JPH09329774A - 液晶表示基板外観検査装置 - Google Patents

液晶表示基板外観検査装置

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JPH09329774A
JPH09329774A JP14924696A JP14924696A JPH09329774A JP H09329774 A JPH09329774 A JP H09329774A JP 14924696 A JP14924696 A JP 14924696A JP 14924696 A JP14924696 A JP 14924696A JP H09329774 A JPH09329774 A JP H09329774A
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liquid crystal
substrate
board
crystal display
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JP14924696A
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Katsunari Sato
克成 佐藤
Kiyohide Koizumi
清秀 小泉
Kaoru Yamada
薫 山田
Susumu Niwa
進 丹羽
Masayuki Hikiba
正行 引場
Koichi Kataoka
功一 片岡
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネルを品種ごとに自動的に分類す
ることが可能な技術を提供すること。 【解決手段】 液晶表示基板毎の情報を収集し管理する
基板情報管理手段と、前記液晶表示基板上の基板ナンバ
ーを読み取る基板ナンバー読み取り手段と、該基板ナン
バー読み取り手段が読み取った基板ナンバーに基づい
て、当該液晶表示基板の品種情報を前記基板情報管理手
段から検索し取得する検索取得手段と、前記基板取り出
し手段が取り出した液晶表示基板の外観検査を行い、そ
の検査結果を入力するための検査結果入力手段と、該検
査結果入力手段から入力される検査結果を前記基板情報
管理手段に転送する基板情報転送手段と、前記品種情報
および前記検査結果に基づいて、前記液晶表示基板を品
種および検査結果ごとに分類する分類手段とを具備する
液晶表示基板外観検査装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示基板外観
検査装置に関し、特に、製造工程からカセットに格納さ
れて搬入される液晶表示基板の外観検査および品種ごと
の分類に伴う移載作業を自動的に行うための技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示パネル(液晶ガラス基
板,液晶表示基板)の製造ラインでは、出荷時の最終検
査として、目視によって液晶表示基板割れや汚れ等の検
査を行う、いわゆる、外観検査を行うことが一般的に行
われている。
【0003】また、液晶表示パネルは製造工程からカセ
ットに格納した状態で搬入されるので、この液晶表示パ
ネルを1枚毎にトレーに収納し、このトレーを複数枚毎
にまとめた状態にして出荷していた。
【0004】また、このとき、製造工程では複数の仕様
(品種)の液晶表示パネルが製造されており、この液晶
表示パネルが出来上がった順番に外観検査を行うための
工程に搬入されてくるので、この工程では前述する外観
検査およびトレーへの詰め替えと共に、品種毎に液晶表
示パネルを仕分けると言うことが行われていた。
【0005】次に、液晶表示パネルの搬入から搬出(払
い出し)まで作業手順を順番に説明すると、まず、液晶
表示パネルは前工程である製造工程からカセットに格納
されて品種を記載した伝票と共に搬入される。
【0006】作業者は搬入に伴う受付を行った後、カセ
ットから1枚づつ液晶表示パネルを取り出し、目視によ
る外観検査を行うと共に、各液晶表示パネルごとに印刷
されており、製造年月や品種等の情報を含む基板ナンバ
ーを読み取る。
【0007】このとき、検査した液晶表示パネルが良品
であるならば、作業者はこの液晶表示パネルをトレーに
詰め替えると共に、基板ナンバーに基づいて品種ごとに
仕分けをした後、その基板ナンバーを所定の記録用紙に
記録する。
【0008】一方、検査した液晶表示パネルが不良品で
あった場合は、作業者はその液晶表示パネルを不良品用
の収集箱に投入した後、その液晶表示パネルの基板ナン
バーと不良品であったこととを所定の記録用紙に記入す
る。
【0009】前述した手順で搬入された液晶表示パネル
の外観検査および仕分けを行い、その結果を集計し報告
するのは日報によって行われていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0011】従来の外観検査では、前述するように、外
観検査をはじめとして、品種ごとの仕分け、カセットか
らトレーへの詰め替え、および、基板ナンバーの記録等
の作業を全て作業者が行っていたので、作業ミス等によ
って、液晶表示パネルの角を作業台等に当てることによ
る、基板の角等が欠けてしまういわゆるチッピング等の
不良が多数発生するという問題があった。
【0012】また、検査結果の集計はその日の作業が終
了した後、記録用紙に記入された結果を集計することに
より行っていたので、製造装置等の異常が原因となる不
良が多発した場合であっても、その結果を製造工程に速
やかにフィードバック出来ないと言う問題があった。
【0013】液晶表示パネルの品種が多くなった場合、
作業者に対する負担が増大することになるので、不良の
発生確率が増大するという問題があった。
【0014】本発明の目的は、液晶表示パネルを品種ご
とに自動的に分類することが可能な技術を提供すること
にある。
【0015】本発明の他の目的は、液晶表示パネルをカ
セットからトレーへ自動的に詰め替えることが可能な技
術を提供することにある。
【0016】本発明の他の目的は、液晶表示パネルの検
査結果を速やかに製造工程にフィードバックすることが
可能な技術を提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、品種ごとに分類した
液晶表示パネルを払い出す際に、自動的に品種および数
量等を記入したカードを発行することが可能な技術を提
供することにある。
【0018】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0019】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0020】(1)液晶表示基板毎の情報を収集し管理
する基板情報管理手段と、前記液晶表示基板上の基板ナ
ンバーを読み取る基板ナンバー読み取り手段と、該基板
ナンバー読み取り手段が読み取った基板ナンバーに基づ
いて、当該液晶表示基板の品種情報を前記基板情報管理
