JPH0940171A - コンベア装置 - Google Patents
コンベア装置Info
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- JPH0940171A JPH0940171A JP19443795A JP19443795A JPH0940171A JP H0940171 A JPH0940171 A JP H0940171A JP 19443795 A JP19443795 A JP 19443795A JP 19443795 A JP19443795 A JP 19443795A JP H0940171 A JPH0940171 A JP H0940171A
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- Control Of Conveyors (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高能力で且つ高精度で物品をメインコンベアに
対し供給することのできる物品供給用コンベアを備える
コンベア装置を提供する。 【解決手段】物品供給用コンベア2の先端部に第1のコ
ンベア部2aと第2のコンベア部2bを配置し、各々の
コンベア部に物品検出用センサPH1,PH2とコンベ
ア部駆動用モータを備える。またメインコンベア1には
同メインコンベアの移動に同期する基準タイミングを生
成するためのセンサPH4と、物品がメインコンベア1
に搬送されたことを検出するセンサPH3を設ける。コ
ントローラはこれらのセンサ出力に基づいて各コンベア
部2a,2bを低速モードと高速モードで速度制御をす
ることにより、順次供給されてくる物品3を高速で正確
に所定のバケット部に搬送する。
対し供給することのできる物品供給用コンベアを備える
コンベア装置を提供する。 【解決手段】物品供給用コンベア2の先端部に第1のコ
ンベア部2aと第2のコンベア部2bを配置し、各々の
コンベア部に物品検出用センサPH1,PH2とコンベ
ア部駆動用モータを備える。またメインコンベア1には
同メインコンベアの移動に同期する基準タイミングを生
成するためのセンサPH4と、物品がメインコンベア1
に搬送されたことを検出するセンサPH3を設ける。コ
ントローラはこれらのセンサ出力に基づいて各コンベア
部2a,2bを低速モードと高速モードで速度制御をす
ることにより、順次供給されてくる物品3を高速で正確
に所定のバケット部に搬送する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベア装置、特
にメインコンベアに対し物品を順次供給する1つ以上の
物品供給用コンベアを供えるコンベア装置に関する
にメインコンベアに対し物品を順次供給する1つ以上の
物品供給用コンベアを供えるコンベア装置に関する
【0002】
【従来の技術】バケットコンベアに複数種類の製品を規
則正しく配置して搬送したり、1つの製品を隙間なく配
置して搬送する方式として、メインとなるバケットコン
ベアに対し一つまたは複数の物品供給用コンベアを接続
する方式がある。このようなコンベア装置では、たとえ
ば、1つのパッケージに複数種類の内容物を収納する場
合、バケットコンベアに該複数種類の内容物が1組毎に
配列されるよう該内容物を順次供給していき、バケット
コンベアの後段においてパッケージ毎に1組の内容物を
収納していく。このようなシステムでは、物品供給用コ
ンベアに対し、メインコンベアに対し単位時間にできる
だけ多くの物品を正確なバケット部に順次供給する能力
を持つことが要求される。そこで、物品供給用コンベア
を具備する従来のコンベア装置では、この物品供給用コ
ンベアの先端部に独立の駆動系を持つコンベア部を1つ
取り付け、このコンベア部で加速しながら且つ適切なタ
イミングをとってメインコンベアに対し物品を1つずつ
供給するようにしていた。
則正しく配置して搬送したり、1つの製品を隙間なく配
置して搬送する方式として、メインとなるバケットコン
ベアに対し一つまたは複数の物品供給用コンベアを接続
する方式がある。このようなコンベア装置では、たとえ
ば、1つのパッケージに複数種類の内容物を収納する場
合、バケットコンベアに該複数種類の内容物が1組毎に
配列されるよう該内容物を順次供給していき、バケット
コンベアの後段においてパッケージ毎に1組の内容物を
収納していく。このようなシステムでは、物品供給用コ
ンベアに対し、メインコンベアに対し単位時間にできる
だけ多くの物品を正確なバケット部に順次供給する能力
を持つことが要求される。そこで、物品供給用コンベア
を具備する従来のコンベア装置では、この物品供給用コ
ンベアの先端部に独立の駆動系を持つコンベア部を1つ
取り付け、このコンベア部で加速しながら且つ適切なタ
イミングをとってメインコンベアに対し物品を1つずつ
供給するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のコンベア装置では、物品供給用コンベアの先端部
に配置されているコンベア部が適切なタイミングでメイ
ンコンベアに対し物品を一つずつ供給する必要があるた
めに、このコンベア部の物品入り口付近(上流端)にス
トッパが配置される必要があり、このため、後続の次の
物品がこのストッパで停止状態に置かれるという問題が
あった。すなわち、ストッパによって後続の次の物品が
停止状態におかれると、このストッパが開放されて次の
物品がコンベア部に供給される時に急激な加速度上昇が
生じ、このためにベルトとの間で滑りが生じ物品を正し
く搬送できないという問題が生じていた。また、これを
解決するためにコンベア部の速度を落とすと物品供給能
力が低下するという問題があった。このように、特に物
品供給用コンベアに物品が押せ押せの状態で供給されて
いる時、上記のストッパが存在する場合、メインコンベ
アに対し物品を正しく供給できないか、または正しく供
給しようとすると物品供給能力が低下するという不都合
があった。
従来のコンベア装置では、物品供給用コンベアの先端部
に配置されているコンベア部が適切なタイミングでメイ
ンコンベアに対し物品を一つずつ供給する必要があるた
めに、このコンベア部の物品入り口付近(上流端)にス
トッパが配置される必要があり、このため、後続の次の
物品がこのストッパで停止状態に置かれるという問題が
あった。すなわち、ストッパによって後続の次の物品が
停止状態におかれると、このストッパが開放されて次の
物品がコンベア部に供給される時に急激な加速度上昇が
生じ、このためにベルトとの間で滑りが生じ物品を正し
く搬送できないという問題が生じていた。また、これを
解決するためにコンベア部の速度を落とすと物品供給能
力が低下するという問題があった。このように、特に物
品供給用コンベアに物品が押せ押せの状態で供給されて
いる時、上記のストッパが存在する場合、メインコンベ
アに対し物品を正しく供給できないか、または正しく供
給しようとすると物品供給能力が低下するという不都合
があった。
【0004】本発明の目的は、高能力で且つ高精度で物
品をメインコンベアに対し供給することのできる物品供
給用コンベアを備えるコンベア装置を提供することにあ
る。
品をメインコンベアに対し供給することのできる物品供
給用コンベアを備えるコンベア装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、メインコンベ
アに対し物品を順次供給する一つ以上の物品供給用コン
ベアを備えるコンベア装置において、前記物品供給用コ
ンベアの先端部に、物品の搬送速度制御が独立に行われ
る複数のコンベア部を直列に配置したことを特徴とす
る。
アに対し物品を順次供給する一つ以上の物品供給用コン
ベアを備えるコンベア装置において、前記物品供給用コ
ンベアの先端部に、物品の搬送速度制御が独立に行われ
る複数のコンベア部を直列に配置したことを特徴とす
る。
