胴の円周が
ワイヤーを巻き込む溝を有する大口径のワイヤー巻き取
ドラムにワイヤーの一端を固定して溝に巻装し、スライ
ドシーブと方向変換用シーブと中間シーブとカウンター
ウエートが懸吊された吊上げシーブと、昇降駆動部の駆
動シーブを経て昇降架台が懸吊された吊上げシーブを巻
装し昇降駆動部近傍に固定され、駆動部を駆動して建築
物内の昇降路を昇降架台が昇降する昇降装置によって、
昇降路の延長に伴う揚程の伸長は、前記ワイヤーの巻き
出装置のワイヤー巻き取ドラムの受架台に設けたストッ
プピンと前記巻き取ドラムとの係止を解除して巻き取ド
ラムを駆動し、伸長される揚程長のワイヤーを巻き出
し、前記ワイヤー巻き取ドラムの側面円周部に設けた回
転ストップ用孔に前記ストップピンを挿通して固定し、
一定の揚程を昇降する昇降架台は前記駆動部の駆動シー
ブを駆動してカウンターウエートと連動して昇降架台を
昇降して揚重するものである。
【0011】
【作用】本発明は前記したように構成されているので、
ワイヤーの巻き出装置は、巻胴の円周にワイヤーを巻き
込む溝を有する大口径のワイヤー巻き取ドラムは駆動部
から伝動されて駆動し、ワイヤーは前記巻き取ドラムの
円周に設けられた溝に揚程に足りる長さが巻装され、ワ
イヤー巻き取ドラムに並行して摺動自在に設けられたス
ライドシーブはワイヤー巻き取ドラムの回転に同調して
スライドする。また、大口径のワイヤー巻き取ドラムの
巻き出し、巻き取りの際にドラム駆動部に負担がかから
ない。
【0012】而して、前記ワイヤーはスライドシーブと
固定シーブと中間シーブを経て昇降路カウンターウエー
トの吊上げシーブから昇降駆動部の駆動シーブと、更に
は昇降路の昇降架台吊上げシーブを回装してその先端は
昇降駆動部近傍に固定されている。従って建築物の最上
階の上昇に伴い昇降路が伸延すると、ガイドレールを継
ぎ足すとともに、前記ワイヤー巻き取ドラムを駆動して
必要な長さのワイヤーを巻き出すことによって揚程の可
変に対応することができる。
【0013】請求項2の発明によれば、ワイヤー巻き取
ドラムに並行して摺動するスライドシーブはリニアガイ
ドに案内され、スクリュー軸によりワイヤー巻き取ドラ
ムの回転に同調して進退動し、巻き取ドラム外周溝に順
次案内されてワイヤーの巻き出し、巻き取を行なう。請
求項3の発明によれば、大口径のワイヤー巻き取ドラム
の側面円周部に設けた回転ストップ用孔と架台に設けた
ストップピンとの係合により巻き取ドラムよりワイヤー
を巻き出すときは、前記ストップピンと巻き取ドラムの
係合を解除し、巻き取ドラムを駆動してワイヤーを巻き
出し、再び回転ストップ用孔にストップピンを係合して
巻き取ドラムを固定することによって、必要な長さのワ
イヤーが巻き出され、昇降駆動部の駆動シーブを駆動す
ることにより、昇降架台とカウンターウエートとがバラ
ンスよく稼動する。
【0014】請求項4の発明によれば、前記巻き出し装
置による昇降路の延長に伴う揚程の延長は、前記ワイヤ
ー巻き取ドラムの受架台に設けたストップピンと前記ド
ラムとの係合を解除して巻き取ドラムを駆動して伸長さ
れる揚程長のワイヤーを巻き出し、前記ワイヤー巻き取
ドラムの側面円周部に設けた回転ストップ用孔に前記ス
トップピンを係止することによってワイヤー巻き取ドラ
ムは固定されて、巻き出されたワイヤーは一定の揚程を
確保され、昇降する昇降架台は前記駆動部の駆動シーブ
を駆動してカウンターウエートと連動して昇降架台を昇
降して揚重される。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例について説明す
る。図1においてAは建築物で、柱A1・梁A2・床A
3より構成され、建築物の最上階Fmを先行して構築
し、最上階Fmを、同最上階Fmを支持する支持柱をガ
イドとしてジャッキアップ装置nによって上昇させて最
上階Fmの下部に下階を構築する作業空間Kを形成し、
地上部から建築部材A2′の供給を受けて組立装置mに
