JPH0939551A - 自動車における車室温調整装置 - Google Patents
自動車における車室温調整装置Info
- Publication number
- JPH0939551A JPH0939551A JP19623595A JP19623595A JPH0939551A JP H0939551 A JPH0939551 A JP H0939551A JP 19623595 A JP19623595 A JP 19623595A JP 19623595 A JP19623595 A JP 19623595A JP H0939551 A JPH0939551 A JP H0939551A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- exhaust fan
- automobile
- outside
- temperature
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 窓を密閉して炎天下に駐車していても、車内
が外気温かややこれより高い温度までしか上昇しないよ
うにする。 【解決手段】 車外の空気を車室2内に導入する例えば
ベンチレーション流路3に排気ファン4を取り付けると
共に、太陽電池5と温度センサ7により排気ファン4を
駆動して車室内の空気をベンチレーション流路3を経由
して車外に強制排出できるようにする。
が外気温かややこれより高い温度までしか上昇しないよ
うにする。 【解決手段】 車外の空気を車室2内に導入する例えば
ベンチレーション流路3に排気ファン4を取り付けると
共に、太陽電池5と温度センサ7により排気ファン4を
駆動して車室内の空気をベンチレーション流路3を経由
して車外に強制排出できるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炎天下に自動車の窓を
密閉して駐車した際に、車内気温が60〜70°にも上
昇するのを防止する装置に関する。
密閉して駐車した際に、車内気温が60〜70°にも上
昇するのを防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車を炎天下に駐車しておくと、車内
温度は60℃〜70℃にも上昇することから、これを防
止する目的で、フロントガラスを通して入光する太陽光
を遮蔽するための折り畳み式の遮光体が提案されてい
る。
温度は60℃〜70℃にも上昇することから、これを防
止する目的で、フロントガラスを通して入光する太陽光
を遮蔽するための折り畳み式の遮光体が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記遮光体
は、フロントガラスからの太陽光を遮蔽するだけのた
め、両サイドの窓やリヤウインドガラスを通して入光す
る太陽光を遮蔽することはできない。このため、実効性
に乏しいという欠点がある。
は、フロントガラスからの太陽光を遮蔽するだけのた
め、両サイドの窓やリヤウインドガラスを通して入光す
る太陽光を遮蔽することはできない。このため、実効性
に乏しいという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、炎天下
に自動車の窓を密閉して駐車しておいても、外気温と同
一か、外気温よりもやや高い温度までにしか上昇しない
装置を提案するのが目的であって、その構成は次のとお
りである。 1.室内温度センサーが一定の温度を検出すると、太陽
電池を電源とする排気ファンが駆動して車内の空気を車
外に排出する自動車における車室温調整装置。 2.車外の空気を車室内に導入するベンチレーション流
路に排気ファンを取り付けて車室内の空気を車外に排出
できるように構成して成る前記1記載の自動車における
車室温調整装置。 3.車内と車外とを連通する排気口を車体の一部に開口
し、ここに排気ファンを取り付けて成る前記1記載の自
動車における車室温調整装置。
に自動車の窓を密閉して駐車しておいても、外気温と同
一か、外気温よりもやや高い温度までにしか上昇しない
装置を提案するのが目的であって、その構成は次のとお
りである。 1.室内温度センサーが一定の温度を検出すると、太陽
電池を電源とする排気ファンが駆動して車内の空気を車
外に排出する自動車における車室温調整装置。 2.車外の空気を車室内に導入するベンチレーション流
路に排気ファンを取り付けて車室内の空気を車外に排出
できるように構成して成る前記1記載の自動車における
車室温調整装置。 3.車内と車外とを連通する排気口を車体の一部に開口
し、ここに排気ファンを取り付けて成る前記1記載の自
動車における車室温調整装置。
【0005】
【作用】自動車の一部には太陽電池が取り付けてあり、
常時太陽光により充電が行われている。車室内に取り付
けられた温度センサは、車室内の温度を検出していて、
この温度を制御回路に入力する。制御回路は、入力され
る室温が設定温度例えば30℃以上になると、太陽電池
(バッテリー)と排気ファンを結ぶ電池回路を閉成し、
排気ファンを駆動する。排気ファンが駆動されると、ベ
ンチレーション流路又は排気口を逆流するかたちで車室
内の空気が車外に排出される。
常時太陽光により充電が行われている。車室内に取り付
けられた温度センサは、車室内の温度を検出していて、
この温度を制御回路に入力する。制御回路は、入力され
る室温が設定温度例えば30℃以上になると、太陽電池
(バッテリー)と排気ファンを結ぶ電池回路を閉成し、
排気ファンを駆動する。排気ファンが駆動されると、ベ
ンチレーション流路又は排気口を逆流するかたちで車室
内の空気が車外に排出される。
【0006】
【発明を実施するための形態】図1に本発明の実施例を
示す。1は自動車、2は車室、3は車外と車室2を結ぶ
室内空気排出路であって、この排出路3はベンチレーシ
ョン流路と併用である。4は室内空気排出路3に取り付
けられた排気ファン、5はリヤウインドガラス6の内側
に取り付けられた太陽電池(バッテリー)、7は車室2
内の温度を検出する温度センサ、8は制御回路であっ
て、この制御回路8は温度センサ7が設定温度例えば3
0℃以上を検出したときに、太陽電池5と排気ファン4
の電源回路を閉成して排気ファン4を駆動することによ
り、車室2内の空気を排出路3を経由して車外に排出す
る。実施例の場合、運転キーが抜かれた場合にのみ装置
は自動運転を行い、キーが差し込まれるか、車室2内の
温度が29℃以下に低下した場合には自動的に排気ファ
ン4を停止させる。なお、排気ファン4の駆動温度条件
