JPH08255389A - リール台駆動装置 - Google Patents

リール台駆動装置

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Publication number
JPH08255389A
JPH08255389A JP7057039A JP5703995A JPH08255389A JP H08255389 A JPH08255389 A JP H08255389A JP 7057039 A JP7057039 A JP 7057039A JP 5703995 A JP5703995 A JP 5703995A JP H08255389 A JPH08255389 A JP H08255389A
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JP
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gear
tape
drive
gears
constant speed
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JP7057039A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Araki
和俊 荒木
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、安定したテープ駆動を実現したう
えで、歯車の歯当りによる騒音発生の軽減を図ることに
ある。 【構成】第1の駆動歯車25とモジュールの異なる第1
及び第2の歯車部26a,26bを持つ第2の駆動歯車
26を同軸的に配設して、その第2の駆動歯車26の第
2の歯車部26bに対して駆動源からの回転力が付与さ
れる伝達歯車19を歯合させ、これら伝達歯車19、第
1及び第2の駆動歯車25,26を同期して軸方向に移
動制御することにより、伝達歯車19の回転力を第2の
駆動歯車26の第2の歯車部26b、第1の駆動歯車2
5を介してリールヘッド10のクラッチ歯車13に伝達
してテープ定速走行を行い、伝達歯車19の回転力を第
2の駆動歯車26の第2の歯車部26b、第1の歯車部
26aを介してリールヘッド10のダイレクト歯車15
に伝達してテープ高速走行を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばビデオテープ
レコーダ(VTR)等の磁気記録再生装置に係り、特
に、テープ走行系のリール台を回転駆動してテープ走行
を行うリール台駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、VTRにおいては、図5に示
すようにシャーシにカセット収容部を設け、このカセッ
ト収容部1には、図示しないリール台駆動装置を設け
る。そして、このリール台駆動装置には、磁気テープ2
aの巻装されるテープカセット2が装填される。そし
て、このテープカセット2の磁気テープ2aは、テープ
ローディング機構3を用いて引出されてシリンダ機構部
4に装架され、このテープ装架状態において、リール台
駆動装置を定速あるいは高速で回転駆動することによ
り、テープ定速走行(記録/再生)あるいはテープ巻き
戻し(REW)や早送り(FF)等のテープ高速走行が
行われる。すなわち、リール台装置は、伝達歯車8、駆
動歯車6a,6b、リール台歯車5a,5b及び駆動レ
バー7を備え、伝達歯車8の回転方向に応じて駆動歯車
6a,6bが供給リール台側のリール台歯車5a,5b
あるいは、巻取リール台側のリール歯車5a,5bに選
択的に歯合して、リール台に回転力を伝達する。リール
台歯車5a,5bと駆動歯車6a,6bは、定速駆動用
の歯車5a,6aと高速駆動用の歯車5b,6bを有
し、モードに応じて切り換え使用される。
【0003】図4は、上記リール台駆動装置を取出して
示すもので、リール台を構成するリールヘッド5は、カ
セット収容部1aに回転自在に立設される。このリール
ヘッド5には、定速歯車5a及び高速歯車5bが同軸的
に配設される。このうち定速歯車5aは、リールヘッド
5に対して図示しないクラッチ機構を介して回転駆動自
在に結合され、高速歯車5bは、リールヘッド5に直結
される。
【0004】また、定速及び高速歯車5a,5bには、
第1及び第2の駆動歯車6a,6bが接離自在に対向配
置される。この第1及び第2の駆動歯車6a,6bは、
駆動レバー7の一端部に同軸的に設けられる。駆動レバ
ー7は、他端部が軸7aが軸方向(A,B方向)に移動
自在に支持される。
【0005】上記軸7aには、伝達歯車8が回転自在に
支持される。伝達歯車8には、歯車部8aが設けられ、
この歯車部8aには、上記第2の駆動歯車6bが軸方向
