JPH10323421A - ランプドライバ保護回路 - Google Patents

ランプドライバ保護回路

Info

Publication number
JPH10323421A
JPH10323421A JP14989397A JP14989397A JPH10323421A JP H10323421 A JPH10323421 A JP H10323421A JP 14989397 A JP14989397 A JP 14989397A JP 14989397 A JP14989397 A JP 14989397A JP H10323421 A JPH10323421 A JP H10323421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
power supply
lamps
circuit
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14989397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4269193B2 (ja
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Koji Tsuchikawa
晃司 土川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Shokai Co Ltd filed Critical Daiichi Shokai Co Ltd
Priority to JP14989397A priority Critical patent/JP4269193B2/ja
Publication of JPH10323421A publication Critical patent/JPH10323421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4269193B2 publication Critical patent/JP4269193B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ランプの表示用ドライバを構成する各制御
トランジスタ毎に過電流に対する保護回路を設ける構成
を回避し、ランプの数が多数となる場合に、保護回路の
数を削減して製造コストを低減できるランプドライバ保
護回路を提供することにある。 【解決手段】 複数のランプLM1〜LM3と、複数の
ランプLM1〜LM3に対して電源を供給する電源回路
1と、複数のランプを点灯するために各ランプ毎に設け
られ、各ランプを電源回路に接続する表示用ドライバT
R1〜TR3とを有し、電源回路1の出力側に、過電流
に応じて電源供給をオフするスイッチング素子FET1
を有する保護回路3を設け、保護回路3を経由して複数
のランプに電源を一括して供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、複数のラ
ンプを点灯するために設けられた各ドライバの過電流に
対する破損を防止するランプドライバ保護回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特公平5−68278号には、
ランプ配線のショート等に起因して発生する過電流に対
して、ランプを点灯するための表示用ドライバを構成し
ているトランジスタの破損を防止する保護回路が記載さ
れている。
【0003】このものは、複数のランプを点灯を制御す
るための各ランプ毎に設けられたトランジスタを過電流
から保護するために、各トランジスタ毎にそれぞれ保護
回路を設けた構成となっている。
【0004】そのため、例えば、パチンコ遊技機のよう
にランプの数が多数となる場合には、保護回路がランプ
の数だけ必要となるので、製造コストが増大するという
難点がある。
【0005】ところで、ランプの電源に正電圧の脈流を
使用した場合でも、脈流の周期が短くランプの点灯状態
が常時点灯されているように視認されることから、ラン
プの電源として正電圧の脈流を使用することが可能であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、各ラ
ンプの表示用ドライバを構成する各制御トランジスタ毎
に過電流に対する保護回路を設ける構成を回避し、ラン
プの数が多数となる場合に、保護回路の数を削減して製
造コストを低減できるランプドライバ保護回路を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のランプドライバ
保護回路は、上記課題を解決するために、複数のランプ
と、複数のランプに対して電源を供給する電源回路と、
前記複数のランプを点灯するために各ランプ毎に設けら
れ、前記各ランプを前記電源回路に接続する表示用ドラ
イバとを有し、前記電源回路の出力側に、過電流に応じ
て電源供給をオフするスイッチング素子を有する保護回
路を設け、該保護回路を経由して前記複数のランプに電