手段から検索し取得する検索取得手段と、前記基板取り
出し手段が取り出した液晶表示基板の外観検査を行い、
その検査結果を入力するための検査結果入力手段と、該
検査結果入力手段から入力される検査結果を前記基板情
報管理手段に転送する基板情報転送手段と、前記品種情
報および前記検査結果に基づいて、前記液晶表示基板を
品種および検査結果ごとに分類する分類手段とを具備す
る液晶表示基板外観検査装置。
【0021】(2)液晶表示基板毎の情報を収集し管理
する基板情報管理手段と、基板格納手段から前記液晶表
示基板を1枚ずつ取り出す基板取り出し手段と、該基板
取り出し手段が取り出した前記液晶表示基板上の基板ナ
ンバーを読み取る基板ナンバー読み取り手段と、該基板
ナンバー読み取り手段が読み取った基板ナンバーに基づ
いて、当該液晶表示基板の品種情報を前記基板情報管理
手段から検索し取得する検索取得手段と、前記基板取り
出し手段が取り出した液晶表示基板を外観検査を行う前
記作業者のもとに搬送する搬送手段と、前記作業者の検
査結果を入力するための検査結果入力手段と、該検査結
果入力手段から入力される検査結果を前記基板情報管理
手段に転送する基板情報転送手段と、前記品種情報およ
び前記検査結果に基づいて、前記液晶表示基板を品種お
よび検査結果ごとに分類する分類手段と、該分類手段が
分類した前記液晶表示基板を払い出す払い出し手段とを
具備する液晶表示基板外観検査装置。
【0022】(3)前述する(2)に記載の液晶表示基
板外観検査装置において、前記払い出し手段は、前記液
晶表示基板の払い出しと共に、前記品種情報に基づいた
カードを印刷する印刷手段を具備する。
【0023】(4)製造工程で製造された液晶表示基板
に傷および汚れ等がないかを検査する作業者と対向して
配置される外観検査装置の背面カバーにおいて、前記背
面カバーは、反射防止加工が施されていると共に、前記
液晶基板の表面に写ることになる部分が前記作業者から
遠ざかるように配置される。
【0024】前述する(1)および(2)の手段によれ
ば、基板取り出し手段が基板格納手段から液晶表示基板
を1枚ずつ取り出し、基板ナンバー読み取り手段がこの
液晶表示基板上の基板ナンバーを読み取った後、搬送手
段が液晶表示基板を外観検査を行う作業者のもとに搬送
すると共に、分類手段が検索取得手段の得た液晶表示基
板の品種情報および外観検査の検査結果に基づいて、液
晶表示基板を品種別に分類し、その後払い出し手段が払
い出し先別に、自動的に液晶表示基板を払い出すので、
作業者が特別の指示を与えることなく自動的に液晶表示
基板の分類および払い出しができる。
【0025】また、検査結果入力手段から入力された検
査結果は、基板情報転送手段によって直ちに基板情報管
理手段に転送されるので、外観検査の結果を速やかに製
造工程にフィードバックできる。
【0026】前述する(3)の手段によれば、払い出し
手段が液晶表示基板の払い出しと共に、検索取得手段が
得た液晶表示基板の品種情報に基づいたカードを印刷す
るので、自動的に品種および数量等を記入したカードを
発行できる。
【0027】前述する(4)の手段によれば、作業者が
外観検査を行う外観検査部の背面カバーは、反射防止加
工が施されている黒色のカバーであると共に、作業者が
搬送手段上の液晶表示基板の表面を観たときに基板表面
に写ることになるカバー部分は、作業者から遠ざかるよ
うに配置されているので、液晶表示基板の表面に写り込
むカバーからの反射光を減少でき、液晶表示基板上の汚
れおよび傷等を容易に発見できる。
【0028】また、液晶表示基板上の汚れおよび傷等を
容易に発見できるので、作業効率を向上できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、発明の実
施の形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明
する。
【0030】なお、発明の実施の形態を説明するための
全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0031】図1は本発明の一実施の形態の外観検査装
置の概略構成を説明するための斜視図であり、1はカセ
ット投入部、2は基板抜き取り部、3は文字読み取り
部、4は表側検査部、5は検査結果入力端末(検査結果
入力手段)、6は基板反転部a、7は裏側検査部、8は
基板収納部、9は制御用パソコン(検索取得手段、基板
情報転送手段)、10はバーコードプリンタ(印刷手
段)、11は仕分け払い出し部(払い出し手段)、12
は基板反転部b、13は仕分けロボット(分類手段)、
14は液晶基板(液晶表示基板)、15は作業者、16
はシーケンサを示す。
【0032】なお、本実施の形態の外観検査装置は、製
造工程で製造された液晶基板14の表面についている傷
や汚れ等の有無を検査する、いわゆる、外観検査工程で
用いられる装置である。
【0033】また、図中に示す矢印は、液晶基板14の
移動方向(流れ方向)もしくは各装置の動作方向を示す
ものである。
【0034】本実施の形態の外観検査装置の動作を説明
するにあたり、液晶基板14の表側とは基板ナンバーが
印刷ないし刻印されている側の面、裏側とは前述の表側
と反対の側の面を指すものとする。
【0035】図1において、カセット投入部1は、製造
工程で製造した液晶基板14を格納したカセットを投入
するところであり、詳細な構成については後述する。
【0036】基板抜き取り部2は、カセット投入部1に
投入された液晶基板14をカセットから1枚づつ抜き出
し、次の文字読み取り部3に投入する部分であり、3軸
ロボットとこのロボットを制御する制御装置とから構成
される。なお、詳細については後述する。
【0037】文字読み取り部3は、液晶基板14に印刷
されている基板ナンバーを読み取り、文字情報に変換す
る部分であり、詳細については後述する。なお、基板ナ
ンバーは当該液晶基板14の製造年月日、品種等に関す
る情報を有している。
【0038】表側検査部4は、作業者15が目視により
液晶基板14の表側の外観検査を行うための部分であ
り、詳細については後述する。
【0039】検査結果入力端末5は、作業者15が液晶
基板14の外観検査の結果を入力するための入力装置で
あり、制御用パソコン9に接続されている。また、検査
結果入力端末5は表側と裏側との検査結果をそれぞれ入
力するために、専用の入力端末が2台設置される。
【0040】基板反転部a6,基板反転部b12は、作
業者15に液晶基板14の裏側の外観検査を行い易くす
るために液晶基板14を裏返すための基板反転装置であ
る。この基板反転装置は、たとえば、液晶基板14の移
動方向に対して垂直となる方向の回転軸を有する平板も
しくは矩形枠に、吸着パッドと平板もしくは矩形枠を回
転軸を中心として180°回転させる回転駆動部とを取
り付けておき、図示しない搬送装置の移動タイミングに
合わせて、吸着パッドによる液晶基板14の吸着、平板
もしくは矩形枠の180°の回転、液晶基板14の吸着
解除を順番に行うことにより、液晶基板14の表側と裏