に移動自在に歯合される。また、伝達歯車8には、プー
リ部8bが歯車部8aと同軸的に設けられ、このプーリ
部8bには、図示しない駆動源、例えばキャプスタンモ
ータに巻きかけられたベルト9が巻きかけられ、該ベル
ト9を介して回転力が伝達される。
【0006】なお、駆動レバー7には、切替機構7aが
係合され、図示しない高速走行操作子の操作に応じて切
替機構7aが駆動レバー7を矢印A方向に移動付勢し
て、第2の駆動歯車6bを高速歯車5bに歯合させ、リ
ールヘッド5を高速で回転駆動し、テープ高速走行を実
行する。
【0007】上記構成において、テープ定速走行状態に
おいては、駆動レバー7が切替機構7aを介して矢印B
方向に移動付勢され、第2の駆動歯車6bが伝達歯車8
の歯車部8aに歯合された状態で同方向に移動されて高
速歯車5bから離脱され、その第1の駆動歯車6aが定
速歯車5aに歯合される。これにより、上記キャプスタ
ンモータ(図示せず)からの回転力が伝達歯車8のプー
リ部8bにベルト9を介して付与されると、伝達歯車8
は、その歯車部8aで第2の駆動歯車6bを駆動し、そ
の第1の駆動歯車6aでリールヘッド5の定速歯車5a
を定速で回転駆動しここに、、テープ定速走行が行われ
る。
【0008】また、テープ高速走行状態においては、駆
動レバー7が切替機構7aを介して矢印A方向に移動付
勢され、第2の駆動歯車6bが伝達歯車8の歯車部8a
に歯合した状態で、リールヘッド5の高速歯車5bに歯
合される。この際、第1の駆動歯車6aは、リールヘッ
ド5の定速歯車5aから離脱される。これにより、伝達
歯車8のプーリ部8bにベルト9を介して上記キャプス
タンモータ(図示せず)からの回転力が付与されると、
伝達歯車8は、その歯車部8aで第2の駆動歯車6bを
駆動し、第2の駆動歯車6bがリールヘッド5の高速歯
車5bを高速で回転駆動し、ここに、テープ高速走行が
行われる。
【0009】ところが、上記リール台駆動装置では、駆
動源からの回転力を伝達歯車8の歯車部8a及び第2の
駆動歯車6bを介してリールヘッド5の高速歯車5bに
伝達して安定したテープ走行を実現している構成上、テ
ープ走行駆動の度に、歯車群の歯当りにより、騒音が発
生するため、その高速化の促進に制約を有するという問
題を有する。係る騒音の問題は、テープ再生系や記録系
にも悪影響を及ぼすことで磁気記録再生装置においては
重大である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のリール台駆動装置では、大きな騒音が発生するとい
う問題を有する。この発明は、上記の事情に鑑みてなさ
れたもので、構成簡易にして、安定したテープ駆動を実
現し得、且つ、歯当りによる騒音発生の軽減化を図り得
るようにしたリール台駆動装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明は、巻
装された磁気テープが装填されるものであって、前記磁
気テープのテープ走行方向に応じた一方が回転駆動され
る一対のリール台と、このリール台に同軸的に設けら
れ、前記磁気テープのテープ走行速度に応じていずれか
一方が定速あるいは高速で回転駆動される第1及び第2
の歯車と、この第1及び第2の歯車に対応して軸方向に
移動自在に配設され、テープ定速走行状態において、前
記第1及び第2の歯車の一方に歯合して定速で回転駆動
し、テープ定速走行を行う第1の駆動歯車と、この第1
の駆動歯車と同軸的に設けられるものであって、テープ
高速走行状態で前記第1及び第2の歯車の他方に回転力
伝達可能に歯合される第1の歯車部と、この第1の歯車
部と異なるモジュールを有し、記駆動源からの回転力が
伝達される第2の歯車部とで形成される第2の駆動歯車
とを備えてリール台駆動装置を構成した。
【0012】上記構成によれば、テープ高速走行状態に
おいて、リール台の第1及び第2の歯車の他方に対して
第2の駆動歯車の第1の歯車部が歯合され、該第2の駆
動歯車の第2の歯車部に対して駆動源からの回転力が伝
達され、リール台の他方が高速で回転駆動される。従っ
て、駆動源からの回転力がモジュールの異なる第1及び
第2の歯車を介してリール台に伝達されることにより、
歯当りの周波数が分散されて、周波数による振動のエネ
ルギが分散され、歯車の歯当りによる騒音が軽減され
る。
【0013】また、この発明は、巻装された磁気テープ
が装填されるものであって、前記磁気テープのテープ走
行方向に応じた一方が回転駆動される一対のリール台
と、このリール台に同軸的に設けられ、前記磁気テープ
のテープ走行速度に応じていずれか一方が定速あるいは
高速で回転駆動される第1及び第2の歯車と、この第1
及び第2の歯車に対応して軸方向に移動自在に設けられ
るものであって、駆動源からの回転力が伝達され、テー
プ定速走行及びテープ高速走行状態に応じて異なる第1
及び第2の位置を司る伝達歯車と、前記第1及び第2の
歯車に対応して軸方向に移動自在に配設され、テープ定
速走行状態において、前記第1及び第2の歯車の一方に
歯合して定速で回転駆動し、テープ定速走行を行う第1
の駆動歯車と、この第1の駆動歯車と同軸的に設けられ
るものであって、前記テープ高速走行状態で前記第1及
び第2の歯車の他方に回転力伝達可能に歯合される第1
の歯車部と、この第1の歯車部と異なるモジュールを有
し、前記伝達歯車に回転力伝達可能に歯合される第2の
歯車部とで形成される第2の駆動歯車とを備えてリール
台駆動装置を構成した。
【0014】上記構成によれば、テープ走行状態に応じ
て伝達歯車と第1及び第2の駆動歯車の双方が軸方向に
移動され、テープ高速走行状態において、リール台の第
1及び第2の歯車の他方に対して第2の駆動歯車の第1
の歯車部が歯合され、該第2の駆動歯車の第2の歯車部
に対して伝達歯車からの回転力が伝達され、リール台の
他方が高速で回転駆動される。従って、テープ走行状態
の切替時における軸方向の移動距離の軽減が図れて、薄
形化の促進が図れ、しかも、伝達歯車からの回転力がモ
ジュールの異なる第1及び第2の歯車を介してリール台
に伝達されることにより、歯当りの周波数が分散され
て、周波数による振動のエネルギが分散され、歯車の歯
当りによる騒音が軽減される。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係
るリール台駆動装置を示すもので、リールヘッド10
は、前記テープカセット2のリールハブに挿入されて回
転駆動自在に係合されるもので、前記カセット収容部1
aに所定の間隔を有して配設される一対のリール台の一
方を構成する。すなわち、リールヘッド10は、シャー
シ11上に軸12を介して回転自在に取付けられる。リ
ールヘッド10には、定速走行用のクラッチ歯車13が
クラッチ機構14を介して組み付けられる。そして、軸
12には、高速駆動用のダイレクト歯車15が上記クラ
ッチ歯車13に対応して嵌着される。
【0016】上記シャーシ11には、軸16が立設さ
れ、この軸16の中間部には、駆動レバー17の一端部
がホールディングポスト18を介して軸方向(矢印A,
B方向)に移動自在に支持される(図2参照)。そし
て、駆動レバー17の一端部には、伝達歯車19がスリ
ーブ20を介在して回転自在に同軸的に設けられる。
【0017】伝達歯車29は、駆動レバー17に対して
回転自在で、且つ一体的に軸方向に移動可能に支持さ
れ、その面内には、図2に示すように複数の係合部19
aが所定の間隔に設けられる。そして、この係合部19
aは、プーリ21に設けられる係合穴21aに軸方向に
移動自在に係合される。プーリ21は、上記軸16に回
転自在に支持され、その回転に連動して、その係合穴2
1aを介して伝達歯車19の係合部19aを同方向に回
転駆動して該伝達歯車19を一体的に回転駆動する。そ
して、この伝達歯車19は、駆動レバー17と一体的に
軸方向に移動されるが、その係合部19aがプーリ21
の係合穴21aに係合された状態を採り、プーリ21の
回転に連動して回転駆動される。
【0018】また、プーリ21には、駆動ベルト22の
一方部が巻き掛けられ、この駆動ベルト22の他方部に
は、図示しないキャプスタンモータ等の駆動源に回転力
伝達可能に巻き掛けられる。これにより、プーリ21
は、上記駆動源(図示せず)からの回転力が駆動ベルト
22を介して伝達されて回転され、伝達歯車19を回転
駆動する。
【0019】上記駆動レバー17の他端部には、歯車2
3が軸24を介して回転自在に支持される。この歯車2
3には、第1及び第2の駆動歯車25,26が同軸的に
設けられる。第2の駆動歯車26には、同軸的に第1及
び第2の歯車部26a,26bが設けられる。この第1
及び第2の歯車部26a,26bは、そのモジュールが
異なり、そのうち第1の歯車部26aには、伝達歯車1
9が歯合される(図3参照)。他方第2の駆動歯車26
の第1の歯車部26aには、テープ高速走行状態におい
て、リールヘッド10のダイレクト歯車が回転力伝達可
能に歯合される(図4参照)。
【0020】また、第1の駆動歯車25は、テープ定速
走行状態において、リールヘッド10のクラッチ歯車1
3が回転力伝達可能に歯合される。この際、第2の駆動
歯車26の第2の歯車部26bには、伝達歯車19が歯
合される。
【0021】上記シャーシ11には、切替レバー28が
軸28を介して矢印A,B方向と略直交する軸回りに回
動自在に配設される(図2参照)。この切替レバー28
は、一端部に駆動部28bが駆動レバー17に対応して
設けられ、他端部には、図示しない高速走行操作子に対
応して係合部28cが設けられる。
【0022】そして、切替レバー28は、高速走行操作