より順次高層階とへ組立て、構築する。
【0016】建築物A内に設けた昇降路Hに、ガイドレ
ールaに案内される昇降架台bとカウンターウエートを
案内するガイドレールとが設置され、最上階床Nyに前
記昇降架台bを駆動する昇降駆動部c、ワイヤーを巻き
出すワイヤー巻き出装置dと、電源及び信号線を供給す
るケーブル巻き出し装置eと、制御装置fで昇降装置E
が構成されている。図中Mは地階、Gは地上部である。
【0017】前記ワイヤー巻き出装置dは、架台1に装
架された大口径のワイヤー巻き取ドラム2と、同巻き取
ドラム2を駆動する駆動部3と、巻き取ドラム2と並行
してスライドするスライドシーブ4と、同スライドシー
ブ4の先方に配設された水平のシーブ5より構成されて
いる。大口径の前記ワイヤー巻き取ドラム2は、その外
周にワイヤーを一本毎に巻き込む溝201が設けられ、
同溝201にワイヤー202が巻き込まれている。ま
た、巻き取ドラム2の側面円周部には回転ストップ用孔
203と架台1に設けたストップピン204が設けら
れ、ドラム2の一方の側面にはドラムを駆動するスプロ
ケット205が装架されている。
【0018】なお、図示の実施例においては巻き上げワ
イヤー2条がワイヤー巻き取ドラム2に巻装されてい
る。前記巻き取ドラム2の駆動は、駆動モーター301
とメカブレーキ302と減速機303とスプロケット3
04で構成された駆動部3により、前記ドラム2のスプ
ロケット205と前記スプロケット304に巻装された
チェーン206を介して行なわれる。
【0019】スライドシーブ4には、ワイヤー巻き取ド
ラム2のドラムに並行してスクリュー軸401が螺挿さ
れ、更にリニアガイド402に案内されてスクリュー軸
401は、ドラム2のスプロケット205に連動してド
ラム2及びスクリュー軸401に夫々装着されたスプロ
ケット403とチェーン404とで駆動される。スライ
ドシーブ4の先方にはシーブ5が固定されている。(図
2、図3参照)昇降装置の揚重は図4に示すように、巻
き上用の前記ワイヤー202はその一端が建築物の最上
階床Nyに設置された昇降駆動部cの固定端10に固定
され、同固定端10から昇降架台bの吊り上げ用シーブ
11と昇降駆動部cの昇降駆動シーブ12を経て、さら
にはカウンターウエートw吊上げ用シーブ13を経て、
最上階床Nyの中間シーブ9とシーブ5を介して巻き出
し装置dに並行するスライドシーブ4を経て、ワイヤー
巻き取ドラム2に巻装されている。
【0020】前記シーブ5と中間シーブ9の間にワイヤ
ー破断検出装置(図3)が設置されている。次に、本発
明のワイヤー巻き出装置により昇降する揚程の延設を図
5を参照して説明する。図5(イ)は昇降装置の揚程を
上げる前の設置図で、(ロ)は図1に示すように最上階
を支持する支持柱をガイドにジャッキアップ装置nによ
り最上階Fmが上昇されて、最上階床Nyの下部に下階
を構築する作業空間Kが形成され、昇降路Hが伸長され
て1層階のワイヤーが巻き出され揚程が延長された状態
を示す。
【0021】この揚程の延長は前記ワイヤー巻き取ドラ
ム2の架台1に設けたストップピン204による係止を
解除して、ワイヤー巻き取ドラム2を駆動し伸長される
1層階の揚程長のワイヤー202を巻き出し、前記ワイ
ヤー巻き取ドラム2の側面円周部に設けた回転ストップ
用孔203に前記ストップピン204を挿通することに
よってワイヤー巻き取ドラム2は固定されて、巻き出さ
れたワイヤー202は一定の揚程を確保され、前記巻き
出装置に全揚程分のワイヤー202が巻装されているの
で、ワイヤー巻き取ドラム2を駆動して1層階のワイヤ
ー202を巻き出すことによって行なわれ、最上階は上
昇の都度延長される。このようにしてワイヤー巻き取ド
ラム2には全揚程分のワイヤー202が巻装されて、最
上階を上昇する都度、ワイヤー巻き取ドラム2よりワイ
ヤー202の巻き出しを機械的に行なうことにより人手