側とを反転させる。
【0041】裏側検査部7は、基板反転部a6によって
反転された液晶基板14の裏側を作業者15が検査する
ための部分であり、その構成は前述する表側検査部4と
同じである。
【0042】基板収納部8は、図示しない搬送機で1枚
づつ搬送されてくる液晶基板14を順番に1枚づつトレ
ーに格納する部分であり、詳細については後述する。
【0043】制御用パソコン9は、本実施の形態の外観
検査装置の動作、液晶基板14の種別および検査結果等
に関する情報の管理を行うと共に、製造工場全体の情報
を管理する管理システム(上位の情報処理装置)と周知
の通信手段によって接続されており、検査結果等の液晶
基板14に関する情報のやりとりを行う。なお、本実施
の形態では、イーサネットで接続されている。
【0044】バーコードプリンタ10は、仕分け払い出
し部11から払い出される液晶基板14に関する情報
(たとえば、検査年月日、数量、品種等の情報)をバー
コードとして印刷するための、バーコード印刷用が可能
な周知のプリンターである。
【0045】仕分け払い出し部11は、たとえば、仕分
けロボット13が品種別に仕分けした液晶基板14を払
い出すための部分であり、払い出しと共にバーコードプ
リンタ10から払い出し品に関する情報のバーコードが
印刷されたカードが発行される。
【0046】仕分けロボット13は、基板収納部8で1
枚づつトレーに収納された液晶基板14を、トレーと共
に基板収納部8から仕分け払い出し部に仕分けしながら
移動させるための4軸ロボットである。
【0047】液晶基板14は、検査対象である周知の液
晶基板であり、作業者15は、特に、外観検査工程での
作業を行う作業者のことであり、図示しない制御装置に
より制御される。
【0048】シーケンサ16は、本実施の形態の外観作
業装置に用いられている各装置を制御し、その各装置を
所定の手順で動作させるための周知のシーケンサであ
る。また、シーケンサ16は制御用パソコン9とも接続
されている。
【0049】次に、図2に液晶基板の搬送手順を説明す
るための図を示し、以下、図1および図2に基づいて、
本実施の形態の外観検査装置における液晶基板14の搬
送手順を説明する。
【0050】カセット投入部1に基板の入ったカセット
が投入されたことを図示しないセンサが検知すると、ま
ず、このセンサからシーケンサ16に検知信号が出力さ
れる。
【0051】検知信号を受け取ったシーケンサ16は、
基板抜き取り部2から遠い投入位置(基板入りカセット
投入ポジション)に投入されたカセットを、基板抜き取
り部2にもっとも近い位置(基板入りカセット抜き取り
ポジション)に移動させる指示をカセット投入部1に出
し、カセット基板抜き取り部2に近い位置に移動させ
る。
【0052】シーケンサ16がカセットの移動の完了を
検知すると、次に、シーケンサは基板抜き取り部2に対
して、カセットに格納されている液晶基板14を1枚ず
つ抜き取り、文字読み取り部3に移動させる指示を行
う。
【0053】この指示を受けた基板抜き取り部2は、カ
セットから1枚ずつ液晶基板14を抜き出し、この液晶
基板14を文字読み取り部3に移動する。
【0054】文字読み取り部3では、文字読み取りカメ
ラで基板ナンバーを読み取る。この後、この液晶基板1
4は図示しない搬送手段によって矢印で示す方向に搬送
され、表面検査部4に送られる。また、文字読み取りカ
メラで読み取られた基板ナンバーは文字読み取り部3で
文字情報に変換された後に、制御用パソコン9に転送さ
れる。
【0055】なお、図示しない搬送手段については後述
する。
【0056】表面検査部4では、図1に示すように、作
業者15が搬送されてくる液晶基板14の表側の検査を
随時行い、その結果を検査結果入力端末5に入力する。
表面検査の終了した液晶基板14は、搬送手段によって
基板反転部a6まで搬送され、この基板反転部a6で液
晶基板14の表裏の反転を行った後、再び、搬送手段に
戻され、次の裏側検査部7に送られる。
【0057】裏側検査部7では、表面検査部4と同様
に、作業者15が搬送されてくる液晶基板14の裏側の
検査を随時行い、その結果を裏側検査部7に設置される
検査結果入力端末5に入力する。ただし、裏側検査部7
に搬送されてくる液晶基板14は、基板反転部a6によ
って表裏が反転されているので、作業者15は表側検査
部4での検査と同様に、搬送手段で搬送されてくる液晶
基板14の上側を向いている面を検査するのみでよい。
【0058】裏面検査の終了した液晶基板14は、搬送
手段によって基板反転部b12まで搬送され、この基板
反転部b12で再び液晶基板14の表裏が反転された
後、搬送手段に戻され、基板収納部8に送られる。
【0059】基板収納部8では、順次、搬送手段によっ
て搬送されてくる液晶基板14を1枚づつトレーに格納
する。トレーに格納された液晶基板14は、仕分けロボ
ット13によって、たとえば、品種毎のグループに仕分
けられ、仕分け払い出し部11に載置される。
【0060】仕分け払い出し部11では、予め設定され
た数量(枚数)の液晶基板14が載置されると、その数
量の液晶基板14を払い出し単位として、払い出しを行
う。
【0061】次に、図3に本実施の形態の外観検査装置
における情報の流れを説明するためのブロック図を示
し、以下、図3に基づいて、本実施の形態の外観検査装
置における情報の流れを説明する。
【0062】ただし、図3において、図3(a)は管理
システムと外観検査装置とで交換される液晶基板の品種
情報の流れを説明するための図であり、図3(b)は管
理システムと外観検査装置とで交換される液晶基板の検
査結果に関する情報の流れを説明するための図である。
【0063】なお、本実施の形態では、制御用パソコン
9を含む工場全体に設置される各情報処理装置は、周知
のクライアント/サーバ型のシステム構成を採用してい
る。
【0064】図3において、31は管理システム、32
は基板ナンバーファイルサーバ(基板情報管理手段)、
33は文字読み取り装置(基板ナンバー読み取り手段)
を示す。
【0065】管理システム31は、たとえば、液晶基板
14の各製造工程に配置される情報処理装置(制御用パ
ソコン9を含む)を所定台数ごとに管理するワークステ
ーション等の情報処理装置と、この複数台のワークステ
ーション等を管理する情報処理装置、すなわち、工場全
体を管理する情報処理装置とを含めた情報処理装置シス
テムであり、これらの情報処理装置はそれぞれ周知のイ
ーサネットによって接続されている。
【0066】基板ナンバーファイルサーバ32は、管理
システム31を構成する情報処理装置の内の1台であ
り、液晶基板14に関する情報を格納しているサーバで
ある。
【0067】文字読み取り装置33は、図1および図2
の文字読みとり部3に配置される文字読み取りカメラ
と、該カメラで撮影した基板ナンバーの画像を周知の文
字認識技術を用いてテキストデータである文字情報に変
換する文字認識装置とから構成される文字読み取り装置
である。
【0068】また、文字読み取り装置33は、文字認識
