JPH08319463A - アクリル系粘着シート - Google Patents

アクリル系粘着シート

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Publication number
JPH08319463A
JPH08319463A JP12661595A JP12661595A JPH08319463A JP H08319463 A JPH08319463 A JP H08319463A JP 12661595 A JP12661595 A JP 12661595A JP 12661595 A JP12661595 A JP 12661595A JP H08319463 A JPH08319463 A JP H08319463A
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JP
Japan
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weight
meth
acrylate
sensitive adhesive
acrylic
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Application number
JP12661595A
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English (en)
Inventor
Kenichi Azuma
賢一 東
Taihei Sugita
大平 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高極性表面エネルギーを有する接合体への接
着強度に優れたアクリル系粘着シートを提供する。 【構成】 支持体にアクリル系感圧接着剤層を積層して
なるアクリル系粘着シートにおいて、上記支持体が、2
0℃で0.1×10-6〜2×10-6cm2 /ダインの1
0秒剪断クリープコンプライアンスを有しており、上記
アクリル系感圧接着剤層が、20℃で2×10-6〜3.
5×10-6cm2 /ダインの10秒剪断クリープコンプ
ライアンス、及び、6〜12ダイン/cmの表面自由エ
ネルギーの極性成分を有しているアクリル系粘着シー
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクリル系粘着シート
に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレン系発泡体、クロロプレン系
発泡体、ウレタン系発泡体、アクリル系発泡体等を支持
体とし、その両面にアクリル系粘着剤層を設けた粘着テ
ープは、接着剤のように作業現場で多量に使用すること
がないので、作業の上で安全性が高く、接着力発現が早
い等、作業効率がよいことから、自動車、家電・OA機
器、住宅建材等の分野で広く用いられている。しかし、
発泡体支持体の破壊強度が低く、剪断強度、剥離強度等
の接着強度が発泡体支持体の凝集破壊強度で決定される
ので、高い接着強度が得られない問題があった。
【0003】そこで、粘着テープ又は粘着シートに、高
い接着強度を有するアクリル系シートを支持体として用
いる工夫がなされてきた(例えば、特公昭57−170
30号公報)。しかし、ステンレス、アルミ、亜鉛メッ
キ鋼板、鉄等の金属;アクリル樹脂;メラミン樹脂等の
高極性表面エネルギーを有する被着体に対しては、高い
接着強度が得られなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、高極性表面エネルギーを有する接合体への接着強度
に優れたアクリル系粘着シートを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、支持体
にアクリル系感圧接着剤層を積層してなるアクリル系粘
着シートにおいて、上記支持体が、20℃で0.1×1
-6〜2×10-6cm 2 /ダインの10秒剪断クリープ
コンプライアンスを有しており、上記アクリル系感圧接
着剤層が、20℃で2×10-6〜3.5×10-6cm2
/ダインの10秒剪断クリープコンプライアンス、及
び、6〜12ダイン/cmの表面自由エネルギーの極性
成分を有しているものにより構成するところに存する。
【0006】粘着剤の被着体に対する界面接着力は、粘
着剤の表面物性を制御することで向上させることができ
る。表面物性を表す代用値の1つとして、表面自由エネ
ルギーが挙げられる。粘着剤表面の表面自由エネルギー
は、水とヨウ化メチレンの接触角θから、Owensの
式及びYoungの式を組み合わせた下式(1)、
(2)より表面自由エネルギーγS (分散力成分
γS d 、極性成分γS p )が求められる。
【0007】
【数1】
【0008】(参考文献:「高分子化学の基礎と応用
(上)」第10章、筏 義人編、化学同人出版)
【0009】上式中、γL は、接触媒の表面張力であ
る。γL d は、その分散成分であり、γL p は、その極
性成分である。
【0010】上式で得られた粘着剤の表面自由エネルギ
ーの極性成分の値が被着体の表面自由エネルギーの極性
成分の値と近い程、接着性がよいことが知られている。
この表面自由エネルギーの極性成分の値を制御すること
により、接着性のよい粘着剤が得られる。
【0011】本発明で使用されるアクリル系感圧接着剤
層の表面自由エネルギーは、6〜12ダイン/cmであ
る。ステンレス、アルミ、亜鉛メッキ鋼板、鉄等の金
属;アクリル樹脂;メラミン樹脂等の高極性表面エネル
ギーを有する被着体は、表面自由エネルギーの極性成分
が4〜10ダイン/cmであり、非常に高極性であるた
め、6ダイン/cm未満であっても、12ダイン/cm
を超えても、上記被着体への接着性が悪くなるので、上
記範囲に限定される。
【0012】本発明においては、支持体及びアクリル系
感圧接着剤層の凝集力の向上のために、クリープコンプ
ライアンスを制御している。上記クリープコンプライア
ンスの試験法を以下に述べる。クリープコンプライアン
スの測定法は、測定すべき試験片(1.0mm厚さに調
整)を2枚平行なSUS304の板に20mm×20m
mの大きさで挟み込み、片方のSUS304板に試験片
の剪断方向に20〜1500gfの荷重をかける。その
10秒後のズレ距離から歪みを求め、次式により算出さ
れる。
【0013】 クリープコンプライアンスJ(t)=AAXi/hF (フェリー・ジョンD「Viscoelastic P
roperties of Polymers」、ジョ
ン・ウィリー&ソンズ社、ニューヨーク、1961年、
第6章参照) ただし、tは、測定が行われる時間であり、Aは、粘着
剤試料の1つの表面積であり、Xiは(それがhより小
さいとき)、時間tでの位置であり、そしてFは、中間
板に連結されているワイアにつながれた塊の重量加速度
による力である。Aがcm2 で表現されるとき、そして
hがcmで、そしてFがダインで表現されるとき、J
(t)はcm2 /ダインで与えられる。
【0014】本発明で使用される支持体の10秒剪断ク
リープコンプライアンスは、20℃で0.1×10-6
2×10-6cm2 /ダインである。0.1×10-6cm
2 /ダイン未満であると、支持体が硬くなりすぎて、粘
着剤層の凝集破壊、界面上での破壊等によりテープ物性
が低下し、2×10-6cm2 /ダインを超えると、充分
な凝集力が得られないので、上記範囲に限定される。
【0015】支持体のクリープコンプライアンスを上記
範囲にすることで支持体は硬くなるので、粘着剤層もあ
る程度のクリープコンプライアンス値が必要となる。本
発明のアクリル系感圧接着剤層の10秒剪断クリープコ
ンプライアンスは、20℃で2×10-6〜3.5×10
-6cm2 /ダインである。2×10-6cm2/ダイン未
満であると、粘着剤層が硬くなりすぎて粘着物性が低下
し、界面への接着力が低下し、3.5×10-6cm2
ダインを超えると、凝集力が低下するので、上記範囲に
限定される。
【0016】本発明のアクリル系感圧接着剤層は、炭素
数1〜12の(メタ)アクリル酸エステルが主成分であ
る。好ましくは、炭素数4〜12の(メタ)アクリル酸
エステルである。上記炭素数1〜12のアルキル基を有
する(メタ)アクリル酸エステルとしては特に限定され
ず、例えば、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)
アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イ
ソオクチル、(メタ)アクリル酸n−オクチル、(メ
タ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸ラウリ
ル等が挙げられる。これらは、単独で使用してもよく、
2種以上を混合してもよい。また、本発明のアクリル系
感圧接着剤は、粘着性と凝集性とのバランス等から、通
常ホモポリマーのガラス転移温度(Tg)が−50℃以
下の(メタ)アクリル酸エステルを主成分とし、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル等の
低級アルコールの(メタ)アクリル酸エステルを併用す
ることができる。
【0017】上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー
の含有量は、モノマー合計量に対して、50〜95重量
%が好ましい。50重量%未満であると、凝集力が強く
なりすぎて、感圧接着性が低下し、95重量%を超える
と、凝集力が低くなりすぎて、高い剪断強度が得られな
い。より好ましくは、70〜93重量%である。
【0018】本発明においては、上記(メタ)アクリル
酸エステルモノマーに、上記(メタ)アクリル酸エステ
ルモノマーと共重合可能であって、極性基を有するモノ
マーを添加されてもよい。上記(メタ)アクリル酸エス
テルモノマーと共重合可能であって、極性基を有するモ
ノマーとしては特に限定されず、例えば、(メタ)アク
リル酸、(無水)マレイン酸、(無水)フマル酸、イタ
コン酸等のカルボキシル基含有モノマー;(メタ)アク
リロニトリル、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプ
ロラクタム、アクリロイルモルホリン、(メタ)アクリ
ルアミド、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメ
チルアミノプロピルアクリルアミド等の窒素含有モノマ
ー;2−ヒドロキシ(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルア
クリレート、カプロラクトン変成(メタ)アクリレー
ト、ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート、ポリオ
キシプロピレン(メタ)アクリレート等の水酸基を有す
るモノマー等が挙げられる。
【0019】上記(メタ)アクリル酸エステルモノマー
と共重合可能であって、極性基を有するモノマーの含有
量は、モノマー合計量に対して、5〜20重量%が好ま
しい。5重量%未満であると、凝集力が低すぎて、高い
剪断強度が得られず、20重量%を超えると、感圧接着
性が低下する。
【0020】本発明のアクリル系感圧粘着剤は、上記
(メタ)アクリル酸エステルモノマーと共重合可能であ
って、極性基を有するモノマーと共重合可能であるモノ
マーを共重合してもよい。上記モノマーとしては特に限
定されず、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、スチレ
ン、イソボロニル(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。上記モノマーの含有量は、モノマー合計量に対し
て、30重量%以下が好ましい。30重量%を超える
と、凝集力が高くなりすぎて、感圧接着性が低下する。
【0021】本発明のアクリル系感圧粘着剤は、イソシ
アネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、アジリジン系架
橋剤等で架橋する。架橋されていないと、耐熱性が低下
したり、クリープ性が低下する。架橋の度合は、酢酸エ
チル、トルエン、テトラヒドロフラン(THF)等の良
溶媒中に浸漬し、不溶分(ゲル)を濾過し、その重量分
率を測定することによって容易に判定できる。ゲル分率
は、50〜90重量%が好ましい。
【0022】本発明のアクリル系感圧粘着剤は、溶媒中
で重合した溶剤型アクリル系粘着剤、水中で重合したエ
マルジョン型アクリル系粘着剤、アクリル系モノマー混
合物に紫外線を照射し塊状重合したアクリル系粘着剤の
いずれでもよい。本発明のアクリル系感圧粘着剤を、上
記塊状重合で得る場合には、上記架橋剤の代わりに、共
重合可能である不飽和二重結合を分子内に2個以上有す
る架橋性モノマーを使用する。
【0023】上記共重合可能である不飽和二重結合を分
子内に2個以上有する架橋性モノマーとしては特に限定
されず、例えば、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、(ポリ)プロピレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート、(メタ)アクリ
ル酸アリル、(メタ)アクリル酸ビニル、ジビニルベン
ゼン、エポキシアクリレート、ポリエステルアクリレー
ト、ウレタンアクリレート等が挙げられる。
【0024】上記架橋性モノマーの含有量は、粘着剤溶
液100重量部に対して、0.01〜1重量部が好まし
い。0.01重量部未満であると、架橋度合が不足し
て、必要な凝集力が得られず、1重量部を超えると、架
橋密度が高くなり、凝集力が高すぎて、感圧接着性が損
なわれる。より好ましくは、0.02〜0.8重量部で
ある。
【0025】本発明のアクリル系感圧接着剤は、粘着付
与樹脂(以下、「TF」という)を配合していてもよ
い。上記TFとしては特に限定されず、例えば、ロジン
系樹脂;変成ロジン系樹脂;テルペン系樹脂;テルペン
フェノール樹脂;C5系、C9系等の石油樹脂;クマロ
ン樹脂;これらの水添物等が挙げられる。これらは、単
独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
【0026】上記TFの配合量は、本発明のアクリル系
感圧接着剤を溶剤型アクリル系粘着剤とする場合、アク
リル系共重合体100重量部に対し、5〜30重量部が
好ましい。上記TFを光重合性組成物に配合し重合反応
する場合、重合速度が低下したり、分子量が低下したり
することがあるので、注意を要する。このときは、連鎖
移動剤及び架橋性モノマーの含有量の調整が必要であ
る。この場合のTFとしては、水添テルペン系樹脂、水
添ロジン系樹脂、不均化ロジン系樹脂、水添石油樹脂等
の重合阻害性の低いTFが好ましい。
【0027】本発明において、アクリル系感圧接着剤に
は、必要に応じて、可塑剤、軟化剤、充填剤、顔料、染
料、炭酸カルシウム、シリカ、タルク等の添加剤を添加
してもよい。上記添加剤をアクリル系感圧接着剤に添加
する場合、上記アクリル系感圧接着剤の表面自由エネル
ギーの極性成分を、6〜12ダイン/cmに調整する必
要がある。
【0028】本発明の支持体を構成するアクリル系共重
合体に使用される(メタ)アクリル酸エステルの炭素数
は、1〜12である。12を超えると、粘着剤としての
粘着物性が低下するので、上記範囲に限定される。好ま
しくは4〜12である。
【0029】上記炭素数1〜12のアルキル基を有する
(メタ)アクリル酸エステルとしては特に限定されず、
例えば、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アク
リル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソオ
クチル、(メタ)アクリル酸n−オクチル、(メタ)ア
クリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸ラウリル、
(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ドデシ
ル、(メタ)アクリル酸ヘキシル等が挙げられる。これ
らは、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよ
い。また、本発明の支持体は、粘着性と凝集性とのバラ
ンス等から、通常ホモポリマーのガラス転移温度(T
g)が−50℃以下の(メタ)アクリル酸エステルを主
成分とし、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリ
ル酸エチル等の低級アルコールの(メタ)アクリル酸エ
ステルを併用することができる。
【0030】上記炭素数1〜12のアルキル基を有する
(メタ)アクリル酸エステルの含有量は、モノマー合計
量に対して、50〜98重量%が好ましい。50重量%
未満であると、凝集力が強くなりすぎて、感圧接着性が
低下し、98重量%を超えると、凝集力が低くなりすぎ
て、高い剪断強度が得られない。より好ましくは、70
〜95重量%である。
【0031】本発明で使用される(メタ)アクリル酸エ
ステルと共重合可能であって、極性基を有するビニルモ
ノマーとしては特に限定されず、例えば、(メタ)アク
リル酸、(無水)マレイン酸、(無水)フマル酸、イタ
コン酸等のカルボキシル基含有モノマー;カルボキシル
基含有モノマーの無水物;(メタ)アクリルニトリル、
N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、ア
クリロイルモルホリン、(メタ)アクリルアミド、ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピ
ルアクリルアミド等の窒素含有モノマー;2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル
アクリレート、ポリオキシエチレン(メタ)アクリレー
ト、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリレート、カプ
ロラクトン変成(メタ)アクリレート等の水酸基含有モ
ノマー等が挙げられる。
【0032】上記(メタ)アクリル酸エステルと共重合
可能であって、極性基を有するビニルモノマーの含有量
は、モノマー合計量に対して、2〜20重量%が好まし
い。2重量%未満であると、凝集力が低すぎて、高い剪
断強度が得られず、20重量%を超えると、凝集力が高
すぎて、感圧接着性が損なわれる。
【0033】本発明において、支持体は、架橋性モノマ
ーを添加して架橋すると、優れた凝集力が得られる。上
記架橋性モノマーとしては特に限定されず、例えば、ヘ
キサンジオールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロ
ピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパント
リメタクリレート、(メタ)アクリル酸アリル、(メ
タ)アクリル酸ビニル、ジビニルベンゼン、エポキシア
クリレート、ポリエステルアクリレート、ウレタンアク
リレート等が挙げられる。
【0034】上記架橋性モノマーの含有量は、アクリル
系共重合体100重量部に対して、0.01〜1重量部
が好ましい。0.01重量部未満であると、架橋度合が
不足して、必要な凝集力が得られず、1重量部を超える
と、架橋密度が高くなり、凝集力が高すぎて、感圧接着
性が損なわれる。より好ましくは、0.02〜0.8重
量部である。
【0035】本発明において、支持体を構成するアクリ
ル系共重合体は、上記(メタ)アクリル酸エステル、上
記極性共重合性ビニルモノマー、上記架橋性モノマーの
他に、これらと共重合可能である他のモノマーを共重合
してもよい。上記共重合可能であるモノマーとしては特
に限定されず、例えば、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、スチレン、イソボロニル(メタ)アクリレート等が
挙げられる。上記共重合可能であるモノマーの含有量
は、モノマー合計量に対して、30重量%以下が好まし
い。30重量%を超えると、凝集力が高くなりすぎて、
感圧接着性が低下する。
【0036】本発明の支持体のモノマー重合において、
光重合が行われる場合には、光重合開始剤を使用する。
上記光重合開始剤としては特に限定されず、例えば、4
−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル(2−ヒドロキ
シ−2−プロピル)ケトン[ダロキュアー2959、メ
ルク社製]、α−ヒドロキシ−α,α′−ジメチルアセ
トフェノン[ダロキュアー1173、メルク社製]、メ
トキシアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェ
ニルアセトフェノン[イルガキュア651、チバガイギ
ー社製]、2−ヒドロキシ−2−シクロヘキシルアセト
フェノン[イルガキュア184、チバガイギー社製]等
のアセトフェノン系;ベンジルジメチルケタール等のケ
タール系;ハロゲン化ケトン;アシルホスフィノキシ
ド;アシルホスフォナート等が挙げられる。
【0037】上記光重合開始剤の含有量は、アクリル系
共重合体100重量部に対して、0.01〜5重量部が
好ましい。0.01重量部未満であると、重合転化率が
低下し、モノマー臭のきつい成形物しか得られず、5重
量部を超えると、ラジカル発生量が多くなり、分子量が
低下してしまい、必要な凝集力が得られない。より好ま
しくは、0.05〜3重量部である。
【0038】本発明において、支持体を構成するアクリ
ル系共重合体には、微粒子又は中空微粒子を添加しても
よい。上記微粒子又は中空微粒子としては特に限定され
ず、例えば、ガラスバルーン、シラスバルーン、フライ
アッシュバルーン等の無機中空粒子;ポリメタクリル酸
メチル、アクリロニトリル−塩化ビニリデン共重合体、
ポリスチレン、フェノール樹脂等の有機中空粒子;ガラ
スビーズ、シリカビーズ、合成雲母等の無機微粒子;ポ
リアクリル酸エチル、ポリウレタン、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等の有機微粒子等が挙げられる。上記微粒
子又は中空微粒子の平均粒子径は、1〜150μmが好
ましい。1μm未満であると、高い剥離強度が得られ
ず、150μmを超えると、高い剪断強度が得られな
い。
【0039】上記微粒子又は中空微粒子の含有量は、ア
クリル系共重合体100重量部に対して、0.5〜17
5重量部が好ましい。比重の小さい中空粒子では、0.
7〜10重量部が好ましい。比重が1前後の中空微粒子
及び有機微粒子では、10〜60重量部が好ましい。比
重が2以上であるような重い無機微粒子では、70〜1
50重量部が好ましい。上記微粒子又は中空微粒子の体
積分率は、10〜50体積%が好ましい。10体積%未
満であると、高い接着強度が得られず、50体積%を超
えると、高い剪断力が得られない。
【0040】本発明において、支持体を構成するアクリ
ル系共重合体には、TFを配合してもよい。上記TFと
しては特に限定されず、例えば、ロジン系樹脂;変成ロ
ジン系樹脂;テルペン系樹脂;テルペンフェノール系樹
脂;C5系、C9系等の石油樹脂;クマロン樹脂;これ
らの水添物等が挙げられる。これらは、単独で使用して
もよく、2種以上を併用してもよい。上記TFを光重合
性組成物に配合し重合反応する場合、重合速度が低下し
たり分子量が低下したりすることがあるので、このとき
は、連鎖移動剤及び架橋性モノマーの含有量の調整が必
要である。
【0041】本発明の支持体の厚さは、50μm〜5m
mが好ましい。上記支持体は、表面の平滑性が微粒子又
は中空微粒子によって阻害されることのないように、微
粒子がよく分散されるよう増粘し、チキソ性を付与する
必要がある。粘着シートの厚さが100μm以下の場合
は、粘度が1000cps、チクソトロピー係数(T
I)値が1.5程度でも塗工することができるが、それ
以上の厚さの粘着シートを製造する場合、より高粘度に
するとよい。
【0042】上記手段としては、アクリルゴム、ニトリ
ルゴム、スチレン−イソプレン−スチレン(SIS)等
のエラストマー、ポリメチルメタクリレート(以下、
「PMMA」という)、ポリスチレン(以下、「PS
t」という)等の熱可塑性プラスチックを溶解しても
く、平均直径が5μm以下のシリカ、アルミナ等を混合
してもよい。無機物を添加する場合には、疎水化処理さ
れたもののほうがより早く一次粒子まで分散することが
できる。
【0043】また、上記添加物を加えず、組成物の一部
をあらかじめ部分重合することにより粘度をあげること
ができる。この場合、光重合開始剤を添加する以前に部
分重合を行い、ミクロゲルの生成を防ぐべきである。部
分的にゲルが生成した場合、塗工時に、スジ等の不良発
生の原因となる。
【0044】上記部分重合されるモノマーは、全モノマ
ー中、1.5〜60重量%が好ましい。1.5重量%未
満であると、必要な粘度が得られず、60重量%を超え
ると、粘度が高くなりすぎて塗工できなくなる。
【0045】上記光重合における光照射に用いられるラ
ンプ類は、光波長400nm以下に発光分布を有するも
のが好ましい。上記ランプ類としては特に限定されず、
例えば、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、ケミカ
ルランプ、ブラックライトランプ、マイクロウェーブ励
起水銀灯、メタルハライドランプ等が挙げられる。光重
合開始剤の活性波長領域の光を効率よく発光する点、光
重合開始剤以外の組成物の光吸収が少ないことによる光
の透過のため高厚膜の製品を製造するのに好ましい点等
から、好ましくは、ケミカルランプである。
【0046】上記ランプ類による光重合性組成物への光
照射強度は、得られるポリマーの重合度を左右する因子
であり、目的製品の性能ごとに適宜制御されるのである
が、通常のアセトフェノン基を有する開裂型の開始剤を
配合した場合、光重合開始剤の光分解に有効な波長領域
(光重合開始剤によって異なるが、通常365〜420
nmの光)の光強度は、0.1〜100mW/cm2
好ましい。
【0047】光重合は、空気中の酸素及び光重合性組成
物に溶解する酸素によって反応を阻害される。このた
め、光照射は、酸素の阻害を消すことができるプロセス
的手法において実施するとよい。上記手法としては、光
重合性組成物を表面離型処理したポリエチレンテレフタ
レート(以下、「PET」という)、テフロン等のフィ
ルムによって覆い、光はこのフィルムを介して光重合性
組成物へ照射する方法、窒素ガス、炭酸ガス等の不活性
なガスにより酸素を置換した光透過性の窓を有するイナ
ートゾーンの中で反応させる方法等がある。後者の方法
においては、光重合性組成物の重合転化率が99.7%
以上になる程度まで充分に完結されるためには、この照
射雰囲気の酸素濃度は5000ppm以下が好ましい。
より好ましくは、300ppm以下である。
【0048】急速に反応する場合、重合熱により、塗工
される離型処理フィルム及びカバー用離型処理フィルム
が加熱伸縮され、得られるシートにたてじま等の不良が
発生する場合がある。この場合、光カットフィルターに
よりランプからの輻射熱を抑制したり、照射面と反対側
のシート背面を冷却板を通過接触させることにより冷却
し解決できる。
【0049】本発明において、支持体とその少なくとも
一方に積層される粘着剤との間に、接着力増強層を積層
してもよい。接着力増強層としては特に限定されず、例
えば、ポリアミン化合物、多官能イソシアネート化合
物、多官能エポキシ化合物、多官能カルボジイミド化合
物、多官能オキサゾリン化合物、クロロプレン、塩素化
天然ゴム、メチロール基を有する化合物、メトキシメチ
ル基を有する化合物等が挙げられる。
【0050】
【作用】本発明のアクリル系粘着シートにおいて、粘着
剤として、特定の範囲の10秒剪断クリープコンプライ
アンスと、特定の範囲の表面自由エネルギーの極性成分
を用い、支持体として、特定の範囲の10秒剪断クリー
プコンプライアンスを用いることにより、粘着剤層と支
持体の硬さのバランスがとれ、粘着剤層の界面接着性の
向上により、従来にない非常に高強度であるアクリル系
粘着シートを得ることができる。このアクリル系粘着シ
ートは、、例えば、ステンレス、アルミ、亜鉛メッキ鋼
板、鉄等の金属;アクリル樹脂;メラミン樹脂等の高極
性表面エネルギーを有する被着体を好適に接合できる。
【0051】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0052】支持体の作成 参考例1 2−エチルヘキシルアクリレート90重量部、アクリル
酸10重量部、n−ドデカンチオール0.02重量部、
2,2−ジメチル−2−フェニルアセトフェノン(チバ
ガイギー社製、商品名「イルガキュア651」)0.1
重量部、平均粒子径20μmの高密度ポリエチレン微粒
子(三井石油化学社製、商品名「ミペロンXM−22
0」、比重0.95)42重量部を均一に分散するまで
セパラブルフラスコ中で攪拌混合した後、窒素ガスをパ
ージすることにより溶存酸素を除去した。そしてブラッ
クライトランプでこの組成物に紫外線を照射したとこ
ろ、組成物温度が上昇すると同時に粘度が高くなった。
【0053】組成物の温度が5℃上昇したところで、光
照射をやめた。その結果得られた部分光重合増粘組成物
の転化率は3.7%、粘度は2200cpsであった。
更に、ヘキサンジオールジアクリレート0.1重量部配
合した後離型処理した厚さ38μmのPETフィルム上
に、重合終了時の厚さが1.0±0.1mmとなるよう
に塗工し、更にその塗工面を同じPETフィルムを離型
処理面がその塗工面に接するようにカバーした。ケミカ
ルランプを用いてそのカバーPETフィルム上の照射強
度が2mw/cm2 となるようにランプ高さを調整し8
分間照射した。そのときの試料の残存モノマーは<0.
1%であり、ゲル分率は95%であった。
【0054】参考例2 2−エチルヘキシルアクリレート85重量部、アクリル
酸5重量部、N−ビニルピロリドン10重量部、n−ド
デカンチオール0重量部としたこと以外は、参考例1と
同様にして、アクリル系支持体シートを得た。
【0055】参考例3 2−エチルヘキシルアクリレート99重量部、アクリル
酸1重量部としたこと以外は、参考例1と同様にして、
アクリル系支持体シートを得た。
【0056】参考例4 2−エチルヘキシルアクリレート80重量部、アクリル
酸20重量部としたこと以外は、参考例1と同様にし
て、アクリル系支持体シートを得た。
【0057】アクリル系感圧接着剤の作成 参考例A 冷却管、温度計、攪拌器を備えたセパラブルフラスコに
2−エチルヘキシルアクリレート90重量部、アクリル
酸10重量部、n−ドデカンチオール0.01重量部を
酢酸エチル90重量部とともに仕込み、窒素ガス雰囲気
下、還流するまで昇温し、20分保持したのち、ベンジ
ルペルオキシド0.1重量部を酢酸エチル5重量部に溶
解した溶液を滴下し、4時間反応した。この後更に、ベ
ンジルペルオキシド0.1重量部を酢酸エチル5重量部
に溶解した溶液を滴下し、更に3時間反応した。つい
で、トルエン50重量部を攪拌混合して、粘度1200
0cpsの溶剤型粘着剤を得た。得られた重合物の重量
平均分子量は80万であった。
【0058】参考例B 参考例Aの重合物100重量部に対して、粘着付与樹脂
として軟化点115℃の不均化ロジンエステル(荒川化
学工業社製、商品名「スーパーエステルA−115」)
12重量部、軟化点125℃の重合ロジンエステル(荒
川化学工業社製、商品名「スーパーエステルA12
5」)12重量部配合したこと以外は、参考例Aと同様
にして、粘着剤溶液を得た。
【0059】参考例C モノマー組成を2−エチルヘキシルアクリレート75重
量部、アクリル酸25重量部としたこと以外は、参考例
Aと同様に重合し(重量平均分子量88万)、粘着剤溶
液を得た。
【0060】参考例D モノマー組成を2−エチルヘキシルアクリレート97重
量部、アクリル酸3重量部としたこと以外は、参考例A
と同様に重合し(重量平均分子量88万)、粘着剤溶液
を得た。
【0061】参考例E 粘着付与樹脂として、水添石油樹脂(荒川化学工業社
製、商品名「アルコンP100」)50重量部としたこ
と以外は、参考例Bと同様にして、粘着剤溶液を得た。
【0062】粘着剤への架橋剤の添加 参考例A〜Eの粘着剤溶液100重量部に対して、架橋
剤としてアジリジン系架橋剤(相互薬工社製、商品名
「HDU」)を0.1重量部添加した。
【0063】粘着テープの作成 表1に示す例に基づいて、参考例1〜4の支持体の両面
に参考例A〜Eで得られた粘着剤溶液(架橋剤添加した
もの)の乾燥時に厚さが50μmとなるようにセパレー
ター上に塗工した積層物をラミネート機を用いて積層
し、粘着テープを作成した。
【0064】
【表1】
【0065】性能比較評価 下記に示す〜の評価を行った結果を表2に示す。 90度剥離試験 得られた粘着テープを幅20mm、長さ150mmに裁
断し、23℃雰囲気下で、粘着シート積層体の一方の面
を幅25mm、長さ200mm、厚さ2mmのSUS3
04板(日本テストパネル社製)に接着長さ100mm
で貼り付け、他方の面に厚さ50μmのSUS304シ
ートをバッキング用として、貼り付け、重さ2kgのロ
ーラーで2往復圧着した後、24hr後に引っ張り試験
機を用いて、300mm/minの引っ張り速度で90
度剥離力を測定した。
【0066】剪断接着力試験 得られた粘着テープを幅20mm×20mmに裁断し、
23℃・65RH雰囲気下で、幅50mm×50mm、
厚さ2mmのSUS304板(日本テストパネル社製)
の2枚の間の中央部にサンドイッチ状に貼り付け、5k
g荷重で15分間圧着した後、24hr後に5mm/m
inの引っ張り速度で剪断方向に引っ張り、剪断接着力
を測定した。 保持力試験 得られた粘着テープを幅20mm×20mmに裁断し、
23℃・65RH雰囲気下で、幅50mm×50mm、
厚さ2mmのSUS304板(日本テストパネル社製)
の2枚の間の中央部にサンドイッチ状に貼り付け、5k
g荷重で15分間圧着した後、24hr後に剪断方向に
3kgの荷重を掛け、24hr後の落下状況を確認し
た。
【0067】
【表2】
【0068】
【発明の効果】本発明のアクリル系粘着シートは上述の
構成よりなるので、高極性表面エネルギーを有する接合
体への接着強度に非常に優れたアクリル系粘着シートを
提供することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体にアクリル系感圧接着剤層を積層
    してなるアクリル系粘着シートにおいて、前記支持体
    が、20℃で0.1×10-6〜2×10-6cm2 /ダイ
    ンの10秒剪断クリープコンプライアンスを有してお
    り、前記アクリル系感圧接着剤層が、20℃で2×10
    -6〜3.5×10-6cm2 /ダインの10秒剪断クリー
    プコンプライアンス、及び、6〜12ダイン/cmの表
    面自由エネルギーの極性成分を有していることを特徴と
    するアクリル系粘着シート。
  2. 【請求項2】 支持体が、炭素数1〜12のアルキル基
    を有する(メタ)アクリル酸エステル、及び、前記(メ
    タ)アクリル酸エステルと共重合可能であって、極性基
    を有するビニルモノマーを主成分とするものである請求
    項1記載のアクリル系粘着シート。
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