を要することなく短時間に延長作業が出来て、建築物の
躯体工事が円滑に進む。
【0022】なお、同時にケーブル巻き出装置eからも
電源と信号を供給するケーブルjが延設される。fは昇
降装置を制御作動する制御装置である。
【0023】
【発明の効果】本発明は前記したように、高層の建築物
を構築する際、先行して構築された建築物の最上階を上
昇させて、同最上階下部に下階を構築して順次上方に構
築する構築方法において、最上階を上昇して作業空間を
形成し、作業階に地上部から建築部材を供給する昇降装
置は、昇降を駆動する駆動部と巻き上げワイヤーとが分
割されて、最上階の上昇に伴う揚程の延長にはワイヤー
巻き出装置のワイヤー巻き取ドラムからワイヤーを巻き
出すことによって、昇降架台の揚程が伸延され、ワイヤ
ーの巻き出しは機械的に行なわれることにより、人手を
要することなく短時間に延長作業が出来て、建築物の躯
体工事が円滑に進行する。
【0024】請求項2の発明によれば、スライドシーブ
はワイヤー巻き取ドラムに並行してリニアガイドに案内
され、ワイヤー巻き取ドラムの駆動に同調して駆動する
スクリュー軸によってスライドシーブは進退動し、巻き
取ドラム外周溝に順次案内されてワイヤーの巻き出し、
巻き取を行なう。請求項3の発明によれば、ワイヤー巻
き取ドラムの側面円周部に設けた回転ストップ用ピン孔
と架台に設けたストップピンとの係合によって、巻き取
ドラムの回転を阻止し、ワイヤーを巻き出すときは、前
記ストップピンを抜いて巻き取ドラムを駆動してワイヤ
ーを巻き出し、再び回転ストップ用ピン孔にストップピ
ンを挿通して巻き取ドラムを固定することによって必要
な長さのワイヤーが巻き出され、昇降駆動部の駆動シー
ブを駆動することにより昇降架台とカウンターウエート
とがバランスよく稼動する。
【0025】請求項4の発明によれば、ワイヤー巻き出
装置と昇降駆動部とを分割することによって、従来のよ
うに昇降路の延長に伴う揚程の延長に対しては、全揚程
長のワイヤーが予め巻装されたワイヤー巻き取ドラムを
駆動して順次巻き出して固定することによって、ワイヤ
ーは一定の揚程を確保し、昇降駆動部は従来の天井走行
クレーンの電動ホイストやリフトのように巻き取ドラム
を直接駆動する必要がなく、本発明の揚重方法によれ
ば、通常のエレベーターと同様に昇降架台を昇降する駆
動部を昇降架台左右の吊り上げ用シーブに対応して設置
することにより、カウンターウエートがそれぞれに吊下
されるので、昇降架台に載荷された荷重との釣り合がと
れるので、重量物も容易に搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る昇降装置の一実施例の概要を説明
する建築物の縦断面図である。
【図2】ワイヤー巻き出装置の側面図である。
【図3】ワイヤー巻き出装置の平面図である。
【図4】ワイヤー巻き出装置と昇降駆動部との関係を示
し、揚重システムを説明する斜視図である。
【図5】昇降装置の揚程を伸延する説明図で、(イ)は
伸延前、(ロ)は伸延後の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
A 建築物 A1 柱 A2 梁 A2′ 建築部材 A3 床 E 昇降装置 Fm 最上階 G 地上部 H 昇降路 K 作業空間 M 地階 Ny 最上階床 a ガイドレール b 昇降架台 c 昇降駆動部 d ワイヤー巻き出装置 e ケーブル巻き出装置 f 制御装置 j ケーブル m 組立装置 n ジャッキアップ装置 w カウンターウエート 1 架台 2 ワイヤー巻き取ドラム 201 溝 202 ワイヤー 203 回転ストップ用孔 204 ストップピン 205 スプロケット 3 駆動部 301 駆動モーター 302 メカブレーキ 303 減速機 304 スプロケット 4 スライドシーブ 401 スクリュー軸 402 リニアガイド 403 スプロケット 404 スプロケットチェーン 