により得られた基板ナンバーを制御用パソコン9に転送
するために、たとえば、周知の通信回線であるRS23
2Cで制御用パソコン9と接続されている。
【0069】また、制御用パソコン9は、出荷時に必要
となる出荷カードを作成する際に必要となる日付、品種
および数量等の情報をバーコードプリンタ10に転送す
るために、たとえば、周知のプリンタ専用の通信回線で
接続されている。
【0070】さらには、仕分けロボット13に仕分け先
の情報を転送するために、制御用パソコン9は仕分けロ
ボット13と、たとえば、RS232Cで接続されてい
る。
【0071】図3(a)に基づいて、管理システム31
と本実施の形態の外観検査装置とで交換される液晶基板
の品種情報の流れ、すなわち、管理システム31内の基
板ナンバーファイルサーバ32、文字認識装置33、制
御用パソコン9、仕分けロボット13およびバーコード
プリンタ10間での情報の流れを説明する。
【0072】まず、文字読み取り装置32で液晶基板1
4に印刷された基板ナンバーが文字情報として認識され
ると、その基板ナンバーは通信回線を介して制御用パソ
コン9に転送される。
【0073】制御用パソコン9は、転送された基板ナン
バーを有する液晶基板14に関する情報を得るため、管
理システム31を構成する基板ナンバーファイルサーバ
32に対して、得られた基板ナンバーに対応する基板ナ
ンバーファイルの検索指示を通信回線を介して転送し、
その応答情報として、品種、ランクおよび製造工程で使
用された製造装置等の液晶基板14に関する情報が格納
される基板ナンバーファイルを基板ナンバーファイルサ
ーバ32から受け取る。
【0074】なお、本実施の形態の外観検査装置では、
基板ナンバーは少なくとも当該基板ナンバーを有する液
晶基板14が払い出されるまでは、制御用パソコン9が
保持する構成となっている。
【0075】また、前述する基板ナンバーファイルサー
バ32と制御用パソコン9との情報のやりとりは、たと
えば、周知のクライアント/サーバシステムにおける検
索技術を用いることにより実現できるので、詳細につい
ては省略する。
【0076】次に、制御用パソコン9は、基板ナンバー
ファイルサーバ32から受け取った基板ナンバーファイ
ルを、一旦、メモリ内に格納した後、この基板ナンバー
ファイルに基づいて、制御用パソコン9が仕分け先を決
定し、その仕分け先に該当する位置に液晶基板14を搬
送するための仕分け先情報を仕分けロボット13に送
る。
【0077】ただし、仕分けロボット13に送る仕分け
先情報は、当該液晶基板14が仕分けられる時とする。
【0078】仕分けロボット13は、制御用パソコン9
から送られた仕分け先情報に基づいて、該当する液晶基
板14を仕分け払い出し部11の仕分け先位置に搬送す
る。
【0079】また、制御用パソコン9は、本実施の形態
の外観検査装置に投入された液晶基板数すなわち文字読
み取りが完了した液晶基板数と、作業者による外観検査
結果とから仕分け払い出し部11に所定枚数の液晶基板
が払い出されたかを監視し、払い出し枚数が所定枚数に
達した場合には、制御用パソコン9はその液晶基板の払
い出しの指示と共に、日付、品種および数量等の情報を
バーコード情報に変換した後、該バーコード情報をバー
コードプリンタ10に出力する。
【0080】バーコードプリンタ10は、受信したバー
コード情報に基づき、該バーコードを記載したカード
(管理カード)を印刷する。
【0081】次に、図3(b)に基づいて、管理システ
ム31と本実施の形態の外観検査装置とで交換される液
晶基板14の検査結果に関する情報の流れを説明する
と、作業者15が検査結果入力端末5から入力した検査
結果は、まず、シーケンサ16に入力される。
【0082】シーケンサ16は入力された検査結果を、
その検査結果に対応する信号形式で制御用パソコン9に
出力する。
【0083】シーケンサ16からの検査結果を受け取っ
た制御用パソコン9は、その信号に基づいて検査結果を
決定した後、その検査結果をメモリに格納すると共に、
管理システム31と制御用パソコン9とを接続する通信
回線を介して、検査結果を管理システム31に転送す
る。
【0084】なお、検査結果を実際に受信するのは、管
理システム31内を構成するサーバであり、たとえば、
前述する基板ナンバーファイルサーバ32内に基板ナン
バーファイルに格納することにより、液晶基板14に関
する情報を一元的に管理できる。
【0085】検査結果を受信した管理システム31は、
たとえば、製造工程で使用された製造装置ごとに不良品
の発生数もしくは発生率を監視し、不良品の発生数もし
くは不良率が所定の値を超えたならば、警告を発すると
共に該当する製造装置を管理する情報処理装置に製造装
置を停止させる等の指示を与えることにより、製造装置
等の動作異常に伴う不良品の発生数の増加を最小限に抑
えることができる。
【0086】したがって、製造原価を低減できる。
【0087】次に、図4から図12に本実施の形態の外
観検査装置を構成する各機能部の詳細な構成を説明する
ための図を示し、以下、各図に基づいて、対応する機能
部の詳細な構成および動作を説明する。
【0088】まず、図4に本実施の形態の外観検査装置
のカセット投入部を説明するための斜視図を示し、以
下、図4に基づいて、本実施の形態の外観検査装置のカ
セット投入部を説明する。
【0089】ただし、図4において、41は基板入りカ
セット投入ポジション、42は基板入りカセット仮置き
ポジション、43は基板抜き取りポジション、44は空
カセット仮置きポジション、45は空カセット取り出し
ポジション、46はトラバーサ、47は基板抜き取りロ
ボット(基板抜き出し手段)、48はカセット位置決め
コマ、49は基板入りカセット(基板収納手段)、50
は空カセットを示す。
【0090】基板入りカセット投入ポジション41は、
本実施の形態の外観検査装置への液晶基板14の投入位
置であり、特に、カセット投入部1における投入ポジシ
ョンである。
【0091】すなわち、図1中の矢印で示すように、基
板入りカセット投入ポジション41に投入した基板入り
カセット49は、順番に、基板入りカセット仮置きポジ
ション42、基板抜き取りポジション43、空カセット
仮置きポジション44、空カセット取り出しポジション
45の位置にトラバーサ46で移動される。
【0092】トラバーサ46は、DCリバーシブルモー
タまたはエアシリンダを駆動源として、水平方向の往復
動作をすることによって、たとえば、カセット等を移載
する移載装置であり、本実施の形態では、基板入りカセ
ット49を投入位置から抜き出しを行う位置にまで移動
させる。
【0093】基板抜き取りロボット47は、後述するよ
うに、液晶基板14を1枚づつカセットから抜き取るた
めのロボットであり、3軸ロボットと、その制御装置と
から構成される。
【0094】カセット位置決めコマ48は、基板入りカ
セット9を所定の位置からずれないように固定するため
の位置決め用のコマであり、その詳細な形状は図4中の
A部詳細に示すように、L字型をした所定の高さを有す
