JPH0729252A - 磁気テープ装置のテープ張力変更装置 - Google Patents

磁気テープ装置のテープ張力変更装置

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JPH0729252A
JPH0729252A JP6149457A JP14945794A JPH0729252A JP H0729252 A JPH0729252 A JP H0729252A JP 6149457 A JP6149457 A JP 6149457A JP 14945794 A JP14945794 A JP 14945794A JP H0729252 A JPH0729252 A JP H0729252A
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JP
Japan
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lever
tape
magnetic tape
neutral position
sensing
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Application number
JP6149457A
Other languages
English (en)
Inventor
Wolfgang Fell
フェール ヴォルフガング
Werner Maack
マック ヴェルナー
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/43Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension

Abstract

(57)【要約】 【目的】 待機モードでの作動のためにテープ張力が速
やかに低減され得るようにすることを目的とする。 【構成】 揺動可能に支持されたセンシングレバー15を
具え、前記センシングレバーの自由端部が、そのセンシ
ングレバー15に作用するスプリング16の影響下で磁気テ
ープ14に対して押圧され、そして前記センシングレバー
が、中立位置15'から外れるとテープ張力を変更する制
御装置17,18によって前記中立位置15' へ戻される、磁
気テープ装置のテープ張力変更装置において、別個に励
起され得る駆動機構20が設けられ、前記駆動機構20は、
その駆動機構の励起時に前記センシングレバー15の揺動
範囲内に進入して前記センシングレバー15がそのセンシ
ングレバーに作用している力Fに対抗して逸らされるよ
うにする弾性駆動レバー22を具えていることを特徴とす
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、揺動可能に支持され
たセンシングレバーを具え、前記センシングレバーの自
由端部が、そのセンシングレバーに作用するスプリング
の影響下で磁気テープに対して押圧され、そして前記セ
ンシングレバーが、中立位置から外れるとテープ張力を
変更する制御装置によって前記中立位置へ戻される、磁
気テープ装置のテープ張力変更装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】当所
に述べた種類の、既知のテープ張力変更装置では、一方
における前記磁気テープのテープ張力に基づくテープ力
と、他方における前記スプリングによって前記センシン
グレバー上に及ぼされる力とが、そのセンシングレバー
が前記中立位置に位置する状態で釣り合っている。そし
てその釣り合いが、例えば前記スプリングの力の増加に
よって乱されると、前記センシングレバーがその中立位
置から外れ、この中立位置からの外れが、位置センサー
によって検知されて制御装置へ伝送され、そしてテープ
張力の増加が前記中立位置への前記センシングレバーの
復帰をもたらすような程度まで、テープ巻き取り機構の
モーター電流が増加される。このようにして前記テープ
張力変更装置では、一方における前記センシングレバー
の前記端部に作用する力と、他方における前記テープ力
との間の釣り合いが維持されるように、制御が行われ
る。
【0003】ところで、例えば再生モードやシャトルモ
ードでの作動等のために前記テープ力の大きさが変更さ
れるべき場合には、前記スプリングの力も変更されねば
ならず、この変更は従来、前記センシングレバーへのそ
のスプリングの作用点が他の位置へ移されるという既知
の方法で達成されており、これによってスプリングの作
用点が移された時には、その結果としての前記センシン
グレバーのその中立位置からの外れは前記制御装置によ
って解消される。すなわち前記センシングレバーは、対
応して増減されたテープ張力によってその中立位置へ戻
される。
【0004】かかるテープ張力の変更すなわちテープ張
力の低減は、磁気テープ装置のいわゆる「待機」モード
において特に重要である。すなわち待機モードでは、磁
気テープは駆動されていないが、スキャナーの磁気ヘッ
ドは回転していて、前記テープの同一位置と長時間接触
し続けており、このことは前記テープにかなりの損傷を
与える可能性がある。それゆえかかる待機モードでは、
テープ張力を低減させることは有益である。しかして上
述した既知の構成ではこれを、リードねじと自己ロック
式の歯車とによりセンシングレバーへのスプリングの作
用点を移動させることで行っている。
【0005】しかしながら、いつ磁気テープの停止命令
に引き続いて他の作動モードの命令が生ずるかは予測で
きないので、もしも次の命令が極めて短時間の後に生ず
るような場合には、前記リードねじは極めて頻繁に、そ
してしばしば不必要に作動されねばならず、このことは
摩耗を増加させる。さらに、最初に前記リードねじが前
記スプリングの端部を他の位置へ移動させる必要がある
ので、次の命令に関する作動開始のための時間が増加す
る。
【0006】この一方、ドイツ国登録実用新案明細書DE
-GM1766285号は、磁気テープの張力を一定に維持するた
めのセンシングレバー装置を具える、磁気テープ装置用
デッキを開示しており、そこでは一つのサウンドキャリ
ヤスプール(sound-carrierspool)の周辺部と係合する
複数のセンシングレバーが、巻き取りモーター用の制御
装置に関連する駆動要素に連結されている。この装置
は、前記複数のセンシングレバーがレバーシステムによ
って相互に連結され、これによって前記複数のセンシン
グレバーが必要とあらばリレー制御によりモード選択ス
イッチの駆動に基づいてそれらのセンシングレバーの作
動位置もしくは待機位置へ一緒に揺動することができる
ように構成されており、これによって前記複数のセンシ
ングレバーは、「記録」モードもしくは「再生」モード
でのみ作用し、このことは磁気テープの摩耗を減少させ
るとともにリールハブの取り付けを簡単にする。
【0007】上記と同様に、磁気テープの静止時にテー
プ張力を低減させるのに役立つ構成は、日本国特許出願
公開明細書JP-2-246039 号によっても知られ、その構成
は、スプリングで付勢されて自由端部が磁気テープと係
合する揺動可能なレバーを具えており、テープ張力は、
第1もしくは第2のセンサーによって変更されることが
できる。
【0008】この発明は、当所に述べた種類の装置を、
前記テープ張力が待機モードのために極めて速やかに低
減され得るように、そして以前の状態へもまた速やかに
復帰され得るように構成することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めこの発明においては、前記テープ張力変更装置に、別
個に励起され得る駆動機構が設けられ、前記駆動機構
は、その駆動機構の励起時に前記センシングレバーの揺
動範囲内に進入して前記センシングレバーがそのセンシ
ングレバーに作用している力に対抗して逸らされるよう
にする弾性駆動レバーを具えている。この結果として前
記センシングレバーはその中立位置から外れるように動
かされ、これによって励起された前記制御装置は、巻き
取りモーターの電流を減少させる。そしてこのことは、
テープ張力を減少させ、それゆえ前記センシングレバー
は、その中立位置へ復帰することができる。この一方、
前記駆動機構の非励起時には、前記駆動レバーはもはや
前記センシングレバーの揺動範囲内にない位置まで後退
している。
【0010】かかる駆動機構は、前記センシングレバー
に作用するスプリングのための前述した駆動機構とは独
立しており、それゆえその後者の駆動機構に対し独立し
て作動され得るとともに独立して組み込まれることがで
きる。すなわちこの発明の根底をなす発想は、前記弾性
駆動レバーの形態をなす付加的なスプリングが前記中立
位置の範囲内で前記センシングレバーに最少限の時間だ
け適用されるという点にある。
【0011】なお、この発明の一実施態様においては、
例えば揺動可能である、前記弾性駆動レバーが、プラン
ジャー式ソレノイドのプランジャーによって動くことが
できる。
【0012】また、この発明の他の一実施態様において
は、前記弾性駆動レバーが、ロータリー式ソレノイドの
回動部材によって動くことができる。
【0013】そして好ましくは、前記弾性駆動レバーに
よって及ぼされる力は、前記センシングレバーに作用す
る前記スプリングの力の半分に実質的に等しくされる。
【0014】また、この発明のさらに他の一実施態様に
おいては、前記駆動レバーは、例えばばね線の如く本質
的に弾性を持つ部材として構成される。このようにすれ
ば構成は極めて単純なものとなる。しかしながらこれに
代えて、前記駆動レバーは、弾性要素を設けられた剛性
部材として構成されても良い。
【0015】
【実施例】以下に、この発明のテープ張力変更装置の実
施例を図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、
磁気テープ装置の巻き取りリールを、この発明に基づく
テープ案内手段の、テープ張力制御のためのセンシング
レバーの位置における一部分と共に示す構成図、図2
