JPH0937423A - ケーブル自動繰り出し装置 - Google Patents

ケーブル自動繰り出し装置

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JPH0937423A
JPH0937423A JP18003295A JP18003295A JPH0937423A JP H0937423 A JPH0937423 A JP H0937423A JP 18003295 A JP18003295 A JP 18003295A JP 18003295 A JP18003295 A JP 18003295A JP H0937423 A JPH0937423 A JP H0937423A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル自動繰り出し装置にて電柱等に架渉
作業中のケーブルの弛みを所定の範囲内にすること。 【解決手段】 牽引されている架渉用ケーブル60を任
意の繰り出し速度にて繰り出すケーブル自動繰り出し装
置において、繰り出されたケーブル60の弛み量を検出
する弛み検出手段40と、前記弛み検出手段40で検出
された前記弛み量が第1弛み量以上のときは、ケーブル
60の繰り出しを停止し、前記弛み検出手段で検出され
た前記弛み量が前記第1弛み量よりも小さくて前記第1
弛み量より小さな第2弛み量より大きいときはケーブル
60の繰り出し速度を第1の速度に設定し、前記弛み検
出手段で検出された前記弛み量が前記第2弛み量以下の
ときはケーブル60の繰り出し速度を前記第1の速度よ
り大きな第2の速度に設定するケーブル繰り出し速度調
節手段13、14とを具備すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブル自動繰り
出し装置に関し、特に、電柱等に架渉作業中のケーブル
の弛みを所定の範囲内に納めることができるケーブル自
動繰り出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話線等のケーブルを電柱間に架渉する
場合において、ケーブルを繰り出すケーブル繰り出し装
置が使用されている。牽引側に予め引っ張られた先導用
ロープに連結されたケーブルが前記ケーブル繰り出し装
置のケーブルドラムに巻かれていて牽引側に引っ張られ
ると、ケーブル繰り出し装置が牽引速度に応じてケーブ
ルを繰り出すようになっている。その際、作業者がケー
ブルの弛み量を観察して、繰り出されたケーブルの弛み
量が大きいときはケーブルの繰り出し速度を遅くし、逆
に前記ケーブルの弛み量が小さいときはケーブルの繰り
出し速度を速くしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来例
では、ケーブルの弛み量の時間的変化に対応して正確に
ケーブルの繰り出し速度を制御することができないの
で、ケーブル繰り出し装置から繰り出されるケーブルの
弛みが大きくなり過ぎて、前記ケーブルが道路の車両や
人の通行の障害になったり、逆に前記ケーブルの弛みが
小さくなり過ぎて、ケーブル架渉作業が円滑に行えなく
なる場合があった。したがって、本願発明の目的は、上
述の欠点をなくし、架渉中のケーブルの弛みを適正な範
囲内に保つことができるケーブル自動繰り出し装置を提
供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明の構成は、牽引されている架渉用
ケーブルを任意の繰り出し速度にて繰り出すケーブル自
動繰り出し装置において、繰り出されたケーブルの弛み
量を検出する弛み検出手段と、前記弛み検出手段で検出
された前記弛み量が所定の第1弛み量以上のときは、ケ
ーブルの繰り出しを停止し、前記弛み検出手段で検出さ
れた前記弛み量が前記第1弛み量よりも小さくて前記第
1弛み量より小さな第2弛み量より大きいときはケーブ
ルの繰り出し速度を第1の速度に設定し、前記弛み検出
手段で検出された前記弛み量が前記第2弛み量以下のと
きはケーブルの繰り出し速度を前記第1の速度より速い
第2の速度に設定するケーブル繰り出し速度調節手段と
を具備することを特徴とするケーブル自動繰り出し装置
である。
【0005】上記第1の発明の構成により、弛み検出手
段が繰り出されたケーブルの弛みを検出し、この検出さ