る角柱であり、L字型の内側に傾斜部分を有する。
【0095】特に、カセット位置決めコマ48の形状を
L字型にすると共に、そのL字型の内側を図4A部に示
すように所定の傾斜角(傾斜部分)を有する形状とする
ことにより、基板入りカセット49を投入するときに、
大まかな位置合わせをするのみで、正確な位置にそのカ
セットを設置できるという効果がある。
【0096】また、トラバーサ46に要求される位置合
わせ精度が緩和されるので、位置合わせ精度の低い安価
なトラバーサ46を使用できるという効果もある。
【0097】基板入りカセット9は前の工程(製造工
程)での出荷形式であり、空カセット10は液晶基板1
4を抜いてしまった後のカセットである。
【0098】次に、図5に本実施の形態のカセット投入
部の動作を説明するための図を示し、以下、図5に基づ
いて、カセット投入部の動作を説明する。
【0099】まず、図5(a)に示すように、基板入り
カセット投入ポジション41に基板入りカセット49が
投入されると、図示しないセンサが基板入りカセットの
投入を検知し、シーケンサ16に検知信号を伝達する。
【0100】検知信号を受け取ったシーケンサ16は、
トラバーサ46に取り付けられるエアシリンダ101に
圧縮空気を供給するための図示しないコンプレッサーを
動作させてエアシリンダー51を上昇させることによ
り、図5(b)に示すように、エアシリンダー51の先
端に取り付けられるカセット搭載プレート52上の基板
入りカセット49をカセット位置決めコマ48より高く
持ち上げる。
【0101】次に、シーケンサ16はトラバーサ46を
移動させるための図示しないモータに電流を供給するこ
とにより、図5(c)に示すように、トラバーサ46を
図5の左側の方向、すなわち、基板抜き取りポジション
43まで移動させる。
【0102】この後、シーケンサ16はエアシリンダ5
1に圧縮空気を供給するためのコンプレッサーを停止さ
せ圧縮空気を抜くことにより、図5(d)に示すよう
に、基板入りカセット49を基板抜き取りポジション4
3に置く。
【0103】なお、前述する動作は基板入りカセット4
9が無い場合に、基板入りカセット49を投入したとき
の動作を示したものである。一方、基板入りカセット投
入ポジション22あるいは基板抜き取りポジション43
に基板入りカセット49がある場合は、同一の移動手順
で隣接する右側のポジションに移動するところのみが、
前述する移動手順と異なるのみである。
【0104】また、前述する図示しないセンサは、たと
えば、静電容量センサ、光センサ、磁気センサ、スイッ
チ等の基板入りカセット49の投入が検出できるものな
らば、非接触型、接触型等の種類にかかわらず使用でき
ることは言うまでもない。
【0105】次に、図6に本実施の形態の基板抜き取り
部の概略構成を説明するための斜視図を示し、以下、図
6に基づいて、本実施の形態の基板抜き取り部の概略構
成を説明する。
【0106】ただし、61は文字読み取りカメラ、62
は基板位置決めピンを示す。
【0107】文字読み取りカメラ61は文字読み取り用
のカメラであり、その出力は図示しない周知の文字認識
装置に入力される。すなわち、文字読み取りカメラ61
は、液晶基板14に印刷されている基板ナンバーを画像
情報に変換した後、図示しない文字認識装置にその画像
情報を転送する。
【0108】文字認識装置は受信した画像情報を周知の
文字認識技術によってテキスト情報である文字情報に変
換した後、その文字情報を制御用パソコン9に転送する
構成となっている。
【0109】基板位置決めピン62は、液晶基板14に
印刷もしくは刻印されいる基板ナンバー部分を文字読み
取りカメラ61の読み取り範囲に正確に位置合わせする
ための位置合わせ用のピンであり、たとえば、この基板
位置決めピン62はエアシリンダに接続されており、シ
ーケンサ16がエアシリンダへの空気の供給・停止を制
御することによって、基板位置決めピン62を前後に動
作させる。
【0110】このとき、前後への移動に伴い、液晶基板
14の各辺を固定するための2本づつの基板位置決めピ
ン62の向きが変化しないように、基板位置決めピン6
2は所定の移動レールに沿って移動するように構成され
ている。
【0111】液晶基板14の位置合わせを行うときは、
たとえば、大まかな位置合わせは基板抜き取りロボット
47によって行い、その後、液晶基板14の4辺をこの
基板位置決めピン62で四方から押さえることによっ
て、液晶基板14の正確な位置合わせを行う。
【0112】なお、図中に示す直線の矢印は、液晶基板
14を固定する時の基板位置決めピン62の移動方向を
示し、曲線で示す矢印は、基板抜き取りロボット47の
回転方向を示す。
【0113】次に、図7に基板抜き取りロボットの動作
を説明するための図を示し、以下、この図に基づいて、
基板抜き取りロボット47の動作を説明すると、まず、
基板抜き取り部1の基板入りカセット投入ポジション4
1に投入された基板入りカセット9は、図示しない搬送
手段によって基板抜き取りポジション43に移動される
(図7(a)に示す状態)。
【0114】次に、基板抜き取りロボット7は、図7
(b)に示すように、まず、アームが基板入りカセット
9に入っている液晶基板14の内で一番下に位置する液
晶基板14と同じ高さになるまで、アームを上昇させ
る。次に、アームを基板入りカセット9側に前進させ、
アームの先端部分に取り付けられた吸着パッドが液晶基
板14のほぼ中央に位置させる。
【0115】次に、図7(c)に示すように、基板抜き
取りロボット7はアームを僅かに上昇させると共に、吸
着パッドに液晶基板14を吸着させる。ただし、このと
きのアームの上昇量は、基板入りカセット9の内側に設
けられる突起から液晶基板14が離れる程度でよい。
【0116】次に、図7(d)に示すように、基板抜き
取りロボット7はアームを後退させることにより、液晶
基板14を基板入りカセット9から抜き出す。
【0117】次に、図7(e)に示すように、アームを
シリンダを回転中心として180度回転させた後、図7
(f)に示すように、再びアームを前進させることによ
って基板入りカセット9から抜き出した液晶基板14を
文字読み取り部3に搬送する。
【0118】図8は本実施の形態の搬送手段における液
晶基板の固定方法を説明するための図であり、特に、図
8(a)は本実施の形態の搬送手段と吸着パッドとの位
置関係を説明するための斜視図、図8(b)は本実施の
形態の吸着パッド41と液晶基板との位置関係を説明す
るための上面図である。
【0119】図8において、81は搬送機、82は吸着
パッド、83は小型のガラス基板(小型の液晶基板)、
84は大型のガラス基板(大型の液晶基板)を示してい
る。
【0120】吸着パッド82は液晶基板14を固定する
ための吸着パッドであり、たとえば、図示しない真空ポ
ンプが接続され、この真空ポンプで吸着パッド82と液
晶基板14とが接触している接触面を真空に保持するこ
とによって、液晶基板14を固定する。
【0121】図8(a)から明らかなように、本実施の
