JPH0343788Y2 - - Google Patents

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JPH0343788Y2
JPH0343788Y2 JP15588685U JP15588685U JPH0343788Y2 JP H0343788 Y2 JPH0343788 Y2 JP H0343788Y2 JP 15588685 U JP15588685 U JP 15588685U JP 15588685 U JP15588685 U JP 15588685U JP H0343788 Y2 JPH0343788 Y2 JP H0343788Y2
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tension
circuit
motor
cable
control device
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、ケーブルの布設時に用いられるケー
ブルけん引機を制御する張力制御装置の改良に関
する。
(考案の技術的背景とその問題点) 光フアイバケーブルを管路布設する場合には、
けん引ロープに光フアイバケーブルを連結し、け
ん引ロープを管路に通してシヤフトドライブウイ
ンチ車にてけん引すると共に、張力制御装置の張
力検出器によりけん引ロープの張力を検出し、こ
の張力制御装置にて尻手線制御機のモータを駆動
及び停止させてけん引ロープのけん引力を制御し
ていた。そして、これにより光フアイバケーブル
に大きな張力が加わるのを防止していた。
ところで、従来の張力制御装置は、けん引ロー
プに設定上限の張力が加わると、尻手線制御機の
モータへの駆動電流の供給を瞬時に停止し、設定
下限まで張力が低下した時点で再度駆動電流を瞬
時に立ち上げて供給する構成を有している。従つ
て、尻手線制御機のモータは、第4図に示すよう
に、瞬間的に停止し、又再駆動時には急激に回転
速度が増大するので、けん引ロープが巻き付けら
れてモータにて回転駆動されるキヤプスタンは、
同図に示すように、同様に瞬間的に回転を停止し
又急激に高速で回転を始める。このため、シヤフ
トドライブウインチ車のシヤフト上でスリツプし
ていたけん引ロープには瞬間的に大きなけん引力
が加わるので、光フアイバケーブルに許容張力
(設定上限張力)以上の張力(第4図参照)が加
わつてしまうことがある。
(考案の目的) 本考案の目的は、ケーブルに許容以上の張力が
加わるのを防止することができるケーブルけん引
機の張力制御装置を提供することにある。
(考案の概要) 本考案は、尻手線制御機等のケーブルけん引機
のモータに間欠的に供給される駆動電流を、電流
制御手段にて立ち上がり及び立ち下がりを積分
し、前記モータに出力することを特徴とする。
(考案の実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
第2図には光フアイバケーブルの管路布設態様
が示されており、マンホール28と他の図示しな
いマンホール間には管路32が設けられている。
管路32を通つてきたけん引ロープ33はマンホ
ール28内に取付けたガイドプーリ34を介して
マンホール28の入口29より外部に導出され、
張力検出器1に通されている。この張力検出器1
は、枠体2の両端に軸支されている大径のガイド
ローラ3と小径のガイドローラ4とを備え、枠体
2の中央に固定されている略コ字状の取付部材5
には張力検出部6が取付けられている。この張力
検出部6からは一対のブラケツト7が下方に伸長
し、ブラケツト7間には検出ローラ8が軸支され
ている。枠体2の一端側下面に取付けられている
係止板9は、マンホール28の段部30に係止さ
れ、かつこの係止板9の下面から突出する係入用
ピン10はマンホール28の蓋受溝31内に係入
されている。係止板9よりマンホール28内に伸
長している伸長部11には固定ボルト12が螺入
され、この固定ボルト12の先端はマンホール2
8の内壁面28aに当接され、これにより張力検
出器1はマンホール28の入口29近傍で固定さ
れている。
張力検出器1の取付部材5の上面には、クラン
プ13が取付けられており、このクランプ13は
尻手線制御機20を固定している。尻手線制御機
20は、本体21から突出する軸22に取付けら
れているキヤプスタン24と、キヤプスタン24
の上方に位置し、上・下動自在に調整される押え
ローラ25と、モータの収容されているモータ部
23とを備えている。キヤプスタン24はモータ
の回転駆動で本体21内の歯車機構を介して回転
される。
ところで、張力検出器1のガイドローラ3,4
及び検出ローラ8間に通されたけん引ロープ33
は、シヤフトドライブウインチ車35の後輪のシ
ヤフト36に数回巻き付けられ、更に尻手線制御
機20のキヤプスタン24に押えローラ25にて
押圧された状態で数回巻き付けられて巻取ドラム
37に巻始端が固定されている。従つて、シヤフ
ト36を回転駆動し、かつ尻手線制御機20のキ
ヤプスタン24を回転駆動すると、けん引ロープ
33がけん引されるので、けん引ロープ33に撚
り戻し器38を介して連結された光フアイバケー
ブル39が管路32に引き通され、布設される。
さて、張力検出器1の張力検出部6からの検出
信号Tが入力される本考案の張力制御装置40
は、第1図に示すように、検出信号Tを増幅する
電圧増幅回路41と、この電圧増幅回路41から
の増幅検出信号T′と基準電圧設定回路42から
の設定電圧Vsを比較する電圧比較回路43とを
備えている。電圧比較回路43からの制御信号
Scは積分回路49を通り、制御信号Sc′として電
流制限回路44に出力されている。この電流制限
回路44は電源回路45からの駆動電流を制御信
号Sc′の波形に対応させて波形成形し、尻手線制
御機20のモータに供給する。積分回路49の制
御信号Sc′は速度指令回路46にも出力されてい
る。速度指令回路46はこの制御信号Sc′のレベ
ルに対応する速度指令信号Spを速度誤差増幅回
路47に出力する。速度誤差増幅回路47は尻手
線制御機20のモータの回転速度を検出する速度
検出器48からの検出信号Sdと、速度指令信号
Spとを比較し、その誤差分を増幅して電流制限
回路44に出力する。電流制限回路44はこの誤
差信号の入力で駆動電流のレベルを制限する。
次に、本考案に係る張力制御装置40の動作を
説明する。
けん引ロープ33のけん引力が大きい場合に
は、けん引ロープ33に大きな張力が加わり、検
出ローラ8が上動するので、張力検出器1の張力
検出部6からの検出信号Tが電圧増幅回路41に
入力される。電圧増幅回路41はこの検出信号T
を増幅し、増幅検出信号T′として電圧比較回路
43に出力する。電圧比較回路43はこの増幅検
出信号T′と設定電圧Vsとを比較、演算し、積分
回路49に制御信号Scを出力する。制御信号Sc
が入力した積分回路49は積分波形状に立ち下が
る制御信号Sc′を電流制限回路44に出力する。
従つて、電流制限回路44から出力されていた駆
動電流は積分波形状に立ち下がるので、尻手線制
御機20のモータの回転速度は、第3図に示すよ
うに、徐々に低下する。よつて、キヤプスタン2
4の回転速度も同様に低下し、けん引ロープ33
のけん引力が急激に低下することがなくなるの
で、モータが停止しても光フアイバケーブル39
には設定上限張力内の張力が加わるだけである。
けん引ロープ33のけん引が小さくなり、設定
下限レベルの張力になると、張力検出部6からの
検出信号Tのレベルも低下する。従つて、電圧比
較回路43はこの検出信号Tに対応する増幅検出
信号T′と設定電圧Vsとを比較、演算し、積分回
路49に制御信号Scを出力する。制御信号4c
が入力した積分回路49は積分波形状に立ち上が
る制御信号Sc′を電流制限回路44に出力する。
よつて、電流制限回路44からは、積分波形状に
立ち上がる駆動電流が出力されるので、尻手線制
御機20のモータの回転速度は、第3図に示すよ
うに、徐々に上昇する。この結果、キヤプスタン
24の回転速度も徐々に上昇し、けん引ロープ3
3のけん引力もそれに伴つて上昇するので、モー
タの再駆動時においても光フアイバケーブル39
には設定上限張力内の張力が加わるだけである。
ところで、上述したように、積分回路49の制
御信号Sc′は速度指令回路46にも出力されてい
る。従つて、制御信号Sc′の立ち上がりに伴つて
速度指令回路46からの速度指令信号Spのレベ
ルが上昇すると、検出信号Sdに対する誤差分が
小さくなるので、電流制限回路44からの駆動電
流レベルが低下する。よつて、けん引ロープ33
のけん引力の上昇に伴つて尻手線制御機20のモ
ータの回転速度が低下するので、光フアイバケー
ブル39に大きな張力が加わるのを更に確実に防
止することができる。
上記実施例において、けん引ロープ33のけん
引時の張力が設定上限張力に近づいた時点で、モ
ータの回転速度を数パーセント低下させ、その後
はこの回転速度でけん引ロープ33をけん引する
ようにしてもよい。これにより、光フアイバケー
ブル39に加わる最大張力を小さく抑えることが
できる。
尚、上記実施例では本考案の張力制御装置を尻
手線制御機20の制御に用いたが、他のケーブル
けん引機にも用いることができるのは勿論であ
る。
(考案の効果) 本考案によれば、ケーブルけん引機のモータに
間欠的に供給される駆動電流の立ち上がり及び立
ち下がりを電流制御手段により積分するようにし
たことで、モータを徐々に加速して駆動し、又は
徐々に減速して停止させることができる。従つ
て、ケーブルに大きな張力が加わるのを有効に防
止することができるので、ケーブルに許容範囲内
で張力を付与しつつ布設することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る張力制御装置のブロツク
図、第2図は管路布設態様を全体的に示す概略
図、第3図は本考案の張力制御装置の制御動作に
よるモータ及びキヤプスタンの回転速度と張力と
の関係を示す特性図、第4図は第3図に対応する
従来の特性図である。 1……張力検出器、6……張力検出部、20…
…尻手線制御機、24……キヤプスタン、33…
…けん引ロープ、40……張力制御装置、41…
…電圧増幅回路、42……基準電圧設定回路、4
3……電圧比較回路、44……電流制限回路、4
6……速度指令回路、47……速度誤差増幅回
路、48……速度検出器、49……積分回路、
Sc,Sc′……制御信号、T……検出信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブルに加わる張力を検出した信号に基づい
    てケーブルけん引用のモータに駆動電流を間欠的
    に供給する張力制御装置において、該張力制御装
    置は前記駆動電流の立ち上がり及び立ち下がりを
    積分して前記モータに出力する電流制御手段を有
    することを特徴とするケーブルけん引機用張力制
    御装置。
JP15588685U 1985-10-11 1985-10-11 Expired JPH0343788Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15588685U JPH0343788Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15588685U JPH0343788Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6264115U JPS6264115U (ja) 1987-04-21
JPH0343788Y2 true JPH0343788Y2 (ja) 1991-09-13

Family

ID=31076992

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JP15588685U Expired JPH0343788Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11

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KR100396445B1 (ko) * 2001-05-10 2003-09-02 대우조선해양 주식회사 곤도라로 케이블을 포설하는 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6264115U (ja) 1987-04-21

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