JPH10504764A - キーレスチャック - Google Patents

キーレスチャック

Info

Publication number
JPH10504764A
JPH10504764A JP8503860A JP50386095A JPH10504764A JP H10504764 A JPH10504764 A JP H10504764A JP 8503860 A JP8503860 A JP 8503860A JP 50386095 A JP50386095 A JP 50386095A JP H10504764 A JPH10504764 A JP H10504764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
chuck
nut
manual
body member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8503860A
Other languages
English (en)
Inventor
エル. ソルパカ,グレン
オーエンズ,ヴァレリー,ディー.
マリナックス,ウィリー,シー.
Original Assignee
パワー ツール ホルダーズ,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=23027741&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH10504764(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by パワー ツール ホルダーズ,インコーポレイテッド filed Critical パワー ツール ホルダーズ,インコーポレイテッド
Publication of JPH10504764A publication Critical patent/JPH10504764A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/1238Jaws movement actuated by a nut with conical screw-thread
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2231/00Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
    • B23B2231/38Keyless chucks for hand tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2231/00Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
    • B23B2231/44Nose pieces
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S279/00Chucks or sockets
    • Y10S279/902Keyless type socket
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17615Obliquely guided reciprocating jaws
    • Y10T279/17623Threaded sleeve and jaw
    • Y10T279/17632Conical sleeve

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 3ジョー(34)チャックに、本体(16)に対し回転可能にマウントされた一体のナット(48)と、ナット(48)の前方向における軸方向移動を防止すべく一体のナット(48)の一部に接触するよう配置された保持部材(46)とが設けられている。ナット(48)は第1の外径の第1部分(56)と第1部分から軸方向外方に延在し第1の外径より小さな外径の第2部分(58)を含む。スリーブ保持用スナップリング(70)が、スリーブ(12)に係合しスリーブ(12)を本体(16)に保持するために設けられてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 キーレスチャック 発明の背景 本発明は、一般にドリル、または電動式や空気式のドライバと共に用いるチャ ックに関する。特に本発明は、締結または弛緩が手動やドライバのモータにより 行われ得るキーレス式のチャックに関する。 手動および電動または空気動の両工具ドライバはよく知られている。ツイスト ドリルはかかるドライバのうちで最も一般的な工具であるが、工具はネジドライ バ、ナットドライバ、バール、砥石、他の切削または研磨工具を含む。工具は直 径が変化するシャンクを有するか、工具のシャンクの断面が六角形であるので、 装置には、通常、比較的広範囲に亘り調節可能なチャックが設けられている。チ ャックはドライバにネジ付きまたはテーパ付きボアにより取り付けられ得る。 種々のチャックがこの技術分野で開発されてきた。チャックの最も簡単な形態 では、周方向に約120度互いに離間された3本のジョーが、ドライバの駆動シ ャフトに取り付けられた本体内に角度付けられて配置された通路に保持され、そ して、ジョーに係合している保持ナットに関して本体を一方向に回転すると、ジ ョーが工具の柱状シャンクを掴む関係となり、一方、反対方向に回転すると離す 関係になるように形状付けられている。かかるチャックは、もし、手動で回され るならキーレスであってもよい。かかるチャックの一例が、「非衝撃キーレスチ ャック」という名称で、本譲受人に共通に譲渡されている米国特許第5,125 ,673号に記載されており、この記載内容の全ては本願明細書の一部を構成す るものとする。 米国特許第5,125,673号に記載されているようなキーレスチャックの 成功にもかかわらず、種々の形態のキーレスチャックが様々な適用のために望ま れている。 発明の要約 本発明は前述した考察および他の先行技術の構造や方法を認識し、対処してい る。 従って、本発明の一つの目的は改良されたチャックを提供することである。 本発明の他の目的は、一体ナットを利用する改良されたチャックを提供するこ とである。 本発明の他の目的は、改良されたフロントスリーブ保持部材を備えたキーレス チャックを提供することである。 本発明の他の目的は、効率的な組立をもたらすキーレスチャックを提供するこ とである。 これらの、および、他の目的は、回転可能な駆動シャフトを有する手動または 動力ドライバと共に用いられるチャックを提供することで達成され、該チャック は概ね円筒の本体部材を含み、本体部材は前方部と後方部とを有している。後方 部は内部に形成された軸方向ボアを有し、ドライバの駆動シャフトに連結する。 前方部は内部に形成された軸方向ボアと、貫通し軸方向ボアに交差する複数の角 度付けられて配置された通路とを有している。複数のジョーが角度付けられて配 置された通路の各々に摺動可能に設けられ、ジョーの各々はその一側に形成され たジョー面とその反対側に形成されたネジとを有している。一体のナットがジョ ーのネジに係合するよう本体に対し回転可能にマウントされて設けられており、 そして、保持部材が本体部材上に配置されている。保持部材は一体のナットの一 部に接触するよう配置されており、ナットの前方向への軸線方向移動を防止して いる。概ね円筒状のスリーブ部材がまたナットと係合すべく本体の前方部に受け 入れられて設けられ、その結果、スリーブ部材が回転されるとナットも一緒に回 されジョーを作動させる。一つの好ましい実施例では、ナットは第1の外径の第 1部分とこれから軸線方向外方に延在し、第1の外径よりも小さい外径を有する 第2部分とを含んでいる。さらに加えて、好ましい実施例では、スリーブ保持用 スナップリングがスリーブを本体部材上に保持するために、スリーブに係合して いる本体部材に受け入れられている。 これらの、および、他の目的は、回転可能な駆動シャフトを有する手動または 動力ドライバと共に用いられるチャックを提供することで達成され、該チャック は概ね円筒の本体部材を含み、本体部材は前方部と後方部とを有している。後方 部は内部に形成された軸方向ボアを有し、ドライバの駆動シャフトに連結する。 前方部は内部に形成された軸方向ボアと、貫通し軸方向ボアに交差する複数の角 度付けられて配置された通路とを有している。複数のジョーが角度付けられて配 置された通路の各々に摺動可能に設けられ、ジョーの各々はその一側に形成され たジョー面とその反対側に形成されたネジとを有している。概ね円筒状のスリー ブ部材がまたナットと係合すべく本体の前方部に受け入れられて設けられ、スリ ーブ部材にはその内部に保持された一体のナットが設けられている。その結果、 スリーブが回転されるとナットが共に回転する。スリーブおよびナットは、ジョ ーのネジに係合すべく本体に対してマウントされている。スリーブ部材はさらに 、スリーブ部材の前方部に保持され本体部材の前方部に係合するよう適合されて いるベアリング部材を含み、ベアリング部材はスラストベアリングとして機能す る。 これらの、および、他の目的はまた、回転可能な駆動シャフトを有する手動ま たは動力ドライバと共に用いられるチャックを提供することで達成され、該チャ ックは概ね円筒の本体部材を含み、本体部材は前方部と後方部とを有している。 後方部は内部に形成された軸方向ボアを有し、ドライバの駆動シャフトに連結す る。前方部は内部に形成された軸方向ボアと、貫通し軸方向ボアに交差する複数 の角度付けられて配置された通路とを有している。複数のジョーがまた角度付け られて配置された通路の各々に摺動可能に設けられ、ジョーの各々はその一側に 形成されたジョー面とその反対側に形成されたネジとを有している。ナットがま たジョーのネジに係合するよう本体に対し回転可能にマウントされて設けられて いる。概ね円筒状のスリーブ部材がまたナットと係合すべく本体の前方部に受け 入れられて設けられ、その結果、スリーブ部材が回転されるとナットも一緒に回 されジョーを作動させる。ベアリング部材が本体部材の前方部の周りに受け入れ られ、スリーブ部材を回転可能に支持している。そして、保持部材がベアリング 部材を介してスリーブを正しく保持するために、本体部材の前方部に固設さ れている。一つの好ましい実施例では、ナットがスリーブに同時成形されている 。 本発明の他の目的、特徴および様相がより詳細に以下に論じられる。 図面の簡単な説明 本発明の、当業者に対するベストモードを含む、十分かつ実施可能な開示は、 より詳しく明細書の残りで、添付図の参照符号を含んで述べられる。ここにおい て、 図1は、本発明の実施例によるチャックを部分的に断面した縦側面図であり、 図1Aは図1の実施例の1A−1A線に沿う断面図、 図1Bは図1の1B−1B線に沿う、駆動配列の他の実施例の断面図、 図2は図1の実施例によるチャックの分解図、 図3は本発明の他の実施例によるチャックの縦断面図、 図4は本発明のさらに他の実施例によるチャックの縦断面図、 図5は本発明の他の実施例の縦断面図、 図6は本発明の実施例によるチャックの前面図、である。 本明細書および図面において、参照符号を繰り返して用いるのは、発明の同一 ないしは類似の特徴ないしは要素を表すことが意図されている。 好ましい実施例の詳細な説明 本論議は例示的な実施例のみの説明であり、かつ、本発明の、例示的構成で具 体化されているより広い解釈を制限するようには意図されていないということが 、当業者には理解されるべきである。 