JP3827479B2 - オープンカーの幌収納ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上方へのオープン領域をカバーする幌を収納するためのオープンカーの幌収納ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
幌は後部に折畳式に格納され、また長尺物を搭載する場合にはラッゲージドアに搭載するのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、長尺物は幌の上方及びラッゲージドア後部へ斜めに突出した状態で搭載され、安定感にも欠けることになる。一方、折畳式の幌は不使用時にはオープン領域の後部に格納されている。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みて、幌の格納部分に水平状態で長尺物を搭載可能にするオープンカーの着脱式の幌収納ユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成するために、請求項1により、オープン領域の周辺ボデーにおけるサイドドアよりも後方部分に着脱自在に載置され、かつ両側の側壁及びこれらの側壁の下端部間を連結し、かつラッゲージドアの前側領域を占める底部が一体に形成された本体フレームと、両側の側壁の上端部に水平前方へ延びるように形成された両側のダクト状キャリアバーガイド部にスライド可能にそれぞれ収納されたスライドバー及びこれらのスライドバーの後端部を互いに連結する横バーによりコの字形に形成されたキャリアバーと、両側のキャリアバーガイド部の前端部間を横断し、かつ前側幌及び後側幌の巻取器を前後に収納する幌収納部と、フロントガラスの上端部にセットされるヘッダと、このヘッダの両側端部及びキャリアバーガイド部の前端部間に橋渡しされる幌ガイドバーとを備え、前側幌が幌ガイドバーに形成されたガイド溝に沿ってヘッダに向けて前方へ引き出され、後側幌が側壁に形成されたガイド溝に沿って後方へ向けて徐々に下降しつつ底部に向けて引き出されることを特徴とする。
【0006】
幌収納部から前側幌が前方へ引き出され、後側幌が後方へ引き出されることにより、幌収納部に対して前後のオープン領域が幌でカバーされる。荷物は幌収納部と横バー又はヘッダとに載置される。長尺物は、キャリアバーを後方へ引き出して載置される。幌収納ユニットは、晴天時等は外すことができる。
【0007】
乗降性を確保するには、請求項2により、幌ガイドバーの前端部又は後端部が、ヘッダ又はキャリアバーガイド部の前端部に上方へ回動可能に枢着される。通常の水平載置式と同様にベルトでの荷物の固定を容易にするには、請求項3により、少なくともキャリアバーと、ヘッダ又は幌ガイドバーとに、荷物固定用のベルトの係止部材が設けられる。風の巻込みを防止可能にするには、請求項4により、フロントシートの背後のフロア又はフロントシートのシートバックに、下方へ引き出した後側幌の先端部を係止する係止具が設けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1乃至図7を基に本発明の実施の形態の一例によるオープンカーの幌収納ユニットを説明する。この幌収納ユニット10aは、オープンカーとして上方へのオープン領域9を形成する周辺ボデー9aにおけるサイドドア2よりも後方部分の上端面に載置され、かつ上端部に水平前方へ延びるダクト状キャリアバーガイド部13を備えた両側の側壁11及びこれらの側壁の下端の後端部間を連結してラッゲージドア3の前側領域を占める底部12が合成樹脂により一体に形成された本体フレーム10と、キャリアバーガイド部13の前端部間を横断し、かつ前側幌、後側幌21、22の巻取器25、26(図2A参照)を前後に収納する筒状の幌収納部20と、フロントガラス5の上端部に係合溝で着脱自在にセットされるヘッダ30と、このヘッダの両側端部及びキャリアバーガイド部13の前端部間に橋渡しされた幌ガイドバー35と、キャリアバーガイド部13に前後にスライド可能に収納されたキャリアバー15とを備えている。
【0009】
このキャリアバーは、両側のキャリアバーガイド部13に前後にスライド可能にそれぞれ収納されているスライドバー15a及びこれらの後端部を互いに連結する車幅方向の横バー15bを備えてコの字形に形成されている。キャリアバーガイド部13の内面及びスライドバー15aの外面には、形状相補状の凹凸式の係合部が格納位置及び最大引き出し位置並びに途中の複数個所に形成されている。これにより、キャリアバー15は途中の引き出し位置にも摩擦係合でロックされ、手動のスライド操作でアンロックされる。
【0010】
巻取器25、26は後側幌21、22をそれぞれ引き出し位置にロックし、図2Aに示すように、所属のアンロックボタン25a、26aを押圧操作すると、アンロックされて自動巻取りを行う。フロントシート1のシートバック1aの下端部には、図3に示すように、係止部材としての開閉可能なレバー4a付の横長のクリップ4を設け、後側幌22の先端部の芯部22aを挟持するようになっている。このような係止部材は背後のフロアに設けても良い。幌ガイドバー35の板状後端部35aはピン37でキャリアバーガイド部13の前端部に枢着され、板状前端部35bは水平位置に保持されるようにヘッダ30に係合する。キャリアバー15及びヘッダ30には、荷物固定用のベルトのコの字形の係止具39が設けられている。
【0011】
前側幌21は、両側の幌ガイドバー35の内側面に形成されたガイド溝36(図2B参照)に沿ってヘッダ30に向けて前方へ引き出される。後側幌22は、側壁11の上部、即ちキャリアバーガイド部13の底部及び側壁11の曲線状後端部に形成された同様なガイド溝36a(図6参照)に沿って後方へ向けて徐々に下降しつつ底部12に向けて引き出される。
【0012】
