JPH0939860A - ステアリングシャフトのセンタリング装置 - Google Patents

ステアリングシャフトのセンタリング装置

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JPH0939860A
JPH0939860A JP7218033A JP21803395A JPH0939860A JP H0939860 A JPH0939860 A JP H0939860A JP 7218033 A JP7218033 A JP 7218033A JP 21803395 A JP21803395 A JP 21803395A JP H0939860 A JPH0939860 A JP H0939860A
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steering shaft
steering
shaft
centering device
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JP7218033A
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Isaroku Matsuda
五三六 松田
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステアリングシャフトのセンタリング装置を
各種のステアリングシャフトに適用し得るようにするこ
と。 【解決手段】 駆動モータ21に結合してステアリング
シャフトAを回転させる取付けシャフト23に、機種別
のステアリングシャフトAと結合するアタッチメント3
0を着脱可能に取付け、さらに、ステアリングコラムカ
バーBの結合部に合わせて位置決めピン55を変位させ
るユニット40を設けることによって、ステアリングシ
ャフトのセンタリング装置を各種のステアリング機構に
適用し得るようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の組み立てライン
においてステアリングシャフトの先端にステアリングホ
イールを装着する際に、そのステアリングシャフトが正
しく中立状態となるようにセンタリングするための装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の組立てラインにおいて、ステアリ
ングシャフトの先端にステアリングハンドルを正しく取
り付けるには、ステアリングシャフトを中立位置にセン
タリングした状態で取付ける必要がある。
【0003】ところが、ステアリングハンドルにエアバ
ック等の付属品を装着した近年の車両では、組立て工程
の早い時期にステアリングを組付けなければならない関
係上、前輪を基準としたこれまでと同様の組付けを行な
うことができず、これがために、本出願人は特開平5−
193538号公報において、ステアリングシャフトを
左右に一杯まで回転させてその中立位置を見付け出す新
たな装置について提案した。
【0004】この装置は、ステアリングハンドルを取付
ける際に、作業者がその都度前輪の向きを確認しなくて
済む利点を有しているが、反面において、複数種の車両
を対象とする組付けラインでは、車両毎に専用のセンタ
リング装置を用意しておかなければならなくなって、組
付け作業を煩わしくさせてしまうといった、さらに改良
すべき余地が残されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
各種車両に適応させることのできる改良されたステアリ
ングシャフトのセンタリング装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するために、ステアリングコラムカバ
ーの一部に位置決め係止され、かつステアリングシャフ
トの先端に結合してこれを一方の回転限界位置から他方
の回転限界位置へ回転させることにより中立位置を求め
ようにしたステアリングシャフトのセンタリング装置に
おいて、ステアリングシャフト回転駆動手段に結合する
回転伝達手段の一部に、機種によって異なるステアリン
グシャフトと適合する結合部材を着脱自在に取付けるよ
うにしたものである。
【0007】
【実施例】そこで以下に本発明の実施例について説明す
る。図面は本発明の一実施例を示したものである。
【0008】はじめに、この装置1の概要を説明する
と、この装置1は、作業者が手で持ってステアリングシ
ャフトAの先端に取付けることができるように構成され
た把持部11付きの基台10と、ステアリングシャフト
Aを一方から他方へ一杯まで回転させてその中間を中立
位置として決定する中立位置決定ユニット20と、機種
によって異なるステアリングシャフトAに係合するよう
用意された複数のアタッチメント30と、機種毎に異な
るステアリングコラムカバーBに基台10を位置決めす
る位置決めユニット40とによって構成されている。
【0009】つぎに、これらの詳細を順に説明してゆく
と、基台10には、その両側に把持部11、11を備え
た翼板12、12が設けられ、また、この中央に固定し
た機枠13上には、中立位置決定ユニット20として
の、ロータリーエンコーダを内蔵した駆動モータ21が
取付けられていて、図示しない減速輪列を介して筒状の
取付けシャフト23を回転駆動するように構成されてい
る。
【0010】上記した筒状の取付けシャフト23は、複
数のアタッチメント30を交換自在に装着するように構
成され、図2に示したように、基台10にベアリング1
4を介して回転自在に取付けたこの取付けシャフト23
には、その下端部に内部の角孔24に連通する複数の貫
通孔25が設けられ、またこのシャフト23の外周に
は、間に介在させた拡開バネ26により常時貫通孔25
を閉塞する方向に付勢された操作スリーブ27が摺動自
在に取付けられていて、この内面により貫通孔25に嵌
込んだ鋼球28を内方に押圧して、シャフト23の下端
から挿入した後述するアタッチメント30を固定するよ
うに構成されている。
【0011】一方、上記したアタッチメント30には、
その下端部内面に、機種によって異なるステアリングシ
ャフトAの先端のスプラインaと係合するスプライン3
1が形成され、かつこの上部外面32は角軸状をなして
いて、この部分を取付けシャフト23の角孔24内に挿
入した上、その周面に設けた係合凹部33に上記した鋼
球28を係合させることによって、取付けシャフト23
に一体的に固定するように構成されている。
【0012】これに対して位置決めユニット40は、機
種によって異なるステアリングコラムカバーBに基台1
0を位置決め係止するもので、この位置決めユニット4
0は、中立位置決定ユニット20の手前側に配設されて
いる。
【0013】すなわち、基台10には、中立位置決定ユ
ニット20の手前側に、コ字状に切欠いてクロスローラ
ーガイド41が設けられており、ここには、位置決めユ
ニット40の基台に相当するスライド基板42が前後に
摺動自在に取付けられ、さらにこのスライド基板42の
上には、基台10の手前側一側に立設した支点ピン51
を支点として揺動する操作アーム50が載置されてい
て、これらは、共通の貫通孔43、52に挿通した後述
する位置決めピン55によって結合されている。
【0014】この基台10には、また支点ピン51の対
側に、長窓44を有する回動規制ブロック43がクロス
ローラーガイド41と平行な向きに固定され、上記した
操作アーム50をこの長窓44内に挿通した上、この両
端に設けた係合凹部45、45のいずれか一方に係合さ
せることによって、位置決めピン55を機種に応じたス
テアリングコラムカバーBの係合部bへ係合させるよう
に構成されている。
【0015】符号46は、この回転規制ブロック43に
沿わせるようにして支点ピン51の対側に設けた支持板
で、この支持板46には、上記した各係合凹部45、4
5の位置に合わせるようにして光電検出器47、47が
配設され、これらの検出器47によって位置決めピン5
5がどの機種の係合部bに係止されたかを、操作レバー
50の回動位置から検出できるように構成されている。
【0016】一方、上記した位置決めピンは、ステアリ
ングコラムカバーBの係合部bに係合してこの装置1を
位置決めするもので、図3に示したように、この中間の
フランジ部56をスライド基板43の下面に当接させ、
かつ上端のバネ受け座57と、操作レバー50の貫通孔
52に設けた段部53との間に介装したコイルスプリン
グ58の拡開カムより操作レバー50をスライド基板4
3の上に押圧する一方、自らはこれら両者に支持される
ように構成されている。
【0017】つぎに、このように構成された装置1をス
テアリングシャフトAに結合する操作と、ステアリング
シャフトAのセンタリング操作について説明する。
【0018】組立てライン上を搬送されてきた車両が前
の車両と機種が異なるような場合、作業者は、はじめ
に、取付けシャフト23の外周に嵌合した操作スリーブ
27を拡開バネ26に抗して上方に押上げ、鋼球28に
対する押圧力を解いて取付けシャフト23に装着してあ
るアタッチメント30を取り外す。
【0019】そして、ここに図1に示した別のアタッチ
メント30’、つまり、つぎの車両のステアリングシャ
フトAに見合ったアタッチメント30’を、さきと逆の
手順により取付け、ついで、操作レバー50をコイルス
プリング58に抗して押上げつつ、これをいずれか一方
の係合凹部45に係合させることにより、この操作レバ
ー50とスライド基板42とに支持された位置決めピン
55をこの車両のステアリングコラムカバーB上の係合
部bに係止させる。
【0020】そしてつぎに、把持部11、11を持って
装置1をステアリングコラムカバーBのもとへ移し、新
たに装着したアタッチメント30’をステアリングシャ
フトAのスプラインaに係合させる一方、位置決めピン
55をステアリングコラムカバーBの位置決め凹部bに
係合させる。
【0021】一方、これとともに左右の光電検出器47
のいずれか一方は、操作レバー50を検出して図示しな
い制御手段に装置1が正しくセットされたことを知らせ
るから、つぎに、作業者がこれを確認してスタートボタ
ンを押すと、制御手段は、駆動モータ21を始動させて
ステアリングシャフトAを一方の限界位置まで回転さ
せ、ついで、この位置からロータリエンコーダからのパ
ルスをカウントしつつ、ステアリングシャフトAを他方
の限界位置に達するまで逆転させる。
【0022】そして、この位置でカウントした値の1/
2を演算により求め、その上で、再度この位置からカウ
ント数の1/2の位置までステアリングシャフトAを戻
してこの位置を中立位置として表示し、作業者は、この
表示を見て図示しないマーキング装置によりステアリン
グシャフトAの先端にマークを施して一連の動作終え
る。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ステ
アリングシャフト回転駆動手段と結合する回転伝達手段
の一部に、機種によって異なるステアリングシャフトに
適合する結合部材を着脱自在に取付けたので、機種別の
結合部材を必要な数だけ揃えておくだけで、1台の装置
を全ての車両に適用させることができ、ステアリング機
構の設計上の制約をなくすとともに、この種の作業効率
を大巾に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置の斜視図である。
【図2】同上装置を一部切欠いて示した側面図である。
【図3】同上装置を一部切欠いて示した正面図である。
【符号の説明】
10 基台 11 把持部 20 中立位置決定ユニット 21 駆動モータ 23 取付けシャフト 27 操作スリーブ 30 アタッチメント 40 位置決めユニット 42 スライド基板 50 操作レバー 55 位置決めピン A ステアリングシャフト a スプライン B ステアリングコラムカバー b 係合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングコラムカバーの一部に位置
    決め係止され、かつステアリングシャフトの先端に結合
    して、該シャフトを一方の回転限界位置から他方の回転
    限界位置へ回転させることにより中立位置を求めるステ
    アリングシャフトのセンタリング装置において、 ステアリングシャフト回転駆動手段に結合する回転伝達
    手段の一部に、機種によって異なるステアリングシャフ
    トと適合する結合部材を着脱自在に取付けたことを特徴
    とするステアリングシャフトのセンタリング装置。
  2. 【請求項2】 上記装置の一部をなす基台に、機種によ
    って異なるステアリングコラムカバー上の係合部に対応
    位置させる変位自在な係合手段を配設したことを特徴と
    する請求項1記載のステアリングシャフトのセンタリン
    グ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100657748B1 (ko) * 2005-12-12 2006-12-14 현대모비스 주식회사 차량용 전동 스티어링 장치의 조립 원점 유지 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100657748B1 (ko) * 2005-12-12 2006-12-14 현대모비스 주식회사 차량용 전동 스티어링 장치의 조립 원점 유지 장치

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