JPH0122151Y2 - - Google Patents

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JPH0122151Y2
JPH0122151Y2 JP6768982U JP6768982U JPH0122151Y2 JP H0122151 Y2 JPH0122151 Y2 JP H0122151Y2 JP 6768982 U JP6768982 U JP 6768982U JP 6768982 U JP6768982 U JP 6768982U JP H0122151 Y2 JPH0122151 Y2 JP H0122151Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は光電系チエツク装置に関し、例えば貨
幣処理機に用いられる光電スイツチの動作不良を
検出する光電系チエツク装置に関する。
〔考案の技術的背景および背景技術の問題点〕
貨幣処理機等において、例えば紙幣の検出に用
いられる光源および受光器から成る光電系に対
し、固定障害を検出するためのチエツク回路が設
けられることがある。
これらの固定障害の中には光源や受光器にほこ
り等が多量に付着して起こるものがある。この場
合には、固定障害に至る前に、ほこりの除去等を
行なつていれば、固定障害は避けられる。また経
年変化により応答性が劣化する場合でも、事前に
分かれば補修できるが、固定障害発生後であれ
ば、修理に時間を要し、この修理中は貨幣処理機
の運転が妨げられる。
〔考案の目的〕
本考案の目的は光電系の応答性の劣化、ホコリ
の蓄積等を、固定障害の発生に至る前に検知して
固定障害の発生を回避することができる光電系チ
エツク装置を提供することにある。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示したものであ
る。同図において、LEは光源として用いられた
発光ダイオード、PTは受光素子として用いられ
たフオトトランジスタで、これらの間に被検出物
例えば紙幣NTが位置する時、これらを結ぶ光線
がしや断されるようになつている。
発光ダイオードLEは、抵抗器R1を介して、主
駆動部1の出力端子1aに接続されている。主駆
動部1は電源+5Vと出力端子1aの間にエミツ
タ・コレクタ回路が接続されたトランジスタTR
1を備えたもので、トランジスタTR1が導通し
た時、発光ダイオードLEに駆動電流を供給して
発光ダイオードLEを駆動する。抵抗器R1は、
このときの駆動電流を調整して発光ダイオードを
適当な光度で発光させる。
発光ダイオードLEと抵抗器R1の直列回路は
また、補助駆動部2の出力端子2aに接続されて
いる。補助駆動部2は電源+5Vと出力端子2a
の間に、トランジスタTR2のエミツタ・コレク
タ回路と抵抗器R2とが直列接続されたものであ
る。主駆動部1のトランジスタTR1と補助駆動
部2のトランジスタTR2は、後述のようにし
て、一方が導通するときは他方がしや断するよう
に制御される。即ち、発光ダイオードLEは駆動
部1,2のいずれか一方により駆動される。抵抗
器R2の抵抗値は、正常時において補助駆動部2
により駆動されたときの発光ダイオードの光度B
2の、主駆動部1により駆動されたときの発光ダ
イオードの光度B1に対する比B2/B1が所定の
値、例えば0.9となるように定められている。
駆動部1,2のトランジスタTR1,TR2の
ベースはそれぞれ、インバータl1,l2を介し
て、駆動部1,2の入力端子1b,2bに接続さ
れている。
駆動信号出力回路3は、光電系の通常の動作時
には、出力端子3aから「高」レベルの連続信号
を発生し、チエツク時には「高」レベルと「低」
レベルを交互に繰返す信号を発生する。インバー
タ13の出力端子3bには反転された信号が現わ
れる。出力端子3a,3bはそれぞれ駆動部1,
2の入力端子1b,2bに接続されている。
フオトトランジスタPTは図示のようにコレク
タが電源+5Vに接続され、エミツタが端子5を
介して図示しない信号処理回路に接続されてい
る。該信号処理回路は、光電系の通常の動作時
に、フオトトランジスタPTの出力信号を受けて
処理し、紙幣NTの有無の判定等を行なう。
フオトトランジスタPTのエミツタはまた、比
較器LHを有する比較部6の入力端子6aに接続
されている。比較器LHの+側の入力端子は抵抗
器R4を介して電源+5Vに接続されている。比
較部器LHの一側の入力端子は、比較部6の入力
端子6aに接続されるとともに、抵抗器R3およ
び可変抵抗器VRを介して接地されている。この
ように、比較器LHは+側の入力に基準信号REF
を受け、一側の入力にフオトトランジスタPTか
らの信号を受け、後者が前者よりも低いとき、即
ちフオトトランジスタPTの受光量が所定基準値
よりも小さいときに「高」レベルの信号を出力す
る。抵抗R3および可変抵抗器VRを調整するこ
とにより、比較器LHの出力を「高」レベルにす
るフオトトランジスタPTの受光量の上記基準値
を変えることができる。
比較部6の出力端子6bから出力される比較器
LHの出力信号は、ナンド回路NA1,NA2に入
力されている。ナンド回路NA1,NA2にはま
た出力端子3a,3bの出力が入力されている。
ナンド回路NA1,NA2の出力端子と電源+5V
