JPH09327715A - ステッケルミルにおけるストリップ張力の制御方法および装置 - Google Patents

ステッケルミルにおけるストリップ張力の制御方法および装置

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JPH09327715A
JPH09327715A JP8151049A JP15104996A JPH09327715A JP H09327715 A JPH09327715 A JP H09327715A JP 8151049 A JP8151049 A JP 8151049A JP 15104996 A JP15104996 A JP 15104996A JP H09327715 A JPH09327715 A JP H09327715A
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tension
width direction
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steckel mill
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Nobuo Murata
宣夫 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のステッケルミルにおけるストリップ張
力の制御方法および装置においては、ファーネスコイラ
入口に設けられた各ピンチロールは上下には動くことが
できるが、傾斜することができなかったため、ストリッ
プの蛇行を防止することができなかった。 【解決手段】 本発明によるステッケルミルにおけるス
トリップ張力の制御方法および装置は、コイラファーネ
ス部(3,3a)のピンチロール(114,116)の軸受部にシリン
ダ(120a,120b)を設け、各シリンダ(120a,120b)にストリ
ップ(4)の幅方向端部の張力を検出し、各シリンダ(120
a,120b)を用いてピンチロール(114,116)をストリップ
(4)の幅方向に傾斜させ、ストリップ幅方向端部の張力
の比率を変える方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステッケルミルにお
けるストリップ張力の制御方法および装置に関し、特
に、ピンチロールを傾斜させることによりストリップの
幅方向端部の張力を自在に制御するための新規な改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステッケルミルのファーネスコイ
ラ入口には周知のようにピンチロールが設けられている
がこのピンチロールの機能としては次の3点が挙げられ
る。第一の機能としては、ファーネスコイラにてコイル
状に巻き取られるストリップの先端を挟んで圧延ロール
に送り込む機能と、第二はストリップが構造物に接触す
ることなく圧延ロールとファーネスコイラドラムとの間
でストリップの張力を維持させるための補助的機能、第
三の機能としてストリップの尾端を挟んで張力を付与
し、ファーネスコイラドラムの張力でストリップ尾端が
コイラファーネスの中に引き込まれないように保持する
機能を有している。更に、下ピンチロールの軸受は架台
に固定され、上ピンチロールは空気シリンダで支持され
て上下に移動できる構造で、ワークサイド(以下「W
S」と記す)とドライブサイド(以下「DS」と記す)
は同調して動くことができるように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のステッケルミル
におけるストリップ張力の制御方法及び装置は、以上の
ように構成されていたため、次のような課題が存在して
いた。すなわち、ワークサイドとドライブサイドのスト
リップの板厚の差(ウエッジ)の発生やキャンバの発
生、WSとDSとの圧延荷重の差の発生及びファーネス
コイラでストリップを巻き取る際に起こるテレスコー
プ、更にはWSとDSのストリップの板厚の差によりフ
ァーネスコイラドラム上でコイルに巻き取った際のスト
リップのWSとDSに発生するコイル径の違い等によっ
て、ストリップの蛇行が発生し、しばしば圧延トラブル
を引き起こしていた。
【0004】従って、従来のステッケルミルでは、ファ