れた弛み量の大きさを所定の第1の弛み量及び第1の弛
み量より小さな第2の弛み量と比較し、第1の弛み量以
上のときは、ケーブル繰り出し速度調節手段がケーブル
の繰り出しを停止するので、ケーブルの弛みを第1の弛
み量よりも少なくすることができる。更に、検出された
弛み量が第1の弛み量よりも小さくて第2の弛み量より
も大きいときは、ケーブル繰り出し速度調節手段がケー
ブルの繰り出し速度を第1の速度に設定し、検出された
弛み量が第2の弛み量以下のときは、ケーブル繰り出し
速度調節手段がケーブルの繰り出し速度を第1の繰り出
し速度よりも速い第2の繰り出し速度に設定するので、
ケーブルの弛み量を第1の弛み量以上で、第2の弛み量
に近い範囲内にすることができる。
【0006】更に、第2の発明の構成は、上記第1の発
明の構成において、ケーブルの弛みを検出する弛み検出
手段が、回動部材と、第1リミットスイッチと、第2リ
ミットッスイッチとを具備し、前記回動部材がケーブル
の弛み検出部位に係合し、かつ前記回動部材の前記係合
部分以外の部分が所定個所に回動自在に支持され、前記
回動部材の位置が前記ケーブルの第1弛み量に対応する
ときに前記第1リミットスイッチが作動し、前記ー動部
材の位置が前記ケーブルの第2弛み量に対応するときに
第2リミットスイッチが作動することである。
【0007】上記第2の発明の構成によれば、上記第1
の発明の構成による作用とともに、弛み検出手段の回動
部材が繰り出されたケーブルの弛み検出部位に係合し、
かつ該回動部材の前記係合部分以外の部分が所定個所に
回動自在に支持されているので、該回動部材がケーブル
の弛み検出部位の弛み量の変化に対応して回動する。更
に、弛み検出手段の第1リミットスイッチが前記回動部
材の前記第1弛み量に対応する位置にあるときに作動
し、弛み検出手段の第2リミットスイッチが前記回動部
材の前記第2弛み量に対応する位置にあるときに作動す
るので、第1リミットスイッチが前記第1弛み量を検出
し、第2リミットスイッチが前記第2弛み量を検出す
る。
【0008】更に、第3の発明の構成は、上記第2の発
明の構成において、弛み検出手段で検出された前記弛み
量が第2の弛み量よりも小さくなったときに、第2リミ
ットスイッチの位置が前記回動部材に押されて移動可能
であることである。上記第3の発明の構成により、繰り
出されたケーブルの弛み量が前記第2の弛み量よりも小
さくなった場合でも、回動部材がケーブルの弛み量の減
少に対応して回動できるので、ケーブルに過度の張力が
かかることなく、回動部材によりケーブルが屈曲して損
傷することを防ぐことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本願発明の実施の形態を図
面を使用して説明する。図1は第1の実施の形態の全体
を示し、図2は第1の実施の形態の要部を示し、図3は
前記実施の形態の要部を分解して示す。図1〜図3にお
いて、電話線等のケーブル60が巻き付けられたケーブ
ルドラム10がシャフト11に固定されている。なお、
リング状第1止め金具11a及びリング状第2止め金具
11bがケーブルドラム10を両側から挟むように配設
され、ケーブルドラム10の横ずれを防止している。ロ
ーラー12が、ケーブルドラム10のフランジ10aの
外周に後述する板ばべ17b(図5参照)により付勢さ
れて当接し、ケーブルドラム10を回転させるように配
設されている。
【0010】ケーブル60の繰り出し速度調節手段とし
てのモータ13がローラー12を回転させるように配設
され、後述する下側リミットスイッチ44及び上側リミ
ットスイッチ47のオン・オフにより制御装置14がモ
ータ13の回転及び停止を制御するように接続されてい
る。入力装置15は作業の開始・終了等の信号を制御装
置14に与えるように接続されている。なお配線16
が、モータ13、入力装置15及び後述する各リミット
スイッチ44、47を制御装置14に接続している。な
お、ローラー12及びモータ13が可動ベース17上に
固定されている。後述する図5に示すように、ベース1
7は板ばね17bを介して台車17a上に固定されてい
る。台車17aは、フレーム18に付設されたレール1
8aに沿って摺動可能に配設されている。
【0011】ケーブルドラム10のシャフト11が後述
する第1及び第2ケーブルジャッキ20、30の第1及
