JPH0650913U - 車両の日よけ装置 - Google Patents

車両の日よけ装置

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Publication number
JPH0650913U
JPH0650913U JP8741292U JP8741292U JPH0650913U JP H0650913 U JPH0650913 U JP H0650913U JP 8741292 U JP8741292 U JP 8741292U JP 8741292 U JP8741292 U JP 8741292U JP H0650913 U JPH0650913 U JP H0650913U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
solar cell
plug
awning
solar
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Pending
Application number
JP8741292U
Other languages
English (en)
Inventor
秀一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
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Publication of JPH0650913U publication Critical patent/JPH0650913U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車室内でフロントガラスなどを覆う日よけを
利用して、太陽電池の広い受光面を確保すると共に、そ
の電気エネルギを電源として車両の空調装置へ容易に供
給できるようにする。 【構成】 日よけ1表面全体に太陽電池3のソーラセル
4を並べて貼り付けると共に、これらの電気エネルギを
半導体10を介して取り出すコード5とプラグ6を備え
る一方、空調装置7の電源回路に車載バッテリと並列に
太陽電池3のプラグ6を接続するためのコンセント8を
設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は車両の日よけ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、駐車時に夏期などの強い直射日光を避けるための装備品として、フロ ントガラスなどの内側を覆う折り畳み式または巻取り式の日よけが市販されてい る(『ディーゼルニュース7月号』平成1年7月1日発行)。しかし、このよう な日よけを使用しても車内温度はかなり高くなるので、換気を図る上でサイドド アの窓ガラスを少し開けて降車するようにしている。その場合、車両の空調装置 を作動させることも考えられるが、駐車時間が長びくような場合は車載バッテリ が上がってしまう心配などから効かせられないという不便さがあった。そこで、 図4,図5のようにファンモータ21を収装するダクト22と、ファンモータ2 1の電源を供給する太陽電池23のソーラセル24を備える小型の換気装置20 が製品化され、これをサイドドア25の窓ガラス26を少し開けて取り付ける例 も見られる。なお、実開平4ー72012号公報に通常電源で作動するブロアを 備える換気装置が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、小型の換気装置20は取り外し可能な車両備品として開発されたも ので、太陽電池23を電源に利用しているが、その受光面は小さく車内の換気を 十分に図れないという不具合があった。また、車両の空調装置を作動させるため に、ソーラカーのように車体外面に数多くのソーラセルを貼り付けるのでは、高 価なソーラセルの損傷や盗難などの恐れがある。なお、太陽電池で車載バッテリ の充電を行えるようにしたものは知られている(実開平3ー118140号公報 )。
【0004】 この考案はこのような問題点を解決するため、フロントガラスなどの内側を覆 う日よけを利用して、太陽電池の広い受光面を確保すると共に、その電気エネル ギを電源として車両の空調装置へ容易に供給できる装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのため、車室内でフロントガラスなどを覆う日よけ装置において、日よけ表 面全体に太陽電池のソーラセルを並べて貼り付けると共に、これらの電気エネル ギを半導体を介して取り出すコードとプラグを備える一方、空調装置の電源回路 に車載バッテリと並列に太陽電池のプラグを接続するためのコンセントを設ける 。
【0006】
【作用】
日よけ表面のソーラセルはフロントガラスなどへの直射日光を受けて光エネル ギを電気エネルギに変換し、太陽電池のコードプラグを空調装置のコンセントに 接続すると、太陽電池から半導体を介して車両の空調装置へ電気エネルギを供給 する。つまり、駐車中でも日よけ表面全体でソーラセルにて発生する多量の電気 エネルギを電源として車両の空調装置を作動させることが可能となる。
【0007】
【実施例】
図1,図2において、1は車両のフロントガラス2内側でインパネ上面に載せ てガラス面を覆うように立て掛けられる日よけで、その表面全体に太陽電池3の ソーラセル4が数多く所定間隔に並べて貼り付けられ、これらの電気エネルギを 取り出すコード5とプラグ6が設けられる。空調装置7には図3のようにブロア モータ9の駆動回路に車載バッテリ(図示せず)と並列に太陽電池3のプラグ6 を接続するためのコンセント8が追加される。
【0008】 日よけ1側のプラグコード5には太陽電池3を保護するため、電気エネルギの 逆流を防止するダイオード10が介装される。また、太陽電池3のプラグ6はシ ガレットライタのプラグ部と同じものが使用され、これをライタに替えて電源回 路の差し込み11に接続すると、太陽電池3で車載バッテリの充電も行えるよう になっている。12は空調装置7のブロア操作sw、13と14はそれぞれ空調 装置とシガレットライタの電源ヒューズを示す。
【0009】 このような構成により、日よけ1表面のソーラセル4は直射日光を受けると光 エネルギを電気エネルギに変換するのであり、したがって日よけ1を既述のよう にフロントガラス2の内側に立て掛け、太陽電池3のコードプラグ6を空調装置 7のコンセント8に接続すると、太陽電池3からダイオード10を介して空調装 置7のブロアモータ9へ電気エネルギが供給される。つまり、駐車中でも日よけ 1表面全体で数多くのソーラセル4にて発生する多量の電気エネルギを電源とし て車両の空調装置7を作動させることが可能となる。
【0010】 なお、ソーラセル4は車内で使用される日よけ1に設けるので、ソーラカーの ように外部から損傷や盗難を受ける心配もなく、しかも日よけ1表面で所定間隔 に並べて貼り付けるため、不使用時にこれらのソーラセル4を傷付けることなく 、日よけ1が小さく折り畳んで格納できる。
【0011】
【考案の効果】
以上要するにこの考案によれば、車室内でフロントガラスなどを覆う日よけ装 置において、日よけ表面全体に太陽電池のソーラセルを並べて貼り付けると共に 、これらの電気エネルギを半導体を介して取り出すコードとプラグを備える一方 、空調装置の電源回路に車載バッテリと並列に太陽電池のプラグを接続するため のコンセントを設けたので、日よけの表面全体を広く太陽電池の受光面に利用す るため、電気エネルギの発生量を大きく確保できると共に、その電気エネルギを 電源として駐車時でもプラグの接続により容易に車両の空調装置を作動させるこ とが可能となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す日よけの斜視図であ
る。
【図2】同じく使用状態を表すキャブ内の側面図であ
る。
【図3】同じく装置の構成を説明する回路図である。
【図4】従来装置の使用状態を表す断面図である。
【図5】同じくその外側面図である。
【符号の説明】
1 日よけ 2 フロントガラス 3 太陽電池 4 ソーラセル 5 コード 6 プラグ 7 空調装置 8 コンセント

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内でフロントガラスなどを覆う日よ
    け装置において、日よけ表面全体に太陽電池のソーラセ
    ルを並べて貼り付けると共に、これらの電気エネルギを
    半導体を介して取り出すコードとプラグを備える一方、
    空調装置の電源回路に車載バッテリと並列に太陽電池の
    プラグを接続するためのコンセントを設けたことを特徴
    とする車両の日よけ装置。
JP8741292U 1992-12-21 1992-12-21 車両の日よけ装置 Pending JPH0650913U (ja)

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JP8741292U JPH0650913U (ja) 1992-12-21 1992-12-21 車両の日よけ装置

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JP8741292U JPH0650913U (ja) 1992-12-21 1992-12-21 車両の日よけ装置

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JPH0650913U true JPH0650913U (ja) 1994-07-12

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ID=13914167

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JP8741292U Pending JPH0650913U (ja) 1992-12-21 1992-12-21 車両の日よけ装置

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JP (1) JPH0650913U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007126128A (ja) * 2005-10-06 2007-05-24 Ntt Facilities Inc 携帯型日除けシート及びそのシステム
JP2014091473A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Honda Motor Co Ltd 車両用電源装置

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JP2007126128A (ja) * 2005-10-06 2007-05-24 Ntt Facilities Inc 携帯型日除けシート及びそのシステム
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