【0006】このコンベア装置では、各コンベア部にお
いて物品の搬送速度制御を独立に行うことにより、供給
された物品を、上流側のコンベア部から順次下流側のコ
ンベア部に渡しながら加速していく。このようにするこ
とで、隣接するコンベア部間では急激な加速度の変化が
生じないようにすることが出来るためにベルトと物品と
の間に滑りが生じるのを防ぐことができる。また、最下
流のコンベア部に物品が一つだけ載るように、上流側の
コンベア部で搬送制御出来るため、ストッパーを使用し
なくてもよく、物品の流れがスムーズになり物品供給能
力を高くすることができる。
いて物品の搬送速度制御を独立に行うことにより、供給
された物品を、上流側のコンベア部から順次下流側のコ
ンベア部に渡しながら加速していく。このようにするこ
とで、隣接するコンベア部間では急激な加速度の変化が
生じないようにすることが出来るためにベルトと物品と
の間に滑りが生じるのを防ぐことができる。また、最下
流のコンベア部に物品が一つだけ載るように、上流側の
コンベア部で搬送制御出来るため、ストッパーを使用し
なくてもよく、物品の流れがスムーズになり物品供給能
力を高くすることができる。
【0007】本発明では、また、メインコンベアの移動
に同期する基準タイミングを一定時間毎に生成する基準
タイミング生成手段を備えるとともに、前記コンベア部
の各々は、物品を検出するセンサと、コンベア部駆動用
モータとを備え、さらに、前記基準タイミングおよびセ
ンサの出力に基づいて前記コンベア部駆動用モータの各
々を、物品が前記各々のコンベア部で停止することなく
速度制御されて前記メインコンベアの所定位置へ搬送さ
れるように制御するコントローラを備えてなることを特
徴とする。
に同期する基準タイミングを一定時間毎に生成する基準
タイミング生成手段を備えるとともに、前記コンベア部
の各々は、物品を検出するセンサと、コンベア部駆動用
モータとを備え、さらに、前記基準タイミングおよびセ
ンサの出力に基づいて前記コンベア部駆動用モータの各
々を、物品が前記各々のコンベア部で停止することなく
速度制御されて前記メインコンベアの所定位置へ搬送さ
れるように制御するコントローラを備えてなることを特
徴とする。
【0008】このコンベア装置では、各コンベア部に物
品検出用のセンサを備えているために、各コンベア部の
状態を正しく把握することができるとともに、各コンベ
ア部に設けられているコンベア部駆動用モータを制御す
ることにより、各コンベア部を独立に駆動制御でき、物
品を、正しい速度制御線に乗るように精密に搬送制御す
ることができる。すなわち、物品が各々のコンベア部で
停止することなく速度制御されてメインコンベアの所定
位置へ搬送されるようになるために、物品は急激な加速
度のためにベルトとの間で滑りを生じたりすることもな
く、且つコンベア部を適当な速度に制御することにより
ストッパがなくても物品がスムーズに順次供給されるよ
うになる。
品検出用のセンサを備えているために、各コンベア部の
状態を正しく把握することができるとともに、各コンベ
ア部に設けられているコンベア部駆動用モータを制御す
ることにより、各コンベア部を独立に駆動制御でき、物
品を、正しい速度制御線に乗るように精密に搬送制御す
ることができる。すなわち、物品が各々のコンベア部で
停止することなく速度制御されてメインコンベアの所定
位置へ搬送されるようになるために、物品は急激な加速
度のためにベルトとの間で滑りを生じたりすることもな
く、且つコンベア部を適当な速度に制御することにより
ストッパがなくても物品がスムーズに順次供給されるよ
うになる。
【0009】さらに、前記基準タイミングは、物品を前
記メインコンベアの所定位置へ搬送するための高速の速
度制御線を生成するためのタイミングであり、前記コン
トローラは、前記コンベア部に対し前記高速の速度制御
線を外れて搬送されてきた物品を該高速の速度制御線の
速度よりも低速の速度制御線により搬送制御し、搬送位
置と搬送タイミングがいずれかの基準タイミングに基づ
く前記高速の速度制御線に一致したときに該物品に対す
る速度制御線を前記低速の速度制御線から前記高速の速
度制御線に切り替える手段を備えることを特徴とする。
記メインコンベアの所定位置へ搬送するための高速の速
度制御線を生成するためのタイミングであり、前記コン
トローラは、前記コンベア部に対し前記高速の速度制御
線を外れて搬送されてきた物品を該高速の速度制御線の
速度よりも低速の速度制御線により搬送制御し、搬送位
置と搬送タイミングがいずれかの基準タイミングに基づ
く前記高速の速度制御線に一致したときに該物品に対す
る速度制御線を前記低速の速度制御線から前記高速の速
度制御線に切り替える手段を備えることを特徴とする。
【0010】この制御により、複数のコンベア部の上流
側のコンベア部で低速制御し、メインコンベアの所定位
置へ搬送するための高速の速度制御線に、搬送位置と搬
送タイミングが一致した時該高速の速度制御線に切り換
える。一旦、搬送位置と搬送タイミングがこの高速の速
度制御線に一致すると、それ以後はこの高速の速度制御
線によって搬送制御される。このような制御により、通
常は、低速から高速に制御されようになり、滑りを生じ
ることなく正しいタイミングでメインコンベアに対し物
品を供給することができる。
側のコンベア部で低速制御し、メインコンベアの所定位
置へ搬送するための高速の速度制御線に、搬送位置と搬
送タイミングが一致した時該高速の速度制御線に切り換
える。一旦、搬送位置と搬送タイミングがこの高速の速
度制御線に一致すると、それ以後はこの高速の速度制御
線によって搬送制御される。このような制御により、通
常は、低速から高速に制御されようになり、滑りを生じ
ることなく正しいタイミングでメインコンベアに対し物
品を供給することができる。
【0011】さらに、前記コンベア部は、前記メインコ
ンベアから遠い順に配置される第1のコンベア部と第2
のコンベア部からなり、前記コントローラは、前記第1
のコンベア部において前記センサにより物品を検出して
前記低速の速度制御線により搬送制御するとき、該第1
のコンベア部において前記センサにより物品を検出した
タイミングから次の前記基準タイミングまでの時間T1
を求め、さらに、該T1に前記低速と高速の速度比に基
づいた倍率を乗じた時間T2を求め、このT1とT2の
加算時間において前記低速の速度制御線により速度制御
し、その後、前記高速の速度制御線による速度制御を行
うことを特徴とする。
ンベアから遠い順に配置される第1のコンベア部と第2
のコンベア部からなり、前記コントローラは、前記第1
のコンベア部において前記センサにより物品を検出して
前記低速の速度制御線により搬送制御するとき、該第1
のコンベア部において前記センサにより物品を検出した
タイミングから次の前記基準タイミングまでの時間T1
を求め、さらに、該T1に前記低速と高速の速度比に基
づいた倍率を乗じた時間T2を求め、このT1とT2の
加算時間において前記低速の速度制御線により速度制御
し、その後、前記高速の速度制御線による速度制御を行
うことを特徴とする。
【0012】コントローラの制御動作を上記のようにす
ると、搬送値と搬送タイミングが高速の速度制御線に一
致する位置を簡単に知ることができる。
ると、搬送値と搬送タイミングが高速の速度制御線に一
致する位置を簡単に知ることができる。
【0013】さらに、本発明は、前記コンベア部の先端
部に、ベルト部がメインコンベア上部において伸縮自在
な伸縮コンベア部が配置され、物品を前記コンベア部か
ら受け取る毎にベルト部をメインコンベア部に伸張し、
さらに縮退して該物品をベルトコンベア上に落下供給す
るようにしたことを特徴とする。
部に、ベルト部がメインコンベア上部において伸縮自在
な伸縮コンベア部が配置され、物品を前記コンベア部か
ら受け取る毎にベルト部をメインコンベア部に伸張し、
さらに縮退して該物品をベルトコンベア上に落下供給す
るようにしたことを特徴とする。
