JPH0636413A - テ−プレコ−ダのテ−プガイド装置 - Google Patents
テ−プレコ−ダのテ−プガイド装置Info
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- JPH0636413A JPH0636413A JP4215587A JP21558792A JPH0636413A JP H0636413 A JPH0636413 A JP H0636413A JP 4215587 A JP4215587 A JP 4215587A JP 21558792 A JP21558792 A JP 21558792A JP H0636413 A JPH0636413 A JP H0636413A
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- Japan
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- pinch roller
- pair
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- capstan
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、磁気ヘッドの左右にそれぞれ配置し
たテ−プガイドのうち、テ−プ移送方向に応じてヘッド
の上流側となるテ−プガイドにより、テ−プの高さ位置
をヘッドの上流側で規制するようにしたものである。 【構成】夫々ピンチロ−ラア−ムに変位可能に支持さ
れ、キャプスタンに当接することによりキャプスタンの
回転方向に応じてその位置が変化する一対の制御部材
と、制御部材がピンチロ−ラア−ムと共に回動する際、
回転するキャプスタンにより予め変位された制御部材を
所要の経路に亘って更に変位する一対のガイドと、夫々
ピンチロ−ラア−ムに変位可能に支持され、フランジに
よるテ−プの高さ規制を行う第1の位置と、テ−プの高
さ規制を行わない第2の位置を選択的にとるべく、制御
部材の変位に応じて制御される一対のテ−プガイドとか
らなる。
たテ−プガイドのうち、テ−プ移送方向に応じてヘッド
の上流側となるテ−プガイドにより、テ−プの高さ位置
をヘッドの上流側で規制するようにしたものである。 【構成】夫々ピンチロ−ラア−ムに変位可能に支持さ
れ、キャプスタンに当接することによりキャプスタンの
回転方向に応じてその位置が変化する一対の制御部材
と、制御部材がピンチロ−ラア−ムと共に回動する際、
回転するキャプスタンにより予め変位された制御部材を
所要の経路に亘って更に変位する一対のガイドと、夫々
ピンチロ−ラア−ムに変位可能に支持され、フランジに
よるテ−プの高さ規制を行う第1の位置と、テ−プの高
さ規制を行わない第2の位置を選択的にとるべく、制御
部材の変位に応じて制御される一対のテ−プガイドとか
らなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテ−プ正逆両移送が可能
な往復再生可能なテ−プレコ−ダにおけるテ−プガイド
装置に関し、特に磁気ヘッドの左右にそれぞれ配置した
テ−プガイドのうち、テ−プ移送方向に応じてヘッドの
上流側となるテ−プガイドのみをテ−プに係合させるこ
とにより、テ−プの高さ位置をヘッドの上流側で規制す
るようにしたものである。
な往復再生可能なテ−プレコ−ダにおけるテ−プガイド
装置に関し、特に磁気ヘッドの左右にそれぞれ配置した
テ−プガイドのうち、テ−プ移送方向に応じてヘッドの
上流側となるテ−プガイドのみをテ−プに係合させるこ
とにより、テ−プの高さ位置をヘッドの上流側で規制す
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テ−プ移送方向に応じてテ−プガ
イドを選択制御する装置としては、ピンチロ−ラの回転
を利用するものが実公昭50−32090号公報として
知られている。また、テ−プの移送に伴うテ−プとの摺
接力によってテ−プガイドを選択制御する装置としては
実公平2−29552号公報が参照される。更に、テ−
プ移送方向に応じて回転方向が反転するフライホイ−ル
