JPH093418A - 両面粘着テープ - Google Patents

両面粘着テープ

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JPH093418A
JPH093418A JP15305995A JP15305995A JPH093418A JP H093418 A JPH093418 A JP H093418A JP 15305995 A JP15305995 A JP 15305995A JP 15305995 A JP15305995 A JP 15305995A JP H093418 A JPH093418 A JP H093418A
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JP
Japan
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weight
meth
sensitive adhesive
acrylic
pressure
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Application number
JP15305995A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Azuma
賢一 東
Taihei Sugita
大平 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリオレフィン系樹脂等の低極性表面を有す
る被着体に対し高い接着強度を発揮する両面粘着テープ
を提供する。 【構成】 炭素数1〜14のアルキル基を有するアクリ
ル酸エステルモノマーと、上記(メタ)アクリル酸エス
テルモノマーと共重合可能な共重合性モノマーとの共重
合体、及び平均粒子径1〜150μmの微粒子とからな
り、100%伸長された状態で1時間後における応力緩
和率が50%以上である基材層の両面に粘着剤層が設け
られてなり、該粘着剤の粘着付与樹脂がペンタエリスリ
トールエステルであり、架橋剤がアジリジン系化合物で
あることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、すぐれた接着強度を有
し、構造体などの接合作業を簡単に行うことができる粘
着テープに関するものであって、特にポリオレフィン系
樹脂等の低極性表面を有する接合体への接着強度にすぐ
れた両面粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ポリエチレン発泡体、クロロ
プレン発泡体、ウレタン系発泡体、アクリル系発泡体な
どを基材とし、その両面にアクリル系粘着剤層が設けら
れた両面粘着テープが自動車、家電製品、OA機器、住
宅建材分野等で広く使用されている。このような粘着テ
ープの剪断強度、剥離強度などの接着強度は基材の凝集
破壊強度で決定されるが、基材である発泡体の破壊強度
が低く、高い接着強度が得られないという問題があっ
た。
【0003】そこで、本出願人は、高い接着強度を有す
るアクリル系シートを基材とする接着性テープ及び粘着
性テープを提案した(特願平5−236370号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特願平5−236
370号に記載のものは、基材に繊維状フィラー、非極
性樹脂微粒子等の各種フィラーを配合することにより接
着強度を向上させたものである。しかしながら、ポリオ
レフィン系樹脂のような低極性表面を有する被着体に対
する接着強度は不充分であった。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解消し、ポリ
オレフィン系樹脂等の低極性表面を有する被着体に対し
高い接着強度を発揮する両面粘着テープを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明両面粘着テープ
は、炭素数1〜14のアルキル基を有する(メタ)アク
リル酸エステルから選ばれるアクリル酸エステルモノマ
ーと、極性基を有し、且つ上記(メタ)アクリル酸エス
テルモノマーと共重合可能な1種以上の共重合性モノマ
ーとの共重合体、及び平均粒子径1〜150μmの微粒
子とからなり、該微粒子が上記共重合体100重量部に
対して0.5〜175重量部、又は上記共重合体に体積
分率で10〜50体積%含有され、100%伸長された
状態で1時間後における応力緩和率が50%以上である
基材層の両面に粘着剤層が設けられてなり、粘着剤層
が、炭素数2〜18のアルキル基を有する(メタ)アク
リル酸アルキルエステルに、重合性不飽和カルボン酸を
0.5〜10重量%共重合させてなるアクリル系共重合
体(A)を主成分とし、これに粘着付与樹脂(B)及び
架橋剤(C)が配合されたアクリル系粘着剤組成物であ
って、粘着付与樹脂(B)が重合ロジンのペンタエリス
リトールエステルであり、架橋剤(C)がアジリジン系
化合物であり、粘着付与樹脂(B)及び架橋剤(C)の
配合量が、固形分換算で上記アクリル系共重合体(A)
100重量部に対してそれぞれ5〜40重量部及び0.
