JPH08101317A - 広帯域光ファイババンドルユニット - Google Patents

広帯域光ファイババンドルユニット

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JPH08101317A
JPH08101317A JP6238787A JP23878794A JPH08101317A JP H08101317 A JPH08101317 A JP H08101317A JP 6238787 A JP6238787 A JP 6238787A JP 23878794 A JP23878794 A JP 23878794A JP H08101317 A JPH08101317 A JP H08101317A
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JP
Japan
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optical fiber
optical fibers
fiber bundle
refractive index
fibers
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Withdrawn
Application number
JP6238787A
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English (en)
Inventor
Hajime Munekuni
肇 宗國
Shinichi Toyoshima
真一 豊島
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 鞘の屈折率が、芯の屈折率より0.01以上
0.04以下だけ低い関係にあり、個々の光ファイバの
直径が300μm以下である7本から100本の光ファ
イバを束ねてバンドルファイバを構成し、その端末部分
の位置関係がほぼ対称になるように固定した広帯域光フ
ァイババンドルユニット。 【効果】 本発明により、LANなどにおいて、高速の
情報伝送が光ファイババンドルを用いた場合に、効率良
く光源から光ファイババンドルを経てディテクタまで伝
送できるようになり、応用範囲が広がることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に短〜中距離の高速
光信号伝送用媒体として、LAN(ローカルエリアネッ
トワーク)、FA(ファクトリーオートメーション)、
OA(オフィスオートメーション)などに使用される、
広帯域の光ファイババンドルユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プラスチック光ファイバを用いた光通信
は汎用化してきた。これらに使用されるプラスチック光
ファイバケーブルは、通常一本の芯とその周囲を薄く同
心円状に鞘材を被覆した構造からなるプラスチック光フ
ァイバに、さらにポリエチレンなどの熱可塑性樹脂で被
覆を施したものが使用されている。このようなプラスチ
ック光ファイバでは、芯の直径は通常0.5〜1.5m
mである。また、その他のプラスチック光ファイバケー
ブルとしては、直径0.125〜0.25mmといった
細いプラスチック光ファイバを数十本程度束にし、それ
を熱可塑性樹脂で被覆したバンドルケーブルも実用化さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来実用化されている
プラスチック光ファイバの鞘材には、特開昭62−26
5606号公報に記載されているフッ化メタクリレート
系共重合体などが使われている。しかし、これら従来の
鞘材を使用したプラスチック光ファイバの帯域は比較的
小さく、オーディオ、FAなどの低速で、短距離の信号
伝送用途にしか使用できなかった。
【0004】プラスチック光ファイバの帯域を広げ、高
速の信号伝送を行えるようにするには、芯材と鞘材との
屈折率差を小さくするという方法があるのだが、こうす
ると、光ファイバを曲げたときの光ロスが大きくなると
いう欠点がでてくる。そこで、プラスチック光ファイバ
の口径を小さくすれば、曲げたときの光ロスは小さくな
るが入射光量も少なくなるので、細いファイバでは数本
〜数十本束ねる必要性がででくる。従来からある細い光
ファイバを束ねたファイババンドルでも、曲げたときの
光ロスを小さくすることはできるが、個々の光ファイバ
はフリーであり、固定されていないため、光の入射端面
と出射端面とでは個々の光ファイバの相対位置が変わる
可能性があり、問題である。つまり、光源の光強度分布
は、中心部が強く、周辺部が弱くなっている。一方、高
速なフォトダイオードは、受光部の直径は約0.4mm
と小さいため、この面積を有効に使用して伝送するため
には強い光をフォトダイオードの中心に集めて受光した
いが、入射面と出射面では光ファイバの相対位置の異な
るファイババンドルでは、出射面で明るい光ファイバが
分散して存在し問題となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、LANの
ような高速で中距離の信号伝送において、光源から受光
した光パワーを効率的にディテクタに伝送することので
きる広帯域光ファイババンドルユニットを開発すべく、
鋭意検討した結果、本発明に到達した。すなわち、本発
明は、光ファイババンドルケーブルにおいて、鞘の屈折
率が芯の屈折率より0.01以上0.04以下だけ低い
関係にあり、個々の光ファイバの直径が300μm以下
であり、7本から100本の光ファイバを束ねてバンド
ルケーブルを構成し、その両端の端末部分の光ファイバ
の位置関係がほぼ対称になるように固定した広帯域光フ
ァイババンドルユニットに関するものである。
【0006】本発明において、両端の端末部分の光ファ
イバの位置関係がほぼ対称になるように固定するという
ことは、つぎの内容である。本発明の光ファイババンド
ルは、信号の伝送に使用するものであり、イメージファ
イバのように完璧な対称性を要求するものではない。ほ
ぼ対称とは、入射面において、光源の光強度分布が中央
部が強いものを、ディテクタ側出射面においても保持し
ていればよいのである。即ち入射面のおける中央部が出
射面における中央部にあり、入射面における周辺部が出
射面における周辺部に位置していればよい。
【0007】具体例として一例を挙げれば、実際に使用
するLDやLEDなどの光源を使用条件で入射して、出
射面において、明るい光ファイバが分散しているのを観
察して、明るい光ファイバを選別してピンセットなどで
中央に集めてやる方法などがある。そのように、ほぼ対
称となるようにした状態は、接着剤、熱溶着、またはか
しめによるなど適正な方法で固定しておく。
【0008】本発明において、芯の例としては、メチル
メタクリレートを主成分とする公知の樹脂が使用でき
る。たとえば、メチルメタクリレート単独重合体や、メ
チルメタクリレートを50重量%以上含んだ共重合体
で、共重合可能な成分として、アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、n−アクリル酸ブチルなどのアクリル酸
エステル類、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸シクロヘキシルなどのメタクリル酸エ
ステル類、マレイミド類、アクリル酸、メタクリル酸、
無水マレイン酸、スチレンなどがあり、このなかから一
種類以上適宜選択して共重合させることができる。
【0009】また、プラスチック光ファイバの帯域幅を
広くするためには、鞘として、屈折率が芯の屈折率に近
いものを使用しなければならない。鞘の例としては、フ
ッ化メタクリレートやフッ化アクリレート、メチルメタ
クリレートを主原料モノマーとした共重合体や、フッ化
ビニリデン系共重合体、フッ化ビニリデン系共重合体と
メチルメタクリレート系樹脂とのブレンドなどで、その
うち屈折率が芯材の屈折率よりも0.01から0.04
だけ低く調節できる樹脂があげられる。例えば、フッ化
メタクリレートモノマーとしては、トリフルオロエチル
メタクリレート、テトラフルオロプロピルメタクリレー
ト、ペンタフルオロプロピルメタクリレート、ヘプタデ
カフルオロデシルメタクリレート、オクタフルオロプロ
ペンチルメタクリレートなどがあり、フッ化アクリレー
トモノマーとしては、トリフルオロエチルアクリレー
ト、テトラフルオロプロピルアクリレート、オクタフル
オロペンチルアクリレートなどがある。さらに、所望に
応じ、この共重合体組成100重量部あたり、5重量部
を越えない範囲で、メタクリル酸、o−メチルフェニル
マレイミド、マレイミド、無水マレイン酸、スチレン、
メチルアクリレート、アクリル酸、メタクリル酸六員環
化物などの成分を導入することもできる。
【0010】具体的には、例えば、ヘプタデカフルオロ
デシルメタクリレートとメチルメタクリレートとの共重
合体、テトラフルオロプロピルメタクリレートとメチル
メタクリレートとの共重合体、トリフルオロエチルメタ
クリレートとメチルメタクリレートとの共重合体、ペン
タフルオロプロピルメタクリレートとメチルメタクリレ
ートとの共重合体、ヘプタデカフルオロデシルメタクリ
レートとテトラフルオロプロピルメタクリレートとメチ
ルメタクリレートとの共重合体、ヘプタデカフルオロデ
シルメタクリレートとトリフルオロエチルメタクリレー
トとメチルメタクリレートとの共重合体、ヘプタデカフ
ルオロデシルメタクリレートとトリフルオロエチルメタ
クリレートとテトラフルオロプロピルメタクリレートと
メチルメタクリレートとの共重合体などがあげられる。
各モノマーの組成比率などは、屈折率が芯材の屈折率よ
りも0.01から0.04だけ低くなるように適宜調整
して決めればよい。このなかでも、耐熱性、透明性、機
械的特性などのバランスから考えて、ヘプタデカフルオ
ロデシルメタクリレートとトリフルオロエチルメタクリ
レートとテトラフルオロプロピルメタクリレートとメチ
ルメタクリレートとの共重合体を使用するのが好まし
い。
【0011】だたし、鞘の屈折率は、芯材の屈折率より
も0.01以上0.04以下だけ低い必要がある。芯材
との屈折率差が0.01未満であると、芯材の屈折率と
近すぎるため、プラスチック光ファイバの中に取り込む
光の量が小さくなりすぎてしまい、光検出器で検出でき
なくなる。逆に屈折率差が0.04よりも大きいと、帯
域幅は通常のプラスチック光ファイバとなんら変わらな
くなる。屈折率は、アッベ屈折計を用い、23℃の恒温
室内で、ナトリウムD線を光源として測定したときの値
を用いる。
【0012】また、鞘材のメルトインデックスは、5g
/10分以上60g/10分以下である必要がある。こ
のメルトインデックスは、ASTM−1238に従い、
試験温度230℃、荷重3.8kg、ダイスの内径2.
0955mmの条件で測定したものである。メルトイン
デックスが小さすぎると、ダイス壁面との大きな摩擦抵
抗のため、線径変動が極めて大きく、ファイバ状に成型
できない。逆に大きすぎると、鞘だけ先に流れてしま
い、これも線径一定のファイバ状に成型できない。より
好ましいメルトインッデックスの範囲は、20g/10
分以上、40g/10分以下である。
【0013】本発明の光ファイババンドルは個々の光フ
ァイバの直径が300μm以下であり、7本〜100本
で構成したものである。その断面の直径は、0.1mm
から3mm程度であり、通常は、0.5mmから1.0
mm程度である。ここで個々の光ファイバの直径が大き
いと、光ファイバの曲げによる光ロスが非常に大きくな
ってしまう。逆に小さすぎると、伝送損失が大きくなっ
てしまう。
【0014】光ファイバの配置は細密充填構造にするの
が好ましいが、芯の数が比較的少ない場合には、後で行
う被覆を施すときの影響を均一化させるため、最外周に
配置する芯は同一円周上にするのが好ましい。例えば、
1本の芯線の周りを6本の芯線で均等に円状に囲んだ7
本の光ファイババンドル、さらにその外側を12本の光
ファイバで円状に囲んだ19本の光ファイババンドルな
どが好ましい。
【0015】このようにして製造した光ファイババンド
ルの外側に被覆用の樹脂組成物を被覆して、耐熱性や機
械的特性をさらに向上させて、光ファイババンドルケー
ブルとして、実際に使用される。被覆用の樹脂組成物と
しては、公知の樹脂組成物が使用できる。例えば、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、エチレン−ビニルアルコー
ル共重合体、ゴム、各種の熱可塑性エラストマー、ポリ
塩化ビニル、架橋ポリオレフィン、架橋ポリ塩化ビニ
ル、塩素化ポリエチレンコンパウンド、ポリアミド樹
脂、フッ素樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹
脂、シリコーン樹脂、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂
などや、これらの樹脂の混合物などである。また、補強
繊維として、アラミド繊維、ポリアセタール繊維、超高
分子量ポリエチレン繊維、金属繊維などを介在させても
良い。被覆層の厚みは、実際に使用する状況に合わせ
て、適宜決定すればよい。また、何層か被覆層を重ねる
ことも可能である。
【0016】これらの被覆用樹脂組成物を光ファイババ
ンドルに被覆する方法としては、複数の光ファイバをバ
ンドル状にして、その外側に熱溶融させた被覆材を被覆
させるという方法をとるのが好ましい。被覆の仕方は、
光ファイババンドルを、電線被覆を行うようにクロスヘ
ッドダイを使用して溶融樹脂を被覆する。
【0017】
〔測定方法〕
・メルトインデックス−東洋精機製メルトインデクサー
を使用し、ASTM−1238に準じ、試験温度230
℃、荷重3.8kg、ダイス内径2.0955mmの条
件で測定した。 ・屈折率−アタゴアッベ屈折計1型を使用し、23℃の
恒温室内で測定した。 ・帯域−パルス法に従い、伝達関数が−3dBを示した
ときの周波数を帯域幅とした。光源として東芝製 赤色
半導体レーザ TOLD9421(S)を用い、励振開
口数0.25の条件で測定した。
【0018】
【実施例1】ヘプタデカフルオロデシルメタクリレート
15重量部、トリフルオロエチルメタクリレート5重量
部、テトラフルオロプロピルメタクリレート5重量部、
メチルメタクリレート75重量部からなるモノマー混合
物に、n−ブチルメルカプタン0.01重量部、アゾビ
スイソブチロニトリル0.1重量部を混合し、減圧脱揮
したのち、塊状重合を行った。重合反応は80℃で15
時間行った後、さらに110℃で3時間行った。重合後
の樹脂を130℃で乾燥した後、鞘材として使用した。
この樹脂の屈折率は、1.4688で、メルトインデッ
クスは、35g/10分であった。
【0019】芯材用押出機で芯材であるポリメチルメタ
クリレートを溶融し、鞘が上記樹脂である個々の光ファ
イバを複合紡糸により生産した。個々の光ファイバの直
径は180μmであった。さらにこの光ファイバ19本
をバンドルにして低密度ポリエチレンの被覆を施し、外
径2.2mmの光ファイババンドルケーブルを得た。
【0020】この光ファイババンドルケーブルの一端に
コネクタを取付け、接着剤で固定し、研磨した。このコ
ネクタを中心波長657nmのLED光源に接続し、他
端を観察しながら、明るく光っている7本の光ファイバ
を中央部に配置し、暗い12本を周辺部に配置した状態
でコネクタに接着剤で固定して研磨した。出来上がった
光ファイババンドルユニットは出射端の中央部7本の光
ファイバから光が出ていた。比較としてこのような調整
をしないで成行でコネクタ付けした光ファイババンドル
ユニットを準備したが、このユニットでは中央部7本の
うち3本のみから光が出ていた。受光部の直径0.4m
mのフォトダイオードとの結合効率は今回の発明の光フ
ァイババンドルユニットの方が比較の光ファイババンド
ルユニットより約3dB改善されていた。
【0021】次に、この光ファイババンドルユニットの
曲げ特性を測定した。中心波長653nmのレーザーダ
イオードを光源として使用した。この光ファイババンド
ルケーブルを3mの長さに切り、中央部を半径5mmの
円柱に一回り巻き付けたときの透過光量を測定したとこ
ろ、曲げないときの90%を保持していた。また、この
光ファイババンドルユニットの帯域をパルス法で測定し
た。ファイバ長20mで約600MHzと、広い帯域を
示した。
【0022】
【実施例2】実施例1と同じ鞘材および芯材を用いて、
直径は125μmの光ファイバを生産した。さらに、こ
の光ファイバ37本をバンドルにして低密度ポリエチレ
ンの被覆を施し、外径2.2mmの光ファイババンドル
ケーブルを得た。この光ファイババンドルケーブルの一
端にコネクタを取付け、接着剤で固定し、研磨した。こ
のコネクタを中心波長657nmのLED光源に接続
し、他端を観察しながら、明るく光っている19本の光
ファイバを中央部に配置し、暗い18本を周辺部に配置
した状態でコネクタに接着剤で固定して研磨した。出来
上がった光ファイバケーブルユニットは出射端の中央部
19本の光ファイバからから光が出ていた。比較として
このような調整をしないで成行でコネクタ付けした光フ
ァイババンドルユニットを準備したが、このユニットで
は中央部19本のうち8本のみから光が出ていた。受光
部の直径0.4mmのフォトダイオードとの結合効率は
今回の発明の光ファイババンドルユニットの方が比較の
光ファイババンドルユニットより約3dB改善されてい
た。
【0023】次に、この光ファイババンドルユニットの
曲げ特性を測定した。中心波長653nmのレーザーダ
イオードを光源として使用した。この光ファイババンド
ルケーブルを3mの長さに切り、中央部を半径5mmの
円柱に一回り巻き付けたときの透過光量を測定したとこ
ろ、曲げないときの95%を保持していた。また、この
光ファイババンドルユニットの帯域をパルス法で測定し
た。ファイバ長20mで約600MHzと、広い帯域を
示した。
【0024】
【比較例1】ヘプタデカフルオロデシルメタクリレート
70重量部、トリフルオロエチルメタクリレート12重
量部、テトラフルオロプロピルメタクリレート12重量
部、メチルメタクリレート6重量部からなるモノマー混
合物に、n−ブチルメルカプタン0.01重量部、アゾ
ビスイソブチロニトリル0.1重量部を混合し、減圧脱
揮したのち、塊状重合を行った。重合反応は80℃で1
5時間行った後、さらに110℃で3時間行った。重合
後の樹脂を130℃で乾燥した後、鞘材として使用し
た。この樹脂の屈折率は、1.410で、メルトインデ
ックスは、38g/10分であった。
【0025】芯材用押出機で芯材であるポリメチルメタ
クリレートを溶融し、鞘が上記樹脂である個々の光ファ
イバを複合紡糸により生産した。個々の光ファイバの直
径は180μmであった。さらにこの光ファイバ19本
をバンドルにして低密度ポリエチレンの被覆を施し、外
径2.2mmの光ファイババンドルケーブルを得た。
【0026】次に、この光ファイババンドルケーブルの
帯域をパルス法で測定した。ファイバ長20mで250
MHzと、帯域は比較的狭かった。
【0027】
【発明の効果】本発明により、LANやコンピュータ・
ネットワークにおいて、高速の情報伝送が光ファイババ
ンドルを用いた場合に、効率良く光源から光ファイババ
ンドルを経てディテクタまで伝送できるようになり、応
用範囲が広がることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイババンドルユニットを光が伝
送する状況図
【図2】従来の光ファイババンドルユニットを光が伝送
する状況図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイババンドルケーブルにおいて、
    鞘の屈折率が芯の屈折率より0.01以上0.04以下
    だけ低い関係にあり、個々の光ファイバの直径が300
    μm以下であり、7本から100本の光ファイバを束ね
    てバンドルケーブルを構成し、その両端の端末部分の光
    ファイバの位置関係がほぼ対称になるように固定した広
    帯域光ファイババンドルユニット。
JP6238787A 1994-10-03 1994-10-03 広帯域光ファイババンドルユニット Withdrawn JPH08101317A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6238787A JPH08101317A (ja) 1994-10-03 1994-10-03 広帯域光ファイババンドルユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6238787A JPH08101317A (ja) 1994-10-03 1994-10-03 広帯域光ファイババンドルユニット

Publications (1)

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JPH08101317A true JPH08101317A (ja) 1996-04-16

Family

ID=17035283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6238787A Withdrawn JPH08101317A (ja) 1994-10-03 1994-10-03 広帯域光ファイババンドルユニット

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JP (1) JPH08101317A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008103993A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Sony Corp 通信システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008103993A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Sony Corp 通信システム

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Effective date: 20020115