JPH0933737A - 光通信用多芯プラスチック光ファイバ及びケーブル - Google Patents

光通信用多芯プラスチック光ファイバ及びケーブル

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JPH0933737A
JPH0933737A JP7202694A JP20269495A JPH0933737A JP H0933737 A JPH0933737 A JP H0933737A JP 7202694 A JP7202694 A JP 7202694A JP 20269495 A JP20269495 A JP 20269495A JP H0933737 A JPH0933737 A JP H0933737A
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JP
Japan
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resin
optical fiber
core
plastic optical
sheath
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JP7202694A
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Inventor
Shinichi Toyoshima
真一 豊島
Hajime Munekuni
肇 宗國
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな半径で曲げたときの曲げロスが少な
く、伝送速度が速く、高温で長期使用が可能な光通信用
の光ファイバを提供する。 【解決手段】 屈折率が1.492のメチルメタクリレ
ート樹脂からなる直径約60μmの芯217本の間隙を
断面積比が80:20になるように屈折率が1.405
のフッ化ビニリデン系樹脂により充填成形して多芯プラ
スチック光ファイバとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に短〜中距離の
高速光信号伝送用媒体として、LAN(ローカルエリア
ネットワーク)、FA(ファクトリーオートメーショ
ン)、OA(オフィスオートメーション)などに使用さ
れる、伝送損失が小さく耐環境性がよい、しかもファイ
バを曲げても伝送損失の増加が少ない即ち曲げロスが小
さいプラスチック光ファイバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、光通信には、0.5〜1.5
mm程度の直径の一本の芯とその周囲を薄く同心円状に
鞘材を被覆した構造からなる単芯プラスチック光ファイ
バを、ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂で被覆したプラ
スチック光ファイバケーブルが使用されている。
【0003】また、直径0.125〜0.25mmとい
った細い単芯プラスチック光ファイバを数十本程度束に
し、それを熱可塑性樹脂で被覆したバンドルケーブルも
実用化されている。
【0004】さらに特開平5−53035号公報によれ
ば、芯の直径が50μm以下であり、少なくとも500
個以上の多数の芯が個別に仕切られる多芯プラスチック
光ファイバケーブルが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来実用化されている
単芯のプラスチック光ファイバの場合には、小さな曲げ
半径で曲げると曲げロスが大きいという問題を有する。
また、伝送速度を上げるためには芯樹脂と鞘樹脂の屈折
率の差を従来のものより小さくする必要があるが、屈折
率の差が小さいと小さな半径で曲げたときの曲げロスが
より大きくなっていく。
【0006】一方、前述の多芯プラスチック光ファイバ
ケーブルでは、芯の直径が50μm以下と小さいため、
高温で長期使用するときなどの信頼性の点で問題があ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題を解決するため、種々検討した結果、個々の芯の直
径を特定範囲の大きさにし、断面の芯の面積と鞘の面積
を特定範囲の比率にすることにより、伝送損失が小さ
く、曲げたときの光ロスも小さくしかも信頼性も高い優
れた特徴を有する本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち本発明は、鞘樹脂内に直径が50