の回転方向に伴い、その位置が変化する規制部材によっ
てテ−プガイドを選択制御する装置は実公平2−274
11号公報に参照される。
イドを選択制御する装置としては、ピンチロ−ラの回転
を利用するものが実公昭50−32090号公報として
知られている。また、テ−プの移送に伴うテ−プとの摺
接力によってテ−プガイドを選択制御する装置としては
実公平2−29552号公報が参照される。更に、テ−
プ移送方向に応じて回転方向が反転するフライホイ−ル
の回転方向に伴い、その位置が変化する規制部材によっ
てテ−プガイドを選択制御する装置は実公平2−274
11号公報に参照される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例において、ピンチロ−ラやテ−プの移動を利用
するものにおいては、テ−プの移送方向を反転するリバ
−ス動作時にはテ−プ反転移送が行われて始めてガイド
の選択制御が行われるため、テ−プ反転移送当初におい
てテ−プ走行が不安定となる。
た従来例において、ピンチロ−ラやテ−プの移動を利用
するものにおいては、テ−プの移送方向を反転するリバ
−ス動作時にはテ−プ反転移送が行われて始めてガイド
の選択制御が行われるため、テ−プ反転移送当初におい
てテ−プ走行が不安定となる。
【0004】また、フライホイ−ルの回転方向に応じて
位置変化する規制部材を用いるものにおいては、テ−プ
ガイドを切り換え制御し、テ−プ移送状態となった後
も、その構成上、フライホイ−ルが規制部材を変位させ
る力が生じ続けるため、クラッチ等が必要となり、構成
が複雑となる欠点があった。
位置変化する規制部材を用いるものにおいては、テ−プ
ガイドを切り換え制御し、テ−プ移送状態となった後
も、その構成上、フライホイ−ルが規制部材を変位させ
る力が生じ続けるため、クラッチ等が必要となり、構成
が複雑となる欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】夫々同時に同一方向に回
転すると共に、テ−プ移送方向を反転すべくその回転方
向が反転可能な一対のキャプスタンと、夫々ピンチロ−
ラを軸支する一対のピンチロ−ラア−ムと、夫々ピンチ
ロ−ラア−ムに変位可能に支持され、キャプスタンに当
接することによりキャプスタンの回転方向に応じてその
位置が変化する一対の制御部材と、制御部材がピンチロ
−ラア−ムと共に回動する際、回転するキャプスタンに
より予め変位された制御部材を所要の経路に亘って更に
変位する一対のガイドと、夫々ピンチロ−ラア−ムに変
位可能に支持され、テ−プの両端縁に係合するフランジ
が設けられると共に、フランジによるテ−プの高さ規制
を行う第1の位置と、テ−プの高さ規制を行わない第2
の位置を選択的にとるべく、制御部材の変位に応じて制
御される一対のテ−プガイドとからなる。
転すると共に、テ−プ移送方向を反転すべくその回転方
向が反転可能な一対のキャプスタンと、夫々ピンチロ−
ラを軸支する一対のピンチロ−ラア−ムと、夫々ピンチ
ロ−ラア−ムに変位可能に支持され、キャプスタンに当
接することによりキャプスタンの回転方向に応じてその
位置が変化する一対の制御部材と、制御部材がピンチロ
−ラア−ムと共に回動する際、回転するキャプスタンに
より予め変位された制御部材を所要の経路に亘って更に
変位する一対のガイドと、夫々ピンチロ−ラア−ムに変
位可能に支持され、テ−プの両端縁に係合するフランジ
が設けられると共に、フランジによるテ−プの高さ規制
を行う第1の位置と、テ−プの高さ規制を行わない第2
の位置を選択的にとるべく、制御部材の変位に応じて制
御される一対のテ−プガイドとからなる。
【0006】
【作用】テ−プ移送方向にかかわらず、常にテ−プ上流
側のテ−プガイドのみがテ−プと係合状態となり、テ−
プの高さ規制を行う。
側のテ−プガイドのみがテ−プと係合状態となり、テ−
プの高さ規制を行う。
【0007】
【実施例】図1乃至図3は本発明が適用された往復移送
可能なダブルキャプスタン型テ−プレコ−ダにおける要
部正面図を示し、図1はストップモ−ド、図2は正方向
のプレイモ−ド、図3は逆方向のプレイモ−ドの状態を
それぞれ示す。
可能なダブルキャプスタン型テ−プレコ−ダにおける要
部正面図を示し、図1はストップモ−ド、図2は正方向
のプレイモ−ド、図3は逆方向のプレイモ−ドの状態を
それぞれ示す。
【0008】以下、供給側ピンチロ−ラ機構の説明を行
うが、巻取側ピンチロ−ラ機構は供給側ピンチロ−ラ機
構とその構成が同一のため説明を省略するも、図番にお
いては供給側ピンチロ−ラ機構については図番末尾にA
を、巻取側ピンチロ−ラ機構については図番末尾にBを
付す。
うが、巻取側ピンチロ−ラ機構は供給側ピンチロ−ラ機
構とその構成が同一のため説明を省略するも、図番にお
いては供給側ピンチロ−ラ機構については図番末尾にA
を、巻取側ピンチロ−ラ機構については図番末尾にBを
付す。
【0009】シャシ1に軸支2Aされた供給側ピンチロ
−ラア−ム3Aは、その一端4Aが所要のリンク機構と
連結されることにより、回動可能に軸支されている。ピ
ンチロ−ラア−ム3Aの他端には供給側ピンチロ−ラ5
Aが軸支6Aされると共に、ピンチロ−ラ5Aと同軸に
供給側テ−プガイド7Aが回転可能に配設されている。
テ−プガイド7Aはテ−プ摺接面8Aを挾み込む形で一
対のフランジ9Aが設けられており、テ−プ18の両端
縁と係合してテ−プの高さ位置規制を行うものである。
テ−プガイド7Aとピンチロ−ラア−ム3Aとの間には
バネ10Aが設けられ、ピンチロ−ラア−ム3Aを反時
計方向に付勢しているが、ピンチロ−ラア−ム3Aは図
示しないストッパによって図1の位置に保持される。
−ラア−ム3Aは、その一端4Aが所要のリンク機構と
連結されることにより、回動可能に軸支されている。ピ
ンチロ−ラア−ム3Aの他端には供給側ピンチロ−ラ5
Aが軸支6Aされると共に、ピンチロ−ラ5Aと同軸に
供給側テ−プガイド7Aが回転可能に配設されている。
テ−プガイド7Aはテ−プ摺接面8Aを挾み込む形で一
対のフランジ9Aが設けられており、テ−プ18の両端
縁と係合してテ−プの高さ位置規制を行うものである。
テ−プガイド7Aとピンチロ−ラア−ム3Aとの間には
バネ10Aが設けられ、ピンチロ−ラア−ム3Aを反時
計方向に付勢しているが、ピンチロ−ラア−ム3Aは図
示しないストッパによって図1の位置に保持される。
【0010】ピンチロ−ラア−ム3Aには制御レバ−1
1Aが軸支12Aされている。この制御レバ−11A
は、制御レバ−11Aと同軸に軸支12Aされたチェン
ジレバ−13Aと一体的に形成されており、図1乃至図
3においてピンチロ−ラア−ム3Aを挾み込む形で制御
レバ−11Aがピンチロ−ラア−ム3Aの上側に、チェ
ンジレバ−13Aがピンチロ−ラア−ム3Aの下側に位
置する。また、テ−プガイド7Aには立上り部16Aが
形成されており、制御レバ−11Aの先端が係合するこ
とにより、制御レバ−11Aによってテ−プガイド7A
が回動されるものである。バネ19Aはピンチロ−ラア
−ム3Aと制御レバ−11Aとの間に掛け渡されてい
る。
1Aが軸支12Aされている。この制御レバ−11A
は、制御レバ−11Aと同軸に軸支12Aされたチェン
ジレバ−13Aと一体的に形成されており、図1乃至図
3においてピンチロ−ラア−ム3Aを挾み込む形で制御
レバ−11Aがピンチロ−ラア−ム3Aの上側に、チェ
ンジレバ−13Aがピンチロ−ラア−ム3Aの下側に位
置する。また、テ−プガイド7Aには立上り部16Aが
形成されており、制御レバ−11Aの先端が係合するこ
とにより、制御レバ−11Aによってテ−プガイド7A
が回動されるものである。バネ19Aはピンチロ−ラア
−ム3Aと制御レバ−11Aとの間に掛け渡されてい
る。
【0011】14Aは供給側キャプスタンであり、対応
する供給側ピンチロ−ラ5Aと協働してテ−プ18を移
送するものである。また、キャプスタン14Aにはチェ
ンジレバ−13Aの先端が当接すべく設けられたド−ナ
ツ状のゴムワッシャ15Aが圧入されており、キャプス
タン14Aと一体的に回転する。
する供給側ピンチロ−ラ5Aと協働してテ−プ18を移
送するものである。また、キャプスタン14Aにはチェ
ンジレバ−13Aの先端が当接すべく設けられたド−ナ
ツ状のゴムワッシャ15Aが圧入されており、キャプス
タン14Aと一体的に回転する。
【0012】チェンジレバ−13Aには図4乃至図6に
その要部として示すごとく、ピン20Aが固定されてお
り、このピン20Aはシャシ1に切り欠き形成されたガ
イド溝21Aに係合している。ガイド溝21Aは略Y字
形とされ、図4に示す位置から上方左右に22A、23
Aのごとく分岐している。
その要部として示すごとく、ピン20Aが固定されてお
り、このピン20Aはシャシ1に切り欠き形成されたガ
イド溝21Aに係合している。ガイド溝21Aは略Y字
形とされ、図4に示す位置から上方左右に22A、23
Aのごとく分岐している。
【0013】なお、図4はストップモ−ドにおけるピン
20Aとガイド溝21Aとの関係を示す要部説明図であ
り、図1に対応するものである。同様に図5は図2に対
応する正方向のプレイモ−ド、図6は図3に対応する逆
方向のプレイモ−ドにおける要部説明図である。
20Aとガイド溝21Aとの関係を示す要部説明図であ
り、図1に対応するものである。同様に図5は図2に対
応する正方向のプレイモ−ド、図6は図3に対応する逆
方向のプレイモ−ドにおける要部説明図である。
【0014】以上の構成においてその動作を説明する。
図1及び図4に示すストップモ−ドにおいてはキャプス
タン14A、15Aは共に反時計方向に回転している。
この状態において、正方向のプレイモ−ドが選択される
と、磁気ヘッドを載置したヘッドベ−ス(図示せず)が
カセット30方向に前進する。この移動に伴い、所要の
リンク機構がピンチロ−ラア−ム3A、3Bの一端4
A、4Bを介してピンチロ−ラア−ム3A、3Bを軸支
2A、2Bを中心に反時計方向に回動する。
図1及び図4に示すストップモ−ドにおいてはキャプス
タン14A、15Aは共に反時計方向に回転している。
この状態において、正方向のプレイモ−ドが選択される
と、磁気ヘッドを載置したヘッドベ−ス(図示せず)が
カセット30方向に前進する。この移動に伴い、所要の
リンク機構がピンチロ−ラア−ム3A、3Bの一端4
A、4Bを介してピンチロ−ラア−ム3A、3Bを軸支
2A、2Bを中心に反時計方向に回動する。
【0015】この回動に伴い、ピンチロ−ラ5A、5B
はキャプスタン14A、14Bに近接する方向に移動す
るが、チェンジレバ−13A、13Bがキャプスタン1
4A、14Bと一体的に反時計方向に回転しているゴム
ワッシャ15A、15Bに当接される。この当接によ
り、チェンジレバ−13A、13Bは軸支12A、12
Bを中心としてバネ19A、19Bに抗して時計方向に
回動する。
はキャプスタン14A、14Bに近接する方向に移動す
るが、チェンジレバ−13A、13Bがキャプスタン1
4A、14Bと一体的に反時計方向に回転しているゴム
ワッシャ15A、15Bに当接される。この当接によ
り、チェンジレバ−13A、13Bは軸支12A、12
Bを中心としてバネ19A、19Bに抗して時計方向に
回動する。
【0016】この回動により、チェンジレバ−13A、
13Bに設けられたピン20A、20Bは、図4に示す
ガイド溝21A、21Bにおける右側のガイド溝23
A、23B方向に移動する。
13Bに設けられたピン20A、20Bは、図4に示す
ガイド溝21A、21Bにおける右側のガイド溝23
A、23B方向に移動する。
【0017】この状態で更にピンチロ−ラア−ム3A、
3Bが反時計方向に回動すると、ピン20A、20Bは
ガイド溝23A、23Bに沿って移動することにより、
チェンジレバ−13A、13Bは更に時計方向に回動
し、その一端がゴムワッシャ15A、15Bから離間す
る。これに伴い、制御レバ−11A、11Bも時計方向
に回動するが、供給側の制御レバ−11Aの先端部がテ
−プガイド7Aの立上り部16Aに当接することによ
り、供給側テ−プガイド7Aはバネ10Aに抗して時計
方向に回動される。
3Bが反時計方向に回動すると、ピン20A、20Bは
ガイド溝23A、23Bに沿って移動することにより、
チェンジレバ−13A、13Bは更に時計方向に回動
し、その一端がゴムワッシャ15A、15Bから離間す
る。これに伴い、制御レバ−11A、11Bも時計方向
に回動するが、供給側の制御レバ−11Aの先端部がテ
−プガイド7Aの立上り部16Aに当接することによ
り、供給側テ−プガイド7Aはバネ10Aに抗して時計
方向に回動される。
【0018】これに対し、巻取側の制御レバ−11Bは
テ−プガイド7Bの立上り部16Bから離間する方向に
バネ19Bに抗して回動するため、テ−プガイド7Bは
制御レバ−11Bによる作用を受けない。
テ−プガイド7Bの立上り部16Bから離間する方向に
バネ19Bに抗して回動するため、テ−プガイド7Bは
制御レバ−11Bによる作用を受けない。
【0019】図1に示すストップモ−ドから図2及び図
4に示す正方向のプレイモ−ドへのピンチロ−ラア−ム
3A、3Bの移動により、供給側のテ−プガイド7Aは
制御レバ−11Aにより図1に示すストップモ−ドの位
置に対して時計方向に回動されるため、テ−プガイド7
Aに形成されたフランジ9Aはテ−プ18の走行経路内
に位置し、テ−プ18の高さ規制を行う。従って、上流
側に位置するテ−プガイド7Aはテ−プ18と係合状態
となり、テ−プ18の高さ規制を行う。
4に示す正方向のプレイモ−ドへのピンチロ−ラア−ム
3A、3Bの移動により、供給側のテ−プガイド7Aは
制御レバ−11Aにより図1に示すストップモ−ドの位
置に対して時計方向に回動されるため、テ−プガイド7
Aに形成されたフランジ9Aはテ−プ18の走行経路内
に位置し、テ−プ18の高さ規制を行う。従って、上流
側に位置するテ−プガイド7Aはテ−プ18と係合状態
となり、テ−プ18の高さ規制を行う。
【0020】また、巻取側のテ−プガイド7Bは制御レ
バ−11Bの作用を受けないため、ピンチロ−ラア−ム
3Bが図2に示す正方向のプレイモ−ドの位置に回動し
ても、ピンチロ−ラア−ム3Bとテ−プガイド3Bとの
相対位置は変化しない。従って、テ−プガイド7Bのフ
ランジ9Bはテ−プ18の走行経路内に位置しないた
め、下流側に位置するテ−プガイド7Bはテ−プ18と
非係合状態となり、テ−プ18の高さ規制を行わない。
バ−11Bの作用を受けないため、ピンチロ−ラア−ム
3Bが図2に示す正方向のプレイモ−ドの位置に回動し
ても、ピンチロ−ラア−ム3Bとテ−プガイド3Bとの
相対位置は変化しない。従って、テ−プガイド7Bのフ
ランジ9Bはテ−プ18の走行経路内に位置しないた
め、下流側に位置するテ−プガイド7Bはテ−プ18と
非係合状態となり、テ−プ18の高さ規制を行わない。
【0021】次に逆方向のプレイモ−ドについて説明す
る。このモ−ドが選択されると、先ずキャプスタン3
A、3Bが時計方向に回転する。続いて前述の正方向の
プレイモ−ドと同様に、ピンチロ−ラア−ム3A、3B
が反時計方向に回動する。この回動に伴い、チェンジレ
バ−13A、13Bはその一端が時計方向に回転してい
るゴムワッシャ15A、15Bに当接されるため、バネ
19A、19Bに抗して反時計方向に回動する。
る。このモ−ドが選択されると、先ずキャプスタン3
A、3Bが時計方向に回転する。続いて前述の正方向の
プレイモ−ドと同様に、ピンチロ−ラア−ム3A、3B
が反時計方向に回動する。この回動に伴い、チェンジレ
バ−13A、13Bはその一端が時計方向に回転してい
るゴムワッシャ15A、15Bに当接されるため、バネ
19A、19Bに抗して反時計方向に回動する。
【0022】この回動により、チェンジレバ−13A、
13Bに設けられたピン20A、20Bは、ガイド溝2
1A、21Bにおける左側のガイド溝22A、22B方
向に移動する。
13Bに設けられたピン20A、20Bは、ガイド溝2
1A、21Bにおける左側のガイド溝22A、22B方
向に移動する。
【0023】この状態で更にピンチロ−ラア−ム3A、
3Bが反時計方向に回動すると、ピン20A、20Bは
ガイド溝22A、22Bに沿って移動することにより、
チェンジレバ−13A、13Bは更に反時計方向に回動
し、その一端がゴムワッシャ15A、15Bから離間す
る。これに伴い、制御レバ−11A、11Bも反時計方
向に回動するが、巻取側の制御レバ−11Bの先端部が
テ−プガイド7Bの立上り部16Bに当接することによ
り、巻取側テ−プガイド7Bはバネ10Bに抗して反時
計方向に回動される。
3Bが反時計方向に回動すると、ピン20A、20Bは
ガイド溝22A、22Bに沿って移動することにより、
チェンジレバ−13A、13Bは更に反時計方向に回動
し、その一端がゴムワッシャ15A、15Bから離間す
る。これに伴い、制御レバ−11A、11Bも反時計方
向に回動するが、巻取側の制御レバ−11Bの先端部が
テ−プガイド7Bの立上り部16Bに当接することによ
り、巻取側テ−プガイド7Bはバネ10Bに抗して反時
計方向に回動される。
【0024】これに対し、供給側の制御レバ−11Aは
テ−プガイド7Aの立上り部16Aから離間する方向に
回動するため、テ−プガイド7Aは制御レバ−11Aに
よる作用を受けない。
テ−プガイド7Aの立上り部16Aから離間する方向に
回動するため、テ−プガイド7Aは制御レバ−11Aに
よる作用を受けない。
【0025】図1に示すストップモ−ドから図3及び図
5に示す逆方向のプレイモ−ドへのピンチロ−ラア−ム
3A、3Bの移動により、巻取側のテ−プガイド7Bは
制御レバ−11Bにより図1に示すストップモ−ドの位
置に対して反時計方向に回動されるため、テ−プガイド
7Bに形成されたフランジ9Bはテ−プ18の走行経路
内に位置する。従って、上流側に位置するテ−プガイド
7Bはテ−プ18と係合状態となり、テ−プ18の高さ
規制を行う。
5に示す逆方向のプレイモ−ドへのピンチロ−ラア−ム
3A、3Bの移動により、巻取側のテ−プガイド7Bは
制御レバ−11Bにより図1に示すストップモ−ドの位
置に対して反時計方向に回動されるため、テ−プガイド
7Bに形成されたフランジ9Bはテ−プ18の走行経路
内に位置する。従って、上流側に位置するテ−プガイド
7Bはテ−プ18と係合状態となり、テ−プ18の高さ
規制を行う。
【0026】また、供給側のテ−プガイド7Aは制御レ
バ−11Aの作用を受けないため、ピンチロ−ラア−ム
3Aが図3に示す逆方向のプレイモ−ドの位置に回動し
ても、ピンチロ−ラア−ム3Aとテ−プガイド3Aとの
相対位置は変化しない。従って、テ−プガイド7Aのフ
ランジ9Aはテ−プ18の走行経路内に位置しないた
め、下流側に位置するテ−プガイド7Aはテ−プ18と
非係合状態となり、テ−プ18の高さ規制を行わない。
バ−11Aの作用を受けないため、ピンチロ−ラア−ム
3Aが図3に示す逆方向のプレイモ−ドの位置に回動し
ても、ピンチロ−ラア−ム3Aとテ−プガイド3Aとの
相対位置は変化しない。従って、テ−プガイド7Aのフ
ランジ9Aはテ−プ18の走行経路内に位置しないた
め、下流側に位置するテ−プガイド7Aはテ−プ18と
非係合状態となり、テ−プ18の高さ規制を行わない。
【0027】なお、上述の実施例においては往復移送可
能なダブルキャプスタン型テ−プレコ−ダをもって説明
したが、本発明は上述の実施例に限定されることなく、
例えば2個のキャプスタンを備え、往復移送の夫々の方
向に対応して選択的に下流側となるキャプスタンのみに
ピンチロ−ラを圧接する往復移送可能なシングルキャプ
スタン型テ−プレコ−ダにも適用可能であることは勿論
である。この場合、上述の本実施例に対し、下流側のピ
ンチロ−ラがキャプスタンと圧接直前の位置まで移動す
るよう構成することにより、本発明の具現化が可能であ
る。
能なダブルキャプスタン型テ−プレコ−ダをもって説明
したが、本発明は上述の実施例に限定されることなく、
例えば2個のキャプスタンを備え、往復移送の夫々の方
向に対応して選択的に下流側となるキャプスタンのみに
ピンチロ−ラを圧接する往復移送可能なシングルキャプ
スタン型テ−プレコ−ダにも適用可能であることは勿論
である。この場合、上述の本実施例に対し、下流側のピ
ンチロ−ラがキャプスタンと圧接直前の位置まで移動す
るよう構成することにより、本発明の具現化が可能であ
る。
【0028】また、上述の実施例においては、テ−プガ
イドは回動タイプとされ、その回動軸がピンチロ−ラの
回転軸と同軸とされていたが、これに限定されることな
く、夫々別個に軸支されてもよいものである。また、テ
−プガイドは特に回動型ではなく、直線移動するタイプ
でもよい。更に、上述の実施例においてはキャプスタン
にチェンジレバ−が当接するためのゴムワッシャが圧入
されていたが、キャプスタンにロ−レット加工等を施す
ことにより、ゴムワッシャを省略し、直接チェンジレバ
−がキャプスタンに当接するようにしてもよい。
イドは回動タイプとされ、その回動軸がピンチロ−ラの
回転軸と同軸とされていたが、これに限定されることな
く、夫々別個に軸支されてもよいものである。また、テ
−プガイドは特に回動型ではなく、直線移動するタイプ
でもよい。更に、上述の実施例においてはキャプスタン
にチェンジレバ−が当接するためのゴムワッシャが圧入
されていたが、キャプスタンにロ−レット加工等を施す
ことにより、ゴムワッシャを省略し、直接チェンジレバ
−がキャプスタンに当接するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によれば所定の回
転方向に回転されてテ−プ移送方向を決定するキャプス
タンの回転を利用して、テ−プ移送方向に応じて上流側
となるテ−プガイドのみを自動的に且つ確実に選択し
て、テ−プの高さ規制を行うようにすることができる。
転方向に回転されてテ−プ移送方向を決定するキャプス
タンの回転を利用して、テ−プ移送方向に応じて上流側
となるテ−プガイドのみを自動的に且つ確実に選択し
て、テ−プの高さ規制を行うようにすることができる。
【0030】また、テ−プ移送方向が切り換わる所謂リ
バ−ス時においても、予めテ−プ反転移送開始前に上流
側テ−プガイドをテ−プ高さ規制位置に、また下流側テ
−プガイドをテ−プ高さ規制を行わない位置にセットす
るため、動作的に不安定のない優れたテ−プガイド装置
が実現できる。
バ−ス時においても、予めテ−プ反転移送開始前に上流
側テ−プガイドをテ−プ高さ規制位置に、また下流側テ
−プガイドをテ−プ高さ規制を行わない位置にセットす
るため、動作的に不安定のない優れたテ−プガイド装置
が実現できる。
【0031】更に、本発明によれば、テ−プガイドの切
り換えを行うためキャプスタンの回転力を利用するが、
切り換えた後はキャプスタンの回転力はテ−プガイドに
伝達されないため、信頼性の高いテ−プガイド装置が実
現できる。
り換えを行うためキャプスタンの回転力を利用するが、
切り換えた後はキャプスタンの回転力はテ−プガイドに
伝達されないため、信頼性の高いテ−プガイド装置が実
現できる。
【図1】本発明が適用された往復型テ−プレコ−ダのス
トップモ−ドにおける要部正面図である。
トップモ−ドにおける要部正面図である。
【図2】本発明が適用された往復型テ−プレコ−ダの正
方向のプレイモ−ドにおける要部正面図である。
方向のプレイモ−ドにおける要部正面図である。
【図3】本発明が適用された往復型テ−プレコ−ダの逆
方向のプレイモ−ドにおける要部正面図である。
方向のプレイモ−ドにおける要部正面図である。
【図4】図1の状態におけるガイド溝の説明に供する図
である。
である。
【図5】図2の状態におけるガイド溝の説明に供する図
である。
である。
【図6】図3の状態におけるガイド溝の説明に供する図
である。
である。
1 シャシ 3A ピンチロ−ラア−ム 3B ピンチロ−ラア−ム 5A ピンチロ−ラ 5B ピンチロ−ラ 7A テ−プガイド 7B テ−プガイド 9A フランジ 9B フランジ 11A 制御レバ− 11B 制御レバ− 13A チェンジレバ− 13B チェンジレバ− 14A キャプスタン 14B キャプスタン 15A ゴムワッシャ 15B ゴムワッシャ 17 磁気ヘッド 18 テ−プ 21A ガイド溝 21B ガイド溝
Claims (1)
- 【請求項1】磁気ヘッドの左右に配置され、夫々テ−プ
と係合することにより前記テ−プの高さ規制を行う一対
のテ−プガイドのうち、テ−プ移送方向に応じて上流側
となるテ−プガイドのみが前記テ−プと係合状態となり
テ−プ高さ規制を行うテ−プレコ−ダのテ−プガイド装
置において、 夫々同時に同一方向に回転すると共に、テ−プ移送方向
を反転すべくその回転方向が反転可能な一対のキャプス
タンと、 夫々ピンチロ−ラを軸支する一対のピンチロ−ラア−ム
と、 夫々該ピンチロ−ラア−ムに変位可能に支持され、前記
キャプスタンに当接することにより前記キャプスタンの
回転方向に応じてその位置が変化する一対の制御部材
と、 該制御部材が前記ピンチロ−ラア−ムと共に回動する
際、回転する前記キャプスタンにより予め変位された前
記制御部材を所要の経路に亘って更に変位する一対のガ
イドと、 夫々前記ピンチロ−ラア−ムに変位可能に支持され、前
記テ−プの両端縁に係合するフランジが設けられると共
に、該フランジによる前記テ−プの高さ規制を行う第1
の位置と、前記テ−プの高さ規制を行わない第2の位置
を選択的にとるべく、前記制御部材の変位に応じて制御
される一対のテ−プガイドとからなることを特徴とする
テ−プレコ−ダのテ−プガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4215587A JPH0636413A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | テ−プレコ−ダのテ−プガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4215587A JPH0636413A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | テ−プレコ−ダのテ−プガイド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636413A true JPH0636413A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16674906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4215587A Pending JPH0636413A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | テ−プレコ−ダのテ−プガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636413A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU735675B2 (en) * | 1997-06-25 | 2001-07-12 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Use of gaba analogs such as gabapentin in the manufacture of a medicament for treating inflammatory diseases |
US6583029B2 (en) | 2000-03-29 | 2003-06-24 | Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. | Production method for silicon wafer and SOI wafer, and SOI wafer |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP4215587A patent/JPH0636413A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU735675B2 (en) * | 1997-06-25 | 2001-07-12 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Use of gaba analogs such as gabapentin in the manufacture of a medicament for treating inflammatory diseases |
US6583029B2 (en) | 2000-03-29 | 2003-06-24 | Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. | Production method for silicon wafer and SOI wafer, and SOI wafer |
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