【0014】このようなコンベア部では、物品がメイン
コンベア上部から落下するようになるために、物品が剛
性のない袋などの形状のものであっても正しくメインコ
ンベアに供給できるようになる。
コンベア上部から落下するようになるために、物品が剛
性のない袋などの形状のものであっても正しくメインコ
ンベアに供給できるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が実施されるコン
ベア装置の構成図を示している。
ベア装置の構成図を示している。
【0016】図において、1はメインコンベアで、図の
矢印方向に移動する。2は、物品供給用コンベアで、こ
の先端部に2つのコンベア部2a,2bが配置されてい
る。各コンベア部2a,2bは物品を検出するセンサP
H1,PH2をそれぞれ有し、且つコンベア部駆動用モ
ータを各々供えている。各センサPH1,PH2の配置
位置は、各コンベア部2a,2bの上流端位置からの距
離Lが物品3の長さ2Lの半分になる位置に設定されて
いる。したがって、物品3の先端部がセンサPH1また
はPH2で検出されると、その物品3の中央位置はコン
ベア部2aまたは2bの上流端位置に達している。本実
施例では、このセンサ配置により、物品3が各コンベア
部2a,2bに到達するタイミングを、該物品3の半分
の長さが当該コンベア部に載った状態としている。
矢印方向に移動する。2は、物品供給用コンベアで、こ
の先端部に2つのコンベア部2a,2bが配置されてい
る。各コンベア部2a,2bは物品を検出するセンサP
H1,PH2をそれぞれ有し、且つコンベア部駆動用モ
ータを各々供えている。各センサPH1,PH2の配置
位置は、各コンベア部2a,2bの上流端位置からの距
離Lが物品3の長さ2Lの半分になる位置に設定されて
いる。したがって、物品3の先端部がセンサPH1また
はPH2で検出されると、その物品3の中央位置はコン
ベア部2aまたは2bの上流端位置に達している。本実
施例では、このセンサ配置により、物品3が各コンベア
部2a,2bに到達するタイミングを、該物品3の半分
の長さが当該コンベア部に載った状態としている。
【0017】前記コンベア部駆動用モータは、各々高速
の速度(高速モード)と、速度がその2分の1の低速の
速度(低速モード)のいずれかで駆動することが出来
る。メインコンベア1の駆動モータ(図示せず)の回転
連結軸1aにはスリット円板1bが連結され、このスリ
ット円板1bの所定の位置に形成されているスリットを
検出するセンサPH4が設けられている。このセンサP
H4は、メインコンベア1の移動速度に同期する基準タ
イミングを一定時間ごとに生成するためのセンサとして
使用される。
の速度(高速モード)と、速度がその2分の1の低速の
速度(低速モード)のいずれかで駆動することが出来
る。メインコンベア1の駆動モータ(図示せず)の回転
連結軸1aにはスリット円板1bが連結され、このスリ
ット円板1bの所定の位置に形成されているスリットを
検出するセンサPH4が設けられている。このセンサP
H4は、メインコンベア1の移動速度に同期する基準タ
イミングを一定時間ごとに生成するためのセンサとして
使用される。
【0018】なお、図1に示す実施例では、物品供給用
コンベア2を1つだけ設けているが、後述の実施例に示
すように、この物品供給用コンベア2を複数段配置する
ことも可能である。また、物品供給用コンベアの先端部
に配置されるコンベア部をこの例では2つとしたが、こ
れ以上であっても構わない。さらに、この例では物品供
給用コンベア2をメインコンベア1に対して直角方向に
配置したが、これを斜めの方向に配置してもよいし、ま
たメインコンベア1と平行に(すなわちメインコンベア
1の上方に)配置することも可能である。
コンベア2を1つだけ設けているが、後述の実施例に示
すように、この物品供給用コンベア2を複数段配置する
ことも可能である。また、物品供給用コンベアの先端部
に配置されるコンベア部をこの例では2つとしたが、こ
れ以上であっても構わない。さらに、この例では物品供
給用コンベア2をメインコンベア1に対して直角方向に
配置したが、これを斜めの方向に配置してもよいし、ま
たメインコンベア1と平行に(すなわちメインコンベア
1の上方に)配置することも可能である。
【0019】図2は、上記図1に示す構成のコンベア装
置の制御内容を説明するための図である。
置の制御内容を説明するための図である。
【0020】同図は、横軸が時間t、縦軸が距離lの座
標上での速度制御線を示している。A1−A2、B1−
B2、C1−C2は、それぞれ物品3をメインコンベア
1の所定位置へ順次搬送するために丁度良い高速の速度
制御線を示している。メインコンベア1に設けられてい
るセンサPH4は、タイミングA1、B1、C1におい
て基準タイミングのパルスを生成する。距離l=0は、
センサPH1のオン位置であり、図のG点は、センサP
H2のオン位置である。
標上での速度制御線を示している。A1−A2、B1−
B2、C1−C2は、それぞれ物品3をメインコンベア
1の所定位置へ順次搬送するために丁度良い高速の速度
制御線を示している。メインコンベア1に設けられてい
るセンサPH4は、タイミングA1、B1、C1におい
て基準タイミングのパルスを生成する。距離l=0は、
センサPH1のオン位置であり、図のG点は、センサP
H2のオン位置である。
【0021】いま、仮にD点でセンサPH1がオンした
とする。このセンサPH1をオンさせた物品3は、速度
制御線A1−A2をはずれて搬送されてきた物品である
から、次の基準タイミングB1に基づいて生成される速
度制御線B1−B2に、該物品の搬送位置と搬送タイミ
ングを合わせ、以後その速度制御線によって搬送制御す
る。このような制御を行うために、D点より、低速モー
ドで(B1−B2の速度制御線での速度の2分の1で)
搬送を開始する。この時、D点からB1までの時間T1
を測定し、B1点よりこの時間T1と同じ時間(これを
T2とする)の終わりのF点まで、上記低速モードで搬
送を継続する。F点まで、低速モードでの搬送制御を行
うと、B1−B2とF点を通過する鉛直線との交点P点
に達する。このP点では、速度制御線B1−B2に、当
該物品の搬送位置と搬送タイミングが一致している。こ
の後、B1−B2の速度制御線に沿って速度制御してい
けば、メインコンベア1の所定の位置に当該物品を搬送
することができる。
とする。このセンサPH1をオンさせた物品3は、速度
制御線A1−A2をはずれて搬送されてきた物品である
から、次の基準タイミングB1に基づいて生成される速
度制御線B1−B2に、該物品の搬送位置と搬送タイミ
ングを合わせ、以後その速度制御線によって搬送制御す
る。このような制御を行うために、D点より、低速モー
ドで(B1−B2の速度制御線での速度の2分の1で)
搬送を開始する。この時、D点からB1までの時間T1
を測定し、B1点よりこの時間T1と同じ時間(これを
T2とする)の終わりのF点まで、上記低速モードで搬
送を継続する。F点まで、低速モードでの搬送制御を行
うと、B1−B2とF点を通過する鉛直線との交点P点
に達する。このP点では、速度制御線B1−B2に、当
該物品の搬送位置と搬送タイミングが一致している。こ
の後、B1−B2の速度制御線に沿って速度制御してい
けば、メインコンベア1の所定の位置に当該物品を搬送
することができる。
【0022】また、図のE点で次の物品3によってセン
サPH1がオンしたとすると、同様にこの物品に対して
も上記と同じような方法によって低速の速度制御線によ
り搬送していく。ただし、最初の物品3がP点に到達す
ると速度制御線がB1−B2の高速の速度制御線になる
から、このP点以降は、コンベア部2bは高速で駆動さ
れ、コンベア部2aが低速で駆動されることになる。こ
のように2つのコンベア部2a,2bを異なった速度で
制御することにより、物品3は、最初のコンベア部2a
で低速で搬送され、コンベア部2bに渡ってから高速で
