JPH0940157A - 果菜物搬送帯 - Google Patents

果菜物搬送帯

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JPH0940157A
JPH0940157A JP21278195A JP21278195A JPH0940157A JP H0940157 A JPH0940157 A JP H0940157A JP 21278195 A JP21278195 A JP 21278195A JP 21278195 A JP21278195 A JP 21278195A JP H0940157 A JPH0940157 A JP H0940157A
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conveyor
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vegetable
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Abstract

(57)【要約】 【課題】任意数の各果菜物を送り方向に対して上下段に
積重ねて搬送することのできる果菜物搬送帯を提供す
る。 【解決手段】仕分け用コンベアの各バケットに載置され
た各茄子を茄子投入機に4本ずつ振分け投入し、茄子投
入機から放出される4本分の各茄子を整列用コンベアに
並列載置し、整列用コンベアに載置された各茄子を積重
ね用コンベアに4本ずつ供給する。積重ね用コンベアを
構成する中央部の搬送ベルトに2本の各茄子を並列載置
し、両側部の各搬送ベルトに載置された各茄子を幅寄せ
しながら搬送すると共に、中央部の搬送ベルト上に載置
された2本の各茄子上に、両側部の各搬送ベルトに載置
された各茄子を乗り上げさせることで、4本分の各茄子
を上下段に積重ねた状態のまま供給用コンベアにより茄
子包装機に供給することができ、4本分の各茄子を一括
して包装及び箱詰めする作業が容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、茄子、
胡瓜、人参、長芋等の果菜物を並列に揃えて搬送する果
菜物搬送帯に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような果菜物を包装及び
箱詰めする場合、例えば、仕分け用コンベアに載置され
た各果菜物の等階級を、例えば、CCDカメラ等で撮像
した画像データに基づいて等階級判定装置により1個ず
つ判定する。等階級判定装置による判定に基づいて、等
階級別に設定した各仕分け位置で仕分け用コンベアに載
置された各果菜物を放出し、各仕分け位置に配設した各
整列用コンベアに各果菜物を等階級別に順次移載する。
各整列用コンベアに載置された各果菜物を包装工程及び
箱詰め工程に供給する装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
仕分け用コンベアから放出される各果菜物を自重落下さ
せて整列用コンベアに順次移載するので、整列用コンベ
アに載置された各果菜物の載置位置及び載置間隔が一定
せず、各果菜物がランダムに搬送供給されるため、任意
数の各果菜物を一括して包装及び箱詰めすることができ
ない。且つ、整列用コンベアにより搬送される各果菜物
を一旦停止させて、各果菜物を並列に揃えてから包装工
程及び箱詰め工程に供給することで、任意数の各果菜物
を一括して取り扱うことができるが、整列作業に手間及
び時間が掛かるという問題点を有している。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、果菜物搬送帯
上に並列載置された任意数の各果菜物を搬送しながら幅
寄せして上下段に積重ねることにより、任意数の各果菜
物を一括して供給することができる果菜物搬送帯の提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記任意数の各果菜物が並列載置される搬送幅に形成し
た搬送帯を送り方向に対して架設し、上記搬送帯の終端
側両縁部を任意数の各果菜物が並列載置される間隔に相
