JPH0939070A - ウエザストリップの製造方法及び取付構造 - Google Patents

ウエザストリップの製造方法及び取付構造

Info

Publication number
JPH0939070A
JPH0939070A JP7219691A JP21969195A JPH0939070A JP H0939070 A JPH0939070 A JP H0939070A JP 7219691 A JP7219691 A JP 7219691A JP 21969195 A JP21969195 A JP 21969195A JP H0939070 A JPH0939070 A JP H0939070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
weather
manufacturing
weatherstrips
weatherstrip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7219691A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Hamahata
満男 浜端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP7219691A priority Critical patent/JPH0939070A/ja
Publication of JPH0939070A publication Critical patent/JPH0939070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性の高いウエザストリップ20の製造方
法を提供すると共に、その無駄な材料を省く。 【解決手段】 ゴムまたは樹脂材料を押し出した直後
に、第1ウエザストリップ20Rと第2ウエザストリッ
プ20Lとを、押出方向に沿って、ほぼ同じ形状となる
ように切断する。これにより、複数本のウエザストリッ
プ20を同時に製造する。また、第1及び第2ウエザス
トリップ20R,20Lに切断する際に、一方の側にリ
ップ部23を有する第1領域20aと、リップ部23を
有しない第2領域20bとに分けて、断面形状を変更す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアの外
周に取り付けられるウエザストリップの製造方法及び取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のウエザストリップとし
て、図6ないし図8に示すものが知られている。図6は
自動車のフロントドアに取り付けられるウエザストリッ
プ110を示す説明図、図7は図6のA−A線に沿った
断面図、図8は図6のB−B線に沿った断面図である。
ウエザストリップ110は、ドア120の外周に装着さ
れ、車体側フレーム130に対してシールするものであ
り、その両端部が連結部110bを介して連結された無
端状になっており、ドアフレーム121の取付溝122
に嵌合されると共に、ベルトラインBLより下側に多数
配置したクリップ150を介して、その全外周に沿って
装着されている。
【0003】図7及び図8に示すように、ウエザストリ
ップ110は、押出成形により同一の断面により製造さ
れており、ドアフレーム121に取付溝122に装着さ
れる取付基部111と、取付基部111と一体に形成さ
れたシール部112と、シール部112から突設された
意匠リップ部113とを備えている。意匠リップ部11
3は、車体側フレーム130との間隙Sを隠して、風切
り音を低減すると共に、外観を向上させるために設けら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記意匠リ
ップ部113は、風切り音等を低減するために、ベルト
ラインBLの上部前側の領域に必要であるが(図7で示
す部分)、押出成形により同一断面形状にて製造されて
いることから、ベルトラインBLの下側等の部分にも設
けられている(図8で示す部分)。すなわち、風切りの
ために必要でないベルトラインBLより下側の部分にも
意匠リップ部113が設けられているので、ウエザスト
リップ110自体の材料に無駄な部分があるという問題
があった。
【0005】本発明は、上記従来の技術の問題点を解決
することを課題とし、生産性が高くしかも、無駄な材料
を省いたウエザストリップの製造方法及び取付構造を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するためになされた第1の発明は、ゴムま
たは樹脂材料を押し出すことにより、複数本のウエザス
トリップを同時に製造するウエザストリップの製造方法
であって、第1ウエザストリップと第2ウエザストリッ
プとを形成するための第1成形部と第2成形部とを押出
方向の軸線に対し軸対称に配置した予備成形体を押し出
す工程と、予備成形体を押出方向に沿って切断すること
