JPS5850815B2 - シヤリンイチギメソウチ - Google Patents
シヤリンイチギメソウチInfo
- Publication number
- JPS5850815B2 JPS5850815B2 JP50145047A JP14504775A JPS5850815B2 JP S5850815 B2 JPS5850815 B2 JP S5850815B2 JP 50145047 A JP50145047 A JP 50145047A JP 14504775 A JP14504775 A JP 14504775A JP S5850815 B2 JPS5850815 B2 JP S5850815B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- stopper
- bolt hole
- gripping
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Automatic Assembly (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車のバブに車輪を自動的に装着し、ナツ
トを緊締する車輪自動装着装置に用いられる車輪位置決
め装置に関するものである。
トを緊締する車輪自動装着装置に用いられる車輪位置決
め装置に関するものである。
自動車の組立てラインにおける車輪装着作業においては
自動車のバブに植設されたハブボルトに車輪のボルト穴
を通し、バブナツトによって緊締するのが主な内容であ
る。
自動車のバブに植設されたハブボルトに車輪のボルト穴
を通し、バブナツトによって緊締するのが主な内容であ
る。
この作業を自動化するためには、バブの中心位置の検出
とバブ中心まわりのハブボルトの回転角度位相の検出を
行ない、これらの検出値をもとにして車輪中心位置およ
び車輪中心まわりのボルト穴の位相を、バブ中心位置お
よびバブ中心まわりのハブボルトの位相に自動的に合わ
せる必要がある。
とバブ中心まわりのハブボルトの回転角度位相の検出を
行ない、これらの検出値をもとにして車輪中心位置およ
び車輪中心まわりのボルト穴の位相を、バブ中心位置お
よびバブ中心まわりのハブボルトの位相に自動的に合わ
せる必要がある。
その際に車輪をハンドリングする装置の基準座標に関し
て、車輪の中心およびボルト穴の位相を予め一定の値に
して、把持し準備しておく必要があり、また検出したバ
ブ中心の位置およびハブボルトの位相と、把持した車輪
の中心位置およびボルト穴の位相との誤差を修正した上
で車輪の装着作業を行うことが重要である。
て、車輪の中心およびボルト穴の位相を予め一定の値に
して、把持し準備しておく必要があり、また検出したバ
ブ中心の位置およびハブボルトの位相と、把持した車輪
の中心位置およびボルト穴の位相との誤差を修正した上
で車輪の装着作業を行うことが重要である。
本発明は前記の自動作業のうち、車輪をハンドリングす
る装置の基準座標に関して車輪のボルト穴の位相を予め
一定の値に位置決めして把持する車輪位置決め装置に関
するものである。
る装置の基準座標に関して車輪のボルト穴の位相を予め
一定の値に位置決めして把持する車輪位置決め装置に関
するものである。
従来の車輪位置決め装置として特公昭5024758号
公報に開示されたものがある。
公報に開示されたものがある。
この車輪位置決め装置を第1図について説明する。
図において1は車輪、2は車輪1のリムである。
リム2には車輪固有のパターンを有する凹凸がプレスに
よって形成されている。
よって形成されている。
そしてこの装置ではリム2の凹凸のパターンを利用して
車輪1を車輪把持機構の中心軸A−Aに関して位置決め
している。
車輪1を車輪把持機構の中心軸A−Aに関して位置決め
している。
すなわちリム2の凹凸パターンと正確に一致した凹凸パ
ターンを有する車輪受具3を用い、リム2と車輪受具3
とを密着せしめることによって車輪の位置決めを行なう
ものである。
ターンを有する車輪受具3を用い、リム2と車輪受具3
とを密着せしめることによって車輪の位置決めを行なう
ものである。
またこの装置によると前記車輪受具3はゴム、プラスチ
ック等の弾性体で作られ、その後面(図上右側)は基板
4に貼着されて、センタリングバー(図示せず)と一体
をなし、前面は車輪1のリム2の形状に適合するように
形成されている。
ック等の弾性体で作られ、その後面(図上右側)は基板
4に貼着されて、センタリングバー(図示せず)と一体
をなし、前面は車輪1のリム2の形状に適合するように
形成されている。
チャック5は圧縮空気等で作動するピストン6により連