の間には、発光ダイオードL1,L2が抵抗器R
5,R6を介して接続されている。発光ダイオー
ドL1,L2は表示手段として用いられているも
のである。以上のうち、発光ダイオードL1,L
2および抵抗器R5,R6により表示部7が形成
されている。
光電系の通常の動作時には駆動信号出力回路3
は、「高」レベルの連続信号を発生し、従つてト
ランジスタTR1のベースは低電位に保たれる。
このためトランジスタTR1が導通を続け、トラ
ンジスタTR1を介して流れる電流により発光ダ
イオードPTは発光する。フオトトランジスタPT
のエミツタから得られる出力は端子5を介して、
図示しない信号処理回路に送られ、該エミツタ出
力に基いて紙幣NTの有無等が判定される。
チエツク時には、駆動信号出力回路4は第2図
aに示すような、「高」レベルと「低」レベルを
交互に繰返す信号を発生する。繰返し周期は例え
ば80msec、である。出力端子3bに現われる信
号は第2図aの信号を反転したものとなる(第2
図b)。この結果トランジスタTR1とTR2が交
互に導通し、発光ダイオードLEの駆動電流はLl
1,Ll2の値を交互に繰返す(第2図c)。
正常時においては、駆動電流の変化に応じて発
光ダイオードLEの光度がB1,B2の間で変化
し、フオトトランジスタPTのエミツタの電位が
第2図dに示すように変化するが、そのレベルは
比較器LHの+側入力に与えられる基準値REFよ
りも高い。従つて、比較器LHの出力は第2図e
に示すように「低」レベルであり、ナンド回路
NA1,NA2の出力はともに「高」レベルであ
る。従つて、発光ダイオードL1,L2は消灯し
たままである。
発光ダイオードLEやフオトトランジスタPTが
劣化したり、発光ダイオードLEの発光面、また
はフオトトランジスタPTの受光面へのホコリ等
の付着量が増すと、フオトトランジスタPTのエ
ミツタの電位が低下する。付着量がある程度以上
になると、発光ダイオードLEの駆動電流がLl2
の期間のみ、エミツタ電位が基準値REFよりも
低くなる。このため、この期間のみ比較器LHの
出力が「高」レベルとなり、ナンド回路NA2の
出力が「低」レベルとなる。従つて発光ダイオー
ドL2が点滅する。この段階では光電系は正常な
動作を行なうが、放置すれば固定障害の発生に至
る状態である。そこで、発光ダイオードL2を点
滅させて固定障害予報をを発光させているのであ
る。この固定障害予報が発生されたときは、貨幣
処理機が使用されない時間帯に、ホコリの除去等
を行なうことにより、光電系を正常な状態に戻す
ことができる。
素子の劣化やホコリ等の付着がさらにすすむ
と、発光ダイオードLEの駆動電流がLl1の期間
においても、フオトトランジスタPTのエミツタ
の電位が基準値REFよりも低くなる。このため、
比較器LHの出力は「高」レベルに保たれる。従
つて、ナンド回路NA1,NA2の出力は、制御
部3の出力端子3a,3bが「高」レベルのとき
に「低」レベルとなり、発光ダイオードL1,L
2は交互に点滅する。この段階では、光電系はも
はや正常に動作しない。即ち固定障害が発生して
いる。そこで、発光ダイオードL1,L2をとも
に点滅させて、固定障害の発生を表示しているの
である。
第3図は本考案の他の実施例を示したものであ
る。同図LE,PT,1,26,7はそれぞれ第1
図と同様のものを示す。フリツプフロツプ回路
FF1,FF2はそれぞれセツトされたとき出力Q
が「高」レベルとなりインバータ14,15の出
力が「低」レベルとなつて、発光ダイオードL
1,L2を発光させる。
制御部10は、例えばマイクロコンピユータを
含むもので、駆動部1,2を動作させる動作信号
a,bを発生するとともに、比較部6からの信号
dに基いて、セツト信号g,hを発生する。また
動作の開始時にリセツト信号gr,hrを発生する。
さらに信号cに基いて、光電系の通常の動作、即
ち被検出物の有無の判定を行なう。
第4図は第3図の制御部の動作を示したもので
ある。動作開始後(100)、まずリセツト信号gr,
hrを出力してフリツプフロツプ回路FF1,FF2
をリセツトする(101)。次に動作信号aを「高」
レベルとして(102)主駆動部1による発光ダイ
オードLEの駆動を開始させてから所定時間(主
駆動部1、発光ダイオードLE、フオトトランジ
スタPT、比較器6の応答時間を考慮して定める
もので例えば1msec。)経過後に(103)、比較部
6の出力dのレベルを判定する(104)。「高」レ
ベルであれば、固定障害が発生しているので、セ
ツト信号gを出力する(105)。これにより、フリ
ツプフロツプ回路FF1がセツトされ、発光ダイ
オードL1が点灯し、固定障害の発生を表示す
る。また、貨幣処理機を停止させる。
ステツプ104で、「低」レベルであれば、動
作信号aを「低」レベルにし(108)、動作信号b
を「高」レベルにして補助駆動部2による発光ダ
イオードLEの駆動を開始してから所定時間経過
後に(110)、比較部6の出力dのレベルを判定す
る(111)。「高」レベルであれば、セツト信号h
を出力して112、フリツプフロツプ回路FF2をセ
ツトして発光ダイオードL2を点灯させる。これ
により、放置すれば固定障害に至る状態になつた
ことを表示する。ステツプ111で「低」レベル
のとき、またはステツプ112が完了したとき
は、動作信号bを「低」レベルに戻して(114)、
動作を終了する(115)。
以上のように、第3図、第4図の実施例では、
固定障害発生時には発光ダイオードLE1のみが、
放置すれば固定障害の発生に至る状態下では、発
光ダイオードL2のみが点灯する。
尚上記の実施例ではステツプ104,111に
おける各1度の判断で、「高」レベルという結果
が出ると直ちに動作信号g,hを出力することと
しているが、ステツプ102〜104,109〜
111を複数回繰返し、そのうち所定回数以上
「高」レベルという結果が出た場合にはじめて動
作信号g,hを出力することとしてもよい。
また以上の実施例で、発光ダイオードL1,L
2は同色のものでもよいが、互いに色の異なるも
のとしてもよい。またマルチカラーLEDを用い、
固定障害発生時には第1の色(例えば赤)で発光
させ、放置すれば固定障害に至る状態では第2の
色(例えば緑)で発光させることとしてもよい。
さらに第5図に示すように、第3図のインバー
タ14,15、抵抗器R5,R6および発光ダイ
オードL1,L2の代りに、デジタルBCD変換
回路11、表示ドライバ回路12および数値表示
装置13を設け、第3図のフリツプフロツプ回路
FF1,FF2の出力を変換回路11の「1」,
「2」の入力端子に入力し、表示装置13で
「1」,「2」を表示部させることとしてもよい。
即ちこの場合には、固定障害発生時には「1」
が、放置すれば固定障害に至る状態下では「2」
がそれぞれ同一の表示装置3により表示される。
以上述べたチエツク動作は、貨幣処理機の始動
時に自動的に行なうようにしてもよく、またチエ
ツク指令を外部から与えて行なうこととしてもよ
い。たゞし、いずれにしても、光源と受光素子の
間に被検出物がない状態で(例えば、貨幣の通過
を検知する光電系にあつては、貨幣を搬送する装
置が停止しているとき、)行なう必要がある。
以上、貨幣処理機の紙幣の検出に用いられる光
電系について述べたが、硬貨の検出あるいは機械
の運動部分の動作の検出に用いられるものであつ
ても、また貨幣処理機以外の機械に用いられるも
のであつてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、固定障害にはな
つていないが放置すれば固定障害に至る状態にな
つたことを検知することができる。従つて、この
状態になつたことが検知されてからはじめてホコ
リの除去等を行なえば固定障害の発生を回避する
ことができ、定期的な清掃等を行なう必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のチエツク装置の一実施例を示
す回路図、第2図a〜gは第1図の装置の動作を
示す線図、第3図は本考案の他の実施例を示すブ
ロツク図、第4図は第3図の装置の動作を示す流
れ図、第5図は表示部の変形例を示す概略図であ
る。 LE,L1,L2……発光ダイオード、PT……
フオトトランジスタ、LH……比較器、1,2…
…駆動部、3……駆動信号出力回路、7……表示
部、10……制御部、13……表示装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 第1の駆動部により駆動電流を供給されて発
    光する光源と、この光源からの光を受ける受光
    素子から得られる信号に基づいて前記光源と受
    光素子の間における被検出物の有無を判定する
    光電系のチエツク装置において、前記第1の駆
    動部による駆動電流よりも小さな駆動電流で前
    記光源を発光させる第2の駆動部と、前記受光
    素子の出力信号に基いて、受光素子の受光量が
    所定値以下になつたときこれを検出する弁別部
    と、この弁別部の出力に基づいて、前記第1の
    駆動部により光源に駆動電流を供給した時に受
    光量が所定値以下となつたときは固定障害を表
    わす第1の表示をなし、前記第2の駆動部によ
    り光源に駆動電流を供給した時に受光量が所定
    値以下になつたときは前記光電系が放置すれば
    固定障害に至る状態であることを表わす第2の
    表示をなす表示部とを備えたことを特徴とする
    光電系チエツク装置。 2 前記表示部は数値表示装置を含み、前記第1
    の表示は第1の数値の表示であり、前記第2の
    表示は第2の数値の表示であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置。 3 前記表示部は第1および第2の発光ダイオー
    ドを含み、前記第1の表示は前記第1の発光ダ
    イオードの点灯であり、前記第2の表示は前記
    第2の発光ダイオードの点灯であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の装
    置。
JP6768982U 1982-05-10 1982-05-10 光電系チエツク装置 Granted JPS58170577U (ja)

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JPS58170577U JPS58170577U (ja) 1983-11-14
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