5 シーブ 9 中間シーブ 10 駆動部の固定端 11 昇降架台の吊上げ用シーブ 12 昇降駆動シーブ 13 カウンターウエート吊上げシーブ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04G 21/16 B66B 9/18 A C (72)発明者 吉武 亮二 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 加藤 将夫 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 森島 靖人 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 高崎 信博 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 横山 泰雄 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻胴の円周にワイヤーを巻き込む溝を有
    する大口径のワイヤー巻き取ドラムと、同巻き取ドラム
    を駆動するドラム駆動部と、前記巻き取ドラムと並行し
    てスライドするスライドシーブと、スライドシーブ先方
    に配設されたワイヤーの方向変換用の中間シーブより構
    成されたことを特徴とする昇降装置におけるワイヤーの
    巻き出装置。
  2. 【請求項2】 前記スライドシーブはリニアガイドによ
    り案内され、前記巻き取ドラムの駆動部より伝動されて
    駆動するスクリュー軸に螺挿された請求項1記載の昇降
    装置におけるワイヤーの巻き出装置。
  3. 【請求項3】 大口径のワイヤー巻き取ドラムの側面円
    周部に回転ストップ用孔が列設され、巻き取ドラム受架
    台に前記回転ストップ用孔に係脱するストップピンを設
    けてなる請求項1記載の昇降装置におけるワイヤーの巻
    き出装置。
  4. 【請求項4】 巻胴の円周にワイヤーを巻き込む溝を有
    する大口径のワイヤー巻き取ドラムに、ワイヤーの一端
    を固定して前記溝に巻装し、スライドシーブと方向変換
    用シーブと中間シーブとカウンターウエートが懸吊され
    た吊上げシーブと昇降駆動部の駆動シーブを経て昇降架
    台が懸吊された吊上げシーブに回装し、駆動部近傍に固
    定され、昇降駆動部を駆動して建築物内の昇降路に昇降
    架台を昇降する昇降装置によって、昇降路の延長に伴う
    揚程の伸長は、前記ワイヤーの巻き出装置のワイヤー巻
    き取ドラムの受架台に設けたストップピンと前記巻き取
    ドラムとの係止を解除して同巻き取ドラムを駆動して伸
    長される揚程長のワイヤーを巻き出し、前記ワイヤー巻
    き取ドラムの側面円周部に設けた回転ストップ用孔に前
    記ストップピンを挿通して固定し、一定の揚程を昇降す
    る昇降架台は前記駆動部の駆動シーブを駆動してカウン
    ターウエートと連動して昇降架台を昇降して揚重するこ
    とを特徴とする昇降装置における揚重方法。
JP14897695A 1995-06-15 1995-06-15 昇降装置におけるワイヤーの巻き出装置と揚重方法 Pending JPH094234A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100364515B1 (ko) * 2000-04-01 2002-12-16 (주)안 엔지니어링 건축용 승강 이동식 작업대의 자동 수평 조절장치
CN111157384A (zh) * 2020-01-04 2020-05-15 厦门市政工程研究所有限公司 一种耐磨试验机

Cited By (3)

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