動して作動し、リム2の中心部の穴7を把握し、前記車
輪受具3とともに車輪1を弾性的に把持するものである
。
動して作動し、リム2の中心部の穴7を把握し、前記車
輪受具3とともに車輪1を弾性的に把持するものである
。
これによってナツトランナ8のソケット8aと車輪1の
ボルト穴1aとは正確に位置決めがなされる。
ボルト穴1aとは正確に位置決めがなされる。
しかし上述した従来の装置ではつぎに列記する問題点を
生ずる。
生ずる。
すなわち、(1)車輪受具3は、その前面のパターンの
成形を容易ならしめ、かつ、リム2のパターンと正確に
一致させるために、材質にゴム、プラスチック等の弾性
体を用いているので、繰返しの作業による車輪受具3表
面の損傷が激しく、耐久性に欠ける欠点がある。
成形を容易ならしめ、かつ、リム2のパターンと正確に
一致させるために、材質にゴム、プラスチック等の弾性
体を用いているので、繰返しの作業による車輪受具3表
面の損傷が激しく、耐久性に欠ける欠点がある。
(11)車輪1のリム2のパターンは車輪の種類によっ
て異なることが多い。
て異なることが多い。
また同一車種でもリム2のパターンの異なる車輪をバブ
に取付けなければならない場合もあるし、同一の組立て
ラインに異なった車種のものが流れる場合もあり、通常
同一の組立てラインで取扱う車輪のリムのパターンは2
〜3種類となる。
に取付けなければならない場合もあるし、同一の組立て
ラインに異なった車種のものが流れる場合もあり、通常
同一の組立てラインで取扱う車輪のリムのパターンは2
〜3種類となる。
このため上述の装装置では、唯一種類のパターンの車輪
しか取扱うことができないため、その利用範囲が限定さ
れる欠点がある。
しか取扱うことができないため、その利用範囲が限定さ
れる欠点がある。
(iii) また上述の装置においては、車輪を自動
的に把持させるために、別の車輪供給装置が必要である
。
的に把持させるために、別の車輪供給装置が必要である
。
すなわち、何らかの手段によって軸線AAに対して車輪
1の中心を合わせ、その後リム2の表面を車輪受具3の
表面に押し当てながら車輪1を回転させ、両者の表面を
密着させる。
1の中心を合わせ、その後リム2の表面を車輪受具3の
表面に押し当てながら車輪1を回転させ、両者の表面を
密着させる。
そして両者のパターンが一致したことを何らかの手段で
検出し、その後チャック5によって車輪1を把持する必
要がある。
検出し、その後チャック5によって車輪1を把持する必
要がある。
このため、一般に装置が犬がかりになり、構造が複雑に
なる欠点がある。
なる欠点がある。
本発明は構造が簡単で耐久性が良好であると共に車輪の
リムのパターンが変更した場合でも車輪の位置決めが可
能な車輪位置決め装置を提供することを目的とする。
リムのパターンが変更した場合でも車輪の位置決めが可
能な車輪位置決め装置を提供することを目的とする。
そして本発明のひとつは、ローラを備える複数のつかみ
部材を求心的に動作させて車輪を回転可能に把持するつ
かみ手段と、車輪のボルト穴のピッチ円と等しい円周上
において車輪のボルト穴に嵌合するように車輪方向に進
退可能に配置された止め具と、前記つかみ手段のローラ
を回転駆動するモータとを備え、前記つかみ手段によっ
て車輪を把持したのち、モータによるローラの回転によ
り車輪を回転せしめ、止め具がボルト穴に嵌合して車輪
の回動を阻止することによって車輪を位置決めするよう
にしたことを特徴とする車輪位置決め装置にある。
部材を求心的に動作させて車輪を回転可能に把持するつ
かみ手段と、車輪のボルト穴のピッチ円と等しい円周上
において車輪のボルト穴に嵌合するように車輪方向に進
退可能に配置された止め具と、前記つかみ手段のローラ
を回転駆動するモータとを備え、前記つかみ手段によっ
て車輪を把持したのち、モータによるローラの回転によ
り車輪を回転せしめ、止め具がボルト穴に嵌合して車輪
の回動を阻止することによって車輪を位置決めするよう
にしたことを特徴とする車輪位置決め装置にある。
また本発明のもうひとつはローラを備える複数のつかみ
部材を求心的に動作させて車輪を回転可能に把持するつ
かみ手段と、車輪のボルト穴のピッチ円と等しい円周上
において車輪のボルト穴に嵌合するように車輪方向に進
退可能に配置された止め具と、車輪のボルト穴に嵌合さ
れる止め具を車輪の中心と同一の中心まわりにボルト穴
のピッチ角と等しい角度だけ回動させるモータとを備え
、前記つかみ手段によって車輪を把持したのち、モータ
によって止め具を回動せしめて、ボルト穴に嵌合させ更
に止め具を介して車輪を回転し予め定められた位置に位
置決めするようにしたことを特徴とする車輪位置決め装
置にある。
部材を求心的に動作させて車輪を回転可能に把持するつ
かみ手段と、車輪のボルト穴のピッチ円と等しい円周上
において車輪のボルト穴に嵌合するように車輪方向に進
退可能に配置された止め具と、車輪のボルト穴に嵌合さ
れる止め具を車輪の中心と同一の中心まわりにボルト穴
のピッチ角と等しい角度だけ回動させるモータとを備え
、前記つかみ手段によって車輪を把持したのち、モータ
によって止め具を回動せしめて、ボルト穴に嵌合させ更
に止め具を介して車輪を回転し予め定められた位置に位
置決めするようにしたことを特徴とする車輪位置決め装
置にある。
以下本発明の実施例を第2図〜第5図について説明する
。
。
図において第1図と同符号のものは、同一部分である。
第2図において車輪1はつかみ手段9によってその中心
が軸線A−Aに一致するように求心的に把持される。
が軸線A−Aに一致するように求心的に把持される。
はじめにこのつかみ手段9の構成を第2図において説明
する。
する。
第2図においてつかみ部材10はリンク部材11.12
の一端に軸13.14を介してそれぞれ枢軸結合されて
いる。
の一端に軸13.14を介してそれぞれ枢軸結合されて
いる。
リンク部材11.12の他端は軸15.16を介して直
線動部材17に枢軸結合されている。
線動部材17に枢軸結合されている。
そしてつかみ部材10、リンク部材11.12および直
線動部材17は軸13〜16を介して平行四節リンク機
構を構成している。
線動部材17は軸13〜16を介して平行四節リンク機
構を構成している。
リンク部材12はリンク部材11の前方に配置され、そ
の中間点には軸18によってリンク部材19の一端が枢
軸支承されている。
の中間点には軸18によってリンク部材19の一端が枢
軸支承されている。
リンク部材19の他端は軸20を介してナツトランナ装
置21の外周に枢軸結合されている。
置21の外周に枢軸結合されている。
ナツトランナ装置21はガイドロッド22および補強部
材(図示せず)を介して固定部材23と結合されている
。
材(図示せず)を介して固定部材23と結合されている
。
直線動部材17はガイドロッド22に摺動可能に挿嵌さ
れており、油圧シリンダ24のロッド24aに結合され
ている。
れており、油圧シリンダ24のロッド24aに結合され
ている。
油圧シリンダ24の外周部は固定部材23に固定されて
いる。
いる。
以上の構成においてリンク部材12゜19および直線動
部材17は軸16.18〜20およびガイドロッド22
を介してスコットラッセル機構を構成している。
部材17は軸16.18〜20およびガイドロッド22
を介してスコットラッセル機構を構成している。
このため油圧シリンダ24に圧油を送給することにより
軸14は直線運動をなし、更につかみ部材10は平行四
節リンク機構の一辺を構成しているため、軸14の運動
につれて平行直線運動する。
軸14は直線運動をなし、更につかみ部材10は平行四
節リンク機構の一辺を構成しているため、軸14の運動
につれて平行直線運動する。
前述のように構成された1組のつかみリンク機構がこの
例では120度間隔に軸対称に配置されてつかみ手段9
が構成されている。
例では120度間隔に軸対称に配置されてつかみ手段9
が構成されている。
そしてこのつかみ手段9は求心つかみ動作を行なう。
25は軸受によってつかみ部材10にそれぞれ支承され
たローラで、これらのローラの少なくとも1つにはモー
タ26が連結されている。
たローラで、これらのローラの少なくとも1つにはモー
タ26が連結されている。
このモータ26は把持された車輪1を軸心A−Aのまわ
りに回転させる。
りに回転させる。
前記ナツトランナ装置21の詳細を第3図〜第5図につ
いて説明する。
いて説明する。
図において、ナツトランナ装置21は4個のナツトを同
時に緊締することの可能な4軸ナツトランナである。
時に緊締することの可能な4軸ナツトランナである。
そしてこのナツトランナ装置21は車輪1のボルト穴1
aのピッチ円直径と等しいピッチ円上に、90度間隔で
配置された4個のナツトランナソケット27と、前記ナ
ツトランナソケット27の配置に対して、45度位相を
ずらせて配置された2個の止め具28とを備えている。
aのピッチ円直径と等しいピッチ円上に、90度間隔で
配置された4個のナツトランナソケット27と、前記ナ
ツトランナソケット27の配置に対して、45度位相を
ずらせて配置された2個の止め具28とを備えている。
前記止め具28は第4図に示すように止め具ガイド29
によって支持されている。
によって支持されている。
止め具ガイド29は一部開放形の直線動軸受であり、ス
リーブ30を介してナツトランナ装置21の前部ブラケ
ット31に取付けられている。
リーブ30を介してナツトランナ装置21の前部ブラケ
ット31に取付けられている。
止め具28の背部には止め具28を前方へ押圧するだ゛
めのばね31が設けられている。
めのばね31が設けられている。
止め具28にはガイドローラ32が、止め具ガイド29
の開口部より、外部へ突出するように取付けられている
。
の開口部より、外部へ突出するように取付けられている
。
止め具28の戻し部材33はスプライン軸34を介して
油圧シリンダ35のピストンロッド35aに結合されて
いる。
油圧シリンダ35のピストンロッド35aに結合されて
いる。
油圧シリンダ35は後部ブラケット36に固定されてい
る。
る。
前記スプライン軸34は前部ブラケット31に固定した
スプライン軸受37に支承されている。
スプライン軸受37に支承されている。
前記前部ブラケット31と後部ブラケット36は補強部
材38によって一体となっており、軸受39によってナ
ツトランナ装置21の本体40に支承されている。
材38によって一体となっており、軸受39によってナ
ツトランナ装置21の本体40に支承されている。
ナツトランナ装置21の本体40はエンドブラケット4
1を介してガイドロッド21に固定されている。
1を介してガイドロッド21に固定されている。
後部ブラケット36には内歯歯車42が取付けられてい
る。
る。
この内歯歯車42にはエンドブラケット41に取付けた
モータ43によって駆動される歯車44が噛合っている
。
モータ43によって駆動される歯車44が噛合っている
。
このモータ43の駆動によって、後部ブラケット36、
前部ブラケット31は軸線Aまわりに回転する。
前部ブラケット31は軸線Aまわりに回転する。
前部ブラケット31には第5図に示すようにナツトラン
ナソケット27を駆動するモータ45が配設されている
。
ナソケット27を駆動するモータ45が配設されている
。
以下第2図〜第5図にもとづいて本発明の車輪位置決め
装置の動作を説明する。
装置の動作を説明する。
まず第2図に示したごとく、つかみ手段9により車輪1
をその中心が軸線A−Aと一致するように把持する。
をその中心が軸線A−Aと一致するように把持する。
このとき、油圧シリンダ35のピストンロッド35aは
前方に出ており、止め具28の戻し部材33も前方につ
き出している。
前方に出ており、止め具28の戻し部材33も前方につ
き出している。
したがって止め具28はばね31によって前方に押出さ
れており、車輪1のリム2の表面に当接している。
れており、車輪1のリム2の表面に当接している。
つぎに第2図に示されるモータ26を回動させると、ロ
ーラ25を介して車輪1は回転する。
ーラ25を介して車輪1は回転する。
このとき、ボルト穴1aと止め具28との位置が一致し
ないと、止め具28はリム2の表面に当接しながら、止
め具ガイド29に支承されつつ前後に出入りする。
ないと、止め具28はリム2の表面に当接しながら、止
め具ガイド29に支承されつつ前後に出入りする。
そして、第2図および第4図に示すように、ボルト穴1
aと止め具28との位置が合致すると、ボルト穴1aの
テーパ部に止め具28のテーパ部が嵌入し、それ以上車
輪1を回転させることは不可能となる。
aと止め具28との位置が合致すると、ボルト穴1aの
テーパ部に止め具28のテーパ部が嵌入し、それ以上車
輪1を回転させることは不可能となる。
この状態でモータ26の動力を遮断すると、車輪1の位
置決めがなされる。
置決めがなされる。
この状態はローラ25の回転を検出することによって判
定可能である。
定可能である。
また、モータ26の動力を遮断すると同時にローラ25
のいずれかひとつにブレーキをかけることにより、車輪
の位置決め状態を堅固に維持することが可能である。
のいずれかひとつにブレーキをかけることにより、車輪
の位置決め状態を堅固に維持することが可能である。
次に止め具28を退避せしめ、ボルト穴1aの位置にナ
ツトランナソケット27を位置決めする。
ツトランナソケット27を位置決めする。
これは次のような動作によって行なわれる。
まず、油圧シリンダ35の圧油を切り替え、ピストンロ
ッド35aを引込める。
ッド35aを引込める。
この動作によってスプライン軸34、止め具28の戻し
部材33、ガイドローラ32を介して止め具28はばね
31に抗して引き戻される。
部材33、ガイドローラ32を介して止め具28はばね
31に抗して引き戻される。
ついでモータ43を回動させ、歯車44、内歯歯車42
を介して前部ブラケット31を軸心A−Aのまわりに4
5°だけ回転させる。
を介して前部ブラケット31を軸心A−Aのまわりに4
5°だけ回転させる。
このようにすると、車輪1のボルト穴1aとナツトラン
ナソケット27との位置が一致する。
ナソケット27との位置が一致する。
なお、上述の例はモータ26によって車輪1を回転させ
、車輪1のボルト穴1aを止め具28に合致させるよう
にしたものであるが、他の例として前記モータ26によ
らず、ナツトランナソケットの位置合せ用のモータ43
によっても車輪の位置決めを行なうことができる。
、車輪1のボルト穴1aを止め具28に合致させるよう
にしたものであるが、他の例として前記モータ26によ
らず、ナツトランナソケットの位置合せ用のモータ43
によっても車輪の位置決めを行なうことができる。
この実施例の構成をつぎに述べる。
すなわちつかみ手段9により車輪1を把持することと、
その状態で油圧シリンダ35のピストンロッド35aを
押し出し、止め具28の戻し部材33を前進させておく
ことは前述の例と同様である。
その状態で油圧シリンダ35のピストンロッド35aを
押し出し、止め具28の戻し部材33を前進させておく
ことは前述の例と同様である。
この状態で第4図のモータ43により前部ブラケット3
1を軸線まわりに90度だけ回動せしめる。
1を軸線まわりに90度だけ回動せしめる。
このときボルト穴1aは90度間隔に設けられているか
ら、その間にボルト穴1aと止め具28との位置は合致
し、第4図に示す状態になる。
ら、その間にボルト穴1aと止め具28との位置は合致
し、第4図に示す状態になる。
その後は止め具28を介してモータ43の駆動により車
輪1は回動される。
輪1は回動される。
これにより車輪1は所定の位置に位置決めされる。
その後、油圧シリンダ35への圧油を切替えてピストン
ロッド35aを後退させ、止め具28を後退せしめた後
に、モータ43を再び動作させ、前部ブラケット31を
さらに45度軸線A−Aまわりに回動せしめる。
ロッド35aを後退させ、止め具28を後退せしめた後
に、モータ43を再び動作させ、前部ブラケット31を
さらに45度軸線A−Aまわりに回動せしめる。
このようにすると、ボルト穴1aの位置にナツトランナ
ソケット27が位置決めされる。
ソケット27が位置決めされる。
この他の実施例によれば、モータ26の設置が不要にな
り、重量軽減および原価低減を図ることができる。
り、重量軽減および原価低減を図ることができる。
以上詳述したように、本発明によればつぎのような効果
がある。
がある。
すなわち、(1)ボルト穴に止め具を合致させることに
より機械的に車輪の位置決めを行なうため、直接的であ
り、従来のものにくらべて位置決め精度が高い。
より機械的に車輪の位置決めを行なうため、直接的であ
り、従来のものにくらべて位置決め精度が高い。
(11)金属の止め具を使用することにより、耐久性を
高めることができる。
高めることができる。
(iii) 車輪リムのパターンは車輪の種類により
変わることがあるが、ボルト穴の径および配置は変化し
ない。
変わることがあるが、ボルト穴の径および配置は変化し
ない。
そのため利用範囲が広い。(IVI 車輪の求心つか
み手段、車輪回転機構、車輪位置決めのための止め具お
よびナツトランナ装置を一体として備えているため、コ
ンパクトになり、かつ車輪の供給装置の構造が著しく簡
単になる。
み手段、車輪回転機構、車輪位置決めのための止め具お
よびナツトランナ装置を一体として備えているため、コ
ンパクトになり、かつ車輪の供給装置の構造が著しく簡
単になる。
第1図は従来の車輪位置決め装置を示す縦断正面図、第
2図は本発明の車輪位置決め装置の一実施例を一部断面
にて示す正面図、第3図は第2図のI−1線から本発明
の車輪位置決め装置を見た図、第4図は第3図のIV−
IV線矢視図、第5図は第3図におけるV−v線矢視図
である。 1・・・・・・車輪、1a・・・・・・ボルト穴、9・
・・・・・つかみ手段、21・・・・・・ナツトランナ
装置、25・・・・・・ローラ、26・・・・・・モー
タ、28・・・・・・止め具、43・・・・・・モータ
。
2図は本発明の車輪位置決め装置の一実施例を一部断面
にて示す正面図、第3図は第2図のI−1線から本発明
の車輪位置決め装置を見た図、第4図は第3図のIV−
IV線矢視図、第5図は第3図におけるV−v線矢視図
である。 1・・・・・・車輪、1a・・・・・・ボルト穴、9・
・・・・・つかみ手段、21・・・・・・ナツトランナ
装置、25・・・・・・ローラ、26・・・・・・モー
タ、28・・・・・・止め具、43・・・・・・モータ
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車輪の中心軸回りの位置を位置決めする装置におい
て、固定部材と、この固定部材に装設され、ローラを備
える複数のつかみ部材を求心的に動作させて車輪を回転
可能に把持するつかみ手段と、車輪のボルト穴のピッチ
円と等しい円周上において車輪のボルト穴に嵌合するよ
うに車輪方向に進退可能に固定部材に配置された止め具
と、前記つかみ手段のローラを回転駆動するモータとを
備え、このモータによるローラの回転により、つかみ手
段によって把持されている車輪を回転させ、車輪のボル
ト穴を止め具に嵌合して車輪の回動を阻止することによ
って車輪を位置決めするようにしたことを特徴とする車
輪位置決め装置。 2 車輪の中心軸回りの位置を位置決めする装置におい
て、固定部材と、この固定部材に装設され、ローラを備
える複数のつかみ部材を求心的に動作させて車輪を回転
可能に把持するつかみ手段と、車輪のボルト穴のピッチ
円と等しい円周上において車輪のボルト穴に嵌合するよ
うに車輪方向に進退可能にかつ、車輪軸回りに回転可能
に固定部材に配置された止め具と、この止め具に連結し
、この止め具を車輪の中心と同一の中心まわりにボルト
穴のピッチ角以上に回動させるモータとを備え、このモ
ータによって止め具を回動せしめて、つかみ手段によっ
て把持されている車輪のボルト穴に嵌合させ、更に止め
具の回転により車輪を回転し予め定められた位置に位置
決めするようにしたことを特徴とする車輪位置決め装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50145047A JPS5850815B2 (ja) | 1975-12-08 | 1975-12-08 | シヤリンイチギメソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50145047A JPS5850815B2 (ja) | 1975-12-08 | 1975-12-08 | シヤリンイチギメソウチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5269072A JPS5269072A (en) | 1977-06-08 |
| JPS5850815B2 true JPS5850815B2 (ja) | 1983-11-12 |
Family
ID=15376146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50145047A Expired JPS5850815B2 (ja) | 1975-12-08 | 1975-12-08 | シヤリンイチギメソウチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5850815B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59129674A (ja) * | 1983-01-14 | 1984-07-26 | 株式会社クボタ | 容器蓋の脱着装置 |
| JPS6066470U (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-11 | 本田技研工業株式会社 | 締付け装置 |
| US5143507A (en) * | 1990-05-07 | 1992-09-01 | Vix Design Products, Inc. | Wheel handling apparatus |
| US5180274A (en) * | 1990-05-07 | 1993-01-19 | Vix Design Products, Inc. | Wheel handling apparatus |
| DE4109187A1 (de) * | 1991-03-20 | 1992-09-24 | Hofmann Werkstatt Technik | Vorrichtung zum positionieren von rotoren, insbesondere kfz-raedern, an auswuchtmaschinen |
-
1975
- 1975-12-08 JP JP50145047A patent/JPS5850815B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5269072A (en) | 1977-06-08 |
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