源を一括して供給することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明を適用したパチン
コ機のランプ点灯に係わる回路部の第1実施形態を示す
回路ブロック図である。図1において、整流回路1は、
例えば、両波ブリッジ整流回路で構成され、入力側の両
端子が外部交流電源2(AC24V)に接続され、出力
側の接地端子(−端子)は、グランド接地されているア
ースラインGNDに接続されている。整流回路1の後段
には保護回路3が配備されている。
【0009】整流回路1は、外部交流電源2(AC24
V)を整流し、+出力端子から整流して生成された脈
流、即ち、24V×(2)1/2 で、ほぼ34Vを保護回
路3に+入力端子に供給する。また、保護回路3の−入
力端子にはアースラインGNDに接続されており接地レ
ベルが維持されている。なお、整流回路1により、請求
項1に記載の電源回路が構成されている。
【0010】保護回路3の+出力端子にはランプ電源供
給ライン4が接続され、常態においては+入力端子に供
給された脈流をランプ電源供給ライン4に供給する。保
護回路3の−出力端子は、−入力端子に接続されたアー
スラインGNDに接続されており接地レベルが維持され
ている。
【0011】ランプ電源供給ライン4とアースラインG
ND間には、複数のランプLM1,LM2,LM3及び
これらのランプを点灯するために各ランプ毎に設けら
れ、前記脈流を各ランプに導通させるための表示用ドラ
イバ(トランジスタ)TR1,TR2,TR3が接続さ
れている。
【0012】詳しくは、ランプLM1の接続配線の一方
がランプ電源供給ライン4と接続され、ランプLM1の
接続配線の他方が表示用ドライバTR1のコレクタと接
続され、表示用ドライバTR1のエミッタは、アースラ
インGNDに接続されている。表示用ドライバTR1の
ベースは、CPU5に連絡されており、CPU5からの
制御信号により表示用ドライバTR1がオンすると、ラ
ンプLM1にランプ電源供給ライン4からの電流がアー
スラインGNDへ流れ、ランプLM1を点灯するよう構
成されている。
【0013】また、ランプLM2及び表示用ドライバT
R2と、ランプ電源供給ライン4及びアースラインGN
Dとの接続も前述のランプLM1及び表示用ドライバT
R1の場合と同等であり、ランプLM3及び表示用ドラ
イバTR3と、ランプ電源供給ライン4及びアースライ
ンGNDとの接続も前述のランプLM1及び表示用ドラ
イバTR1の場合と同等であり、ランプLM1及び表示
用ドライバTR1、ランプLM2及び表示用ドライバT
R2、ランプLM3及び表示用ドライバTR3は、互い
に並列接続の関係にある。
【0014】また、図1において保護回路3は、例え
ば、ランプLM1乃至ランプLM3のうちの少なくとも
1つの配線がショートすることによって、ランプ電源供
給ライン4に向けて過電流が流れ込もうとする場合に、
この過電流に応じて電源供給をオフし、表示用ドライバ
TR1乃至TR3の破損を防止するものである。
【0015】図2は、主として保護回路3を具体的に示
す回路図である。まず、保護回路3において、+入力端
子と+出力端子間とは、整流回路1から+入力端子を介
して脈流34Vが供給される+電源供給ライン4′によ
り連絡されている。また、−入力端子と−出力端子と
は、グランド接地されたアースラインGNDにより連絡
されている。
【0016】+電源供給ライン4′には、+入力端子側
から+出力端子側に向けて接続点P1、P2、P3、P
4が順に設けられ、アースラインGNDには、−入力端
子側から−出力端子側に向けて接続点P5、P6、P7
が順に設けられている。
【0017】+電源供給ライン4′の接続点P1,P2
間にはシャント抵抗R1が接続されている。+電源供給
ライン4′の接続点P4にはFET1のソースSが接続
され、+出力端子にはFET1のドレインDが接続され
ている。FET1は、Pチャンネル型かつエンハンス型
のMOS型FETにより構成されており、請求項1に記
載の過電流に応じて電源供給をオフするスイッチング素
子を構成するものである。
【0018】+電源供給ライン4′とアースラインGN
Dとの間には、+電源供給ライン4′の過電流に応じて
FET1の導通状態をオフするための3つのトランジス
タTr1,Tr2,Tr3が配備されている。なお、ト
ランジスタTr1及びTr3はPNP型であり、トラン
ジスタTr2はNPN型である。
【0019】詳細に説明すると、+電源供給ライン4′
の接続点P1には、トランジスタTr1のエミッタが接
続され、トランジスタTr1のコレクタとアースライン
GNDの接続点P5との間には、直列接続されているブ
リーダ抵抗r1及びr2が接続されている。
【0020】また、+電源供給ライン4′の接続点P2
とトランジスタTr2のコレクタとの間には、直列接続
されているブリーダ抵抗r3及びr4が接続されてお
り、トランジスタTr2のエミッタがアースラインGN
Dの接続点P6に接続されている。
【0021】そして、トランジスタTr1のベースが、
