JPH09329915A - カラー磁性トナーおよびその製造方法 - Google Patents

カラー磁性トナーおよびその製造方法

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JPH09329915A
JPH09329915A JP14742096A JP14742096A JPH09329915A JP H09329915 A JPH09329915 A JP H09329915A JP 14742096 A JP14742096 A JP 14742096A JP 14742096 A JP14742096 A JP 14742096A JP H09329915 A JPH09329915 A JP H09329915A
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film
color
metal
films
powder
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JP14742096A
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Takashi Shinko
貴史 新子
Katsuto Nakatsuka
勝人 中塚
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Nittetsu Mining Co Ltd
Original Assignee
Nittetsu Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー複写機などにおいて使用する白色をは
じめ、鮮明に着色されたカラー磁性トナー用の原料粉
体、前記原料を用いた乾式のカラー磁性トナーを提供す
ることにある。 【解決手段】 磁性粒子の上に光干渉性多層膜を有して
なる粉体の表面上に、少なくとも1層の有機高分子被覆
膜あるいは着色膜を有する乾式のカラー磁性トナー、お
よび前記光干渉性多層膜を有してなる粉体の表面上に少
なくとも1層の前記有機高分子被覆膜を被覆する前記乾
式のカラー磁性トナーの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する産業分野】本発明は、カラー磁性トナ
ー、カラー磁性インキなどの原料となる複合粉体並びに
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、電子写真方式による複写、印刷等
における画像形成方法には、磁性を有するキャリアと色
材であるトナーとを併用する2成分系現像法と、トナー
自身が磁性を備える1成分系現像方法とがある。1成分
系現像方法では、キャリアを使わないため現像装置が簡
素(現像装置の大きさでは、2成分系現像方式の約2〜
3分の1である。)となることや、現像剤の管理が容易
になる等、利点が多い。しかし、カラー画像を形成しよ
うとすると、磁性トナーが暗色がかり、鮮やかな色彩と
はならなかった。これは、1成分系現像方法により鮮明
なカラー画像を得るには、磁性トナー自身を鮮やかな色
に着色する必要があるが、その基体となる磁性体粒子は
一般に黒色であるため、その表面に直接着色膜を設けて
も全体として暗色となってしまうからである。
【0003】そのため、現状ではカラー画像形成には2
成分系現像法が採用されているが、カラー複写のために
は3原色と黒色との4色を必要とするため、自ずと現像
装置が大きくなる。また、現像剤の管理や画像形成後に
発生するキャリアの処理等も問題となっている。従っ
て、1成分系現像方法により鮮やかな色彩が得られれ
ば、複写装置が簡素でコンパクトになり、また現像剤の
管理やキャリアの処理も解消されるため好ましいが、前
述したように、カラー画像形成に適した1成分系現像方
法用の磁性トナーは未だ得られていない状況にある。
【0004】これに対して、本発明者らは、先に金属ア
