JPH0941552A - 浴室ユニット - Google Patents

浴室ユニット

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Publication number
JPH0941552A
JPH0941552A JP7198561A JP19856195A JPH0941552A JP H0941552 A JPH0941552 A JP H0941552A JP 7198561 A JP7198561 A JP 7198561A JP 19856195 A JP19856195 A JP 19856195A JP H0941552 A JPH0941552 A JP H0941552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom unit
base material
wall panel
resin film
back surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP7198561A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Arai
昭彦 新井
Yoshinobu Imasaka
喜信 今坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7198561A priority Critical patent/JPH0941552A/ja
Publication of JPH0941552A publication Critical patent/JPH0941552A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は浴室ユニットに関し、意匠性の向上と低コスト
化を目的とする。 【構成】 防錆処理鋼板14aに塩化ビニール樹脂フィ
ルム14bとポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム
14cを複層に積層し高鮮映性を有した表面材14
と、珪酸カルシウム板等の表面状態が多孔質な無機質材
料で、かつ平滑性を有した基材15を、浸透性のある接
着剤により接着してなる複数の壁パネル20により浴室
ユニットが構成してあり、意匠性に富んだ高鮮映性のあ
る壁パネルを用いた浴室ユニットが低コストにて供給可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴室ユニットに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の浴室ユニットは、図9に示
すように、浴槽1、洗い場2、天井3ドア(図示せず)
および複数の壁パネル4で構成されており、壁パネル4
は図10に示すように、塗装を施した化粧面5を表面に
有した基材6の裏面6aに壁パネル固定具(図示せず)
を保持する構造部を有したチャンネル状に形成したフレ
ーム7を設けた構成であったり、あるいは、図11に示
すように、防錆処理鋼板8aに塩化ビニール樹脂フィル
ム8bを積層した表面材8を、例えば石膏ボード等より
なる基材9に接着した構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、意匠性を向上させようとした場合は、基
材6の表面の化粧面5を、転写紙を利用して複雑な柄を
表現したり、また高鮮映性を得ようとする場合は表面に
UV塗料を用いたコーティングを施す等の塗装仕様を向
上させることとなるが、工程が複雑となり歩留まりも悪
く、しいては高コスト仕様となる課題を有していた。
【0004】本発明は、かかる従来の課題を解消するも
ので、意匠性の向上と低コスト化を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の浴室ユニットは、防錆処理鋼板に塩化ビニ
ール樹脂フィルムとポリエチレンテレフタレート樹脂
(以下PET樹脂フィルムと称す)を複層に積層し高鮮
映性を有した表面材と、珪酸カルシウム板等の表面状態
が多孔質な無機質材料で、かつ平滑性を有した基材によ
り構成され、前述の表面材と基材は浸透性のある接着剤
により接着された構成としてある。また、上記構成に加
えて、基材の裏面にチャンネル状に形成したフレームを
設け、同フレームは壁パネル固定具を保持する構造部を
有し、かつ基材とは柔軟性を有した接着剤により接着し
た構成としてある。さらに、上記基材の裏面に例えばラ
ワン合板等の補強材を接着した構成としてある。
【0006】
【作用】本発明は、上記した構成によって、意匠性に富
んだ高鮮映性を有した壁パネルを用いた浴室ユニットを
低コストにて提供することが可能となる。
【0007】また、上記構成に加えて、基材の裏面にチ
ャンネル状に形成したフレームを設け、同フレームは壁
パネル固定具を保持する構造部を有し、かつ基材とは柔
軟性を有した接着剤により接着される構成としたもの
は、従来と同じ壁パネルの組み立て工法が可能となる。
【0008】さらに、基材の裏面に例えばラワン合板等
の補強材を接着した構成のものは窓等を壁パネルに取り
付けるために壁パネルを開口しても、基材の石膏ボード
あるいは珪酸カルシウム板等の破損がラワン合板等の補
強材により防止でき、作業性の向上が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0010】図1、図2、図3において、10は洗い場
10a、浴槽受け10bからなる床部、11は浴槽であ
る。12は複数枚の壁パネル、13は天井で扉(図示せ
ず)とともに浴室を構成する。14は壁パネル12の表
面材で、図3に示すように防錆処理鋼板14aの上に塩
化ビニール樹脂フィルム14bとPET樹脂フィルム1
4cを複層に積層している。この時、PET樹脂フィル
ム14cは透明で裏面に柄を有し光沢性に富んでいる。
15は珪酸カルシウム板等の表面状態が多孔質な無機質
材料で、かつ平滑性を有した基材であり、浸透性のある
接着剤(例えばウレタン系)16により表面材14と接
着固定している。
【0011】上記構成において、壁パネル12の外観意
匠性は、着色された塩化ビニール樹脂フィルム14b
に、裏面に柄を有し高鮮映性のある透明なPET樹脂フ
ィルム14cを積層した表面材14により決定され、表