形態の外観検査装置においては、吸着パッドの数は液晶
基板14が1枚に対して吸着パッド43が3個で固定す
るという構成となる。また、隣接する液晶基板14が接
触しないように、搬送機に所定の間隔を有して取り付け
られている。
【0122】なお、本実施の形態の外観検査装置におい
ては、吸着パッドの数は液晶基板14が1枚に対して吸
着パッド82が3個で固定するという構成であるが、3
個に限定されることはなく、液晶基板14を固定できる
ならば1個以上でよいことは言うまでもない。
【0123】また、図8(b)に示すように、吸着パッ
ド82の取り付け位置は、本実施の形態の外観検査装置
に投入される液晶基板の内でもっとも小さい液晶基板1
4(小型のガラス基板83)の内側となるような位置に
取り付けられている。
【0124】したがって、本実施の形態の外観検査装置
に投入される液晶基板14の内でもっとも大きい液晶基
板14(大型のガラス基板84)が投入された場合であ
っても、図8(b)に示すように、液晶基板14の内側
に吸着パッドが位置するので、種々のサイズの液晶基板
14に対応できる。
【0125】次に、図9に本実施の形態の搬送手段の概
略構成および動作を説明するための側面図を示し、以
下、図9に基づいて、本実施の形態の搬送手段の動作を
説明する。
【0126】図9において、91は1枚目の液晶基板、
92は2枚目の液晶基板、93はエアシリンダを示し、
1枚目の液晶基板91および2枚目の液晶基板92は、
移動の様子を説明するための特定した液晶基板14であ
る。
【0127】エアシリンダ93は、たとえば、周知のエ
アシリンダを用いており、図示しないシーケンサによっ
て制御されるコンプレッサーから供給される圧縮空気に
よって動作する。また、図9から明らかなように、エア
シリンダ93は、突き上げピン63を配置した水平板に
接続されており、このエアシリンダ93の伸縮(上昇,
下降)に伴い突き上げピン63が搬送機81で搬送され
る液晶基板14を搬送機81から一時的に持ち上げると
いう構造になっている。
【0128】なお、図9に示す搬送手段は、液晶基板1
4を図9の左から右に移動させる構成となっている。
【0129】本実施の形態の搬送手段は、図9(a)に
示すように、まず、エアシリンダ93が上昇している時
すなわち突き上げピン63が搬送機63の搬送面よりも
上に出ている時に、1枚目の液晶基板91が左端の突き
上げピン63上に投入される。
【0130】次に、図9(b)に示すように、エアシリ
ンダ93は下降すなわち突き上げピン63を搬送機81
の搬送面より下げる。このとき、図示しないシーケンサ
は吸着パッド82に接続する図示しない真空ポンプを動
作させることによって、液晶基板14を吸着パッド82
に固定(吸着)する。
【0131】次に、図9(c)に示すように、図示しな
いシーケンサは搬送機81に接続する図示しないモータ
を駆動することによって、搬送機81を右側に1ステッ
プ分移動させる。ただし、このときエアシリンダ93は
下降させたままである。なお、搬送機81を1ステップ
分移動させるということは、図9(c)に示すように、
隣接する突き上げピン63分の距離だけ搬送機81を移
動させるということである。
【0132】次に、図9(d)に示すように、シーケン
サは、まず、図示しない真空ポンプの動作を停止させる
ことにより吸着パッドによる液晶基板14の吸着を解除
した後、エアシリンダ93を上昇させることにより、液
晶基板14を再び搬送機81から浮かせる。
【0133】次に、図9(e)に示すように、エアシリ
ンダ93を下降させたままで、シーケンサは搬送機81
を左側に1ステップ分移動させる。なお、この動作は、
前述する図9(c)で搬送機81を右側に移動させた分
を戻すという動作に相当する。
【0134】次に、図9(f)に示すように、2枚目の
液晶基板92を投入する。
【0135】以上に示す動作を繰り返すことにより、左
側から投入された液晶基板14を、順次、右側に移動さ
せる。
【0136】次に、図10に本実施の形態の基板収納部
の概略構成を説明するための斜視図、図11に本実施の
形態の基板収納部の動作を説明するための図を示し、以
下、図10および図11に基づいて、本実施の形態の基
板収納部の概略構成およびその動作を説明する。
【0137】なお、図9では位置決めピン102は液晶
基板14を両側から挟み込むような構成となっている
が、これは図面を分かりやすくするために便宜上このよ
うな記載としたものであり、本実施の形態の外観検査装
置では液晶基板14を四方から挟み込む構成となってい
る。しかしながら、トレーの大きさに余裕があるならば
対向する2方向から液晶基板14を挟み込む構成として
もよいことは言うまでもなく、さらには、位置決めを必
要としない場合には位置決めピン102を用いなくとも
よいことは言うまでもない。
【0138】図10において、101は収納機、102
は位置決めピン、103は最上段トレー、104は空ト
レーを示しており、収納機101は、制御用パソコン9
に接続されており、制御用パソコンによって動作が制御
されている。また、収納機101は液晶基板14と向か
い合う側の面に吸着パッドを有しており、この吸着パッ
ドによって液晶基板14を吸着した後、収納機101を
空トレー104のあるところまで移動させることによっ
て、液晶基板14を空トレー104の最上段の位置する
最上段トレー104に格納する。
【0139】位置決めピン102は、収納機101の吸
着パッドで液晶基板14を吸着する前に、液晶基板14
の位置を空トレー103の収納部に正しく収まるように
するために位置決めをするためのピンであり、本実施の
形態においては、前述する基板抜き取り部の基板位置決
めピン62と同じ構成である。
【0140】すなわち、図示しない制御用シーケンサに
よって制御されたエアーポンプからの圧縮空気によって
動作するエアーシリンダに接続されており、このエアー
シリンダーの伸縮で位置決めピン102の位置を移動さ
せることによって、液晶基板14を四方から挟み込むよ
うにして、その位置を調整する。
【0141】最上段トレー103は、複数枚積み重ねら
れた空トレー104の内で、一番上に位置するトレーで
あり、収納機102はこの最上段トレー103に液晶基
板14を収納する構成となっている。
【0142】次に、基板収納部の動作を説明すると、ま
ず、図11(a)に示すように、搬送機81によって液
晶基板14が収納機101の下に運ばれてきたならば、
図11(b)に示すように、シーケンサは吸着パッド8
2の吸着を解除した後、エアシリンダ101を上昇させ
ることにより、液晶基板14を搬送機81から浮かせ
る。この後、シーケンサは位置決めピン102で液晶基
板14を挟み込むことにより、液晶基板14の位置を所
定の位置に合わせる。
【0143】次に、図11(c)に示すように、シーケ
ンサは位置決めピン102による挟み込みを解除させる
と共に、収納機101を下降させて収納機101に配置
される吸着パッド111を動作させ、液晶基板14を吸
着させる。