ーネスコイラの入り口に設けてあるピンチロールにはス
トリップの張力を調整する機能が設けられていないた
め、ストリップの蛇行防止制御するにはWSとDSの圧
延荷重差とストリップの蛇行を検出して片圧下の調整制
御をすることによって対処していた。このように前述の
レベリング(片圧下)制御を行うが、この制御を行う
と、WSとDSでストリップの厚みの比率が変化するこ
とになる。更にこのレベリング制御を行うとストリップ
の幅方向端部張力と厚みが干渉し合い、この干渉を避け
るための手段を持っていなかったため良好な制御が行え
なかった。そのため、前述のような数々の要因により起
こるストリップの蛇行でトラブルが発生し生産性が低下
し、さらに蛇行が大きくなると圧延を停止するに至って
いた。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ファーネスコイラのピンチ
ロールをストリップ幅方向に傾斜させて張力制御を行
い、WSとDSのストリップの幅方向端部の張力比率を
調整することによって、ストリップの蛇行を少なくする
ようにしたステッケルミルにおけるストリップの張力の
制御方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるステッケル
ミルにおけるストリップ張力の制御方法は、ステッケル
ミルの両側に設けられたコイラファーネス部の各ピンチ
ロールのワークサイドとドライブサイドの軸受部にシリ
ンダを設け、前記各シリンダにてワークサイドとドライ
ブサイドのストリップの幅方向端部の張力を検出すると
ともに、前記各シリンダを用いて前記ピンチロールを前
記ストリップの幅方向に傾斜させることにより、前記ワ
ークサイドとドライブサイドのストリップ幅方向端部の
張力の比率を変える方法である。
【0007】さらに詳細には、前記シリンダの圧力を検
出し、該圧力値からワークサイドおよびドライブサイド
のストリップ幅方向端部の張力を演算し、前記演算値と
目標とする幅方向端部の張力とを比較演算し、目標張力
になるようピンチロールを幅方向に傾斜させる方法であ
る。
【0008】本発明によるステッケルミルにおけるスト
リップ張力の制御装置は、ステッケルミルの両側に設け
られたコイラファーネス部の各ピンチロールのワークサ
イドとドライブサイドの軸受部にシリンダを設け、前記
各シリンダを作動させることにより前記各ピンチロール
を傾斜させるようにした構成である。
【0009】さらに詳細には、前記各シリンダは、前記
ピンチロールを支持する固定架台または空気シリンダと
軸受部間に設けた構成である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるス
テッケルミルにおけるストリップ張力の制御方法および
装置の好適な実施の形態について説明する。図1に示す
ステッケルミル5は、ストリップ4を挟んで上下に一対
のワークロール1,1aと、バックアップロール2,2
aを有するいわゆる当業界における4HIGH型で、こ
のステッケルミル5の両側にファーネスコイラ(保熱炉
付き巻取機)3,3aを備え、ストリップ4を加熱保持
した状態で正逆の運転を通常5〜9パス繰り返して仕上
げ圧延を行う。
【0011】前記ステッケルミル5の両側には、前記各
ファーネスコイラ3,3aとの間にローラテーブル6,
6a、上下一対のピンチロール114,116と11
5,117からなるピンチロール体7,7a、デフレク
タガイド8,8aおよびデフレクタロール9,9aが配
置され、このうちピンチロール体7,7aはファーネス
コイラ3,3aの各コイラドラム118,118aへス
トリップ4を巻き取りあるいは巻き戻す作用を行い、ま
たデフレクタガイド8,8aは起倒可能にローラテーブ
ル6,6aに軸支され、この各デフレクタガイド8,8
aはファーネスコイラ3,3aへストリップ4を案内す
るために図1で示す上向きに傾斜した位置と、ストリッ
プ4をファーネスコイラ3,3aの下を通って送出し或
いはステッケルミル5へ送り込む水平位置と、に切り換
えられるように構成されている。
【0012】前記ステッケルミル5の両側には、図2で
示すようにストリップ4の蛇行を検出するためのストリ
ップ蛇行検出器109,109aが設けられていて、こ
の検出信号143aはストリップ蛇行量演算器142に
入力され蛇行量が演算されてその演算値142aがスト