搬送されていく。そして、コンベア部2bでこの物品が
高速で搬送されている時には、次の物品3をコンベア部
2aで低速で搬送制御することが出来る。以上の動作を
繰り返し行っていくことにより、コンベア部2aの上流
側で物品3を停止させることなく順次メインコンベア1
に対してスムーズに供給していくことができる。なお、
図2において、GのラインはセンサPH2がオンするタ
イミングの位置を示している。このため、同図に示す例
では、最初の物品3はコンベア部2bのセンサPH2の
位置に達してもしばらくの期間t1は低速で制御され、
その後P点から高速で制御されるようになる。
サPH1がオンしたとすると、同様にこの物品に対して
も上記と同じような方法によって低速の速度制御線によ
り搬送していく。ただし、最初の物品3がP点に到達す
ると速度制御線がB1−B2の高速の速度制御線になる
から、このP点以降は、コンベア部2bは高速で駆動さ
れ、コンベア部2aが低速で駆動されることになる。こ
のように2つのコンベア部2a,2bを異なった速度で
制御することにより、物品3は、最初のコンベア部2a
で低速で搬送され、コンベア部2bに渡ってから高速で
搬送されていく。そして、コンベア部2bでこの物品が
高速で搬送されている時には、次の物品3をコンベア部
2aで低速で搬送制御することが出来る。以上の動作を
繰り返し行っていくことにより、コンベア部2aの上流
側で物品3を停止させることなく順次メインコンベア1
に対してスムーズに供給していくことができる。なお、
図2において、GのラインはセンサPH2がオンするタ
イミングの位置を示している。このため、同図に示す例
では、最初の物品3はコンベア部2bのセンサPH2の
位置に達してもしばらくの期間t1は低速で制御され、
その後P点から高速で制御されるようになる。
【0023】上記の実施例では、コンベア部2a,2b
の駆動用モータの低速モード時の速度が高速モード時の
速度の2分の1に設定されている。すなわち、コンベア
部2a,2bは、各々高速の速度制御線と低速の速度制
御線の2つの速度制御線のいずれかによって制御され、
且つ低速の速度制御線の速度は高速のそれの2分の1に
設定されている。このため、B1点からD−B1間の時
間T1と同じ時間T2をとったF点まで低速の速度制御
線で制御するようにしている。この場合、もし、低速と
高速の速度比が1対2ではなくそれ以外であれば、図3
に示すような制御時間の設定を行う。
の駆動用モータの低速モード時の速度が高速モード時の
速度の2分の1に設定されている。すなわち、コンベア
部2a,2bは、各々高速の速度制御線と低速の速度制
御線の2つの速度制御線のいずれかによって制御され、
且つ低速の速度制御線の速度は高速のそれの2分の1に
設定されている。このため、B1点からD−B1間の時
間T1と同じ時間T2をとったF点まで低速の速度制御
線で制御するようにしている。この場合、もし、低速と
高速の速度比が1対2ではなくそれ以外であれば、図3
に示すような制御時間の設定を行う。
【0024】同図(A)は、低速と高速の速度比が1対
1.5の場合、同図(B)は、上記実施例のように速度
比が1対2の場合、同図(C)は1対3の場合、同図
(D)は1対4の場合をそれぞれ示している。なお、メ
インコンベア1、コンベア部2a,2bを含む物品供給
用コンベア2に使用する駆動用モータには誘導電動機や
サーボモータが使用されるが、サーボモータを使用して
速度制御する場合には、公知の台形速度制御曲線を用い
た制御が行われる。また、コントローラは、上記センサ
PH1、PH2の状態を監視することにより、物品3が
コンベア部2a,2bに搬送されてきたことを知ること
ができ、またセンサPH2の検出出力からは、物品3が
コンベア部2aを離れたことを知ることができるが、コ
ンベア部2bから製品3がメインコンベア1に搬送され
たことを確認することができない。そこで、この状態を
確認しようとする場合には、図1に示すようにメインコ
ンベア1の所定の箇所にセンサPH3を設ける。このセ
ンサPH3の検出出力を見ることにより、物品3がコン
ベア部2bを離れてメインコンベア1の所定の箇所に搬
送された状態を確実に知ることができる。
1.5の場合、同図(B)は、上記実施例のように速度
比が1対2の場合、同図(C)は1対3の場合、同図
(D)は1対4の場合をそれぞれ示している。なお、メ
インコンベア1、コンベア部2a,2bを含む物品供給
用コンベア2に使用する駆動用モータには誘導電動機や
サーボモータが使用されるが、サーボモータを使用して
速度制御する場合には、公知の台形速度制御曲線を用い
た制御が行われる。また、コントローラは、上記センサ
PH1、PH2の状態を監視することにより、物品3が
コンベア部2a,2bに搬送されてきたことを知ること
ができ、またセンサPH2の検出出力からは、物品3が
コンベア部2aを離れたことを知ることができるが、コ
ンベア部2bから製品3がメインコンベア1に搬送され
たことを確認することができない。そこで、この状態を
確認しようとする場合には、図1に示すようにメインコ
ンベア1の所定の箇所にセンサPH3を設ける。このセ
ンサPH3の検出出力を見ることにより、物品3がコン
ベア部2bを離れてメインコンベア1の所定の箇所に搬
送された状態を確実に知ることができる。
【0025】図4は、上記のコンベア装置の制御部のブ
ロック図を示している。
ロック図を示している。
【0026】コントローラCNTRの入力側には、上記
センサPH1〜PH4が接続され、その出力は速度指令
データとして、ドライバDR1およびDR2を介してサ
ーボモータM1,M2に出力される。
センサPH1〜PH4が接続され、その出力は速度指令
データとして、ドライバDR1およびDR2を介してサ
ーボモータM1,M2に出力される。
【0027】図5は、前記コントローラCNTRの具体
的な構成例を示している。なお、実際には、コントロー
ラCNTRはマイクロプロセッサを含むコントローラで
構成することが出来る。
的な構成例を示している。なお、実際には、コントロー
ラCNTRはマイクロプロセッサを含むコントローラで
構成することが出来る。
【0028】前記センサPH1〜PH3の出力は微分回
路αによって微分され、微分パルスが形成される。最初
のコンベア部2aのセンサPH1の微分パルス、すなわ
ち立ち上がり検出出力は、第1のフリップフロップ10
のセット入力端子Sに導かれる。このフリップフロップ
10は、最初のコンベア部2aで物品3が搬送されてい
る期間を記憶する。すなわち、図1において、物品3の
先端がセンサPH1で検出された時から、次段のコンベ
ア部2bのセンサPH2が製品3の先端を検出する時ま
での期間をこの第1のフリップフロップ10が記憶す
る。したがって、センサPH2の微分出力は上記第1の
フリップフロップ10のリセット入力端子Rに導かれて
いる。第2のフリップフロップ11は、後段のコンベア
部2bで物品3が搬送されている時の期間を記憶する。
すなわち、センサPH2の検出パルスの立ち上がりタイ
ミングでセットされ、メインコンベア1に設けられてい
るセンサPH3の立ち上がりタイミングてリセットされ
る。第3のフリップフロップ12は、図2に示す時間T
1を記憶するためのものである。すなわち、センサPH
1の立ち上がりタイミングでセットされ、基準タイミン
グのパルスを生成するセンサPH4の立ち上がりタイミ
ングでリセットされる。上記第3のフリップフロップ1
2の後段に接続されている第1の減速カウンタ13は、
図2において、時間T1+T2の全期間を実質的に記憶
するカウンタを構成している。この第1の減速カウンタ
13の後段にはコンベア部2aの駆動用のモータM1の
ドライバDR1が接続されている。第4のフリップフロ
ップ14および第2の減速カウンタ15は、後述するよ
うにコンベア部2bの速度制御を行うためのものであ
る。1KHZのクロックパルスを形成するクロック発振
器16は、ゲート回路を得て、上記減速カウンタ13お
