JPH0941119A - コンクリ−ト用耐塩性鉄筋棒鋼 - Google Patents
コンクリ−ト用耐塩性鉄筋棒鋼Info
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- JPH0941119A JPH0941119A JP21394895A JP21394895A JPH0941119A JP H0941119 A JPH0941119 A JP H0941119A JP 21394895 A JP21394895 A JP 21394895A JP 21394895 A JP21394895 A JP 21394895A JP H0941119 A JPH0941119 A JP H0941119A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】耐塩性及び耐アルカリ性に優れ、しかも良好な
曲げ加工性をも有するコンクリ−ト用鉄筋棒鋼を提供す
る。 【構成】直径１０〜３５ｍｍの鉄筋の粗面を、次式： Ｓｍ／Ｒｚ≦３．０ （式中、Ｓｍは粗面の凹凸間のピッチを表し、ＲｚはＪ
ＩＳ（Ｂ０６０１）で定義される十点平均粗さを表
す。）で表されるように形成した鉄筋に、亜鉛、アルミ
ニウム擬合金溶射皮膜を形成し、該溶射皮膜のポ−ラス
部を耐アルカリ性塗料で封孔処理する。
曲げ加工性をも有するコンクリ−ト用鉄筋棒鋼を提供す
る。 【構成】直径１０〜３５ｍｍの鉄筋の粗面を、次式： Ｓｍ／Ｒｚ≦３．０ （式中、Ｓｍは粗面の凹凸間のピッチを表し、ＲｚはＪ
ＩＳ（Ｂ０６０１）で定義される十点平均粗さを表
す。）で表されるように形成した鉄筋に、亜鉛、アルミ
ニウム擬合金溶射皮膜を形成し、該溶射皮膜のポ−ラス
部を耐アルカリ性塗料で封孔処理する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、耐塩性に優れた
コンクリ−ト用鉄筋棒鋼に係り、詳記すれば耐アルカリ
性及び耐塩性に優れ、しかも曲げ加工性も良好なコンク
リ−ト用鉄筋棒鋼に関するものである。
コンクリ−ト用鉄筋棒鋼に係り、詳記すれば耐アルカリ
性及び耐塩性に優れ、しかも曲げ加工性も良好なコンク
リ−ト用鉄筋棒鋼に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンクリ−ト用鉄筋棒鋼として
は、鉄筋に亜鉛メッキ処理を施し、塩害による鉄筋の腐
食を防止した亜鉛メッキ鉄筋、曲げ加工性を付与するた
め、鉄筋に静電粉体塗装によって、厚さ２００μｍ程度
のエポキシ樹脂塗装を施したエポキシ樹脂塗装鉄筋及び
塩害の耐食性に良好なタングステンやリン等を添加した
成分調整鉄筋等が知られていた。
は、鉄筋に亜鉛メッキ処理を施し、塩害による鉄筋の腐
食を防止した亜鉛メッキ鉄筋、曲げ加工性を付与するた
め、鉄筋に静電粉体塗装によって、厚さ２００μｍ程度
のエポキシ樹脂塗装を施したエポキシ樹脂塗装鉄筋及び
塩害の耐食性に良好なタングステンやリン等を添加した
成分調整鉄筋等が知られていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、亜鉛メ
ッキ鉄筋は、コンクリ−ト中に塩素が浸入すると、亜鉛
は塩素に弱いため、白錆が発生し、体積膨張する欠点が
あるほか、亜鉛の犠牲防食作用が終了すると、鉄筋が錆
びる欠点があった。また、エポキシ樹脂塗装鉄筋は、鉄
筋の曲げ加工性を確保するため、高級な塗料を使用して
いたので、高価となるから、あまり普及していない。ま
た、エポキシ樹脂塗装鉄筋は、犠牲防食作用がないた
め、泥等が付着すると発錆する問題があった。そればか
りか、表面が樹脂のため、コンクリ−トとの付着強度が
普通鉄筋の約８０％と低く、そのため配筋を長くする必
要がある問題があった。
ッキ鉄筋は、コンクリ−ト中に塩素が浸入すると、亜鉛
は塩素に弱いため、白錆が発生し、体積膨張する欠点が
あるほか、亜鉛の犠牲防食作用が終了すると、鉄筋が錆
びる欠点があった。また、エポキシ樹脂塗装鉄筋は、鉄
筋の曲げ加工性を確保するため、高級な塗料を使用して
いたので、高価となるから、あまり普及していない。ま
た、エポキシ樹脂塗装鉄筋は、犠牲防食作用がないた
め、泥等が付着すると発錆する問題があった。そればか
りか、表面が樹脂のため、コンクリ−トとの付着強度が
普通鉄筋の約８０％と低く、そのため配筋を長くする必
要がある問題があった。
【０００４】また、成分調整鉄筋は、耐食性能がそれほ
ど優れていないにもかかわらず、コストが高いため殆ど
普及していない。この発明は、耐塩性及び耐アルカリ性
に優れ、しかも良好な曲げ加工性をも有するコンクリ−
ト用鉄筋棒鋼を提供することを目的とする。
ど優れていないにもかかわらず、コストが高いため殆ど
普及していない。この発明は、耐塩性及び耐アルカリ性
に優れ、しかも良好な曲げ加工性をも有するコンクリ−
ト用鉄筋棒鋼を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、直径１０〜
３５ｍｍ（Ｄ10〜Ｄ35）の鉄筋の粗面を、次式： Ｓｍ／Ｒｚ≦３．０ （式中、Ｓｍは粗面の凹凸間のピッチを表し、ＲｚはＪ
ＩＳ（Ｂ０６０１）で定義される十点平均粗さを表
す。）で表されるように形成した鉄筋に、亜鉛、アルミ
ニウム擬合金溶射皮膜を形成し、該溶射皮膜のポ−ラス
部を耐アルカリ性塗料で封孔処理してなることを特徴と
する。
３５ｍｍ（Ｄ10〜Ｄ35）の鉄筋の粗面を、次式： Ｓｍ／Ｒｚ≦３．０ （式中、Ｓｍは粗面の凹凸間のピッチを表し、ＲｚはＪ
ＩＳ（Ｂ０６０１）で定義される十点平均粗さを表
す。）で表されるように形成した鉄筋に、亜鉛、アルミ
ニウム擬合金溶射皮膜を形成し、該溶射皮膜のポ−ラス
部を耐アルカリ性塗料で封孔処理してなることを特徴と
する。
【０００６】本発明に於いては、粗面を、Ｓｍ／Ｒｚ≦
３．０とするように形成する必要があるが、このように
することによって、曲げ加工しても擬合金溶射皮膜が剥
離しなくなる。Ｓｍ／Ｒｚを３．０より大きくした場
合、曲げ加工した鉄筋をコンクリ−ト中に埋設すると、
擬合金溶射皮膜及び塗膜に亀裂が発生し、亀裂部の鉄筋
が腐食する。通常原料鉄筋の表面には黒皮が形成されて
いるが、擬合金溶射皮膜の付着性を向上させるため、こ
の黒皮は除去する必要がある。通常は、粗面の形成と同
時に黒皮は除去されるが、除去できない方法で粗面を形
成する場合は、通常公知の方法で、黒皮を除去する前処
理を行えば良い。
３．０とするように形成する必要があるが、このように
することによって、曲げ加工しても擬合金溶射皮膜が剥
離しなくなる。Ｓｍ／Ｒｚを３．０より大きくした場
合、曲げ加工した鉄筋をコンクリ−ト中に埋設すると、
擬合金溶射皮膜及び塗膜に亀裂が発生し、亀裂部の鉄筋
が腐食する。通常原料鉄筋の表面には黒皮が形成されて
いるが、擬合金溶射皮膜の付着性を向上させるため、こ
の黒皮は除去する必要がある。通常は、粗面の形成と同
時に黒皮は除去されるが、除去できない方法で粗面を形
成する場合は、通常公知の方法で、黒皮を除去する前処
理を行えば良い。
【０００７】
【発明の実施の形態】前記粗面の高さは、平均５０ミク
ロン〜１２０ミクロンに形成するのが良く、低すぎて
も、高すぎても擬合金溶射皮膜の付着強度が劣るように
なる。鉄筋への粗面の形成は、次の方法によって行うこ
とができる。 （１）インペラ−方式によって、鉄筋にグリッドブラス
ト（硬鋼片）を投射する。 （２）エア−圧によって、鉄筋にグリッドブラストをノ
ズル噴射する。 （３）エポキシ樹脂系の粗面形成剤を、鉄筋にコ−テイ
ングする。 粗面を、Ｓｍ／Ｒｚ≦３．０とするには、例えば、上記
（１）及び（２）の方法の場合は、グリッドブラストの
大きさ、投射面に於けるグリッドブラストの密度及び投
射時間等を選択すれば良い。
ロン〜１２０ミクロンに形成するのが良く、低すぎて
も、高すぎても擬合金溶射皮膜の付着強度が劣るように
なる。鉄筋への粗面の形成は、次の方法によって行うこ
とができる。 （１）インペラ−方式によって、鉄筋にグリッドブラス
ト（硬鋼片）を投射する。 （２）エア−圧によって、鉄筋にグリッドブラストをノ
ズル噴射する。 （３）エポキシ樹脂系の粗面形成剤を、鉄筋にコ−テイ
ングする。 粗面を、Ｓｍ／Ｒｚ≦３．０とするには、例えば、上記
（１）及び（２）の方法の場合は、グリッドブラストの
大きさ、投射面に於けるグリッドブラストの密度及び投
射時間等を選択すれば良い。
【０００８】擬合金溶射皮膜は、亜鉛とアルミニウムと
を同時に溶射できる常温ア−ク溶射機等を使用して、亜
鉛とアルミニウムとを同時に溶射することにより形成す
ることができる。このように、擬合金溶射皮膜を形成す
ることによって、鉄筋の耐食性が向上し、良好な曲げ加