リップ蛇行修正張力補正装置141に入力される。この
ストリップ蛇行修正張力補正装置141からの補正値1
41aが張力差の設定値129と共に張力PIDコント
ローラ130へ入力して張力制御が成される。前記ステ
ッケルミル5の入側には前述の各ピンチロール7,7a
を構成する上、下ピンチロール114,115が設けら
れ、その出側には入側と同様に上、下ピンチロール11
6,117が設けられている。この各ピンチロール11
4,116にはWSとDSの両方の軸受部(図示せず)
を支持する空気シリンダ119,119aが設けられて
おり、この各空気シリンダ119,119aと前記軸受
けとの間にはストリップ4の幅方向両端部の張力を検出
するための小ストローク型(例えば、ストローク1c
m)によるシリンダ120a,120bが設けられてい
る。なお、図示していないがファーネスコイラがパスラ
イン下方の時は下ピンチロール115,117にストリ
ップ4の幅方向両端部の張力を検出するためのシリンダ
を設けるとよい。なお、このシリンダ120a,120
bは空気シリンダ119,119aに接続した油圧シリ
ンダとしたが、空気シリンダでも可能であると共に、こ
の空気シリンダ119,119aを用いることなく前記
シリンダ120a,120bのみで前記軸受部を支持す
ることもできる。また、各シリンダ120a,120b
を空気シリンダ119,119aを用いることなく前記
軸受部と図示しない固定架台との間に設けることもでき
る。
【0013】前記ストリップ4の幅方向にかかる張力が
変化すると、WSのシリンダ120aとDSのシリンダ
120bの油圧変化を示す信号がそれぞれの圧力トラン
スジューサ122a,122bとシリンダ位置検出器1
23a,123bへ入力される。この圧力トランスジュ
ーサ122a,122bからの信号は高周波成分を除去
する信号フィルター124a,124bを通過して張力
演算器125a,125bに入力され、張力の演算が成
されその演算値125aA,125bAが張力メータ1
26a,126bに表示されると共に張力差演算器12
7を経て張力制御用PIDコントローラ130に入力さ
れる。
【0014】一方、シリンダ位置検出器123aからW
Sの変位信号123aAは高周波成分を含んだシリンダ
位置検出信号であるため高周波成分除去用信号フィルタ
132aで高周波成分を除去してシリンダ位置演算器1
33aに入力される。このシリンダ位置演算器133a
に入力された前記信号123aAはシリンダの位置が演
算された後にゼロ点校正機能を有した位置基準校正演算
器134aでゼロ点補正され、その補正値がピンチロー
ル位置表示メータ135aに表示されると共に位置差演
算器136を介して位置制御PIDコントローラ139
に入力される。
【0015】また、DS側に設けた前記シリンダ120
bからの圧力が変化した信号はWSの前記油圧シリンダ
120aと同様の機能を有した高周波成分除去用信号フ
ィルタ132b、シリンダ位置演算器133bを経由し
て前述と同様に信号処理され、ゼロ点校正機能を有した
位置基準校正演算器134bでゼロ点補正しピンチロー
ル位置表示メータ135bに表示されると共に位置差演
算器136を経て位置制御PIDコントローラ139に
入力される。WSとDSの各油圧シリンダ120a,1
20bの油圧変化の信号は前記した経路で処理され、更
に位置基準校正演算器134a,134bで処理した両
方の位置信号はWSとDSの位置差演算器136に入力
されて位置の差の演算が行われ、位置の差の表示が表示
メータ137に表示されると共に、ピンチロール7,7
aの位置差基準設定器138に入力されて位置の差の設
定が成されて位置制御PIDコントローラ139で傾斜
制御が行われ、その傾斜制御信号139aが前記各サー
ボバルブ121a,121bに送られてストリップ4の
傾斜制御が行われる。また、この傾斜制御信号139a
は更に蛇行制御の補正信号としてストリップ蛇行修正制
御補正信号出力演算器140で演算されて蛇行制御補正
信号140aが各サーボバルブ121a,121bに送
られてストリップ4の蛇行制御が行われる。
【0016】従って、前記したWSとDSの前記シリン
ダ120a,120bの各信号が処理されて張力演算器
125a,125bで演算された演算値125aA,1
25bAがWSとDSのストリップ4の幅方向端部の張
力差を求める回路として設けてある張力差演算器127
に入力されて演算結果127aが張力差メータ128に
表示されると共に該演算結果127aがストリップ4の
張力差の設定値129で設定された値と、更に光学的に
検出して得られたストリップ4の蛇行によるストリップ
蛇行修正張力補正装置141からの補正信号141aと
共にストリップ4の幅方向両端部の張力制御用PIDコ
ントローラ130に入力し、更にWSとDS両方のサー
ボバルブ用の制御出力演算器131に入力されて演算し
た結果に基づいたそれぞれの信号131aをWSおよび
DSの各シリンダ120a,120bの圧力を制御する
サーボバルブ121a,121bに送り、バルブの開度
の制御が成されて、WSとDSの各シリンダ120a,
120bを傾斜制御することによりストリップ4の幅方
向の両端部の張力の制御が行われる。なお、前述の各シ
リンダ120a,120bの圧力制御はWS,DS側で
各々単独で行うこともできる。
【0017】
【実施例】まず、ピンチロール114,116の軸受部
のWSとDSの両側にシリンダ120a,120bを設
ける。次に、前記油圧シリンダ120a,120bの圧
力を検出して、この信号からWSとDSのストリップ幅
方向端部の張力を演算する。この演算値をストリップ4
の検出張力値として張力制御目標値と比較演算を行う。
演算結果からファーネスコイラ5の目標張力の許容範囲
になるように各シリンダ120a,120bを制御し
て、ピンチロール114,116を幅方向に傾斜させる
ようにして、幅方向の張力がWSとDSそれぞれの目標
値になるようにした。また、ストリップ4が蛇行をした
際にレベリング制御を行うと、幅方向で板厚の厚みが薄
くなった端部は、ストリップ4が延ばされ端部の張力が
減少し、逆に板厚の厚い端部ではワークロール1,1a
とピンチロール114,116間の張力が増加して幅方
向の張力が不均一になった場合には、ピンチロール11
4,116を傾斜させるように制御を行い張力差が目標
値に近くなるようにして張力変動を緩和させる。
【0018】更に、ストリップ4の蛇行量が許容限度を
越えるとピンチロール114,116を幅方向に傾斜さ
せてWSとDSの張力を蛇行量に応じてストリップ4が
蛇行した側の張力を増加するようにピンチロール11
4,116を傾斜制御することによって蛇行量の修正制
御を行う。この修正制御を行いストリップ4の蛇行量が
許容範囲に入ればストリップ幅方向端部の目標張力の許
容値の範囲に入るように制御を行う。従って、前述の実
施の形態における張力制御方法および装置をまとめる
と、ステッケルミル5の両側に設けられたコイラファー
ネス部3,3aの各ピンチロール114,116のワー
クサイドとドライブサイドの軸受部にシリンダ120
a,120bを設け、前記各シリンダ120a,120
bにてワークサイドとドライブサイドのストリップ4の
幅方向端部の張力を検出するとともに、前記各シリンダ
120a,120bを用いて前記ピンチロール114,
116を前記ストリップ4の幅方向に傾斜させることに
より、前記ワークサイドとドライブサイドのストリップ
幅方向端部の張力の比率を変えると共に、前記シリンダ
120a,120bの圧力を検出し、該圧力値からワー
クサイドおよびドライブサイドのストリップ幅方向端部
の張力を演算し、前記演算値と目標とする幅方向端部の
張力とを比較演算し、目標張力になるようピンチロール
114,116を幅方向に傾斜させることである。ま
た、ステッケルミル5の両側に設けられたコイラファー
ネス部3,3aの各ピンチロール114,116のワー
クサイドとドライブサイドの軸受部にシリンダ120
a,120bを設け、前記各シリンダ120a,120
bを作動させることにより前記各ピンチロール114,
116を傾斜させるように構成したことであり、さら
に、前記各シリンダ120a,120bは、前記ピンチ
ロール114,116を支持する固定架台または空気シ
リンダ119,119aと軸受部間に設けた構成であ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明によるステッケルミルにおけるス
トリップ張力の制御方法および装置は、以上のように構
成されているため、ファーネスコイラに設けられたピン
チロールを傾斜させることにより、ピンチロールによっ
て傾斜張力制御が行えるのでストリップの蛇行修正が容
易に行える。従って、従来不可能であったストリップの
蛇行を防止し、圧延トラブルの発生を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステッケルミルにおけるストリッ
プ張力の制御方法および装置を示す構成図である。
【図2】図1の制御を示すフロー図である。
【符号の説明】
1,1a ワークロール 2,2a バックアップロール 3,3a ファーネスコイラ 4 ストリップ 5 ステッケルミル 7,7a ピンチロール体 114,116 上ピンチロール 115,117 下ピンチロール 119,119a 空気シリンダ 120a,120b シリンダ 121a,121b サーボバルブ 122a,122b 圧力トランスデューサ 123a,123b シリンダ位置検出器 124a,124b 信号フィルタ 125a,125b 張力演算器 126a,126b 張力メータ 127 張力差演算器 128 張力差メータ 129 張力差基準設定器 130 張力制御用PIDコントローラ 131 制御出力演算器 132a,132b 信号フィルタ 133a,133b シリンダ位置演算器 134a,134b 位置基準構成用演算器 135a,135b ピンチロール位置表示メータ 136 位置差演算器 137 位置表示メータ 138 ピンチロール位置差基準設定器 139 位置制御PIDコントローラ 140 ストリップ蛇行修正制御補正信号出力演算器 141 ストリップ蛇行修正張力補正装置 142 ストリップ蛇行量演算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21C 47/00 B21C 47/00 H B21B 37/00 BBN

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッケルミル(5)の両側に設けられた
    コイラファーネス部(3,3a)の各ピンチロール(114,116)
    のワークサイドとドライブサイドの軸受部にシリンダ(1
    20a,120b)を設け、前記各シリンダ(120a,120b)にてワー
    クサイドとドライブサイドのストリップ(4)の幅方向端
    部の張力を検出するとともに、前記各シリンダ(120a,12
    0b)を用いて前記ピンチロール(114,116)を前記ストリッ
    プ(4)の幅方向に傾斜させることにより、前記ワークサ
    イドとドライブサイドのストリップ幅方向端部の張力の
    比率を変えることを特徴とするステッケルミルにおける
    ストリップ張力の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記シリンダ(120a,120b)の圧力を検出
    し、該圧力値からワークサイドおよびドライブサイドの
    ストリップ幅方向端部の張力を演算し、前記演算値と目
    標とする幅方向端部の張力とを比較演算し、目標張力に
    なるようピンチロール(114,116)を幅方向に傾斜させる
    ことを特徴とする請求項1記載のステッケルミルにおけ
    るストリップ張力の制御方法。
  3. 【請求項3】 ステッケルミル(5)の両側に設けられた
    コイラファーネス部(3,3a)の各ピンチロール(114,116)
    のワークサイドとドライブサイドの軸受部にシリンダ(1
    20a,120b)を設け、前記各シリンダ(120a,120b)を作動さ
    せることにより前記各ピンチロール(114,116)を傾斜さ
    せるように構成したことを特徴とするステッケルミルに
    おけるストリップ張力の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記各シリンダ(120a,120b)は、前記ピ
    ンチロール(114,116)を支持する固定架台または空気シ
    リンダ(119,119a)と軸受部間に設けた事を特徴とする請
    求項3記載のステッケルミルにおけるストリップ張力の
    制御装置。
JP8151049A 1996-06-12 1996-06-12 ステッケルミルにおけるストリップ張力の制御方法および装置 Withdrawn JPH09327715A (ja)

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