子が操作されると、その係合部28cが押圧付勢され、
その軸28aを中心として回動されて、その駆動部28
bで駆動レバー17を図示しない付勢手段の付勢力に抗
して矢印A方向に移動させる。すると、駆動レバー17
は、その伝達歯車19を歯車23の第2の駆動歯車26
の第2の歯車部26bに歯合させた状態で、該第2の駆
動歯車26を同方向に移動させて、その第1の歯車部2
6aをダイレクト歯車15に歯合させ、テープ高速走行
状態に設定する。この際、歯車23は、その第1の駆動
歯車25がクラッチ歯車13から離間される。
【0023】また、切替レバー28は、定速走行操作子
(図示せず)が操作されると、軸28aを中心として反
転されて、その駆動部28bによる駆動レバー17の付
勢を解除する。すると、駆動レバー17は、矢印B方向
に移動される。ここで、伝達歯車19が歯車23の第2
の駆動歯車26の第2の歯車部26bに歯合された状態
で、駆動レバー17に支持される第1の駆動歯車25が
クラッチ歯車13に歯合され、テープ定速走行状態に設
定される。この際、歯車23は、その第2の駆動歯車2
6の第1の歯車部26aがダイレクト歯車15から離間
される。
【0024】上記構成において、テープ定速走行状態で
は、駆動レバー17が切替レバー28の駆動部28bの
係合が解除され、矢印B方向に移動付勢される。する
と、伝達歯車19が第2の駆動歯車26の第2の歯車部
26bに歯合された状態で、第1の駆動歯車25がリー
ルヘッド10のクラッチ歯車13に歯合される。そし
て、プーリ21が駆動ベルト22を介して回転駆動され
ると、伝達歯車19が同期して回転駆動され、第2の駆
動歯車26の第2の歯車部26b、第1の駆動歯車25
を介してクラッチ歯車13に回転力が伝達される。これ
により、リールヘッド10は、クラッチ歯車13の回転
力がクラッチ機構14を介して伝達されて定速で回転駆
動され、テープ定速走行を実行する。
【0025】また、テープ高速走行状態では、駆動レバ
ー17が切替レバー28の駆動部28bに付勢されて、
矢印A方向に移動付勢される。すると、伝達歯車19が
第2の駆動歯車26の第2の歯車部26bに歯合された
状態で、第1の駆動歯車25がクラッチ歯車13から離
間され、第2の駆動歯車26の第1の歯車部26aがリ
ールヘッド10のダイレクト歯車15に歯合される。そ
して、プーリ21が駆動ベルト22を介して回転駆動さ
れると、伝達歯車19が同期して回転駆動され、その回
転力がモジュールの異なる第2の駆動歯車26の第2の
歯車部26b、第1の歯車部26aを介してダイレクト
歯車15に伝達される。これにより、リールヘッド10
は、ダイレクト歯車15の回転力により高速で回転駆動
され、テープ高速走行を実行する。
【0026】このように、上記リール台駆動装置は、第
1の駆動歯車25とモジュールの異なる第1及び第2の
歯車部26a,26bを持つ第2の駆動歯車26を同軸
的に配設して、その第2の駆動歯車26の第2の歯車部
26bに対して駆動源からの回転力が付与される伝達歯
車19を歯合させ、これら伝達歯車19、第1及び第2
の駆動歯車25,26を同期して軸方向に移動制御する
ことにより、伝達歯車19の回転力を第2の駆動歯車2
6の第2の歯車部26b、第1の駆動歯車25を介して
リールヘッド10のクラッチ歯車13に伝達してテープ
定速走行を行い、且つ、伝達歯車19の回転力を第2の
駆動歯車26の第2の歯車部26b、第1の歯車部26
aを介してリールヘッド10のダイレクト歯車15に伝
達してテープ高速走行を行うように構成した。
【0027】これによれば、伝達歯車19、第1及び第
2の駆動歯車25,26の双方が軸方向に移動制御し
て、テープ走行状態の切替を行っていることで、切替時
における軸方向の移動距離の軽減が図れるため、薄形化
の促進が図れる。
【0028】また、伝達歯車19からの回転力がモジュ
ールの異なる第1及び第2の歯車部26a,26bを介
してリールヘッド10のダイレクト歯車15に伝達して
テープ高速走行を行っていることにより、回転力伝達途
中の歯当りの周波数が分散されることにより、周波数に
よる振動のエネルギが分散されるため、高速走行状態に
おける歯当りによる騒音が削減される。
【0029】なお、上記リール台駆動装置としては、ビ
デオテープレコーダ(VTR)に限ることなく、テープ
レコーダ等の磁気テープを走行して記録再生を実行する
磁気記録再生装置において適用可能である。よって、こ
の発明は、上記実施例に限ることなく、その他、この発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得るこ
とは勿論のことである。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、構成簡易にして、安定したテープ駆動を実現し得、
且つ、歯当りによる騒音発生の軽減化を図り得るように
したリールヘッド台駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るリール台駆動装置を
示した図。
【図2】図1の一部を分解して示した図。
【図3】図1の伝達歯車と歯車の第2の駆動歯車の第2
の歯車部との歯合状態を示した図。
【図4】図1の歯車の第2の駆動歯車の第1の歯車部と
ダイレクト歯車との歯合状態を示した図。
【図5】この発明の適用されるVTRの概略を説明する
ために示し図。
【図6】従来のリール台駆動装置を示した図。
【符号の説明】
10…リールヘッド。 11…シャーシ。 12,16,28a,24…軸。 13…クラッチ歯車。 14…クラッチ機構。 15…ダイレクト歯車。 17…駆動レバー。 17a…係合部。 18…ホールディングポスト。 19…伝達歯車。 19a…係合穴。 20…スリーブ。 21…プーリ。 22…駆動ベルト。 23…歯車。 25…第1の駆動歯車。 26…第2の駆動歯車。 26a…第1の歯車部。 26b…第2の歯車部。 28…切替レバー。 28b…駆動部。 28c…係合部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻装された磁気テープが装填されるもの
    であって、前記磁気テープのテープ走行方向に応じた一
    方が回転駆動される一対のリール台と、 このリール台に同軸的に設けられ、前記磁気テープのテ
    ープ走行速度に応じていずれか一方が定速あるいは高速
    で回転駆動される第1及び第2の歯車と、 この第1及び第2の歯車に対応して軸方向に移動自在に
    配設され、テープ定速走行状態において、前記第1及び
    第2の歯車の一方に歯合して定速で回転駆動し、テープ
    定速走行を行う第1の駆動歯車と、 この第1の駆動歯車と同軸的に設けられるものであっ
    て、テープ高速走行状態で前記第1及び第2の歯車の他
    方に回転力伝達可能に歯合される第1の歯車部と、この
    第1の歯車部と異なるモジュールを有し、記駆動源から
    の回転力が伝達される第2の歯車部とで形成される第2
    の駆動歯車とを具備したリール台駆動装置。
  2. 【請求項2】 巻装された磁気テープが装填されるもの
    であって、前記磁気テープのテープ走行方向に応じた一
    方が回転駆動される一対のリール台と、 このリール台に同軸的に設けられ、前記磁気テープのテ
    ープ走行速度に応じていずれか一方が定速あるいは高速
    で回転駆動される第1及び第2の歯車と、 この第1及び第2の歯車に対応して軸方向に移動自在に
    設けられるものであって、駆動源からの回転力が伝達さ
    れ、テープ定速走行及びテープ高速走行状態に応じて異
    なる第1及び第2の位置を司る伝達歯車と、 前記第1及び第2の歯車に対応して軸方向に移動自在に
    配設され、テープ定速走行状態において、前記第1及び
    第2の歯車の一方に歯合して定速で回転駆動し、テープ
    定速走行を行う第1の駆動歯車と、 この第1の駆動歯車と同軸的に設けられるものであっ
    て、前記テープ高速走行状態で前記第1及び第2の歯車
    の他方に回転力伝達可能に歯合される第1の歯車部と、
    この第1の歯車部と異なるモジュールを有し、前記伝達
    歯車に回転力伝達可能に歯合される第2の歯車部とで形
    成される第2の駆動歯車とを具備したリール台駆動装
    置。
JP7057039A 1995-03-16 1995-03-16 リール台駆動装置 Pending JPH08255389A (ja)

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JP7057039A Pending JPH08255389A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 リール台駆動装置

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JP (1) JPH08255389A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990049586A (ko) * 1997-12-13 1999-07-05 이형도 오디오 데크의 동력 전달장치

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KR19990049586A (ko) * 1997-12-13 1999-07-05 이형도 오디오 데크의 동력 전달장치

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