図1および図2を参照するに、本発明によるチャック10が図解されている。 チャック10はフロントスリーブ部材12、任意のリアスリーブ部材14、本体 部材16およびジョー18を含んでいる。本体部材16は概ね円筒形状で、ノー ズすなわち前方部20およびテールすなわち後方部22を備えている。軸線方向 のボア24が本体部材16のノーズ部20に形成されている。軸線方向ボア24 は、チャックが収容するよう設計されている最大の工具のシャンクよりも幾分大 きめに寸法決めされている。ネジ付きのボア26が本体16のテール部22に形 成され、それは動力付きまたは手動のドライバ(不図示)の駆動シャフトに連結 する標準の寸法のものである。ボア24、26は本体部材16の中央領域28で 連通してもよい。ネジ付きのボア26が図示されているが、かかるボアはテーパ 付き駆動シャフトに連結する標準寸法のテーパ付きボアに置き換えてもよい。 通路30が個々のジョー18を収容すべく本体部材16に形成されている。3 本のジョー18が用いられ、各ジョー18は隣接するジョーから約120度の円 弧だけ離間されている。通路30およびジョー18の軸線はチャックの軸線に関 し角度付けられ、チャックの本体16の前方の共通点でチャックの軸線に交差す る。各ジョー18はチャックの本体16の軸線に概ね平行である工具係合面32 を有し、かつ、その反対すなわち外面にネジ34を有している。適当な形式およ びピッチのネジ34が、当業者には容易に明らかなように、本発明の範囲内で用 いられ得る。 図1および図2に示すように、本体部材16はスラストリング部材36を含み 、好ましい実施例では、それと一体であってもよい。代わりの実施例では、スラ ストリング部材36は本体部材とは別体の部品であってもよい。スラストリング 部材36はまたレッジ(突)部38を含み得る。レッジ部38は62で示され、 かつ、以下により詳細に説明されるようなベアリングアッセンブリの一部と係合 するよう適合されている。スラストリング部材36は複数のジョー案内路42を 含み、それらはそれを通ってのジョー18の引き込みを許すべく周辺周りに形成 されている。 本体部材16は、ギザギザ面46を備えたリア円筒部22を含み、もし望むな ら圧入される任意的なリアスリーブ14を受け入れる。リアスリーブ14はまた 、ギザギザなしで締まり嵌めによるか、または、キーを用いることにより適所に 保持され得るということが理解されるべきである。それはまた、クリンピング、 ステーキング、リベッティング、ネジや他の適当な固定機構により適所に保 持される。 本体16はさらに前方部に溝44を含んでいる。溝44は以下に詳細に説明す るように、ナットを適所に保持するためのスナップリング46等を受け入れるよ う適合されている。 本発明はさらにナット48を含む。好ましい実施例においては、ナット48は 一体のナットであり、ジョー18のネジ34と螺合するネジ50を含んでいる。 これにより、ナット48が本体16に関して回転されると、ジョーが前進された り引き込まれたりする。ナット48はフロントスリーブ12の駆動リブ54に係 合する駆動スロット52を含んでもよく、その結果、フロントスリーブ12が回 されるとナット48が一緒に回り、ジョー18を上述のように動かす。 ナット48は第1の部分56と、第1の部分から軸線方向外方に延在する第2 の部分58とを含み、第2の部分は第1の部分の外径よりも小さな外径を有して いる。ナット48はまた、62のようなベアリングの一部に係合するよう形状付 られたリッジ部60(図1)を含んでもよい。非摩擦(antifriction)ベアリング 62が図示されているが、プレーンまたはコートされたベアリング面あるいは摩 擦低減ワッシャーがベアリング62に代えて利用できるということが理解される べきである。加えて、自己保持型ベアリングアッセンブリもまた利用可能である 。 上述した好ましい実施例では、フロントスリーブ部材12がチャック10のノ ーズ部20上に緩やかに嵌められるよう適合されている。フロントスリーブ12 の多数の駆動リブ54がナット48の駆動スロット52に係合しており、かくて フロントスリーブ12とナット48とは作動的に連結されている、すなわち、フ ロントスリーブ12が回されるとき、ナット48はそれと一緒に回る。図1Aお よび図1Bを参照するに、駆動リブ54は、図1Aに64で示すように円弧状に 延在してもよく、または、図1Bに66で示すようにスリーブからほぼ矩形状に 延在してもよい。ナット48の駆動スロット52はスリーブの駆動リブの形状に 概ね一致するように形状付けられてもよい。 本体部材16はその前方部20に追加の溝68を含み得る。スリーブ保持用ス ナップリング70がフロントスリーブ12を適所に保持するために溝68内に受 け入れられ得る。図1および図2を参照するに、スリーブ保持用スナップリング 70は円形のリングからなり、72においてその周方向に沿い不連続すなわち破 断されている。この破断により、スナップリング70が本体16の溝68内に嵌 まるのが許される。スナップリング70は、本体部材16の溝68に受け入れら れるよう適合されたほぼ円形の第1の軸方向部74を含んでいる。スナップリン グ70はまた、前記第1部分からL字状に延在する第2の、ほぼ円形部76を含 んでいる。第2のほぼ円形部76は、第1の軸方向部74から半径方向外方に延 在する第1部分77と、第1部分77から片持ち梁状に軸方向外方に延在する第 2部分79とを含む。第2部76は可撓性があり、従って、前記第1部74が本 体16の溝68に受け入れられ、スリーブ12がスナップリング70に圧入され たとき、スリーブ12の接触部78が第2部76を撓ませ、第2部76がスリー ブ12の溝80内に受け入れられるのを許す。このようにして、スリーブ12は スナップリング70により適所に固設される。以上から分かるように、スナップ リング70は一方向スナップリングであり、スリーブ12がチャックから外れる のが防止されている。図1に示すように、スリーブ12に対し付加的な回転安定 性をもたらすべく、スリーブ12の一部は部分74の一部の外表面を支持しても よい。この例の場合には、スナップリング70の少なくともこの部分が摩擦低減 材料から構成されるのが好ましい。 好ましい実施例では、スナップリング70はナイロンのようなポリマー材料か ら構成され、部分74の可撓性を増すために逃げ領域82を含んでいる。もちろ ん、スナップリング70は全ての適当な単一または複合材料から構成され得る。 上述したように、リアスリーブ部材14は任意性のものである。もし望むなら、 リアスリーブ部材14は省略され、フロントスリーブ部材12が本体16の尾端 まで延長されてもよい。この代替例は、スピンドルロック等がドライバに設けら れているとき、すなわち、ジョーの締結または弛緩のためにドライバが用いられ るときに実現可能である。 フロントスリーブ部材12の周表面には、操作者がそれを確実に把持できるよ うに、ギザギザが設けられるか、または、長手方向のリブまたは他の突起が設け られてもよい。同様な方法で、もし用いられるのなら、リアスリーブ部材14の 周表面は、もし望むなら、ギザギザが設けられるかリブが形成されてもよい。フ ロントおよびリアスリーブは、ポリカーボネート、充填ポリプロピレン、例えば 、ガラス充填ポリプロピレンのような構造プラスチック、または、構造プラスチ ック材料の混合物から製作できる。例えば、グラファイト充填ポリマーのような 他の複合材料もまた、ある環境内では適切である。当業者には理解されるように 、本発明のチャックが製作される材料はチャックの末端の使用に依存し、上述し たのは単に例として与えられている。 リアスリーブ部材14は本体部材16に固定され、一方、フロントスリーブ部 材12はナット48と作動的に関連し、本体部材16に相対的に回動可能に設け られているということが理解されよう。フロントスリーブ12およびリアスリー ブ14の相対運動は、ジョー18のネジ34とナット48のネジ50との間の相 互作用のために、相対運動の方向に依存して、ジョー18を前進させたり引き込 んだりする。 図3を参照するに、本発明によるチャックの他の実施例が110で示されてい る。この実施例はまた、本体部材116上に受けられたフロントスリーブ112 および任意なリアスリーブ114の両者を含んでいる。図3の実施例のチャック の作動は、図示のように、ナット148とジョー118との相互作用、同様に、 スナップリング146によるナット148の保持ということに関して、図1およ び図2の実施例と同じである。図1および図2の実施例と図3の実施例との主な 違いは、スリーブ112がそれを適所に維持するのにナット148に圧入されて いることである。この圧入配列はまた、フロントスリーブ112とナット148 との間の駆動結合をもたらしている。ナット148は外側のスリーブ112と結 合のためのギザギザ部185を含み、スリーブ112とナット148との間の回 転時における滑りを防止している。もちろん、図3に示した実施例では、図1に 示された70のようなスリーブ保持用スナップリングは必要でないが、もし望む なら用いられてもよいことが理解されるべきである。 図4を参照するに、本発明によるチャックの他の実施例が概ね210で示され ている。チャック210は本体部材216、フロントスリーブ部材212および リアスリーブ部材214を含んでいる。本体部材216は概ね円筒形状でノーズ すなわち前方部220およびテールすなわち後方部222を備えている。本体部 材216のノーズ部220には軸線方向ボア224が形成されている。ボア22 4は図1および図2に示した実施例のボア24と同じ方法で形成されている。ネ ジ付きのボア226が、図1および図2に関して示したのと同じ方法で、本体2 16のテール部222に形成されている。 通路230が、再度、図1および図2に関して示したのと同じ方法で、各ジョ ー218を収容すべく本体216に形成されている。 図4に示された実施例では、ナット248(好ましくは一体的)がスリーブ2 12のナット収容部249に収容されている。ナット収容部249は、ナットの 前方向への移動を防止するためのリッジ部250を含み、スナップリング251 が、ナット248の後方向への移動を防止するためスリーブ212の溝252内 に設けられている。スリーブ212とナット248との間の如何なる形式の結合 機構をも利用でき、スリーブ212が回転されたときナット248の回転運動を もたらす。結合機構は、例えば、図1および図2の実施例に関して説明したよう な駆動リブおよび駆動溝、または、図3の実施例に関して説明したような圧入を 含む。 スリーブ212はさらに、後方のリッジ部254を含み、これはリッジ部25 4とリアスリーブ部材214のリッジ258との間に収容されるベアリング部材 256に係合するよう適合されている。ベアリング部材256は公知の如何なる 形式のベアリング部材でよく、所望なら、コートされたまたは非コートのベアリ ング面、または、自己保持型ベアリングアッセンブリを含む。スリーブ212の 前方部には、他のベアリング収容リッジ260があり、これは保持部材264に より保持されているベアリング部材262を収容している。再度、ベアリング部 材262はコートされたまたは非コートのベアリング面、または、上述の説明に よる適当なベアリング部材であってもよいということが理解されるべきである。 フロントスリーブ212はさらに、保持リッジ266を含む。本体部材216の 前方部は溝268を含み、スナップリング270等の保持部材を受け入れるため のものである。 作動時には、ナット248はスリーブ212に受け入れられ、保持部材251 により適所に維持されている。スリーブ212は本体部材216の前方部を覆っ て置かれ、スリーブ212の後部はスリーブ214の一部と係合しているベアリ ング部材またはベアリング面256に係合している。スリーブ212の前方部に は他のベアリング部材または面262が存し、ベアリング部材の場合、それは保 持部材264により適所に保持されている。スリーブ全体は、前方向には本体の 前方部の溝268に受け入れられている保持部材268により、後方向にはリッ ジ258により適所に維持されている。ベアリング262は本体に圧入され、保 持部材270は任意性のものであってもよいということが理解されるべきである 。 図5は、本発明によるチャックの他の実施例を310で示している。チャック 310はフロントスリーブ部材312、任意的なリアスリーブ部材314、本体 部材316およびジョー318を含んでいる。本体部材316は概ね円筒形状を なし、ノーズすなわち前方部320とテールすなわち後方部322とを備えてい る。軸方向ボア324が本体部材316のノーズ部320に形成され、ネジ付ボ ア326が本体部材316のテール部に形成され、ネジ付ボア326は動力また は手動ドライバ(不図示)の駆動シャフトに連結すべく標準寸法のものである。 図1〜図4の実施例に関して説明したように、ボア324、326は本体部材3 16の中央領域328において連通してもよい。 通路330が、上記実施例に関して述べたように、各ジョー318を収容すべ く本体部材316に形成されている。本体部材316はまたスラストリング部3 36を含んでいる。ベアリング部材338がスラストリング部材338とナット 340との間に収容されている。ベアリング部材338が図示されているが、コ ートされたまたは非コートのベアリング面がベアリング部材の代わりに用いられ 、または、自己保持ベアリング部材が用いられ得ることが理解されるべきである 。好ましい実施例では、ナット340は単体ナットであり、スリーブ312のリ ッジ342により前方への移動が防止されている。ベアリングワッシャー344 が本体部材316のノーズ部320の周りに受け入れられており、フロントスリ ーブ312の前方部と係合するリッジ部346を含んでいる。部材344はプラ スチック、ナイロン、テフロンまたは他の適当な材料であってよく、一般 に、スリーブ312が回されるとき摩擦を最小とするベアリングワッシャーとし て考えられ得る。 ノーズピース348が本体部材316の前方部320に圧入等により受け入れ られている。ノーズピース348の後方部は部材344の前方部に接触しており 、かくて、スリーブ312は本体部材316の前方部に圧入されているノーズピ ース348により部材344を介して適所に維持される。単体のノーズピースが 348で示されているが、これは多数片のノーズピースまたは他の適当な保持部 材であってもよいことが理解されるべきである。 図5に示された実施例では、ナット340は部材344およびスリーブ312 を介してノーズピース348により適所に維持されている。図5の実施例に示さ れたようなチャックの作動は、基本的に、図1および2の実施例に関して述べた ものである。スリーブ部材312は駆動リブを有し、ナット340が駆動リブを 受け入れる溝を有し、かくて、スリーブ312が回されたとき、ナット340は それと一緒に回る。加えて、スリーブ312はナット340に圧入されることも でき、または、他の適当な方法で取付られ得る。 図6は本発明の他の実施例を示している。図6に400で示すように、本体の 前方部内のボア405の内径部は、ジョーがチャック内に引き込まれたとき適当 な工具が本体を回すのに利用できるような形状を含んでもよい。このような形状 は、図6に示すような多側面の星形状や多角形状や他の適当な形状等でよく、チ ャック本体をドライバのスピンドルにねじ込むために本体部材を回転するよう、 これに工具が挿入され得る。加えて、レンチの輪郭が本体部材の前方部の外形部 に適合されてもよく、かくて、適当なソケットまたは他の機構が、チャック本体 を回転しそれをスピンドル等に締め付けるために、本体部材のノーズ部を覆って 受け入れられる。 上記説明はキーレスチャックに関して述べられたが、本発明の原理の多くはキ ー付チャックにも等しく適用され、それも本発明の範囲内にあることが理解され るべきである。 本発明に対するこれらの、および、他の修正および変更は、添付の請求の範囲 により詳しく述べられている本発明の精神および範囲を逸脱することなく、当業 者に実施され得る。加えて、種々の実施例の形態は全体的にまたは部分的に相互 変換されてもよい。さらに、上述の説明は例示のためのみであり、添付の請求の 範囲に記載されている発明を限定する意図はないということを当業者は理解しよ う。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年8月5日 【補正内容】 【図4】 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年9月17日 【補正内容】 米国特許第5,125,673号に記載されているようなキーレスチャックの 成功にもかかわらず、種々の形態のキーレスチャックが様々な適用のために望ま れている。 発明の要約 本発明は前述した考察および他の先行技術の構造や方法を認識し、対処してい る。 従って、本発明の一つの目的は改良されたチャックを提供することである。 本発明の他の目的は、一体ナットを利用する改良されたチャックを提供するこ とである。 本発明の他の目的は、改良されたフロントスリーブ保持部材を備えたキーレス チャックを提供することである。 本発明の他の目的は、効率的な組立をもたらすキーレスチャックを提供するこ とである。 これらの、および、他の目的は、回転可能な駆動シャフトを有する手動または 動力ドライバと共に用いられるチャックを提供することで達成され、該チャック は概ね円筒の本体部材を含み、本体部材は前方部と後方部とを有している。後方 部は内部に形成された軸方向ボアを有し、ドライバの駆動シャフトに連結する。 前方部は内部に形成された軸方向ボアと、貫通し軸方向ボアに交差する複数の角 度付けられて配置された通路とを有している。複数のジョーが角度付けられて配 置された通路の各々に摺動可能に設けられ、ジョーの各々はその一側に形成され たジョー面とその反対側に形成されたネジとを有している。一体のナットがジョ ーのネジに係合するよう本体に対し回転可能にマウントされて設けられており、 そして、保持部材が本体部材上に配置されている。保持部材は一体のナットの一 部に接触するよう配置されており、ナットの前方向への軸線方向移動を防止して いる。概ね円筒状のスリーブ部材がまたナットと係合すべく本体の前方部に 受け入れられて設けられ、その結果、スリーブ部材が回転されるとナットも一緒 に回されジョーを作動させる。一つの好ましい実施例では、ナットは第1の外径 の第1部分とこれから軸線方向外方に延在し、第1の外径よりも小さい外径を有 する第2部分とを含んでいる。さらに加えて、好ましい実施例では、スリーブ保 持用スナップリングがスリーブを本体部材上に保持するために、スリーブに係合 している本体部材に受け入れられている。 これらの、および、他の目的は、回転可能な駆動シャフトを有する手動または 動力ドライバと共に用いられるチャックを提供することで達成され、該チャック は概ね円筒の本体部材を含み、本体部材は前方部と後方部とを有している。後方 部は内部に形成された軸方向ボアを有し、ドライバの駆動シャフトに連結する。 前方部は内部に形成された軸方向ボアと、貫通し軸方向ボアに交差する複数の角 度付けられて配置された通路とを有している。複数のジョーが角度付けられて配 置された通路の各々に摺動可能に設けられ、ジョーの各々はその一側に形成され たジョー面とその反対側に形成されたネジとを有している。概ね円筒状のスリー ブ部材がまたナットと係合すべく本体の前方部に受け入れられて設けられ、スリ ーブ部材にはその内部に保持された一体のナットが設けられている。その結果、 スリーブが回転されるとナットが共に回転する。スリーブおよびナットは、ジョ ーのネジに係合すべく本体に対してマウントされている。スリーブ部材はさらに 、スリーブ部材の前方部に保持され本体部材の前方部に係合するよう適合されて いるベアリング部材を含み、ベアリング部材はスラストベアリングとして機能す る。 これらの、および、他の目的はまた、回転可能な駆動シャフトを有する手動ま たは動力ドライバと共に用いられるチャックを提供することで達成され、該チャ ックは概ね円筒の本体部材を含み、本体部材は前方部と後方部とを有している。 後方部は内部に形成された軸方向ボアを有し、ドライバの駆動シャフトに連結す る。前方部は内部に形成された軸方向ボアと、貫通し軸方向ボアに交差する複数 の角度付けられて配置された通路とを有している。複数のジョーがまた角度付け られて配置された通路の各々に摺動可能に設けられ、ジョーの各々はその一側に 形成されたジョー面とその反対側に形成されたネジとを有している。ナット がまたジョーのネジに係合するよう本体に対し回転可能にマウントされて設けら れている。概ね円筒状のスリーブ部材がまたナットと係合すべく本体の前方部に 受け入れられて設けられ、その結果、スリーブ部材が回転されるとナットも一緒 に回されジョーを作動させる。ベアリング部材が本体部材の前方部の周りに受け 入れられ、スリーブ部材を回転可能に支持している。そして、保持部材がベアリ ング部材を介してスリーブを正しく保持するために、本体部材の前方部に固設さ れている。一つの好ましい実施例では、ナットがスリーブに同時成形されている 。 本発明の他の目的、特徴および様相がより詳細に以下に論じられる。 図面の簡単な説明 本発明の、当業者に対するベストモードを含む、十分かつ実施可能な開示は、 より詳しく明細書の残りで、添付図の参照符号を含んで述べられる。ここにおい て、 図1は、本発明の実施例によるチャックを部分的に断面した縦側面図であり、 図1Aは図1の実施例の1A−1A線に沿う断面図、 図1Bは図1の1B−1B線に沿う、駆動配列の他の実施例の断面図、 図2は図1の実施例によるチャックの分解図、 図3は本発明の他の実施例によるチャックの縦断面図、 図4は本発明のさらに他の実施例によるチャックの縦断面図、 図4aは本発明の他の実施例の縦断面図、 図5は本発明の他の実施例の縦断面図、 図6は本発明の実施例によるチャックの前面図、である。 本明細書および図面において、参照符号を繰り返して用いるのは、発明の同一 ないしは類似の特徴ないしは要素を表すことが意図されている。 好ましい実施例の詳細な説明 本論議は例示的な実施例のみの説明であり、かつ、本発明の、例示的構成で具 体化されているより広い解釈を制限するようには意図されていないということが 、当業者には理解されるべきである。 図1および図2を参照するに、本発明によるチャック10が図解されている。 チャック10はフロントスリーブ部材12、任意のリアスリーブ部材14、本体 部材16およびジョー18を含んでいる。本体部材16は概ね円筒形状で、ノー ズすなわち前方部20およびテールすなわち後方部22を備えている。軸線方向 のボア24が本体部材16のノーズ部20に形成されている。軸線方向ボア24 は、チャックが収容するよう設計されている最大の工具のシャンクよりも幾分大 きめに寸法決めされている。ネジ付きのボア26が本体16のテール部22に形 成され、それは動力付きまたは手動のドライバ(不図示)の駆動シャフトに連結 する標準の寸法のものである。ボア24、26は本体部材16の中央領域28で 連通してもよい。ネジ付きのボア26が図示されているが、かかるボアはテーパ 付き駆動シャフトに連結する標準寸法のテーパ付きボアに置き換えてもよい。 通路30が個々のジョー18を収容すべく本体部材16に形成されている。3 本のジョー18が用いられ、各ジョー18は隣接するジョーから約120度の円 弧だけ離間されている。通路30およびジョー18の軸線はチャックの軸線に関 し角度付けられ、チャックの本体16の前方の共通点でチャックの軸線に交差す る。各ジョー18はチャックの本体16の軸線に概ね平行である工具係合面32 を有し、かつ、その反対すなわち外面にネジ34を有している。適当な形式およ びピッチのネジ34が、当業者には容易に明らかなように、本発明の範囲内で用 いられ得る。 図1および図2に示すように、本体部材16はスラストリング部材36を含み 、好ましい実施例では、それと一体であってもよい。代わりの実施例では、スラ ストリング部材36は本体部材とは別体の部品であってもよい。スラストリング 部材36はまたレッジ(突)部38を含み得る。レッジ部38は62で示され、 かつ、以下により詳細に説明されるようなベアリングアッセンブリの一部と 係合するよう適合されている。スラストリング部材36は複数のジョー案内路4 2を含み、それらはそれを通ってのジョー18の引き込みを許すべく周辺周りに 形成されている。 本体部材16は、ギザギザ面46を備えたリア円筒部22を含み、もし望むな ら圧入される任意的なリアスリーブ14を受け入れる。リアスリーブ14はまた 、ギザギザなしで締まり嵌めによるか、または、キーを用いることにより適所に 保持され得るということが理解されるべきである。それはまた、クリンピング、 ステーキング、リベッティング、ネジや他の適当な固定機構により適所に保持さ れる。 本体16はさらに前方部に溝44を含んでいる。溝44は以下に詳細に説明す るように、ナットを適所に保持するためのスナップリング46等を受け入れるよ う適合されている。 本発明はさらにナット48を含む。好ましい実施例においては、ナット48は 一体のナットであり、ジョー18のネジ34と螺合するネジ50を含んでいる。 これにより、ナット48が本体16に関して回転されると、ジョーが前進された り引き込まれたりする。ナット48はフロントスリーブ12の駆動リブ54に係 合する駆動スロット52を含んでもよく、その結果、フロントスリーブ12が回 されるとナット48が一緒に回り、ジョー18を上述のように動かす。 ナット48は第1の部分56と、第1の部分から軸線方向外方に延在する第2 の部分58とを含み、第2の部分は第1の部分の外径よりも小さな外径を有して いる。ナット48はまた、62のようなベアリングの一部に係合するよう形状付 られたリッジ部60(図1)を含んでもよい。非摩擦(antifriction)ベアリング 62が図示されているが、プレーンまたはコートされたベアリング面あるいは摩 擦低減ワッシャーがベアリング62に代えて利用できるということが理解される べきである。加えて、自己保持型ベアリングアッセンブリもまた利用可能である 。 上述した好ましい実施例では、フロントスリーブ部材12がチャック10のノ ーズ部20上に緩やかに嵌められるよう適合されている。フロントスリーブ12 の多数の駆動リブ54がナット48の駆動スロット52に係合しており、か くてフロントスリーブ12とナット48とは作動的に連結されている、すなわち 、フロントスリーブ12が回されるとき、ナット48はそれと一緒に回る。図1 Aおよび図1Bを参照するに、駆動リブ54は、図1Aに64で示すように円弧 状に延在してもよく、または、図1Bに66で示すようにスリーブからほぼ矩形 状に延在してもよい。ナット48の駆動スロット52はスリーブの駆動リブの形 状に概ね一致するように形状付けられてもよい。 本体部材16はその前方部20に追加の溝68(図2)を含み得る。スリーブ 保持用スナップリング70がフロントスリーブ12を適所に保持するために溝6 8内に受け入れられ得る。図1および図2を参照するに、スリーブ保持用スナッ プリング70は円形のリングからなり、72においてその周方向に沿い不連続す なわち破断されている。この破断により、スナップリング70が本体16の溝6 8内に嵌まるのが許される。スナップリング70は、本体部材16の溝68に受 け入れられるよう適合されたほぼ円形の第1の軸方向部74を含んでいる。スナ ップリング70はまた、前記第1部分からL字状に延在する第2の、ほぼ円形部 76を含んでいる。第2のほぼ円形部76は、第1の軸方向部74から半径方向 外方に延在する第1部分77と、第1部分77から片持ち梁状に軸方向外方に延 在する第2部分79とを含む。第2部76は可撓性があり、従って、前記第1部 74が本体16の溝68に受け入れられ、スリーブ12がスナップリング70に 圧入されたとき、スリーブ12の接触部が第2部76を撓ませ、第2部76がス リーブ12の溝80内に受け入れられるのを許す。このようにして、スリーブ1 2はスナップリング70により適所に固設される。以上から分かるように、スナ ップリング70は一方向スナップリングであり、スリーブ12がチャックから外 れるのが防止されている。図1に示すように、スリーブ12に対し付加的な回転 安定性をもたらすべく、スリーブ12の一部は部分74の一部の外表面を支持し てもよい。この例の場合には、スナップリング70の少なくともこの部分が摩擦 低減材料から構成されるのが好ましい。 好ましい実施例では、スナップリング70はナイロンのようなポリマー材料か ら構成され、部分74の可撓性を増すために逃げ領域82を含んでいる。もちろ ん、スナップリング70は全ての適当な単一または複合材料から構成され得る。 上述したように、リアスリーブ部材14は任意性のものである。もし望むなら、 リアスリーブ部材14は省略され、フロントスリーブ部材12が本体16の尾端 まで延長されてもよい。この代替例は、スピンドルロック等がドライバに設けら れているとき、すなわち、ジョーの締結または弛緩のためにドライバが用いられ るときに実現可能である。 フロントスリーブ部材12の周表面には、操作者がそれを確実に把持できるよ うに、ギザギザが設けられるか、または、長手方向のリブまたは他の突起が設け られてもよい。同様な方法で、もし用いられるのなら、リアスリーブ部材14の 周表面は、もし望むなら、ギザギザが設けられるかリブが形成されてもよい。フ ロントおよびリアスリーブは、ポリカーボネート、充填ポリプロピレン、例えば 、ガラス充填ポリプロピレンのような構造プラスチック、または、構造プラスチ ック材料の混合物から製作できる。例えば、グラファイト充填ポリマーのような 他の複合材料もまた、ある環境内では適切である。当業者には理解されるように 、本発明のチャックが製作される材料はチャックの末端の使用に依存し、上述し たのは単に例として与えられている。 リアスリーブ部材14は本体部材16に固定され、一方、フロントスリーブ部 材12はナット48と作動的に関連し、本体部材16に相対的に回動可能に設け られているということが理解されよう。フロントスリーブ12およびリアスリー ブ14の相対運動は、ジョー18のネジ34とナット48のネジ50との間の相 互作用のために、相対運動の方向に依存して、ジョー18を前進させたり引き込 んだりする。 図3を参照するに、本発明によるチャックの他の実施例が110で示されてい る。この実施例はまた、本体部材116上に受けられたフロントスリーブ112 および任意なリアスリーブ114の両者を含んでいる。図3の実施例のチャック の作動は、図示のように、ナット148とジョー118との相互作用、同様に、 スナップリング146によるナット148の保持ということに関して、図1およ び図2の実施例と同じである。図1および図2の実施例と図3の実施例との主な 違いは、スリーブ112がそれを適所に維持するのにナット148に圧入されて いることである。この圧入配列はまた、フロントスリーブ112とナット148 との間の駆動結合をもたらしている。ナット148は外側のスリーブ112と結 合のためのギザギザ部185を含み、スリーブ112とナット148との間の回 転時における滑りを防止している。もちろん、図3に示した実施例では、図1に 示された70のようなスリーブ保持用スナップリングは必要でないが、もし望む なら用いられてもよいことが理解されるべきである。 図4を参照するに、本発明によるチャックの他の実施例が概ね210で示され ている。チャック210は本体部材216、フロントスリーブ部材212および リアスリーブ部材214を含んでいる。本体部材216は概ね円筒形状でノーズ すなわち前方部220およびテールすなわち後方部222を備えている。本体部 材216のノーズ部220には軸線方向ボア224が形成されている。ボア22 4は図1および図2に示した実施例のボア24と同じ方法で形成されている。ネ ジ付きのボア226が、図1および図2に関して示したのと同じ方法で、本体2 16のテール部222に形成されている。 通路230が、再度、図1および図2に関して示したのと同じ方法で、各ジョ ー218を収容すべく本体216に形成されている。 図4に示された実施例では、ナット248(好ましくは一体的)がスリーブ2 12のナット収容部249に収容されている。ナット収容部249は、ナットの 前方向への移動を防止するためのリッジ部250を含み、スナップリング251 が、ナット248の後方向への移動を防止するためスリーブ212の溝252内 に設けられている。スリーブ212とナット248との間の如何なる形式の結合 機構をも利用でき、スリーブ212が回転されたときナット248の回転運動を もたらす。結合機構は、例えば、図1および図2の実施例に関して説明したよう な駆動リブおよび駆動溝、または、図3の実施例に関して説明したような圧入を 含む。図4aに示すように、ナット250はまたスリーブ212と同時成形され 得る。 スリーブ212はさらに、後方のリッジ部254を含み、これはリッジ部25 4とリアスリーブ部材214のリッジ258との間に収容されるベアリング部材 256に係合するよう適合されている。ベアリング部材256は公知の如何なる 形式のベアリング部材でよく、所望なら、コートされたまたは非コートのベ アリング面、または、自己保持型ベアリングアッセンブリを含む。スリーブ21 2の前方部には、他のベアリング収容リッジ260があり、これは保持部材26 4により保持されているベアリング部材262を収容している。再度、ベアリン グ部材262はコートされたまたは非コートのベアリング面、または、上述の説 明による適当なベアリング部材であってもよいということが理解されるべきであ る。フロントスリーブ212はさらに、保持リッジ266を含む。本体部材21 6の前方部は溝268を含み、スナップリング270等の保持部材を受け入れる ためのものである。 作動時には、ナット248はスリーブ212に受け入れられ、保持部材251 により適所に維持されている。スリーブ212は本体部材216の前方部を覆っ て置かれ、スリーブ212の後部はスリーブ214の一部と係合しているベアリ ング部材またはベアリング面256に係合している。スリーブ212の前方部に は他のベアリング部材または面262が存し、ベアリング部材の場合、それは保 持部材264により適所に保持されている。スリーブ全体は、前方向には本体の 前方部の溝268に受け入れられている保持部材268により、後方向にはリッ ジ258により適所に維持されている。ベアリング262は本体に圧入され、保 持部材270は任意性のものであってもよいということが理解されるべきである 。 図5は、本発明によるチャックの他の実施例を310で示している。チャック 310はフロントスリーブ部材312、任意的なリアスリーブ部材314、本体 部材316およびジョー318を含んでいる。本体部材316は概ね円筒形状を なし、ノーズすなわち前方部320とテールすなわち後方部322とを備えてい る。軸方向ボア324が本体部材316のノーズ部320に形成され、ネジ付ボ ア326が本体部材316のテール部に形成され、ネジ付ボア326は動力また は手動ドライバ(不図示)の駆動シャフトに連結すべく標準寸法のものである。 図1〜図4の実施例に関して説明したように、ボア324、326は本体部材3 16の中央領域328において連通してもよい。 通路330が、上記実施例に関して述べたように、各ジョー318を収容すべ く本体部材316に形成されている。本体部材316はまたスラストリング部 336を含んでいる。ベアリング部材338がスラストリング部材338とナッ ト340との間に収容されている。ベアリング部材338が図示されているが、 コートされたまたは非コートのベアリング面がベアリング部材の代わりに用いら れ、または、自己保持ベアリング部材が用いられ得ることが理解されるべきであ る。好ましい実施例では、ナット340は単体ナットであり、スリーブ312の リッジ342により前方への移動が防止されている。ベアリングワッシャー34 4が本体部材316のノーズ部320の周りに受け入れられており、フロントス リーブ312の前方部と係合するリッジ部346を含んでいる。部材344はプ ラスチック、ナイロン、テフロンまたは他の適当な材料であってよく、一般に、 スリーブ312が回されるとき摩擦を最小とするベアリングワッシャーとして考 えられ得る。 ノーズピース348が本体部材316の前方部320に圧入等により受け入れ られている。ノーズピース348の後方部は部材344の前方部に接触しており 、かくて、スリーブ312は本体部材316の前方部に圧入されているノーズピ ース348により部材344を介して適所に維持される。単体のノーズピースが 348で示されているが、これは多数片のノーズピースまたは他の適当な保持部 材であってもよいことが理解されるべきである。 図5に示された実施例では、ナット340は部材344およびスリーブ312 を介してノーズピース348により適所に維持されている。図5の実施例に示さ れたようなチャックの作動は、基本的に、図1および2の実施例に関して述べた ものである。スリーブ部材312は駆動リブを有し、ナット340が駆動リブを 受け入れる溝を有し、かくて、スリーブ312が回されたとき、ナット340は それと一緒に回る。加えて、スリーブ312はナット340に圧入されることも でき、または、他の適当な方法で取付られ得る。 図6は本発明の他の実施例を示している。図6に400で示すように、本体の 前方部内のボア405の内径部は、ジョーがチャック内に引き込まれたとき適当 な工具が本体を回すのに利用できるような形状を含んでもよい。このような形状 は、図6に示すような多側面の星形状や多角形状や他の適当な形状等でよく、チ ャック本体をドライバのスピンドルにねじ込むために本体部材を回転するよ う、これに工具が挿入され得る。加えて、レンチの輪郭が本体部材の前方部の外 形部に適合されてもよく、かくて、適当なソケットまたは他の機構が、チャック 本体を回転しそれをスピンドル等に締め付けるために、本体部材のノーズ部を覆 って受け入れられる。 上記説明はキーレスチャックに関して述べられたが、本発明の原理の多くはキ ー付チャックにも等しく適用され、それも本発明の範囲内にあることが理解され るべきである。 本発明に対するこれらの、および、他の修正および変更は、添付の請求の範囲 により詳しく述べられている本発明の精神および範囲を逸脱することなく、当業 者に実施され得る。加えて、種々の実施例の形態は全体的にまたは部分的に相互 変換されてもよい。さらに、上述の説明は例示のためのみであり、添付の請求の 範囲に記載されている発明を限定する意図はないということを当業者は理解しよ う。 請求の範囲 1.回転可能な駆動シャフトを有する手動または動力ドライバと共に用いられる チャックであって、該チャックは、 概ね円筒の本体部材であって、本体部材は前方部と後方部とを有し、前記後方 部は内部に形成された軸方向ボアを有し、前記ドライバの前記駆動シャフトに連 結し、前記前方部は内部に形成された軸方向ボアと、貫通し軸方向ボアに交差す る複数の角度付けられて配置された通路とを有している本体部材と、 複数のジョーであって、前記角度付けられて配置された通路の各々に摺動可能 に設けられ、前記ジョーの各々はその一側に形成されたジョー面とその反対側に 形成されたネジとを有している複数のジョーと、 一体のナットであって、前記ジョーのネジに係合するよう前記本体に対し回転 可能にマウントされて設けられた一体のナットと、 本体部材上に配置されている保持部材であって、前記保持部材は前記一体のナ ットの一部に接触するよう配置されており、ナットの前方向への軸線方向移動を 防止している保持部材と、 概ね円筒状のスリーブ部材であって、前記ナットと係合すべく本体の前方部に 受け入れられて設けられ、その結果、前記スリーブ部材が回転されると前記ナッ トも一緒に回されジョーを作動させるスリーブ部材と、 を備えることを特徴とするチャック。 2.前記保持部材は前記本体の前方部の溝に受け入れられていることを特徴とす る請求項1に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 3.前記スリーブは前記ナットと圧入嵌合を介して係合することを特徴とする請 求項1に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 前記ジョーのネジに係合すべく前記本体に対し回転可能にマウントされたナッ トと、 前記ナットと係合すべく本体の前方部に受け入れられて設けられた概ね円筒状 のスリーブ部材であって、前記スリーブ部材が回転されると前記ジョーを作動さ せるべくナットが共に回転し、前記スリーブ部材はそれに形成されたスリーブ保 持リング溝を含んでいるスリーブ部材と、 スリーブ保持用スナップリングであって、前記本体部材の前記溝内に受け入れ られる第1のほぼ剛性部分と前記フロントスリーブの前記溝内に受け入れられる 第2の可撓性部分とを含むスリーブ保持用スナップリングと、 を備えることを特徴とするチャック。 17.前記スリーブ保持用スナップリングの可撓性部分は、前記ほぼ剛性部分か ら半径方向外方に延在する第1の部分と前記半径方向外方に延在する部分から片 持ち梁状に軸線方向外方に延在する第2の部分とを含み、前記フロントスリーブ の一部が前記保持スナップリングの前記可撓性部分に接触したとき、前記スナッ プリングの前記可撓性部分が前記フロントスリーブの前記溝内に受け入れられる のを許すべく十分に撓まされ、前記フロントスリーブを適所に維持するために前 記軸線方向に延在する部分の外端部が前記スリーブの溝の一つの内側部分に接触 することを特徴とする請求項16に記載の手動または動力ドライバと共に用いら れるチャック。 18.前記スリーブ保持用スナップリングは分割リングであることを特徴とする 請求項16に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 19.前記第2の可撓性部分は大きな可撓性を許すべく区分されていることを特 徴とする請求項16に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック 。 20.前記第1のほぼ剛性部分の一部と前記第2の可撓性部分とはU 字状の断面 を形成し、U字状の開口端は前記チャックの本体部材の後方向に延在しているこ とを特徴とする請求項16に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチ ャック。 21.前記スナップリングはポリマー材料から構成されていることを特徴とする 請求項16に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 22.回転可能な駆動シャフトを有する手動または動力ドライバと共に用いられ るチャックであって、該チャックは、 概ね円筒の本体部材であって、前記本体部材は前方部と後方部とを有し、前記 後方部が前記ドライバの前記駆動シャフトに連結すべく内部に形成された軸方向 ボアを有し、前記前方部が内部に形成された軸方向ボアと、貫通し前記軸方向ボ アに交差する複数の角度付けられて配置された通路とを有する本体部材と、 前記角度付けられて配置された通路の各々に摺動可能に位置された複数のジョ ーであって、前記ジョーの各々はその一側に形成されたジョー面とその反対側に 形成されたネジとを有しているジョーと、 前記本体の前方部を覆って受け入れられる概ね円筒状のスリーブ部材であって 、それに保持される一体のナットを含み、前記スリーブ部材が回転されるとナッ トも一緒に回り、前記スリーブとナットとが前記ジョーのネジに係合すべく前記 本体に対しマウントされているスリーブ部材と、を備え、 前記スリーブ部材はさらに前記スリーブの前方部に保持され前記本体部材の前 方部に係合するよう適合されたベアリング部材を含み、前記ベアリング部材がス ラストベアリングとして機能することを特徴とするチャック。 前記角度付けられて配置された通路の各々に摺動可能に位置された複数のジョ ーであって、前記ジョーの各々はその一側に形成されたジョー面とその反対側に 形成されたネジとを有している複数のジョーと、 前記ジョーのネジに係合すべく前記本体に対し回転可能にマウントされたナッ トと、 前記ナットと係合すべく前記本体の前方部に覆って受け入れられた概ね円筒状 のスリーブ部材であって、前記スリーブ部材が回転されると前記ジョーを作動さ せるべく前記ナットが共に回転するようにしたスリーブ部材と、 前記本体部材の前方部周りに受け入れられ、前記スリーブ部材を回転可能に支 持するベアリング部材と、 前記ベアリング部材を介して前記スリーブ部材を適所に保持するために、前記 本体部材の前方部に固設された保持部材と、 を備えることを特徴とするチャック。 30.前記スリーブはポリマー材であり、前記ナットが前記スリーブに同時成形 されていることを特徴とする請求項29に記載の手動または動力ドライバと共に 用いられるチャック。 31.前記スリーブ部材および前記ナットの一方は駆動リブを含み、前記スリー ブ部材および前記ナットの他方は駆動リブ受入部を含み、かくて、前記スリーブ が回転されたとき前記ナットが前記ジョーを作動さすべく一緒に回転することを 特徴とする請求項29に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャッ ク。 32.前記本体部材の後方部に固定されたリアスリーブをさらに含むことを特徴 とする請求項29に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN (72)発明者 オーエンズ,ヴァレリー,ディー. アメリカ合衆国 29689 サウス カロラ イナ州 タウンヴィル ダブル スプリン グス ロード 1025 (72)発明者 マリナックス,ウィリー,シー. アメリカ合衆国 29630 サウス カロラ イナ州 セントラル ルート2 ボックス 10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回転可能な駆動シャフトを有する手動または動力ドライバと共に用いられる チャックであって、該チャックは、 概ね円筒の本体部材であって、本体部材は前方部と後方部とを有し、前記後方 部は内部に形成された軸方向ボアを有し、前記ドライバの前記駆動シャフトに連 結し、前記前方部は内部に形成された軸方向ボアと、貫通し軸方向ボアに交差す る複数の角度付けられて配置された通路とを有している本体部材と、 複数のジョーであって、前記角度付けられて配置された通路の各々に摺動可能 に設けられ、前記ジョーの各々はその一側に形成されたジョー面とその反対側に 形成されたネジとを有している複数のジョーと、 一体のナットであって、前記ジョーのネジに係合するよう前記本体に対し回転 可能にマウントされて設けられた一体のナットと、 本体部材上に配置されている保持部材であって、前記保持部材は前記一体のナ ットの一部に接触するよう配置されており、ナットの前方向への軸線方向移動を 防止している保持部材と、 概ね円筒状のスリーブ部材であって、前記ナットと係合すべく本体の前方部に 受け入れられて設けられ、その結果、前記スリーブ部材が回転されると前記ナッ トも一緒に回されジョーを作動させるスリーブ部材と、 を備えることを特徴とするチャック。 2.前記保持部材は前記本体の前方部の溝に受け入れられていることを特徴とす る請求項1に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 3.前記スリーブは前記ナットと圧入嵌合を介して係合することを特徴とする請 求項1に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 4.さらに、前記本体部材に配置されたベアリングスラストリングおよび前記ナ ットと前記スラストリングとの間配置された少なくとも一つの非摩擦ベアリン グを含むことを特徴とする請求項1に記載の手動または動力ドライバと共に用い られるチャック。 5.前記ナットは第1の外径の第1部分とこれから軸線方向外方に延在し、第1 の外径よりも小さい外径を有する第2部分とを含むことを特徴とする請求項1に 記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 6.前記保持部材は前記ナットの前記第2部分に接触することを特徴とする請求 項5に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 7.さらに、リアスリーブを含むことを特徴とする請求項1に記載の手動または 動力ドライバと共に用いられるチャック。 8.前記スリーブは前記ナットに緩み嵌め嵌合を介して係合することを特徴とす る請求項1に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 9.前記ナットおよびスリーブの一方はそれから延在するリブを含み、前記ナッ トおよびスリーブの他方は前記リブを受け入れ駆動係合する受け部を含むことを 特徴とする請求項8に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック 。 10.前記受け部は前記ナット上に存し、ナットの外径部の少なくとも一部を通 って延在していることを特徴とする請求項9に記載の手動または動力ドライバと 共に用いられるチャック。 11.前記リブは前記スリーブから円弧状に延在していることを特徴とする請求 項8に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 12.前記リブは前記スリーブからほぼ矩形状に延在していることを特徴とする 請求項8に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 13.さらに、スリーブ保持用スナップリングを含み、スリーブを本体部材上に 保持するために、スリーブに係合して本体部材に受け入れられていることを特徴 とする請求項1に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 14.前記スリーブ保持用スナップリングは一方向スナップリングであることを 特徴とする請求項13に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャッ ク。 15.前記スナップリングは、前記本体部材の溝内に受け入れられるように適合 されたほぼ円形の第1の軸方向の部分と前記第1の部分からL字状に延在するほ ぼ円形の第2の部分とを含み、前記第2の部分は、前記第1の部分が前記本体部 材の溝に受け入れられ、かつ、スリーブが前記スナップリングに押し付けられた とき、前記スリーブの接触部が前記第2の部分を撓ませて前記第2の部分が前記 スリーブの溝内に受け入れられるのを許すように、可撓性を有していることを特 徴とする請求項14に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック 。 16.回転可能なシャフトを有する手動または動力ドライバと共に用いられるチ ャックであって、該チャックは、 概ね円筒の本体部材であって、本体部材は前方部と後方部とを有し、前記前方 部は内部に形成された軸方向ボアと、貫通して形成されスリーブ保持リングを受 け入れる溝を含む前記前方部で前記軸方向ボアに交差する複数の角度付けられて 配置された通路とを有している本体部材と、 前記角度付けられて配置された通路の各々に摺動可能に位置された複数のジョ ーであって、前記ジョーの各々はその一側に形成されたジョー面とその反対側に 形成されたネジとを有している複数のジョーと、 前記ジョーのネジに係合すべく前記本体に対し回転可能にマウントされたナッ トと、 ナットと係合すべく本体の前方部に受け入れられて設けられた概ね円筒状のス リーブ部材であって、前記スリーブ部材が回転されると前記ジョーを作動させる べくナットが共に回転し、前記スリーブ部材はそれに形成されたスリーブ保持リ ング溝を含んでいるスリーブ部材と、 スリーブ保持用スナップリングであって、前記本体部材の前記溝内に受け入れ られる第1のほぼ剛性部分と前記フロントスリーブの前記溝内に受け入れられる 第2の可撓性部分とを含むスリーブ保持用スナップリングと、 を備えることを特徴とするチャック。 17.前記スリーブ保持用スナップリングの可撓性部分は、前記ほぼ剛性部分か ら半径方向外方に延在する第1の部分と前記半径方向外方に延在する部分から片 持ち梁状に軸線方向外方に延在する第2の部分とを含み、前記フロントスリーブ の一部が前記保持スナップリングの前記可撓性部分に接触したとき、前記スナッ プリングの前記可撓性部分が前記フロントスリーブの前記溝内に受け入れられる のを許すべく十分に撓まされ、前記フロントスリーブを適所に維持するために前 記軸線方向に延在する部分の外端部が前記スリーブの溝の一つの内側部分に接触 することを特徴とする請求項16に記載の手動または動力ドライバと共に用いら れるチャック。 18.前記スリーブ保持用スナップリングは分割リングであることを特徴とする 請求項16に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 19.前記第2の可撓性部分は大きな可撓性を許すべく区分されていることを特 徴とする請求項16に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック 。 20.前記第1のほぼ剛性部分の一部と前記第2の可撓性部分とはU 字状の断面 を形成し、U字状の開口端は前記チャックの本体部材の後方向に延在しているこ とを特徴とする請求項16に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチ ャック。 21.前記スナップリングはポリマー材料から構成されていることを特徴とする 請求項16に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 22.回転可能な駆動シャフトを有する手動または動力ドライバと共に用いられ るチャックであって、該チャックは、 概ね円筒の本体部材であって、前記本体部材は前方部と後方部とを有し、前記 後方部が前記ドライバの前記駆動シャフトに連結すべく内部に形成された軸方向 ボアを有し、前記前方部が内部に形成された軸方向ボアと、貫通し前記軸方向ボ アに交差する複数の角度付けられて配置された通路とを有する本体部材と、 前記角度付けられて配置された通路の各々に摺動可能に位置された複数のジョ ーであって、前記ジョーの各々はその一側に形成されたジョー面とその反対側に 形成されたネジとを有しているジョーと、 前記本体の前方部を覆って受け入れられる概ね円筒状のスリーブ部材であって 、それに保持される一体のナットを含み、前記スリーブ部材が回転されるとナッ トも一緒に回り、前記スリーブとナットとが前記ジョーのネジに係合すべく前記 本体に対しマウントされているスリーブ部材と、を備え、 前記スリーブ部材はさらに前記スリーブの前方部に保持され前記本体部材の前 方部に係合するよう適合されたベアリング部材を含み、前記ベアリング部材がス ラストベアリングとして機能することを特徴とするチャック。 23.前記ベアリング部材は、チャックの作動中前記フロントスリーブを本体上 に保持すべく前記本体部材の前方部に圧入されることを特徴とする請求項22に 記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 24.前記フロントスリーブは、本体部材の前方部の溝内に受け入れられフロン トスリーブの一部に係合するロック用リングにより前記本体部材に保持されるこ とを特徴とする請求項22に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチ ャック。 25.前記ベアリング部材は前記スリーブにロック用リングにより保持されるこ とを特徴とする請求項22に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチ ャック。 26.前記一体のナットは、前記スリーブの溝内に受け入れられ前記ナットの一 部に当接するロック用リングにより前記スリーブに保持されることを特徴とする 請求項22に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 27.前記本体部材の後方部に固定されたリアスリーブをさらに含むことを特徴 とする請求項22に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 28.前記フロントスリーブの後方部と前記リアスリーブの前方部との間に受け 入れられるベアリング部材をさらに含むことを特徴とする請求項22に記載の手 動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 29.回転可能な駆動シャフトを有する手動または動力ドライバと共に用いられ るチャックであって、該チャックは、 概ね円筒の本体部材であって、本体部材は前方部と後方部とを有し、前記後方 部は前記ドライバの前記駆動シャフトに連結すべく形成された軸方向ボアを有し 、前記前方部は内部に形成された軸方向ボアと、貫通して形成され前記軸方向ボ アに交差する複数の角度付けられて配置された通路とを有している本体部材と、 前記角度付けられて配置された通路の各々に摺動可能に位置された複数のジョ ーであって、前記ジョーの各々はその一側に形成されたジョー面とその反対側に 形成されたネジとを有している複数のジョーと、 前記ジョーのネジに係合すべく前記本体に対し回転可能にマウントされたナッ トと、 前記ナットと係合すべく前記本体の前方部に覆って受け入れられた概ね円筒状 のスリーブ部材であって、前記スリーブ部材が回転されると前記ジョーを作動さ せるべく前記ナットが共に回転するようにしたスリーブ部材と、 前記本体部材の前方部周りに受け入れられ、前記スリーブ部材を回転可能に支 持するベアリング部材と、 前記ベアリング部材を介して前記スリーブ部材を適所に保持するために、前記 本体部材の前方部に固設された保持部材と、 を備えることを特徴とするチャック。 