JPH0939309A - 読み出し専用メモリ、及び読み出し専用メモリを用いたプリンタ装置 - Google Patents

読み出し専用メモリ、及び読み出し専用メモリを用いたプリンタ装置

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JPH0939309A
JPH0939309A JP19762095A JP19762095A JPH0939309A JP H0939309 A JPH0939309 A JP H0939309A JP 19762095 A JP19762095 A JP 19762095A JP 19762095 A JP19762095 A JP 19762095A JP H0939309 A JPH0939309 A JP H0939309A
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cpu
control
data
control program
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JP19762095A
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Kyoichi Ono
恭一 大野
Atsushi Kojima
淳 小嶋
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はプリンタ装置に係り、特に複数のC
PUを内蔵するプリンタ装置において、制御用ROMの
容量を小さくし、メンテナンスを容易とし、着脱可能な
EMCをオプションとして接続する場合でも、オプショ
ン用コネクタのピン数を増加することのないプリンタ装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は8ビットのCPU2と、32ビ
ットのRISC・CPU(CPU3)を使用し、両CP
U2及び3の制御プログラムを制御用ROM4に記憶
し、電源投入初期時、システムROM11の制御により
制御用ROM4からCPU3の駆動に必要な制御プログ
ラム(制御データ)をRAM12に読み出し、以後CP
U3の制御をRAM12に記憶した制御データに従って
行う。そして、制御用ROM4に記憶したプログラムに
基づいてCPU2がホスト機器から出力される印字情報
をデータRAM22に入力し、データRAM22に入力
した印字情報をCPU3の制御に従って解析処理し、ビ
ットマップデータに変換し、エンジン本体19に出力し
て記録紙に印字を行う構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等のホスト機器から出力される印字情報に従って
印字処理を行うプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやオフィスコン
ピュータ等のホスト機器に接続され、ホスト機器から出
力される印字情報に基づき記録紙に印字を行う印字装置
として各種のプリンタ装置が知られている。このような
プリンタ装置は、ホスト機器とプリンタ装置間で印字情
報の授受を行い、入力した印字情報のコマンド解析を行
い、ビットマップデータに変換した後、このデータをメ
モリに展開し、記録紙に印字出力するものである。
【0003】上述のようなプリンタ装置において、今
日、装置の高機能化、高速化の要求が大きく、この為、
プリンタ装置内に使用するCPU(中央処理部)とし
て、32ビットのRISC・CPUが広く採用されてい
る。
【0004】しかし、RISC・CPUに上述の処理を
全て行わせる場合、RISC・CPUの機能を充分に発
揮できない。例えば、ホスト機器とプリンタ装置間で印
字情報の授受を行う場合、プリンタ装置からホスト機器
にアクノリッジ信号、ビィジィー信号等の制御信号が出
力され、ホスト機器から例えば8ビット毎に印字情報が
出力され、頻繁に割り込み処理が入る。この為、プリン
タ装置内の他の処理、例えばコマンド解析やビットマッ
プデータの展開が途中で分断され、キャシュ機能等を有
効に活用できず、効率良い印字処理を行うことができな
い。
【0005】そこで、従来8ビット、或いは16ビット
の低価格のCPUをホスト機器から出力される印字情報
