JPH04366455A - テープ駆動装置 - Google Patents

テープ駆動装置

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Publication number
JPH04366455A
JPH04366455A JP3143364A JP14336491A JPH04366455A JP H04366455 A JPH04366455 A JP H04366455A JP 3143364 A JP3143364 A JP 3143364A JP 14336491 A JP14336491 A JP 14336491A JP H04366455 A JPH04366455 A JP H04366455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
motor
tape
gear
capstan
Prior art date
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Pending
Application number
JP3143364A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Tanaka
利明 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3143364A priority Critical patent/JPH04366455A/ja
Publication of JPH04366455A publication Critical patent/JPH04366455A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばビデオテープ
レコーダ(以下VTRと記す)、フィルム搬送装置等に
利用されるテープ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】VTRにおけるテープ駆動装置は、大き
く分けると2系統がある。1つの系統は、キャプスタン
軸とピンチローラによりカセットより引出されたテープ
を挟んで一定走行させるための第1の駆動系統(キャプ
スタン駆動系)。他の系統は、カセットのテープ巻取側
のリールハブを回転駆動するためのリール軸およびリー
ル台による第2の駆動系統(リール駆動系)である。
【0003】また、動力源から見て大別すると、キャプ
スタン駆動系の動力源には、キャプスタンモータが用い
られ、リール駆動系の動力源にはリールモータが用いら
れる第1のタイプと、キャプスタン駆動系とリール駆動
系の動力源として兼用モータを用いる第2のタイプがあ
る。
【0004】第1のタイプでは、記録、再生モードでは
主としてキャプスタン駆動系でテープを駆動し、送り出
されたテープの巻取を微小トルクのリール駆動系で行う
ように設計されている。また早巻きモードにおいては、
キャプスタン駆動系はテープ搬送には関与せず、リール
駆動系が高トルクで高速運転されテープ巻取を実現する
ようになっている。
【0005】一方、第2のタイプでは、記録、再生モー
ドではクラッチによる伝達が介在しており、兼用モータ
でキャプスタン軸を回転させるとともに、クラッチ機構
を介してリール台を駆動し送り出されたテープの巻取を
行っている。クラッチ機構により、リール台に伝達され
るトルクは制限を受けている。早巻きモードにおいては
、クラッチ機構の滑りがないように直結状態にして、兼
用モータに大きなパワーを与え高トルクを発生してリー
ル駆動系を動作させている。
【0006】図3は第2のタイプの構成例である。キャ
プスタン軸40側に兼用モータ41を用いた例である。 兼用モータ41の回転力は、ベルト43を介してクラッ
チギア45の入力プーリ45aに伝達される。入力プー
リ45aの回転力は、クラッチ部45bを介して出力ギ
ア45cに伝達される。
【0007】出力ギア45cの回転力は、アイドルギア
46を介して、リールギア21aに伝達可能である。こ
こで、クラッチギア45には、クラッチ部45bを挟ん
で回転周囲にギア部451、452が形成されている。 このギア部451、452に対応して、切換えギア50
が配置されている。切換えギア50は、回動レバー51
の先端部に回転自在に設けられている。回動レバー51
の途中は軸により回動自在に支持されており、その基端
部はモードカム(図示せず)に関連されている。
【0008】切換えギア50が、ギア部451、452
に噛合すると、クラッチギア45のクラッチ機能が無く
なり、入力プーリ45aと出力ギア45cとは直結状態
なる。
【0009】今、システムが記録あるいは再生モードで
あるとすると、切換えギア50はギア部451、452
から離間した状態にある。すると、テープはキャプスタ
ン軸40とピンチローラにより挟まれて送り出される。 送り出されたテープは、リール台22側のテープ巻取軸
により巻き取られるのであるが、このリール台22に対
する回転力は、軽いトルクでありクラッチギア45の出
力ギア45cの回転力が与えらえることにより実現され
ている。次に、高速巻き取りが実現されるときは、切換
えギア50がギア部451、452に噛合する。これに
よりクラッチギア45のクラッチ機能が無くなり、兼用
モータ40の回転力は、害45c、46、リールギア2
1aに直結されることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した第1のタイプ
によると、リールモータの上限トルクを考慮して設計す
る必要がある。しかし、通常の記録、再生時における微
小トルクによるリール駆動時では、モータの容量は余分
である。第2のタイプにおいても、伝達機構の減速比と
上限トルクの相乗により兼用モータの容量が決定される
。しかし、この容量は通常の記録、再生時では余分であ
る。
【0011】機器全体の小形化、軽量化、経費削減をは
かるにはモータの容量を低減でき、できるだけ余分な容
量を生じない方が好ましい。しかし、上記したように従
来のテープ駆動装置では、モータの容量の選定は不経済
なものとなっている。
【0012】そこでこの発明は、モータの容量選定にお
いて効率的なものを選定可能であり、機器全体の小形化
、軽量化、経費削減に極めて有効なテープ駆動装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、カセットか
ら引出されたテープを一定走行駆動するためのキャプス
タン軸と、前記キャプスタン軸を回転させるためのキャ
プスタンモータと、前記カセットのリールハブに係合す
るリール軸を有したリール台と、前記リール台を回転駆
動するためのリールモータと、前記リール台側のテープ
巻取が早巻きモードのときは、前記キャプスタンモータ
の回転力を前記リール台に伝達する伝達経路を形成して
前記リールモータの駆動力を助成し、低速の巻取モード
のときは前記伝達経路をオフとし、前記リールモータの
みによる駆動力で前記リール台の回転を実現させる手段
とを備えるものである。
【0014】
【作用】上記の手段により、容量の小さいモータを選定
しても、キャプスタンモータがリールモータの駆動力不
足分を補うことができるために、高トルクを得ることが
でき小形メカニズム、軽量化、経費削減を実現すること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0016】図1(A)はこの発明が適用されたVTR
の一実施例である。11は、メインシャーシ(図示せず
)に取り付けられたキャプスタンモータであり、キャプ
スタン軸12を回転駆動する。キャプスタン軸12は、
ピンチローラとともにテープを挟み、記録あるいは再生
モードにおいてカセットから引き出されたテープを一定
速度で走行させる。キャプスタンモータ11の回転動力
は、ベルト13を介してクラッチギア14の入力プーリ
14aに伝達される。クラッチギア14は、入力プーリ
と、クラッチ部14bと、出力ギア14cを有する。
【0017】一方、21はリール台であり、このリール
台21の中心にはリール軸22が突出している。このリ
ール軸22にはカセットのリールハブが係合される。図
面では一方の巻取側のリール台21のみを示している。 リール台21の回転周囲には、リールギア21aが形成
されており、リールモータ23の回転力を駆動ギア24
、アイドルギア25を介して伝達することができる。
【0018】次に、クラッチギア14の出力ギア14c
と、リールモータ23の回転軸に取付けられている駆動
ギア24との間には、切換えギア30が配置され、ギア
14cと24との連動接続、及び切り離しを可能として
いる。切換えギア30は、システムの動作モードを切換
える例えばモードカム(図示せず)により連動接続、あ
るいは切り離しを行う。例えばシステムが記録、あるい
は再生モードのときは切り離しを行い、キャプスタンモ
ータ11の回転力は、リール台22の回転には何等関与
しない。このときは、キャプスタン軸12より送り出さ
れたテープが、リール台21側のテープ巻取軸に巻き取
られるだけである。このときリール軸22の回転動力は
、リールモータ23からの動力である。
【0019】次に、例えば、高速巻き取りが実行される
モードのときは、切換えギア30はギア14cと24と
を連動接続する。すると、リールモータ23の回転動力
に加えて、キャプスタンモータ11からの回転動力が、
クラッチギア14、切換えギア30を介してリール台2
1へ伝達されるようになる。こために、リールモータ2
3の容量が小さくても、キャプスタンモータがリールモ
ータの駆動力不足分を補うことができるために、リール
台21側ではテープを高速で巻き取るための十分な高ト
ルクが得られる。よって機器全体の小形メカニズム、軽
量化、経費削減を実現することができる。
【0020】クラッチギア14は、例えば同図(B)に
示すような構成であり、入力プーリ14aが、出力ギア
14cよりも高速で回転するように、入力側と出力側の
回転比が設定されている。
【0021】切換えギア30は、例えばレバー30aの
先端部に回転自在に取付けられておいる。レバー30a
は、軸30bを支点にして回動自在であり、基端部は、
モードカムにより上下方向へ駆動制御され、これにより
ギア14cと24との連動接続、及び切り離しを可能と
している。
【0022】上記の説明では、一方のリール台21に対
する動力伝達機構を示したが、この機構を用いたVTR
においては、他方にリール台を高速駆動する場合にも、
キャプスタンモータ11からの動力が助成用として作用
する。
【0023】図2は、リール台21と31及びそのリー
ル軸32側を示している。リール台31側へテープが高
速で巻き取られるときは、リールモータ23、及びキャ
プスタンモータ11が先の説明とは逆方向へ回転される
。すると、アイドルギア25は、図示の右回転方向へ振
られてリール台31のリールギアに噛合する。このとき
は勿論、切換えギア30はクラッチギア14とギア24
とを連動接続する。これによりリール台31は図示の矢
印の方向へ高トルクにより高速回転できるようになる。
【0024】キャプスタンモータ11の回転動力を、リ
ールモータ23の回転動力に補助的に追加する機構とし
ては各種の実施例が可能である。要はリール台側のテー
プ巻取が早巻きモードのときは、キャプスタンモータ1
1の回転力をリール台に伝達する伝達経路を形成してリ
ールモータ23の駆動力を助成し、低速の巻取モードの
ときは伝達経路をオフとし、リールモータ23のみによ
る駆動力でリール台の回転を実現させる機構であればよ
い。
【0025】図3はこの発明のさらに他の実施例である
。同図(A)は平面的に示し、同図(B)は同図(A)
の一点鎖線での断面を示している。この例は、キャプス
タンモータ11の回転部にギア11aを形成し、このギ
ア11aに対してクラッチギア33が噛合あるいは離脱
できるようにしている。クラッチギア33がギア11a
に噛合した場合は、クラッチギア33に同軸的に設けら
れているプーリ34にクラッチギア33の回転力が直結
される。プーリ34は、ベルト35を介してリールモー
タ23のプーリ36に連動されている。記録あるいは再
生モードのときは、クラッチギア33が例えばモードカ
ムからの駆動レバーにより押し上げられ、キャプスタン
モータ11のギア11aから離脱される。この実施例に
おいてもさきと同様な効果を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】上記したようにこの発明の装置によると
、モータの容量選定において効率的なものを選定可能で
あり、機器全体の小形化、軽量化、経費削減に極めて有
効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成説明図。
【図2】この発明を適用したVTRの構成例を示す図。
【図3】この発明の他の実施例を示す構成説明図。
【図4】従来のテープ駆動装置の例を示す説明図。
【符号の説明】
11…キャプスタンモータ、12…キャプスタン軸、1
3…ベルト、14…クラッチギア、21、31…リール
台、22、32…リール軸、23…リールモータ、24
…駆動ギア、25…アイドルギア、30…切換えギア。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセットから引出されたテープを一定走行
    駆動するためのキャプスタン軸と、前記キャプスタン軸
    を回転させるためのキャプスタンモータと、前記カセッ
    トのリールハブに係合するリール軸を有したリール台と
    、前記リール台を回転駆動するためのリールモータと、
    前記リール台側のテープ巻取が早巻きモードのときは、
    前記キャプスタンモータの回転力を前記リール台に伝達
    する伝達経路を形成して前記リールモータの駆動力を助
    成し、低速の巻取モードのときは前記伝達経路をオフと
    し、前記リールモータのみによる駆動力で前記リール台
    の回転を実現させる手段とを具備したことを特徴とする
    テープ駆動装置。
  2. 【請求項2】前記伝達経路は、途中にクラッチ部を有し
    、かつクラッチ部の入力側の回転が出力側の回転よりも
    早くなるように入力側と出力側の速度比設定手段を含む
    ことを特徴とする請求項1記載のテープ駆動装置。
JP3143364A 1991-06-14 1991-06-14 テープ駆動装置 Pending JPH04366455A (ja)

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JP3143364A JPH04366455A (ja) 1991-06-14 1991-06-14 テープ駆動装置

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JP3143364A JPH04366455A (ja) 1991-06-14 1991-06-14 テープ駆動装置

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JPH04366455A true JPH04366455A (ja) 1992-12-18

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ID=15337071

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JP3143364A Pending JPH04366455A (ja) 1991-06-14 1991-06-14 テープ駆動装置

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