ルコキシド溶液中に基体粒子を分散し、金属アルコキシ
ドを加水分解することにより、基体粒子の表面に均一な
0.01〜20μmの厚みの金属酸化物膜を生成させる
方法(特開平6−228604号公報)、表面に金属酸
化物からなる薄膜と、金属からなる薄膜とを交互に複数
層設けてなる機能性粉体(特開平7−90310号公
報)、金属酸化物膜で多層被覆してなる粉体を熱処理し
て、より緻密で安定した金属酸化物多層膜を有する粉体
を製造すること(特願平7−80832号)を提案して
いる。上記に挙げた金属酸化物膜や金属膜を複数層設け
た粉体は、各層の膜厚を調整することにより特別の機能
を付与することができるものであって、例えば基体粒子
の表面に、屈折率の異なる被覆膜を入射光の4分の1波
長に相当する厚さずつ設けるようにすると、入射光を全
て反射する粉体が得られる。これを磁性体を基体粒子と
するものに適用すると、光を全反射して白色に輝く磁性
トナー用磁性粉体を製造することができ、更にこの磁性
粉体の表面に着色層を設け、その上に樹脂層を設けれ
ば、鮮やかな色に着色されたカラー磁性トナーを製造す
ることができる可能性を示唆している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、本
発明者等が提唱した前記の技術をより発展させて、1成
分系現像方式でも鮮やかな色彩が得られるカラー磁性ト
ナーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的は、本発明
の、(1)磁性体からなる基体粒子上に光干渉性多層膜
が形成され、かつ前記光干渉性多層膜上に有機高分子膜
が形成されたことを特徴とするカラー磁性トナー、
(2)前記光干渉性多層膜が、可視領域の光を反射する
ことを特徴とする前記(1)に記載のカラー磁性トナ
ー、(3)前記有機高分子膜が、着色剤を含有すること
を特徴とする前記(1)または(2)に記載のカラー磁
性トナー、(4)前記光干渉性多層膜が、金属化合物膜
及び/または金属膜を多層に積層して構成されることを
特徴とする前記(1)乃至(3)の何れか一項に記載の
カラー磁性トナー、により達成される。
【0007】また、同様の目的は、本発明の、(5)磁
性体粒子上に金属化合物及び/または金属からなる多層
膜を形成した後、重合法により有機高分子膜を形成する
ことを特徴とするカラー磁性トナーの製造方法によって
も達成される。
【0008】上記の構成によれば、磁性体粒子の上に金
属化合物膜及び/または金属膜からなる多層の光干渉性
の被覆膜を設け、その膜構成により白色あるいは所望の
色を呈する粉体とし、更にその上にバインダー用有機高
分子膜を成膜することにより、1成分系であっても鮮や
かな色彩の画像を形成できるカラー磁性トナーを提供す
ることができる。更に、有機高分子膜に着色剤を含有さ
せることにより、より鮮やかな色とすることができる。
【0009】
【発明の実施の態様】以下、本発明に係るカラー磁性ト
ナーを好ましい実施形態を基に詳細に説明する。本発明
のカラー磁性トナーの基体となる磁性体粒子は、従来よ
り磁性トナーの基体として使用される磁性体粒子を使用
することができる。代表的には鉄、コバルト、ニッケル
等の金属粉末或いはそれらの合金粉末、或いは窒化鉄等
の磁性焼結体粉末等を使用できる。但し、磁性体粒子
は、解像度を高めるためにより微粉化して使用される傾
向にあることから、磁化が大きい磁性体を使用すること
が好ましい。好ましくは、粉状物の状態で、10kOe
の磁場を印加した時に90emu/g以上、好ましくは
150emu/g以上の磁化を有する磁性体である。こ
のような高い磁化を有する磁性体は、カラー磁性トナー
として接着用樹脂や電荷調整剤あるいは着色剤等を添加
しても、全体としての磁化が10〜90emu/g(1
0kOe磁場印加)という高い磁化を有するカラー磁性
トナーの原料粉体となる。また、磁性体粒子の形状とし
ては、球体、亜球状態、正多面体等の等方体、直方体、
回転楕円体、菱面体、板状体、柱状体等の多面体、さら
に不定形であっても構わない。
【0010】本発明において、鮮やかな色を呈するカラ
ー磁性トナーを得るためには、前記磁性体粒子を白色ま
たは他の鮮やかな色彩に着色することが必要である。そ
のために、光干渉性を有する多層膜を磁性体粒子上に形
成する。光干渉性多層膜は金属や金属化合物からなる薄
膜を多数段積層して構成されるが、その際各膜の厚さを
調整したり、積層順序や組み合わせを変えることによ
り、入射光の特定波長域を反射、吸収する機能を付与す
ることができる。これにより、磁性体粒子を白色または
他の鮮やかな色彩に着色することができる。
【0011】前記多層膜を形成する金属化合物として
は、金属酸化物や金属硫化物、金属セレン化物、金属テ
ルル化物、金属フッ化物を挙げることができる。より具
体的には、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化カドミウ
ム、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化タンタル、酸
化珪素、酸化アンチモン、酸化ネオジウム、酸化ランタ
ン、酸化ビスマス、酸化セリウム、酸化錫、酸化マグネ
シウム、酸化リチウム、酸化鉛、硫化カドミウム、硫化
亜鉛、硫化アンチモン、セレン化カドミウム、テルル化
カドミウム、フッ化カルシウム、フッ化ナトリウム、フ
ッ化アルミニウム3ナトリウム、フッ化リチウム、フッ
化マグネシウム等を好適に使用できる。また、金属とし
ては、銀、コバルト、ニッケル、鉄並びにそれらの合金
を好適に使用することができる。
【0012】以下に、前記光干渉性多層膜の成膜方法に
ついて説明する。成膜方法としては、金属化合物膜並び
に金属膜ともに、PVD法、CVD法あるいはスプレー
ドライ法等の気相蒸着法により、磁性体粒子の表面に直
接、金属膜や金属化合物膜を蒸着する方法が可能であ
る。尚、金属膜に関しては、金属塩水溶液に磁性体粒子
を投入し、液中で金属塩を還元して金属を磁性体粒子の
表面に析出させる、いわゆる化学メッキ法も可能であ
る。
【0013】また、現在高解像度の要求に答えるため磁
性トナーの微細化並びに磁性体粒子の微細化が進み、磁
性体粒子の表面に均一な膜を成膜する必要がある。そこ
で、特に金属酸化物については、本発明者らが先に提案
した前記特開平6−228604号公報、特開平7−9
0310号公報あるいは特願平7−80832号明細書
に記載されている成膜方法が好ましい。即ち、金属アル
コキシド溶液中に磁性体粒子を分散し、金属アルコキシ
ドを加水分解して磁性体粒子の表面に均一な金属酸化物
の薄膜を生成し、乾燥する工程を繰り返し行ったり、必
要に応じて金属薄膜を成膜する工程を前記の金属酸化物
膜の成膜工程の前後もしくは工程間に介在させて、金属
酸化物膜同士もしくは金属酸化物膜と金属膜とから構成
される多層膜を得ることができる。金属アルコキシドと
しては、亜鉛、アルミニウム、カドミウム、チタン、ジ
ルコニウム、タンタル、ケイ素、アンチモン、ネオジウ
ム、ランタン、ビスマス、セリウム、錫、マグネシウ
ム、リチウム、鉛等のアルコキシドが選択される。更
に、多層膜に加熱処理を加えることにより、反射率を高
めたり、多層膜をより緻密で安定化することもできる。
この金属アルコキシド法は、金属酸化物の成膜の他に金
属硫化物の成膜にも応用することができる。
【0014】この時、金属化合物膜や金属膜の膜厚を調
整することにより、磁性体粒子を所望の色に着色するこ
とができる。例えば、屈折率の異なる金属化合物の薄膜
を入射光の4分の1波長に相当する厚さずつ設けるよう
にすると、入射光を全て反射する、即ち白色を呈する磁
性体粒子とすることができる。従って、この光干渉性多
層膜の各膜の厚さや多層膜全体としての膜厚は、所望す
る色を呈するように設定される。
【0015】そして、上記の多層膜被覆磁性体粒子の表
面にバインダー用有機高分子膜を設けることで、鮮やか
な色に着色されたカラー磁性トナーが得られる。この有
機高分子膜の形成法としては、PVD法、CVD法ある
いはスプレードライ法等により、多層膜被覆磁性体粒子
の表面に直接有機高分子膜を被覆する方法も可能である
が、本発明においてはより密着性を高めるために、重合
法により成膜することが好ましい。この重合法として
は、有機高分子の種類に応じて好ましい重合法を適宜選
択することができる。具体的には、乳化重合法、懸濁重
合法、シード重合法、insitu重合法等を有機高分
子の種類に応じて採用することができる。更に、有機高
分子の種類によっては、相分離法を採用することもでき
る。
【0016】また、使用可能な有機高分子としては、磁
性トナーのバインダー用樹脂として使用されるものの中
で、上記した重合法により成膜可能なものであれば特に
制限されるものではない。例えば、以下のポリマーを例
示することができる。即ち、ポリスチレン、スチレンと
α−メチルスチレン共重合体、スチレンとビニルトルエ
ン共重合体等の芳香族炭化水素系オリゴマー、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン、ポリブテン等のオレフィン系オ
リゴマー、アクリル酸エチル、メタアクリル酸メチル、
メタアクリル酸エチル、アクリロニトリル、ポリアクリ
ル酸、ポリメタクリル酸、酢酸ビニル等のモノマーの共
重合体からなるビニル系オリゴマー、あるいは、ポリブ
タジエン、ポリペンタジエン、ポリクロロプレン等のジ
エン系オリゴマー、ポリエステル等のエステル系オリゴ
マー等のオリゴマー単体あるいはこれらオリゴマーの共
重合体、天然ロウ、ポリエチレンワックス等のワックス
類、この他ロジン変成アルキッド樹脂のようなアルキッ
ド樹脂等が用いられる。
【0017】この有機高分子膜の被覆量は、カラー磁性
トナーが紙面に付着した際に落下や剥離を起こさない程
度に広がる量であるが、後述する着色剤との関係から、
紙面に付着した際に磁性体粒子が占める面積の約4倍程
度に広がる量とすることが好ましい。
【0018】本発明のカラー磁性トナーは、磁性体粒子
の上に設けられた光干渉性多層膜が入射光と干渉して発
色することにより、それ自身鮮やかな色を呈することを
特徴とするものである。従って、有機高分子膜は単にバ
インダーとしての機能を有するだけで十分であり、透明
であっても構わないが、カラー磁性トナーが紙面に付着
した時の磁性体粒子同士の隙間による色抜け部分が生じ
るため、有機高分子膜に着色剤を含有させて、付着に伴
う有機高分子膜の広がりによってトナー付着部周辺を着
色することが好ましい。有機高分子膜を着色するための
着色剤としては、イエロー、マゼンタ、シアン系の着色
剤が挙げられ、それぞれ次のような有機染料を用いるこ
とができる。 a.イエロー系:モノアゾ染料系、アゾメチン系染料、
オイル系染料等。 b.マゼンタ系:チオインジゴ染料、キサンテン系染
料、2,9−キナクリドン染料、オイル系染料等。 c.シアン系 :銅フタロシアニン系染料、オイル系染
料等。 また、これら着色剤の有機高分子膜中の含有量は、カラ
ー磁性トナーが紙面に付着した時に、磁性体粒子が占め
る投影面積の約2倍ないし約10倍程度の面積にわたっ
て均一に着色できる量であることが好ましい。
【0019】本発明のカラー磁性トナーは、上記の磁性
体粒子、光干渉性多層膜及び有機高分子膜を必須成分と
して構成されるが、その他にも電荷制御剤、流動化剤や
離型剤を有機高分子膜中に含有させてもよい。電荷制御
剤は、カラー磁性トナーの帯電性を調整するために添加
される添加剤であり、有機酸、界面活性剤、その他誘電
性物質が使用される。正帯電トナー用に用いられるもの
としては、アルキルサリチル酸の金属錯体、ジカルボン
酸の金属錯体、多環体サリチル酸金属塩、脂肪酸金属塩
等を用いることができる。負帯電トナー用に用いられる
ものとしては、4級アンモニウム塩、ベンゾチアゾール
誘導体、グアナミン誘導体、ジブチルチンオキサイド、
含窒素化合物、塩素化パラフィン、塩素化ポリエステル
等を用いることができる。流動化剤は、カラー磁性トナ
ーの流動性を向上させて、紙面上での不要な残留を防止
するために添加される添加剤であり、例えばコロイダル
シリカ、アエロジル、酸化チタン粉、アルミナ粉、酸化
亜鉛粉、脂肪酸金属塩粉等を用いることができる。離型
剤は、現像機の定着ロールなどへのカラー磁性トナーの
付着を防止するために添加される添加剤であり、例えば
低分子ポリエチレン、低分子ポリプロピレン等を用いる
ことができる。有機高分子膜中のこれら添加剤の含有量
は、総量として上限を60重量%程度とすることが好ま
しい。前記含有量よりも多量になると、カラー磁性トナ
ーとして実用的な磁気特性が得られない。
【0020】以上の要素を組み合わせることにより、鮮
やかな色のカラー磁性トナーとすることができる。図1
は、上記で説明した、本発明に係るカラー磁性トナーの
一実施形態を示す概略断面図であるが、図示されるよう
に、基体粒子である磁性体粒子1上に、金属化合物膜2
と別の金属化合物膜3とを積層してなる光干渉性多層膜
が形成され、更に最外表面を有機高分子膜4で被覆して
構成される。尚、金属化合物膜2及び別の金属化合物膜
3は、その一方が金属膜であってもよい。
【0021】
【実施例】以下、実施例並びに比較例により、本発明を
より明確にすることができる。但し、以下の実施例によ
り本発明が限定されることはない。
【0022】実施例1 (酸化物被覆粉体の製造方法) *1層目:シリカコーティング BASF製カーボニル鉄粉(平均粒径1.8μm)10
gをエタノール100ml中に分散し、容器をオイルバ
スで加熱して液の温度を55℃に保持する。これにシリ
コンエトキシド6gとアンモニア水(29%)6gおよ
び水8gを添加し、攪拌しながら2時間反応させた。反
応後エタノールで希釈洗浄し、濾過し、真空乾燥機で1
10℃で3時間乾燥した。乾燥後、回転式チューブ炉を
用いて加熱処理を650℃で30分施してシリカコート
粉体Aを得た。得られたシリカコート粉体Aの膜厚は7
5nmであり、分散状態は非常に良かった。
【0023】*2層目:チタニアコーティング 加熱処理後再度、得られたシリカコート粉体A10gに
対しエタノール200ml中を加えて分散し、容器をオ
イルバスで加熱して液の温度を55℃に保持した。これ
にチタンエトキシド5g加え、攪拌した。更に、これに
エタノール30mlと水8.0gの混合溶液を60分か
けて滴下した後、2時間反応させ、真空乾燥および加熱
処理を施してシリカ・チタニアコート粉体Bを得た。得
られたシリカ・チタニアコート粉末Bは分散性が良く、
それぞれ単粒子であった。シリカ・チタニアコート粉末
Bのチタニア膜の厚さは、50nmであった。またこの
粉体の分光反射曲線のピーク波長は445nmであり、
ピーク波長での反射率は40%で、鮮やかな青色であっ
た。
【0024】(ポリスチレン複合粉体)蒸留水600g
にスチレンモノマー500gを入れ、70℃まで加熱攪
拌しながらラウリル硫酸ナトリウムを添加して乳化し
た。次いで、表面をメタクリル酸で親油化したシリカ・
チタニアコート粉末B25gを添加し、高速攪拌して十
分混合した。これに過硫酸アンモニウム水溶液10%を
添加して重合反応を開始させ、4時間攪拌して反応させ
た。反応終了後、蒸留水2リットルで希釈し、傾斜洗浄
で上液を捨て、沈殿物を集めて濾紙上で乾燥して青色の
ポリスチレン被覆粉体を得た。得られた青色のポリスチ
レン被覆粉体は球状で、また磁場10kOeでの磁化は1
20emu/gであった。
【0025】実施例2 *1層目:シリカコーティング BASF製カーボニル鉄粉(平均粒径1.8μm)10
gをエタノール100ml中に分散し、容器をオイルバ
スで加熱して液の温度を55℃に保持する。これにシリ
コンエトキシド6gとアンモニア水(29%)6gおよ
び水8gを添加し、攪拌しながら2時間反応させた。反
応後エタノールで希釈洗浄し、濾過し、真空乾燥機で1
10℃で3時間乾燥した。乾燥後、回転式チューブ炉を
用いて加熱処理を650℃で30分施してシリカコート
粉体Bを得た。得られたシリカコート粉体Bの膜厚は7
0nmであり、分散状態は非常に良かった。
【0026】*2層目:チタニアコーティング 加熱処理後再度、得られたシリカコート粉体B10gに
対しエタノール200ml中を加えて分散し、容器をオ
イルバスで加熱して液の温度を55℃に保持した。これ
にチタンエトキシド4.7g加え攪拌し、更にエタノー
ル30mlと水8.0gの混合溶液を60分かけて滴下
した後、2時間反応させ、真空乾燥および加熱処理を施
してシリカ・チタニアコート粉体Cを得た。得られたシ
リカ・チタニアコート粉体Cは分散性が良く、それぞれ
単粒子であった。また、このシリカ・チタニアコート粉
体Cのチタニア膜の厚さは、45nmであった。またこ
の粉体の分光反射曲線のピーク波長は410nmであ
り、ピーク波長での反射率は41%で、鮮やかな青紫色
であった。
【0027】*3層目:シリカコーティング シリカ・チタニアコート粉体C10gをエタノール10
0ml中に分散し、容器をオイルバスで加熱して液の温
度を55℃に保持した。これにシリコンエトキシド6g
とアンモニア水(29%)6gおよび水8gを添加し、
攪拌しながら2時間反応させた。反応後エタノールで希
釈洗浄し、濾過し、真空乾燥機で110℃で3時間乾燥
した。乾燥後、回転式チューブ炉を用いて加熱処理を6
50℃で30分施してシリカ・チタニア・シリカコート
粉体Dを得た。得られたシリカ・チタニア・シリカコー
ト粉体Dの膜厚は75nmであり、分散状態は非常に良
かった。
【0028】*4層目:チタニアコーティング 加熱処理後再度、得られたシリカ・チタニア・シリカコ
ート粉体D10gに対しエタノール200ml中を加え
て分散し、容器をオイルバスで加熱して液の温度を55
℃に保持した。これにチタンエトキシド5.5g加え、
攪拌した。これにエタノール30mlと水8.0gの混
合溶液を60分かけて滴下した後、2時間反応させ、真
空乾燥および加熱処理を施してシリカ・チタニア・シリ
カ・チタニアコート粉体Eを得た。得られたシリカ・チ
タニア・シリカ・チタニアコート粉体Eは分散性が良
く、それぞれ単粒子であった。また、このシリカ・チタ
ニア・シリカ・チタニアコート粉体Eにおいて新たに形
成されたチタニア膜の厚さは、53nmであった。
【0029】(ポリスチレン複合粉体)蒸留水600g
にスチレンモノマー90g、ブチレンアクリレート10
gとを入れ、70℃まで加熱攪拌しながらラウリル硫酸
ナトリウムを入れ乳化した。ついで、シリカ・チタニア
・シリカ・チタニアコート粉体E50gを添加し、高速
攪拌して十分混合した。これに過硫酸アンモニウム水溶
液10%を添加し、重合反応を開始させ、4時間攪拌し
て反応させた。反応終了後、蒸留水2リットルで希釈
し、傾斜洗浄で上液を捨て、沈殿物を濾紙上で乾燥して
青色のポリスチレン被覆粉体を得た。得られたポリスチ
レン被覆粉体の分光反射曲線のピーク波長は445nm
であり、ピーク波長での反射率は55%で、鮮やかな青
色であった。また、この粉体の磁場10kOeでの磁化
は、78emu/gであった。
【0030】比較例1 (単純に磁性体と顔料を混合した場合)トルコブルー
(青色顔料)反射率(平均粒径0.2μm、反射ピーク
455μm、反射率55%)を用い、これとBASF製
カーボニル鉄粉(平均粒径1.8μm)を重量比25
g:25gで混合し、十分に均一化した。この粉体を、
蒸留水600gにスチレンモノマー90g、ブチレンア
クリレート10gを入れて70℃まで加熱攪拌し、更に
ラウリル硫酸ナトリウムを入れて乳化した溶液中に入
れ、高速攪拌して十分混合した。これに過硫酸アンモニ
ウム水溶液10%を添加し、重合反応を開始させ、4時
間攪拌し反応させた。反応終了後、蒸留水2リットルで
希釈し、傾斜洗浄で上液を捨て、沈殿物を濾紙上で乾燥
したところ、顔料と鉄粉体が全てポリスチレンに被覆さ
れて一体となった球状粉体を得た。このポリスチレン被
覆粉体Aは暗青色であり、反射ピーク455nm、反射
率22%に減少した。また、この粉体の磁場10kOeで
の磁化は75emu/gであった。
【0031】実施例2と比較例1との比較からわかるよ
うに、単純に顔料と磁性体粒子とバインダー樹脂とを混
合しただけでは色は良くならず、同様の磁化を持つカラ
ー磁性トナーであっても、色彩的に優れたものとするた
めには、実施例2のように磁性体粒子に着色を施す必要
があることが確認された。
【0032】実施例3 有機染料オイルブルー10gをベンゼン20gに溶解
し、スチレンモノマー90gとブチレンアクリレート1
0gを混合して着色樹脂原料とした。蒸留水600gに
上記着色樹脂原料を入れ、更にラウリル硫酸ナトリウム
を入れて70℃まで加熱攪拌しながら乳化した。次い
で、この溶液に実施例2と同様にして作成したシリカ・
チタニアコート粉体E50gを添加し、高速攪拌して十
分混合した。これに過硫酸アンモニウム10%水溶液を
添加し、重合反応を5時間行った。反応終了後、蒸留水
2リットルで希釈し、傾斜洗浄を2回繰り返し、沈殿物
を濾過洗浄して青色のポリスチレン被覆粉体Bを得た。
得られたポリスチレン被覆粉体Bの分光反射曲線のピー
ク波長は455nmであり、ピーク波長での反射率は5
2%であった。また、このポリスチレン被覆粉体Bの磁
場10kOeでの磁化は75emu/gであった。そし
て、実施例3及び比較例1で得られたポリスチレン被覆
粉体A、Bを、それぞれ1.7gをコーターを用いてA
4コピー用紙の面積80%に均一に一様に塗布したとこ
ろ、実施例3のポリスチレン被覆粉体Bは鮮やかな青色
となった。しかし、比較例1で得られたポリスチレン被
覆粉体Aでは、暗灰色となった。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁性体粒子の上に金属化合物及び/または金属膜からな
る多層の光干渉性の被覆膜を設け、その膜構成により白
色あるいは所望の色を呈する粉体とし、更にその上にバ
インダー用有機高分子膜を成膜することにより、1成分
系であっても鮮やかな色彩の画像を形成できるカラー磁
性トナーを提供することができる。更に、有機高分子膜
に着色剤を含有させることにより、より鮮やかな色とす
ることができる。その結果、複写装置が簡単でコンパク
トとなり、また同じ原理のレーザープリンターやファク
シミリのカラー化も可能となる。更に、2成分系現像方
式において廃棄物となるキャリアが無くなり、低コスト
化が可能となるばかりでなく、環境保全においても好ま
しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー磁性トナーの一実施形態を示す
概略断面図である。
【符号の説明】
1 磁性体粒子 2 金属化合物膜 3 金属化合物膜 4 有機高分子膜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体からなる基体粒子上に光干渉性多
    層膜が形成され、かつ前記光干渉性多層膜上に有機高分
    子膜が形成されたことを特徴とするカラー磁性トナー。
  2. 【請求項2】 前記光干渉性多層膜が、可視領域の光を
    反射することを特徴とする請求項1に記載のカラー磁性
    トナー。
  3. 【請求項3】 前記有機高分子膜が、着色剤を含有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のカラー磁性
    トナー。
  4. 【請求項4】 前記光干渉性多層膜が、金属化合物膜及
    び/または金属膜を多層に積層して構成されることを特
    徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のカラー磁
    性トナー。
  5. 【請求項5】 磁性体粒子上に金属化合物及び/または
    金属からなる多層膜を形成した後、重合法により有機高
    分子膜を形成することを特徴とするカラー磁性トナーの
    製造方法。
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