JPH0939848A - オープンカーのリヤスポイラ - Google Patents

オープンカーのリヤスポイラ

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JPH0939848A
JPH0939848A JP21541895A JP21541895A JPH0939848A JP H0939848 A JPH0939848 A JP H0939848A JP 21541895 A JP21541895 A JP 21541895A JP 21541895 A JP21541895 A JP 21541895A JP H0939848 A JPH0939848 A JP H0939848A
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JP
Japan
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net
wing
spoiler
luggage door
vehicle
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JP21541895A
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English (en)
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JP3332682B2 (ja
Inventor
Tatsuya Hotta
達也 堀田
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リヤスポイラを本来のリヤスポイラ機能以外
の機能にも変換可能にする。 【解決手段】 オープンカーのラッゲージドア5に載置
され、かつ車両前後方向へ延在するガイドレール11を
両側に備えた基部10と、このガイドレールにガイドさ
れ、かつラッゲージドア5の車両前後方向の前端部及び
後端部でロックされる両側のステー20と、後端部でラ
ッゲージドア5に隙間を置いてスポイラ本体として機能
する水平位置及び前端部で風巻込み防止機構として機能
する垂直位置にそれぞれ位置設定可能にステー20に両
側を支持されたウイング30とを備えている。このウイ
ング内に自動巻取り可能にネット31を収納すると共
に、このネットをウイング30と協働して風巻込み防止
機構として機能させるように、前端部で垂直位置に支持
されたウイング30から下方へ引出されたネット31の
ネット始端部31aを係止するフック13を基部10の
車両前後方向の前端部に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オープンカーの複
数機能を備えたリヤスポイラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】オープンカーにおいては、その後端部に
リヤスポイラを取付けたり、ラッゲージドアに別途にラ
ッゲージキャリヤを載置させたり、或は風の巻込み防止
機構として車両の前後方向の中間部に設けられたゲート
状フレームに後方視界を確保するようにネットを着脱自
在に取付けたり、ラッゲージドアに向けて可倒式にネッ
トを装着することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
はそれぞれ独立に構成されるもので、備える機能に相応
して構造的に嵩ばる問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、本来の
リヤスポイラ機能以外の機能にも変換可能なオープンカ
ーのリヤスポイラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、オープンカーのラッゲ
ージドアに載置され、かつ車両前後方向へ延在するガイ
ドレールを車幅方向両側に備えた基部と、このガイドレ
ールにガイドされて車両前後方向に走行し、かつラッゲ
ージドアの車両前後方向の前端部及び後端部でロックさ
れる両側のステーと、後端部でラッゲージドアに隙間を
置いてスポイラ本体として機能する水平位置及び前端部
で風巻込み防止機構として機能する垂直位置にそれぞれ
位置設定可能にステーに両側を支持されたウイングとを
備え、このウイング内に自動巻取り可能にネットを収納
すると共に、このネットをウイングと協働して風巻込み
防止機構として機能させるように、前端部で垂直位置に
支持されたウイングから下方へ引出されたネットの始端
部を係止するネット係止具を基部の車両前後方向の前端
部に設けたことを特徴とする。
【0006】ステーがラッゲージドアの後端部でロック
された状態で、ウイングはステーにスポイラ本体として
の水平位置に支持されることにより、気流を制御する本
来のスポイラとして機能する。ステーがラッゲージドア
の前端部においてロックされた状態で、ウイングがステ
ーに垂直位置に支持されると共にネットがウイングから
下方へ引出されてその始端部がネット係止具に係止され
ると、風巻込み防止機構として機能する。
【0007】ラッゲージキャリヤの機能を付加するに
は、請求項2により、ネット係止具を基部の車両前後方
向の後端部にも設ける。このネット係止具にウイングか
ら引出されたネットの始端部を係止させると共に、ネッ
トの途中を基部の前端部に設けられたネット係止具に係
止させ、ネットとラッゲージドアとの間で荷物を保持さ
せる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図6を基に本発明の一実
施形態によるオープンカーのリヤスポイラを説明する。
このリヤスポイラは、図1に示すように、オープンカー
1のラッゲージドア5に載置されてボルト或はクリップ
により固定され、かつ車両前後方向に延在する溝状ガイ
ドレール11を車幅方向両側に備えた基部10と、これ
らのガイドレールにガイドされて車両前後方向に走行す
る両側のステー20と、ラッゲージドア5に沿ってスポ
イラ本体として機能する水平位置及び風巻込み防止機構
として機能する垂直位置に設定可能にステー20に両側
が支持された中空扁平形のウイング30とを備えてい
る。
【0009】ウイング30の車両前後方向の前端部の両
側には、図2に示すように、ばね35で外方へ付勢さ
れ、かつ爪36aが突設された爪部材36が車幅方向へ
変位可能に収納されている。対応してステー20の上端
部の内側へ曲げられた水平部には、挿入口25を通して
挿入された爪部材36を係止するために、水平方向の係
合溝21a及び垂直方向の係合溝21bが十字形に形成
されたロック具21が収納されている。爪部材36に
は、外部からスライド操作可能にノブ36bが付設され
ており、ばね力に抗して爪部材36を後退させて係合溝
21a、21bから離脱させた状態で、ウイング30を
回動させて、その支持位置を水平方向又は垂直方向に切
換可能にしている。
【0010】ガイドレール11の前端部及び後端部に
は、図3に示すように、ステー20をラッゲージドア5
の前端部及び後端部でロックするために一対のロック溝
16、16aがそれぞれ形成されている(前端部のもの
のみを示す)。対応して、ステー20の開口部20aに
は、ガイドレール11の周面の裏側にセットされた挟持
片18、19が装着されると共に、それぞれのねじ穴に
座板18a、19aを介してねじ17がねじ込まれるよ
うになっている。これにより、ロック溝16、16aに
開口部20aの拡大開口部20b、20cが揃った位置
で、これらに落込んだ挟持片18、19に座板18a、
19aのねじ貫通孔を通してねじ17がねじ込まれ、こ
れらの間でガイドレール11の周面が締付けられ、ステ
ー20のスライド位置がロックされる。
【0011】ウイング30内にはネット31の自動巻取
り器が収納され、その棒状のネット始端部31aが引張
られてウイング30の出口34に拘束されている。基部
10の方形状のフレームの前方フレーム部10a及び後
方フレーム部10b間には、ラッゲージドア5に荷物を
載置した際に損傷されないように、複数列の細片状保護
マット12が取付けられている。ネット始端部31aの
両側には、被係止棒32が取付けられると共に、ステー
20がガイドレール11の前端部に位置した状態でその
下方に位置する前方フレーム部10aの両側には、図4
Aに示すように車両前方側に開口したネット係止具とし
てのフック13が突設され、同図Bに示すように、後方
フレーム部10bの対応位置には、車両後方に開口した
フック15が突設されている。
【0012】このように構成されたリヤスポイラの動作
を説明する。図1に示す状態では、ステー20がガイド
レール11の後端部でロックされ、ウイング30がラッ
ゲージドア5の後端部においてその表面に沿って隙間を
置いて水平位置を占め、本来のリヤスポイラとして機能
する。
【0013】風の巻込み防止機構として使用する場合に
は、ねじ17を緩めて、図5に示すように、ステー20
をガイドレール11の前端部にスライドさせ、挟持片1
8、19がロック溝16、16a及び拡大開口部20
b、20cに落込んだ状態でねじ17を締付け、ステー
20をロックする。そして、両側のノブ36aの操作で
爪部材36を係合溝21aから離脱させた状態で、ウイ
ング30を垂直方向へ90°回動させてノブ36bを解
放し、爪36aを垂直方向の係合溝21bにロックさせ
る。さらに、ネット始端部31aを下方へ引いてその被
係止棒32をフック13に係止させることにより、ウイ
ング30にネット31を垂直面状に連続させる。ネット
31を通して後方視野が確保されると共に、その狭い網
目が垂直のウイング30と協働して運転席への風の巻込
みを抑制する。
【0014】ラッゲージキャリヤとして使用する場合に
は、図6に示すように、荷物8を保護マット12に載置
させた状態で、ネット始端部31aをラッゲージドア5
の後端部のフック15に係止させると共に、ネット31
の緊張によりラッゲージドア5との間に荷物8を保持し
得るようにネット31の途中位置をフック13に引掛け
る。ウイング30は、場合により水平位置のままでも良
い。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、リヤスポイラ
の変換操作により風の巻込み防止機構としても動作する
複数目的のリヤスポイラが実現可能となる。請求項2の
発明によれば、風の巻込み防止機構に加えてラッゲージ
キャリヤにも変換操作可能なリヤスポイラが実現可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるリヤスポイラの本来
のリヤスポイラとしての使用状態を示す斜視図である。
【図2】同リヤスポイラのウイングのロック具を示す斜
視図である。
【図3】同リヤスポイラの基部のステーに対するガイド
部分を示す斜視図である。
【図4】同リヤスポイラのネット係止具を示す斜視図で
ある。
【図5】同リヤスポイラの風巻込み防止機構としての使
用状態を示す斜視図である。
【図6】同リヤスポイラのラッゲージキャリヤとしての
使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 オープンカー 5 ラッゲージドア 10 基部 11 ガイドレール 13、15 フック 20 ステー 30 ウイング 31 ネット 31a ネット始端部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オープンカーのラッゲージドアに載置さ
    れ、かつ車両前後方向へ延在するガイドレールを車幅方
    向両側に備えた基部と、このガイドレールにガイドされ
    て車両前後方向に走行し、かつ前記ラッゲージドアの車
    両前後方向の前端部及び後端部でロックされる両側のス
    テーと、前記後端部で前記ラッゲージドアに隙間を置い
    てスポイラ本体として機能する水平位置及び前記前端部
    で風巻込み防止機構として機能する垂直位置にそれぞれ
    位置設定可能に前記ステーに両側を支持されたウイング
    とを備え、 このウイング内に自動巻取り可能にネットを収納すると
    共に、このネットを前記ウイングと協働して前記風巻込
    み防止機構として機能させるように、前記前端部で垂直
    位置に支持された前記ウイングから下方へ引出された前
    記ネットの始端部を係止するネット係止具を前記基部の
    車両前後方向の前端部に設けたことを特徴とするオープ
    ンカーのリヤスポイラ。
  2. 【請求項2】 ラッゲージドアとの間でネットをラッゲ
    ージキャリヤとして機能させるように、ウイングから引
    出された前記ネットの始端部を係止するネット係止具を
    基部の車両前後方向の後端部に設けたことを特徴とする
    請求項1のオープンカーのリヤスポイラ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009101882A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Kanto Auto Works Ltd ルーフスポイラー構造
JP2009214574A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Mazda Motor Corp 車両の荷室構造
JP2009214647A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Mazda Motor Corp 車両の荷物積載構造
JP2010158986A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Honda Access Corp 車両用スポイラー

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