により、第1ウエザストリップと第2ウエザストリップ
とを成形する工程と、を備えたことを特徴とする。
【0007】また、第1の発明の製造方法において、第
1及び第2ウエザストリップとして、シール部と、シー
ル部から突出しかつ装飾用の意匠リップ部とを備えてい
るものに好適に適用できる。
【0008】さらに、第1の発明の製造の際に、予備成
形体は、第1及び第2ウエザストリップの意匠リップ部
となる部分を連結した連結部を有して押し出され、第1
及び第2ウエザストリップの長手方向の中央部分で、意
匠リップ部を有する部分と意匠リップ部を有しない部分
とを振り分けるように連結部の断面形状を変更しつつ連
結部を押出方向で切断する工程を採ることができる。
【0009】また、第2の発明は、第1の発明で製造さ
れた第1及び第2ウエザストリップを用いて、意匠リッ
プ部を有する部分が外部に露出するドアフレームの溝を
隠すように、第1及び第2ウエザストリップをドアフレ
ームに装着するものである。
【0010】第1の発明では、ゴムまたは樹脂材料を押
し出すことにより、第1及び第2ウエザストリップを同
時に製造する。製造の際に、第1及び第2ウエザストリ
ップは、押出方向の軸線に対して軸対称に配置された予
備成形体にて押し出され、その形状が押出方向に沿って
同じ形状になるように切断されることにより製造され
る。したがって、1回の押出工程により、2本のウエザ
ストリップが同時に製造されるから、生産性が高い。
【0011】また、第1及び第2ウエザストリップの各
々は、意匠リップ部を備えており、この意匠リップ部
が、押出工程の際に切断される前に連結部として押し出
されると共に、この部分にて押出方向に沿って切断され
る。この切断する工程は、意匠リップ部を有する部分と
意匠リップ部を有しない部分とに振り分けられるように
連結部の断面形状を変更しつつ行なわれる。このよう
に、押出工程の際に、異なった断面形状を有するウエザ
ストリップを高い生産効率で製造できる。
【0012】第1及び第2ウエザストリップは、自動車
の左右のドアフレームの外周に装着する。このとき、ウ
エザストリップの意匠リップ部のある部分は、ドアフレ
ームの溝等を隠せる位置に装着し、一方、意匠リップ部
のない部分は、装飾を必要としない位置に装着する。し
たがって、意匠リップ部は、一部にしか備えていないか
ら、その材料量を減らすことができる。
【0013】
【発明の他の態様】また、予備成形体を切断工程は、押
出の断面を変更しつつ第1及び第2ウエザストリップと
に分離する工程を含むほか、押出工程及び冷却工程を完
了した後に別工程によりカッタ等で切断してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
【0015】図1はウエザストリップ20が装着される
自動車のフロントドアの周辺を示す外観図である。図2
はウエザストリップ20が取り付けられた状態を説明す
る図である。図3は図2のC−C線に沿った断面図、図
4は図2のD−D線に沿った断面図である。
【0016】ウエザストリップ20は、自動車のドア3
0の外周部の全周にわたって装着されており、車体側フ
レーム40のドア開口部41に対してシールするもので
ある。ドア30の外周のドアフレーム31は、フレーム
本体32と、フレーム本体32に接合されたリテーナ3
3とを備えている。リテーナ33の一端は、フレーム本
体32側まで延びて、保持溝34を形成している。
【0017】上記保持溝34には、ウエザストリップ2
0が装着されている。ウエザストリップ20は、図2に
示すように、第1領域20aと、第2領域20bとで断
面形状が異なっている。第1領域20aは、図3に示す
断面形状であり、第2領域20bは、図4に示す断面形
状であり、斜線で示す連結部20cにて型接合により連
結されて無端状になっている。
【0018】図3に示すウエザストリップ20の第1領
域20aの部分は、取付基部21、シール部22、リッ
プ部23を備えている。シール部22は、中空の四角形
断面であり、車体側フレーム40のドア開口部41に対
してシールするものである。一方、図4に示すウエザス
トリップ20の第2領域20bの部分は、シール部22
及び取付穴21aを有する取付基部21を備えている
が、リップ部23がない形状である。
【0019】このウエザストリップ20をドアフレーム
31に装着するには、ベルトラインBLより上側の取付
基部21を、ドアフレーム31の保持溝34に挿入する
と共に、ベルトラインBLより下側の取付基部21の取
付穴21aに、10数個のクリップ50を装着すること
により行なう。
【0020】次に、ウエザストリップ20の製造方法及
び、ドアフレーム31への取付作業について説明する。
まず、図示しないシリンダに充填した未加硫のEPDM
等の素材を押し出すことにより、図5に示す予備成形体
60を形成する。図5は予備成形体60の側面から見る
と共にその断面形状を模式的に示した図である。予備成
形体60は、第1成形部61Rと、第2成形部61Lと