対向すると共に、該搬送帯の中央部載置面に対して任意
数の各果菜物が幅寄せされる搬送間隔に対設した果菜物
搬送帯であることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記果菜物搬送帯を、上記任意数の各
果菜物が並列載置される搬送幅に形成した複数本の各搬
送帯を送り方向に対して平行に架設し、上記両側部に架
設した各搬送帯の終端側を、上記中央部に架設した搬送
帯上に任意数の各果菜物が並列載置される間隔に相対向
すると共に、上記各搬送帯の終端側を上記中央部搬送帯
の載置面に対して任意数の各果菜物が幅寄せされる搬送
間隔に対設して構成した果菜物搬送帯であることを特徴
とする。
【0007】請求項3記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の構成と併せて、上記果菜物搬送帯の前段側に、
該果菜物搬送帯の載置面に対して任意数の各果菜物を並
列載置する果菜物供給手段を設けた果菜物搬送帯である
ことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、上記請求項1,2
又は3記載の構成と併せて、上記果菜物搬送帯の後段側
に、該果菜物搬送帯の中央部載置面に載置された任意数
の各果菜物を上下段に積重ねた状態のまま移送する果菜
物移送手段を設けた果菜物搬送帯であることを特徴とす
る。
【0009】
【作用】請求項1記載の果菜物搬送帯は、多数個の各果
菜物を任意数ずつ並列して果菜物搬送帯の始端側載置面
に順次載置する。任意数の各果菜物を搬送帯の中央部載
置面及び両側部載置面に夫々載置して送り方向に搬送す
ると共に、搬送帯の両側部載置面に載置された各果菜物
を中央部に幅寄せしながら搬送して、搬送帯の中央部載
置面に載置された各果菜物の上面側に、両側部載置面に
載置された各果菜物を乗り上げさせることで、任意数の
各果菜物を上下段に積重ねた状態のまま一括して搬送す
ることができ、取り扱いが容易に行える。
【0010】請求項2記載の果菜物搬送帯は、上記請求
項1記載の作用と併せて、多数個の各果菜物を任意数ず
つ並列して果菜物搬送帯を構成する複数本の各搬送帯に
順次載置する。任意数の各果菜物を中央部に架設した搬
送帯及び両側部に架設した各搬送帯に夫々載置して送り
方向に搬送すると共に、両側部の各搬送帯に載置された
各果菜物を中央部に幅寄せしながら搬送して、中央部の
搬送帯に載置された各果菜物の上面側に、両側部の各搬
送帯に載置された各果菜物を乗り上げさせることで、任
意数の各果菜物を上下段に積重ねた状態のまま搬送する
ことができ、取り扱いが容易に行える。
【0011】請求項3記載の果菜物搬送帯は、上記請求
項1又は2記載の作用と併せて、上果菜物供給手段を駆
動して、多数個の各果菜物を任意数ずつ並列して果菜物
搬送帯の載置面に順次載置するので、果菜物の供給作業
が機械的に行え、作業の省力化が図れる。
【0012】請求項4記載の果菜物搬送帯は、上記請求
項1,2又は3記載の作用と併せて、果菜物移送手段を
駆動して、果菜物搬送帯の中央部載置面に載置された任
意数の各果菜物を上下段に積重ねた状態のまま次工程に
供給するので、例えば、包装手段又は箱詰め手段により
任意数の各果菜物を一括して処理できる。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、果菜物搬送帯上に並
列載置された任意数の各果菜物を幅寄せしながら搬送し
て上下段に積重ねるので、任意数の各果菜物を一括して
包装処理及び箱詰め処理することができ、各果菜物の取
り扱いが容易に行える。且つ、任意数の各果菜物を上下
段に積重ねた状態のまま包装工程及び箱詰め工程に供給
するので、従来例のように各果菜物を一旦停止させて並
列に揃えるような手間及び作業が省け、作業の省力化及
び能率アップを図ることができる。
【0014】
【実施例】図面は果菜物の一例として4本分の各茄子を
送り方向に対して上下段に積重ねて供給する第1実施例
の果菜物積重ね装置を示し、図1及び図2に於いて、こ
の果菜物積重ね装置1は、例えば、生産者から持ち込ま
れる多数本の各茄子N…を4条並設した各仕分け用コン
ベア2…により搬送し、同各仕分け用コンベア2…上に