よび15に加算クロックまたは減算クロックを出力す
る。ANDゲートG1、G3が開いている時には、減速
カウンタ13、減速カウンタ15に対し加算クロックを
出力するが、ANDゲートG2、G4が開いている時に
は、これらの両方の減速カウンタ13、15に対して減
算クロックを出力する。1クロック当たりの加算量と減
算量の差は図3に示す速度比に従う、低速と高速の速度
比が本例のように1対2の場合は(図3(B))、加算
量と減算量は同じである。したがって、減算カウンタ1
3、15の加算クロック入力端子と減算クロック入力端
子は各々+1、−1である。上記減速カウンタ13と減
速カウンタ15間に接続されているデータ転送用のAN
DゲートG5は、センサPH2の立ち上がりのタイミン
グで、減速カウンタ13の値を減速カウンタ15に対し
て転送をするためのものである。減速カウンタ13、1
5の後段に接続されている判断回路17、18は、各
々、減速カウンタ13,15のカウント値(記憶値)が
0になったかどうかを判断するものであり、0になった
場合に、ANDゲートG6、G7に対し“H”を出力す
る。ANDゲートG6、G7の出力は、“H”の時速度
指令が高速であることを表し、“L”の時には速度指令
が低速であることを表している。
路αによって微分され、微分パルスが形成される。最初
のコンベア部2aのセンサPH1の微分パルス、すなわ
ち立ち上がり検出出力は、第1のフリップフロップ10
のセット入力端子Sに導かれる。このフリップフロップ
10は、最初のコンベア部2aで物品3が搬送されてい
る期間を記憶する。すなわち、図1において、物品3の
先端がセンサPH1で検出された時から、次段のコンベ
ア部2bのセンサPH2が製品3の先端を検出する時ま
での期間をこの第1のフリップフロップ10が記憶す
る。したがって、センサPH2の微分出力は上記第1の
フリップフロップ10のリセット入力端子Rに導かれて
いる。第2のフリップフロップ11は、後段のコンベア
部2bで物品3が搬送されている時の期間を記憶する。
すなわち、センサPH2の検出パルスの立ち上がりタイ
ミングでセットされ、メインコンベア1に設けられてい
るセンサPH3の立ち上がりタイミングてリセットされ
る。第3のフリップフロップ12は、図2に示す時間T
1を記憶するためのものである。すなわち、センサPH
1の立ち上がりタイミングでセットされ、基準タイミン
グのパルスを生成するセンサPH4の立ち上がりタイミ
ングでリセットされる。上記第3のフリップフロップ1
2の後段に接続されている第1の減速カウンタ13は、
図2において、時間T1+T2の全期間を実質的に記憶
するカウンタを構成している。この第1の減速カウンタ
13の後段にはコンベア部2aの駆動用のモータM1の
ドライバDR1が接続されている。第4のフリップフロ
ップ14および第2の減速カウンタ15は、後述するよ
うにコンベア部2bの速度制御を行うためのものであ
る。1KHZのクロックパルスを形成するクロック発振
器16は、ゲート回路を得て、上記減速カウンタ13お
よび15に加算クロックまたは減算クロックを出力す
る。ANDゲートG1、G3が開いている時には、減速
カウンタ13、減速カウンタ15に対し加算クロックを
出力するが、ANDゲートG2、G4が開いている時に
は、これらの両方の減速カウンタ13、15に対して減
算クロックを出力する。1クロック当たりの加算量と減
算量の差は図3に示す速度比に従う、低速と高速の速度
比が本例のように1対2の場合は(図3(B))、加算
量と減算量は同じである。したがって、減算カウンタ1
3、15の加算クロック入力端子と減算クロック入力端
子は各々+1、−1である。上記減速カウンタ13と減
速カウンタ15間に接続されているデータ転送用のAN
DゲートG5は、センサPH2の立ち上がりのタイミン
グで、減速カウンタ13の値を減速カウンタ15に対し
て転送をするためのものである。減速カウンタ13、1
5の後段に接続されている判断回路17、18は、各
々、減速カウンタ13,15のカウント値(記憶値)が
0になったかどうかを判断するものであり、0になった
場合に、ANDゲートG6、G7に対し“H”を出力す
る。ANDゲートG6、G7の出力は、“H”の時速度
指令が高速であることを表し、“L”の時には速度指令
が低速であることを表している。
【0029】次に、図2を参照して、上記コントローラ
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0030】いま、図2のD点でセンサPH1が物品3
の先端、すなわち該物品3がコンベア部2aに到来した
ことを検出すると、そのタイミングで、第1のフリップ
フロップ10がセットする。また、同時に第3のフリッ
プフロップ12もセットする。この第3のフリップフロ
ップ12がセットすると、ANDゲートG1が開くか
ら、第1の減速カウンタ13がクロックをゼロから加算
し始める。この状態以降、第1の判断回路17はカウン
ト値=0を検出しないために、第1のANDゲートG6
は閉じている。したがって、モータM1に対しては低速
(たとえば350mm/s)の速度指令をしている。し
たがって、第1のコンベア部2aは、センサPH1で物
品3を検出すると、その時から物品3を低速で搬送を開
始する。
の先端、すなわち該物品3がコンベア部2aに到来した
ことを検出すると、そのタイミングで、第1のフリップ
フロップ10がセットする。また、同時に第3のフリッ
プフロップ12もセットする。この第3のフリップフロ
ップ12がセットすると、ANDゲートG1が開くか
ら、第1の減速カウンタ13がクロックをゼロから加算
し始める。この状態以降、第1の判断回路17はカウン
ト値=0を検出しないために、第1のANDゲートG6
は閉じている。したがって、モータM1に対しては低速
(たとえば350mm/s)の速度指令をしている。し
たがって、第1のコンベア部2aは、センサPH1で物
品3を検出すると、その時から物品3を低速で搬送を開
始する。
【0031】この状態が継続して、次の基準タイミング
であるB1点においてセンサPH4が基準タイミングを
検出すると、第2のフリップフロップ12がリセットす
る。すると、その後段にある第1のANDゲートG1が
閉じて、代わりに第2のANDゲートG2が開く。この
瞬間では、第1の減速カウンタ13は、図2に示す時間
T1を記憶している。そして、第2のアンドゲートG2
が開くことにより、第1の減速カウンタ13は減算クロ
ックによりカウント値を1つずつ減らしていく。一方、
物品3が、コンベア部2aで搬送されていってコンベア
部2bに達すると(図2のQ点に達すると)、センサP
H2がオンすることにより、第1のフリップフロップ1
0がリセットされるとともに、第2のフリップフロップ
11がセットされる。また、センサPH2がオンした瞬
間に、アンドゲートG5が開いて、第1の減速カウンタ
13に記憶しているその時のカウント値がアンドゲート
G5を介して第2の減速カウンタ15に転送される。ま
た、第2の減速カウンタ15の前段に設けられている第
4のフリップフロップ14には、ANDゲートG8、G
9により第3のフリップフロップ12の記憶状態が転送
される。センサPH2がオンした瞬間には、第3のフリ
ップフロップ12はリセットされているため、このリセ
ット出力とセンサPH2の出力とによって第4のフリッ
プフロップ14はリセット状態にされる。結局、減速カ
ウンタ15には、図2のQ点からP点までの時間t1が
転送され、また、この時間t1に対して加算すべきか減
算すべきかを記憶している第3のフリップフロップ12
の状態も第4のフリップフロップ14に転送される。
であるB1点においてセンサPH4が基準タイミングを
検出すると、第2のフリップフロップ12がリセットす
る。すると、その後段にある第1のANDゲートG1が
閉じて、代わりに第2のANDゲートG2が開く。この
瞬間では、第1の減速カウンタ13は、図2に示す時間