び第2軸受24、33により回転可能に支えられ、第1
及び第2ケーブルジャッキ20、30がフレーム18上
に固定されている。第1ケーブルジャッキ20はケーブ
ルジャッキ本体21、ラチェトハンドル22、ケーブル
ジャッキ頭部23及び第1軸受24を有している。ケー
ブルジャッキ本体21がフレーム18に固定され、ケー
ブルジャッキ頭部23の雄ねじ部分23aがケーブルジ
ャッキ本体21の孔に形成された雌ねじ部分に螺合して
いるので、ラチェットハンドル22を図示横方向に往復
動させることによりケーブルジャッキ頭部23をケーブ
ルジャッキ本体21を基準として上下動させることがで
きる。
【0012】第1軸受24は、軸受部24a及び軸受部
24aを支える円形スリーブ状支持部24bからなり、
該支持部24bが後述するアーム軸受本体41のリング
状下部41aを介してケーブルジャッキ20の円柱状頭
部23に回転可能に嵌合している。第2ケーブルジャッ
キ30は、第1ケーブルジャッキ20と同様のものであ
り、ケーブルジャッキ本体31、ラチェットハンドル3
2、図示しない頭部及び第2軸受33を具備している。
【0013】電柱間に架渉中のケーブル60の弛み検出
手段40は、以下の各部分からなり、ケーブルジャッキ
20及びシャフト11に付設されている。アーム軸受本
体41は、リング状下部41aがケーブルジャッキ頭部
23に回転可能に嵌合し、軸受部分41bがシャフト1
1に回転可能に嵌合している。ピン42がアーム軸受本
体41固定されている。下側リミットスイッチ固定板4
3がアーム軸受本体41に図示しないねじにより固定さ
れ、第1リミットスイッチとしての下側リミットスイッ
チ44が下側リミットスイッチ固定板43に図示しない
ねじにより固定されている。上側リミットスイッチ位置
調整板45のリング状下部45aがアーム軸受本体41
の軸受部分41bに摺動可能に嵌合している。上側リミ
ットスイッチ固定板46が上側リミットスイッチ位置調
整板45に図示しないねじにより固定され、第2リミッ
トスイッチとしての上側リミットスイッチ47が上側リ
ミットスイッチ固定板46に図示しないねじにより固定
されている。
【0014】ピン48が上側リミットスイッチ位置調整
板45に固定され、コイルばね49がピン42とピン4
8との間に固定されている。このため、上側リミットス
イッチ位置調整板45はばね49によりピン48がアー
ム軸受本体41の端に当接するように付勢されている。
アーム固定部50のリング状基部分50aがアーム軸受
本体41の軸受部分41bに回転可能に嵌合している。
なお、押さえ金具11cが軸受部分41bに固定され
て、アーム固定部50及び上側リミットスイッチ位置調
整板45がアーム軸受本体41の軸受部分41bから抜
けることを防いでいる。回動部材としてのアーム51が
ピン52によりアーム固定部50に固定されている。ロ
ーラースライドバー53がアーム51の先端51aに連
結され、ローラーハンガ54がローラースライドバー5
3に摺動可能に取り付けられている。なお、ローラーハ
ンガ54では、後述するように係合したケーブルの牽引
を容易にするため、多数の円形板状部材54aが紐状心
材54bに回転可能に取付られている。ローラースライ
バー53の両端に付設されたフランジ状ストッパー53
a、53bはローラーハンガー54がローラースライド
バー53から外れないようにしている。図示しないケー
ブル(図1のケーブル60に相当する)がローラースラ
イドバー53とローラーハンガー54との間を挿通す
る。このため、ローラースライドバー53とローラーハ
ンガー54がケーブルの弛み検出部位に係合することに
なる。
【0015】図4は第2の実施の形態を示す。図4にお
いて、シャフト70(図2のシャフト11に相当する)
が図示しないケーブルドラムを支え、回動部材としての
第1アーム72が第1アーム固定部71(図2のアーム
固定部50に相当する)にピン71aにより固定されて
いる。ケーブルの弛み検出手段73(図2の弛み検出手
段40に相当する)が上記第1の実施の形態と同様に形
成されている。回動部材としての第2アーム76が、第
2アーム固定部75(第1アーム固定部71と同様のも
の)にピン75aにより固定されている。上側パイプ8
0及び下側パイプ81が、互いにほぼ平行になるように
第1及び第2アーム72、76の先端に固定されてい
る。パイプ状ローラー82が上側パイプ80に装着され