30.前記スリーブはポリマー材であり、前記ナットが前記スリーブに同時成形 されていることを特徴とする請求項29に記載の手動または動力ドライバと共に 用いられるチャック。 31.前記スリーブ部材および前記ナットの一方は駆動リブを含み、前記スリー ブ部材および前記ナットの他方は駆動リブ受入部を含み、かくて、前記スリーブ が回転されたとき前記ナットが前記ジョーを作動さすべく一緒に回転することを 特徴とする請求項29に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャッ ク。 32.前記本体部材の後方部に固定されたリアスリーブをさらに含むことを特徴 とする請求項29に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 33.前記本体部材に固定されたスラストフランジおよび前記ナットの一面と前 記スラストフランジとの間に配置されたベアリング部材をさらに含むことを特徴 とする請求項29に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 34.前記保持部材は前記本体部材の前方部に圧入された装飾的なノーズピース であることを特徴とする請求項29に記載の手動または動力ドライバと共に用い られるチャック。 35.ベアリング部材はベアリングワッシャーであることを特徴とする請求項2 9に記載の手動または動力ドライバと共に用いられるチャック。 36.手動または動力ドライバと共に用いられるチャックであって、前記チャッ クは前方部と後方部とを備えた本体部材を含み、前記後方部は前記ドライバの駆 動シャフトに連結すべく形成された軸方向ボアを有し、かつ、前記前方部はそれ に形成された軸方向ボアと貫通して形成され前記軸方向ボアに交差する複数の角 度付けて配置された通路とを有し、前記前方部は前記本体を前記駆動シャフトに 締め付けるための工具を受け入れるべく形状付けられていることを特徴とするチ ャック。
JP8503860A 1994-07-01 1995-04-26 キーレスチャック Pending JPH10504764A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/269,553 1994-07-01
US08/269,553 US5553873A (en) 1994-07-01 1994-07-01 Keyless chuck
PCT/US1995/005246 WO1996001165A1 (en) 1994-07-01 1995-04-26 Keyless chuck

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10504764A true JPH10504764A (ja) 1998-05-12

Family

ID=23027741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8503860A Pending JPH10504764A (ja) 1994-07-01 1995-04-26 キーレスチャック

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5553873A (ja)
EP (2) EP1013366B1 (ja)
JP (1) JPH10504764A (ja)
CN (1) CN1061916C (ja)
AU (1) AU2428895A (ja)
BR (1) BR9508215A (ja)
CA (1) CA2193694A1 (ja)
DE (2) DE69533732T2 (ja)
MX (1) MX9700160A (ja)
RU (1) RU2124420C1 (ja)
WO (1) WO1996001165A1 (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD386193S (en) * 1996-08-09 1997-11-11 Power Tool Holders Incorporated Chuck
US5741016A (en) 1996-10-02 1998-04-21 Power Tool Holders Incorporated Chuck
US5816583A (en) * 1996-12-04 1998-10-06 Power Tool Holders, Inc. Integral locking sleeve chuck
US5816584A (en) * 1997-01-02 1998-10-06 Power Tool Holders, Inc. Chuck with improved jaw bite
US6010135A (en) * 1997-05-29 2000-01-04 Power Tool Holders, Inc. Chuck
USD421615S (en) * 1997-08-04 2000-03-14 Black & Decker Inc. Keyless chuck
US6045141A (en) 1997-08-06 2000-04-04 Power Tool Holders, Inc. Molded chuck
US6017039A (en) * 1997-11-03 2000-01-25 Power Tool Holders Incorporated Nosepiece nut retainer chuck
US5934689A (en) * 1998-02-17 1999-08-10 Power Tool Holders, Inc. Chuck having sleeve retaining nut
US5944328A (en) * 1998-02-20 1999-08-31 Chum Power Machinery Corp. Chuck
US6102411A (en) * 1998-08-14 2000-08-15 Power Tool Holders, Inc. Chuck with locking sleeve
US5934690A (en) * 1998-09-02 1999-08-10 Chum Power Machinery Corp. Chuck unit of a power hand tool
US6354605B1 (en) 2000-03-10 2002-03-12 Power Tool Holders Incorporated Chuck with improved jaw
US6540237B1 (en) 2000-06-23 2003-04-01 Power Tool Holders Incorporated Chuck
AUPR272101A0 (en) * 2001-01-24 2001-02-22 Bayly Design Associates Pty Ltd Power tool
US7451990B2 (en) * 2004-04-29 2008-11-18 Jacobs Chuck Manufacturing Company Chuck with torque indicator
US20070063455A1 (en) * 2004-09-17 2007-03-22 Zhang Qiang J Fastener with nutating gear reduction
US7331584B2 (en) * 2004-09-17 2008-02-19 Black & Decker Inc. Chuck with nutating gear reduction
US7690658B2 (en) 2004-09-20 2010-04-06 Black & Decker Inc. Tool chuck with power take off feature
US7243923B2 (en) 2005-02-09 2007-07-17 Black & Decker Inc. Centering drill chuck
US7588398B2 (en) * 2005-04-19 2009-09-15 Black & Decker Inc. Tool chuck with power take off and dead spindle features
US7645101B2 (en) * 2005-09-16 2010-01-12 Black & Decker Inc. Chuck with internally threaded jaw in a PTO application
US7547165B2 (en) * 2005-09-16 2009-06-16 Black & Decker Inc. PTO selector mechanism with brake
US7588399B2 (en) * 2005-09-16 2009-09-15 Black & Decker Inc. PTO selector mechanism for parallel axis transmission
US7537421B2 (en) 2005-09-16 2009-05-26 Black & Decker Inc. Dead spindle PTO with compliant grounding mechanism
US7637510B2 (en) * 2005-10-12 2009-12-29 Shandong Weida Machinery Company Limited Chuck with gripping mechanism stop
DE102006011344A1 (de) * 2006-03-11 2007-09-13 Röhm Gmbh Bohrfutter
US8057134B2 (en) 2007-06-26 2011-11-15 Techtronic Power Tools Technology Limited Chuck assembly
US8075229B2 (en) * 2007-06-26 2011-12-13 Techtronic Power Tools Technology Limited Multi-speed drill and chuck assembly
US20090200758A1 (en) * 2008-02-07 2009-08-13 Chin Hung Lam Auto Locking Chuck
DE102010061466A1 (de) 2010-12-22 2012-06-28 Röhm Gmbh Bohrfutter
DE102015102241B4 (de) * 2015-02-17 2024-10-02 Röhm Gmbh Bohrfutter
RU191476U1 (ru) * 2019-04-29 2019-08-07 Владимир Васильевич Галайко Спиральное сверло

Family Cites Families (60)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US913059A (en) * 1907-04-17 1909-02-23 Edward S Savage Chuck.
US911012A (en) * 1908-03-16 1909-01-26 Jacobs Mfg Co Chuck.
US1123541A (en) * 1912-09-19 1915-01-05 Jacobs Mfg Co Chuck.
US1417981A (en) * 1921-05-27 1922-05-30 Jacobs Mfg Co Chuck
US1476903A (en) * 1923-02-07 1923-12-11 Mcconnell Browning Engineering Chuck
US1784002A (en) * 1926-09-08 1930-12-09 Jacobs Mfg Co Chuck
US1773034A (en) * 1928-01-23 1930-08-12 Jacobs Mfg Co Chuck
US1970056A (en) * 1931-06-17 1934-08-14 Edward J O'flaherty Tool chuck
US2292470A (en) * 1939-03-16 1942-08-11 Ostberg Karl Gustaf Rotary clutching device
US2684856A (en) * 1950-03-18 1954-07-27 Jacobs Mfg Co Apparatus for tightening chucks of power drills
GB1330065A (en) * 1971-07-21 1973-09-12 Jacobs Mfg Co Drill chucks
US3807745A (en) * 1973-03-15 1974-04-30 J Bent Keyless drill chuck
GB1441123A (en) * 1973-04-11 1976-06-30 Jacobs Mfg Co Drill chucks and their method of assembly
GB1565048A (en) * 1975-10-07 1980-04-16 Jacobs Mfg Co Drill chucks
IT1077357B (it) * 1977-03-14 1985-05-04 Star Utensili Elett Mandrino autocentrante,in particolare per utensili elettrici portatili
US4252333A (en) * 1978-09-11 1981-02-24 Black & Decker Inc. Keyless chuck
US4381116A (en) * 1979-05-07 1983-04-26 Futter Friedrich P Futter chuck
US4275893A (en) * 1979-08-31 1981-06-30 Black & Decker Inc. Self-tightening keyless chuck
US4305597A (en) * 1979-11-19 1981-12-15 Black & Decker Inc. Keyless self-tightening chuck
FR2485966A1 (fr) * 1980-07-04 1982-01-08 Amyot Ets Sa Mandrin de fixation d'un outil sur une machine-outil
US4423881A (en) * 1982-06-21 1984-01-03 Whitehead Dennis M Quick operating chuck
DE3411127A1 (de) * 1984-03-26 1985-10-03 Helmut Dipl.-Ing. Höger (FH), 7312 Kirchheim Bohrfutter
US4682918A (en) * 1984-04-16 1987-07-28 Milwaukee Electric Tool Corporation Keyless impacting chuck
DE3439668A1 (de) * 1984-09-17 1986-04-30 Hilti Ag, Schaan Schluesselloses schnellspannfutter
US4660841A (en) * 1985-01-14 1987-04-28 Chouinard Michael J Hand tightenable device for holding a cutting implement
US4648608A (en) * 1985-02-27 1987-03-10 Black & Decker, Inc. Low-cost, keyless chuck and method of manufacture
JPS62166906A (ja) * 1986-01-21 1987-07-23 Matsushita Electric Works Ltd 締め付け具
FR2606691B1 (fr) * 1986-11-19 1990-05-11 Black & Decker Inc Mandrin trois mors a action rapide
JPS63216604A (ja) * 1987-03-05 1988-09-08 Sakamaki Seisakusho:Kk 工具用チヤツク
US4848779A (en) * 1987-04-02 1989-07-18 Black & Decker Inc. Keyless chuck
JPH0192009A (ja) * 1987-06-12 1989-04-11 Sakamaki Seisakusho:Kk 工具用チャック
JPS649005U (ja) * 1987-07-03 1989-01-18
US4817971A (en) * 1987-07-16 1989-04-04 Flynn Jerome R Chuck actuator device and method
JPH0716808B2 (ja) * 1987-07-21 1995-03-01 ユキワ精工株式会社 工具用チャック
JPS6427804A (en) * 1987-07-21 1989-01-30 Sakamaki Seisakusho Kk Chuck for tool
US5234223A (en) * 1987-07-21 1993-08-10 Sakamaki Mfg. Co., Ltd. Chuck for tools
DE3727147A1 (de) * 1987-08-14 1989-02-23 Roehm Guenter H Nachspannendes bohrfutter
WO1989003267A1 (en) * 1987-10-16 1989-04-20 Sakamaki Mfg. Co., Ltd. Chuck for tools
US4840387A (en) * 1988-01-20 1989-06-20 The Jacobs Manufacturing Company Self-actuating keyless chuck
DE3808155A1 (de) * 1988-03-11 1989-09-21 Roehm Guenter H Zum anschluss an eine bohrspindel eingerichtetes bohrfutter
JPH0283105A (ja) * 1988-03-28 1990-03-23 Matsushita Electric Works Ltd 締め付け具
US5044643A (en) * 1989-06-16 1991-09-03 Daijiro Nakamura Tool chuck
FR2655581B1 (fr) * 1989-12-11 1993-12-31 Amyot Sa Ets Mandrin porte-outil pour l'equipement d'une machine tournante telle qu'une perceuse.
US5452906B1 (en) * 1989-12-11 1997-07-29 Power Tool Holders Inc Non-impact keyless chuck
US5253879A (en) * 1989-12-11 1993-10-19 Jacobs Chuck Technology Corporation Non-impact keyless chuck
US5125673A (en) * 1989-12-11 1992-06-30 Huff Robert O Non-impact keyless chuck
DE4005757A1 (de) * 1990-02-23 1991-08-29 Bosch Gmbh Robert Handwerkzeugmaschine mit bohrfutter
DE4023303C1 (ja) * 1990-07-21 1991-09-26 Guenter Horst 7927 Sontheim De Roehm
DE4023304C1 (ja) * 1990-07-21 1991-09-12 Guenter Horst 7927 Sontheim De Roehm
EP0468128B1 (de) * 1990-07-21 1994-06-15 Günter Horst Röhm Bohrfutter
JPH0783961B2 (ja) * 1991-06-13 1995-09-13 ユキワ精工株式会社 工具用チャック
JPH0538608A (ja) * 1991-07-31 1993-02-19 Hitachi Koki Co Ltd チヤツク
JPH05301107A (ja) * 1991-11-11 1993-11-16 Jacobs Japan Inc ツールチャック
US5215317A (en) * 1992-05-18 1993-06-01 Jacobs Chuck Technology Corp. Keyless chuck
US5193824A (en) * 1992-08-07 1993-03-16 Jacobs Chuck Technology Corp. Chuck having a drive bit socket
FR2702975B1 (fr) * 1993-03-26 1995-06-16 Amyot Ets Sa Mandrin porte-outil pour l'equipement d'une machine tournante, telle qu'une perceuse.
US5390940A (en) * 1993-05-26 1995-02-21 Jacobs Chuck Technology Corporation Keyless chuck with integral threaded ring
US5348317A (en) * 1993-08-13 1994-09-20 Jacobs Chuck Technology Corporation Chuck
US5348318A (en) * 1993-08-13 1994-09-20 Jacobs Chuck Technology Corporation Chuck
DE9320006U1 (de) * 1993-12-24 1994-02-10 Röhm, Günter Horst, 89567 Sontheim Bohrfutter mit Staubkappe

Also Published As

Publication number Publication date
EP1013366B1 (en) 2004-11-03
AU2428895A (en) 1996-01-25
EP1013366A3 (en) 2000-07-05
WO1996001165A1 (en) 1996-01-18
EP0768930B1 (en) 2002-11-27
DE69528980D1 (de) 2003-01-09
CN1061916C (zh) 2001-02-14
US5553873A (en) 1996-09-10
BR9508215A (pt) 1998-07-14
DE69528980T2 (de) 2003-07-17
DE69533732D1 (de) 2004-12-09
MX9700160A (es) 1997-04-30
EP0768930A1 (en) 1997-04-23
EP1013366A2 (en) 2000-06-28
CN1156423A (zh) 1997-08-06
RU2124420C1 (ru) 1999-01-10
CA2193694A1 (en) 1996-01-18
DE69533732T2 (de) 2005-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10504764A (ja) キーレスチャック
US5348318A (en) Chuck
JPH11500669A (ja) チャック
US5957469A (en) Spring chuck
EP0818262B1 (en) Chuck
US5816583A (en) Integral locking sleeve chuck
EP0932466B1 (en) Chuck
EP0843607B1 (en) Chuck
US6616147B2 (en) Chuck with locking sleeve
US5390940A (en) Keyless chuck with integral threaded ring
JPH11165204A (ja) モールドチャック
US6017039A (en) Nosepiece nut retainer chuck
GB2389809A (en) Locking chuck
GB2373745A (en) Chuck With Locking Sleeve