T1を記憶している。そして、第2のアンドゲートG2
が開くことにより、第1の減速カウンタ13は減算クロ
ックによりカウント値を1つずつ減らしていく。一方、
物品3が、コンベア部2aで搬送されていってコンベア
部2bに達すると(図2のQ点に達すると)、センサP
H2がオンすることにより、第1のフリップフロップ1
0がリセットされるとともに、第2のフリップフロップ
11がセットされる。また、センサPH2がオンした瞬
間に、アンドゲートG5が開いて、第1の減速カウンタ
13に記憶しているその時のカウント値がアンドゲート
G5を介して第2の減速カウンタ15に転送される。ま
た、第2の減速カウンタ15の前段に設けられている第
4のフリップフロップ14には、ANDゲートG8、G
9により第3のフリップフロップ12の記憶状態が転送
される。センサPH2がオンした瞬間には、第3のフリ
ップフロップ12はリセットされているため、このリセ
ット出力とセンサPH2の出力とによって第4のフリッ
プフロップ14はリセット状態にされる。結局、減速カ
ウンタ15には、図2のQ点からP点までの時間t1が
転送され、また、この時間t1に対して加算すべきか減
算すべきかを記憶している第3のフリップフロップ12
の状態も第4のフリップフロップ14に転送される。
【0032】上記のようにしてデータの転送が行われた
ときには、第2の減速カウンタ15の入力側では、第4
のフリップフロップ14がリセット状態であることから
アンドゲートG4が開いている。したがって、この第2
の減速カウンタ15は減算クロックによって上記時間t
1が減算されていく。この減算の間は、第2の判断回路
18が0を検出していないために、その後段にあるAN
DゲートG7は閉じた状態である。したがって、モータ
M2に対しては低速の速度指令が行われている。この第
2の減速カウンタ15のカウント値が0になったことを
第2の判断回路18が検出すると、ANDゲートG7が
開くために、モータM2に対して高速(たとえば700
mm/s)の速度指令が行われる。以後、この高速モー
ドでの速度指令は、第2のフリップフロップ11がリセ
ットされるまで、すなわち、センサPH3がオンして第
2のコンベア部2b上の物品3がメインコンベア1上に
完全に乗り移るまで行われる。センサPH3の出力によ
って第2のフリップフロップ11がリセットされると、
ANDゲートG7が閉じるから、再びモータM2に対す
る速度指令は低速モードとなる。
ときには、第2の減速カウンタ15の入力側では、第4
のフリップフロップ14がリセット状態であることから
アンドゲートG4が開いている。したがって、この第2
の減速カウンタ15は減算クロックによって上記時間t
1が減算されていく。この減算の間は、第2の判断回路
18が0を検出していないために、その後段にあるAN
DゲートG7は閉じた状態である。したがって、モータ
M2に対しては低速の速度指令が行われている。この第
2の減速カウンタ15のカウント値が0になったことを
第2の判断回路18が検出すると、ANDゲートG7が
開くために、モータM2に対して高速(たとえば700
mm/s)の速度指令が行われる。以後、この高速モー
ドでの速度指令は、第2のフリップフロップ11がリセ
ットされるまで、すなわち、センサPH3がオンして第
2のコンベア部2b上の物品3がメインコンベア1上に
完全に乗り移るまで行われる。センサPH3の出力によ
って第2のフリップフロップ11がリセットされると、
ANDゲートG7が閉じるから、再びモータM2に対す
る速度指令は低速モードとなる。
【0033】以上の動作により、図2において、D点で
コンベア部2aに入った物品3は低速の(350mm/
s)速度制御線で搬送制御され、Q点において第2のコ
ンベア部2bに移り、ここからt1の期間だけ低速の速
度制御線で搬送制御され、P点に達した段階でB1−B
2の高速の速度制御線で搬送制御されていく。高速の速
度制御線B1−B2は、メインコンベア1の所定の箇所
に物品3を正しく搬送するための速度制御線であるか
ら、P点以降、このB1−B2の速度制御線に従って搬
送制御されていけば、メインコンベア1の目的とする正
しい箇所に物品3を搬送できる。
コンベア部2aに入った物品3は低速の(350mm/
s)速度制御線で搬送制御され、Q点において第2のコ
ンベア部2bに移り、ここからt1の期間だけ低速の速
度制御線で搬送制御され、P点に達した段階でB1−B
2の高速の速度制御線で搬送制御されていく。高速の速
度制御線B1−B2は、メインコンベア1の所定の箇所
に物品3を正しく搬送するための速度制御線であるか
ら、P点以降、このB1−B2の速度制御線に従って搬
送制御されていけば、メインコンベア1の目的とする正
しい箇所に物品3を搬送できる。
【0034】一方、上記のようにして最初の物品3に対
する制御を行っている最中に、第2の物品3が供給され
てくる時の動作は次のようになる。
する制御を行っている最中に、第2の物品3が供給され
てくる時の動作は次のようになる。
【0035】図2に示すように、第2の物品3がE点に
おいてコンベア部2aに搬送されたことを検出すると、
第1の物品の場合と同様に第1のフリップフロップ10
がセットし、さらに、第3のフリップフロップ12もセ
ットして、時間T1の記憶を開始する。すなわち、第2
の物品3に対しては低速モードでの搬送制御が行われ
る。この時、図2に示すように、第1の物品3について
は、第2のコンベア部2bで低速モードでの搬送制御が
行われ、P点で高速モードでの搬送制御に切り替わる
が、第2の物品の搬送制御には何等影響を及ぼさない。
おいてコンベア部2aに搬送されたことを検出すると、
第1の物品の場合と同様に第1のフリップフロップ10
がセットし、さらに、第3のフリップフロップ12もセ
ットして、時間T1の記憶を開始する。すなわち、第2
の物品3に対しては低速モードでの搬送制御が行われ
る。この時、図2に示すように、第1の物品3について
は、第2のコンベア部2bで低速モードでの搬送制御が
行われ、P点で高速モードでの搬送制御に切り替わる
が、第2の物品の搬送制御には何等影響を及ぼさない。
【0036】以上のように、1つ目の物品に対する制御
状態をフリップフロップ12と減速カウンタ13に記憶
して第1のコンベア部2aで搬送を制御している時に、
その第1の物品がセンサPH2で検出されると、上記フ
リップフロップ12および減速カウンタ13の記憶状態
がそのままフリップフロップ14および減速カウンタ1
5に転送される。以下、この転送された記憶状態に基づ
いてモータM2の制御が行われていく。そして、1つ目
のその物品がメインコンベア1に搬送された段階で、第
2のコンベア部2bが元の低速モードの速度制御に戻さ
れる。一方、上記フリップフロップ12および減速カウ
ンタ13の記憶状態がそのままフリップフロップ14お
よび減速カウンタ15に転送された以後に、第2の物品
に対して、フリップフロップ12および減速カウンタ1
3による搬送制御が可能になる。すなわち、2つのコン
ベア部2a、2bで独立に物品の搬送制御を行うことが
出来る。
状態をフリップフロップ12と減速カウンタ13に記憶
して第1のコンベア部2aで搬送を制御している時に、
その第1の物品がセンサPH2で検出されると、上記フ
リップフロップ12および減速カウンタ13の記憶状態
がそのままフリップフロップ14および減速カウンタ1
5に転送される。以下、この転送された記憶状態に基づ
いてモータM2の制御が行われていく。そして、1つ目
のその物品がメインコンベア1に搬送された段階で、第
2のコンベア部2bが元の低速モードの速度制御に戻さ
れる。一方、上記フリップフロップ12および減速カウ
ンタ13の記憶状態がそのままフリップフロップ14お
よび減速カウンタ15に転送された以後に、第2の物品
に対して、フリップフロップ12および減速カウンタ1
3による搬送制御が可能になる。すなわち、2つのコン
ベア部2a、2bで独立に物品の搬送制御を行うことが