01〜0.5重量部であることを特徴とするものであ
る。
【0007】基材層に用いられる炭素数1〜14のアル
キル基を有する(メタ)アクリル酸エステルとしては、
好ましくは炭素数4〜12のアルキル基を有する(メ
タ)アクリル酸エステルが用いられ、具体的には、(メ
タ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エ
チルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メ
タ)アクリル酸n−オクチル、(メタ)アクリル酸イソ
ノニル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリ
ル酸デシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)ア
クリル酸ヘキシル等が挙げられる。これらは単独又は2
種類以上を併用することができる。
【0008】通常は、粘着性と凝集性とのバランスを考
慮して、ホモポリマーのガラス転移点が−50℃以下の
(メタ)アクリル酸エステルを主成分とし、(メタ)ア
クリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル等の低級ア
ルコールの(メタ)アクリル酸エステルを併用してもよ
い。
【0009】極性基を有する共重合可能な共重合性モノ
マーとしては、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸等のカルボキシル基含有モノマー、又
はその無水物や、(メタ)アクリルニトリル、N−ビニ
ルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、アクリロイ
ルモルホリン、(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリ
ルアミド等の窒素含有モノマー、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレ
ート、ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート、ポリ
オキシプロピレン(メタ)アクリレート、カプロラクト
ン変性(メタ)アクリレート等の水酸基含有モノマーが
挙げられる。
【0010】上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー
と共重合性モノマーとからなるアクリル系モノマーに含
有される(メタ)アクリル酸エステルモノマーは50〜
98重量%が好ましく、より好ましくは70〜95重量
%である。50重量%未満では凝集力が高くなりすぎて
感圧接着性が低下する。98重量%を超えると凝集力が
低くなりすぎて高い剪断強度が得られない。
【0011】上記極性基を有する共重合性モノマーの含
有量は上記アクリル系モノマーに対して2〜20重量%
とすべきである。2重量%未満では凝集力が低すぎて高
い剪断強度が得られず、20重量%を超えると凝集力が
高すぎて感圧接着性が損なわれる。
【0012】上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー
及び極性基を有する共重合性モノマーに架橋性モノマー
を添加して架橋することにより、すぐれた凝集力を得る
ことができる。架橋性モノマーとしては、ヘキサンジオ
ールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロピレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリメタク
リレート、(メタ)アクリル酸ビニル、ジビニルベンゼ
ンや、その他エポキシアクリレート、ポリエステルアク
リレート等が好適に使用される。これら架橋性モノマー
の添加量は0.01〜1重量部が好ましく、より好まし
くは0.02〜0.8重量部である。0.01重量部未
満では架橋度合が不足して必要な凝集力が得られない。
1重量部を超えると架橋密度が高くなり、凝集力が高す
ぎて感圧接着性が損なわれる。
【0013】本発明両面粘着テープの基材層を構成する
アクリル系モノマーには、上記(メタ)アクリル酸エス
テル、極性基を有する共重合性モノマー、架橋性モノマ
ーのそれぞれに他のモノマーを共重合しても何ら差し支
えない。例えば、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ス
チレン、イソボロニル(メタ)アクリレート等が好適に
使用される。これら他のモノマーの含有量は30重量%
