JP4644553B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
しかしながら、特許文献1の装飾ランプにおける階調制御のように、点灯時間の長さを段階的に切り替えて、発光素子の輝度を変化させる階調制御を行う場合であって脈流電圧を使用するときにおいては、電圧値が周期的に変動しているので、所望の輝度で発光させることができず、発光素子の輝度を変化させる階調制御ができない虞があった。
図1には、パチンコ機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。また、中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上球皿15が共に横開き状態で開閉可能に組み付けられている。前枠14の前面側及び遊技盤13の遊技領域13aには、点灯(点滅)又は消灯し、発光装飾に基づく遊技演出(発光演出)を行う装飾ランプ16がそれぞれ設けられている。また、外枠11の最下部には、各種音声(効果音)を出力し、音声出力に基づく音声演出を行うスピーカ17が設けられている。中枠12の下部には、下球皿18及び発射装置19が装着されている。
パチンコ機10の機裏側には、パチンコ機10全体を制御する主制御基板31が装着されている。主制御基板31は、パチンコ機10全体を制御するための各種処理を実行し、該処理結果に応じて遊技を制御するための各種の制御信号(制御コマンド)を演算処理し、該制御信号(制御コマンド)を出力する。また、機裏側には、表示制御基板32と、ランプ制御基板33と、音声制御基板34とが装着されている。表示制御基板32は、主制御基板31が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、表示装置20(可変表示器20a)の表示態様(図柄、背景、文字などの表示画像など)を制御する。ランプ制御基板33は、主制御基板31が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、装飾ランプ16の発光態様(点灯(点滅)/消灯のタイミングなど)を制御する。また、音声制御基板34は、主制御基板31が出力した制御信号(制御コマンド)に基づき、スピーカ17の音声出力態様(音声出力のタイミングなど)を制御する。また、パチンコ機10の機裏側には、遊技場の電源(本実施形態では、電圧24V、周波数50Hzの交流電流)が供給される電源基板26が装着されている。
電源基板26は、遊技場の電源を変換処理する電源回路35を備えている。電源回路35は、遊技場の電源を入力するコネクタ35a、コンデンサやコイルなどから構成される入力回路35b、ブリッジダイオードなどから構成される全波整流回路35c、電解コンデンサなどから構成される平滑回路35d、スイッチングレギュレータやコイルなどから構成される電圧変換回路35eなどを有している。
主制御基板31は、パチンコ機10全体を制御するメインCPU31aを備えており、該メインCPU31aにはROM31b及びRAM31cが接続されている。前記メインCPU31aは、各種乱数の値を所定の周期毎に順次更新するようになっている。前記ROM31bには、パチンコ機10を制御するためのメイン制御プログラムなどが記憶されている。前記RAM31cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報(各種乱数の値など)が記憶されるようになっている。メインCPU31aは、メイン制御プログラムに基づき、図柄組み合わせゲームやデモ演出などの遊技演出に関連して各基板32〜34に制御信号(制御コマンド)を出力するようになっている。
ランプ制御基板33は、サブCPU33aを備えており、該サブCPU33aにはROM33b及びRAM33cが接続されている。ROM33bには、発光制御を行うための発光制御プログラム等が記憶されている。また、RAM33cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報が記憶(設定)されるようになっている。サブCPU33aは、前記発光制御プログラムに基づき、主制御基板31(メインCPU31a)から出力された制御信号(制御コマンド)に対応する発光演出を行わせるように装飾ランプ16の発光態様を制御するようになっている。
装飾ランプ16は、複数の発光素子(本実施形態では、発光ダイオード(以下、LEDと示す)41)及び駆動回路36から構成されている。LED41は、電圧が印加されることにより発光するように構成されている。LED41は、印加される電圧値の大きさによって発光時の輝度が変更される。すなわち、LED41は、印加される電圧値が大きいほど発光時の輝度が大きくなり、印加される電圧値が小さいほど発光時の輝度が小さくなるように構成されている。
(1)脈流電圧が予め決められた基準電圧値以下であることを知らせる検知信号を出力する電圧検出回路42を設けた。そして、サブCPU33aは、当該検知信号を入力したことを契機として、発光パターンに定められた時間だけ消灯制御を行った後、発光パターンに定められた時間だけ点灯制御を行うようにした。このため、電圧値が周期的に変化する脈流電圧を発光素子に印加して点灯させる場合であっても、常に一定の電圧を印加することができ、発光素子を所望の輝度にて発光させることができる。また、点灯信号の出力開始時を調整することにより所望の輝度にてLED41を点灯させることができるので、発光素子の階調制御を行うことができる。従って、毎回同じ輝度にてLED41を点灯させると共に毎回同じ発光演出を行わせることができ、遊技者の興趣を確実に向上させることができる。
○上記実施形態では、点灯信号の出力時間を一定にしたが、検知信号の入力回数により、点灯信号の出力時間を増減しても良い。例えば、図6に示すように、検知信号を1回入力する毎に点灯信号の出力時間を増減しても良い。また、検知信号を3回入力する毎に点灯信号の出力時間を増減しても良い。このように、検知信号を入力してから消灯制御を行った後に点灯制御を行う場合、検知信号の入力毎に点灯制御を行う時間(点灯信号を出力する時間)を増減することにより、LED41を階調制御の速度を変更することができ、発光演出のパターンを増やすことができる。従って、遊技の興趣を向上することができる。
○上記実施形態では、駆動回路36を装飾ランプ16に設けたが、ランプ制御基板33に設けても良い。
○上記実施形態では、サブCPU33aは、全LED41に同じように点灯信号を出力したが、LED41毎に点灯信号の出力開始時間及び出力時間を変更しても良い。この場合、発光パターンは、LED41毎に点灯信号の出力タイミング及び出力時間を設定する必要がある。
(イ)脈流電圧を印加する電源装置と、前記電源装置から前記脈流電圧が印加されることにより、前記脈流電圧の印加時の電圧値に応じた輝度で発光する発光素子と、前記発光素子への前記脈流電圧の印加が行われるように制御する点灯制御及び前記発光素子への前記脈流電圧の印加停止が行われるように制御する消灯制御を行う発光制御手段と、前記脈流電圧が予め決められた基準電圧値以下であるか否か判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果が肯定である場合、前記判定手段の判定結果が肯定であることを知らせる検知信号を前記発光制御手段に出力する出力手段を有する電圧検出回路と、を備え、前記発光制御手段は、前記検知信号の入力を契機に前記点灯制御及び前記消灯制御を予め決められた順番に従って行うことを特徴とする遊技機。
Claims (5)
- 脈流電圧を印加する電源装置と、
前記電源装置から前記脈流電圧が印加されることにより、前記脈流電圧の印加時の電圧値に応じた輝度で発光する発光素子と、
前記発光素子への前記脈流電圧の印加が行われるように制御する点灯制御及び前記発光素子への前記脈流電圧の印加停止が行われるように制御する消灯制御を行う発光制御手段と、
前記脈流電圧が予め決められた基準電圧値であるか否か判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果が肯定である場合、前記判定手段の判定結果が肯定であることを知らせる検知信号を前記発光制御手段に出力する出力手段を有する電圧検出回路と、を備え、
前記発光制御手段は、前記検知信号を入力してから第1の制御時間が経過するまで、前記点灯制御又は前記消灯制御のいずれか一方を行い、前記第1の制御時間が経過してから第2の制御時間が経過するまで、他方の制御を行うように構成されていると共に、
前記発光制御手段は、前記検知信号の入力を契機に前記点灯制御及び前記消灯制御を予め決められた順番に従って行うと共に、前記検知信号の入力毎に、前記第1の制御時間を増減させることを特徴とする遊技機。 - 脈流電圧を印加する電源装置と、
前記電源装置から前記脈流電圧が印加されることにより、前記脈流電圧の印加時の電圧値に応じた輝度で発光する発光素子と、
前記発光素子への前記脈流電圧の印加が行われるように制御する点灯制御及び前記発光素子への前記脈流電圧の印加停止が行われるように制御する消灯制御を行う発光制御手段と、
前記脈流電圧が予め決められた基準電圧値であるか否か判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果が肯定である場合、前記判定手段の判定結果が肯定であることを知らせる検知信号を前記発光制御手段に出力する出力手段を有する電圧検出回路と、を備え、
前記発光制御手段は、前記検知信号を入力してから第1の制御時間が経過するまで、前記消灯制御を行い、前記第1の制御時間が経過してから第2の制御時間が経過するまで、前記点灯制御を行うように構成されていると共に、
前記発光制御手段は、前記検知信号の入力を契機に前記点灯制御及び前記消灯制御を予め決められた順番に従って行うと共に、前記検知信号の入力毎に、前記第2の制御時間を増減させることを特徴とする遊技機。 - 前記発光制御手段は、第1の制御時間又は第2の制御時間を増減させる場合、前記発光素子へ印加される脈流電圧の電圧値が周期的に徐々に増減するように、前記検知信号の入力毎に当該制御時間を増減させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
- 前記発光制御手段は、第1の制御時間又は第2の制御時間を増減させる場合、前記検知信号を複数回入力した後、当該制御時間を増減させることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。
- 前記発光制御手段は、前記第1の制御時間において前記消灯制御を実行し、前記第2の制御時間において前記点灯制御をする場合、点灯制御に係る時間を一定にする一方、前記発光素子へ印加される脈流電圧の電圧値が周期的に徐々に増減するように、前記検知信号の入力毎に前記消灯制御に係わる時間を増減させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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JPS575291A (en) * | 1980-06-11 | 1982-01-12 | Minolta Camera Kk | Supply power control system for illumination lamp |
JPH10125110A (ja) * | 1996-10-21 | 1998-05-15 | Youth Eng Kk | キャンドルライト |
JPH10323421A (ja) * | 1997-05-26 | 1998-12-08 | Daiichi Shokai Co Ltd | ランプドライバ保護回路 |
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2005
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