設定した検査位置Aに於いて、各仕分け用コンベア2…
により搬送される各茄子N…の等階級を各等階級判定装
置3…により1本ずつ判定する。各仕分け用コンベア2
…上に設定した各仕分け位置a,b,c,d,eに於い
て、各等階級判定装置3…による判定に基づいて、各仕
分け位置a〜e下部に配設した各茄子投入機4…に各茄
子N…を等階級別に4本ずつ投入し、各茄子投入機4…
から放出される各茄子N…を各仕分け位置a〜e下部に
配設した各整列用コンベア5…に4本ずつ移載する。各
整列用コンベア5…に載置された各茄子N…を各積重ね
用コンベア6…に4本ずつ移載し、各積重ね用コンベア
6…に載置された各茄子N…を上下段に積重ねて各供給
用コンベア7…に4本ずつ移載し、各供給用コンベア7
…上の各包装位置B…に配設した各茄子包装機8…に積
重ね済みの各茄子N…を4本ずつ供給して順次包装し、
各箱詰め位置C…に配設した各茄子箱詰め機9…に包装
済みの各茄子N…を供給して順次箱詰めする。
【0015】上述した仕分け用コンベア2は、左右の各
送り用チェーン2b,2b間に多数台の各バケット2a
…を送り方向に対して所定等間隔に隔てて架設し、減速
機付きモータ(図示省略)の駆動力により多数台の各バ
ケット2a…を送り方向に周回移動して、生産者から持
ち込まれる多数本の各茄子N…を同一方向に揃えて各バ
ケット2a…に1本ずつ載置すると共に、各バケット2
a…に載置された各茄子N…の等階級を、例えば、CC
Dカメラ等で撮像した画像データに基づいて等階級判定
装置3により1本ずつ判定する。等階級判定装置3によ
る判定に基づいて、等階級別に設定した各仕分け位置a
〜eで各バケット2a…を開放又は回動し、各仕分け位
置a〜e下部に配設した各茄子投入機4…に多数本の各
茄子N…を等階級別に振分け投入する。なお、各仕分け
用コンベア2…上に設定した回収位置fに於いて、等階
級に該当しない規格外の各茄子N…を回収用コンベア1
0に順次放出して回収する。
【0016】前述した茄子投入機4は、等階級別に設定
した各仕分け位置a〜e下部に、6本分の各茄子N…を
一時ストックするための各上部ホッパ4a…と各下部ホ
ッパ4b…とを上下段に配設し、例えば、エアシリン
ダ、ソレノイド等の開閉手段により各上部ホッパ4a…
及び各下部ホッパ4b…を開閉動作する。つまり、等階
級判定装置3による判定に基づいて、等階級別に設定し
た各仕分け位置a〜eで仕分け用コンベア2の各バケッ
ト2a…を開放又は回動し、各仕分け位置a〜e下部に
配設した上段側の各上部ホッパ4a…に同一等階級の各
茄子N…を順次投入する。例えば、4本分の各茄子N…
が投入されると同時に各上部ホッパ4a…を同時開放し
て、下段側の各下部ホッパ4b…に4本分の各茄子N…
を一括投入する。各上部ホッパ4a…を閉塞した後、各
下部ホッパ4b…を同時開放して、整列用コンベア5の
搬送面全長に形成した同一位置の各突条5a…間に4本
分の各茄子N…を1本ずつ一括して並列載置する。
【0017】前述した各積重ね用コンベア6…は、図
4、図5、図6に示すように、上述した整列用コンベア
5の送り側終端部に対して水平となる高さ位置にドラム
ロール11を近接して軸受し、同ドラムロール11の両
側端部に近接して2本の各ドラムロール12,12を水
平に軸受している。一方、上述した供給用コンベア7の
送り側始端部に対して水平となる高さ位置にドラムロー
ル13を近接して軸受し、同ドラムロール13の両側端
部に近接して各ドラムロール14,14を鉛直又は斜め
に軸受すると共に、各ドラムロール11,12,12と
各ドラムロール13,14,14との間に3枚の各搬送
ベルト15,16,16を張架して、始端側下部に配設
した減速機付き送り用モータ17の駆動力により、各プ
ーリ18,19及び駆動ベルト20を介して、3本の各
搬送ベルト15,16,16を送り方向に対して同期回
転させる。
【0018】上述した各搬送ベルト15,16,16
は、中央部に張架した搬送ベルト15を2本分の各茄子
N,Nが送り方向に対して並列載置される搬送幅に形成
し、両側部に張架した各搬送ベルト16,16を供給用
コンベア7の搬送幅よりも若干幅狭に形成すると共に、
搬送ベルト15の始端部及び終端部を水平軸受した各ド
