JPH0560923A - ケーブルの張力制御方法 - Google Patents

ケーブルの張力制御方法

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JPH0560923A
JPH0560923A JP22427891A JP22427891A JPH0560923A JP H0560923 A JPH0560923 A JP H0560923A JP 22427891 A JP22427891 A JP 22427891A JP 22427891 A JP22427891 A JP 22427891A JP H0560923 A JPH0560923 A JP H0560923A
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cable
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tension control
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Nobuhiro Sasaki
伸洋 佐々木
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/46Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
    • G02B6/50Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts

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Abstract

(57)【要約】 【目的】剛性の異なる線材を接続したケーブルの張力を
自動的に調整し、その自動布設を可能にする。 【構成】ダンサーロールの基準位置からの変位に対応す
る検出信号と基準信号との差信号を光ファイバケーブル
のけん引機に送出し差信号に基づきけん引機のけん引速
度を制御する際に、線材の剛性の変化によって検出信号
が予め設定した閾値を越えたときに、基準信号に所定の
バイアス信号を加え、基準信号とバイアス信号との合計
と検出信号との差信号によりけん引速度を制御する。 【効果】線材の剛性の変化に対応して、実質上ダンサー
ロールの変位の基準となる基準位置が変更され、線材の
種類に応じた張力制御ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光ファイバケーブル等
ケーブルの張力制御方法に係り、特に剛性の異なる線材
を接続してなるケーブルの布設時に適用される張力制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバケーブルを洞道に布設する場
合、その布設長は数kmに及ぶことがあり、この場合布
設は数百m毎にけん引機を配置し、各々作業者がトラン
スシーバ等で連絡しながらタイミングを合せ行なってい
る。また、一般にケーブル布設においてはその張力を一
定にする必要があり、このため各けん引機にたるみ検出
器を取付け、たるみの検出を行なっている。
【0003】このようなたるみ検出器として、図4に示
すようなダンサーロール100を用いたものがある。こ
こでは、ダンサーロール100に角度を検出するポテン
シオメータ101等の検出器を設け、ダンサーロール1
00とポテンシオメータ101との間のケーブルの0点
からの角度を検出し、その角度に対応する信号を送出し
てけん引機102のモータ駆動をフィードバック制御し
ている。例えば、角度がθの範囲ではケーブル送り出し
方向にモータは回転し、角度が−θの範囲ではケーブル
引き込み方向にモータが回転するように、また角度0で
はモータが停止するように駆動され、そのけん引速度即
ちけん引力が制御される。これにより布設長の長い洞道
であっても自動布設が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の張力制御方法は、剛性の異なる線材を連続し
てけん引する場合には適当でない。即ち光ファイバケー
ブルでは、初期けん引用のロープが用いられているが、
光ファイバケーブルとロープとの剛性が大きく異なるた
め、ダンサーロール部でロープから光ファイバケーブル
に変ったとき、光ファイバケーブルの剛性によりダンサ
ーロールの位置が持ち上げられ、モータが送り出し方向
に異常回転しキンクを起こすことがあった。この場合、
剛性の大きなケーブルに合せて各ダンサーロールの重り
を順次調整しなければならず、非常に手間がかかり、ま
た、重りの重いダンサーロールを用いる場合にはそれに
合せてけん引機の容量を大きくしなければならないなど
の問題があった。
【0005】
【目的】この発明はこのような従来のケーブルの張力制
御方法の難点に鑑みなされたもので、剛性の異なるケー
ブルが接続された線材であっても自動的に張力を制御し
て布設できるケーブルの張力制御方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明のケーブルの張力制御方法は、ケーブルの基準
位置からの変位を検出する位置検出手段からの検出信号
に基づきケーブルのけん引速度を制御するようにしたケ
ーブルの張力制御方法において、ケーブルを構成する線
材の剛性の変化を検知し、その結果に基づいて基準位置
を変更するようにしたものである。
【0007】
【作用】ケーブルの種類が変ってその剛性が変化し、こ
れにより位置検出手段であるダンサーロールの位置が予
め設定した値より大きく変化した場合に、ダンサーロー
ルによって検出される変位の基準となる基準位置を変更
し、その後はこの変更された基準位置を基に変位が検出
されこの変位に基づいてケーブルのけん引速度が制御さ
れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明のケーブルの張力制御方法を図
面を参照して説明する。図1は本発明のケーブルの張力
制御方法が適用される洞道を模式的に示した図で、ドラ
ム1から繰り出された光ファイバケーブル(以下、単に
ケーブルという)2はけん引機3、4、5・・・および
図示しないウィンチ等により洞道の他端に布設される。
ケーブル2の先端には、けん引初期において急激な引張
り力が作用することによる光ファイバの破損を防止する
ために図示しない金属製や強化プラスチック製等のロー
プが接続されている。
【0009】けん引機3、4、5・・・(以下、簡単に
するためにけん引機3についてのみ、説明する)には、
その近傍に位置検出手段として図2に示すようなダンサ
ーロール6およびケーブルの基準位置からの変位を検出
し電位差として出力するポテンシオメータ7が設けられ
ている。ダンサーロール6は所定の重さの重り61を備
えケーブル2に載置され、ケーブル2の張力の変化によ
ってその位置が変化する。即ち、ケーブル2の張力が大
きいほどダンサーロール6の位置は高くなる。
【0010】ポテンシオメータ7は図2及び図3に示す
ような制御回路71を備え、この制御回路71はポテン
シオメータ7から出される、基準位置である0点方向と
ケーブル2とのなす角度θに対応する検出信号f1と、
予め設定された基準信号f0との差f1−f0である差信
号f2をけん引機3のモータ31のドライバ32に送出
し、±θ1の範囲でモータドライバ32を制御する。制
御回路71はさらに検出信号f1を予め設定された閾値
(角度+θ1に対応する信号)と比較し、検出信号f1
閾値より大の場合には、基準信号f0にバイアスf3を加
え、差信号f2がf1−(f0+f3)となるようにする。
このことは、基準位置である0点方向が新たな0’点方
向に変更されたことと同等の意味を持つ。バイアスf3
の値は0点方向と新たな0’点方向とのなす角度(θ1
+θ2)に対応する。従って、ポテンシオメータ7は新
たな0’点方向と角度±θ2の範囲でドライバ32を制
御することになる。
【0011】以上のような構成において、動作を説明す
る。まずケーブル2の布設時に、けん引機3にケーブル
2先端のロープをかませてけん引が開始されると、けん
引機3のモータ31が引き込み方向に駆動される。この
ときダンサーロール6の位置にはロープがあり、ダンサ
ーロール6とポテンシオメータ7との間にあるケーブル
2と0点方向とのなす角度θは−(マイナス)である。
ポテンシオメータ7はケーブル2と0点方向とのなす角
度θに対応する検出信号f1を制御回路71に送ると制
御回路71はこの検出信号f1を予め設定された閾値と
比較し、検出信号f1<閾値であれば、基準信号f0と検
出信号f 1との差信号f2(=f1−f0)をドライバ32
に送出する。この際、検出信号f 1<基準信号f0であれ
ば差信号f2<0となり、けん引機3は送り出し方向に
駆動される。また、基準信号f0=検出信号f1のときに
は差信号は0となり、けん引機3は停止する。従ってケ
ーブル2はウィンチ等他の動力によってのみけん引され
る。検出信号f1>基準信号f0のときには、差信号f2
>0となり、けん引機3は引き込み方向に駆動される。
【0012】次にダンサーロール6の位置にあるケーブ
ル2が先端のロープから光ファイバに変ると、光ファイ
バの剛性によってケーブル2と0点方向とのなす角度θ
が急激に変化する。これによってポテンシオメータ7か
ら閾値を越えた検出信号f1が送られると、制御回路7
1は基準信号f0にバイアス信号f3を加え、差信号f2
としてf1−(f0+f3)をドライバ32に送出する。
これにより、検出信号f1がf1<(f0+f3)であれば
けん引機3は送り出し方向に駆動され、f1>(f0+f
3)であればけん引機3は引き込み方向に駆動される。
即ち、光ファイバをけん引するときには、f0+f3を基
準信号としてけん引機3が制御されることになる。
【0013】なお、以上の実施例においてはケーブルを
構成する剛性の異なる線材としてロープと光ファイバケ
ーブルの場合について説明したが、本発明のケーブル張
力制御方法は、先端にロープを接続した光ファイバケー
ブルのみならず剛性の異なる線材を接続した電力ケーブ
ル等のケーブルを布設する場合に適用できるのはいうま
でもない。
【0014】また、線材の剛性の変化を検知する方法と
して、ケーブルの基準位置からの変位をダンサーロール
とポテンシオメータとの組合せから成る位置検出手段に
より検出するようにしたが、線材の接続部をテレビカメ
ラ等の検知手段で認識し、これによって、けん引機に送
出する信号の基準信号を変化させるようにしてもよい
し、位置検出手段としてはケーブルの基準位置からの位
置を信号として取り出せるものであればロータリーエン
コーダ、光電センサ、イメージセンサなど使用できる。
また、基準位置の変更の仕方として、検出信号の基準と
なる基準信号に所定のバイアスを加えることを説明した
が、予め選択可能な2つの基準信号を設定しておくなど
の方法をとってもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように本発
明のケーブルの張力制御方法によれば、剛性の異なる線
材を接続したケーブルであっても、自動的に張力の調整
を行ないながら自動布設することができる。特に光ケー
ブルの場合でもダンサーロール方式での布設が可能であ
り、ダンサーロールの重りを変えることなく自動布設す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケーブルが布設される洞道を示す図。
【図2】本発明による張力制御方法が適用されるダンサ
ーロールを示す図。
【図3】本発明による張力制御方法を実現するための回
路の一実施例を示す図。
【図4】従来のケーブルの張力制御方法を示す図。
【符号の説明】
2・・・・・・ケーブル 3、4、5・・・・・・けん引機 6・・・・・・ダンサーロール(位置検出手段) 7・・・・・・ポテンシオメータ(位置検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブルの基準位置からの変位を検出する
    位置検出手段からの検出信号に基づきケーブルのけん引
    速度を制御するようにしたケーブルの張力制御方法にお
    いて、前記ケーブルを構成する線材の剛性の変化を検知
    し、その結果に基づいて前記基準位置を変更することを
    特徴とするケーブルの張力制御方法。
JP22427891A 1991-09-04 1991-09-04 ケーブルの張力制御方法 Expired - Lifetime JP3048695B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5708642A (en) * 1995-09-29 1998-01-13 Nec Corporation Optical head device with lens system for increasing beam diameter of light to be incident on objective lens
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