ブリーダ抵抗r3とr4との間の接続点P8に接続さ
れ、トランジスタTr2のベースが、抵抗r5を介して
ブリーダ抵抗r1とr2との間の接続点P9に接続され
ている。即ち、ブリーダ抵抗r3及びr4は、トランジ
スタTr1のベース電圧を作り出すためのものであり、
ブリーダ抵抗r1及びr2は、トランジスタTr2のベ
ース電圧を作り出すためのものである。
【0022】また、FET1のソースと接続された+電
源供給ライン4′の接続点P4とアースラインGNDの
接続点P7との間には、直列接続されているブリーダ抵
抗r8及びr9が接続されており、ブリーダ抵抗r8と
r9との間の接続点P10にFET1のゲートGが接続
されている。したがって、FET1のソースSとアース
ラインGNDとの間に印加される電圧を、ブリーダ抵抗
r8及びr9の抵抗値の比によって分割し、ブリーダ抵
抗r8の降下電圧分によってFET1のゲート電圧を作
り出している。
【0023】さらに、FET1のソースに対して接続点
P4と等価である+電源供給ライン4′の接続点P3
と、トランジスタTr2のコレクタとブリーダ抵抗r4
との接続点P11との間には、直列接続されているブリ
ーダ抵抗r6及びr7が接続されている。そして、FE
T1のソースSに対して接続点P4(接続点P3)と等
価である接続点P3′には、トランジスタTr3のエミ
ッタが接続され、FET1のソースSに対して接続点P
10と等価である接続点P10′にはトランジスタTr
3のコレクタが接続されており、このトランジスタTr
3のベースが、ブリーダ抵抗r6とr7との間の接続点
P12に接続されている。即ち、ブリーダ抵抗r6及び
r7は、トランジスタTr3のベース電圧を作り出すた
めのものである。
【0024】次に、保護回路3の動作について説明す
る。なお、保護回路3の出力側において、ランプLM1
及びこの表示用ドライバTR1とランプLM2及びこの
表示用ドライバTR2がそれぞれランプ電源供給ライン
4とアースラインGNDとの間に接続されているものと
する。
【0025】図2において、トランジスタTr1,TR
2及びTr3は、それぞれオフ状態となっている。保護
回路3の+入力端子に脈流34Vが入力されると、電流
は、シャント抵抗R1、接続点P4、ブリーダ抵抗r
8、ブリーダ抵抗r9、接続点P7、アースラインGN
Dを経由してグランド接地に流れる。この結果、ブリー
ダ抵抗r8による降下電圧が、FET1のソースS〜ゲ
ートG間に印加されてFET1がオンし、保護回路3の
+出力端子に接続されたランプ電源供給ライン4と、ア
ースラインGNDとの間に所定の電圧が印加されること
となる。
【0026】なお、電流がシャント抵抗R1を流れるこ
とにより、接続点P1〜接続点P2間に電位差を生じる
が、この電位差は、トランジスタTr1を導通させるだ
けの電位差(0.6V以上)に達していないものとす
る。
【0027】従って、図1に示すように、CPU5から
の制御信号の出力に応じて、例えば、表示用ドライバT
R1がオンすると、ランプLM1にランプ電源供給ライ
ン4からの電流がランプLM1及び表示用ドライバTR
1を経由してアースラインGNDへ流れ、ランプLM1
が点灯する。また、CPU5からの制御信号の出力に応
じて表示用ドライバTR2がオンすると、ランプLM2
及び表示用ドライバTR2にランプ電源供給ライン4か
らの電流がアースラインGNDへ流れ、ランプLM2が
点灯する。
【0028】図2において、ランプLM1及びランプL
M2の少なくとも1つの配線がショートしている場合に
は、配線ショートに起因して電源供給ライン4に過電流
が流れ込もうとする。
【0029】この場合には、シャント抵抗R1を過電流
が流れる結果、シャント抵抗R1に過電流が流れること
によって生じるよる降下電圧が、即ち、接続点P1〜接
続点P2間に生じる電位差が、トランジスタTr1を導
通させるだけの電位差(0.6V以上)に達する。ま
た、この時点では、接続点P2〜接続点P8間には、電
流が流れていないので、接続点P8の電位は、接続点P
2と同電位である。従って、接続点P1〜接続点P2間
に生じた電位差(0.6V以上)は、そのまま接続点P
1〜接続点P8間に印加され、即ち、トランジスタTr
1のエミッタ〜ベース間に印加され、トランジスタTr
1がオンとなる。
【0030】トランジスタTr1がオンすると、電流が
トランジスタTr1、ブリーダ抵抗r1、ブリーダ抵抗
r2、接続点P5、アースラインGNDを経由してグラ
ンド接地に流れる。この結果、ブリーダ抵抗r2を流れ
る電流によって生じる降下電圧が、抵抗5を介してトラ
ンジスタTr2のベース〜エミッタ間に印加され、トラ
ンジスタTr2がオンとなる。
【0031】トランジスタTr2がオンすると、トラン
ジスタTr2のコレクタ側の接続点P11と+電源供給
ライン4′の接続点P2との間および接続点P11と+
電源供給ライン4′の接続点P3との間がそれぞれ導通
する。この結果、ブリーダ抵抗r3に流れる電流によっ
て生じる降下電圧が、トランジスタTr1のエミッタ〜
ベース間に印加されてトランジスタTr1をオン状態に