を備えており、その間が連結部62となっている。第1
成形部61R及び第2成形部61Lは、後述するように
ドア30の左右にそれぞれ取り付けられる第1及び第2
ウエザストリップ20R,20Lに対応している。
【0021】そして、押出の直後に、連結部62の2点
鎖線に沿って切断される。切断する工程は、押出直後の
位置に設けたカッタを押出方向と直角方向へ移動するこ
とにより、連結部62の断面形状を変更しつつ行なわれ
る。予備成形体60は、押出方向aに沿って切断される
と共に、長さL毎に切断され、さらに加硫工程及び冷却
工程等を経ることにより、1対の第1及び第2ウエザス
トリップ20R,20Lとなる。ここで、第1成形部6
1Rは、図示左側の(L/2−a)の第1領域62aに
てリップ部23を有し、(a+b)の遷移領域62bに
続いて、(L/2−b)の第2領域62cにてリップ部
23を有しないように形成される。一方、第2成形部6
1Lは、図示左側の(L/2−a)の第1領域62aに
てリップ部23を有しないで、(L/2−b)の第2領
域62cにてリップ部23を有するように形成される。
【0022】したがって、第1及び第2ウエザストリッ
プ20R,20Lは、押出方向の軸線に対して対称に配
置されて押し出され、それらの形状が押出方向aに沿っ
て左右1対の形状になるように切断される。したがっ
て、1回の押出工程により、2本のウエザストリップ2
0が同時に製造されるから、生産性が高い。
【0023】また、第1及び第2ウエザストリップ20
R,20Lの各々は、全長のほぼ1/2の部分だけリッ
プ部23を備えている。このように、押出工程の際に、
異なった断面形状を有する第1及び第2ウエザストリッ
プ20R,20Lを高い生産効率で製造できる。
【0024】第1及び第2ウエザストリップ20R,2
0Lは、自動車の左右のドアフレーム31の外周に装着
すると、リップ部23のある部分は、ドアフレーム31
の溝等を隠せる位置に装着し、一方、リップ部23のな
い第2領域20bは、装飾を必要としない位置に装着す
る。したがって、第2領域20bに無駄なリップ部23
を備えていないから、その材料量を減らすことができ
る。
【0025】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0026】(1) 上記実施例では、予備成形体60
を押し出した直後に切断する工程を説明したが、押出工
程及び冷却工程を完了した後に別工程によりカッタ等で
切断してもよい。また、押出の断面を変更しつつ第1及
び第2ウエザストリップ20R,20Lとに分離しても
よく、この場合には、ダイスに押出方向と直角方向へ移
動するスリット用板を可動させ、その開口部を変更する
ことにより実現できる。
【0027】(2) 上記実施例では、ドアのシール用
のウエザストリップについて説明したが、これに限ら
ず、ガラスランなど各種のウエザストリップに適用でき
るのは、勿論である。
【0028】(3) ウエザストリップは、ゴムまたは
樹脂だけで形成するほか、必要に応じて金属製の薄板を
インサートして強度を増してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るウエザストリップを装
着した自動車の前半部を示す外観図。
【図2】ドアに装着されるウエザストリップを説明する
説明図。
【図3】図2のC−C線に沿った断面図。
【図4】図2のD−D線に沿った断面図。
【図5】ウエザストリップ製造工程を説明する説明図。
【図6】従来のウエザストリップがドアフレームに装着
されている状態を説明する説明図。
【図7】図6のA−A線に沿った断面図。
【図8】図6のB−B線に沿った断面図。
【符号の説明】
BL…ベルトライン 20…ウエザストリップ 20R,20L…第1及び第2ウエザストリップ 20a…第1領域 20b…第2領域 20c…連結部 21…取付基部 21a…取付穴 22…シール部 23…リップ部 30…ドア 31…ドアフレーム 32…フレーム本体 33…リテーナ 34…保持溝 40…車体側フレーム 41…ドア開口部 50…クリップ 60…予備成形体 61L…第2成形部 61R…第1成形部 62…連結部 62a…第1領域 62b…遷移領域 62c…第2領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムまたは樹脂材料を押し出すことによ
    り、複数本のウエザストリップを同時に製造するウエザ
    ストリップの製造方法であって、 第1ウエザストリップと第2ウエザストリップとを形成
    するための第1成形部と第2成形部とを押出方向の軸線
    に対し軸対称に配置した予備成形体を押し出す工程と、 予備成形体を押出方向に沿って切断することにより、第
    1ウエザストリップと第2ウエザストリップとを成形す
    る工程と、 を備えたことを特徴とするウエザストリップの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1の製造方法において、第1及び
