JPH07143632A - ケーブル布設装置 - Google Patents

ケーブル布設装置

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JPH07143632A
JPH07143632A JP28671493A JP28671493A JPH07143632A JP H07143632 A JPH07143632 A JP H07143632A JP 28671493 A JP28671493 A JP 28671493A JP 28671493 A JP28671493 A JP 28671493A JP H07143632 A JPH07143632 A JP H07143632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
pulse
pulse signal
electric
power cable
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28671493A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kasahara
敏夫 笠原
Keisuke Mitsubori
桂助 三堀
Hiroyuki Hasegawa
博之 長谷川
Ryuzo Sato
隆三 佐藤
Nobuhiro Sasaki
伸洋 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルの延線中にケーブルが損傷すること
を防止し、而も電力ケーブルの布設作業をより自動化し
省力化させる。 【構成】 送出中の電力ケーブル1に常時接触させ、電
力ケーブル1の移動速度に基づきパルス信号を発生する
パルス発生手段を構成するロータリーパルス発生器22
と、ロータリーパルス発生器22からのパルス信号が入
力すると同時に電力ケーブル1を送出するゴムブロック
部を駆動するモータ18を起動させ、パルス信号が停止
すると一定時間経過後にモータ18を停止させるパルス
信号処理モジュール30とを備える。 【効果】 ケーブルの延線中にケーブルが損傷すること
を防止でき、而もケーブルを円滑に牽引することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はケーブル布設装置に係
わり、特に、ウインチ車により牽引されるケーブルの張
力を一部負担するケーブル布設装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ケーブ
ル布設装置に使用される電動送出機は図6に示すよう
に、主として電力ケーブル1を上下方向から圧接した状
態で移動させる抑えベルト部51およびゴムブロック部
52と、ゴムブロック部52を駆動するための電動機5
3とから構成されている。
【0003】このような電動送出機50は、延線車から
の電力ケーブル1をウインチ車で牽引する際、牽引中の
電力ケーブル1に異常張力が加わることを防止するため
に、電力ケーブル1の牽引速度と同じ送出速度になるよ
うにゴムブロック部52を回転させている。しかしなが
ら、延線中に電力ケーブル1が停止したような場合に
は、作業者がそのことを目で確認しなければ電動送出機
50による電力ケーブル1の送出を停止させることがで
きない。したがって電力ケーブル1が停止しても電動送
出機50のゴムブロック部52の回転を止めるタイミン
グが遅れるので、電力ケーブル1のシース部が削られ、
延線中の電力ケーブル1が使用不能になる虞があった。
【0004】
【目的】本発明は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、ケーブルの延線中にケーブルが
損傷することを防止し、而もケーブルの布設作業をより
自動化し省力化することができるケーブル布設装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明のケーブル布設装置は、ケーブルの先端側に設
置された牽引手段と、牽引手段の後方に設置された複数
の電動送出手段とを備えたケーブル布設装置において、
ケーブルの先端の移動速度に基づきパルス信号を発生す
るパルス発生手段と、パルス発生手段からのパルス信号
が入力すると同時に各電動送出手段を駆動させ、パルス
信号が停止すると一定時間経過後に各電動送出手段を停
止させるパルス信号処理手段とを備えているものであ
る。
【0006】
【作用】延線中のケーブルの先端の移動速度に基づきパ
ルス信号を発生させることができるようにパルス発生手
段を設ける。このパルス発生手段はケーブルが停止する
とパルス信号を停止させるので、パルス信号処理手段は
一定時間経過後に延線中のケーブルを送出するための各
電動送出手段を停止させる。一方、パルス発生手段はケ
ーブルを延線中には、ケーブルの移動速度に基づきパル
ス信号を発生しているのでパルス信号処理手段は各電動
送出手段を駆動させる。また、停止中のケーブルを牽引
した場合にも、牽引によるケーブルの移動と同時にパル
ス信号を発生させるので、パルス信号処理手段はパルス
信号が入力すると同時に各電動送出手段を駆動させる。
【0007】これによりケーブルが停止した場合には一
定時間経過後に各電動送出手段を停止させ、また、停止
中のケーブルを牽引する場合には牽引によるケーブルの
移動と同時にケーブルを送出させることができるので、
ケーブルに対して常に適切な張力を付与させてケーブル
の損傷を防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明のケーブル布設装置の一実施例
につき図面を参照して説明する。本発明のケーブル布設
装置は地中電力ケーブルの布設工事等に使用されてい
る。地中電力ケーブルの布設工事は洞道内布設の場合、
図4に示すように道路に設けられた洞道内Hに電力ケー
ブル1を引き入れるために、電力ケーブル1を送出する
ための延線車2と、延線車2からの電力ケーブル1をワ
イヤ3cを介して牽引するための牽引手段であるウイン
チ車3とを使用する。
【0009】延線車2は電力ケーブル1を所定長さに巻
取ったドラム4Aを備え、ウインチ車3は電力ケーブル
1を牽引するウインチ3aと、電力ケーブル1を牽引し
た際の張力を検出する張力計3bと、ウインチ3aで牽
引した電力ケーブル1を巻取るドラム4Bとを備えてい
る。この延線車2とウインチ車3との間には電力ケーブ
ル1の引き入れ張力が異常張力にならないように、洞道
内Hの数箇所に電動送出手段である電動送出機10を設
置している。
【0010】電動送出機10は図3に示すように、電力
ケーブル1を上下方向から圧接した状態で移動させる抑
えベルト部11およびゴムブロックベルト部12と、電
力ケーブル1を抑えベルト部11およびゴムブロックベ
ルト部12から外れないように保持するガイドローラ1
3と、抑えベルト部11、ゴムブロックベルト部12お
よびガイドローラ13を設置させるベース14とから成
る。
【0011】抑えベルト部11は電力ケーブル1の上部
を抑えるために、ベース14に固定された2本のガイド
パイプ15に設けられた伸縮可能な支柱15aに挿入さ
れている。この支柱15aには等間隔で複数の溝が設け
られており、電力ケーブル1の直径によって抑えベルト
部11とゴムブロックベルト部12との間隔を調整する
ことができる。さらに支柱15aには電力ケーブル1を
送出するのに最適な押圧力を付与するためにスプリング
16が巻着され、このスプリング16による押圧力を変
化させる締め付けレバー17が設置されている。これに
より直径の異なる電力ケーブル1を同一の押圧力で送出
させることができる。
【0012】尚、ゴムブロックベルト部12は、ベース
14に設置された電動機18により駆動される。このよ
うに構成されるケーブル布設装置の各電動送出機10の
中で、ウインチ車3側に設置される電動送出機10に
は、ウインチ車3で電力ケーブル1を牽引した際の電力
ケーブル1の移動速度を検出するパルス発生手段が設置
されている。パルス発生手段は図1(a)、(b)に示
すように移動する電力ケーブル1に接触させる検出ロー
ラ19と、検出ローラ19を軸着するアーム20と、電
動送出機10の所定位置に固定され、アーム20を回動
自在に支持する支持片21とから構成されている。
【0013】検出ローラ19の同軸上には分解能を高め
るためにロータリーパルス発生器22が直結されてお
り、検出ローラ19の回転数に比例してパルス信号を発
生させることができる。また、移動中の電力ケーブル1
に検出ローラ19を常時接触させるために、アーム20
には検出ローラ19を電力ケーブル1の位置する方向に
付勢するバネ23が固定されている。
【0014】ロータリーパルス発生器22にはロータリ
ーパルス発生器22から出力されるパルス信号を処理す
るパルス信号処理手段であるパルス信号処理モジュール
30が電気的に接続される。パルス信号処理モジュール
30は図2に示すように、放電回路31、コンデンサC
1、ツェナーダイオード(定電圧ダイオード)D1、トラ
ンジスタTr1、モータ駆動回路32で構成される。
【0015】放電回路31はb接点の電磁リレー33が
使用され、この電磁リレー33のコイルはロータリーパ
ルス発生器22に接続されている。電磁リレー33のb
接点の一端はアースに接続され、他端は一端がアースに
接続されたコンデンサCの他端に接続されている。ま
た、コンデンサCの他端は一端が電源に接続された抵抗
1の他端と接続されている。さらに、抵抗R1の他端は
ツェナーダイオードD1のカソード、アノードを介し
て、一端がアースに接続された抵抗R2と、一端がトラ
ンジスタTr1のベースに接続された抵抗R3との接続点
に接続されている。スイッチ用トランジスタTr1のエ
ミッタはアースに接続され、コレクタはモータ駆動回路
32に使用されているa接点の電磁リレー34のコイル
を介して電源に接続されている。電磁リレー34のa接
点は電動送出機10のゴムブロックベルト部12を駆動
するモータ18に接続されている。
【0016】なお、コンデンサC1およびツェナーダイ
オードD1は時定数τを持った充電回路を構成してい
る。このように構成されたケーブル布設装置の動作につ
いて以下に説明する。例えば電力ケーブル1を図5
(b)に示すように、一定の移動速度から徐々に停止さ
せ、一定時間休止後に、また電力ケーブル1を移動させ
るような速度プロフィルで延線しているとする。この速
度プロフィルでは図5(a)に示すように、ロータリー
パルス発生器22により発生するパルス列は速度に比例
して繰返し周期が変化する。
【0017】このような速度プロフィルにおいて電力ケ
ーブル1が停止すると、ロータリーパルス発生器22か
らのパルス信号は出力されなくなる。パルス信号が出力
されなくなると放電回路31の電磁リレー33は開状態
になるように設定されているので、コンデンサC1の電
圧が上昇し、この電圧がツェナーダイオードD1の耐え
る電圧値を越えることによりトランジスタTr1を動作
させる。トランジスタTr1は図5(c)に示すように
ツェナーダイオードD1からの電流により、τ時間経過
後にモータ駆動回路32を遮断してモータ18を停止さ
せる。このように時定数τを持ったコンデンサC1およ
びツェナーダイオードD1により、ウインチ車3による
電力ケーブル1の牽引中止からτ時間経過後に、電動送
出機10のゴムブロックベルト部12を停止させること
ができるので、電力ケーブル1に適切な張力を付与させ
ておくことができる。
【0018】また、休止状態の電力ケーブル1をウイン
チ車3で牽引させると、検出ローラ19の回転に比例し
てロータリーパルス発生器22からパルス信号が出力さ
れる。このパルス信号に基づき放電回路31の電磁リレ
ー33は開閉するので、コンデンサCは電気を蓄えるこ
とができなくなる。これによりツェナーダイオードD 1
からトランジスタTr1へ電流が流れ込まなくなるの
で、モータ駆動回路32の電磁リレー34は、電力ケー
ブル1の牽引と同時に作動してモータ18を起動させる
ことができる。したがって電力ケーブル1の損傷を防止
することができる。
【0019】なお、本発明のケーブル布設装置で布設す
るケーブルは電力ケーブルに限らない。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように本発
明のケーブル布設装置によれば、ケーブルの先端側に設
置された牽引手段と、牽引手段の後方に設置された複数
の電動送出手段とを備えたケーブル布設装置において、
ケーブルの先端の移動速度に基づきパルス信号を発生す
るパルス発生手段と、パルス発生手段からのパルス信号
が入力すると同時に各電動送出手段を駆動させ、パルス
信号が停止すると一定時間経過後に各電動送出手段を停
止させるパルス信号処理手段とを備えているので、ケー
ブルの延線中にケーブルが損傷することを防止でき、而
もケーブルを円滑に牽引することができる。これにより
ケーブルの布設作業をより自動化し省力化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブル布設装置の一実施例を示す図
で、(a)はパルス発生手段とケーブルとの関係を表わ
す図、(b)は検出ローラとロータリーパルス発生器と
の関係を表わす図。
【図2】図1に示す一実施例の要部を示す回路図。
【図3】本発明のケーブル布設装置の全体を示す図。
【図4】ケーブルの布設方法を示す概要図。
【図5】本発明のケーブル布設装置の動作状態を示す図
で、(a)はロータリーパルス発生器により発生するパ
ルス列の変化を表わすグラフ、(b)はケーブルの移動
速度の変化を表わすグラフ、(c)はモータの駆動状態
を表わすグラフ。
【図6】従来のケーブル布設装置に使用する電動送出機
を示す図。
【符号の説明】
1‥‥電力ケーブル 18‥‥モータ 19‥‥検出ローラ 20‥‥アーム 21‥‥支持片 22‥‥ロータリーパルス発生器 23‥‥バネ 30‥‥パルス信号処理モジュール(パルス信号処理手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 博之 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 佐藤 隆三 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 佐々木 伸洋 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブルの先端側に設置された牽引手段
    と、前記牽引手段の後方に設置された複数の電動送出手
    段とを備えたケーブル布設装置において、前記ケーブル
    の先端の移動速度に基づきパルス信号を発生するパルス
    発生手段と、前記パルス発生手段からの前記パルス信号
    が入力すると同時に前記各電動送出手段を駆動させ、前
    記パルス信号が停止すると一定時間経過後に前記各電動
    送出手段を停止させるパルス信号処理手段とを備えてい
    ることを特徴とするケーブル布設装置。
JP28671493A 1993-11-16 1993-11-16 ケーブル布設装置 Withdrawn JPH07143632A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28671493A JPH07143632A (ja) 1993-11-16 1993-11-16 ケーブル布設装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28671493A JPH07143632A (ja) 1993-11-16 1993-11-16 ケーブル布設装置

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Publication Number Publication Date
JPH07143632A true JPH07143632A (ja) 1995-06-02

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ID=17708055

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28671493A Withdrawn JPH07143632A (ja) 1993-11-16 1993-11-16 ケーブル布設装置

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Effective date: 20010130