は、この発明に基づいて駆動レバーを駆動するための別
個のソレノイド式駆動機構を示す構成図、そして図3
は、この発明に基づいて駆動レバーを駆動するための他
のソレノイド式駆動機構を示す構成図である。
【0016】すなわち図1は、磁気テープ装置の巻き取
りリール10を、二つの静止ローラー11,12と一つの可動
ローラー13との三つの案内ローラーによって案内される
磁気テープ14と共に示しており、磁気テープ装置の残る
部分は示されていない。ここで、可動ローラー13は、揺
動可能に支持されたセンシングレバー15の自由端部に搭
載されており、そのセンシングレバー15には、一端部が
固定された引っ張りスプリング16が作用している。この
スプリング16は、力Fによってセンシングレバー15を図
1に示すそのセンシングレバー15の中立位置15’から引
っ張って外す傾向を持ち、それによって可動ローラー13
の位置に創成される力F’は、磁気テープ14によって及
ぼされる二つのテープ力FB1およびFB2を打ち消してい
る。
【0017】また図1中、符号17は制御装置の増幅器を
示し、そして符号18は制御装置のモーターを示してお
り、ここでは、スプリング力F’とテープ力FB1,FB2
との間で平衡が維持されるように、制御が行われる。す
なわち、例えばスプリング力Fの増加の結果として、セ
ンシングレバー15がその中立位置15’から外れるように
動かされると、そのことが上記制御装置の位置センサー
19によって信号化され、その信号は増幅器17を介して、
テープ力FB1,FB2が巻き取りリール10を介して増加さ
れてセンシングレバー15がその中立位置15’へ引き戻さ
れる程度までモーター電流を増加させる。
【0018】さらに図1中、符号20は付加的な駆動機構
を示し、その駆動機構20は、プランジャー21b を持つソ
レノイドコイル21a と、弾性駆動レバー22とを具えてお
り、その弾性駆動レバー22は、支点23の位置にて揺動可
能に支持されている。この駆動機構20は、上記磁気テー
プ装置の作動モードのいかんにかかわらず、極めて速や
かに励起されることができる。従って例えば、磁気テー
プ14は停止しているが図示しないスキャナーの磁気ヘッ
ドは回転し続けている場合、このことは磁気テープ14に
損傷を与える可能性があるが、これを防止するためここ
では、上記駆動機構20によってテープ張力が、極めて速
やかにかつ効果的に低減されることができる。
【0019】すなわち、駆動機構20を励起するためにソ
レノイド21a, 21bが付勢されると、弾性駆動レバー22
は、センシングレバー15の揺動範囲内へ動かされて、セ
ンシングレバー15がスプリング16の力Fに対抗して逸ら
されるようにする。この結果としてセンシングレバー15
は、その中立位置15’から外れるように図1では右方へ
動かされ、これによって位置センサー19は、モーター18
内の電流を減少させるように上記制御装置に信号を供給
する。従って、テープ力FB1,FB2は低減され、このよ
うにしてセンシングレバー15がその中立位置15へ復帰す
ることが可能になる。
【0020】そして上記駆動機構20の非励起時には、上
記駆動レバー22は図中破線で示す位置、すなわちもはや
上記センシングレバー15の揺動範囲内にない位置まで後
退している。
【0021】図2は、図1の矢印A方向から見た案内ロ
ーラー13を示しており、この図に示す実施例では、上記
ソレノイド21a, 21bは、上記の場合に対して90°回った
位置に配置されている。そしてここでは駆動レバーが、
支点25の位置にて揺動可能に支持されたアングル状のレ
バー24とされている。
【0022】図3は、図1の矢印A方向から見た他の実
施例を示し、ここではソレノイドコイル26a と、回動部
材26b に固定された駆動レバー27とが示されている。
【0023】なお、各図中符号F* は、各駆動レバー2
2,24あるいは27によってセンシングレバー15に及ぼさ
れる力を示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気テープ装置の巻き取りリールを、この発明
に基づくテープ案内手段の、テープ張力制御のためのセ
ンシングレバーの位置における一部分と共に示す構成図
である。
【図2】この発明に基づいて駆動レバーを駆動するため
の別個のソレノイド式駆動機構を示す構成図である。
【図3】この発明に基づいて駆動レバーを駆動するため
の他のソレノイド式駆動機構を示す構成図である。
【符号の説明】
10 リール 14 磁気テープ 15 センシングレバー 15’中立位置 16 スプリング 17 増幅器 18 モーター 19 位置センサー 20 駆動機構 21a, 21b プランジャー式ソレノイド 22,24,27 駆動レバー 26a, 26b ロータリー式ソレノイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴェルナー マック ドイツ連邦共和国 デー−6104 ジーハイ ム イム ギュルデネン ヴィンゲルト 4

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動可能に支持されたセンシングレバー
    (15)を具え、前記センシングレバーの自由端部が、そ
    のセンシングレバー(15)に作用するスプリング(16)
    の影響下で磁気テープ(14)に対して押圧され、そして
    前記センシングレバーが、中立位置 (15')から外れると
    テープ張力を変更する制御装置(17,18)によって前記
    中立位置 (15')へ戻される、磁気テープ装置のテープ張
    力変更装置において、 前記テープ張力変更装置には別個に励起され得る駆動機
    構(20)が設けられ、前記駆動機構(20)は、その駆動
    機構の励起時に前記センシングレバー(15)の揺動範囲
    内に進入して前記センシングレバー(15)がそのセンシ
    ングレバーに作用している力(F)に対抗して逸らされ
    るようにする弾性駆動レバー(22)を具えていることを
    特徴とする、磁気テープ装置のテープ張力変更装置。
  2. 【請求項2】 揺動可能な前記駆動レバー(22,24)
    が、プランジャー式ソレノイド(21a, 21b)のプランジ
    ャー (21b)によって動くことができることを特徴とす
    る、請求項1記載の磁気テープ装置のテープ張力変更装
    置。
  3. 【請求項3】 前記駆動レバー(27)が、ロータリー式
    ソレノイド(26a, 26b)の回動部材 (26b)によって動く
    ことができることを特徴とする、請求項1記載の磁気テ
    ープ装置のテープ張力変更装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動レバーによって及ぼされる力
    (F* )は、前記センシングレバー(15)に作用する前
    記スプリング(16)の力(F)の半分に実質的に等しく
    されることを特徴とする、請求項1から請求項3までの
    いずれか記載の磁気テープ装置のテープ張力変更装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動レバー(22)は、例えばばね線
    の如く、本質的に弾性を持つ部材として構成されること
    を特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれか記
    載の磁気テープ装置のテープ張力変更装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動レバー(22)は、弾性要素を設
    けられた剛性部材として構成されることを特徴とする、
    請求項1から請求項4までのいずれか記載の磁気テープ
    装置のテープ張力変更装置。
JP6149457A 1993-06-30 1994-06-30 磁気テープ装置のテープ張力変更装置 Pending JPH0729252A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4321703:6 1993-06-30
DE4321703A DE4321703A1 (de) 1993-06-30 1993-06-30 Anordnung zur Veränderung der Bandspannung bei einem Magnetbandgerät

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JPH0729252A true JPH0729252A (ja) 1995-01-31

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ID=6491570

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