ラムロール11,13に張架して、上述した整列用コン
ベア5の送り側終端部と供給用コンベア7の送り側始端
部とに対して平行となる状態に架設している。
【0019】一方、各搬送ベルト16,16の送り側始
端部を水平軸受した各ドラムロール12,12に張架し
て、整列用コンベア5の送り側終端部に対して平行とな
る状態に架設し、各搬送ベルト16,16の送り側終端
部を鉛直軸受した各ドラムロール14,14に張架し
て、供給用コンベア7の送り側始端部に対して鉛直とな
る状態に架設すると共に、各搬送ベルト16,16の送
り側終端部を供給用コンベア7の搬送幅と対応する幅狭
間隔に対向させて、2本分の各茄子N,Nが送り方向に
対して並列搬送される搬送幅に設定している。
【0020】つまり、整列用コンベア5の中央載置面に
載置された2本の各茄子N,Nを搬送ベルト15に移載
し、同整列用コンベア5の両側載置面に載置された各茄
子N,Nを各搬送ベルト16,16に夫々移載し、中央
部の搬送ベルト15に載置された2本の各茄子N…を供
給用コンベア7と対応する搬送幅に若干幅寄せしながら
送り方向に並列搬送し、両側部の各搬送ベルト16,1
6に載置された各茄子N,Nを中央部に幅寄せしながら
送り方向に並列搬送することで、中央部の搬送ベルト1
5上に載置された2本の各茄子N…上に、両側部の各搬
送ベルト16,16上に載置された各茄子N…が乗り上
げ、4本分の各茄子N…を上下段に積重ねた状態のまま
送り方向に並列搬送することができる。
【0021】且つ、供給用コンベア7の両側縁部に近接
して各積重ねガイド21,21を送り方向に架設し、各
積重ねガイド21,21を2本分の各茄子N,Nが送り
方向に対して並列搬送される間隔に対向すると共に、4
本分の各茄子N,Nが上下段に積重ねられた状態に支持
する高さに架設している。
【0022】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、果菜物積重ね装置1により4本分の各茄子N
…を上下段に積重ねて茄子包装機8に供給するときの動
作を説明する。先ず、図1、図2に示すように、4条並
設した各仕分け用コンベア2…の各バケット2a…に多
数本の各茄子N…を1本ずつ載置し、各仕分け用コンベ
ア2…上に設定した検査位置Aに於いて、各仕分け用コ
ンベア2…の各バケット2a…に載置された各茄子N…
の等階級を各等階級判定装置3…により1本ずつ判定す
る。各等階級判定装置3…による判定に基づいて、等階
級別に設定した各仕分け位置a〜eで各バケット2a…
を開放又は回動し、各仕分け位置a〜eに配設した各茄
子投入機4…に対して各茄子N…を4本ずつ等階級別に
振分け投入する。
【0023】次に、各茄子投入機4…を構成する各上部
ホッパ4a…に同一等階級の各茄子N…を順次投入し、
4本分の各茄子N…が投入されると同時に各上部ホッパ
4a…を同時開放して、下段側の各下部ホッパ4b…に
4本分の各茄子N…を一括投入する。各上部ホッパ4a
…を閉塞した後、各下部ホッパ4b…を同時開放して、
各仕分け位置a〜eに配設した各整列用コンベア5…に
4本分の各茄子N…を一括して並列載置する。各整列用
コンベア5…に載置された各茄子N…を各積重ね用コン
ベア6…に4本ずつ供給し、各積重ね用コンベア6…に
載置された各茄子N…を上下段に積重ねて各供給用コン
ベア7…に4本ずつ供給する。
【0024】つまり、図4、図5、図6に示すように、
整列用コンベア5の中央載置面に載置された2本の各茄
子N,Nを積重ね用コンベア6の搬送ベルト15に移載
し、同整列用コンベア5の両側載置面に載置された各茄
子N,Nを各搬送ベルト16,16に夫々移載し、中央
部の搬送ベルト15に載置された2本の各茄子N,Nを
供給用コンベア7と対応する搬送幅に若干幅寄せしなが
ら送り方向に並列搬送し、両側部の各搬送ベルト16,
16に載置された各茄子N,Nを中央部に幅寄せしなが
ら送り方向に並列搬送して、中央部の搬送ベルト15上
に載置された2本の各茄子N,N上に、両側部の各搬送
ベルト16,16上に載置された各茄子N,Nを乗り上
げさせることで、4本分の各茄子N…を上下段に積重ね
た状態のまま送り方向に並列搬送する。
【0025】なお、整列用コンベア5に載置された各茄
子N…の並びが不揃いとなる場合、整列用コンベア5と
積重ね用コンベア6との間に設けたストッパ(図示省
略)を出没動作して、整列用コンベア5により搬送され
る各茄子N…をストッパ(図示省略)により一旦停止さ
せ、各茄子N…の先頭を並列に揃えてから積重ね用コン
ベア7に移載するもよい。或いは、整列用コンベア5と
積重ね用コンベア6との間にアキュームコンベア(図示
省略)を配設して、整列用コンベア5により搬送される
各茄子N…を一旦停止させて、各茄子N…の先頭を並列
に揃えてもよい。
【0026】次に、上下段に積重ねられた4本分の各茄
子N…を各積重ね用コンベア6…から各供給用コンベア
7…に順次移載し、各供給用コンベア7…に載置された
4本分の各茄子N…を各積重ねガイド21,21により
上下段に積重ねた状態に支持して順次搬送し、各供給用
コンベア7…上の各包装位置B…に配設した各茄子包装
機8…に積重ね済みの各茄子N…を4本ずつ供給して順
次包装し、各箱詰め位置C…に配設した各茄子箱詰め機
9…に包装済みの各茄子N…を供給して順次箱詰めした
後、保管場所(図示省略)又は出荷場所(図示省略)に
搬送供給する。
【0027】以上のように、積重ね用コンベア6の各搬
送ベルト15,16,16に並列載置された4本分の各
茄子N…を幅寄せしながら搬送して上下段に積重ねるの
で、4本分の各茄子N…を一括して包装処理及び箱詰め
処理することができ、各茄子N…の取り扱いが容易に行
える。且つ、4本分の各茄子N…を上下段に積重ねた状
態のまま茄子包装機8及び茄子箱詰め機9に供給するの
で、従来例のように各茄子N…を一旦停止させて並列に
揃えるような手間及び作業が省け、作業の省力化及び能
率アップを図ることができる。
【0028】図6はスラスト型の積重ね用コンベア22
により4本分の各茄子N…を上下段に積重ねて並列搬送
する第2実施例の果菜物積重ね装置1を示し、整列用コ
ンベア5の中央載置面に載置された2本の各茄子N,N
を中央部のスラストベルト23に移載し、同整列用コン
ベア5の両側載置面に載置された各茄子N,Nを両側部
の各スラストベルト24,24に夫々移載すると共に、
減速機付き送りモータ(図示省略)の駆動力により各ス
ラストベルト23,24,24を送り方向に同期回転さ
せて、中央部のスラストベルト23上に載置された2本
の各茄子N,N上に、両側部の各スラストベルト24,
24上に載置された各茄子N,Nを幅寄せしながら乗り
上げさせることで、4本分の各茄子N…を上下段に積重
ねた状態のまま供給用コンベア7により茄子包装機8に
供給することができ、第1実施例と同様に、4本分の各
茄子N…を一括包装する作業が容易に行える。
【0029】図7はローラ型の積重ね用コンベア25に
より4本分の各茄子N…を上下段に積重ねて並列搬送す
る第3実施例の果菜物積重ね装置1を示し、整列用コン
ベア5の中央載置面に載置された2本の各茄子N,Nを
中央部の各送りローラ26…に移載し、同整列用コンベ
ア5の両側載置面に載置された各茄子N,Nを両側部の
各送りローラ27…に夫々移載すると共に、減速機付き
送りモータ(図示省略)の駆動力により各送りローラ2
6,27を送り方向に同期回転させて、中央部の各送り
ローラ26…上に載置された2本の各茄子N,N上に、
両側部の各送りローラ27…上に載置された各茄子N,
Nを幅寄せしながら乗り上げさせることで、4本分の各
茄子N…を上下段に積重ねた状態のまま供給用コンベア
7により茄子包装機8に供給することができ、第1実施
例と同様に、4本分の各茄子N…を一括包装する作業が
容易に行える。
【0030】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の果菜物は、実施例の茄子Nに対応
し、以下同様に、果菜物搬送帯は、積重ね用コンベア
6,22,25に対応し、中央部の搬送帯は、搬送ベル
ト15と、スラストベルト23と、各送りローラ26…
とに対応し、両側部の各搬送帯は、搬送ベルト16と、
スラストベルト24と、各送りローラ27…とに対応
し、果菜物供給手段は、仕分け用コンベア2と、茄子投
入機4と、整列用コンベア5とに対応し、果菜物移送手
段は、供給用コンベア6と、各積重ねガイド21,21
とに対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみ
に限定されるものではない。
【0031】上述した実施例では、果菜物積重ね装置1
により4本分の各茄子N…を上下段に積重ねて供給する
作業を説明したが、例えば、3本分、5本分、6本分の
各茄子N…を上下段に積重ねる作業にも用いることがで
き、仕分け用コンベア2の各バケット2a…に載置され
た複数本の各茄子N…を茄子投入機4に投入し、同機か
ら放出される複数本の各茄子N…を整列用コンベア5に
並列載置して積重ね用コンベア6に順次供給する。一
方、積重ね用コンベア6を構成する搬送ベルト15の搬
送幅と、各搬送ベルト16,16の間隔及び高さを各茄
子N…の本数に対応して可変設定する。且つ、積重ね用
コンベア7の搬送幅と、各積重ねガイド21,21の間
隔及び高さを各茄子N…の本数に対応して可変設定する
ことで、第1実施例と同様に、複数本の各茄子N…を上
下段に積重ねた状態のまま茄子包装機8に供給すること
ができる。
【0032】且つ、例えば、胡瓜、人参、長芋等の果菜
物を上下段に積重ねる作業にも適用することができ、実
施例の茄子Nのみに用途が限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の果菜物積重ね装置の全体構成を示
す平面図。
【図2】仕分け用コンベアによる茄子の振分け動作を示
す側面図。
【図3】積重ね用コンベアによる茄子の積重ね動作を示
す平面図。
【図4】積重ね用コンベアによる茄子の積重ね動作を示
す側面図。
【図5】積重ね用コンベアによる茄子の積重ね状態を示
す正面図。
【図6】第2実施例の果菜物積重ね装置による茄子の積
重ね動作を示す平面図。
【図7】第3実施例の果菜物積重ね装置による茄子の積
重ね動作を示す平面図。
【符号の説明】
1…積重ね用コンベア 2…仕分け用コンベア 2a…バケット 3…等階級判定装置 4…茄子投入機 5…整列用コンベア 6…積重ね用コンベア 7…供給用コンベア 8…茄子包装機 9…茄子箱詰め機 15,16…搬送ベルト 21…積重ねガイド 22…積重ね用コンベア 23,24…スラストベルト 25…積重ね用コンベア 26,27…送りローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数個の各果菜物を送り方向に対して任意
    数ずつ載置搬送する果菜物搬送帯であって、上記任意数
    の各果菜物が並列載置される搬送幅に形成した搬送帯を
    送り方向に対して架設し、上記搬送帯の終端側両縁部を
    任意数の各果菜物が並列載置される間隔に相対向すると
    共に、該搬送帯の中央部載置面に対して任意数の各果菜
    物が幅寄せされる搬送間隔に対設した果菜物搬送帯。
  2. 【請求項2】上記果菜物搬送帯を、上記任意数の各果菜
    物が並列載置される搬送幅に形成した複数本の各搬送帯
    を送り方向に対して平行に架設し、上記両側部に架設し
    た各搬送帯の終端側を、上記中央部に架設した搬送帯上
    に任意数の各果菜物が並列載置される間隔に相対向する
    と共に、上記各搬送帯の終端側を上記中央部搬送帯の載
    置面に対して任意数の各果菜物が幅寄せされる搬送間隔
    に対設して構成した請求項2記載の果菜物搬送帯。
  3. 【請求項3】上記果菜物搬送帯の前段側に、該果菜物搬
    送帯の載置面に対して任意数の各果菜物を並列載置する
    果菜物供給手段を設けた請求項1又は2記載の果菜物搬
    送帯。
  4. 【請求項4】上記果菜物搬送帯の後段側に、該果菜物搬
    送帯の中央部載置面に載置された任意数の各果菜物を上
    下段に積重ねた状態のまま移送する果菜物移送手段を設
    けた請求項1,2又は3記載の果菜物搬送帯。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113525828A (zh) * 2021-08-24 2021-10-22 深圳市多点绿环保科技有限公司 一种多线包装分拣生产线及其控制系统

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