JPH09330451A - 紙幣検出センサの自動調整回路 - Google Patents

紙幣検出センサの自動調整回路

Info

Publication number
JPH09330451A
JPH09330451A JP8174292A JP17429296A JPH09330451A JP H09330451 A JPH09330451 A JP H09330451A JP 8174292 A JP8174292 A JP 8174292A JP 17429296 A JP17429296 A JP 17429296A JP H09330451 A JPH09330451 A JP H09330451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
paper money
light
area
banknote
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8174292A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuyasu Imai
淳容 今井
Yoichi Suzuki
洋一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOOA GIKEN KK
Original Assignee
KOOA GIKEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOOA GIKEN KK filed Critical KOOA GIKEN KK
Priority to JP8174292A priority Critical patent/JPH09330451A/ja
Publication of JPH09330451A publication Critical patent/JPH09330451A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙幣払出機の紙幣検出センサに必要な機能を
損うことなく、より安価な部品構成で検出能力を自動調
整でき、しかも、該払出機製造時のセンサの調整作業を
省力化できる紙幣検出センサの自動調整回路を提供す
る。 【解決手段】 紙幣検出センサの自動調整回路は、CP
U3に内蔵する発光制御パルスのパルス可変手段による
パルスの変化に応じて、積分回路10を経て電流変換回
路11より出力される出力電流を、センサ(紙幣検出セ
ンサ)1の一方の発光素子2に通電する発光素子2の電
流制御系と、発光素子2の発光量に対応して発生する該
センサ1の他方の受光素子6の出力電流を、電圧変換回
路7を経て紙幣検出領域9と紙幣未検出領域5との2つ
の切替ゲインを指示するゲイン切替回路4とA/D変換
器13によりCPU3に入力する受光素子6の電圧制御
系とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙幣払出機において紙
幣の良否を判定する紙幣検出センサ(以下、単にセンサ
とする。)の自動調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙幣払出機におけるセンサの制御
技術は、該センサの一方である発光素子の発光量の、紙
幣を透過する量(以下、透過光量とする。)を測定する
ことによって、紙幣の絵柄や寸法を検出し、紙幣の良否
判定基準の一つにしている。そこで、紙幣の透過光量を
測定する回路では、紙幣検出領域と紙幣未検出領域とを
A/D変換器のレンジ内に納め、かつ紙幣検出領域にお
いて紙幣の絵柄検出に十分な分解機能を確保するため、
分解能の高いA/D変換器を必要としていた。従来の技
術で実現されている該センサの機能は、紙幣検出領域に
あって紙幣の絵柄や寸法を検出するほかに、紙幣未検出
領域で発光素子の発光量を検出して該発光量を所定の範
囲に収めるように制御することが必要であった。以上の
機能を有するセンサは比較的高分解能のA/D変換器
と、発光量調整手段を用い、簡単な機能の割に高価な部
品構成を必要としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑み、
紙幣払出器の紙幣検出センサに必要な機能を損うことな
く、より安価な部品構成で検出能力を自動調整でき、し
かも、該払出機製造時のセンサの調整作業を省力化でき
る紙幣検出センサの自動調整回路を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の紙幣検出センサ
の自動調整回路は、CPUに内蔵する発光制御パルスの
パルス巾可変手段によるパルス巾の変化に応じて、積分
回路を経て電流変換回路より出力される出力電流を、紙
幣検出センサの一方の発光素子に通電する発光素子の電
流制御系と、発光素子の発光量に対応して発生する該セ
ンサの他方の受光素子の出力電流を、電圧変換回路を経
て紙幣検出領域と紙幣未検出領域との2つの切替ゲイン
を指示するゲイン切替回路とA/D変換器によりCPU
に入力する受光素子の電圧制御系とから成る。なお、本
発明で使用するA/D変換器の分解能は紙幣検出領域で
紙幣を検出するに十分なものであれば良く、ゲイン切替
機を用いない従来のA/D変換器よりも低い分解能で同
等の検出性能が得られる。
【0005】
【作用】発光素子の電流制御系には受光素子の電圧制御
系がCPUを介してフィードバックされ、紙幣払出機の
払出動作中は前記受光素子の電圧制御系のゲイン切替回
路でゲインが紙幣検出領域に自動的に切替えられ、待機
中はゲイン切替回路でゲインが紙幣未検出領域に自動的
に切替えられる。また、払出機製造時の調整工程におい
ては、調整モードで手動により各ゲインが両領域に切替
えられる。
【0006】
【実施例】本発明を実施例により説明すると、紙幣払出
機(図外)のセンサ1において、紙幣未検出時(待機
中)の発光素子2の発光量を測定してセンサ1の状態を
正常状態に自動調整する手法は、紙幣払出機の製造時の
調整処理が前提となるため、本発明の紙幣検出センサの
自動調整回路による調整作業から説明する。
【0007】先ず、前記製造時における調整作業の作業
者は、所定の検査紙幣を該払出機に補給し、CPU3を
調整モードに切換え調整動作を開始する。すなわち、該
払出機はCPU3に内蔵するプログラムにより調整動作
の初めに、図2に示すように、ゲイン切替回路4のゲイ
ンをゲイン切替アンプのダイナミックレンジ12内の紙
幣未検出領域5に設定し、A/D変換器13を介して発
光素子2の発光量に応じた受光素子出力電圧を測定し、
図1に示すように、発光制御パルスのON時間を可変調
整することによって、積分回路10と電流変換回路11
を介して発光素子2の発光量を所定の範囲に自動調整す
る。このとき調整不能であればゲインの過不足を表示す
る。この際に、メカニカルな部分、すなわち、発光素子
2と受光素子6間の距離、光軸のずれ、受光素子の変換
効率のバラツキなどがチェックされ、なお、ゲインの過
不足が解消されないときは、電圧変換回路7の可変抵抗
器8を調整し、発光量を所定の範囲に調整する。次にゲ
イン切替回路4のゲインを紙幣検出領域9に設定して補
給された検査紙幣を払い出し、A/D変換器13を介し
て紙幣の透過光量を測定する。透過光量が所定の範囲に
無ければゲインの過不足を表示し、所定の範囲にあれば
調整完了を表示する。したがって、作業者は表示に基づ
き、過不足の場合は電圧変換回路7の可変抵抗器8を回
して必要なゲイン調整を行い、再び調整動作を開始さ
せ、調整完了を確認する。以上の動作で、センサ1は紙
幣検出領域9と紙幣未検出領域5との2点で、所定の出
力を得られるように調整が完了する。
【0008】次に紙幣払出機の稼働時の動作を説明する
と、該払出機は電源投入と同時にゲイン切替回路4のゲ
インをダイナミックレンジ12内の紙幣未検出領域5に
設定し、発光制御パルスのON時間を可変調整すること
によって前記のとおり積分回路10と電流変換回路11
を介して発光素子2の発光量を所定の範囲に自動調整す
る。このとき、調整不能であれば、センサの異常を表示
し、取扱い中止となる。このセンサの異常は主に紙幣の
粉塵がセンサ1を覆い隠すことによって発生する。した
がって、発光素子2や受光素子6への粉塵付着の点検や
紙幣自体の汚れの点検がなされ、センサの異常が即刻解
消される。このような初めの調整が終わった後も、払出
し待機中に限り一定時間毎に、自動調整を繰り返し、紙
幣未検出領域5の測定電圧を所定の範囲内に保つようセ
ンサ1の状態を監視調整し、調整不能であればいつでも
センサの異常を表示し、取扱い中止とするものである。
このように紙幣未検出領域5での発光素子2の発光量を
自動調整することによって、紙幣検出領域9の出力電力
もそのときのセンサ1の状態に応じて適正に保たれ、紙
幣の良否判定が良好となるものである。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、紙幣検出
領域と紙幣未検出領域との2点を別々のゲインで取り扱
うことにより、高分解能のA/D変換器による場合と同
等の紙幣良否判定ができるとともに、安価にセンサの異
常を監視することができる。さらに払出し待機中でもセ
ンサの異常を検知できることにより、利用者に対する不
測のトラブルを極力解消できるといった従来の利点を損
うことがない上、払出機製造時の調整作業が省力化され
るなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙幣検出センサの自動調整回路の
ブロック図。
【図2】紙幣検出領域と紙幣未検出領域の説明図。
【符号の説明】
1 センサ 2 発光素子 3 CPU 4 ゲイン切替回路 5 紙幣未検出領域 6 受光素子 7 電圧変換回路 8 可変抵抗器 9 紙幣検出領域 10 積分回路 11 電流変換回路 12 ダイナミックレンジ 13 A/D変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. CPUに内蔵する発光制御パルスのパルス巾可変手段に
    よるパルス巾の変化に応じて、積分回路を経て電流変換
    回路より出力される出力電流を、紙幣検出センサの一方
    の発光素子に通電する発光素子の電流制御系と、発光素
    子の発光量に対応して発生する該センサの他方の受光素
    子の出力電流を、電圧変換回路を経て紙幣検出領域と紙
    幣未検出領域との2つの切替ゲインを指示するゲイン切
    替回路とA/D変換器によりCPUに入力する受光素子
    の電圧制御系とから成り、前記両領域でセンサの正常状
    態を監視調整し、センサの異常を検出できることを特徴
    とする紙幣検出センサの自動調整回路。
JP8174292A 1996-06-12 1996-06-12 紙幣検出センサの自動調整回路 Pending JPH09330451A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8174292A JPH09330451A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 紙幣検出センサの自動調整回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8174292A JPH09330451A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 紙幣検出センサの自動調整回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09330451A true JPH09330451A (ja) 1997-12-22

Family

ID=15976127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8174292A Pending JPH09330451A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 紙幣検出センサの自動調整回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09330451A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102369558A (zh) * 2010-02-05 2012-03-07 日本电产三协株式会社 磁性图案检测装置
JP2012063929A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Toyo Networks & System Integration Co Ltd センサ調整用基準シート及びこれを用いたセンサ調整方法
WO2013094285A1 (ja) * 2011-12-21 2013-06-27 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類識別装置
WO2014077276A1 (ja) * 2012-11-14 2014-05-22 三菱電機株式会社 信号処理装置、信号処理方法及び情報読取装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102369558A (zh) * 2010-02-05 2012-03-07 日本电产三协株式会社 磁性图案检测装置
JP2012063929A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Toyo Networks & System Integration Co Ltd センサ調整用基準シート及びこれを用いたセンサ調整方法
WO2013094285A1 (ja) * 2011-12-21 2013-06-27 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類識別装置
JP2013131053A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 紙葉類識別装置
WO2014077276A1 (ja) * 2012-11-14 2014-05-22 三菱電機株式会社 信号処理装置、信号処理方法及び情報読取装置
CN104813371A (zh) * 2012-11-14 2015-07-29 三菱电机株式会社 信号处理装置、信号处理方法及信息读取装置
JP5837224B2 (ja) * 2012-11-14 2015-12-24 三菱電機株式会社 信号処理装置、信号処理方法及び情報読取装置
US10275970B2 (en) 2012-11-14 2019-04-30 Mitsubishi Electric Corporation Signal processing device, signal processing method and information reading apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6888083B2 (en) Apparatus and method for monitoring cover sheet webs used in the manufacture of diapers
KR910001269B1 (ko) 광센서 조정용 장치
KR910007621B1 (ko) 실 공급 제어 시스템
JPH09330451A (ja) 紙幣検出センサの自動調整回路
JP2000172897A (ja) 光学式2枚検知装置のセンサ調光方法
JP2001255383A (ja) 板状又はシート状の被検出体の検出方法
JPH02117542A (ja) 2枚差し検出装置
JP3994669B2 (ja) 光検出装置
JPH09210665A (ja) 板幅測定方法及び装置
JP3967861B2 (ja) 紙幣識別方法
JP3073735U (ja) 色彩選別機遠隔管理装置
JPH0731124B2 (ja) 脱▲ふ▼率検出装置における光量調節器
JPH0238931A (ja) レーザ出力モニタ装置
JPH10307021A (ja) 距離計
JPH08301485A (ja) プリンタ装置
JPH03167330A (ja) コアヤーン異常糸検出方法
EP0668532B1 (en) Method of detecting a film
JP2992083B2 (ja) 印刷物監視装置
JPH0945747A (ja) 製品検測装置および検測機器の異常の検出方法
KR19980034494A (ko) 식각상태 감시장치
JPH0435979Y2 (ja)
JPS62263453A (ja) しわ検出方法
JPH01193627A (ja) 光学水分計
JPH0122151Y2 (ja)
KR0148973B1 (ko) 부품검사기능을구비한시퀀서및그제어방법