出来る。
【0037】以上の実施例では、物品供給用コンベア2
を1本だけとしたが、これを複数個並設することも可能
である。図6は、この物品供給用コンベア2を3本並設
した時の構成を示している。図1に示す例では、物品供
給用コンベア2が1本であるために、メインコンベア1
上では、物品3が搬送されないバケット部が発生する可
能性があるが、図6に示すように同じ能力又は異なった
能力の物品供給用コンベア2を3本配設することによ
り、メインコンベア1上の全てのバケット部に物品3を
供給することができる。
を1本だけとしたが、これを複数個並設することも可能
である。図6は、この物品供給用コンベア2を3本並設
した時の構成を示している。図1に示す例では、物品供
給用コンベア2が1本であるために、メインコンベア1
上では、物品3が搬送されないバケット部が発生する可
能性があるが、図6に示すように同じ能力又は異なった
能力の物品供給用コンベア2を3本配設することによ
り、メインコンベア1上の全てのバケット部に物品3を
供給することができる。
【0038】搬送されてくる物品が、それ自体剛性のな
いもの、たとえば袋などの場合には図1、図6に示す構
成では、コンベア部2bで物品3を正しくメインコンベ
ア1に送り出せないことが生じる可能性がある。図7は
この問題を解決する構成を示している。すなわち、コン
ベア部2bに続けて、伸縮コンベア部4を配置したもで
ある。伸縮コンベア部4は、上方のベルト部4aが図に
示すように、メインコンベア1の上方において伸縮自在
となっている。図示しない制御部および回転軸駆動機構
により、ベルト4a上に搬送された物品3をメインコン
ベア1のバケット部に搬送するタイミングになると、ベ
ルト4aが懸架されている回転軸4bおよび4cを図の
矢印方向にスライドさせ、直ちに元の状態に戻す。この
操作により、縮退状態にあるベルト4a上に載せられた
物品3は、該ベルト4aが伸張したときメインコンベア
1の上方に位置し、続いて、その直後のベルト4aの縮
退により、下方に落下して、所定のバケット部に供給さ
れる。なお、センサPH5は、上記物品3がこの伸縮コ
ンベア4上に搬送されたタイミングを検出する。このセ
ンサPH5によって物品3の先端を検出すると、その後
所定時間ベルト4aを駆動して物品3をメインコンベア
1に向けて搬送し、ベルト4a上に完全に搬送された状
態になった時ベルト4aを伸張および縮退する上記の動
作を行って物品3をメインコンベア1の所定の位置のバ
ケット部に落下供給する。
いもの、たとえば袋などの場合には図1、図6に示す構
成では、コンベア部2bで物品3を正しくメインコンベ
ア1に送り出せないことが生じる可能性がある。図7は
この問題を解決する構成を示している。すなわち、コン
ベア部2bに続けて、伸縮コンベア部4を配置したもで
ある。伸縮コンベア部4は、上方のベルト部4aが図に
示すように、メインコンベア1の上方において伸縮自在
となっている。図示しない制御部および回転軸駆動機構
により、ベルト4a上に搬送された物品3をメインコン
ベア1のバケット部に搬送するタイミングになると、ベ
ルト4aが懸架されている回転軸4bおよび4cを図の
矢印方向にスライドさせ、直ちに元の状態に戻す。この
操作により、縮退状態にあるベルト4a上に載せられた
物品3は、該ベルト4aが伸張したときメインコンベア
1の上方に位置し、続いて、その直後のベルト4aの縮
退により、下方に落下して、所定のバケット部に供給さ
れる。なお、センサPH5は、上記物品3がこの伸縮コ
ンベア4上に搬送されたタイミングを検出する。このセ
ンサPH5によって物品3の先端を検出すると、その後
所定時間ベルト4aを駆動して物品3をメインコンベア
1に向けて搬送し、ベルト4a上に完全に搬送された状
態になった時ベルト4aを伸張および縮退する上記の動
作を行って物品3をメインコンベア1の所定の位置のバ
ケット部に落下供給する。
【0039】図8は、本発明のさらに他の実施例を示
す。同図に示す例では、物品供給用コンベア2がメイン
コンベア1の上方に配置されている。なお、供給される
物品を正しくバケット部に落下させるために、この実施
例でも図7と同様の構成の伸縮コンベア部4を設けてい
る。
す。同図に示す例では、物品供給用コンベア2がメイン
コンベア1の上方に配置されている。なお、供給される
物品を正しくバケット部に落下させるために、この実施
例でも図7と同様の構成の伸縮コンベア部4を設けてい
る。
【0040】図9は、本発明のさらに他の実施例を示し
ている。この実施例では、コンベア部を3つのコンベア
部で構成している。それぞれのコンベア部は独立にセン
サおよびコンベア部駆動用モータを備え、各コンベア部
での速度は、v1、v2、v3の3種類の速度で制御さ
れる。(v1<v2<v3)。物品3は、第1のコンベ
ア部2aで速度v1で搬送制御され、次のコンベア部2
bで搬送されている時に速度v1またはv2に制御さ
れ、さらに次のコンベア部2cで搬送されている時に速
度v1、v2またはv3のいずれかに制御され、最終的
に最も高速の速度v3で搬送されメインコンベア部1に
供給される。このようにコンベア部を3段構成にするこ
とにより、さらに物品のきめ細かな搬送制御が可能にな
り、供給能力をより高めることができる。
ている。この実施例では、コンベア部を3つのコンベア
部で構成している。それぞれのコンベア部は独立にセン
サおよびコンベア部駆動用モータを備え、各コンベア部
での速度は、v1、v2、v3の3種類の速度で制御さ
れる。(v1<v2<v3)。物品3は、第1のコンベ
ア部2aで速度v1で搬送制御され、次のコンベア部2
bで搬送されている時に速度v1またはv2に制御さ
れ、さらに次のコンベア部2cで搬送されている時に速
度v1、v2またはv3のいずれかに制御され、最終的
に最も高速の速度v3で搬送されメインコンベア部1に
供給される。このようにコンベア部を3段構成にするこ
とにより、さらに物品のきめ細かな搬送制御が可能にな
り、供給能力をより高めることができる。
【0041】なお以上の実施例では、コントローラをハ
ードウエアで構成するようにしたが、これに代えてソフ
トウエアで構成することも勿論可能である。またモータ
は、上述したように公知の台形波速度制御によって駆動
されるようにするのが望ましい。
ードウエアで構成するようにしたが、これに代えてソフ
トウエアで構成することも勿論可能である。またモータ
は、上述したように公知の台形波速度制御によって駆動
されるようにするのが望ましい。
【0042】
【発明の効果】本発明では、物品供給用コンベアの先端
部に複数のコンベア部を直列に配置し、それらのコンベ
ア部の搬送速度制御が独立に行われるようにしたことに
より、物品に急激な加速度が加わるのを防ぎ、ベルト部
と物品との滑りを防いでより正確な搬送を可能にすると
ともに、上流側のコンベア部では、下流側のコンベア部
に物品を供給するための準備を行っていることになるか
ら全体として単位時間当たりの物品の供給量を増やし能
力を高めることができる効果がある。
部に複数のコンベア部を直列に配置し、それらのコンベ
ア部の搬送速度制御が独立に行われるようにしたことに
より、物品に急激な加速度が加わるのを防ぎ、ベルト部
と物品との滑りを防いでより正確な搬送を可能にすると
ともに、上流側のコンベア部では、下流側のコンベア部
に物品を供給するための準備を行っていることになるか
ら全体として単位時間当たりの物品の供給量を増やし能
力を高めることができる効果がある。
【0043】そして、上記の制御は各コンベア部2に設
けられているセンサの出力およびメインコンベアの移動
に同期した基準タイミングに基づいて行われるために、
物品に対する精密な搬送制御が可能になる。
けられているセンサの出力およびメインコンベアの移動
に同期した基準タイミングに基づいて行われるために、
物品に対する精密な搬送制御が可能になる。
【0044】また、上記の制御は、低速の速度制御線に