は任意に変更できる。
示す。1は自動車、2は車室、3は車外と車室2を結ぶ
室内空気排出路であって、この排出路3はベンチレーシ
ョン流路と併用である。4は室内空気排出路3に取り付
けられた排気ファン、5はリヤウインドガラス6の内側
に取り付けられた太陽電池(バッテリー)、7は車室2
内の温度を検出する温度センサ、8は制御回路であっ
て、この制御回路8は温度センサ7が設定温度例えば3
0℃以上を検出したときに、太陽電池5と排気ファン4
の電源回路を閉成して排気ファン4を駆動することによ
り、車室2内の空気を排出路3を経由して車外に排出す
る。実施例の場合、運転キーが抜かれた場合にのみ装置
は自動運転を行い、キーが差し込まれるか、車室2内の
温度が29℃以下に低下した場合には自動的に排気ファ
ン4を停止させる。なお、排気ファン4の駆動温度条件
は任意に変更できる。
【0007】上実施例は、自動車のベンチレーション流
路と共用しているため、ベンチレーションファンをバイ
パスする回路を設けて、ここに排気ファン4を取り付け
ている。但し、排気専用の流路を独立に設けても良い。
或いは、図1において、点線で示すように、自動車の天
井や車体の横面等に排気口を設けてここに排気ファン4
を取り付けてもよい。
路と共用しているため、ベンチレーションファンをバイ
パスする回路を設けて、ここに排気ファン4を取り付け
ている。但し、排気専用の流路を独立に設けても良い。
或いは、図1において、点線で示すように、自動車の天
井や車体の横面等に排気口を設けてここに排気ファン4
を取り付けてもよい。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上の如き構成から成り、次の
効果を奏する。 a.車内の空気を車外に強制的に排出するため、車内の
室温は外気温かややこれより高い程度で収まる。したが
って、従来の遮光体に比較して効果が絶大である。 b.電源に太陽電池を用いているため、自動車のバッテ
リーの消耗がない。 c.車室内に温度センサを取り付けて車室内の温度が設
定温度以上になると自動的に作動するため、手間がかか
らない。 d.自動車のベンチレーション流路を併用することによ
り、本発明装置を取り付けても、自動車自体の構造は特
別に複雑化しないと共に、取り付けコストも殆んどかか
らない。
効果を奏する。 a.車内の空気を車外に強制的に排出するため、車内の
室温は外気温かややこれより高い程度で収まる。したが
って、従来の遮光体に比較して効果が絶大である。 b.電源に太陽電池を用いているため、自動車のバッテ
リーの消耗がない。 c.車室内に温度センサを取り付けて車室内の温度が設
定温度以上になると自動的に作動するため、手間がかか
らない。 d.自動車のベンチレーション流路を併用することによ
り、本発明装置を取り付けても、自動車自体の構造は特
別に複雑化しないと共に、取り付けコストも殆んどかか
らない。
【図1】本発明の説明図。
1 自動車 2 車室 3 ベンチレーション流路 4 排気ファン 5 太陽電池 6 リヤウインドガラス 7 温度センサ 8 制御回路
Claims (3)
- 【請求項1】 室内温度センサーが一定の温度を検出す
ると、太陽電池を電源とする排気ファンが駆動して車内
の空気を車外に排出する自動車における車室温調整装
置。 - 【請求項2】 車外の空気を車室内に導入するベンチレ
ーション流路に排気ファンを取り付けて車室内の空気を
車外に排出できるように構成して成る請求項1記載の自
動車における車室温調整装置。 - 【請求項3】 車内と車外とを連通する排気口を車体の
一部に開口し、ここに排気ファンを取り付けて成る請求
項1記載の自動車における車室温調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19623595A JPH0939551A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 自動車における車室温調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19623595A JPH0939551A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 自動車における車室温調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0939551A true JPH0939551A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16354456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19623595A Pending JPH0939551A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 自動車における車室温調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0939551A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002240532A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-28 | Honda Motor Co Ltd | 車両用空調装置 |
CN101927681A (zh) * | 2010-08-13 | 2010-12-29 | 上海市闵行第二中学 | 车内空气流动辅助系统 |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP19623595A patent/JPH0939551A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002240532A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-28 | Honda Motor Co Ltd | 車両用空調装置 |
JP4643846B2 (ja) * | 2001-02-16 | 2011-03-02 | 本田技研工業株式会社 | 車両用空調装置 |
CN101927681A (zh) * | 2010-08-13 | 2010-12-29 | 上海市闵行第二中学 | 车内空气流动辅助系统 |
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