ている。図示しないケーブル(図1のケーブル60に相
当する)は、上側パイプ80と下側パイプ81との間を
挿通する。このため、上側及び下側パイプ80、81が
ケーブルに係合することになる。
【0016】なお、ストッパー用ピン80aがパイプ8
0、81の一端を挿通し、ストッパー用ピン80bがパ
イプ80、81の他端を挿通し、パイプ80、81が第
1及び第2アーム72、76から外れることを防いでい
る。その他、上記第1の実施の形態と同様のものとし
て、図1〜図3に示す各部材に相当する第1軸受83、
第2軸受84、アーム軸受本体85、上側リミットスイ
ッチ調整板86、上側リミットスイッチ87、下側リミ
ットスイッチ88及び押さえ金具89が配設されてい
る。
【0017】図5は、上記第1の実施の形態の動作を説
明している。図5において、ケーブル60は、ケーブル
ドラム10より繰り出されて電柱61に付設されたケー
ブルハンガ62に架設される。なお、電柱61は1本で
なく複数本一列に地面65上に配置されている。ケーブ
ル60の先端は図示しないロープに結び付けられ、この
ロープは図示しない牽引機で牽引される。ケーブル60
の弛みの状態は、a.所定の第1の弛み量の状態(下側
リミットスイッチ44が作動する状態)、b.第1弛み
量より小さい第2弛み量の状態(上側リミットスイッチ
47が作動する状態)及びc.第2弛み量の状態から更
に弛み量が小さくなり、アームが上方に傾斜した状態を
示している。
【0018】aの状態では、下側リミットスイッチ44
がオンとなり、停止又は作業開始時の待機状態である。
aの状態とbの状態との間では、牽引機がケーブルを牽
引し、ケーブルの弛みが減少し、下側リミットスイッチ
44及び上側リミットスイッチ47が共にオフであり、
制御装置14がモータ13を低速回転し、ケーブル繰り
出し速度は第1の速度である(図6参照)。bの状態で
は、更に牽引速度が速くなり、ケーブルの弛みが減少
し、上側リミットスイッチ47がオンとなり、制御装置
14がモータ13を高速回転し、ケーブルの繰り出し速
度は第2の速度(前記第1の速度より速い)である。c
の状態では、牽引速度が急激に加速され、ケーブル60
の弛みが更に小さくなるので、ケーブル60に過度の張
力が加えられ、ケーブル60が屈曲して損傷することを
防ぐために、上側リミットスイッチ位置調整板45がば
ね49の付勢力に逆らってアーム51に押されて上方に
移動することにより上側リミットスイッチ47の位置を
上方に調整している。このとき上側リミットスイッチ4
7はオンのままであるので、モータ13が高速回転して
いる。なお、ケーブル60の牽引速度の減速時において
も、ケーブル60の弛みが増加し、アーム51が下降す
るので、下側リミットスイッチ44がオンとなり制御装
置14がモータ13の回転を停止し、ケーブル60の繰
り出しを停止する。
【0019】図6は各実施の形態の動作を説明してい
る。図6において、(a)は牽引機の牽引速度を示し、
(b)はケーブル繰り出し速度を示し、(c)は弛み検
出アーム動作を示し、(d)はモータ13の回転速度を
示す。(a)と(b)を比較すると、牽引速度の変化に
追従してケーブル繰り出し速度が変化している。(c)
に示すように、モータ13を起動すると、最初は下側リ
ミットスイッチ(下LS)44がオンであり、しばらく
するとアーム51の回動により下側リミットスイッチ4
4がオフとなる。更に、時間の経過とともに、ケーブル
60の弛みが少なくなりアーム51が回動して上側リミ
ットスイッチ(上LS)47がオンとなる。更に、時間
の経過とともに、上側リミットスイッチ47がオンとオ
フを繰り返し、アーム51の角度が一定の範囲内で変動
する。
【0020】下側リミットスイッチ44がオンのとき
は、モータ13は停止状態であり、下側リミットスイッ
チ44がオフの状態で、上側リミットスイッチ47がオ
フのときはモータ13が低速回転(ケーブル60の繰り
出し速度10m/sに相当する)であり、上側リミット
スイッチ47がオンのときはモータ13が高速速度(ケ
ーブル60の繰り出し速度22m/sに相当する)であ
る。
【0021】
【発明の効果】本願の第1の発明に係わるケーブル自動
繰り出し装置によれば、電柱等に架渉するために繰り出
されたケーブルの弛みを所定の範囲内のものにすること
ができるので、ケーブル架渉作業の効率化と安全性の向