ラッチする。同時に、ブリーダ抵抗r6に流れる電流に
よって生じる降下電圧が、トランジスタTr3のエミッ
タ〜ベース間に印加され、トランジスタTr3がオンと
なる。
【0032】トランジスタTR3がオンすると、FET
1のソースSと接続されている接続点P4と同電位であ
る接続点P3′と、FET1のゲートGと接続されてい
る接続点P10と同電位である接続点P10′がトラン
ジスタTR3を介してショートされることとなり、FE
T1のソースS〜FET1のゲートG間の電位差が0と
なる結果、FET1がオフとなる。即ち、保護回路3内
で過電流をアースラインGNDにバイパスし、保護回路
3の+出力端子に接続されたランプ電源供給ライン4へ
の電力供給が遮断される。
【0033】要約すると、ランプLM1及びランプLM
2の少なくとも1つの配線がショートしている場合、シ
ャント抵抗R1に過電流が流れることによって生じるよ
る降下電圧により、トランジスタTr1がオンし、トラ
ンジスタTr1がオンすることにより、トランジスタT
r2及びトランジスタTr3がオンし、トランジスタT
r3がオンすることにより、FET1がオフするので、
+出力端子側には過電流が流れない。
【0034】したがって、図2のランプLM1を点灯す
るための表示用ドライバを構成しているトランジスタT
R1及びランプLM2を点灯するための表示用ドライバ
を構成しているトランジスタTR2の破損を防止するこ
とができる。
【0035】次に、配線がショートしているランプの発
見方法について説明する。図1において、ランプLM1
及びLM3の配線が正常であって、ランプLM2の配線
のみがショートしている場合を一例として説明する。
【0036】CPU5による制御信号の出力を、ランプ
LM1に対してだけオフとし、ランプLM2及びLM3
に対していずれもオンとする。即ち、ランプLM1に対
応する表示用ドライバTR1は、常時オフであり、ラン
プLM2に対応する表示用ドライバTR2及びランプT
R3に対応する表示用ドライバTR3がオンされる。
【0037】この場合、ランプLM2の配線ショートに
起因する過電流が、保護回路3に流れ込むことにより、
保護回路3が出力側への電源供給を遮断するので、ラン
プLM1〜LM3が全て消灯状態となる。ランプLM1
の点灯のみをオフしたにもかかわらず、ランプLM1〜
LM3が全て消灯状態となる結果、ランプLM2及びラ
ンプLM3の少なくとも1つが配線ショートであること
が認識できる。
【0038】次いで、CPU5による制御信号の出力
を、ランプLM2に対してだけオフとし、ランプLM1
及びLM3に対していずれもオンとする。即ち、ランプ
LM2に対応する表示用ドライバTR2は、常時オフで
あり、ランプLM1に対応する表示用ドライバTR1及
びランプTR3に対応する表示用ドライバTR3がオン
される。
【0039】この場合は、ランプLM1及びランプLM
3の配線が正常であるから、保護回路3が出力側への電
源供給を行うので、ランプLM1及びランプLM3が点
灯され、ランプLM2が消灯状態となる。この結果、ラ
ンプLM1及びランプLM3の配線ショートではないこ
とが認識できると共に、ランプLM2が配線ショートで
あることが認識できる。
【0040】ところで、保護回路3の+入力端子に供給
される入力電圧(電源電圧)は、脈流34Vである。図
3は、保護回路3に入力される脈流とFET1のオン・
オフの関係を示すタイミングチャートである。図3に示
すように、電源電圧は、0Vから増加し、ピーク電圧3
4Vに達すると、再び0Vに向けて減少する。このよう
に、電源電圧は所定周期で0Vと34Vとの間で増加減
少を繰り返す。
【0041】図4は、図3の要部拡大図である。図3及
び図4において、電圧V1は、図2の保護回路3におけ
るトランジスタTr1をオンさせるに必要な一定電圧
で、電源電圧が電圧V1以下となると、シャント抵抗R
1に流れる電流による降下電圧が0.6Vに達しなくな
り、トランジスタTr1がオフする。従って、FET1
が再びオンとなる。脈流の電圧が0Vから増加して電圧
V1を超えると、再びトランジスタTr1がオンとな
り、この結果、FET1が再びオフとなる。
【0042】図3においては、上記のランプLM2及び
LM3の配線が正常であって、ランプLM1の配線のみ
がショートする場合を示している。ランプLM1の表示
用ドライバTR1へのCPU5による制御信号をオンし
た時点では、ランプLM1の配線が正常であるから保護
回路3のFET1がオン状態であって保護回路3により
正常に出力側に電源供給が行われる。この後、ランプL
M1の配線ショートが発生すると、ランプLM1の配線
ショートによる過電流が保護回路3に流れ込み、前述し
たようにFET1がオフし、電力供給が遮断される。こ
の後、ランプLM1に対応する表示用ドライバTR1へ
のCPU5による制御信号の出力がオフされると、表示
用ドライバTR1をオフした直後の脈流の谷において、
図4を用いて説明したようにFET1がオンに戻り、こ
の後、表示用ドライバTR1をオンしないかぎり、過電
流が保護回路3に流れないから、FET1のオン状態が
維持され、正常に出力側に電源供給が行われる。
【0043】また、図5は、ランプLM1の配線がショ
ートしている状態での電源電圧とランプLM1〜LM3
の点灯状態の関係を示すタイミングチャートである。図
5において、ランプLM1の表示用ドライバTR1がオ
ンすると、過電流により保護回路3のFET1がオフと
なって電源供給が遮断される。従って、表示用ドライバ
TR2及びTR3がオンされても、図5において鎖線で
示すようにランプLM2及びLM3は、消灯状態とな
る。そして、ランプLM1の表示用ドライバTR1がオ
フすると、表示用ドライバTR1がオフされた直後の電
源電圧(脈流)の谷により保護回路3のFET1がオン
に戻り、正常に出力側に電源供給が行われ、表示用ドラ
イバTR2のオン動作に応じてランプLM2が点灯す
る。ランプLM1の配線がショートしていても、ランプ
LM1の表示用ドライバTR1がオンしない限り、電源
供給が行われるため、ランプLM2およひLM3の点灯
に影響がない。
【0044】図6は、本発明を適用したパチンコ機のラ
ンプ点灯に係わる回路部の第2実施形態を示す回路ブロ
ック図である。図6において、メイン制御基板7には、
図1を用いて説明した整流回路1、保護回路3が配備さ
れると共に、整流回路1が整流した脈流を平滑する平滑
回路5、平滑回路5から平滑された電源を受けてパチン
コ機の遊技制御を主として行うメイン制御部6及びメイ
ン制御部6からの制御信号の出力に応じて作動する表示
用ドライバTR1〜TR3が配備されている。
【0045】また、第1ランプ基板8には、表示用ドラ
イバTR1〜TR3の作動に各々対応して点灯される複
数のランプに対応する表示灯A、表示灯B、表示灯Cが
配設されている。
【0046】枠制御基板9には、主としてパチンコ機の
枠側に配設されている電気部品の動作制御を行う枠制御
部10及び枠制御部10からの制御信号の出力に応じて
作動する表示用ドライバTR4〜TR7が配備されてい
る。また、第2ランプ基板11には、表示用ドライバT
R4〜TR7の作動に各々対応して点灯される複数のラ
ンプに対応する当り表示灯12、賞球切れ表示灯13、
賞球払出し表示灯14及び金枠開放表示灯15が配設さ
れている。
【0047】保護回路3からのランプ電源供給ライン4
は、メイン制御基板7上において2つに分岐し、一方の
ランプ電源供給ライン4aは、第1ランプ基板7に配備
された表示灯A、表示灯B、表示灯Cの各々に接続され
ている。また、他方のランプ電源供給ライン4bは、枠
制御基板9を経由して第2ランプ基板11に配備された
当り表示灯12、賞球切れ表示灯13、賞球払出し表示
灯14、金枠開放表示灯15の各々に接続されている。
【0048】なお、枠制御部10の作動電源は、メイン
制御基板7側の平滑回路5から平滑された電源により供
給される。また、メイン制御部6から枠制御部10に対
して当り表示灯12の点灯に必要な当り情報が供給され
る。
【0049】なお、図6において、保護回路3、トラン
ジスタTR1〜TR7の各接地は脈流34Vに対する接
地であるため共通ラインである。また、平滑回路5、メ
イン制御部6及び枠制御部10の各接地は、制御電源電
圧5Vに対する接地であるため共通ラインであって、保
護回路3、トランジスタTR1〜TR7の各接地の共通
ラインとは別個に設けられているため異なる記号で示し
てある。
【0050】第2実施形態では、第1ランプ基板8に配
設された表示灯A乃至表示灯Cの各々に、メイン制御基
板7に設けた保護回路3を経由した後のランプ電源供給
ライン4aを介して点灯用電源を一括して供給すると共
に、第1ランプ基板8とは別個に配備された第2ランプ
基板11に配備された各種表示灯12〜15の各々に、
メイン制御基板7に設けた保護回路3を経由した後のラ
ンプ電源供給ライン4bを介して点灯用電源を一括して
供給するよう構成した実施形態を示すものであり、保護
回路3は、表示灯A乃至表示灯Cと各種表示灯12〜1
5の計7つのランプに電源を一括して供給し、前記の7
つのランプの少なくとも1つに配線ショートが発生した
場合、該配線ショートに起因して流れる過電流に応じて
ランプ電源供給ライン4a,4bへの電源供給をオフ
し、各表示用ドライバTR1〜TR7の破損を防止す
る。
【0051】本実施形態のように、ランプの電源として
脈流を用いると、脈流の電圧が所定周期で0Vになる毎
に、トランジスタTr1〜Tr3及びFET1がオフ状
態に戻される。配線ショートしたランプに対応する表示
用ドライバを常時オフとすることにより、過電流を保護
回路3に流れ込まないようにすれば、脈流の電圧が0V
から34Vに向けて増大するに伴って、保護回路3のF
ET1がオンに戻ることから、再び正常に出力側に電源
供給を行うことができる。
【0052】
【発明の効果】本発明のランプドライバ保護回路によれ
ば、電源回路の出力側に、過電流に応じて電源供給をオ
フするスイッチング素子を有する保護回路を設け、保護
回路を経由して複数のランプに電源を一括して供給する
ので、各ランプの表示用ドライバを構成する各制御トラ
ンジスタ毎に過電流に対する保護回路を設ける必要がな
くなり、ランプの数が多数となる場合に、保護回路の数
を削減して製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパチンコ機のランプ点灯に係
わる回路部の第1実施形態を示す回路ブロック図
【図2】主として保護回路を示す回路図
【図3】保護回路に入力される脈流とFET1のオン・
オフの関係を示すタイミングチャート
【図4】図3の要部拡大図
【図5】ランプLM1の配線がショートしている状態で
の電源電圧とランプLM1〜LM3の点灯状態の関係を
示すタイミングチャート
【図6】本発明を適用したパチンコ機のランプ点灯に係
わる回路部の第2実施形態を示す回路ブロック図
【符号の説明】
1 整流回路 2 外部交流電源 3 保護回路 4 ランプ電源供給ライン 4′ +電源供給ライン 5 平滑回路 6 メイン制御部 7 メイン制御基板 8 第1ランプ基板 9 枠制御基板 10 枠制御部 11 第2ランプ基板 12 当り表示灯 13 賞球切れ表示灯 14 賞球払出し表示灯 15 金枠開放表示灯 GND アースライン LM1 ランプ LM2 ランプ LM3 ランプ TR1 表示用ドライバ TR2 表示用ドライバ TR3 表示用ドライバ TR4 表示用ドライバ TR5 表示用ドライバ TR6 表示用ドライバ TR7 表示用ドライバ R1 シャント抵抗 FET1 Pチャンネル型かつエンハンス型のMOS型
FET(スイッチング素子) Tr1 トランジスタ Tr2 トランジスタ Tr3 トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のランプと、複数のランプに対して
    電源を供給する電源回路と、前記複数のランプを点灯す
    るために各ランプ毎に設けられ、前記各ランプを前記電
    源回路に接続する表示用ドライバとを有し、前記電源回
    路の出力側に、過電流に応じて電源供給をオフするスイ
    ッチング素子を有する保護回路を設け、該保護回路を経
    由して前記複数のランプに電源を一括して供給すること
    を特徴とするランプドライバ保護回路。
JP14989397A 1997-05-26 1997-05-26 パチンコ機 Expired - Fee Related JP4269193B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14989397A JP4269193B2 (ja) 1997-05-26 1997-05-26 パチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14989397A JP4269193B2 (ja) 1997-05-26 1997-05-26 パチンコ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10323421A true JPH10323421A (ja) 1998-12-08
JP4269193B2 JP4269193B2 (ja) 2009-05-27

Family

ID=15484934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14989397A Expired - Fee Related JP4269193B2 (ja) 1997-05-26 1997-05-26 パチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4269193B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007007164A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Newgin Corp 遊技機
JP2007029176A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Newgin Corp 遊技機
JP2007029466A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Newgin Corp 遊技機
JP2007037651A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Newgin Corp 遊技機
JP2009072290A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2012020181A (ja) * 2011-10-28 2012-02-02 Fujishoji Co Ltd 遊技機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101108767B1 (ko) * 2006-07-11 2012-03-13 가부시키가이샤 야스카와덴키 다관절 로봇 및 배선 방법

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007007164A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Newgin Corp 遊技機
JP4644542B2 (ja) * 2005-06-30 2011-03-02 株式会社ニューギン 遊技機
JP2007029176A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Newgin Corp 遊技機
JP4644553B2 (ja) * 2005-07-22 2011-03-02 株式会社ニューギン 遊技機
JP2007029466A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Newgin Corp 遊技機
JP2007037651A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Newgin Corp 遊技機
JP2009072290A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2012020181A (ja) * 2011-10-28 2012-02-02 Fujishoji Co Ltd 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4269193B2 (ja) 2009-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2269421B1 (en) Low loss input channel detection device for a direct current powered lighting system
JP2004039288A (ja) 照明装置
US20030226954A1 (en) Lighting device for vehicle
JP4463369B2 (ja) Dc−dcコンバータの制御回路及びdc−dcコンバータ
JPH10323421A (ja) ランプドライバ保護回路
JPH0883909A (ja) 半導体集積回路
US9187032B2 (en) Exclusive OR (XOR) lamp driver and lamp
US20040070383A1 (en) Integrated circuit driver having stable bootstrap power supply
JP2010153343A (ja) 車両用灯具
JP4423765B2 (ja) 負荷駆動装置
JP4315228B2 (ja) 半導体集積回路装置
US6008585A (en) Apparatus and method for preventing from a short load excessive current flow through a field effect transistor that delivers current to a daytime running light on a vehicle
GB2318929A (en) Vehicle generator control device
KR860001865Y1 (ko) 교통신호 제어기간의 연동장치
JP3023585B2 (ja) 車両用ランプシステム
US7327589B2 (en) Full-bridge circuit
JP3094653B2 (ja) 過電流防止回路
JP2587017Y2 (ja) コーナリングランプ点灯回路
KR101014876B1 (ko) 사이드미러의 보조램프
JPH02301802A (ja) 負荷故障検出回路
JP4536274B2 (ja) 信号入力回路
JP2000268985A (ja) 放電灯の点灯回路
JPH049619Y2 (ja)
US7239041B2 (en) Light emitting device for vehicles
JPH0219842Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040526

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080408

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090211

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150306

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150306

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150306

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees