JPH0435979Y2 - - Google Patents

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JPH0435979Y2
JPH0435979Y2 JP1986106486U JP10648686U JPH0435979Y2 JP H0435979 Y2 JPH0435979 Y2 JP H0435979Y2 JP 1986106486 U JP1986106486 U JP 1986106486U JP 10648686 U JP10648686 U JP 10648686U JP H0435979 Y2 JPH0435979 Y2 JP H0435979Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は自動入金機などに使用されている光学
式センサに係り、特に、紙幣の判別などに利用さ
れている光学式センサのレベル調整装置に関する
ものである。
「従来の技術」 従来、銀行などで使用されている自動入出金器
には、該装置内の特定個所における紙幣の存在の
有無、紙幣の長短の検出、あるいは光学的透過パ
ターン、光学的反射パターンによる紙幣の真偽の
鑑別などを目的とした光学式センサが設けられて
いる。
上記判別装置の一従来例として、特開昭51−
6597号(以下先行文献という)に記載されたもの
があり、この判別装置においては、フオトトラン
ジスタなどからなるホト検出素子3のアナログ的
検出信号(例えば先行文献の第2図に記載された
波形の信号)と、所定のしきい値とを比較し、こ
のしきい値を越えた場合を“H”、しきい値以下
の場合を“L”と判別し、このようにして得られ
たデジタル信号をその後の処理に利用するように
している。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、前記フオトトランジスタ等を利
用した光学センサにあつては、発光側、受光側の
素子の特性の経時的変化、電源電圧の変動、粉塵
の堆積などの原因により検出レベルが変動する場
合があり、この変化に応じて、発光側の素子の発
光量、あるいは受光側の素子の受光レベルの調
整、しきい値の調整、あるいは発光側、受光側の
素子に対しての粉塵の除去などの諸作業が誤動作
防止のために必要とされるという問題がある。
本考案は上記事情に鑑みて提案されたもので、
人為的な調整作業、あるいは粉塵除去などのメイ
ンテナンス作業を行うことなく正確な動作を維持
し得る検出装置を得ることを目的とするものであ
る。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案は、第1図に
示す如く構成されている。
すなわち、発光素子Aから発光された光線を受
光素子Dに検出させて該受光素子Dの発光レベル
が、しきい値である比較レベルを上回るか否かを
判定するようにした光学式センサであつて、 前記発光素子Aの発光量を切り替える発光量制
御部Bと、 前記発光素子Aの発光レベルを通常発光時の明
レベルに切り替えるための第1の制御信号と、前
記発光素子Aの発光レベルを暗レベルに切り替え
るための第2の制御信号とを、前記発光量制御部
Bに供給する制御信号発生部Cと、 前記明レベル時の受光素子Dの受光レベルと前
記暗レベル時の受光素子Dの受光レベルとが、予
め設定された最低基準レベル以上か否かを判別す
る判別部イと、 該判別部イにより、明レベル時の受光素子Dの
受光レベルと暗レベル時の受光素子Dの受光レベ
ルとの少なくとも一方が、予め設定された最低基
準レベル以下と判別された場合に警報信号を出力
する警報信号出力部ロと、 該判別部イにより、明レベル時の受光素子Dの
受光レベルと、暗レベル時の受光素子Dの受光レ
ベルとが共に、予め設定された最低基準レベル以
上と判別された場合に、前記制御信号発生部Cか
ら供給された第1、第2の制御信号毎に、各制御
信号出力時における前記受光素子Dの出力信号を
記憶する基準レベル記憶部Eと、 該基準レベル記憶部Eに記憶された複数の出力
信号から比較レベルを演算するとともに、該比較
レベルを前記受光素子Dのしきい値として記憶す
る比較レベル演算記憶部Fとを具備するようにし
た。
「作用」 この考案によれば、明レベル時の受光素子Dの
受光レベルと暗レベル時の受光素子Dの受光レベ
ルとが共に、予め設定された最低基準レベル以上
の場合に、制御信号発生部Cから供給された第
1、第2の制御信号毎に、各制御信号出力時にお
ける上記受光素子Dの出力信号から比較レベルを
演算するとともに、演算した比較レベルを前記受
光素子Dのしきい値として、紙幣の通過、すかし
部分の通過などの判別に利用するようにした。
すなわち、検出素子(A及びD)の経時変化、
埃の堆積などに応じて、しきい値の設定変更を行
つて常時最適なしきい値を得ることができ、これ
によつて紙幣の通過、すかし部分の通過などを正
確に判別できる効果が得られるものである。
また、明レベル時の受光素子Dの受光レベルと
暗レベル時の受光素子Dの受光レベルとの少なく
とも一方が、最低基準レベル以下の場合に警報信
号を出力するようにしたので、発光素子Aあるい
は受光素子Dとの間に、一定以上の埃が堆積した
こと、また、経時変化により検出素子が劣化して
してしまつた等の不具合を検出できる、すなわ
ち、検出素子(A及びD)が紙葉類を検出できな
い状態にあることを判別かつ報知できるものであ
る。
「実施例」 以下、第2図および第3図により本考案の一実
施例を説明する。
図中符号1は紙幣判別装置などを制御する
CPUであり、このCPU1には、ROM2および
RAM3が接続されている。また、前記CPU1に
は、I/Oポート4を介して発光量制御御回路5
が接続され、該発光量制御回路5には発光ダイオ
ード6が接続されている。
前記発光量制御回路5は、前記I/Oポート4
から出力されるトリガとしてのA信号により動作
する制御トランジスタ7と、同じくトリガとして
のB信号により動作する制御トランジスタ8とを
並列に設け、これらを抵抗R1・R2を介してそ
れぞれ発光ダイオード(受光素子)6に接続する
ようにしたもので、前記R1の値は、後述するフ
オトトランジスタの出力レベルが、光線を直接検
知した場合(無遮蔽状態)と同等になるような
「明」の発光量にて発光ダイオード6を発光させ
るべく設定され、一方、R2の値は、後述するフ
オトトランジスタへの入射光が紙幣などによつて
さえぎられて減少した場合(遮蔽状態)と同等の
出力レベルとなるような「暗」の発光量にて発光
ダイオード6を発光させるべく設定されている。
一方、前記発光ダイオード6から照射された光
線を受光し得る位置にはフオトトランジスタ(受
光素子)9が設けられており、該フオトトランジ
スタ9の出力は、増幅器10を介してA/Dコン
バータ11に入力されて、無遮光状態を表す
“H”、もしくは遮光状態を表す“L”のデジタル
信号に変換され、さらに、A/Dコンバータ11
の出力は、I/Oポート12を介してCPU1に
入力されるようになつている。
次いで、第3図にしたがつて上記回路の動作を
説明する。なお、以下の説明中Snはフローチヤ
ートにおけるn番目のステツプを示すものとす
る。
S1:光学式センサが取り付けられた紙幣入金
機などの装置が起動される(電源スイツチが入れ
られる)ことにより調整動作がスタートする。
S2:トリガ信号TAを制御トランジスタ7のベ
ースに入力させると、発光ダイオード6が抵抗R
1を介して電源Vccに接続され、「明」の状態に
て発光されるとともに、発光された光線がフオト
トランジスタ9に検出される。
S3:「明」状態におけるフオトトランジスタ9
の受光レベル(出力電圧)L1をRAM3に記憶
させる。
S4:制御信号TBを制御トランジスタ7のベー
スに入力させると、発光ダイオード6が抵抗R2
を介して電源Vccに接続され、「暗」の状態にて
発光されるとともに、発光された光線がフオトト
ランジスタ9に検出される。
S5:「暗」状態におけるフオトトランジスタ9
の受光レベルL2をRAM3に記憶させる。
S6:記憶されていた受光レベルLおよびL2
を読み出してCPU1に入力し、これらの受光レ
ベルL1およびL2の最低レベルをそれぞれ最低
基準レベルと比較し、例えば、粉塵の付着、経時
的変化などにより最低基準レベル以下であると判
断された場合には、何等かの異常が発生している
との判断を下して、アラームを動作させるための
警報を出力し(S7)、正常であると判断した場合
には、次のステツプに進む。
S8:受光レベルL1およびL2について Lc=(L1+L2)/2 なる演算を行なう。そして、得られたLcの値
を、後のA/C変換時のしきい値としてCPU1
に記憶させる。なお、ここでCPU1に記憶され
たしきい値Lcは実用新案登録請求の範囲に示す
比較レベルに対応する。また、前記受光レベルL
1及びL2は実用新案登録請求の範囲に示す受光
素子の出力信号に対応し、受光素子9が検出した
紙葉類の検出レベルを表すものである。
また、前記受光レベルL1及びL2からLcを
算出するための演算式は、実用新案登録請求の範
囲に示す演算に対応する。
S9:再度制御信号TAを出力して発光ダイオー
ド6を抵抗R1を介して電源に接続し、「明」の
状態に切り替える。
S10:調整動作が終了し、紙幣判別などの動作
の準備状態となる。
なお、紙幣判別などの動作の説明は、本願の要
旨を直接関係がないので説明を省略するが、この
判別動作においては、発光ダイオード6を「明」
の状態で発光させ、かつ、前記S8において得ら
れたLcの値をしきい値として利用して紙幣の通
過、すかし部分の通過などの各種判別動作が行な
われる。
また、調整動作の開始条件は、上記一実施例の
如く紙幣判別機などの装置の起動によるものに限
られず、例えば、調整動作を指示するスイツチを
操作パネルに設けて任意に調整を行う方式、ある
いは、タイマなどを利用して一定時間毎に行う方
式などを採用してもよい。
「考案の効果」 以上の説明で明らかなように、本考案は、光学
センサの発光素子の発光量を切り替えて遮蔽状態
および非遮蔽状態と同様のレベルの検出信号を受
光素子に発生させ、このようにして得られた受光
レベルのデータを演算して新たなしきい値を設定
するようにしたから、各素子の経時的変化、ほこ
りの堆積などにかかわらず最適なしきい値を用い
て判別動作を行うことができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示す機能ブロツク図、
第2図および第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第2図はブロツク図、第3図は調整動作の
フローチヤートである。 A……発光素子、B……発光量制御部、C……
制御信号発生部、D……発光素子、E……基準レ
ベル比較部、F……比較レベル演算記憶部、イ…
…判別部、ロ……警報信号出力部、1……CPU、
2……ROM、3……RAM、4,12……I/
Pポート、5……発光量制御回路、6……発光ダ
イオード、7,8……トランジスタ、9……受光
素子、11……ADコンバータ、R1,R2……
抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 発光素子から発光された光線を受光素子に検出
    させて該受光素子の発光レベルが、しきい値であ
    る比較レベルを上回るか否かを判定するようにし
    た光学式センサであつて、 前記発光素子の発光量を切り替える発光量制御
    部と、 前記発光素子の発光レベルを通常発光時の明レ
    ベルに切り替えるための第1の制御信号と、前記
    発光素子の発光レベルを暗レベルに切り替えるた
    めの第2の制御信号とを、前記発光量制御部に供
    給する制御信号発生部と、 前記明レベル時の受光素子の受光レベルと前記
    暗レベル時の受光素子の受光レベルとが、予め設
    定された最低基準レベル以上か否かを判別する判
    別部と、 該判別部により、明レベル時の受光素子の受光
    レベルと暗レベル時の受光素子の受光レベルとの
    少なくとも一方が、予め設定された最低基準レベ
    ル以下と判別された場合に警報信号を出力する警
    報信号出力部と、 該判別部により、明レベル時の受光素子の受光
    レベルと、暗レベル時の受光素子の受光レベルと
    が共に、予め設定された最低基準レベル以上と判
    別された場合に、前記制御信号発生部から供給さ
    れた第1、第2の制御信号毎に、各制御信号出力
    時における前記受光素子の出力信号を記憶する基
    準レベル記憶部と、 該基準レベル記憶部に記憶された複数の出力信
    号から比較レベルを演算するとともに、該比較レ
    ベルを前記受光素子のしきい値として記憶する比
    較レベル演算記憶部とから構成されていることを
    特徴とする光学式センサの調整装置。
JP1986106486U 1986-07-11 1986-07-11 Expired JPH0435979Y2 (ja)

Priority Applications (8)

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JP1986106486U JPH0435979Y2 (ja) 1986-07-11 1986-07-11
US07/070,046 US4769532A (en) 1986-07-11 1987-07-06 Apparatus for adjusting optical sensors with threshold memory
KR1019870007168A KR910001269B1 (ko) 1986-07-11 1987-07-06 광센서 조정용 장치
DE19873722600 DE3722600A1 (de) 1986-07-11 1987-07-08 Vorrichtung zum nachstellen einer lichtschranke
FR878709748A FR2601449B1 (fr) 1986-07-11 1987-07-09 Dispositif pour le reglage des capteurs optiques
GB8716151A GB2195019B (en) 1986-07-11 1987-07-09 Apparatus for adjusting optical sensors
GB9001551A GB2227092B (en) 1986-07-11 1990-01-23 Device for adjusting optical sensors
GB9001552A GB2227093B (en) 1986-07-11 1990-01-23 Device for adjusting optical sensors

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852779A (ja) * 1981-09-24 1983-03-29 Omron Tateisi Electronics Co 紙葉類の光学読取装置
JPS5886683A (ja) * 1982-11-12 1983-05-24 株式会社東芝 銀行券の判別装置
JPS5960591A (ja) * 1982-09-30 1984-04-06 富士通株式会社 紙葉類鑑別装置
JPS59111588A (ja) * 1982-12-17 1984-06-27 富士電機株式会社 ホトセンサ精度維持方法

Patent Citations (4)

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JPS6316361U (ja) 1988-02-03

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