上を図ることができる。特に、架渉作業中のケーブルの
弛みが大きくなり過ぎて、道路を通行中の車や人の障害
になることがない。更に、第2の発明に係わるケーブル
自動繰り出し装置によれば、上記第1の発明による効果
とともに、ケーブルの弛みが所定の第1の弛み量又は第
1の弛み量より小さい第2の弛み量にある場合を正確に
検出できるので、ケーブルの弛み量の時間的変化を容易
に第1又は第2の弛み量と比較できる。このため、ケー
ブルの弛み量の制御が容易になる。更に、第3の発明に
係わるケーブル自動繰り出し装置によれば、上記第2の
発明の効果とともに、ケーブルの弛みが所定の第2の弛
み量よりも小さくなった場合でも、弛み検出手段により
ケーブルが損傷することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】前記第1の実施の形態の要部を示す斜視図であ
る。
【図3】前記図2に示すものの分解斜視図である。
【図4】第2の実施の形態を示す斜視図である。
【図5】前記各実施の形態の動作説明図である。
【図6】前記各実施の形態の動作を説明するグラフであ
る。
【符号の説明】
10 ケーブルドラム 11 シャフト 12 ローラー 13 モータ 14 制御装置 15 入力装置 20 第1ケーブルジャッキ 30 第2ケーブルジャッキ 40 弛み検出手段 44 下側リミットスイッチ 45 上側リミットスイッチ位置調整板 47 上側リミットスイッチ 51 アーム 53 ローラースライドバー 54 ローラーハンガ 60 ケーブル 71 第1アーム 73 弛み検出手段 76 第2アーム 80 上側パイプ 81 下側パイプ 82 ローラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牽引されている架渉用ケーブルを任意の
    繰り出し速度にて繰り出すケーブル自動繰り出し装置に
    おいて、 繰り出されたケーブルの弛み量を検出する弛み検出手段
    と、 前記弛み検出手段で検出された前記弛み量が所定の第1
    弛み量以上のときは、ケーブルの繰り出しを停止し、前
    記弛み検出手段で検出された前記弛み量が前記第1弛み
    量よりも小さくて前記第1弛み量より小さな第2弛み量
    より大きいときはケーブルの繰り出し速度を第1の速度
    に設定し、前記弛み検出手段で検出された前記弛み量が
    前記第2弛み量以下のときはケーブルの繰り出し速度を
    前記第1の速度より速い第2の速度に設定するケーブル
    繰り出し速度調節手段とを具備することを特徴とするケ
    ーブル自動繰り出し装置。
  2. 【請求項2】 ケーブルの弛みを検出する弛み検出手段
    が、回動部材と、第1リミットスイッチと、第2リミッ
    トッスイッチとを具備し、前記回動部材がケーブルの弛
    み検出部位に係合し、かつ前記回動部材の前記係合部分
    以外の部分が所定個所に回動自在に支持され、前記回動
    部材の位置が前記ケーブルの第1弛み量に対応するとき
    に前記第1リミットスイッチが作動し、前記ー動部材の
    位置が前記ケーブルの第2弛み量に対応するときに第2
    リミットスイッチが作動することを特徴とする請求項1
    記載のケーブル自動繰り出し装置。
  3. 【請求項3】 弛み検出手段で検出された前記弛み量が
    第2の弛み量よりも小さくなったときに、第2リミット
    スイッチの位置が前記回動部材に押されて移動可能であ
    ることを特徴とする請求項2記載のケーブル自動繰り出
    し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011189849A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Toshiba Corp 運搬装置
JP2021197773A (ja) * 2020-06-10 2021-12-27 三菱電機株式会社 ケーブル送り出し装置
USD1017523S1 (en) 2021-11-03 2024-03-12 Pirelli Tyre S.P.A. Motorcycle tire

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