JPH0935366A - テープレコーダ - Google Patents

テープレコーダ

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JPH0935366A
JPH0935366A JP7176294A JP17629495A JPH0935366A JP H0935366 A JPH0935366 A JP H0935366A JP 7176294 A JP7176294 A JP 7176294A JP 17629495 A JP17629495 A JP 17629495A JP H0935366 A JPH0935366 A JP H0935366A
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tape
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/26Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
    • G11B15/28Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal

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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 1つの駆動モータを用い2つの駆動機構間の
テープスピードを一致させ、部品を共通化してコストダ
ウン可能とする。 【解決手段】 シャーシ4にフライホイール2,3を回
転可能に支持し、該シャーシ4に第1の中間プーリ14
を固着した駆動モータ11を取付け、フライホイール
2,3と第1の中間プーリ14とに平ベルト15を掛け
渡し、第1のテープ駆動機構1を構成する。シャーシ2
4にフライホイール22,23と第2の中間プーリ24
とそれぞれを回転可能に支持し、フライホイール22,
23と第2の中間プーリ24とに平ベルト34を掛け渡
し、第2のテープ駆動機構21を構成する。第1のテー
プ駆動機構1の第1の中間プーリ14と第2のテープ駆
動機構21の第2の中間プーリ24間にVベルト35を
掛け渡し、駆動モータ11の回転力を第1の中間プーリ
14にダイレクトに伝達し、Vベルト35を介し第2の
中間プーリ24に伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1つの駆動モータを駆動
源として2つの磁気テープ走行部を選択的にあるいは同
時に駆動するようにしたテープレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダビング録音機能を持たせた
り、同時に複数の磁気テープに録音できるように2つの
テープ走行部を設けたテープレコーダは既知である。こ
のように2つの磁気テープを走行させるための駆動系と
しては、各テープ走行部毎に専用の駆動モータを設け、
2つの駆動モータを同時にあるいは選択的に駆動するこ
とにより2つの磁気テープを走行させる2モータ形式
と、駆動モータを1つにし、2つのテープ走行部にベル
トやクラッチ機構を介して駆動力を伝達することによ
り、2つの磁気テープを同時にあるいは選択的に駆動す
る1モータ形式との2つに大別することができる。前者
の2モータ形式は、駆動モータを2つ用意しなければな
らないため、小型軽量化には不適当であり、また2つの
駆動モータの特性が多少とも異なっていると、2つの磁
気テープの走行が同期しないことがある。更に、2つの
テープの走行の開始、中断、停止等の動作を常に一致さ
せる必要があり、そのため特別な同期回路を用意して電
気的に制御しなければならず、コストアップの要因にも
なっている。一方、後者の1モータ形式は、1つの駆動
モータでよいため、上述した2モータ形式におけるよう
な欠点がなく、広く実施されている。
【0003】図5は従来の1モータ形式テープレコーダ
の駆動系を概略的に示す構成図である。同図に示すよう
に、第1のカセットテープ(図示しない)のための第1
駆動機構51は、各軸が磁気テープのリール軸になって
いる2つのフライホイール52,53がシャーシ54に
回転可能に支持されており、第2のカセットテープ(図
示しない)のための第2駆動機構55も、同様に各軸が
磁気テープのリール軸になっている2つのフライホイー
ル56,57と中間プーリ58とがそれぞれシャーシ5
9に回転可能に支持されている。これら第1及び第2駆
動機構51,55を駆動するモータ61は、シャーシ5
4,59間に位置し、これらシャーシ54,59に両端
が取付けられたモータブラケット62に支持されてい
る。モータ61の回転軸63に取付けられた駆動プーリ
64には2本のベルト65,66が掛けられており、一
方のベルト65は、駆動プーリ64からフライホイール
52の外周面の一部に接触させた後、フライホイール5
3に掛け渡されて駆動プーリ64に戻るように掛けられ
ている。他方のベルト66は、駆動プーリ64から中間
プーリ58を通り、フライホイール56に1ターン巻回
させた後、フライホイール57に掛け渡されて駆動プー
リ64に戻るように掛けられている。なお、詳細は図示
していないが、各フライホイール52,53,56,5
7とこれらフライホイールの軸に設けられたリール軸と
の間にはクラッチがそれぞれ設けられ、このクラッチに
よりテープ走行に必要なリール軸に回転を伝達するよう
にしている。
【0004】このような構成により、第1駆動機構51
に第1のカセットテープを、第2駆動機構55に第2の
カセットテープをそれぞれ装着し、モータ61を一方向
に駆動すれば、フライホイール52と56あるいはフラ
イホイール53と57を同方向に回転させることがで
き、これにより2つのカセットテープを順方向あるいは
逆方向に走行させることができる。また、図示せぬクラ
ッチ操作により第1あるいは第2駆動機構のみにテープ
走行を行わせることもできる。
【0005】このように、1つのモータ61の駆動プー
リ64に第1及び第2駆動機構51,55のベルト6
5,66を掛け渡すことにより、第1及び第2駆動機構
51,55を駆動することができ、これにより2つのカ
セットテープを同時に駆動したり、一方のみを駆動する
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな駆動系においては、駆動プーリ64とフライホイー
ル52,53間に掛けられるベルト65と、駆動プーリ
64とフライホイール56,57間に掛けられるベルト
66とで、その掛け方を異ならせる必要があり、また、
これらベルト65,66のフライホイール52と53の
間あるいは56と57の間における掛け方も異ならせる
必要がある。このため、ベルト65とフライホイール5
2,53間のスリップ率と、ベルト66とフライホイー
ル56,57間のスリップ率とが異なり、2つの駆動機
構におけるテープスピードが一致しないという問題が生
じてしまう。また、1つの駆動機構についても、左右の
フライホイール52と53の間、またはフライホイール
56と57の間で、テープスピードが合わなくなるとい
う問題がある。なお、モータ61の回転軸63に取付け
られた2段になっている駆動プーリ64を変えることに
より、2つの駆動機構におけるテープスピードを一致さ
せることはできるものの、1つの駆動機構におけるフラ
イホイール52−53/フライホイール56−57間の
テープスピードを一致させるためには、4枚のフライホ
イールを変えるしか方法がなく、その調整が困難であ
り、かつ調整部品点数が多くコストアップとなってしま
う。
【0007】更に、これら2つの駆動機構の間隔をセッ
トデザインに合わせて変更する場合には、モータブラケ
ット62の大きさを変えるとともに、2本のベルト6
5,66の長さも変えなければならないため、設計変更
も容易ではなく、高価になってしまうという問題があ
る。
【0008】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、1つの駆動モータを
用いて2つの駆動機構間のテープスピードを一致させる
ことができ、部品を共通化してコストダウンを図れるテ
ープレコーダを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1のテープ駆動機構と第2のテープ駆
動機構とを概略同一構成とし、これら両テープ駆動機構
を接続ベルトによって接続した点に特徴がある。すなわ
ち、本発明のテープレコーダは、一対の第1のフライホ
イールと第1のプーリ及びこれら第1のフライホイール
と第1のプーリに掛け渡された第1の駆動ベルトとを有
する第1のテープ駆動機構と、一対の第2のフライホイ
ールと第2のプーリ及びこれら第2のフライホイールと
第2のプーリに掛け渡された第2の駆動ベルトとを有す
る第2のテープ駆動機構と、前記第1のプーリと前記第
2のプーリとの間に掛け渡された接続ベルトと、この接
続ベルトを駆動する1つの駆動モータとを備えている。
【0010】上記の構成において、前記駆動モータの回
転軸を前記第1のプーリと第2のプーリのいずれか一方
に固定することができ、その場合は、第1のプーリと第
2のプーリ間に1本の接続ベルトを掛け渡せばよい。ま
た、前記駆動モータの回転軸に駆動プーリを固定した場
合は、この駆動プーリと前記第1のプーリ間、及び駆動
プーリと前記第2のプーリ間のそれぞれに接続ベルトを
掛け渡せばよい。更に、前記第1または第2のプーリを
その軸線方向に沿って移動可能に支持することもでき
る。
【0011】
【作用】本発明によるテープレコーダは、1つの駆動モ
ータを備え、この駆動モータの駆動力を接続ベルトを介
して第1及び第2のプーリのそれぞれに伝達するか、あ
るいは、駆動モータの回転軸を第1または第2のプーリ
のいずれか一方に固定し、該プーリの回転を接続ベルト
を介して他のプーリに伝達するようにしたため、第1の
駆動機構と第2の駆動機構のメカニズムを概略同一に構
成することができる。このため、第1の駆動機構と第2
の駆動機構における駆動ベルトの掛け方が同じになり、
両者のテープスピードを一致させることができるのみな
らず、1つの駆動機構における両フライホイール間のテ
ープスピードを一致させることができる。また、第1及
び第2の駆動機構に必要とされる合計4つのフライホイ
ールや、第1及び第2の駆動ベルトも同じものが使用で
きるため、部品の共通化が図れ、コストダウンを実現で
きる。
【0012】また、駆動モータの回転軸を第1のプーリ
と第2のプーリのいずれか一方に固定し、第1のプーリ
と第2のプーリ間に接続ベルトを掛け渡した場合は、第
1の駆動機構と第2の駆動機構間が1本の接続ベルトで
接続されるため、これら2つの駆動機構の間隔をセット
デザインに合わせて変更する際、接続ベルトの長さを変
えるだけで対応でき、設計変更も容易であり、安価に実
施できる。
【0013】更に、駆動モータの回転軸に駆動プーリを
固定し、この駆動プーリと第1のプーリ間、及び駆動プ
ーリと第2のプーリ間のそれぞれに接続ベルトを掛け渡
した場合は、第1のテープ駆動機構と第2のテープ駆動
機構のメカニズムを全く同一なものにできるため、部品
の共通化が図れ、生産性を高めることがができる。
【0014】更にまた、第1または第2のプーリをその
軸線方向に沿って移動可能に支持すると、駆動モータが
回転した際に、第1または第2のプーリに対する接続ベ
ルトの位置がずれたとしても、接続ベルトの張力により
第1または第2のプーリが軸方向に移動するため、第1
または第2のプーリと接続ベルトとを軸線方向の同一平
面上に位置させることができ、接続ベルトの共振を防止
することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、各実施例を通して実質的に同じ構成要素に
は同一参照番号を付して、重複する説明は省略する。図
1は本発明の第1実施例に係るテープレコーダの駆動系
を概略的に示す構成図、図2はその上面図である。これ
らの図に示すように、第1のカセットテープ(図示しな
い)のための第1駆動機構1は、シャーシ4に回転可能
に支持された2つのフライホイール2,3を有してお
り、これらフライホイール2,3の軸5,6はシャーシ
4の反対側に延出し、それらの先端にはリール軸7,8
が取付けられている。シャーシ4にはモータブラケット
9が固定されており、このモータブラケット9に駆動モ
ータ11が取付けられている。駆動モータ11の回転軸
11aには第1の中間プーリ14が固定されており、こ
の第1の中間プーリ14にはV溝プーリ部12と平ベル
ト用プーリ部13とが形成されている。平ベルト用プー
リ部13には平ベルト15が掛けられ、この平ベルト1
5はフライホイール2に1ターン巻回された後、フライ
ホイール3の外周面の一部に掛け渡され、平ベルト用プ
ーリ部13に戻るように掛けられている。
【0016】一方、第2のカセットテープ(図示しな
い)のための第2駆動機構21も、第1駆動機構1と同
様に、シャーシ25に回転可能に支持された2つのフラ
イホイール22,23と第2の中間プーリ24とを有し
ており、これらフライホイール22,23の軸26,2
7はシャーシ25の反対側に延出し、それらの先端にリ
ール軸28,29が取付けられている。第2の中間プー
リ24はV溝プーリ部31と平坦な外周面の平ベルト用
プーリ部32とを有し、これらプーリ部31,32は回
転軸33に支承されている。平ベルト用プーリ部32は
回転軸33に固着されているが、V溝プーリ部31は回
転軸33の回転方向にのみ固定され、軸線方向には移動
可能に支承されている。このような回転軸33に対する
V溝プーリ部31の取付けは、例えば回転軸33の外周
面に軸方向にキー溝を形成し、このキー溝に摺動自在に
嵌合される突起をV溝プーリ部31に設ければよい。平
ベルト用プーリ部32には平ベルト34が掛けられ、こ
の平ベルト34はフライホイール22に1ターン巻回さ
れた後、フライホイール23の外周面の一部に掛け渡さ
れ、平ベルト用プーリ部32に戻るように掛けられてい
る。また、第1の中間プーリ14のV溝プーリ部12と
第2の中間プーリ24のV溝プーリ部31との間には、
Vベルト35が掛け渡されている。
【0017】このように構成されたテープレコーダにあ
っては、第1駆動機構1に第1のカセットテープを、第
2駆動機構21に第2のカセットテープをそれぞれ装着
し、駆動モータ11を一方向に駆動すると、この駆動力
は、第1駆動機構1については第1の中間プーリ14に
ダイレクトに伝達され、第2駆動機構21についてはV
ベルト35を介して第2の中間プーリ24に伝達され
る。これにより、フライホイール2と22あるいはフラ
イホイール3と23を同方向に回転させることができ、
2つのカセットテープを順方向あるいは逆方向に走行さ
せることができる。また、図示せぬクラッチ操作によ
り、第1あるいは第2駆動機構のみにテープ走行を行わ
せることもできる。
【0018】上記した第1実施例によれば、第1駆動機
構1のフライホイール2,3に対する平ベルト15の掛
け方と、第2駆動機構21のフライホイール22,23
に対する平ベルト34の掛け方とが全く同じであるた
め、フライホイール2−3/フライホイール22−23
間にテープスピードの差が生じることを防止できる。ま
た、これら4つのフライホイール2,3,22,23は
全て同一径のものを使用できるため、部品の共通化が図
れ、コストの低減化が実現できる。また、各部の寸法誤
差等に起因して第1駆動機構1と第2駆動機構21間の
テープスピードに差が生じた場合には、第1の中間プー
リ14のV溝プーリ部12や平ベルト用プーリ部13の
径あるいは第2の中間プーリ24のV溝プーリ部31や
平ベルト用プーリ部32の径を変えることにより調整す
ることができる。更に、第2の中間プーリ24のV溝プ
ーリ部31は、回転軸33に対しその軸方向に移動可能
に取付けられているので、Vベルト35の張力によって
V溝プーリ部31の高さが自動的に調整され、第1の中
間プーリ14のV溝プーリ部12と第2の中間プーリ2
4のV溝プーリ部31とを常に同一平面上に位置させる
ことができる。したがって、駆動モータ11の回転時に
Vベルト35が共振するのを防止することができる。ま
た、第1駆動機構1と第2駆動機構21はVベルト35
のみで接続されるので、これら2つの駆動機構1,21
の間隔をセットデザインに合わせて変更する場合には、
Vベルト35の長さ変えるだけで対応でき、設計変更も
容易であり、安価に実施できる。
【0019】なお、第1駆動機構1と第2駆動機構21
とを組み込んだ完成品としての形態でテープレコーダを
出荷することも可能であるが、これら2つの駆動機構
1,21を別々に組み立て、第1駆動機構1と第2駆動
機構21とに分離した形態で出荷した後、出荷先のテー
プレコーダの組み立てラインにおいて、第1駆動機構1
に取付けられているVベルト35を第2駆動機構21に
掛け渡すようにしてもよい。これら駆動機構1,21の
組み立てラインにおける検査は、第1駆動機構1の検査
は駆動モータ11を駆動することにより行い、第2駆動
機構21の検査は治工具に検査用モータ(図示せず)を
設けておき、この検査用モータと第2駆動機構21の第
2の中間プーリ24にベルトを掛けて行えば良く、第1
駆動機構1と第2駆動機構21の検査もそれぞれ別個に
行うことができる。
【0020】図3は本発明の第2実施例に係るテープレ
コーダの駆動系を概略的に示す構成図であり、図1に対
応する部分には同一符号を付してある。本実施例が前述
した第1実施例と相違する点は、駆動モータ11を第2
駆動機構21のシャーシ25に取付け、この駆動モータ
11の回転力をそれぞれ接続ベルト36,37を介し
て、第1駆動機構1の第1の中間プーリ14と第2駆動
機構21の第2の中間プーリ24とに伝達するようした
ことにあり、それ以外の構成は基本的に同じである。す
なわち、第1駆動機構1のシャーシ4には2つのフライ
ホイール2,3と第1の中間プーリ14とが回転可能に
支持されており、第2駆動機構21のシャーシ25には
2つのフライホイール22,23と第2の中間プーリ2
4とが回転可能に支持されており、これらのメカニズム
は全く同一に構成されている。第2駆動機構21のシャ
ーシ25には駆動モータ11が取付けられており、駆動
モータ11の回転軸11aには駆動プーリ38が固着さ
れている。この駆動プーリ38と第1の中間プーリ14
との間には接続ベルト36が掛け渡されており、駆動プ
ーリ38と第2の中間プーリ24との間には他の接続ベ
ルト37が掛け渡されている。
【0021】このように構成された第2実施例では、第
1駆動機構1側に設けられたフライホイール2,3と第
1の中間プーリ14を含むメカニズムと、第2駆動機構
21側に設けられたフライホイール22,23と第2の
中間プーリ24を含むメカニズムとを同一にできるた
め、更なる部品の共通化が図れ、生産性を高めることが
ができる。
【0022】図4は本発明の第3実施例に係るテープレ
コーダの駆動系を示す上面図であり、図2に対応する部
分には同一符号を付してある。本実施例が前述した第1
実施例と相違する点は、駆動モータ11のモータブラケ
ット9を第1駆動機構1のシャーシ4に取付ける変わり
に、第2駆動機構21のシャーシ25の端部に取付けた
ことにある。駆動モータ11はモータブラケット9のリ
ール軸28,29側の面に取付けられ、その回転軸11
aはモータブラケット9の反対側の面に突出している。
したがって、駆動モータ11をモータブラケット9に取
付けた状態においても、回転軸11aに固着された第1
の中間プーリ14は露呈することになり、Vベルト35
や平ベルト15を第1及び第2駆動機構1,21をセッ
トに取付けた後に、第1の中間プーリ14との間あるい
はフライホイール2,3との間に掛け渡すことができ、
作業効率を高めることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つの駆動モータを用いたにも拘らず、第1の駆動機構
と第2の駆動機構のメカニズムを概略同一に構成するこ
とができるため、両者のテープスピードを一致させるこ
とができるのみならず、部品の共通化が図れ、コストダ
ウンを実現できる。
【0024】また、駆動モータの回転軸を第1のプーリ
と第2のプーリのいずれか一方に固定し、第1のプーリ
と第2のプーリ間に接続ベルトを掛け渡した場合は、第
1の駆動機構と第2の駆動機構間が1本の接続ベルトで
接続されるため、これら2つの駆動機構の間隔をセット
デザインに合わせて変更する際、接続ベルトの長さを変
えるだけで対応でき、設計変更も容易であり、安価に実
施できる。
【0025】更に、駆動モータの回転軸に駆動プーリを
固定し、この駆動プーリと第1のプーリ間、及び駆動プ
ーリと第2のプーリ間のそれぞれに接続ベルトを掛け渡
した場合は、第1のテープ駆動機構と第2のテープ駆動
機構のメカニズムを全く同一なものにできるため、部品
の共通化が図れ、生産性を高めることがができる。
【0026】更にまた、第1または第2のプーリをその
軸線方向に沿って移動可能に支持すると、接続ベルトの
張力により第1または第2のプーリが軸方向に移動する
ため、第1または第2のプーリと接続ベルトとを軸線方
向の同一平面上に位置させることができ、接続ベルトの
共振を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るテープレコーダの駆
動系を概略的に示す構成図である。
【図2】この第1実施例の上面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係るテープレコーダの駆
動系を概略的に示す構成図である。
【図4】本発明の第3実施例に係るテープレコーダの駆
動系を示す上面図である。
【図5】従来の1モータ形式テープレコーダの駆動系を
概略的に示す構成図である。
【符号の説明】
1 第1駆動機構 2,3,22,23 フライホイール 4,25 シャーシ 11 駆動モータ 11a 回転軸 12,31 V溝プーリ部 13,32 平ベルト用プーリ部 14 第1の中間プーリ 15,34 平ベルト 21 第2駆動機構 24 第2の中間プーリ 35 Vベルト(接続ベルト) 36,37 接続ベルト 38 駆動プーリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の第1のフライホイールと第1のプ
    ーリ及びこれら第1のフライホイールと第1のプーリに
    掛け渡された第1の駆動ベルトとを有する第1のテープ
    駆動機構と、一対の第2のフライホイールと第2のプー
    リ及びこれら第2のフライホイールと第2のプーリに掛
    け渡された第2の駆動ベルトとを有する第2のテープ駆
    動機構と、前記第1のプーリと前記第2のプーリとの間
    に掛け渡された接続ベルトと、この接続ベルトを駆動す
    る1つの駆動モータとを備えてなるテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記第1のプ
    ーリと第2のプーリのいずれか一方が前記駆動モータの
    回転軸に固定されていることを特徴とするテープレコー
    ダ。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、前記駆動モー
    タの回転軸に駆動プーリを固定し、この駆動プーリと前
    記第1のプーリ及び第2のプーリとのそれぞれに前記接
    続ベルトを掛け渡したことを特徴とするテープレコー
    ダ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの記載におい
    て、前記第1または第2のプーリはその軸線方向に沿っ
    て移動可能に支持されていることを特徴とするテープレ
    コーダ。
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