μm以上200μm以下の樹脂製の芯が7本以上互いに
離れて埋め込まれて成り、鞘樹脂の屈折率が芯樹脂の屈
折率より0.005以上0.25以下低く、断面の芯の
面積と鞘の面積の比率が40対60乃至98対2である
光通信用多芯プラスチック光ファイバを提供するもので
ある。
【0009】本発明においては、断面における芯の面積
と鞘の面積の比率は好ましくは90対10乃至98対2
であり、また、鞘樹脂の屈折率と芯樹脂の屈折率の差は
好ましくは0.04以上である。
【0010】さらに本発明は、上記光ファイバの外側を
保護被覆用樹脂にて被覆した光通信用多芯プラスチック
光ファイバケーブルを提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に本発明の光ファイバの一例
の断面図を、図2に本発明の光ファイバケーブルの一例
の断面図をそれぞれ示す。図中、1が芯、2が鞘、3が
保護被覆層である。
【0012】本発明において、芯樹脂としては、各種の
透明樹脂が使用できる。特に好ましい樹脂としてメチル
メタクリレート系の公知の樹脂が使用できる。例えば、
メチルメタクリレート単独重合体や、メチルメタクリレ
ートを50重量%以上含んだ共重合体で、共重合可能な
成分として、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、n
−アクリル酸ブチルなどのアクリル酸エステル類、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸
シクロヘキシルなどのメタクリル酸エステル類、マレイ
ミド類、アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、
スチレンなどがあり、この中から一種類以上適宜選択し
て共重合させることができる。メチルメタクリレート系
樹脂は透明性が高いので長距離の伝送をすることができ
る。
【0013】また、スチレン系樹脂も使用できる。例え
ば、スチレン単独重合体や、アクリロニトリル−スチレ
ン共重合体、スチレン−メチルメタクリレート共重合
体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−六
員環酸無水物共重合体等のようにスチレンと一種類以上
の他の成分を共重合させることができる。スチレン系樹
脂は吸湿性が小さいので、水の影響を受けにくい。
【0014】さらに、ポリカーボネート系樹脂も使用で
きる。脂肪族ポリカーボネートや芳香族ポリカーボネー
トなどや、またこれらと4,4−ジオキシフェニルエー
テル、エチレングルコール、p−キシレングリコール、
1,6−ヘキサンジオールなどのジオキシ化合物との共
重合体や、カーボネート結合の他にエステル結合をも有
するヘテロ結合共重合体などもあげられる。ポリカーボ
ネート系樹脂は、耐熱性が高いことおよび吸湿性が少な
い特長を有する。
【0015】その他、アモルファスのポリオレフィン樹
脂も使用できる。例えば日本国内で製造されている日本
合成ゴム社製「アートン」、三井石化社製「APO」、
日本ゼオン社製「ZEONEX」などのような樹脂があ
る。アモルファスのポリオレフィン樹脂は耐熱性に優れ
ている。
【0016】本発明において、鞘樹脂としては芯樹脂の
屈折率より低く、その差が0.005以上0.25以
下、好ましくは0.04以上0.25以下である樹脂を
使用する。鞘樹脂はこの条件を満たしていれば特に限定
はしない。
【0017】具体的には、メタクリル系樹脂および/又
はアクリレート系樹脂および/又はフッ化ビニリデン系
樹脂などがある。例えばフッ化メタクリレート、メチル
メタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタ
クリレート、ブチルメタクリレートなどのメタクリレー
ト系モノマーやフッ化アクリレート、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチ
ルアクリレートなどのアクリレート系モノマーを主原料
モノマーとした共重合体や、フッ化ビニリデン系共重合
体、フッ化ビニリデン系共重合体とメチルメタクリレー
ト系樹脂とのブレンドなどで、そのうち前記屈折率に調
節できる樹脂が挙げられる。例えば、フッ化メタクリレ
ートモノマーとしては、トリフルオロエチルメタクリレ
ート、テトラフルオロプロピルメタクリレート、ペンタ
フルオロプロピルメタクリレート、ヘプタデカフルオロ
デシルメタクリレート、オクタフルオロプロペンチルメ
タクリレートなどがあり、フッ化アクリレートモノマー
としては、トリフルオロエチルアクリレート、テトラフ
ルオロプロピルアクリレート、オクタフルオロペンチル
アクリレートなどがある。さらに、所望に応じ、この共
重合体組成100重量部あたり5重量部を超えない範囲
で、メタクリル酸、o−メチルフェニルマレイミド、マ
レイミド、無水マレイン酸、スチレン、アクリル酸、メ
タクリル酸六員環化物などの成分を導入することもでき
る。
【0018】具体的には、例えば、ヘプタデカフルオロ
デシルメタクリレートとメチルメタクリレートとの共重
合体、テトラフルオロプロピルメタクリレートとメチル
メタクリレートとの共重合体、トリフルオロエチルメタ
クリレートとメチルメタクリレートとの共重合体、ペン
タフルオロプロピルメタクリレートとメチルメタクリレ
ートとの共重合体、ヘプタデカフルオロデシルメタクリ
レートとテトラフルオロプロピルメタクリレートとメチ
ルメタクリレートとの共重合体、ヘプタデカフルオロデ
シルメタクリレートとトリフルオロエチルメタクリレー
トとメチルメタクリレートとの共重合体、ヘプタデカフ
ルオロデシルメタクリレートとトリフルオロエチルメタ
クリレートとテトラフルオロプロピルメタクリレートと
メチルメタクリレートとの共重合体などが挙げられる。
【0019】各モノマーの組成比率などは、屈折率が上
記範囲になるように適宜調整して決めればよい。
【0020】この中でも、耐熱性、透明性、機械的特性
などのバランスから考えて、ヘプタデカフルオロデシル
メタクリレートとトリフルオロエチルメタクリレートと
テトラフルオロプロピルメタクリレートとメチルメタク
リレートとの共重合体を使用するのが好ましい。
【0021】また、フッ化ビニリデン系樹脂としては、
フッ化ビニリデン樹脂や、フッ化ビニリデンと他の成
分、例えばテトラフルオロエチレン、トリフルオロエチ
レン、ヘキサフルオロプロピレン、ヘキサフルオロアセ
トンその他の少なくも1つの成分との共重合体がある。
【0022】尚、鞘樹脂は必ずしもフッ素を含んだ成分
を含む必要はない。
【0023】従来の単芯のプラスチック光ファイバの芯
と鞘の樹脂の屈折率の差は、0.08〜0.09である
が、例えば100m位の伝送長さの用途で、156Mb
ps等の高速の光通信を行う場合には、芯と鞘の樹脂の
屈折率の差は0.005〜0.04が好ましい。50m
位までの特に短距離の伝送長さの用途で、156Mbp
s等の高速の光通信を行う場合には、大きな光パワーが
必要なため、芯と鞘の樹脂の屈折率の差は0.04〜
0.08が好ましい。更に芯と鞘の樹脂の屈折率の差が
0.08〜0.25ではプラスチック光ファイバに受光
できる光パワーが大きくとれるので更に大きな光パワー
を必要とする用途に好ましい。
【0024】芯樹脂と鞘樹脂との屈折率差が0.005
未満であると、芯樹脂と鞘樹脂の屈折率が近すぎるた
め、プラスチック光ファイバの中に取り込む光の量が小
さくなりすぎてしまい、励振開口数の大きい光源例えば
LEDなどを使用するとき、伝送長さが短くなる。また
上記屈折率差が0.25を超えると鞘樹脂の結晶性が高
くなり伝送損失が悪くなる。
【0025】本発明において屈折率は、アッベ屈折計を
用い、23℃の恒温室内で、ナトリウムD線を光源とし
て測定したときの値を用いる。
【0026】また、芯樹脂のメルトインデックスは0.
5g/10分以上10g/10分以下が好ましい。鞘樹
脂のメルトインデックスは、芯樹脂のメルトインデック
スより大きい値であり、かつ5g/10分以上60g/
10分以下であることが好ましい。このメルトインデッ
クスは、ASTM−1238に従い、試験温度230
℃、荷重3.8kg、ダイスの内径2.0955mmの
条件で測定したものである。メルトインデックスが小さ
すぎると、ダイス壁面との大きな摩擦抵抗のため、線径
変動が極めて大きく、ファイバ状に成型できない。逆に
大きすぎると、鞘だけ先に流れてしまい、これも線径一
定のファイバ状に成型できない。
【0027】本発明の多芯プラスチック光ファイバは、
その断面が一般にはほぼ円状になっており、その直径
は、0.1mmから3mm程度であり、通常は、0.5
mmから1.0mm程度である。
【0028】ここで個々の芯の直径は50μm以上20
0μm以下である。
【0029】個々の芯の直径が200μmより大きい
と、光ファイバの曲げによる光ロスが大きくなってしま
う。個々の芯の直径が50μmより小さくなると、伝送
損失が大きくなること、およびレーザーを光源とする
時、ノイズが発生することがある。
【0030】また、できるだけ断面の均一化を図る必要
から、芯の数は、芯の配置が安定する7個以上にする。
好ましくは500個以下が望ましい。このような構造か
らなる多芯プラスチック光ファイバは、多数の芯とそれ
を取り巻く鞘樹脂はしっかりと一体化されているので、
断面の直径が1mm程度のこの多芯プラスチック光ファ
イバを小さくおり曲げても光ロスは従来市販されている
プラスチック光ファイバよりはるかに少ない。
【0031】本発明の多芯プラスチック光ファイバの製
造方法は、ごみ、ほこりのほとんどない清浄な環境下
で、特殊ノズルと二台の押出機を使用して、溶融状態に
ある芯樹脂と鞘樹脂とを、海−島の構造を持つ多芯プラ
スチック光ファイバに成形する複合紡糸方式で行うのが
好ましい。
【0032】即ち、芯樹脂と鞘樹脂とを溶融状態で複合
紡糸ダイに供給し、まず、芯樹脂をほぼ均等に7個以上
の孔をあけたダイプレートに供給し、引き続き、細管の
ガイドで芯樹脂を流下させる。次に、溶融した鞘樹脂を
芯樹脂の流れているすべての細管の周りに供給し、芯を
島とし、鞘を海とする構造に紡糸する。そして、例え
ば、延伸をかけて1.3倍〜3.0倍に分子を配向さ
せ、機械的特性を向上させて、本発明の多芯プラスチッ
ク光ファイバを得る。
【0033】芯の配置は最密充填構造にするのが好まし
いが、芯の数が比較的少ない場合には、後で行う被覆を
施すときの影響を均一化させるため、最外周に配置する
芯は同一円周上にするのが好ましい。例えば、1本の芯
の周りを6本の芯で均等に円状に囲んだ7芯のプラスチ
ック光ファイバ、さらにその外側を12本の芯で円状に
囲んだ19芯のプラスチック光ファイバ、更に外側に順
次円状に囲んだ37芯、61芯、91芯……等のプラス
チック光ファイバが好ましい。
【0034】本発明の多芯プラスチック光ファイバは、
光通信が主目的であるので、イメージファイバとしての
解像度などは問わないが、多芯プラスチック光ファイバ
断面における芯の面積と鞘の面積の比率は、40対60
乃至98対2である。40対60より芯の比率が小さく
なると伝送光量が小さくなる。98対2より鞘の比率が
小さくなると伝送損失が維持できなくなる。
【0035】鞘樹脂の方が芯樹脂よりも高価であるた
め、コスト的に芯の面積比率は70対30乃至98対2
が好ましい。また、伝送光量を大きくしたいときにも、
伝送損失値が維持される範囲で、鞘の量は少ないほうが
よく、多芯プラスチック光ファイバ断面における芯の面
積と鞘の面積の比率は、90対10乃至98対2が望ま
しい。特に、驚くべきことに90対10乃至98対2の
範囲では伝送損失がよく、耐環境性もよい。
【0036】このようにして製造した多芯プラスチック
光ファイバの外側に保護被覆用の樹脂組成物を被覆し
て、保護被覆層を形成し、耐熱性や機械的特性をさらに
向上させて、多芯プラスチック光ファイバケーブルとし
て使用するのが好ましい。
【0037】保護被覆用の樹脂組成物としては、公知の
樹脂組成物が使用できる。例えば、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ゴ
ム、各種の熱可塑性エラストマー、ポリ塩化ビニル、架
橋ポリオレフィン、架橋ポリ塩化ビニル、塩素化ポリエ
チレンコンパウンド、ポリアミド樹脂、フッ素樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、
熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂などや、これらの樹脂
の混合物などである。
【0038】また、補強繊維として、アラミド繊維、ポ
リアセタール繊維、超高分子量ポリエチレン繊維、金属
繊維などを介在させても良い。
【0039】被覆層の厚みは、実際に使用する状況に合
わせて、適宜決定すればよい。また、何層か被覆層を重
ねることも可能である。
【0040】これらの保護被覆用樹脂組成物をプラスチ
ック光ファイバに被覆する方法としては、プラスチック
光ファイバを複合紡糸法で作製した後、その外側に熱溶
融させた被覆材を被覆させるという方法をとるのが好ま
しい。例えば、被覆の仕方は、プラスチック光ファイバ
を、電線被覆を行うようにクロスヘッドダイを使用して
溶融樹脂を被覆する。
【0041】本発明の多芯プラスチック光ファイバおよ
びそのケーブルは、上述の通りの構成とすることによ
り、ファイバを小さく曲げても光量の損失が少なくしか
も伝送損失が小さい特徴を有する。
【0042】従来からある細い光ファイバを束ねたバン
ドルファイバでも、曲げたときの光ロスを小さくするこ
とはできるが、バンドルファイバでは細い個々の光ファ
イバがバラバラであるので、端末での固定に難点があ
る。
【0043】しかし、本発明の多芯プラスチック光ファ
イバは鞘樹脂により芯繊維が固定されているので、バン
ドルファイバと違って、外見上はあたかも1本の芯の光
ファイバのように取り扱え、コネクタなどへの端末固定
方法は、被覆のかしめや接着剤による接着などで固定で
き、構成する芯がバラバラに引っ込んだり、とびだした
りすることはない。
【0044】
【実施例】以下、本発明をいっそう明確にするために実
施例を挙げて説明するが、本発明の範囲がこれらの実施
例に限定されるものではない。
【0045】[測定方法] メルトインデックス:東洋精機製メルトインデクサー
を使用し、ASTM−1238に準じ、試験温度230
℃、荷重3.8kg、ダイス内径2.0955mmの条
件で測定した。 屈折率:アタゴアッベ屈折計1型を使用し、ナトリウ
ムD線を用いて23℃の恒温室内で測定した。 伝送損失:52m−2mのカットバック法で測定。光
源に波長650nmまたは670nmの単色光を使用。
入射開き角0.15ラジアン。 曲げロス:中心波長657nmのLEDを光源として
使用し、プラスチック光ファイバケーブルを3mの長さ
に切り、中央部を半径10mmの円柱に一回り巻き付け
たときの透過光量を測定して、曲げないときの透過光量
との比率を求める。 伝送帯域:パルス法に従い、伝達関数が−3dBを示
したときの周波数を帯域幅とする。光源として、653
nm赤色半導体レーザ(653nmLD)東芝製TOL
D9421(S)を用い、励振開口数0.25の条件で
測定。
【0046】[実施例1]芯樹脂として、メルトフロー
インデックスが2g/10分、屈折率が1.492のメ
チルメタクリレート樹脂、鞘樹脂としてメルトフローイ
ンデックスが30g/10分、屈折率が1.405のフ
ッ化ビニリデン系の樹脂を用いた。屈折率の差は0.0
87であった。
【0047】芯材用押出機で芯樹脂であるメチルメタク
リレート樹脂を溶融し、217個の孔をあけたダイプレ
ートに供給した。次に、鞘樹脂が芯の周りに充満される
ように、217個の孔をあけたダイプレートに供給し
て、全部の芯が充満密着するようにしぼりこんだキャッ
プをつけて収束し、一本のほぼ円状断面をした多芯プラ
スチック光ファイバを得た。この時の芯樹脂と鞘樹脂の
体積比(断面の面積比に相当)は80対20になるよう
にした。この多芯プラスチック光ファイバの一個の芯の
平均的な直径は約60μmであり、全体の直径は1.0
mmであった。この多芯プラスチック光ファイバの伝送
損失は、52m−2mカットバック法で測定して、波長
650nmにおいて0.24dB/mであった。
【0048】さらにこの多芯プラスチック光ファイバに
低密度ポリエチレンの被覆を施し、外径2.2mmの多
芯プラスチック光ファイバケーブルを得た。この多芯プ
ラスチック光ファイバケーブルの伝送損失は、52m−
2mカットバック法で測定して、波長650nmにおい
て0.24dB/mであり、被覆前と変化なかった。次
に、この多芯プラスチック光ファイバケーブルの曲げ特
性を測定した。中心波長657nmのLEDを光源とし
て使用した。この多芯プラスチック光ファイバケーブル
を3mの長さに切り、中央部を半径10mmの円柱に一
回り巻き付けたときの透過光量を測定したところ、曲げ
ないときの99%以上を保持しており、曲げロスはほと
んどなかった。
【0049】また、この多芯プラスチック光ファイバケ
ーブルの帯域をパルス法で測定した。光源として653
nmLDを使用し、ファイバ長50mで測定した結果、
伝送帯域は160MHzと、広い帯域を示した。
【0050】この多芯プラスチック光ファイバケーブル
に、湿熱60℃、95%RHの耐熱性試験を行ったとこ
ろ、1000時間経過後、0.1dB/m程度のロス増
しか見られず、安定性は高かった。
【0051】[実施例2]芯樹脂と鞘樹脂と保護被覆材
は実施例1と同じものを使用した。
【0052】また実施例1と同じ217個の孔をあけた
ダイプレートを使用した。実施例1と異なる点は、芯樹
脂と鞘樹脂の体積比は95対5になるようにした点であ
る。この多芯プラスチック光ファイバの一個の芯の平均
的な直径は約66μmであり、全体の直径は1.0mm
であった。鞘の比率が小さいので、個々の芯の形状はほ
ぼ正六角形になっていた。この多芯プラスチック光ファ
イバの伝送損失は、52m−2mカットバック法で測定
して、波長650nmにおいて0.18dB/mであっ
た。
【0053】さらにこの多芯プラスチック光ファイバに
低密度ポリエチレンの被覆を施し、外径2.2mmの多
芯プラスチック光ファイバケーブルを得た。この多芯プ
ラスチック光ファイバケーブルの伝送損失は、52m−
2mカットバック法で測定して、波長650nmにおい
て0.18dB/mであり、被覆前と変化なかった。次
に、この多芯プラスチック光ファイバケーブルの曲げ特
性を測定した。中心波長657nmのLEDを光源とし
て使用した。この多芯プラスチック光ファイバケーブル
を3mの長さに切り、中央部を半径10mmの円柱に一
回り巻き付けたときの透過光量を測定したところ、曲げ
ないときの99%を保持しており、曲げロスはほとんど
なかった。
【0054】また、この多芯プラスチック光ファイバケ
ーブルの帯域をパルス法で測定した。光源として653
nmLDを使用し、ファイバ長50mで測定した結果、
伝送帯域は160MHzと、広い帯域を示した。
【0055】この多芯プラスチック光ファイバケーブル
に、湿熱60℃、95%RHの耐熱性試験を行ったとこ
ろ、1000時間経過後、0.1dB/m程度のロス増
しか見られず、安定性は高かった。
【0056】[実施例3]芯樹脂と鞘樹脂と保護被覆材
は実施例1と同じものを使用した。
【0057】芯材用押出機で芯材であるメチルメタクリ
レート樹脂を溶融し、37個の孔をあけたダイプレート
に供給した。次に、鞘樹脂が芯の周りに充満されるよう
に、37個の孔をあけたダイプレートに供給して、全部
の芯が充満密着するようにしぼりこんだキャップをつけ
て収束し、一本のほぼ円状断面をした多芯プラスチック
光ファイバを得た。この時の芯樹脂と鞘樹脂の体積比は
91対9になるようにした。この多芯プラスチック光フ
ァイバの一個の芯の平均的な直径は約160μmであ
り、全体の直径は1.0mmであった。この多芯プラス
チック光ファイバの伝送損失は、52m−2mカットバ
ック法で測定して、波長650nmにおいて0.17d
B/mであった。
【0058】さらにこの多芯プラスチック光ファイバに
低密度ポリエチレンの被覆を施し、外径2.2mmの多
芯プラスチック光ファイバケーブルを得た。この多芯プ
ラスチック光ファイバケーブルの伝送損失は、52m−
2mカットバック法で測定して、波長650nmにおい
て0.17dB/mであり、被覆前と変化なかった。次
に、この多芯プラスチック光ファイバケーブルの曲げ特
性を測定した。中心波長657nmのLEDを光源とし
て使用した。この多芯プラスチック光ファイバケーブル
を3mの長さに切り、中央部を半径10mmの円柱に一
回り巻き付けたときの透過光量を測定したところ、曲げ
ないときの97%を保持しており、曲げロスはほとんど
なかった。
【0059】また、この多芯プラスチック光ファイバケ
ーブルの帯域をパルス法で測定した。光源として653
nmLDを使用し、ファイバ長50mで測定した結果、
伝送帯域は160MHzと、広い帯域を示した。
【0060】この多芯プラスチック光ファイバケーブル
に、湿熱60℃、95%RHの耐熱性試験を行ったとこ
ろ、1000時間経過後、0.1dB/m程度のロス増
しか見られず、安定性は高かった。
【0061】[実施例4]芯樹脂として、メルトインデ
ックスが4.5、屈折率が1.586のポリカーボネー
ト樹脂を用い、鞘樹脂としてメルトインデックスが3
0、屈折率が1.392のフッ化ビニリデン系樹脂を用
いた。屈折率の差は0.194であった。
【0062】芯材用押出機で芯であるポリカーボネート
樹脂を溶融し、217個の孔をあけたダイプレートに供
給した。次に、鞘樹脂が芯の周りに充満されるように、
217個の孔をあけたダイプレートに供給して、全部の
芯が充満密着するようにしぼりこんだキャップをつけて
収束し、一本のほぼ円状断面をした多芯プラスチック光
ファイバを得た。この時の芯樹脂と鞘樹脂の体積比は9
1対9になるようにした。この多芯プラスチック光ファ
イバの一個の芯の平均的な直径は約64μmであり、全
体の直径は1.0mmであった。この多芯プラスチック
光ファイバの伝送損失は、52m−2mカットバック法
で測定して、波長670nmにおいて0.8dB/mで
あった。
【0063】さらにこの多芯プラスチック光ファイバに
低密度ポリエチレンの被覆を施し、外径2.2mmの多
芯プラスチック光ファイバケーブルを得た。この多芯プ
ラスチック光ファイバケーブルの伝送損失は、52m−
2mカットバック法で測定して、波長670nmにおい
て0.8dB/mであり、被覆前と変化なかった。
【0064】実施例1に比べて伝送損失は大きいが、屈
折率差が大きいので、LED光源の場合だと、受光量が
大きく、2m長さにおける光パワーは実施例1より約
1.5dB大きかった。
【0065】次に、この多芯プラスチック光ファイバケ
ーブルの曲げ特性を測定した。中心波長657nmのL
EDを光源として使用した。この多芯プラスチック光フ
ァイバケーブルを3mの長さに切り、中央部を半径10
mmの円柱に一回り巻き付けたときの透過光量を測定し
たところ、曲げないときの99%以上を保持しており、
曲げロスはほとんどなかった。
【0066】また、この多芯プラスチック光ファイバケ
ーブルの帯域をパルス法で測定した。光源として653
nmLDを使用し、ファイバ長20mで測定した結果、
伝送帯域は260MHzと、広い帯域を示した。
【0067】この多芯プラスチック光ファイバケーブル
に、湿熱60℃、95%RHの耐熱性試験を行ったとこ
ろ、1000時間経過後、0.1dB/m程度のロス増
しか見られず、安定性は高かった。
【0068】[実施例5]芯樹脂として、メルトフロー
インデックスが2g/10分、屈折率が1.492のメ
チルメタクリレート樹脂、鞘樹脂としてメルトフローイ
ンデックスが37g/10分、屈折率が1.440のヘ
プタデカフルオロデシルメタクリレート、トリフルオロ
エチルメタクリレート、テトラフルオロプロピルメタク
リレート、メチルメタクリレートからなる共重合体の樹
脂を用いた。屈折率の差は0.052であった。
【0069】芯材用押出機で芯材であるメチルメタクリ
レート樹脂を溶融し、217個の孔をあけたダイプレー
トに供給した。次に、鞘樹脂が芯の周りに充満されるよ
うに、217個の孔をあけたダイプレートに供給して、
全部の芯が充満密着するようにしぼりこんだキャップを
つけて収束し、一本のほぼ円状断面をした多芯プラスチ
ック光ファイバを得た。この時の芯樹脂と鞘樹脂の体積
比は91対9になるようにした。この多芯プラスチック
光ファイバの一個の芯の平均的な直径は約65μmであ
り、全体の直径は1.0mmであった。この多芯プラス
チック光ファイバの伝送損失は、52m−2mカットバ
ック法で測定して、波長650nmにおいて0.26d
B/mであった。
【0070】さらにこの多芯プラスチック光ファイバに
低密度ポリエチレンの被覆を施し、外径2.2mmの多
芯プラスチック光ファイバケーブルを得た。この多芯プ
ラスチック光ファイバケーブルの伝送損失は、52m−
2mカットバック法で測定して、波長650nmにおい
て0.26dB/mであり、被覆前と変化なかった。次
に、この多芯プラスチック光ファイバケーブルの曲げ特
性を測定した。中心波長657nmのLEDを光源とし
て使用した。この多芯プラスチック光ファイバケーブル
を3mの長さに切り、中央部を半径10mmの円柱に一
回り巻き付けたときの透過光量を測定したところ、曲げ
ないときの98%を保持しており、曲げロスはほとんど
なかった。
【0071】また、この多芯プラスチック光ファイバケ
ーブルの帯域をパルス法で測定した。光源として653
nmLDを使用し、ファイバ長50mで測定した結果、
伝送帯域は240MHzと、広い帯域を示した。
【0072】この多芯プラスチック光ファイバケーブル
に、湿熱60℃、95%RHの耐熱性試験を行ったとこ
ろ、1000時間経過後、0.1dB/m程度のロス増
しか見られず、安定性は高かった。
【0073】[比較例1]芯樹脂と鞘樹脂と保護被覆材
は実施例1と同じものを使用した。
【0074】芯の直径0.98mm、外径1.0mmの
単芯のプラスチック光ファイバを紡糸し、次にこのプラ
スチック光ファイバに低密度ポリエチレンの被覆を施
し、外径2.2mmのプラスチック光ファイバケーブル
を得た。
【0075】次に、このプラスチック光ファイバケーブ
ルの曲げ特性を測定した。中心波長657nmのLED
を光源として使用した。この単芯プラスチック光ファイ
バケーブルを3mの長さに切り、中央部を半径10mm
の円柱に一回り巻き付けたときの透過光量を測定したと
ころ、曲げないときの63%しか保持されていなかっ
た。
【0076】[比較例2]芯樹脂と鞘樹脂と保護被覆材
は実施例1と同じものを使用した。
【0077】芯材用押出機で芯材であるメチルメタクリ
レート樹脂を溶融し、3500個の孔をあけたダイプレ
ートに供給した。次に、鞘樹脂が芯の周りに充満される
ように、3500個の孔をあけたダイプレートに供給し
て、全部の芯が充満密着するようにしぼりこんだキャッ
プをつけて収束し、一本のほぼ円状断面をした多芯プラ
スチック光ファイバを得た。この時の芯樹脂と鞘樹脂の
体積比は80対20になるようにした。この多芯プラス
チック光ファイバの一個の芯の平均的な直径は約15μ
mであり、全体の直径は1.0mmであった。この多芯
プラスチック光ファイバの伝送損失は、52m−2mカ
ットバック法で測定して、波長650nmにおいて1.
0dB/mであった。
【0078】さらにこの多芯プラスチック光ファイバに
低密度ポリエチレンの被覆を施し、外径2.2mmの多
芯プラスチック光ファイバケーブルを得た。この多芯プ
ラスチック光ファイバケーブルの伝送損失は、52m−
2mカットバック法で測定して、波長650nmにおい
て1.0dB/mであり、被覆前と変化なかった。
【0079】次に、この多芯プラスチック光ファイバケ
ーブルの曲げ特性を測定した。中心波長657nmのL
EDを光源として使用した。この多芯プラスチック光フ
ァイバケーブルを3mの長さに切り、中央部を半径10
mmの円柱に一回り巻き付けたときの透過光量を測定し
たところ、曲げないときの99%以上を保持しており、
曲げロスはほとんどなかった。
【0080】この多芯プラスチック光ファイバケーブル
に、湿熱60℃、95%RHの耐熱性試験を行ったとこ
ろ、1000時間経過後、0.4dB/mの劣化が見ら
れた。
【0081】
【発明の効果】本発明により、伝送損失が小さく耐環境
特性もよい、しかもファイバを曲げても伝送損失の増加
が少ない即ち曲げロスが小さい、光通信用多芯プラスチ
ック光ファイバが得られる。
【0082】このファイバにより、パソコンLAN、O
A、FA、機器内配線などの光通信用途において、プラ
スチック光ファイバを例えば電線と同じように鋭角に曲
げて配線することも可能になる。
【0083】本発明の光通信用多芯プラスチック光ファ
イバは、伝送損失が、52m−2mのカットバック法、
光源に波長650nmまたは670nmの単色光を使用
し入射開き角0.15ラジアンで測定したとき、1.0
dB/m未満である。更に、この多芯プラスチック光フ
ァイバを用いてなるケーブルに、湿熱60℃95%RH
の耐熱性試験を行ったところ、1000時間経過後、
0.4dB/m未満の変化しか見られず、耐環境特性が
よい。
【0084】また曲げロスは、中心波長657nmのL
EDを光源として使用し、この多芯プラスチック光ファ
イバを3mの長さに切り、中央部を半径10mmの円柱
に一回り巻き付けたときの透過光量を測定したところ、
曲げないときの90%以上を保持しており、極めて良好
な値を示す。
【0085】更に、パルス法で測定した伝送帯域は50
mで100MHz以上、または20mで200MHz以
上を示し、高速通信が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光通信用多芯プラスチック光ファイバ
の断面図である。
【図2】本発明の光通信用多芯プラスチック光ファイバ
ケーブルの断面図である。
【符号の説明】
1 芯 2 鞘 3 保護被覆層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鞘樹脂内に直径が50μm以上200μ
    m以下の樹脂製の芯が7本以上互いに離れて埋め込まれ
    て成り、鞘樹脂の屈折率が芯樹脂の屈折率より0.00
    5以上0.25以下低く、断面の芯の面積と鞘の面積の
    比率が40対60乃至98対2である光通信用多芯プラ
    スチック光ファイバ。
  2. 【請求項2】 断面における芯の面積と鞘の面積の比率
    が70対30乃至98対2である請求項1に記載の光通
    信用多芯プラスチック光ファイバ。
  3. 【請求項3】 断面における芯の面積と鞘の面積の比率
    が90対10乃至98対2である請求項1に記載の光通
    信用多芯プラスチック光ファイバ。
  4. 【請求項4】 鞘樹脂の屈折率と芯樹脂の屈折率の差が
    0.04以上である請求項1に記載の光通信用多芯プラ
    スチック光ファイバ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4いずれかの多芯プラスチッ
    ク光ファイバの外側を保護被覆用樹脂で被覆してなる光
    通信用多芯プラスチック光ファイバケーブル。
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