面材14は表面に平滑性を有し珪酸カルシウム板等の表
面状態が多孔質な無機質材料により形成される基材15
に、浸透性のある接着剤(例えばウレタン系)16によ
り接着されるため、強固な接着力を得また、接着面が平
滑性を有しているためPET樹脂フィルム14cの高光
沢性を損なうことがない。このために、塩化ビニール樹
脂フィルム14bの着色とPET樹脂フィルム14cの
裏面の柄を色々組み合わすことにより、表面材14しい
ては壁パネル12の外観意匠性を容易に、かつ低コスト
にて向上せしめることが可能となるものである。
【0012】次に、本発明の第二の実施例を図4、図
5、図6を用いて説明する。図において17は鉄、アル
ミ材等をチャンネル状に形成したフレームで、上記図5
に示す如く基材15の裏面15aに柔軟性を有した接着
剤(例えば変成シリコン系)18により接着され、上記
のチャンネル状に形成したフレーム17は、図4に示す
壁パネル固定具19(例えばクランプ、ジョイナー等)
を保持する構造部を有している。
【0013】上記構成において、第一の実施例の内容以
外に、基材15の裏面15aに備えた壁パネル固定具1
9(例えばクランプ、ジョイナー等)を保持する構造部
を有したチャンネル状に形成したフレーム17により、
従来と同様な構成での壁パネル12の組み立てが可能と
なるとともに、柔軟性を有した接着剤(例えば変成シリ
コン系)18により基材15とフレーム17が接着され
ているので、熱膨脹による寸法変化の差異を吸収し変形
等を生じせしめないことが可能となるものである。次
に、第三の実施例を図7、図8を用いて説明する。図に
おいて、21は例えばラワン合板等よりなる補強材で、
基材15の裏面に接着固定されている。
【0014】上記構成において、第一の実施例の内容以
外に、壁パネルに窓取り付け用の開口をジグソー等の工
具を用いて施す場合、基材15の裏面に補強材21が備
えられているため、切断しても基材15が破損すること
なく容易に切断することが可能となるものである。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明の浴室ユニットによ
れば、次の効果が得られる。
【0016】(1)外観意匠性にすぐれた高鮮映性を有
した壁パネルを用いた浴室ユニットが、低コストにて供
給可能となりコストの合理化が図れる。
【0017】(2)外観意匠性にすぐれた高鮮映性を有
した浴室ユニットが、従来の壁パネルの組み立て工法を
変えることなく、供給可能となりコストの合理化が図れ
る。
【0018】(3)壁パネルに窓取り付け用の開口を施
す場合の作業が容易となり、浴室ユニット組立時の作業
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における浴室ユニットの
斜視図
【図2】同浴室ユニットの壁パネルの部分断面図
【図3】同浴室ユニットの壁パネルの拡大断面図
【図4】本発明の第二の実施例における浴室ユニットの
分解斜視図
【図5】同浴室ユニットの壁パネルの部分断面図
【図6】同浴室ユニットの壁パネルの拡大断面図
【図7】本発明の第三の実施例における浴室ユニットの
壁パネルの部分断面図
【図8】同浴室ユニットの壁パネルの拡大断面図
【図9】従来の浴室ユニットの分解斜視図
【図10】従来の浴室ユニットの壁パネルの断面図
【図11】同従来の浴室ユニットの壁パネルの他の例を
示す断面図
【符号の説明】
10 床部 11 浴槽 12 壁パネル 13 天井 14 表面材 14a 防錆処理鋼板 14b 塩化ビニール樹脂フィルム 14c ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム 15 基材 16 浸透性のある接着剤 17 フレーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防錆処理鋼板に塩化ビニール樹脂フィルム
    とポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムを複層に積
    層し高鮮映性を有した表面材と、珪酸カルシウム板等の
    表面状態が多孔質な無機質材料で、かつ平滑性を有した
    基材により構成され、前述の表面材と基材は浸透性のあ
    る接着剤により接着されてなる壁パネルと、浴槽、洗い
    場、天井、ドア等よりなる浴室ユニット。
  2. 【請求項2】浴槽パネルは、表面材と基材の裏面に、チ
    ャンネル状に形成したフレームを設け、同フレームは壁
    パネル固定具を保持する構造部を有し、かつ基材とは柔
    軟性を有した接着剤により接着した請求項1記載の浴室
    ユニット。
  3. 【請求項3】補強材を壁パネルの基材の裏面に接着した
    請求項1記載の浴室ユニット。
JP7198561A 1995-08-03 1995-08-03 浴室ユニット Pending JPH0941552A (ja)

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JP7198561A JPH0941552A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 浴室ユニット

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JPH0941552A true JPH0941552A (ja) 1997-02-10

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ID=16393240

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006029077A (ja) * 2004-06-18 2006-02-02 Toto Ltd システムバスの構造
CN113415050A (zh) * 2021-07-28 2021-09-21 深圳华美金属材料科技有限公司 一种3d夜光彩钢板及其制备方法
GB2611024A (en) * 2020-09-15 2023-03-29 Noel Greenwood Jamie Modular retro-fit pod

Cited By (4)

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