以下とすべきである。30重量%を超えると凝集力が高
くなりすぎ、感圧接着性が低下する。
【0014】基材層を構成する上記各モノマーを重合さ
せるために、光重合開始剤を添加して紫外線を照射する
ことにより光重合させることもできる。光重合開始剤と
しては、例えば、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェ
ニル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン(メルク
社製,商品名「ダロキュア2959」〕、α−ヒドロキ
シ−α,α′−ジメチル−アセトフェノン(メルク社
製,商品名「ダロキュア1173」)、メトキシアセト
フェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフ
ェノン(チバガイギー社製,商品名「イルガキュアー6
51」)、2−ヒドロキシ−2−シクロヘキシルアセト
フェノン(チバガイギー社製,商品名「イルガキュアー
184」)等のアセトフェノン系光重合開始剤、ベンゾ
インエチルエーテル、ベンジルジメチルケタール等のケ
タール系光重合開始剤、その他ハロゲン化ケトン、アシ
ルホスフィノオキシド、アシルホスフォナート等が挙げ
られる。上記光重合開始剤は単独でもよく、2種類以上
を併用してもよい。
【0015】光重合開始剤の添加量は上記モノマーから
なる組成物100重量部に対し、0.01重量部が好ま
しく、より好ましくは0.05〜3重量部である。光重
合開始剤の添加量が0.01重量部未満では重合転化率
が低下し、モノマー臭気の強い重合体となり、又、5重
量部を超えるとラジカル発生量が多くなり、分子量が低
下して必要な凝集力が得られなくなるおそれがある。
【0016】本発明粘着テープの基材層は、100%伸
長状態で1時間後の応力緩和率が50%以上であること
を特徴とするが、この応力緩和率の測定は以下の方法に
より行われる。引張試験機の上下のチャック間距離を4
0mmとし、幅20mmの試験片を100%伸長させた
状態で1時間放置した後、伸長状態から開放して残留応
力を測定する。応力緩和率とは次式で得られる値であ
る。 〔(初期最大応力−1時間後の残留応力)/初期最大応
力〕×100
【0017】上記応力緩和率は粘着テープにおいて重要
な作用を有する。即ち、両面粘着テープとして2つの被
着体を接合した際、基材層の応力緩和特性が被着体から
の引き剥がし時の応力を緩和するために2つの被着体同
士の接合強度が大となる。応力緩和特性のない基材層で
あると、被着体と粘着テープとの間に引き剥がし時の応
力が集中するので接合強度が低くなる。
【0018】基材層に応力緩和特性を付与する方法はい
くつか考えられるが、例えば、平均粒子径1〜150μ
mを有する微粒子を配合する方法がある。微粒子として
は内部が充実したもの、又、中空の微粒子も含むものと
する。このような微粒子としては、ガラスバルーン、フ
ライアッシュバルーン等の無機中空粒子、ポリメタクリ
ル酸メチル、アクリロニトリル−塩化ビニリデン共重合
体、ポリスチレン、フェノール樹脂等からなる有機中空
粒子、ガラスビーズ、シリカビーズ、合成雲母等の無機
微粒子、ポリアクリル酸エチル、ポリウレタン、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等の有機微粒子等が挙げられ
る。平均粒子径が1μm未満や150μmを超える場合
には高い応力緩和特性が得られない。
【0019】上記微粒子の配合量は前記モノマー組成物
100重量部に対して0.5〜175重量部である。比
重が小さい中空微粒子の場合は0.7〜10重量部が好
ましく、比重が1前後の中空微粒子や有機微粒子の場合
は10〜60重量部、比重が2以上である重い無機微粒
子では70〜150重量部が好ましい。体積分率におい
ては10〜50体積%の範囲となるように配合されるべ
きであり、10体積%未満や50体積%を超える場合に
は高い応力緩和特性が得られない。
【0020】基材層の組成物として粘着付与樹脂を配合
してもよい。好適な粘着付与樹脂としては、ロジン系樹
脂、変性ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、テルペンフェ
ノール系樹脂、C5 及びC9 系石油樹脂、クマロン樹脂
等、又、これらの水添加物等が単独もしくは組み合わせ
て使用される。但し、これらを光重合性組成物に配合し
て光重合反応すると、重合速度が低下したり、分子量が
低下したりすることがあるので、このような場合は連鎖
移動剤や架橋性モノマーの量を適宜調整する必要があ
る。
【0021】基材層は50μm〜5mmの範囲の厚みで
製造することができる。但し、微粒子や中空微粒子によ
って表面の平滑性が損なわれることのないように微粒子
がよく分散されるように増粘し、チキソ性を付与する必
要がある。厚みが100μm以下の場合は1000cp
s、TI値が1.5程度でも塗工することができる。し
かしそれ以上の厚みに製造する場合はより高粘度にすべ
きである。
【0022】増粘するための手段としては、アクリルゴ
ム、ニトリルゴム、スチレン−イソプレン−スチレン
(SIS)等のエラストマー、PMMA、PSt等の熱
可塑性樹脂を溶解してもよく、平均直径が5μm以下の
シリカ、アルミナ等を混合してもよい。無機物を添加す
る場合は疎水化処理されたものがより早く一次粒子まで
分散させることができる。又、上記のような添加物を加
えず、組成物の一部を予め部分重合することにより粘度
を上げることもできる。部分重合されるモノマーは、全
モノマーの1.5〜60%とすべきである。1.5%よ
りも少ないと必要な粘度が得られず、60%を超えると
粘度が高くなりすぎて塗工できなくなる。増粘するため
の上記手段は光重合開始剤を添加する以前に行いミクロ
ゲルの生成を防ぐべきである。部分的にゲルが生成する
と、塗工時にスジ等の不良状態の原因となる。
【0023】光重合させるための光照射には、光波長4
00nm以下に発光分布を有する光源が用いられ、例え
ば、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超低圧水銀
灯、ケミカルランプ、ブラックライトランプ、マイクロ
ウェーブ励起水銀灯、メタルハライドランプ等が用いら
れる。この中でもケミカルランプは光重合開始剤の活性
波長領域の光を効率よく発光するとともに、光重合開始
剤以外の組成物の光吸収が少ないため、内部まで光が透
過するので高厚膜の製品を製造するためには好ましい。
上記光源による光重合性組成物への光照射強度は、得ら
れるポリマーの重合度を左右する因子であり、目的とす
る製品の性能毎に適宜制御されるが、通常のアセトフェ
ノン基を有する開裂型の光重合開始剤を配合した場合、
その範囲は光重合開始剤の光分解に有効な波長領域(光
重合開始剤により異なるが通常365nm〜420nm
の光が用いられる。)の光強度は0.1〜100mW/
cm2 が好ましい。
【0024】光重合性組成物の光重合反応は、空気中の
酸素、及び光重合性組成物に溶解する酸素によって阻害
される。このため、光照射は酸素による重合阻害を回避
し得る手法により行わなければならない。その手法の一
つは、表面剥離処理したポリエチレンテレフタレートや
テフロン等のカバーフィルムで光重合性組成物を覆い、
このフィルムを透して光を該組成物へ照射する方法があ
る。又、窒素ガスや炭酸ガスのような不活性なガスを酸
素と置換したイナートゾーンの中へ光透過性の窓から光
を照射し、この中で重合反応させてもよい。後者の方法
では、該組成物の重合転化率が99.7%以上になるま
で充分に反応させるためには、イナートゾーン中の酸素
濃度は5000ppm以下である必要があり、300p
pm以下が好ましい。
【0025】光重合性組成物が急速に重合反応する場
合、光重合性組成物が塗工された離型性フィルムや、被
覆されたカバーフィルムが重合熱により加熱収縮を生じ
て、得られた基材層に縦縞等が現れて不良品となること
がある。このような場合には熱線遮断性フィルターを用
いて光源からの輻射熱を抑制したり、照射面とは反対側
のフィルム背面を冷却板面に接触させることにより冷却
すると解決できる。
【0026】粘着剤層に用いられるアクリル系共重合体
(A)は、炭素数が2〜18個のアルキル基を有する
(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とし、こ
れに重合性不飽和カルボン酸0.5〜10重量%を共重
合させたものとし、これを単独で用いるか、又は上記エ
ステルと共重合可能なモノマーを併用して重合あるいは
共重合させて得ることができる。
【0027】主成分となる(メタ)アクリル酸アルキル
エステルとしては、(メタ)アクリル酸エチル、(メ
タ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸イソ
プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)ア
クリル酸−sec−ブチル、(メタ)アクリル酸−t−
ブチル、(メタ)アクリル酸−n−オクチル、(メタ)
アクリル酸−イソオクチル、(メタ)アクリル酸−2−
エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸−イソノニル、
(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ドデ
シルなどが挙げられ、これらは単独でも2種類以上を併
用してもよい。アルキル基の炭素数が2〜18の範囲を
外れると、粘着剤としての特性が損なわれるので好まし
くない。
【0028】重合性不飽和カルボン酸としては、(メ
タ)アクリル酸、イタコン酸等が挙げられる。これら不
飽和カルボン酸の共重合比率は0.5〜10重量%が好
ましく、1〜5重量%が特に好ましい。0.5重量%よ
りも少ないと粘着剤の架橋度が上がらず、充分なクリー
プ特性が得られない。又、10重量%よりも多いと初期
粘着力が低下する。
【0029】重合方法としては、塊状重合、溶液重合、
分散重合、乳化重合等の公知の方法を採用すればよい。
重合の開始方法は過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイ
ル、アゾイソブチロイルニトリル等の熱重合開始剤によ
る方法、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベン
ゾフェノン等の光重合開始剤と紫外線照射もしくは電子
線照射による方法等を任意に選択すればよい。得られる
アクリル系共重合体の重量平均分子量が20万未満であ
ると、粘着剤の凝集力が低下するので20万以上が好ま
しい。
【0030】本発明で粘着付与樹脂(B)として用いる
重合ロジンのペンタエリスリトールとして、具体的に
は、商品名「ペンセルD−125」「ペンセルD−13
5」「ペンセルD−160」(荒川化学工業社製)、商
品名「ペンタリンC」(理化ハーキュレス社製)等が代
表的である。これら重合ロジンのペンタエリスリトール
の配合量は、アクリル系共重合体100重量部に対して
5〜40重量部である。5重量部よりも少ない場合には
粘着付与樹脂による粘着作用が得られず、低極性の自由
エネルギー表面への接着性が低下する。又、40重量部
よりも多いと初期粘着力が低下するとともに耐熱性も低
下する。
【0031】本発明で架橋剤としてアジリジン系化合物
を使用するのは、上記重合性不飽和カルボン酸が有する
カルボキシル基と反応させて架橋させることにより凝集
力を高めて耐熱性を向上させるためである。架橋剤
(C)であるアジリジン系化合物とは、次に示す構造式
で示されるアジリジン環を2個又は2個以上有する化合
物であり、
【0032】
【化1】
【0033】例えば、エチレン・イミン及び2−メチル
エチレンイミンの燐酸アミド、合硫黄燐酸アミド、ポリ
カルバミン酸アミド、ポリチオカルバミン酸アミド、シ
アヌル酸アミド、ポリ尿素等である。エチレン・イミン
の代表例としては、トリス(1−アジリジニル)ホスフ
ィンオキシド、2,4,6−トリス(1−アジリジニ
ル)−s−トリアジン、ジフェニルメタン−ビス−4,
4′−N,N′−エチレンウレア、ヘキサメチレン−ビ
ス−w,w′−N,N′エチレンウレア、テトラメチレ
ン−ビス−N,N′エチレンウレア、トリフェニルメタ
ン−4,4′,4″−トリエチレンウレア、p−フェニ
レンビスエチレンウレア、m−トルイレンビス−N,
N′−エチレンウレア、カルボニルビスアジリジン等が
挙げられる。2−メチルエチレンイミンについても同様
な誘導体が挙げられる。
【0034】上記アジリジン系化合物の配合量は、アク
リル系共重合体100重量部に対し、固形分換算で0.
01〜0.5重量部である。0.01重量部よりも少な
いと耐熱性が得られず、0.5重量部よりも多いと過度
に架橋反応が起こり、初期粘着力が得られない。
【0035】本発明におけるアクリル系粘着剤組成物に
は、必要に応じて従来から既知の各種添加剤、例えば、
可塑剤、軟化剤、充填剤、顔料、染料、炭酸カルシウ
ム、シリカ、タルク等を配合してもよい。
【0036】基材層面とこれに積層される粘着剤層との
間に接着力増強層が設けられてもよい。接着力増強層し
ては、ポリアミン化合物、多官能イソシアネート化合
物、多官能カルボジイミド化合物、多官能オキサゾリン
化合物、クロロプレン、塩素化天然ゴム、メチロール基
を有する化合物、メトキシメチル基を有する化合物等が
用いられる。
【0037】
【作用】本発明両面粘着テープは、基材層が、炭素数1
〜14のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステ
ルモノマーと、極性基を有し、該モノマーと共重合可能
な共重合性モノマーとの共重合体からなるので、感圧接
着性と高い剪断強度を有するものとなる。更に、平均粒
子径1〜150μmの微粒子が上記共重合体に対し特定
量で配合されることにより、100%伸長された状態で
の1時間後の応力緩和率が50%以上であるから、基材
層の凝集破壊強度が高くなり強い接着強度が発揮され
る。
【0038】又、粘着剤層は、炭素数2〜18のアルキ
ル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルに、
重合性不飽和カルボン酸を0.5〜10重量%共重合さ
せてなるアクリル系共重合体を主成分とするので充分な
架橋度と初期接着力を有するものとなる。更に、粘着付
与樹脂にペンタエリスリトールを使用するのでポリオレ
フィン系樹脂等の低極性表面を有する被着体に対し強い
接着性を発揮する。又、架橋剤がアジリジン系化合物で
あるから凝集力が高く、且つ、耐熱性も得られる。
【0039】従って、本発明の両面粘着テープを、ポリ
オレフィン系樹脂等の低極性表面を有する構造物の接合
に用いると、すぐれた接着強度が得られる。
【0040】
【実施例】以下に本発明両面粘着テープの実施例を説明
する。基材層の作製 (基材層1)2−エチルヘキシルアクリレート850重
量部、アクリル酸50重量部、N−ビニルピロリドン1
00重量部、n−ドデカンチオール0.2重量部、2,
2−ジメチル−2−フェニルアセトフェノン(チバガイ
ギー社製,商品名「イルガキュア651」)3重量部、
平均粒子径20μmの高密度ポリエチレン微粒子(三井
石油化学社製,商品名「ミペロンXM−220」,比重
0.95)420重量部をセパラブルフラスコ中で攪拌
して均一に分散した後、窒素ガスをパージすることによ
り溶存酸素を除去してアクリル系組成物を得た。
【0041】次に、上記アクリル系組成物にブラックラ
イトランプで紫外線を照射したところ、組成物の温度が
上昇すると同時に粘度が高くなった。組成物の温度が5
℃上昇したところで紫外線照射を停止した。その結果得
られた部分重合増粘組成物の転化率は3.7%、粘度は
2200cpsであった。更にヘキサンジオールアクリ
レート0.2重量部を上記組成物に配合した。
【0042】離型処理した厚み38μmのポリエチレン
テレフタレートフィルム上に、上記部分重合増粘組成物
を重合終了時の厚みが1±0.1mmとなるように塗工
し、同じ厚みの離型処理した別のポリエチレンテレフタ
レートフィルムをカバーフィルムとして該塗工面に接す
るように被覆した。ケミカルランプを用いて、上記カバ
ーフィルム面の照射強度が2mw/cm2となるように
ランプ高さを調節し、8分間光を照射して感圧接着性を
有するシートを得た。得られた基材層の残存モノマーは
0.1%未満であり、ゲル分率は95%、応力緩和率は
75%であった。
【0043】(基材層2)イソノニルアクリレート95
0重量部、N−ビニルカプロラクタム50重量部、親水
性シリカ(日本アエロジル社製,商品名「アエロジル2
00」)30重量部をディゾルバー式攪拌機で4時間1
000rpmで攪拌混合し、粘稠な液体を得た。これ
に、平均粒子径45μmのガラスバルーン(旭硝子社
製,商品名「CEL−STARZ−27」,比重0.2
7)50重量部、光重合開始剤(チバガイギー社製,商
品名「イルガキュア651」)3重量部、ヘキサンジオ
ールジアクリレート0.3重量部を加えて均一になるま
で攪拌混合した後、窒素ガスをパージし、溶存する酸素
を除去した。以下、基材層1と同様にして厚み1.5m
mの感圧接着性を有する基材シートを得た。得られた感
圧接着性を有する基材シートの応力緩和率は72%であ
った。
【0044】(基材層3)基材層にポリエチレン微粒子
を混合しなかった以外は基材層1と同様の厚み1mmの
感圧接着性シートを得た。この応力緩和率は25%であ
った。
【0045】アクリル系粘着剤の作製 (粘着剤1)2−エチルヘキシルアクリレート97重量
部、アクリル酸3重量部、連鎖移動剤としてラウリルメ
ルカプタン0.05重量部、溶剤として酢酸エチル80
重量部とを、攪拌機、連続冷却管、温度計及び窒素ガス
導入口を備えたフラスコに、合計1kgとなるように仕
込み、攪拌溶解した後、窒素ガスで約30分間パージし
てモノマー中に存在する酸素を除去した。その後、窒素
ガスでフラスコ内の空気を置換し、攪拌しながら昇温
し、これを80℃に保持して熱重合開始剤としてベンゾ
イルパーオキサイド0.1重量部を添加した。この混合
物を8時間攪拌して重合を行い、アクリル系粘着剤溶液
を得た。上記アクリル系粘着剤溶液に、架橋剤として
N,N′−ヘキサメチレン−1,6−ビス(1−アジリ
ジンカルボキシド)を0.1重量部、及び表1に示す粘
着付与樹脂を所定量配合して粘着剤組成物を調整した。
【0046】(粘着剤2〜9)表1に示すとおりの配合
とした以外は粘着剤1と同様にして粘着剤溶液を作製し
た。
【0047】
【表1】
【0048】両面粘着テープの作製 (実施例1〜3)基材層と粘着剤とを表2に示す組合せ
とし、粘着剤溶液を乾燥後に厚みが50μmとなるよう
に剥離紙の剥離処理面に塗工し、乾燥して形成された粘
着剤層をラミネート機を用いて基材層の両面に積層して
両面粘着テープを作製した。
【0049】(比較例1〜7)基材層と粘着剤とを表2
に示す組合せとした以外は実施例と同様にして両面粘着
テープを作製した。
【0050】性能評価 (1)剥離力の測定 実施例及び比較例の両面粘着テープを幅20mm、長さ
150mmに裁断し、この片面を幅20mm、長さ20
0mm、厚さ2mmのポリプロピレン樹脂板(日本テス
トパネル社製)に23℃の雰囲気下で接着長さ100m
mで貼り付け、両面粘着テープの他の粘着剤層面にバッ
キング用として厚さ50μmのSUS304シートを貼
り付けた。SUS304シートの上から重さ2kgのロ
ーラーで2往復した後、24時間後に引張試験機を用い
て300m/分の速度で90度剥離力を測定した。
【0051】(2)剪断接着力の測定 実施例及び比較例の両面粘着テープを1辺20mmの正
方形に裁断し、厚み2mm、1辺50mmの正方形のポ
リプロピレン樹脂板(日本テストパネル社製)2枚の中
央部に、23℃,65%RHの雰囲気下でサンドイッチ
状に貼り付け、樹脂板の上から5kgの荷重をかけて1
5分間圧着し、24時間経過後に5mm/分の引張速度
で剪断方向へ引っ張って剪断接着力を測定した。
【0052】(3)保持力試験 剪断接着力の測定に用いたものと同じ状態のポリプロピ
レン樹脂板の一方を鉛直方向の壁面に固定し、他方のポ
リプロピレン樹脂板面に3kgの荷重をかけて24時間
後の樹脂板の落下状態を観察した。以上の結果を表2に
示す。
【0053】
【表2】
【0054】表2から明らかなように、実施例1〜3の
両面粘着テープは剥離力、剪断接着力、保持力ともにす
ぐれたものである。しかし、比較例のものはこれらの評
価項目をすべて満足するものがない。
【0055】
【発明の効果】本発明両面粘着テープは以上の構成であ
るから、基材層は感圧接着性と高い剪断強度を有し、基
材層の凝集破壊強度が高く強い接着強度を発揮する。
又、粘着剤層は充分な架橋度と初期接着力を有するもの
であり、ポリオレフィン系樹脂等の低極性表面を有する
被着体に対し強い接着性を発揮する。又、架橋剤がアジ
リジン系化合物であるから凝集力が高く、且つ、耐熱性
も得られる。従って、本発明両面粘着テープをポリオレ
フィン系樹脂等の低極性表面を有する構造物の接合に用
いると、すぐれた接着強度が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 133/06 JDD C09J 133/06 JDD

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数1〜14のアルキル基を有する
    (メタ)アクリル酸エステルから選ばれるアクリル酸エ
    ステルモノマーと、極性基を有し、且つ上記(メタ)ア
    クリル酸エステルモノマーと共重合可能な1種以上の共
    重合性モノマーとの共重合体、及び平均粒子径1〜15
    0μmの微粒子とからなり、該微粒子が上記共重合体1
    00重量部に対して0.5〜175重量部、又は上記共
    重合体に体積分率で10〜50体積%含有され、100
    %伸長された状態で1時間後における応力緩和率が50
    %以上である基材層の両面に粘着剤層が設けられてな
    り、粘着剤層が、炭素数2〜18のアルキル基を有する
    (メタ)アクリル酸アルキルエステルに、重合性不飽和
    カルボン酸を0.5〜10重量%共重合させてなるアク
    リル系共重合体(A)を主成分とし、これに粘着付与樹
    脂(B)及び架橋剤(C)が配合されたアクリル系粘着
    剤組成物であって、粘着付与樹脂(B)が重合ロジンの
    ペンタエリスリトールエステルであり、架橋剤(C)が
    アジリジン系化合物であり、粘着付与樹脂(B)及び架
    橋剤(C)の配合量が、固形分換算で上記アクリル系共
    重合体(A)100重量部に対してそれぞれ5〜40重
    量部及び0.01〜0.5重量部であることを特徴とす
    る両面粘着テープ。
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