    第2ウエザストリップは、シール部と、シール部から突
    出しかつ装飾用の意匠リップ部とを備えているウエザス
    トリップの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の製造方法において、予備成形
    体は、第1及び第2ウエザストリップの意匠リップ部と
    なる部分を連結した連結部を有して押し出され、 第1及び第2ウエザストリップの長手方向の中央部分
    で、意匠リップ部を有する部分と意匠リップ部を有しな
    い部分とを振り分けるように連結部の断面形状を変更し
    つつ連結部を押出方向で切断するウエザストリップの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 上記請求項3により製造された第1及び
    第2ウエザストリップを用いて、意匠リップ部を有する
    部分が外部に露出するドアフレームの溝を隠すように、
    第1及び第2ウエザストリップをドアフレームに装着し
    たことを特徴とするウエザストリップの取付構造。
JP7219691A 1995-08-03 1995-08-03 ウエザストリップの製造方法及び取付構造 Pending JPH0939070A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7219691A JPH0939070A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 ウエザストリップの製造方法及び取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7219691A JPH0939070A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 ウエザストリップの製造方法及び取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0939070A true JPH0939070A (ja) 1997-02-10

Family

ID=16739457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7219691A Pending JPH0939070A (ja) 1995-08-03 1995-08-03 ウエザストリップの製造方法及び取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0939070A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ATE166025T1 (de) Verfahren zum herstellen einer autoglasscheibe mit einem umfangsrahmen aus elastomermaterial mit bestimmter formgebung
JPH03157238A (ja) 車両用のモールディング兼ウエザーストリップ
CN1756674A (zh) 密封、装饰或导向条带
JPH01127432A (ja) 車両用の装飾モールデイングとその製法
JPH0939070A (ja) ウエザストリップの製造方法及び取付構造
CN212422777U (zh) 一种带中空结构的外水切密封条
JPH0537692Y2 (ja)
JP2692585B2 (ja) ドアウエザストリツプの製造方法
JP2546188B2 (ja) オープニングトリムの製造方法
JP3401606B2 (ja) センターピラー用ウエザーストリップ
JP3099613B2 (ja) 自動車用ウエザストリップ
JPH06305050A (ja) 自動車用ウェザストリップの製造方法
KR100268836B1 (ko) 일체형 가변 인서트 몰딩 제조방법 및 몰딩 부품
JP2867908B2 (ja) ドアウェザストリップの製造方法
JP2005029109A (ja) ウエザストリップ及びガラスラン
JPH01202518A (ja) 自動車用ウィンドモール構造
JPH106381A (ja) 自動車用ウエザストリップの製造方法
JP2649489B2 (ja) 自動車用ドアーシール材の成形装置
JP3572170B2 (ja) 自動車用ウインドモールの製造方法
JP3197452B2 (ja) ウエザストリップの製造方法
JPH0647839A (ja) 自動車用ウエザストリップの製造方法
JP2978003B2 (ja) モールディングの製造方法
JP2002307951A (ja) 自動車用グラスランおよびその製造方法
CN111959249A (zh) 一种带中空结构的外水切密封条
JP3298367B2 (ja) 自動車用ウエザストリップおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees