JPS6311852Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6311852Y2 JPS6311852Y2 JP7807883U JP7807883U JPS6311852Y2 JP S6311852 Y2 JPS6311852 Y2 JP S6311852Y2 JP 7807883 U JP7807883 U JP 7807883U JP 7807883 U JP7807883 U JP 7807883U JP S6311852 Y2 JPS6311852 Y2 JP S6311852Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension
- cable
- electromagnetic proportional
- output
- acting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はケーブルの布設作業に使用されるケー
ブルけん引機における張力制御装置に関するもの
である。
ブルけん引機における張力制御装置に関するもの
である。
従来、ケーブルけん引機の張力制御はけん引機
を駆動する油圧回路のリリーフ圧を変えることに
よつて行なつていたため、リリーフ弁のオーバー
ライド特性により設定張力近辺におけるけん引速
度は遅くなり、作業能率が低下し、また精度が低
いため、設定張力を越える力がケーブルに加わる
危険があつた。
を駆動する油圧回路のリリーフ圧を変えることに
よつて行なつていたため、リリーフ弁のオーバー
ライド特性により設定張力近辺におけるけん引速
度は遅くなり、作業能率が低下し、また精度が低
いため、設定張力を越える力がケーブルに加わる
危険があつた。
本考案は上記の事情にかんがみてなされたもの
であり、効率良くケーブルけん引作業を行なうこ
とができるとともに、ケーブルに設定張力以上の
張力が作用することのないケーブルけん引機にお
ける張力制御装置を提供することを目的とするも
のである。
であり、効率良くケーブルけん引作業を行なうこ
とができるとともに、ケーブルに設定張力以上の
張力が作用することのないケーブルけん引機にお
ける張力制御装置を提供することを目的とするも
のである。
以下、図面により本考案の実施例について説明
する。
する。
第1図に示すように、ケーブルけん引機は摩擦
ドラムユニツト1と巻取りドラム4を備え、摩擦
ドラムユニツト1は平行に取付けられ同方向に回
転する一対の摩擦ドラム5,6を有し、巻取りド
ラム4は図示しない駆動装置により回転駆動され
る。摩擦ドラムユニツト1と巻取りドラム4との
間にはロードセル等の張力検出器3に連結された
張力検出シーブ2が設けられ、ワイヤ8はガイド
シーブ7から張力検出シーブ2に掛渡して反転さ
せ、反転させたワイヤ8を摩擦ドラムユニツト1
の一対の摩擦ドラム5,6間に掛渡して数回巻付
け、摩擦ドラムから巻取りドラム4にワイヤ8を
巻取ることにより、ワイヤ8の先端に連結したケ
ーブル(図示せず)をけん引するのである。した
がつて張力検出器3により検出される張力の2分
の1の値がケーブルに作用する張力である。
ドラムユニツト1と巻取りドラム4を備え、摩擦
ドラムユニツト1は平行に取付けられ同方向に回
転する一対の摩擦ドラム5,6を有し、巻取りド
ラム4は図示しない駆動装置により回転駆動され
る。摩擦ドラムユニツト1と巻取りドラム4との
間にはロードセル等の張力検出器3に連結された
張力検出シーブ2が設けられ、ワイヤ8はガイド
シーブ7から張力検出シーブ2に掛渡して反転さ
せ、反転させたワイヤ8を摩擦ドラムユニツト1
の一対の摩擦ドラム5,6間に掛渡して数回巻付
け、摩擦ドラムから巻取りドラム4にワイヤ8を
巻取ることにより、ワイヤ8の先端に連結したケ
ーブル(図示せず)をけん引するのである。した
がつて張力検出器3により検出される張力の2分
の1の値がケーブルに作用する張力である。
第2図は張力制御装置のブロツク線図であり、
張力検出器3がアンプ9を介して制御曲線発生回
路11に連結されるとともに、制御曲線発生回路
11には張力設定器10が連結され、制御曲線発
生回路11は時定数回路12を介して、あるいは
直接、最大及び最小出力設定回路13に連結さ
れ、最大及び最小出力設定回路13には最大速度
設定器14が連結されている。最大及び最小出力
設定回路13はバルブコントローラ15に連結さ
れ、バルブコントローラ15は油圧ポンプ18と
摩擦ドラムユニツト1の摩擦ドラム5,6を駆動
する油圧モータ19を連結する回路に設けられた
電磁比例制御弁16をコントロールする。
張力検出器3がアンプ9を介して制御曲線発生回
路11に連結されるとともに、制御曲線発生回路
11には張力設定器10が連結され、制御曲線発
生回路11は時定数回路12を介して、あるいは
直接、最大及び最小出力設定回路13に連結さ
れ、最大及び最小出力設定回路13には最大速度
設定器14が連結されている。最大及び最小出力
設定回路13はバルブコントローラ15に連結さ
れ、バルブコントローラ15は油圧ポンプ18と
摩擦ドラムユニツト1の摩擦ドラム5,6を駆動
する油圧モータ19を連結する回路に設けられた
電磁比例制御弁16をコントロールする。
第3図はケーブルに作用する張力と電磁比例制
御弁の入力との関係を示す制御曲線であり、張力
が設定張力T4の80%に満たないときには、ケー
ブルを設定された最大の速度でけん引するべく電
磁比例制御弁にはV3の電圧が加えられ、張力が
設定張力の80%であるT1に達すると大きな傾き
で電磁比例制御弁の入力は減少し、張力が設定張
力の90%であるT2に達するまでこの傾きで電圧
は降下してV2に達する。張力が設定張力の90%
であるT2に達すると電圧の降下率は低くなり、
設定張力T4に達するまで小さな傾きで電圧は降
下してV1に達し、張力が設定張力T4に達すると
出力はV1からV0に低下して、電磁比例制御弁は
遮断される。そして張力が設定張力の約98%の
T3まで降下すると時定数がかけられて制御曲線
に復帰する。
御弁の入力との関係を示す制御曲線であり、張力
が設定張力T4の80%に満たないときには、ケー
ブルを設定された最大の速度でけん引するべく電
磁比例制御弁にはV3の電圧が加えられ、張力が
設定張力の80%であるT1に達すると大きな傾き
で電磁比例制御弁の入力は減少し、張力が設定張
力の90%であるT2に達するまでこの傾きで電圧
は降下してV2に達する。張力が設定張力の90%
であるT2に達すると電圧の降下率は低くなり、
設定張力T4に達するまで小さな傾きで電圧は降
下してV1に達し、張力が設定張力T4に達すると
出力はV1からV0に低下して、電磁比例制御弁は
遮断される。そして張力が設定張力の約98%の
T3まで降下すると時定数がかけられて制御曲線
に復帰する。
上記構成により、ケーブルけん引作業を行なう
ときは、最初に張力設定器10によりケーブルに
加えて良い最大張力を設定するとともに、最大速
度設定器14によりケーブルをけん引する最大速
度を設定する。
ときは、最初に張力設定器10によりケーブルに
加えて良い最大張力を設定するとともに、最大速
度設定器14によりケーブルをけん引する最大速
度を設定する。
次に、ワイヤ8の先端にケーブルを連結して、
摩擦ドラムユニツト1及び巻取りドラム4を起動
させ、ケーブルけん引作業を開始する。ケーブル
に作用する張力がT1に達するまでは電磁比例弁
16にはV3の電圧が加えられ、ケーブルは設定
された最大の速度でけん引される。そしてケーブ
ルに作用する張力がT1に達すると張力の増加に
逆比例して大きな傾きで電磁比例弁の入力は減少
し、ケーブルのけん引速度は減速され、さらに張
力が増加すると前の傾きよりも小さな傾きで、し
だいにけん引速度は減速され、張力が設定張力に
達すると電磁比例弁16は遮断され、油圧モータ
19が停止し、摩擦ドラムユニツト1によるワイ
ヤ8の巻取りは停止する。そして張力が一定値
T3まで低下すると電磁比例弁16が作動して摩
擦ドラムユニツト1は円滑に回転し始める。
摩擦ドラムユニツト1及び巻取りドラム4を起動
させ、ケーブルけん引作業を開始する。ケーブル
に作用する張力がT1に達するまでは電磁比例弁
16にはV3の電圧が加えられ、ケーブルは設定
された最大の速度でけん引される。そしてケーブ
ルに作用する張力がT1に達すると張力の増加に
逆比例して大きな傾きで電磁比例弁の入力は減少
し、ケーブルのけん引速度は減速され、さらに張
力が増加すると前の傾きよりも小さな傾きで、し
だいにけん引速度は減速され、張力が設定張力に
達すると電磁比例弁16は遮断され、油圧モータ
19が停止し、摩擦ドラムユニツト1によるワイ
ヤ8の巻取りは停止する。そして張力が一定値
T3まで低下すると電磁比例弁16が作動して摩
擦ドラムユニツト1は円滑に回転し始める。
したがつて、ケーブルのけん引速度はケーブル
に作用する張力が設定値に近付くまでは高速で行
なわれ、しかも張力が設定張力に達するとケーブ
ルのけん引は円滑に停止するので、ケーブルにシ
ヨツクを与えることはない。
に作用する張力が設定値に近付くまでは高速で行
なわれ、しかも張力が設定張力に達するとケーブ
ルのけん引は円滑に停止するので、ケーブルにシ
ヨツクを与えることはない。
以上の様に、本考案によれば作業能率が良く、
さらに精度が高いためケーブルに設定値以上の張
力が作用することのないケーブルけん引機におけ
る張力制御装置が提供されるのである。
さらに精度が高いためケーブルに設定値以上の張
力が作用することのないケーブルけん引機におけ
る張力制御装置が提供されるのである。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はケーブ
ルけん引機の説明図、第2図は張力制御装置の構
成図、第3図は制御曲線図である。 1……摩擦ドラムユニツト、3……張力検出
器、4……巻取りドラム、5,6……摩擦ドラ
ム、8……ワイヤ、10……張力設定器、11…
…制御曲線発生回路、12……時定数回路、15
……バルブコントローラ、16……電磁比例制御
弁、19……油圧モータ。
ルけん引機の説明図、第2図は張力制御装置の構
成図、第3図は制御曲線図である。 1……摩擦ドラムユニツト、3……張力検出
器、4……巻取りドラム、5,6……摩擦ドラ
ム、8……ワイヤ、10……張力設定器、11…
…制御曲線発生回路、12……時定数回路、15
……バルブコントローラ、16……電磁比例制御
弁、19……油圧モータ。
Claims (1)
- ケーブルに作用する張力を検出する張力検出器
と、ケーブルに作用させる最大の張力を設定する
張力設定器と、ケーブルに作用する張力と設定さ
れた最大張力に応じて電磁比例制御弁を制御する
信号を発生する制御曲線発生回路とを備え、制御
曲線は、ケーブルに作用する張力が設定張力に近
付くと一旦大きな傾きで出力を減少させ、ケーブ
ルに作用する張力がさらに設定張力に近付くと小
さな傾きで出力を減少させて、張力が設定張力に
達すると電磁比例弁を遮断するように設定されて
いることを特徴とするケーブルけん引機における
張力制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7807883U JPS59183117U (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | ケ−ブルけん引機における張力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7807883U JPS59183117U (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | ケ−ブルけん引機における張力制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59183117U JPS59183117U (ja) | 1984-12-06 |
JPS6311852Y2 true JPS6311852Y2 (ja) | 1988-04-06 |
Family
ID=30208087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7807883U Granted JPS59183117U (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | ケ−ブルけん引機における張力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59183117U (ja) |
-
1983
- 1983-05-24 JP JP7807883U patent/JPS59183117U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59183117U (ja) | 1984-12-06 |
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