工性が得られる。亜鉛とアルミニウムとの溶射は、溶射
皮膜が、耐食性に良好なアルミニウム５５％、亜鉛４５
％のガルバリウム組成となるように、溶射すると良い。
前記擬合金溶射皮膜の厚さは、５０〜２００μｍ、特に
好ましくは６０〜８０μｍとするのがよく、薄すぎると
耐食性が低下し、厚すぎると経済的でない。
を同時に溶射できる常温ア−ク溶射機等を使用して、亜
鉛とアルミニウムとを同時に溶射することにより形成す
ることができる。このように、擬合金溶射皮膜を形成す
ることによって、鉄筋の耐食性が向上し、良好な曲げ加
工性が得られる。亜鉛とアルミニウムとの溶射は、溶射
皮膜が、耐食性に良好なアルミニウム５５％、亜鉛４５
％のガルバリウム組成となるように、溶射すると良い。
前記擬合金溶射皮膜の厚さは、５０〜２００μｍ、特に
好ましくは６０〜８０μｍとするのがよく、薄すぎると
耐食性が低下し、厚すぎると経済的でない。
【０００９】上記のようにして形成した溶射皮膜は、ポ
−ラスなため、透水性があり、耐食性が劣化するので、
塗料で封孔処理を行う。亜鉛、アルミニウム擬合金は、
コンクリ−ト中のアルカリ（ｐＨ１３位）に弱いので、
塗料としては、耐アルカリ性に優れた塗料を使用する必
要がある。このような耐アルカリ性塗料としては、変成
エポキシ樹脂塗料、タ−ルエポキシ樹脂塗料または水溶
性カチオン電着塗料を使用するのが好ましい。耐アルカ
リ性塗料塗料皮膜の厚さは、２０〜１００μｍ、特に好
ましくは３０〜５０μｍとするのが良く、薄すぎると、
効果が劣るようになり、厚すぎると経済的でない。
−ラスなため、透水性があり、耐食性が劣化するので、
塗料で封孔処理を行う。亜鉛、アルミニウム擬合金は、
コンクリ−ト中のアルカリ（ｐＨ１３位）に弱いので、
塗料としては、耐アルカリ性に優れた塗料を使用する必
要がある。このような耐アルカリ性塗料としては、変成
エポキシ樹脂塗料、タ−ルエポキシ樹脂塗料または水溶
性カチオン電着塗料を使用するのが好ましい。耐アルカ
リ性塗料塗料皮膜の厚さは、２０〜１００μｍ、特に好
ましくは３０〜５０μｍとするのが良く、薄すぎると、
効果が劣るようになり、厚すぎると経済的でない。
【００１０】
【実施例】次に、本発明のコンクリ−ト用耐塩性鉄筋棒
鋼を製造し、耐アルカリ性試験、、塩水噴霧試験及び耐
食性試験とを行い、付着強度を測定した結果を示す。 （製造例）直径２０ｍｍ（Ｄ20）の鉄筋に、グリッドブ
ラスト（硬鋼片）を、インペラ−ユニット方式で投射し
て、鉄筋の黒皮を除去して、表面をＳｍ／Ｒｚ＝２．０
の粗面とした。それから、常温ア−ク溶射機を使用し
て、亜鉛とアルミニウムとを溶射皮膜が、アルミニウム
５５％、亜鉛４５％のガルバリウム組成となるように同
時に溶射して、７０μｍの擬合金溶射皮膜を形成した。
ついで、変成エポキシ樹脂塗料を噴霧して、厚さ４０μ
ｍの皮膜を形成した。上記のようにして製造した本発明
の鉄筋と、次表１に示す比較のための鉄筋とについて、
性能試験を行った。
鋼を製造し、耐アルカリ性試験、、塩水噴霧試験及び耐
食性試験とを行い、付着強度を測定した結果を示す。 （製造例）直径２０ｍｍ（Ｄ20）の鉄筋に、グリッドブ
ラスト（硬鋼片）を、インペラ−ユニット方式で投射し
て、鉄筋の黒皮を除去して、表面をＳｍ／Ｒｚ＝２．０
の粗面とした。それから、常温ア−ク溶射機を使用し
て、亜鉛とアルミニウムとを溶射皮膜が、アルミニウム
５５％、亜鉛４５％のガルバリウム組成となるように同
時に溶射して、７０μｍの擬合金溶射皮膜を形成した。
ついで、変成エポキシ樹脂塗料を噴霧して、厚さ４０μ
ｍの皮膜を形成した。上記のようにして製造した本発明
の鉄筋と、次表１に示す比較のための鉄筋とについて、
性能試験を行った。
【００１１】
【表１】
【００１２】試験は、次のようにして行った。 （耐アルカリ性試験）Ｃａ（ＯＨ）2を飽和した３％食
塩水（ｐＨ１２．５）を、液温５０℃とし、これに鉄筋
を３００時間浸漬した後、外観を目視で観察し、アルカ
リに対する耐食性を評価した。結果を次表２に示す。
塩水（ｐＨ１２．５）を、液温５０℃とし、これに鉄筋
を３００時間浸漬した後、外観を目視で観察し、アルカ
リに対する耐食性を評価した。結果を次表２に示す。
【００１３】
【表２】
【００１４】（塩水噴霧試験）ＪＩＳ Ｚ２３７１に記
載の方法に基づいて、鉄筋のリブ部にカッタ−ナイフで
疵を付け、これに３５℃の５％塩水を３０００時間噴霧