基づいて搬送制御している状態から高速の速度制御線に
切り替えるようにして行われるために、下流側のコンベ
ア部においての物品の流れが速くなり、従って物品供給
能力を高めることができる。また、この場合の低速の速
度制御線から高速の速度制御線に切り替える場合の方法
を、非常に簡単に行うことができるために、制御が容易
である。
基づいて搬送制御している状態から高速の速度制御線に
切り替えるようにして行われるために、下流側のコンベ
ア部においての物品の流れが速くなり、従って物品供給
能力を高めることができる。また、この場合の低速の速
度制御線から高速の速度制御線に切り替える場合の方法
を、非常に簡単に行うことができるために、制御が容易
である。
【0045】さらに、コンベア部の先端部に伸縮コンベ
ア部を配置することにより、剛性のない物品を搬送制御
する場合に有効である。
ア部を配置することにより、剛性のない物品を搬送制御
する場合に有効である。
【図1】本発明の実施例のコンベア装置の構成図を示
す。
す。
【図2】上記コンベア装置の動作を説明するための図で
ある。
ある。
【図3】低速と高速の速度比に基づく制御時間を演算す
る方法を説明する図である。
る方法を説明する図である。
【図4】制御部の構成図を示す。
【図5】コントローラの具体的な構成例を示す図であ
る。
る。
【図6】〜
【図9】本発明の他の実施例の構成例を各々示す図であ
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 メインコンベアに対し物品を順次供給す
る一つ以上の物品供給用コンベアを備えるコンベア装置
において、 前記物品供給用コンベアの先端部に、物品の搬送速度制
御が独立に行われる複数のコンベア部を直列に配置した
ことを特徴とするコンベア装置。 - 【請求項2】 前記メインコンベアの移動に同期する基
準タイミングを一定時間毎に生成する基準タイミング生
成手段を備えるとともに、前記コンベア部の各々は、物
品を検出するセンサと、コンベア部駆動用モータとを備
え、さらに、 物品が前記各々のコンベア部で停止することなく速度制
御されて前記メインコンベアの所定位置へ搬送されるよ
うに、前記基準タイミングおよびセンサの出力に基づい
て前記コンベア部駆動用モータの各々を制御するコント
ローラを備えてなる、請求項1記載のコンベア装置。 - 【請求項3】 前記基準タイミングは、物品を前記メイ
ンコンベアの所定位置へ搬送するための高速の速度制御
線を生成するためのタイミングであり、 前記コントローラは、前記コンベア部に対し前記高速の
速度制御線を外れて搬送されてきた物品を該高速の速度
制御線の速度よりも低速の速度制御線により搬送制御
し、搬送位置と搬送タイミングがいずれかの基準タイミ
ングに基づく前記高速の速度制御線に一致したときに該
物品に対する速度制御線を前記低速の速度制御線から前
記高速の速度制御線に切り替える手段を備えることを特
徴とする、請求項1または2記載のコンベア装置。 - 【請求項4】 前記コンベア部は、前記メインコンベア
から遠い順に配置される第1のコンベア部と第2のコン
ベア部からなり、 前記コントローラは、 前記第1のコンベア部において前記センサにより物品を
検出して前記低速の速度制御線により搬送制御すると
き、該第1のコンベア部において前記センサにより物品
を検出したタイミングから次の前記基準タイミングまで
の時間T1を求め、さらに、該T1に前記低速と高速の
速度比に基づいた倍率を乗じた時間T2を求め、このT
1とT2の加算時間において前記低速の速度制御線によ
り速度制御し、その後、前記高速の速度制御線による速
度制御を行うことを特徴とする、請求項3記載のコンベ
ア装置。 - 【請求項5】 前記コンベア部の先端部に、ベルト部が
メインコンベア上部において伸縮自在な伸縮コンベア部
が配置され、物品を前記コンベア部から受け取る毎にベ
ルト部をメインコンベア部に伸張し、さらに縮退して該
物品をベルトコンベア上に落下供給するようにしたこと
を特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載のコ
ンベア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19443795A JPH0940171A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | コンベア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19443795A JPH0940171A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | コンベア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0940171A true JPH0940171A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16324589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19443795A Pending JPH0940171A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | コンベア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0940171A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004004250A1 (de) * | 2004-01-21 | 2005-08-18 | Esterer Wd Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung und Verfahren zum Fördern von Holzerzeugnissen |
KR100824603B1 (ko) * | 2007-03-13 | 2008-04-23 | 노현구 | 사출물 이송 컨베이어장치 |
EP2149516A3 (en) * | 2008-07-29 | 2012-04-25 | Palo Alto Research Center Incorporated | Intelligent product feed system and method |
JP2012246079A (ja) * | 2011-05-25 | 2012-12-13 | Omori Mach Co Ltd | 物品搬送装置 |
CN102976067A (zh) * | 2012-11-05 | 2013-03-20 | 苏州尚原工业技术有限公司 | 洗发水盖子高精密定位链条传输线定位装置 |
JP2014180631A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Toshiba Corp | 紙葉類処理装置 |
KR20170132118A (ko) * | 2017-11-22 | 2017-12-01 | 주식회사 원익아이피에스 | 스피드 버퍼, 이를 포함하는 연속 기판 처리 시스템 및 그 제어 방법 |
KR20180084719A (ko) * | 2018-07-18 | 2018-07-25 | 주식회사 원익아이피에스 | 스피드 버퍼, 이를 포함하는 연속 기판 처리 시스템 및 그 제어 방법 |
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-
1995
- 1995-07-31 JP JP19443795A patent/JPH0940171A/ja active Pending
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