【0144】次に、図11(d)に示すように、シーケ
ンサは収納機101を図中の矢印に示すように、すなわ
ち、収納機101を一旦上昇させた後、空トレー104
がある方向(右方向)に移動させ、空トレー104のあ
る位置に収納機101が達したならば、収納機101を
下降させた後、吸着パッド111の吸着を解除すること
により、液晶基板14を最上段トレー103に格納す
る。このとき、シーケンサはエアシリンダ101を下降
させた後、搬送機81を左側に移動させる。
【0145】次に、図示しないが、シーケンサは収納機
101を再び上昇させた後、左側に移動させることによ
って、図11(a)に示す位置に戻す。
【0146】以上に示す手順を繰り返し行うことによっ
て、順番に搬送されてくる液晶基板14を空トレー10
4の内、最上段のトレーである最上段トレー103に格
納する。
【0147】図11はカセット投入部の概略構成および
その動作を説明するための図であり、121はカセット
搭載プレート、122はカセット投入テーブルを示す。
【0148】図5において、カセット搭載プレート12
1はトラバーサ46に取り付けられたエアシリンダ10
1の先端部分に取り付けられた平板であり、エアシリン
ダ101を上昇することにより、カセット搭載プレート
121上に基板入りカセット49を搭載し、また、エア
シリンダ101を下降させることにより、搭載している
基板入りカセット49を所定の位置に移動させる構成と
なっている。
【0149】カセット投入テーブル122は、基板入り
カセット49の投入および空カセット50を取り出し等
を行うためのテーブルであり、所定の間隔毎にカセット
位置決めコマ48が配置されている。
【0150】次に、図12に本実施の形態の外観検査部
の概略構成を説明するための図を示し、その構成を説明
する。図12において、図12(a)は改善前の外観検
査部の概略構成を説明するための図、図12(b)は改
善後すなわち本実施の形態の外観検査部の概略構成を説
明するための図である。
【0151】また、図12において、121は照明装
置、122は透明の装置背面カバー(外観検査装置の背
面カバー)、123は突き上げピン、124は黒色の反
射防止カバーを示しており、照明装置121は本実施の
形態においては、たとえば、周知の蛍光灯を使用する。
【0152】透明の装置背面カバー122は、たとえ
ば、厚手のビニール等からなり、その一端部分は照明装
置121に固定されており、他端部分は搬送装置に固定
されている。
【0153】突き上げピン123は、搬送装置に設置さ
れるピンであり、詳細については後述するものとする。
【0154】黒色の反射防止カバー124は、たとえ
ば、黒色の厚手のビニール等からなると共に、その表面
は周知の反射防止処理が施されているカバーであり、図
12(b)に示すように、その一端部分は照明装置12
1に固定されと共に、他端部分は搬送装置に固定されと
共に、その中央部分は作業者から遠ざかるように、たと
えば、周知の支柱等の支持材で固定されている。
【0155】また、図12中に示す白抜きの矢印は照明
装置121から出射光(照明光)を示し、通常の矢印は
反射光を示す。
【0156】図12(a)に示すように、改善前の外観
検査部は照明装置121からの出射光による液晶基板1
4の表面で反射する反射光と共に、たとえば、装置の背
面すなわち透明の装置背面カバー122を透過した光、
照明装置121から出射され光が透明の装置背面カバー
122で反射した光、および、装置の周囲を照明するた
めの図示しない照明装置から出射された光が透明の装置
背面カバー122で反射した光等が液晶基板14の表面
で乱反射し、この反射光が作業者の眼に入射することに
なるので、基板表面の小さな傷および汚れ等を検査しに
くいという問題があった。
【0157】一方、図12(b)に示す改善後の外観検
査部は、黒色の反射防止カバー124で覆われているの
で、前述する乱反射を防止できる。すなわち、カバーが
黒色であるので、外観検査部の背面方向からの光を遮断
できると共に、カバーに反射防止の処理が施されている
ので、照明装置121から出射された光および外観検査
部の周囲を照明するための光がカバーで反射し、液晶基
板14に入射することを防止できる。
【0158】また、黒色の反射防止カバー124は、特
に、その中央部分が図示しない支持材によって作業者か
ら遠ざかるように配置されているので、照明装置121
から出射された光がカバー表面で反射するのを大幅に低
減できる。
【0159】したがって、液晶基板14の表面には黒色
の反射防止カバー124の黒色が写り込むので、作業者
は基板表面の微小な傷や汚れ等を容易に発見できる。ま
た、基板表面の微小な傷や汚れ等の発見が容易となるの
で、作業者の負担を軽減できるという効果もある。
【0160】以上説明したように、本実施の形態の外観
検査装置によれば、シーケンサ16がカセット投入部
1、カセットから基板を1枚づつ抜き出す基板抜き取り
部2、液晶基板に印刷もしくは刻印される基板ナンバー
を読み取る文字読み取り部3、基板反転部a6、基板反
転部b12および液晶基板14を1枚づつ空トレー10
4に格納する基板収納部8を制御して自動的に液晶基板
を搬送すると共に、制御用パソコン9が文字読み取り部
3の文字読み取り装置33から転送された基板ナンバー
に基づいて、基板ナンバーファイルサーバ32が有する
基板ナンバーファイルを検索し、その結果に基づいて、
トレーに納めた液晶基板14をトレーごと仕分けし払い
出す仕分け払い出し部11、および、払い出し時に発行
するカードに必要となる仕分け先および品種等の情報を
管理するので、自動的に液晶基板14の外観検査を行え
る。
【0161】また、検査結果入力端末5から入力された
検査結果は、制御用パソコン9を介して直ちに管理シス
テム31に転送されるので、外観検査の結果を速やかに
製造工程にフィードバックできる。
【0162】したがって、不良品の発生数および発生率
を大幅に低減できる。
【0163】また、基板ナンバーファイルに検査結果を
格納するという構成となっているので、工場管理者等や
他の工程を管理する管理者であっても、不良発生原因と
なった製造装置を速やかに特定できる。
【0164】また、本実施の形態の外観検査部の背面カ
バーは、反射防止加工が施されている黒色のカバーであ
ると共に、作業者15が搬送機上の液晶基板14の表面
を観たときに基板表面に写ることになるカバー部分を、
作業者から離れるようにすることによって、液晶基板1
4の表面に写り込むカバーからの反射光を減少できるの
で、液晶基板14上の汚れおよび傷等を容易に発見でき
る。
【0165】また、液晶基板14上の汚れおよび傷等を
容易に発見できるので、作業効率を向上できるという効
果もある。
【0166】なお、本実施の形態においては、作業者1
5が液晶基板14の外観検査を行う構成としたが、これ
に限定されることはなく、たとえば、周知のテレビカメ
ラで液晶基板14の表面を撮像し、この表面画像を制御
用パソコン9で画像解析することによって、外観検査を
行い、その結果を基板ナンバーファイルサーバ32に転
送する構成にすることにより、作業者15という外観検
査における曖昧さを排除できると共に、外観検査を行う
ためのスペースおよびそこまで液晶基板14を搬送する
ための搬送機が必要なくなるという効果がある。
【0167】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本
発明は、前記発明の実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
【0168】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0169】(1)液晶表示パネルを品種ごとに自動的
に分類することができる。
【0170】(2)液晶表示パネルをカセットからトレ
ーへ自動的に詰め替えることができる。
【0171】(3)液晶表示パネルの検査結果を速やか
に製造工程にフィードバックすることができる。
【0172】(4)品種ごとに分類した液晶表示パネル
を払い出す際に、自動的に品種および数量等を記入した
カードを発行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の外観検査装置の概略構
成を説明するための斜視図でありる。
【図2】本実施の形態の外観検査装置における液晶基板
の搬送手順を説明するための図である。
【図3】本実施の形態の外観検査装置における情報の流
れを説明するためのブロック図である。
【図4】本実施の形態の外観検査装置のカセット投入部
を説明するための斜視図である。
【図5】本実施の形態のカセット投入部の動作を説明す
るための図である。
【図6】本実施の形態の基板抜き取り部の概略構成を説
明するための斜視図である。
【図7】基板抜き取りロボットの動作を説明するための
図である。
【図8】本実施の形態の搬送手段における液晶基板の固
定方法を説明するための図である。
【図9】本実施の形態の搬送手段の概略構成および動作
を説明するための側面図である。
【図10】本実施の形態の基板収納部の概略構成を説明
するための斜視図である。
【図11】本実施の形態の基板収納部の動作を説明する
ための図である。
【図12】本実施の形態の外観検査部の概略構成を説明
するための図である。
【符号の説明】
1…カセット投入部、2…基板抜き取り部、3…文字読
み取り部、4…表側検査部、5…検査結果入力端末、6
…基板反転部a、7…裏側検査部、8…基板収納部、9
…制御用パソコン、10…バーコードプリンタ、11…
仕分け払い出し部、12…基板反転部b、13…仕分け
ロボット、14…液晶基板、15…作業者、16…シー
ケンサ、31…管理システム、32…基板ナンバーファ
イルサーバ、33…文字読み取り装置、41…基板入り
カセット投入ポジション、42…基板入りカセット仮置
きポジション、43…基板抜き取りポジション、44…
空カセット仮置きポジション、45…空カセット取り出
しポジション、46…トラバーサ、47…基板抜き取り
ロボット、48…カセット位置決めコマ、49…基板入
りカセット、50…空カセット、51…エアシリンダ、
52…カセット搭載プレート、61…文字読み取りカメ
ラ、62…基板位置決めピン、81…搬送機、82…吸
着パッド、83…小型のガラス基板、84…大型のガラ
ス基板、91…1枚目の液晶基板、92…2枚目の液晶
基板、93…エアシリンダ、101収納機、102…位
置決めピン、103…最上段トレー、104…空トレ
ー、121…照明装置、122…透明の装置背面カバ
ー、123…黒色の反射防止カバー。
フロントページの続き (72)発明者 丹羽 進 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 引場 正行 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内 (72)発明者 片岡 功一 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示基板毎の情報を収集し管理する
    基板情報管理手段と、前記液晶表示基板上の基板ナンバ
    ーを読み取る基板ナンバー読み取り手段と、該基板ナン
    バー読み取り手段が読み取った基板ナンバーに基づい
    て、当該液晶表示基板の品種情報を前記基板情報管理手
    段から検索し取得する検索取得手段と、前記基板取り出
    し手段が取り出した液晶表示基板の外観検査を行い、そ
    の検査結果を入力するための検査結果入力手段と、該検
    査結果入力手段から入力される検査結果を前記基板情報
    管理手段に転送する基板情報転送手段と、前記品種情報
    および前記検査結果に基づいて、前記液晶表示基板を品
    種および検査結果ごとに分類する分類手段とを具備する
    ことを特徴とする液晶表示基板外観検査装置。
  2. 【請求項2】 液晶表示基板毎の情報を収集し管理する
    基板情報管理手段と、基板格納手段から前記液晶表示基
    板を1枚ずつ取り出す基板取り出し手段と、該基板取り
    出し手段が取り出した前記液晶表示基板上の基板ナンバ
    ーを読み取る基板ナンバー読み取り手段と、該基板ナン
    バー読み取り手段が読み取った基板ナンバーに基づい
    て、当該液晶表示基板の品種情報を前記基板情報管理手
    段から検索し取得する検索取得手段と、前記基板取り出
    し手段が取り出した液晶表示基板を外観検査を行う前記
    作業者のもとに搬送する搬送手段と、前記作業者の検査
    結果を入力するための検査結果入力手段と、該検査結果
    入力手段から入力される検査結果を前記基板情報管理手
    段に転送する基板情報転送手段と、前記品種情報および
    前記検査結果に基づいて、前記液晶表示基板を品種およ
    び検査結果ごとに分類する分類手段と、該分類手段が分
    類した前記液晶表示基板を払い出す払い出し手段とを具
    備することを特徴とする液晶表示基板外観検査装置。
  3. 【請求項3】 前記払い出し手段は、前記液晶表示基板
    の払い出しと共に、前記品種情報に基づいたカードを印
    刷する印刷手段を具備することを特徴とする請求項2に
    記載の液晶表示基板外観検査装置。
  4. 【請求項4】 製造工程で製造された液晶表示基板に傷
    および汚れ等がないかを検査する作業者と対向して配置
    される外観検査装置の背面カバーにおいて、前記背面カ
    バーは、反射防止加工が施されていると共に、前記液晶
    基板の表面に写ることになる部分が前記作業者から遠ざ
    かるように配置されることを特徴とする外観検査装置の
    背面カバー。
JP14924696A 1996-06-11 1996-06-11 液晶表示基板外観検査装置 Pending JPH09329774A (ja)

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