した後、外観を目視で観察した。結果を次表３に示す。
載の方法に基づいて、鉄筋のリブ部にカッタ−ナイフで
疵を付け、これに３５℃の５％塩水を３０００時間噴霧
した後、外観を目視で観察した。結果を次表３に示す。
【００１５】
【表３】
【００１６】（付着強度）土木学会基準「エポキシ樹脂
塗装鉄筋の付着強度試験方法」に基づいて、試験を行っ
た。試験は、鉄筋のすべり量が０．０４ｍｍに達した時
の荷重と、最大荷重（最大付着応力）を測定した。この
測定値を、黒皮状態の普通鉄筋と比べた割合を比率
（％）で表した。結果を次表４に示す。
塗装鉄筋の付着強度試験方法」に基づいて、試験を行っ
た。試験は、鉄筋のすべり量が０．０４ｍｍに達した時
の荷重と、最大荷重（最大付着応力）を測定した。この
測定値を、黒皮状態の普通鉄筋と比べた割合を比率
（％）で表した。結果を次表４に示す。
【００１７】
【表４】
【００１８】（鉄筋の耐食性試験）直径１９ｍｍ
（Ｄ19）の鉄筋を使用する以外は、前記製造例と同様に
して、Ｓｍ／Ｒｚ＝２．０とした本発明の鉄筋と、Ｓｍ
／Ｒｚ＝４．０とした比較鉄筋を製造し、それぞれ耐食
性試験を行った。試験は、上記鉄筋をＵ字状に曲げ、こ
れをコンクリ−ト中に埋設したものを、３５℃の３．３
％食塩水中に８時間浸漬した後、取り出して、温度２０
±５℃、湿度６０±１０％の室に１６時間放置して、１
サイクルとし、これを３０サイクル繰り返した。それか
ら、コンクリ−トを解体して、鉄筋の亀裂及び腐食状況
を観察した。結果を次表５に示す。
（Ｄ19）の鉄筋を使用する以外は、前記製造例と同様に
して、Ｓｍ／Ｒｚ＝２．０とした本発明の鉄筋と、Ｓｍ
／Ｒｚ＝４．０とした比較鉄筋を製造し、それぞれ耐食
性試験を行った。試験は、上記鉄筋をＵ字状に曲げ、こ
れをコンクリ−ト中に埋設したものを、３５℃の３．３
％食塩水中に８時間浸漬した後、取り出して、温度２０
±５℃、湿度６０±１０％の室に１６時間放置して、１
サイクルとし、これを３０サイクル繰り返した。それか
ら、コンクリ−トを解体して、鉄筋の亀裂及び腐食状況
を観察した。結果を次表５に示す。
【００１９】
【表５】
【００２０】
【効果】以上述べたごとく、本発明の鉄筋は、コンクリ
−トに対する良好な付着強度を有し、強アルカリに対す
る耐性を有するほか、耐塩性に優れているので塩害によ
る鉄筋の腐食を効果的に防止すると共に、曲げ加工処理
を行うことができる等、従来のこの種鉄筋には見られな
い多くの優れた性質を併有する。
−トに対する良好な付着強度を有し、強アルカリに対す
る耐性を有するほか、耐塩性に優れているので塩害によ
る鉄筋の腐食を効果的に防止すると共に、曲げ加工処理
を行うことができる等、従来のこの種鉄筋には見られな
い多くの優れた性質を併有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 信義 東京都千代田区四番町五番地九 トピー工 業株式会社内 (72)発明者 浜村 益三 東京都江戸川区鹿骨６丁目７番11号 ア− クテクノ株式会社内
Claims (7)
- 【請求項１】直径１０〜３５ｍｍの鉄筋の粗面を、次
式： Ｓｍ／Ｒｚ≦３．０ （式中、Ｓｍは粗面の凹凸間のピッチを表し、ＲｚはＪ
ＩＳ（Ｂ０６０１）で定義される十点平均粗さを表
す。）で表されるように形成した鉄筋に、亜鉛、アルミ
ニウム擬合金溶射皮膜を形成し、該溶射皮膜のポ−ラス
部を耐アルカリ性塗料で封孔処理してなることを特徴と
するコンクリ−ト用耐塩性鉄筋棒鋼。 - 【請求項２】前記粗面の高さを、平均５０ミクロン〜１
２０ミクロンに形成してなる請求項１に記載の鉄筋棒
鋼。 - 【請求項３】前記粗面の形成を、インペラ−方式による
グリッドブラスト投射、エア−によるグリッドブラスト
のノズル噴射またはエポキシ樹脂系の粗面形成剤をコ−
テイングすることにより形成してなる請求項１に記載の
鉄筋棒鋼。 - 【請求項４】前記溶射皮膜を、アルミニウム５５％、亜
鉛４５％のガルバリウム組成となるように、亜鉛とアル
ミニウムとを同時に溶射して形成してなる請求項１に記
載の鉄筋棒鋼。 - 【請求項５】前記塗料が、変成エポキシ樹脂塗料、タ−
ルエポキシ樹脂塗料または水溶性カチオン電着塗料であ
る請求項１に記載の鉄筋棒鋼。 - 【請求項６】前記擬合金溶射皮膜が、厚さ５０〜２００
μｍである請求項１に記載の鉄筋棒鋼。 - 【請求項７】前記耐アルカリ性塗料皮膜が、厚さ２０〜
１００μｍである請求項１に記載の鉄筋棒鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21394895A JPH0941119A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | コンクリ−ト用耐塩性鉄筋棒鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21394895A JPH0941119A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | コンクリ−ト用耐塩性鉄筋棒鋼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0941119A true JPH0941119A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16647707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21394895A Pending JPH0941119A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | コンクリ−ト用耐塩性鉄筋棒鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0941119A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002371372A (ja) * | 2001-06-18 | 2002-12-26 | Nippon Steel Corp | 亜鉛系めっき鋼材とコンクリートの複合構造体 |
| EP1285974A1 (en) * | 2001-08-21 | 2003-02-26 | Alphatek Hyperformance Coatings Ltd | Coating compositions |
| KR100744156B1 (ko) * | 2006-05-08 | 2007-08-01 | 삼진변압기 주식회사 | 아연 피막제를 이용한 변압기 외함의 방청방법 |
| JP2010053374A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Dainippon Toryo Co Ltd | 金属溶射皮膜用の封孔処理剤 |
| KR101350816B1 (ko) * | 2011-11-11 | 2014-01-13 | 영광기제주식회사 | 비금속 물질을 이용한 물탱크용 콘크리트 벽체의 코팅장치 및 그 방법 |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP21394895A patent/JPH0941119A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002371372A (ja) * | 2001-06-18 | 2002-12-26 | Nippon Steel Corp | 亜鉛系めっき鋼材とコンクリートの複合構造体 |
| EP1285974A1 (en) * | 2001-08-21 | 2003-02-26 | Alphatek Hyperformance Coatings Ltd | Coating compositions |
| KR100744156B1 (ko) * | 2006-05-08 | 2007-08-01 | 삼진변압기 주식회사 | 아연 피막제를 이용한 변압기 외함의 방청방법 |
| JP2010053374A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Dainippon Toryo Co Ltd | 金属溶射皮膜用の封孔処理剤 |
| KR101350816B1 (ko) * | 2011-11-11 | 2014-01-13 | 영광기제주식회사 | 비금속 물질을 이용한 물탱크용 콘크리트 벽체의 코팅장치 및 그 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |