JPH11506705A - レバー作動キーレスチャック - Google Patents

レバー作動キーレスチャック

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JPH11506705A
JPH11506705A JP9500626A JP50062697A JPH11506705A JP H11506705 A JPH11506705 A JP H11506705A JP 9500626 A JP9500626 A JP 9500626A JP 50062697 A JP50062697 A JP 50062697A JP H11506705 A JPH11506705 A JP H11506705A
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ハフ,ロバート,オー.
シャデック,ルイス,エム.
マーセンギル,リチャード,エル.
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パワー ツール ホルダーズ,インコーポレイテッド
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 回転可能な駆動軸を有する手動のあるいは動力付きの駆動体に用いられるチャック(15)は、ナット(80)すなわち締結リングによって作動される3本のジョーアセンブリィを使用した主締結機構と、補助締結機構とを具えている。補助締結機構(95)は、締め付けカムプロフィール(105)を規定したカム成形部(100)を具えている。補助締結機構(95)は、複数のレバーバー(120)をさらに具えており、各レバーバーの一端部はカムフォロア(125)を形成し、各レバーバー(120)の他端部(117)はナット(80)と動力伝達結合し、補助締結機構が締め付け方向に作動させられると、レバーバー(120)はジョー(65)を介し工具に対して増大した締め付け力が生ずるようにナット(80)を前方に付勢しよう。補助締結機構は、ドライブスルー解除を許容するように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 レバー作動キーレスチャック 発明の背景 本発明は、手動のあるいは動力付きのドリルや、電動のあるいは空気圧動力の 駆動体に用いられるチャックに概ね関する。より詳細には、本発明は、手動ある いは駆動体のモータを作動することにより、締め付けたり緩めたりすることが可 能なキーレスタイプのチャックに関する。 手動の、および電動のあるいは空気圧動力の工具駆動体は、共に良く知られて いる。ねじれドリルは、このような駆動体に用いられる最も一般的な工具である が、この工具は、ねじ回し,ナット回し,バー(burr),台付き研磨砥石ならび に他の切削あるいは研削工具であっても良い。工具は、直径や、多角形であって も良い工具シャンク断面が異なっているので、装置には、比較的広い範囲に亙っ て調整可能なチャックが一般に設けられる。このチャックは、ねじ穴あるいはテ ーパ穴によって駆動体に取り付け可能である。 いろいろな種類のチャックがこの分野で開発されている。最も単純な形態のチ ャックにおいては、相互に円周方向にほぼ120度隔てて配された3つのジョー が、駆動体の駆動軸に取り付けられるボディの傾斜配置通路に拘束されている。 チャックは、ジョーの雄ねじ山と螺合する雌ねじ山を切った締め付けリング、す なわちナットが一方向に回されると、工具の円柱状シャンクを把持するようにジ ョーを押圧するのに対し、逆方向に回されると、把持関係を解除するように形成 されている。このようなチャックは、これが手動で回されるのであれば、キーレ スとなる。このようなチャックの一例は、この譲受人に普通に譲受された「無衝 撃キーレスチャック」という名称の米国特許第5125673号に記述されてお り、これを参照することによって、その記載のすべてがこの明細書に組み入れら れる。 キーレスチャックにおいては、一般使用者の締め付け能力内で十分な保持力を 得ることが望まれる。上述したようなジョー形式のチャックのいくつかにおいて 、工具に対して保持力を増大する1つの手段は、ナットと螺合するジョーに比較 的細かなねじ山を使用し、発生可能な力を増大させるようにしている。この解決 は、チャックが受容可能となる工具の直径の範囲をカバーするため、相対的にナ ットの回転回数を多くする必要があるという欠点を有する。また、軸受の如き摩 擦低減手段が、発生可能な締め付け力をさらに増大させるために使用されている 。さらに、現在入手可能な3本ジョーチャックによって通常に得ることが可能な 把持力に加え、一般使用者がこれを増大できるように望むことができる。このよ うなチャックの一例が本件譲受人に通常に譲渡された「レバーバーキーレスチャ ック」という名称で出願番号08/206115号に記述されており、これを参 照することによって、その記載のすべてがこの明細書に組み入れられる。 発明の開示 本発明は、前述の考察ならびに他の従来技術の構成および方法を認識し処理し ている。 従って、本発明の目的は改良したチャックを提供することである。 本発明の他の目的は、把持力の増大が可能なキーレスチャックを提供すること である。 本発明の他の目的は、工具シャンク径が広い範囲の寸法に亙って工具の交換を 容易かつ迅速に行うことが可能なキーレスチャックを提供することである。 本発明の他の目的は、ジョーの2段階すなわち補助締結を与えるキーレスチャ ックを提供することである。 本発明のさらなる目的は、工具の容易かつ迅速な解除を可能とするチャックを 提供することである。 この発明の付加的な目的および長所は、以下の詳細な説明の部分で明らかにさ れるか、あるいは本発明の実施によって知ることができる。この発明の目的およ び長所は、添付した請求の範囲で特に指摘した手段および組み合わせによって実 現され、そして達成可能である。 この目的を達成するため、本発明の目的によると、ここで説明されて大まかに 記載されるように、回転可能な駆動軸を有する手動のあるいは動力付きの駆動体 に用いられるチャックは、先端部と基端部とを有する概ね円柱状のボディ部材を 具えている。基端部は、駆動体の駆動軸と係合するようになっており、先端部は この先端部に形成した軸穴と、この軸穴を貫通して交差するように形成した傾斜 配置通路とを有する。このチャックは、傾斜配置通路のそれぞれに摺動可能に配 置した複数のジョーを具えている。これらジョーは、それらの一方側に形成され て工具に係合することによって工具を保持するためのジョー面と、ナットと螺合 するようにその反対側に形成したねじ山とを有する。このチャックは、ボディ部 材に対して回転可能に取り付けられてジョーのねじ山と螺合するナットをさらに 具えている。チャックはまた、ナットと動力伝達結合状態のスリーブ部材も具え ており、このスリーブ部材がボディ部材に対して回されることにより、ジョーが 動かされるようになっている。このチャックは、ボディ部材に対して回転可能な カム成形部を有する補助締結機構を具えている。この補助締結機構は、複数のレ バーバーと、カムフォロアを形成する各レバーバーの一方部と、ナットと動力伝 達結合する各レバーバーの他方部とをさらに具えており、この補助締結機構がカ ム成形部の回転によって作動させられると、レバーバーはナットを先端部に向け て押圧し、それによって生ずる工具に対する増大した締め付け力がジョーにもた らされる。 本発明によると、このチャックは、補助締結機構のドライブスルー(drive-thr ough)解除手段を具えている。好ましい一実施例において、補助締結機構のドラ イブスルー解除手段は、カム成形部に形成した複数のプロフィールを具えている 。各プロフィールは、他のカムプロフィールのそれぞれと異なる半径方向距離に 応じてボディ部材の中心軸線から異なる半径方向に広がっている。カム成形プロ フィールは、他のプロフィールよりもボディ部材の中心軸線から半径方向に最も 短く隔てて配置した初期すなわち解除カムプロフィールを具えている。このカム 成形プロフィールは、解除カムプロフィールよりもボディ部材の中心軸線から半 径方向により遠くに隔てて配置した締結カムプロフィールを具えている。このカ ム成形プロフィールは、ボディ部材の中心軸線から半径方向に隔てて配置し た外方に傾斜する遷移カムプロフィールを具えており、これは、初期カムプロフ ィールの最短半径方向距離から締結カムプロフィールのより長い半径方向距離ま で徐々に変化している。カム成形部は、締結カムプロフィールよりもボディ部材 の中心軸線から半径方向により遠くに隔てて配置されたドライブスルーカムプロ フィールを具えている。カム成形部は、ボディ部材の中心軸線から半径方向に隔 てて配置された停止カムプロフィールを具えており、これは、締結カムプロフィ ールの半径方向距離からドライブスルーカムプロフィールのより長い半径方向距 離まで徐々に変化している。 また、本発明によると、チャックは、ボディ部材の基端部に向けて前部スリー ブ部材を弾性的に付勢するように形成され、そして配置されるばね部材を具えて いる。 さらに本発明によると、チャックは、ボディ部材に配置されてボディ部材から 半径方向に延在するスラストリングを具えている。このスラストリングは、1本 のレバーバーを揺動支持するように球形に形成した少なくとも1つの係合面を規 定している。この支持されるレバーバーは、スラストリングの対応する球形面に 対して旋回移動するように、球形に形成された座面を有する。1本のレバーバー の座面は、スラストリングの係合面に揺動支持されている。 本発明の他の目的,特徴および形態は、以下に、より詳細に論じられる。 図面の簡単な説明 当業者に対し、最も好ましい形態を含む本発明を充分かつ可能にする記述は、 添付図面の参照を含め、この明細書の残りの部分でより詳細に明らかにされ、こ の添付図面の 図1は、本発明の一実施例によるチャックの断面図であり、 図2は、本発明の一実施例の別な断面図であり、 図3は、図1および図2に描いたチャックの分解図であり、 図4は、本発明によるチャックの部分断面図であり、 図5は、図1の5−5線に沿って与えた断面図であり、 図6は、図5のレバー機構の部分断面図であって、機能中のレバー機構を示し ており、 図7は、図6のレバー機構の部分断面図であって、ドライブスルー解除位置に 案内されたレバー機構を示しており、 図8は、本発明の一実施例によるチャックの一部分解図であり、 図9は、図1の9−9線に沿って与えた後部スリーブおよび弾性部材の部分断 面図であり、 図10は、本発明によるチャックの一部の部分断面図であり、図9に示した弾 性部材の変形例を描いている。 この明細書および図面における参照符号の反復使用は、同一か、あるいはこの 発明の類似した特徴または要素を表すことを意図している。 好ましい形態の詳細な説明 当面の論議が本発明の典型的な構成で具体化された単なる例示の説明であって 、より一般的な形態を限定するものではないことは、当業者によって理解される べきである。 図1を参照すると、本発明の一実施例によるチャックが描かれ、符号15で概 ね示されている。ここでは、動力付きドリルに適用して説明しているが、チャッ クを必要とする任意の適当な形態の装置に本発明のチャックを利用できることは 認識されるべきである。 図1から図3を参照すると、チャック15は、先端部25と基端部30とを有 する概ね円柱状のボディ部材20を具えている。基端部30は、スピンドルやド リルの如き駆動体の駆動軸を受容するためのねじ穴35を具えていても良い。ね じ穴を描いているが、これは、テーパスピンドルや希望した状況に適合可能な任 意の他の形態のアタッチメント機構を取り付けるためのテーパ穴であっても良い ことが認識されるべきである。 ボディ部材20は、これと一体のスラストリング45を具えている。しかしな がら、スラストリング45は、ボディ部材20に固定される別部品であっても良 いことが認識されるべきである。ボディ部材20の先端部25は、軸穴55と、 この先端部に形成されて軸穴55と交差する複数の傾斜配置通路60とを規定し ている。軸穴55は、ドリルビットのシャンクの如き、最大外径の工具を受容す るのに充分な寸法を有し、個々の寸法のチャックが収容されるように形成されて いる。 複数のジョー65は、傾斜配置通路60のそれぞれに摺動自在に配置されてい る。ジョーのそれぞれは、ドリルビットシャンク71(図2)の如き工具と係合 するようにその一方側に形成した面70を有し、これによって工具を保持してい る。各ジョー65は、ジョー面70の反対側に形成したねじ山75も具えている 。本発明によると、ジョー65のねじ山75は、希望するのであれば、相対的に 粗いものであっても良い。 雌ねじ山85を有するナット、すなわち締結リング80は、スラストリング4 5の前方のボディ20に支持されている。ナットのねじ山85はジョーのねじ山 75と螺合しており、ナットが締め付け方向に操作されると、ジョーは前方、す なわちチャックの先端の方に移動し、ナットが緩め方向に回されると、格納、す なわちチャックの基端部の方に移動されよう。ジョーおよびナットに対して相対 的に粗いピッチのねじ山を使用することは、その全移動範囲に亙るジョーの移動 のために必要なナットの回転回数を最小にする。 ナット80は、ワンピース、すなわち単一のナットであることが好ましい。ボ ディ20は、先端部25において直径が減少し、ナット80がその上に支持され ることが可能となっている。ワンピースナットが好ましいけれども、バンドやス リーブあるいはスポット溶接などで相互に保持可能なツーピースすなわち分割ナ ットが使用可能であることは認識されるべきである。図3に示すように、ナット 80は、以下に、より詳細に明らかにされるようなスリーブに位置決めした駆動 ドッグを受容するための駆動ドッグ受容部81を具えている。 図1〜図3を参照すると、スリーブ部材90が描かれている。スリーブ部材9 0は、ボディ部材20の先端部25を覆っているので、これは前部スリーブとし ても知られている。前部スリーブ90は、ナット80と動力伝達状態にあり、前 部スリーブ90がボディ部材20に対して回されると、ジョー65は前部ス リーブ90の回転方向に依存して開閉されよう。前部スリーブ90とナット80 との間の動力伝達は、任意の周知の構造によって可能である。 好ましい一実施例において、前部スリーブ90は、ナット80に対する前部ス リーブ90の回り止めを行うため、ナット80の駆動ドッグ受容部81と係合す る駆動ドッグ91を具えていても良い。他の実施例において、前部スリーブ90 は、この分野で良く知られているように、ナットに対して圧入可能である。前部 スリーブ90は、任意の適当な複合材料はもちろん、合成樹脂や金属、あるいは これらを組み合わせた物の如き、任意の周知の材料が可能であることも認識され るべきである。 好ましい実施例において、図1〜図3に描かれているように、前部スリーブ9 0は、ボディ20の先端部25を覆って支持されており、レッジ(ledge)92を 具えている。ばね部材93は、ボディ20の先端部を覆って支持されており、保 持部材94は、この保持部材94のレッジ92にかぶさる後方に突出した部分で ボディの先端部25の先端に押し込まれている。ばね部材93は、レッジ92と 保持部材94との間に挟まれており、スリーブ90を介して後方(基端部30の 方)へナット80を予圧するように機能している。ばね部材93は、図3に最も 良く描かれているように、波形ばねであることが好ましいが、ベルビル座金(bel ville washer) やコイルばねなどの如き、任意の適当な形態のばねであることが 可能である。 前部スリーブ90は、装飾用の先端部品として使用することも可能な保持部材 94によって所定の場所に支持されている。しかしながら、保持部材94は、ば ねクリップなどの如き、任意の適当な保持部材が可能であることを認識すべきで ある。図2に示すように、保持部材94は、塵埃およびこのチャックに入る屑を 減少させるためにダストシール96を具えることも可能であり、このシールは、 ゴムや、植毛状のもの、あるいは任意の他の適当な材料や、材料の形状で構成さ れている。 本発明の好ましい一実施例によるチャックは、補助締結機構をも具えている。 図1〜図3に関し、この補助締結機構は、指示符号95によって概ね示されてお り、カム成形部100を具えている。図3に示すように、カム成形部100は、 符号105によって概ね示した締め付けカムプロフィールを具えている。カム成 形部100は、ボディ部材20の基端部30に対して回転可能である。好ましい 一実施例において、カム成形部100は、ボディ部材20の基端部30に回転可 能に支持された後部スリーブ115内に受け入れられている。 カム成形部100は、後部スリーブ115と一体であったり、圧入されたり、 あるいは(接着剤によるように)他の方法で後部スリーブ115に取り付けられ ても良い。図3および図5〜図7に最も良く描かれているような好ましい一実施 例の場合、カム成形部100は、後部スリーブ115から軸線方向内側に突出し てカム成形部100の切り欠き114に受容される位置決めピン104により、 後部スリーブ115に対して回り止めされている。 図1〜図3に最も良く描かれているように、後部スリーブ115は、後部保持 部材155を介してボディ部材20の基端部30に回転可能な状態で支持されて いても良く、後部保持部材はボディ20の基端部30に圧入されても良い。例え ば、ばねクリップの如き、任意の適当な形態の保持部材を使用可能であることは 認識されるべきである。 図1〜図4および図8を参照すると、補助締結機構は、複数のレバーバー12 0をさらに具えている。図5〜図8に示すように、例えば、各レバーバー120 は、好ましくはその一端に位置決めしたカムフォロア部125を具えている。さ らに、各レバーバーは、ナット80と動力伝達結合する部分を有し、この補助締 結機構がカム成形部100の回転によって作動させられると、各レバーバー12 0は、ジョー65によって保持される工具に対し、増大した締め付け力を発生す るように、先端部25に向けて前方にナット80を付勢しよう。例えば、図4に 示すように、カムフォロア部125は、締め付けカムプロフィール105によっ て規定されるカム成形部100の表面と、後部スリーブ115の内周面110と の間に支持されている。 例えば図4に示した好ましい一実施例において、各レバーバー120は、3つ の区域を具えている。カムフォロア部125は、好ましくはほぼ円形であり、中 央部116の直径よりも小さな直径であり、この中央部は、符号117によって 概ね示したナット接触部117に対してカムフォロア部125を接続している。 例えば図8に示すように、ナット接触部117は、ナット80と接触する平坦面 118と、ボディ部材20のスラストリング45の係合部130に着座する球状 に形成した座面119とを具えている。従って、座面119の形状と対応した係 合部130も球状に形成されており、係合部130はその中に座面119を揺動 支持可能となっている。例えば図3および図8に示すように、スラストリング4 5は、半径方向に配置したスロット部135も規定しており、これはチャックの ボディ部材20の中心軸線に対して半径方向に揺動することを各レバーバー12 0に許容するが、ボディ部材の中心軸線に対して円周方向、すなわち接線方向へ のレバーバーの移動を阻止している。スロット部135は、この補助締結機構の 作動中にレバーバー120が整列しているように働く。 図1,図2および図8に示すように、ジョー停止フランジ220は、後方、す なわち開方向へのジョー65の移動を制限するために役立っている。ジョー停止 フランジ220は、ジョーとナット80との間の食い付きを阻止するように、こ れらジョー65がその最後尾の位置でこのフランジと接触するように配置されて いる。例えば図2に示すように、停止フランジ220は通路221を具え、この 通路を通って伸びることをレバーバー120に許容している。通路221は、レ バーバー120の望ましくない円周方向の移動を阻止するようにも働いている。 停止フランジ220は、ボディ20と一体に描かれているが、ボディ20に対し て固定される別部品であることが可能なことは認識されるべきである。 図5〜図7は、反復性の(すなわち周期的な)複数組のカムプロフィールで構 成される締め付けカムプロフィールを具えたカム成形部100の好ましい一実施 例を描いている。カムプロフィールのそれぞれの周期は、例示した実施例におけ る3つのレバーバー120の一つと対応している。1つの周期におけるそれぞれ 個々のカムプロフィールは、カム成形部材100の締め付けカムプロフィール1 05におけるプロフィールの周期という点で、それぞれ他のカムプロフィールと 異なる半径方向距離に応じてボディ部材20の中心軸線から半径方向に広がるよ うに形成されている。 カム成形部材100の好ましい締め付けカムプロフィール105は、165で 示した初期、すなわち解除カムプロフィールを具えている。例えば、図3,図6 および図7に示すように、初期カムプロフィール165は、プロフィールの各周 期における他のカムプロフィールよりも、ボディ部材20の中心軸線から少なく とも半径方向に最も短く隔てて配置されている。図5〜図7に示すように、締結 カムプロフィール107は、初期カムプロフィール165よりもボディ部材20 の中心軸線から半径方向により遠く隔てて配置されている。締結カムプロフィー ル107は、直径部分とほぼ一体である。遷移カムプロフィール106は、ボデ ィ部材20の中心軸線から半径方向に隔てて配置されており、初期カムプロフィ ール165の最短半径方向距離から締結カムプロフィール107のより長い半径 方向距離まで徐々に変化している。遷移カムプロフィール106は、外方傾斜部 であり、図4の実線で示した位置に向けてボディ部材20の中心軸線に対して半 径方向外側に移動することをレバーバー120のカムフォロア部125にもたら す。 図5〜図7に示すように、締め付けカムプロフィール105は、ボディ部材2 0の中心軸線から半径方向に配置した固定停止カムプロフィール108をさらに 具えておりており、締結カムプロフィール107の半径方向距離から(後述する )ドライブスルーカムプロフィール109のより大きく増大した半径方向距離ま で徐々に変化している。従って、固定停止カムプロフィール108は、別な半径 方向外側傾斜部を形成しており、レバーバー120のカムフォロア部125に対 する固定止め位置として機能する。 本発明において、食い付き、すなわち補助締結機構を解除することが困難であ る状態を阻止するため、補助締結機構をドライブスルー解除するための手段が与 えられている。ここで具現化された、例えば図3に示すように、補助締結機構9 5のドライブスルー解除のための手段は、カムプロフィール105によりここで 具現化されており、このカムプロフィールは、締結カムプロフィール107より もボディ部材20の中心軸線から半径方向にさらに遠く隔てて配置したドライブ スルーカムプロフィール109を具えるように形成されている。例えば図5〜図 7に示すように、カムプロフィール105は、使用者が後部スリーブ115の回 転方向を逆にする必要なく、(固定停止カムプロフィール108にカムフォロア 部125がある)固定位置から、後部スリーブ115を初期、すなわち(初期 カムプロフィール165にカムフォロア部125がある)解除位置に駆動するこ とを可能とするように形成されている。使用者は、カムフォロアが固定停止カム プロフィール108に係合した後、追加の回転力を締め付け方向に後部スリーブ 115に与えることによって、これを達成することができる。これは、ドライブ スルーカムプロフィール109に固定停止カムプロフィール108の傾斜部を前 進させ、さらに回転して初期カムプロフィール165に移動することをカムフォ ロア125にもたらす。この補助締結機構の解除が困難であることを普通に経験 するのであれば、この構成は、補助締結機構95を使用者が固定位置から解除位 置に本質的に駆動することを可能としている。 種々のカムプロフィールの厳密な形状ではなく、その機能性が本発明のいくつ かの実施例に対して重要であることは認識されるべきである。従って、カムフォ ロアの一般的な移動を達成するために適当な任意のプロフィール形状は、本発明 の範囲内にある。 チャック15に対する操作の説明が以下のように進む。図4において、補助締 結機構の操作前の解除位置にあるレバーバー120を描くために破線が用いられ ているのに対し、実線は補助締結機構95の操作位置におけるレバーバー120 を示すために用いられている。レバーバー120が図4に示す破線位置にあって 、後部スリーブ115が図1および図5に描いたような位置にあり、カムフォロ ア部125が165で描いた締め付けカムプロフィール105の始まりに位置決 めされ、ドリルビットなどのシャンクを支持するための十分な量をジョー65が チャック内に格納される位置に対して言及される。前部スリーブ90をチャック の先端部の前方から見た場合に時計回りとなる締め付け方向に回転すると、ジョ ー65は、これらがドリルビットシャンクと接触するまで前方に移動することを もたらされよう。このように接触すると、シャンクは、チャックのジョーの中に 保持されよう。この点において、図2および図6に最も良く描かれているように 、後部スリーブ115は、図2および図6の実施例に描かれているように、概ね 反時計回りである締め付け方向に作動させられる。後部スリーブ115が作動さ せられるので、カム成形機構100が回転するようにもたらされ、カムフォロア 部125は締め付けカムプロフィール105の遷移プロフィール106に 沿って移動し、フォロア部125はボディ部材20の中心軸線に対して外方に押 圧される。カムフォロア部125が遷移カムプロフィール106の傾斜部に前進 するので、カムフォロア部125は中心軸線に対して外方に移動する。各レバー バー120のナット接触部117は、支点として機能する球形面119に対して 揺動するようにもたらされ、この接触部117はボディ部材20の先端部25に 向けて前方にナット80を移動するように働き、ナット80に負荷する軸力によ りジョー65を介して補助締結力を与えるようにしている。この点で、補助締結 機構95が作動させられる時にナットが80が前方に移動可能となるように、ナ ット80の軸線方向の多少の移動がばね93によって許容される。 作動中に、基本の締結機構が作動させられる(すなわち、ジョー65に対する ナット80の回転)と、ジョーおよびナット装置は、後方に予圧される。その後 の補助締結機構95の作動は、チャックの全保持力を増大するために有効である 。この移動は、カムフォロア部125が図5〜図7の108で示した固定停止プ ロフィールに達するまで続く。 ドリルビット、すなわちジョーによって保持される工具を取り外すことが望ま しい場合、後部スリーブ115が締め付け方向と反対の解除方向に回され、カム フォロア部125は、これらが165のそれらの初期位置に戻されるまで、後部 スリーブの内部に沿って移動する。食い付きなどのために解除方向に後部スリー ブ115の回転が困難であることが経験される場合、明瞭に上で述べたように、 締め付け方向にさらに回転することによって、後部スリーブ115はドライブス ルー機構を介して解除可能である。 その後、ジョー65をチャック内の後方に格納することによって、保持されて いる工具を取り外すため、前部スリーブ90が解除方向にボディ部材20に対し て回されても良い。レバーバー120がボディ部材20に対して揺動するけれど も、個々の部分、すなわちナットに接触するレバーバー120の接触部117や 、あるいはこのナットに力を加える他の部品に接触可能なものの形状は、本発明 のすべての実施例に対して重要でないことが認識されるべきである。 好ましい一実施例において、ジョー65を工具に対して閉じる前に補助締結機 構95が作動することを阻止する弾性手段が設けられている。ここで説明される ように、弾性手段は、ボディ部材20の基端部30に固定される座金180を具 えるようにしても良い。図3に示すように、座金180は、開口190に隣接す る弾性部185を具えている。より詳細に図9を参照すると、この弾性手段は、 後部スリーブと共に回転するために後部スリーブ115に対して動力伝達結合す る傾斜部材195をさらに具えている。例示の実施例において、このように働く 保証は、後部スリーブ115に固定された位置決めピン104が係合するカム成 形部100に傾斜部材195を形成することでもたらされる。傾斜部材195は 、座金180の傾斜部205に対して支持する傾斜部200を具えている。 操作中に、座金180は、ボディ部材20の基端部30にしっかりと取り付け られ、そして傾斜部材195は、後部スリーブ115にしっかりと取り付けられ 、ボディ部材20に対して後部スリーブと共に回転するようになっている。ここ で説明され、例えば図3に示すように、座金180の内側形状は、平坦部181 を具えており、ボディ部材20の基端部30の直径は、対応して形成した平坦部 182で与えられており、座金180が基端部30を覆うように配置されると、 座金180およびボディ20は、これと一致したような回転方向に動かされよう 。 例えば図9に示すように、傾斜部材195の傾斜部200は、座金180の傾 斜部205と係合し、例えば図3に示すようなその台形断面形状から変形しない ままの傾斜部を与えるボディ部材20に対し、後部スリーブ115の回転を阻止 する。後部スリーブ115に実質的な力が与えられると、この力は、座金180 の弾性部185に傾斜部材195を介して伝達され、弾性部185が歪められ、 傾斜部200が傾斜部205を越えて移動することを可能とし、それによってボ ディ部材20に対する後部スリーブ115の回転を許容している。この構造の構 成は、望ましい力が適用する前に後部スリーブ115が作動することを阻止し、 この望ましい力は、座金180の弾性部185の弾性によって制御可能である。 これは、補助締結機構を作動する後部スリーブ115より先に、前部スリーブ9 0がドリルシャンクなどに対してジョー65を接触状態に作動可能にすることを 確実にする。 図10に描かれているように、突出した傾斜部201が後部スリーブ115と 動力伝達結合可能であり、また位置決め可能な凹部を設けた傾斜部205が座金 180に形成されることは、当業者によって認識されるべきである。その操作は 、大体において上述されたようなものである。傾斜部材195または201が後 部スリーブ115と一体であっても別部品であっても良く、後部スリーブ115 および/またはカム成形部100と同じか、あるいは異なる材料で構成可能であ ることも認識されるべきである。記載したのと同一か、あるいは同等の機能を与 えるため、傾斜部に対してさらなる他の形状が利用可能であることも認識される べきである。 図3を参照すると、ボディ部材20の基端部30に座金180を固定するため の種々の機構が使用可能である。好ましい一実施例において、座金180の内径 は、異形であり、ボディ部材20の基端部30の部分も対応した形状に異形とな っている。 ボディ部材20に対して後部スリーブ115が回転する場合の摩擦を低減する ため、後部スリーブ115とボディ部材20の基端部30との間に位置決めされ る摩擦低減軸受手段を有することを望むことも可能である。このような軸受手段 は、内輪と、対応する外輪とを持った玉軸受の如き、任意の周知の構成にするこ とができる。当業者の範囲内にあって、適当に選択される任意の適当な軸受手段 が、単あるいは複ローラ軸受などを含めて使用可能であることは認識されるべき である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 シャデック,ルイス,エム. アメリカ合衆国 29621 サウスカロライ ナ州 アンダーソン マーチバンクス 2418 45−ディー (72)発明者 マーセンギル,リチャード,エル. アメリカ合衆国 29691 サウスカロライ ナ州 ウォルハラ ヘッセ ハイウエイ 315

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回転可能な駆動軸を有し、手動のあるいは動力付きの駆動体に用いられるチ ャックであって、 a)先端部と基端部とを有し、前記基端部は駆動体の駆動軸に係合するように なっており、前記先端部には軸穴とこの軸穴に対して交差するようにこれを貫通 する複数の傾斜配置通路とが形成された概ね円柱状のボディ部材と、 b)前記傾斜配置通路のそれぞれに摺動可能に配置され、工具に係合してそれ により保持するためにその一方側に形成されるジョー面と、ナットと螺合するよ うにジョー面の反対側に形成されるねじ山とを有する複数のジョーと、 c)前記ボディ部材に対して回転可能に取り付けられ、前記ジョーの前記ねじ 山と螺合状態にあるナットと、 d)このナットに動力伝達結合状態にあって、前記ボディ部材に対して回され ることにより前記ジョーが動かされるスリーブ部材と、 e)前記先端部に向けて前記ナットを押圧するように形成されて配置され、こ れにより工具に対して増大した締め付け力が生ずることを前記ジョーにもたらす 補助締結機構と、 f)この補助締結機構をドライブスルー解除するための手段と を具えたことを特徴とするチャック。 2.前記補助締結手段のドライブスルー解除のための前記手段は、前記補助締結 機構に形成した複数のカムプロフィールを具えていることを特徴とする請求項1 に記載の手動のあるいは動力付きの駆動体に用いられるチャック。 3.前記補助締結機構は、前記ボディ部材に対して回転可能なカム成形部を具え ており、 前記カムプロフィールのそれぞれは、前記ボディ部材の中心軸線から半径方向 に相互に前記プロフィールと異なる半径方向距離に広がり、前記カム成形部は、 前記他のカムプロフィールよりも前記ボディの中心軸線から半径方向に最も短く 隔てて配置される初期カムプロフィールを具えており、前記カム部は、前記初期 カムプロフィールよりも前記ボディ部材の中心軸線から半径方向により遠く隔て て配置される締結カムプロフィールを具えており、前記カム成形部は、前記ボデ ィ部材の中心軸線からの半径方向距離が前記初期カムプロフィールの前記最短半 径方向距離から前記締結カムプロフィールの前記より長い半径方向距離まで徐々 に変化するように配置される遷移カムプロフィールを具えていること を特徴とする請求項2に記載の手動のあるいは動力付きの駆動体に用いられる チャック。 4.前記カム成形部は、前記締結カムプロフィールよりも前記ボディ部材の中心 軸線から半径方向により遠く隔てて配置したドライブスルーカムプロフィールを 具えており、前記カム成形部は、前記ボディ部材の中心軸線からの半径方向距離 が、前記締結カムプロフィールの前記半径方向距離から前記ドライブスルーカム プロフィールの前記より長い半径方向距離まで徐々に変化するように配置される 停止カムプロフィールを具えていることを特徴とする請求項3に記載の手動のあ るいは動力付きの駆動体に用いられるチャック。 5.前記補助締結機構は、複数のレバーバーを具えており、これらレバーバーの それぞれの一方部は、カムフォロアを形成し、これらレバーバーの他方部は前記 ナットと動力伝達結合し、前記補助締結機構が前記カム成形部の回転によって作 動させられると、前記レバーバーは、前記先端部に向けて前記ナットを押圧し、 それによって工具に対して増大した締め付け力が生ずることを前記ジョーにもた らし、 前記遷移カムプロフィールは、前記後部スリーブが締め付け方向に作動させら れると、前記ボディ部材の中心軸線に対して外側に移動することを前記カムフォ ロアにもたらすように形成されており、前記初期カムフォロアは、前記後部スリ ーブが解除方向に作動させられると、前記ボディ部材の中心軸線に対して内側に 移動することを前記カムフォロアにもたらすように形成されていること を特徴とする請求項3に記載の手動のあるいは動力付きの駆動体に用いられる チャック。 6.前記補助締結機構は、前記ボディ部材に対して回転可能なカム成形部を具え ており、前記補助締結機構は、複数のレバーバーをさらに具えており、前記レバ ーバーのそれぞれの一方部は、カムフォロアを形成し、前記レバーバーのそれぞ れの他方部は、前記ナットと動力伝達結合し、前記補助締結機構は、前記カム成 形部の回転によって作動させられると、前記レバーバーは、前記先端部の方に前 記ナットを押圧し、それによって工具に対して増大した締め付け力が生ずること を前記ジョーにもたらすことを特徴とする請求項1に記載の手動のあるいは動力 付きの駆動体に用いられるチャック。 7.前記工具に対して前記ジョーが閉じる前に前記補助締結機構が作動すること を阻止する弾性手段をさらに具えていることを特徴とする請求項1に記載の手動 のあるいは動力付きの駆動体に用いられるチャック。 8.前記補助締結機構は、前記ボディ部材に対して回転可能なカム成形部を具え ており、 前記弾性部材は、前記カム成形部に関連する第1の部材と、前記ボディ部材に 関連する第2の部材とを具えており、前記第1および第2の部材の少なくとも一 方は、他方の部分と係合する弾性部を有し、弾性部材はこの弾性部が打ち負かさ れるまで2つの間の回転移動を抑制するものであること を特徴とする請求項7に記載の手動のあるいは動力付きの駆動体に用いられる チャック。 9.前記スリーブは、前記ボディ部材の前記先端部にかぶせられ、このチャック は後部スリーブをさらに具えており、前記第1および第2の部材の一方は、前記 後部スリーブにしっかりと固定され、前記第1および第2の部材の他方は、前記 ボディ部材にしっかりと固定されていることを特徴とする請求項8に記載の手動 のあるいは動力付きの駆動体に用いられるチャック。 10.前記弾性部は、前記第1および第2の部材の他方の傾斜部と係合すること を特徴とする請求項8に記載の手動のあるいは動力付きの駆動体に用いられるチ ャック。 11.前記弾性手段は、前記後部スリーブと関連する第1の部材と、前記ボディ 部材と関連する第2の部材とを具えており、前記第1および第2の部材の少なく とも一方は、他方の部分と係合する弾性部を有し、前記弾性部材は前記弾性部が 打ち負かされるまで2つの間の回転移動を抑制するものであることを特徴とする 請求項8に記載の手動のあるいは動力付きの駆動体に用いられるチャック。 12.前記補助締結機構は、前記ボディ部材に対して回転可能なカム成形部を具 えており、 前記チャックは、後部スリーブを具えており、前記カム成形部が前記後部スリ ーブに動力伝達結合させられること を特徴とする請求項1に記載の手動のあるいは動力付きの駆動体に用いられる チャック。 13.前記カム成形部は、前記後部スリーブが締め付け方向に回されると、前記 ボディ部材の中心軸線に対して外側に移動することを前記レバーバーの前記フォ ロア部にもたらすように形成したプロフィールを有することを特徴とする請求項 12に記載の手動のあるいは動力付きの駆動体に用いられるチャック。 14.前記カム成形部は、遷移カムプロフィールおよび初期カムプロフィールを 有することを特徴とする請求項13に記載の手動のあるいは動力付きの駆動体に 用いられるチャック。 15.前記初期カムプロフィールは、前記後部スリーブが緩み方向に回されると 、前記カムプロフィールがボディ部材の中心軸線の方向に内側に移動することを レバーバーにもたらし、それによりナットに対してレバー部材によりもたらさ れる前進力を解除するように形成されていることを特徴とする請求項14に記載 の手動のあるいは動力付きの駆動体に用いられるチャック。 16.回転可能な駆動軸を有する手動のあるいは動力付きの駆動体に用いられる チャックであって、 a)先端部と基端部とを有し、前記基端部は駆動体の駆動軸に係合するように なっており、前記先端部には軸穴とこの軸穴に対して交差するようにこれを貫通 する複数の傾斜配置通路とが形成された概ね円柱状のボディ部材と、 b)前記傾斜配置通路のそれぞれに摺動可能に配置され、工具に係合してそれ により保持するためにその一方側に形成されるジョー面と、ナットと螺合するよ うにジョー面の反対側に形成されるねじ山とを有する複数のジョーと、 c)前記ボディ部材に対して回転可能に取り付けられ、前記ジョーの前記ねじ 山と螺合状態にあるナットと、 d)前記ナットと動力伝達結合状態にあって、前記ボディ部材の前記先端部を 覆い、前記ボディ部材に対して回されると、前記ジョーがそれにより動かされる 前部スリーブ部材と、 e)前記先端部に向けて前記ナットを押圧するように形成されて配置され、こ れにより工具に対して増大した締め付け力が生ずることを前記ジョーにもたらす 補助締結機構と、 f)前記ボディ部材の前記基端部の方向に前記前部スリーブ部材を弾性を以て 付勢するように形成されて配置されるばね部材と、 を具えたことを特徴とするチャック。 17.回転可能な駆動軸を有する手動のあるいは動力付きの駆動体に用いられる チャックであって、 a)先端部と基端部とを有し、前記基端部は駆動体の駆動軸に係合するように なっており、前記先端部には軸穴とこの軸穴に対して交差するようにこれを貫通 する複数の傾斜配置通路とが形成され、前記軸穴は、中心軸線回りに対称に配置 されてた概ね円柱状のボディ部材と、 b)前記傾斜配置通路のそれぞれに摺動可能に配置され、工具に係合してそれ により保持するためにその一方側に形成されるジョー面と、ナットと螺合するよ うにジョー面の反対側に形成されるねじ山とを有する複数のジョーと、 c)前記ボディ部材に対して回転可能に取り付けられ、前記ジョーの前記ねじ 山と螺合状態にあるナットと、 d)前記ナットと動力伝達結合状態にあって、前記ボディ部材の前記先端部を 覆い、前記ボディ部材に対して回されると、前記ジョーがそれにより動かされる 前部スリーブ部材と、 e)前記ボディ部材に対して回転可能なカム成形部を具え、さらに複数のレバ ーバーを具え、前記レバーバーのそれぞれの一方部はカムフォロアを形成すると 共に前記レバーバーのそれぞれの他方部は前記ナットと動力伝達結合し、前記カ ム成形部の回転によって作動させられると、前記レバーバーが前記先端部の方に 前記ナットを押圧し、それによって工具に対して増大した締め付け力が生ずるこ とを前記ジョーにもたらす補助締結機構と、 f)前記ボディ部材に配置されて前記ボディ部材から半径方向に延在し、1本 の前記レバーバーを揺動支持するために球形に形成した少なくとも1つの係合面 を規定するスラストリングと を具え、 g)前記1本のレバーバーは、前記スラストリングの前記球形係合面に対して 揺動移動するための球形に形成した座面を有し、前記1本のレバーバーの前記座 面は、前記スラストリングの前記係合面に揺動支持されることを特徴とするチャ ック。 18.前記スラストリングは、前記係合部と連通するスロット部を規定し、前記 ボディ部材の前記中心軸線に対して半径方向に揺動することを前記レバーバーに 許容するように形成されていることを特徴とする請求項17に記載の手動のある いは動力付きの駆動体に用いられるチャック。 19.前記スラストリングは、前記係合部と連通するスロット部を規定し、前記 ボディ部材の前記中心軸線に対して半径方向に揺動することを前記レバーバーに 許容するように形成され、 前記スロット部は、前記ボディ部材の前記中心軸線に対して円周方向の前記レ バーバーの移動を阻止することを特徴とする請求項17に記載の手動のあるいは 動力付きの駆動体に用いられるチャック。 20.前記スラストリングは、前記係合部と連通するスロット部を規定し、前記 ボディ部材の前記中心軸線に対して半径方向に揺動することを前記レバーバーに 許容するように形成され、 前記スロット部は、前記ボディ部材の前記中心軸線に対して接線方向に前記レ バーバーの移動を阻止することを特徴とする請求項17に記載の手動のあるいは 動力付きの駆動体に用いられるチャック。
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