幌収納ユニット10aは、オープン領域9の周辺ボデー9aの上端面の例えば左右両側及び後部の3個所に、ボルト取付け穴16を通して蝶ねじをねじ込むことにより、着脱自在に取付けられる。その他の着脱自在の取付け構造として、 図8に示すように、側壁11に回動自在に支持された操作レバー40と、その先端部にねじ込まれたナット42と、周辺ボデー9aに設けられたナット42のストッパ41とより構成することができる。点線で示す解放位置からストッパ41間に回動された操作レバー40は、ナット42がストッパ41に拘束されるまでねじ込むことでロックされるようになっている。
【0013】
このように構成されたオープンカーの幌収納ユニット10aは、必要によりオープン領域9の周辺ボデー9aに取付けられる。この状態で、側壁11はリヤシートのシートバック6の側方位置近辺を占める。長尺物、例えばスキー29を搭載する場合、図4に示すように、幌21、22の格納又は引き出し状態で、キャリアバー15を後方へストッパで拘束されるまで引き出してロックさせ、ベルトでスキー29を固定して係止具39に係止する。
【0014】
乗降時には、図5に示すように、幌ガイドバー35を上方へ回動させて乗降口を開放する。前側幌21又は後側幌22は、図6に示すように、日除け或は雨除けとして前後に引き出すことができる。任意の途中位置に引き出すこともできる。風の巻込みを防止するには、図7に示すように、後側幌22をガイド溝36aから外して下方へ降ろしてその先端のシートバック1aのクリップ4に係止させる。
【0015】
尚、荷物固定用のベルトの係止具は、前述の4個に限らず、幌収納部等に追加することもできる。本発明は、フロントシートの背後にリヤシートを備えないオープンカー或は補助椅子が用意される程度のスペースを有するオープンカーにも適用される。この際、本体フレームは相応に幅狭になる。後側幌は、風の巻込みを防止する際に後方が見えるように窓を設けたり或は半透明にすることも考えられる。幌ガイドバー35は、場合により、その前端部をヘッダに枢着させることもできる。
【0016】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、長尺物を水平方向に載置させ得るキャリアバーが一体化された着脱式の幌収納ユニットが実現される。前側幌及び後側幌として構成された幌が、前後に容易に引き出される。請求項2の発明によれば、前側幌の幌ガイドバーを乗降時に邪魔にならないように回動させ得る。請求項3の発明によれば、ベルトの係止具を設けることにより、幌収納ユニット上に確実、かつ容易に荷物を搭載することができる。請求項4の発明によれば、後面をカバーする後側幌を利用して車室内への風の巻込みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるオープンカーの幌収納ユニットの斜視図である。
【図2】同幌収納ユニットの各部の詳細構造を示すもので、同図Aは図1のA−A線断面図、同図BはB−B線断面図である。
【図3】同幌収納ユニットから引き出した後側幌の係止具を有するフロントシートの斜視図である。
【図4】同幌収納ユニットに長尺物を搭載した状態を示す側面図である。
【図5】同幌収納ユニットの幌ガイドバーの開放状態を示す斜視図である。
【図6】同幌収納ユニットの幌の引き出し状態を示す斜視図である。
【図7】同幌収納ユニットの後側幌を風の巻込み防止用に使用した状態を示す斜視図である。
【図8】同幌収納ユニットの別の実施の形態による着脱自在の取付け構造を示す。
【符号の説明】
9 オープン領域
9a 周辺ボデー
10 本体フレーム
10a 幌収納ユニット
11 側壁
12 底部
13 キャリアバーガイド部
15 キャリアバー
15a スライドバー
15b 横バー
20 幌収納部
21 前側幌
22 後側幌
30 ヘッダ
39 係止具

Claims (4)

  1. オープン領域の周辺ボデーにおけるサイドドアよりも後方部分に着脱自在に載置され、かつ両側の側壁及びこれらの側壁の下端部間を連結し、かつラッゲージドアの前側領域を占める底部が一体に形成された本体フレームと、両側の前記側壁の上端部に水平前方へ延びるように形成された両側のダクト状キャリアバーガイド部にスライド可能にそれぞれ収納されたスライドバー及びこれらのスライドバーの後端部を互いに連結する横バーによりコの字形に形成されたキャリアバーと、両側の前記キャリアバーガイド部の前端部間を横断し、かつ前側幌及び後側幌の巻取器を前後に収納する幌収納部と、フロントガラスの上端部にセットされるヘッダと、このヘッダの両側端部及び前記キャリアバーガイド部の前端部間に橋渡しされる幌ガイドバーとを備え、
    前記前側幌が前記幌ガイドバーに形成されたガイド溝に沿って前記ヘッダに向けて前方へ引き出され、前記後側幌が前記側壁に形成されたガイド溝に沿って後方へ向けて徐々に下降しつつ前記底部に向けて引き出されることを特徴とするオープンカーの幌収納ユニット。
  2. 幌ガイドバーの前端部又は後端部が、ヘッダ又はキャリアバーガイド部の前端部に上方へ回動可能に枢着されていることを特徴とする請求項1記載のオープンカーの幌収納ユニット。
  3. 少なくともキャリアバーと、ヘッダ又は幌ガイドバーとに、荷物固定用のベルトの係止部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のオープンカーの幌収納ユニット。
  4. フロントシートの背後のフロア又は前記フロントシートのシートバックに、下方へ引き出した後側幌の先端部を係止する係止具が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか記載のオープンカーの幌収納ユニット。
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