の受信用に使用し、RISC・CPUを印字情報のコマ
ンド解析やビットマップデータの展開制御に使用するプ
リンタ装置が開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のプ
リンタ装置では、以下の問題を有する。すなわち、
(イ)先ず、従来のプリンタ装置の構成では各CPU毎
に制御用ROMが必要である。特に、RISC・CPU
を使用する場合、そのCPUの高性能、高機能を発揮さ
せる為、高速な読み出しの可能なROMデバイスが必要
であると共に、プログラム自体も大きな容量となるの
で、RISC・CPUの制御用ROMだけでも高価であ
る。
【0007】(ロ)また、プリンタ装置に着脱可能なオ
プションとしてEMC(エミュレーション・カートリッ
ジカード)を接続し、印字処理を行う場合、各CPUを
制御する為の制御用ROMをEMC内に備えなければな
らない。また、複数の制御用ROMをEMCに内蔵する
為、オプション用コネクタのピン数も増加する必要があ
る。
【0008】(ハ)さらに、2個のCPUを使用して印
字処理を行う場合、仕様の変更や機能の変更を行う度
に、各制御用ROMの変更だけではすまず、全ての制御
用ROMの交換又は変更が必要となり、メンテナンス性
が悪い。
【0009】本発明の課題は、複数のCPUを内蔵する
プリンタ装置において、制御用ROMの容量を小さく
し、メンテナンスを容易とし、EMCをオプションとし
て接続する場合でも、オプション用コネクタのピン数を
増加することのないプリンタ装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明によれ
ば、ホスト機器から出力される印字情報の入力制御を行
う第1のCPUと、該第1のCPUの制御により入力し
た印字情報を解析し、解析データの展開処理を行う第2
のCPUを有するプリンタ装置に使用され、前記第1の
CPUの制御プログラムを記憶すると共に、前記第2の
CPUの制御プログラムを記憶する読み出し専用メモリ
を提供することにより達成される。
【0011】また、上記読み出し専用メモリは、例えば
装置本体に対して装脱可能に構成するものであってもよ
い。一方、上記目的は本発明によれば、第1のCPU
と、第2のCPUを有するプリンタ装置において、前記
第1のCPUの制御プログラムを記憶すると共に、前記
第2のCPUの制御プログラムを記憶する読み出し専用
記憶手段と、初期時、前記読み出し専用記憶手段から前
記第2のCPUの制御プログラムを読み出し、該制御プ
ログラムを記憶手段に書き込む転送手段とを有し、前記
第2のCPUは以後、前記記憶手段に書き込まれた制御
プログラムに従って駆動するように構成することで達成
できる。
【0012】このように構成すれば、第1のCPUと第
2のCPUを1個の読み出し専用記憶手段(メモリ)で
駆動でき、メモリを削減できる。また、仕様の変更や機
能の変更が生じた場合でも、1個の読み出し専用記憶手
段(メモリ)を交換するだけでよい。
【0013】また、前記転送手段は、例えば小容量の読
み出し専用記憶手段に記憶されたシステムプログラムに
従って、前記記憶手段に制御プログラムを書き込む構成
でも良い。
【0014】この場合、第2のCPUのシステム制御を
行う読み出し専用記憶手段が必要となるが、小容量であ
り、装置全体のメモリ容量は従来に比べて小さくなる。
また、前記第1のCPUは、例えばホスト機器から出力
される印字情報の入力制御を行い、前記第2のCPU
は、例えば前記第1のCPUの制御により入力した印字
情報を解析し、該解析データの展開処理を行う構成であ
る。
【0015】さらに、前記読み出し専用記憶手段は、例
えば装置本体に対して装脱可能である。このように構成
することで、第1、第2のCPUを1個の読み出し専用
記憶手段(EMC)に内蔵することができ、例えば装置
本体への電源投入時(初期時)、第2のCPUの制御プ
ログラムを装置本体のRAMに記憶し、以後第2のCP
Uの駆動制御をRAMに記憶した制御プログラに従って
行うことで、メモリを削減できる。
【0016】また、上記のように構成することで、装置
本体とEMCを接続するコネクタの接続ピンの数が増加
することがない。すなわち、複数のCPUを駆動する場
合、それぞれのCPUを駆動する為の読み出し専用メモ
リを個々に記憶手段(EMC)に内蔵し、CPUのそれ
ぞれと接続しなければならず、かかる場合、コネクタの
接続ピンの数が増加するが、上記本発明のように駆動制
御することでコネクタの接続ピン数を増加することがな
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したプリンタ
装置の一実施例を説明する。図1は一実施例のプリンタ
装置の制御回路ブッロク図である。尚、特に本実施例で
はプリンタ装置自体の構成は示さないが、パーソナルコ
ンピュータ等のホスト機器に、例えばセントロニクスI
/Fを介して接続している。また、LED素子を光書き
込みに用いたプリンタ装置であれば、LEDヘッドや感
光体ドラム等を内蔵し、また、記録紙を搬送する用紙搬
送装置も内蔵されている。
【0018】図1において、制御回路(I/F制御回路
(I/Fコントローラ))1は、8ビットのCPU2と
32ビットのRISC・CPU(以下、単にCPUとい
う)3の2個のCPUを有する、所謂デュアルCPUで
構成されている。CPU2はホスト機器から出力される
印字情報の受信処理や、受信データの解析処理を行い、
CPU3は印字情報に含まれるコマンドの解析処理や、
ビットマップデータの展開処理、及びプリンタ装置1全
体のシステム制御を行う。
【0019】CPU2には制御用ROM4、EMCI/
F5、データRAM6、パラレルI/F7、シリアルI
/F8が、バス線Aを介して接続されている。制御用R
OM4は後述するメモリ領域を有し、CPU2の制御プ
ログラムと制御データを記憶すると共に、CPU3の制
御データを記憶する。EMCI/F5は、プリンタ装置
1に接続されたEMCから出力されるデータを入力制御
するインターフェイスであり、コネクタ5’を介して接
続されたEMC10内の制御プログラム及び制御データ
がEMCI/F5を介して入力する。尚、データRAM
6はCPU2の印字処理の際発生するデータを一時格納
するワーク領域である。
【0020】また、パラレルI/F7は、セントロニク
スI/Fコネクタ7’を介して接続されたホスト機器か
らの印字情報を入力制御するインターフェイスである。
また、シリアルI/F8は、RS−232CI/Fコネ
クタ8’を介して接続されたホスト機器からの印字情報
を入力制御するインターフェイスである。
【0021】一方、CPU3にはバス線Bを介してシス
テムROM11、RAM12、データRAM13、フォ
ントROM14、フォントI/F15、ビデオI/F1
6、オペレーションパネルI/F17が接続されてい
る。システムROM11は、上述の制御用ROM4に記
憶されたCPU3の制御データを読み出し、RAM12
にその制御データを書き込み、以後処理をRAM12に
書き込んだ制御データに移行する処理プログラムのみ記
憶する。したがって、極めて小容量のメモリ領域で構成
されている。
【0022】RAM12は上述のように、制御用ROM
4から読み出した制御データを記憶するメモリであり、
データRAM13はCPU3の印字処理の際発生するデ
ータを一時格納するワーク領域である。
【0023】また、フォントROM14は、文字コード
に対応したビットマップデータを記憶するメモリであ
り、印字情報に含まれる文字コードに対応するビットマ
ップデータをビデオI/F16を介してエンジン本体1
9に出力する。尚、フォントI/F15は、プリンタ装
置1にオプションとしてフォントカートリッジ18が接
続された時、フォントカートリッジ18から出力される
ビットマップデータの入力制御を行うインターフェイス
である。
【0024】また、ビデオI/F16は、信号線16’
でエンジン本体19に接続され、例えばフォントROM
14から読み出すビットマップデータをエンジン本体1
9に出力する。尚、オペレーションパネルI/F17に
は、例えば信号線17’を介して装置本体のオペレーシ
ョンパネル20が接続され、オペレーションパネル20
に配設された表示部に表示データを出力し、オペレーシ
ョンパネル20に設けられたキースイッチの操作信号を
入力する。
【0025】一方、アービタ21はCPU2側のバス線
AとCPU3側のバス線Bに接続され、両バス線A、B
間でデータの授受を行う。また、データRAM22はア
ービタ21でのデータの授受の際、データを保持する為
のメモリである。
【0026】以上の構成のプリンタ装置1において、図
2は、制御用ROM4に記憶するCPU3の制御データ
をRAM12に書き込む回路構成を説明する図である。
同図において、CPU2、3、制御用ROM4、システ
ムROM11、RAM12は、上述の図1で説明した回
路であり、フリップフロップ(以下、F/Fで示す)2
4、セレクタ25、スリーステートバッファ26は上述
のアービタ21に内蔵される回路である。尚、図2に示
すF/F24、セレクタ25、スリーステートバッファ
26は、特に装置本体への電源投入時(初期時)に駆動
する回路である。
【0027】F/F24はCPU2をホールド又はリセ
ット状態に設定し、セレクタ25に選択信号を出力し、
スリーステートバッファ26を駆動又は非駆動状態(フ
ロート状態)に設定する回路である。装置本体の電源を
投入すると(又は、装置本体の電源をリセットする
と)、F/F24からCPU2に対しホールド信号が出
力し、CPU2をホールド状態(すなわち、リセットが
かかったままの状態)に設定する。また、F/F24か
らセレクタ25に対しセレクト信号を出力し、CPU3
の出力するアドレス信号を選択して制御用ROM4に出
力する。制御用ROM4はセレクタ25を介して出力す
るアドレス信号に従って制御用ROM4のプログラム等
を読み出し、スリーステートバッファ26を介してRA
M12に書き込む。
【0028】一方、CPU3から解除信号がF/F24
に入力すると、F/F24からCPU2に対しリセット
信号を出力し、CPU2のホールド状態を解除する。ま
た、F/F24からセレクタ25に対しセレクト信号を
出力し、CPU2の出力するアドレス信号を選択して制
御用ROM4に出力する。さらに、F/F24からスリ
ーステートバッファ26に対し制御信号を出力し、スリ
ーステートバッファ26の駆動をフロート状態(非駆動
状態)に設定する。したがって、この場合、制御用RO
M4はセレクタ25を介して出力するCPU2のアドレ
ス信号に従って制御用ROM4のデータを読み出し、バ
ス線Aに出力する。
【0029】以上の回路構成のプリンタ装置1におい
て、上述の制御用ROM4は図3に示すメモリ構成であ
る。すなわち、前述のように、制御用ROM4はCPU
2の制御プログラムと制御データを記憶すると共に、C
PU3の制御データを記憶し、例えばアドレスaの領域
はCPU2の制御プログラムと制御データを記憶する領
域であり、アドレスbの領域はCPU3の制御データを
記憶する領域である。
【0030】尚、本実施例ではアドレスaの領域の中
で、CPU2の制御プログラムと制御データが実際に記
憶されているのはアドレスa1の領域であり、アドレス
a2はデータ容量が大きい場合に対処する予備領域であ
る。同様に、CPU3の制御データについても、実際に
記憶されている領域はアドレスb1であり、アドレスb
2はこのデータの容量が大きい場合の予備領域である。
【0031】また、アドレスb1に記憶するCPU3の
制御データは所定の手法で圧縮処理されたデータであ
る。尚、この圧縮手法は、例えばハフマン符号、算術符
号、等のアルゴリズムがあるが、本実施例では圧縮対象
が32ビットRISC・CPUの命令コードである為、
基本的に命令が32ビット固定長で、移動命令や算術演
算、論理演算等の限られた命令に対応する圧縮手法を用
いる。
【0032】次に、上述の構成のプリンタ装置の処理動
作を説明する。先ずプリンタ装置1の電源を投入する
と、F/F24からセレクト信号がセレクタ25に出力
し、セレクタ25がCPU3を選択することから、以後
CPU3から出力するアドレス信号に従って駆動する。
ここで、CPU3はシステムROM11に記憶されたシ
ステムプログラムに基づいて駆動し、前述のようにシス
テムROM11には制御用ROM4からCPU3の制御
データを読み出すプログラムが記憶されており、CPU
3の制御に従って制御用ROM4のアドレス領域b1か
らCPU3の制御データを読み出す。具体的には、CP
U3から出力するアドレス信号に従って、図3に示すア
ドレスb1−0、b1−1、b1−2、・・・の順に順
次アドレス指定し、アドレス領域b1に記憶された制御
データをスリーステートバッファ26を介してRAM1
2に書き込む。
【0033】尚、制御用ROM4に記憶された制御デー
タは前述のように圧縮処理されており、システムプログ
ラムに従って圧縮方式に対応した復元方式で圧縮データ
を伸張し、RAM12に書き込む。
【0034】上述の処理により、制御用ROM4のアド
レス領域b1に記憶された全ての制御データがRAM1
2に書き込まれると、CPU3は、このことを制御デー
タの最後に付加された識別子等で判断し、以後の処理を
RAM12に新たに書き込まれた制御データに移すべく
RAM12のアドレスにジャンプすると共に、解除信号
をF/F24に出力する。
【0035】F/F24は解除信号が入力すると、前述
のようにF/F24からCPU2に対しリセット信号を
出力し、CPU2のホールド状態を解除し、セレクタ2
5に対しセレクト信号を出力し、以後CPU2のアドレ
ス信号の出力を選択する。この為、以後CPU2から出
力されるアドレス信号a1−0、a1−1、a1−2、
・・・の順に制御用ROM4から制御データが読み出さ
れる。したがって、CPU2は、ここで初めて電源投入
直後のような状態となる。また、この時、スリーステー
トバッファ26はF/F24から出力される制御信号に
従ってフロート状態に設定されており、制御用ROM4
から出力されたデータはバス線Aに出力され、以後制御
用ROM4に記憶されたアドレス領域a1の制御データ
に従ってCPU2を駆動する。
【0036】CPU2は前述のように、ホスト機器から
出力される印字情報を入力制御する中央処理部であり、
例えばセントロニクスI/Fを介して接続されたホスト
機器の印字情報をパラレルI/F7→バス線A→アービ
タ21を介してデータRAM22に書き込む。その後、
制御をCPU3に移行し、データRAM22に記憶した
印字情報の解析処理をCPU3の制御に従って行う。C
PU3は前述のように、32ビット構成のRISC・C
PUであり、印字情報のコマンド解析を高速で行い、印
字情報に含まれる文字コードはフォントROM14で対
応するビットマップデータに変換し、印字情報に含まれ
る制御コマンドは解析処理し、当該コマンドが指示する
命令を実行する。その後、指定する処理が施されたビッ
トマップデータはビデオI/F16を介してエンジン本
体19に出力され、例えばフレームメモリに高速で展開
した後、印字ヘッドにより記録紙にデータを印字する。
【0037】以上のように処理することにより、CPU
2の制御によりホスト機器から印字情報を入力し、RI
SC・CPUであるCPU3により高速に印字情報の解
析処理、及びビットマップデータの展開処理を行うもの
であり、CPU2及び3を効率良く使用し、印字処理を
行うことができる。
【0038】尚、上述の実施例では制御用ROM4に記
憶した制御データを使用し、CPU2及び3の駆動制御
を行ったが、プリンタ装置1にEMC10を接続し、E
MC10内の制御用ROM10’を使用してCPU2及
び3を駆動制御してもよい。かかる場合、上述の実施例
と同様に制御でき、例えばプリンタ装置1の電源を投入
すると、F/F24からセレクト信号がセレクタ25に
出力し、セレクタ25がCPU3を選択し、以後CPU
3から出力するアドレス信号に従って制御用ROM1
0’を駆動し、制御用ROM10’からCPU3の制御
データを読み出し、RAM12に書き込む。そして、全
ての制御データがRAM12に書き込まれると、CPU
3は解除信号をF/F24に出力し、CPU2に対しリ
セット信号を出力し、CPU2のホールド状態を解除
し、以後CPU2から出力されるアドレス信号に従って
駆動制御する。
【0039】このように、EMC10に記憶した制御用
ROM10’によりCPU2及び3を駆動制御すること
ができ、例えばCPU2及び3に対する制御プログラム
をEMC毎に作成し、プリンタ装置1の仕様変更なしに
複数種のプリンタ装置の仕様を実現することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、複数のCPUの制御を
1個の制御用ROMで実現することができ、メモリ容量
を小さくすることができる。
【0041】また、仕様の変更や機能の変更が生じた場
合、制御用ROMの内容を変え、又は制御用ROMを交
換するだけでよく、極めてメンテナンスの優れたもので
ある。
【0042】また、制御用ROMをプリンタ装置に着脱
可能なEMCに内蔵し、複数のCPUを駆動できるの
で、プリンタ装置の仕様に合った制御プログラムを設定
でき、プリンタ装置の仕様の変更をプログラムを書き換
えることで実現できる。
【0043】さらに、上記のようにプリンタ装置にEM
Cを接続し、複数のCPUを駆動しても、コネクタの接
続ピン数を増加することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のプリンタ装置の制御回路ブッロク図
である。
【図2】制御用ROMに記憶するRISC・CPUの制
御データをRAMに書き込む回路構成を説明する図であ
る。
【図3】制御用ROMのメモリ構成である。
【符号の説明】
1 I/Fコントローラ 2、3 CPU 4 制御用ROM 5 EMCI/F 5’ コネクタ 6 データRAM 7 パラレルI/F 7’ コネクタ 8 シリアルI/F 8’ コネクタ 10 EMC 10’ 制御用ROM 11 システムROM 12 RAM 13 データRAM 14 フォントROM 15 フォントI/F 16 ビデオI/F 16’ 信号線 17 オペレーションパネルI/F 17’ 信号線 18 フォントカートリッジ 19 エンジン本体 20 オペレーションパネル 21 アービタ 22 データRAM 24 F/F 25 セレクタ 26 スリーステートバッファ A、B バス線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト機器から出力される印字情報の入
    力制御を行う第1のCPUと、該第1のCPUの制御に
    より入力した印字情報を解析し、解析データの展開処理
    を行う第2のCPUを有するプリンタ装置に使用され、 前記第1のCPUの制御プログラムを記憶すると共に、
    前記第2のCPUの制御プログラムを記憶することを特
    徴とする読み出し専用メモリ。
  2. 【請求項2】 ホスト機器から出力される印字情報の入
    力制御を行う第1のCPUと、該第1のCPUの制御に
    より入力した印字情報を解析し、解析データの展開処理
    を行う第2のCPUを有するプリンタ装置に使用され、 前記第1のCPUの制御プログラムを記憶すると共に、
    前記第2のCPUの制御プログラムを記憶し、装置本体
    に対して装脱可能であることを特徴とする読み出し専用
    メモリ。
  3. 【請求項3】 第1のCPUと、第2のCPUを有する
    プリンタ装置において、 前記第1のCPUの制御プログラムを記憶すると共に、
    前記第2のCPUの制御プログラムを記憶する読み出し
    専用記憶手段と、 初期時、前記読み出し専用記憶手段から前記第2のCP
    Uの制御プログラムを読み出し、該制御プログラムを記
    憶手段に書き込む転送手段と、を有し、 前記第2のCPUは以後、前記記憶手段に書き込まれた
    制御プログラムに従って駆動することを特徴とするプリ
    ンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記転送手段は、小容量の読み出し専用
    記憶手段に記憶されたシステムプログラムに従って、前
    記記憶手段に制御プログラムを書き込むことを特徴とす
    る請求項3記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のCPUはホスト機器から出力
    される印字情報の入力制御を行い、前記第2のCPUは
    前記第1のCPUの制御により入力した印字情報を解析
    し、該解析データの展開処理を行うことを特徴とする請
    求項3記載のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 前記読み出し専用記憶手段は、装置本体
    に対して装脱可能であることを特徴とする請求項3記載
    のプリンタ装置。
JP19762095A 1995-08-02 1995-08-02 読み出し専用メモリ、及び読み出し専用メモリを用いたプリンタ装置 Withdrawn JPH0939309A (ja)

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