JPH0631321A - 圧延機における形状制御方法および装置 - Google Patents

圧延機における形状制御方法および装置

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JPH0631321A
JPH0631321A JP4232546A JP23254692A JPH0631321A JP H0631321 A JPH0631321 A JP H0631321A JP 4232546 A JP4232546 A JP 4232546A JP 23254692 A JP23254692 A JP 23254692A JP H0631321 A JPH0631321 A JP H0631321A
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JP
Japan
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roll
rolls
support
backup
work
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JP4232546A
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English (en)
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Katsuhide Kimura
勝秀 木村
Tajikazu Nishimura
太慈万 西村
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ロールベンディング力およびサポートロール
軸方向移動量を的確に制御し、自動的かつ正確な形状制
御法及び装置の提供。 【構成】 ワークロール2,3に転接する下バックアッ
プロール4および2本1組の上バックアップロール3
0,31が配設され、バックアップロール30には1対
の軸方向移動可能なサポートロール6,7により構成さ
れる。バックアップロール31は中央部が両側より径大
で十分な剛性を有する。ワークロールはロールベンディ
ング装置10,11を有する。圧延機の出側にある板幅
検出器12と形状検出器13により検出された板幅及び
プロフィールの変化によりワークロールのベンディグ力
及びサポートロール6,7の距離を設定する。これら信
号の処理は演算器14、比較器15,16により、サポ
ートロール移動制御装置19、ロールベンディング制御
装置20に送られ、形状制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄鋼業や非鉄の分野にお
いて用いられ,鋼板等の板材をロールの間に通して塑性
変形を行なうことにより所望の板厚にするための圧延機
に用いられ,特に形状修正およびクラウン修正のためサ
ポートロールの軸方向移動調整とロールベンディング作
用の併用によって圧延材の形状制御を行ない得るように
された圧延機材の形状制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に被圧延材の形状制御を行なわせる
ために,従来から各種の方法が提示されており,例えば
従来の4段式圧延機は,比較的小径の一対のワークロー
ルと,これらを外側から挟むように配置された比較的大
径のバックアップロールとを備え,これらはいずれもほ
ぼ等しい胴長に形成されて全長にわたって転接させるよ
うにし,ワークロールの軸受間にベンディングシリンダ
を取付けるようにしている。このような圧延機に被圧延
材を通過させて所望の板厚形状のストリップ材を得るの
であるが,圧延材の通過に伴ってワークロールの中央部
が拡開され,圧延後の被圧延材は中央部が厚く両側縁が
薄いいわゆる中高の断面形状となってしまうため,前記
バックアップロールにクラウンを形成するとともに,前
記ベンディングシリンダを作用させてワークロールのネ
ックを相互に拡大方向に駆動させることによりワークロ
ールの圧下面が平坦になるように調整し,被圧延材に発
生するクラウンを修正する形状制御をなすようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の圧延機ではワークロールがバックアップロールの全
面に拘束されているために,ワークロールに充分なロー
ルベンディングを与えることが困難であり,形状制御の
絶対能力に欠けるばかりか,特に4段圧延機では圧延材
の板幅,強度,形状等によりバックアップロールを組替
えてそのクラウン形状を変更する必要がある等の欠点が
ある。また,ワークロールに転接するバックアップロー
ルは全面接触となるため,バックアップ支点を任意に変
更することができず任意位置での形状制御ができないも
のとなっている。近年,圧延機を6段とし中間ロールを
軸方向に移動させて形状制御を行なう方式が提案されて
いる(特公昭52−5304号公報)が,上下の中間ロ
ールの移動方向が異なるため,板幅方向に対象に制御で
きないので製品精度および通板特性に問題がある。また
中間ロールのシフト機構により圧延機側方に充分な空間
スペースを必要とする欠点があった。
【0004】そこで出願人は,最近複数のサポートロー
ルを圧延材の形状,板幅に応じてバックアップロール軸
方向にすることによりロールベンディングとの作用によ
り形状制御を行なう圧延機を開発した。ところがこの種
の圧延機では,当然のことながら従来の圧延機よりも圧
延材の形状修正に対する制御要素が多くなるため,必然
的に制御面における技術的困難性を増し,かつオペレー
タの負担を増す等の欠点を招来してしまう。
【0005】本発明の目的は,ロールベンディング力お
よびサポートロール軸方向移動量の両者を的確に制御
し,自動的かつ正確な形状制御を達成し得るようにした
圧延機における形状制御方法および装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明に係る圧延機の形状制御方法は,圧延材が通
板される一対のワークロールと,前記ワークロールを支
持する2本1組のバックアップロールを前記ワークロー
ルの一方側に圧延材の通板方向に対向して配設するとと
もに,他方側にロール径が軸方向に不変となすバックア
ップロールを配設し,前記2本1組のバックアップロー
ルのうち1本のバックアップロールをバックアップシャ
フトと胴幅短尺を有する一対のサポートロールで構成
し,前記サポートロールを前記ワークロールに転接させ
つつ軸方向移動可能に取付けるとともに,他の1本のバ
ックアップロールの中央部が同ロール両側より径大で,
かつ軸方向移動不可能な固着ロールとして前記ワークロ
ールに転接可能に配設し,前記固着ロールの幅寸法を前
記サポートロール間の内側寸法より大きく配してなる5
段式圧延機による圧延材の形状制御方法であって,予め
前記サポートロール間距離に対するロールベンディング
力の変化に伴うワークロールプロフィールを求めてお
き,圧延材の板幅に応じてサポートロールを移動設定す
るとともに,圧延材の形状検出により最適ワークロール
プロフィールを決定して対応ロールベンディング力を求
め,前記ロールベンディング力を前記ワークロールに設
けたベンディング手段に出力させて形状制御を行なわせ
るように構成した。
【0007】また,本発明に係る圧延機における形状制
御装置は,圧延材が通板される一対のワークロールと,
前記ワークロールを支持する2本1組のバックアップロ
ールを前記ワークロールの一方側に圧延材の通板方向に
対向して配設するとともに,他方側にロール径が軸方向
に不変となすバックアップロールを配設し,前記2本1
組のバックアップロールのうち1本のバックアップロー
ルをバックアップシャフトと胴幅短尺を有する一対のサ
ポートロールで構成し,前記サポートロールを前記ワー
クロールに転接させつつ軸方向移動可能に取付けるとと
もに,他の1本のバックアップロールの中央部が同ロー
ル両側より径大で,かつ軸方向移動不可能な固着ロール
として前記ワークロールに転接可能に配設し,前記固着
ロールの幅寸法を前記サポートロール間の内側寸法より
大きく配してなる5段式圧延機による形状制御装置であ
って,前記対のサポートロールの移動手段と,前記ワー
クロールに対するベンディング手段と,圧延形状および
板幅の検出手段と,この検出手段からの検出信号に基づ
き板幅に対応する最適サポートロール移動量を決定する
とともに,予めサポートロール間隔に対する最適ロール
ベンディング力とを決定して前記移動手段およびベンデ
ィング手段を駆動制御する演算部と,ロールベンディン
グ力およびサポートロール移動量の検出手段と,この検
出値と上記最適ロールベンディング力,最適サポートロ
ール移動量の決定値と比較して前記ロールベンディング
手段およびサポートロール移動手段を補正駆動する補正
手段とを備えた構成としたものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば,一対のワークロールを支持
する2本1組のバックアップロールをワークロールの一
方側に圧延材の通板方向に対向して配設するとともに,
他方側にロール径不変のバックアップロールを配設す
る。前記2本1組のバックアップロールのうち固着ロー
ルを有したバックアップロールと,他方のサポートロー
ルを有したバックアップロールを前記ワークロールに転
接させる際,固着ロールの幅寸法を前記サポートロール
間の内側寸法より大きく配された圧延機とする。次い
で,一対のサポートロールの間隔を変更することにより
ワークロールにロールベンディングを付与したときのベ
ンディング支点が変化し,ベンディングモーメントの大
きさが変更できる。したがって,所定のサポートロール
間隔に対してベンディング力を変化させることによりワ
ークロールのプロフィールを任意に変化させることがで
きる。そこで,予め圧延材の板幅に応じてサポートロー
ルを移動させるようにし,設定されたサポートロール間
隔に対して圧延材の形状検出に応じて圧延材に耳伸びや
中伸びをキャンセルするように前記ワークロールプロフ
ィールを決定し,これに対応するベンディング力が常時
作用するように制御するのである。これによって,圧延
材の形状制御を自動的に行なわせることができ,特に胴
幅短尺の一対のサポートロールを用いるので,圧延機の
側部へのスペースを阻害するような事態を発生すること
なく,幅方向に均等な形状制御を行なわせることができ
る。
【0009】
【実施例】以下に,本発明に係る圧延機の形状制御方法
および装置の具体的実施例を図面を参照して詳細に説明
する。
【0010】図1は実施例に係る形状制御装置が適用さ
れる圧延機の一例を示すもので,この圧延機は圧延材1
を通板させるワークロール2,3と,これらに転接され
る下バックアップロール4および2本1組の上バックア
ップロールユニット30,31がそれぞれ配設されてい
る。前記上バックアップロールユニット30は上バック
アップシャフト5に装着された一対のサポートロール
6,7より構成されている。
【0011】サポートロール6,7は胴幅短尺に形成さ
れているもので,上バックアップシャフト5に沿って回
転かつ軸方向に移動自在に装着されており,圧延材1の
形状および板幅に応じてサポートロール移動装置8,9
によって個々に移動可能となっている。また,上バック
アップロールユニット31は単一のロールのみで構成さ
れており,中央部分が同ロール両側より径大で,かつ軸
方向移動不可能な胴幅短尺の固着ロール29aを有した
構成となっている。このため中央部分に充分な剛性を持
っており高圧延荷重を支持することができる。
【0012】また,図3に示すように,上バックアップ
ロールユニット30を構成する上バックアップシャフト
5に沿って軸方向に移動自在なサポートロール6,7の
内側寸法を,圧延材1の通板方向に対向する上バックア
ップロールユニット31の固着ロール29aの幅寸法よ
り小さい状態で圧延材1の形状制御を行なう。すなわ
ち,サポートロール6,7間の内側寸法をXとし,さら
に,固着ロール29aの幅寸法をYとすると,最大板幅
Wの圧延材1を圧延してストリップ材を得る際,必ずY
=X=2Lだけの適宜な長さ分だけラップするように配
設された構成となっている。
【0013】また,ワークロール2,3のロールネック
部分にはワークロールベンディング装置10,11が組
込まれており,ワークロール2,3にロール撓を付与す
ることによって圧延材1の形状制御を行なうものとして
いる。さらに,圧延機の出側には圧延材1の板幅検出器
12と,形状検出器13が配備されている。これらは圧
延機と通過した圧延材1の幅寸法を検出し,また圧延材
1の幅方向のプロフィール変化を検出するもので,これ
らによって前記サポートロール6,7の間隔距離の設
定,あるいはベンディング力の設定をなすようにしてい
る。
【0014】このような圧延機には圧延材1の形状制御
装置が装備されており,これは次のように構成されてい
る。板幅検出器12によって板幅Bが,形状検出器13
によって形状Sが検出されるが,この検出値B,Sを入
力する演算器14が設けられている。この演算器14は
前記検出器12,13からの検出信号に基づいて最適サ
ポートロール移動Lを計算し,また最適ロールベンデ
ィング力Fを計算するものとなっている。この演算器
14では予め一対のサポートロール6,7の間隔とベン
ディング力の関係によって定められるワークロールプロ
フィールに基づいて演算処理される。
【0015】次に,図4には板幅1500mmの場合
の,また図5には板幅1000mmの場合の,共にサポ
ートロール間距離とベンディング力による上ワークロー
ル2および下ワークロール3のロールプロフィールの変
化を示す。この図はワークロール径600mm,下バッ
クアップロール径12000mm,上バックアップロー
ル径1000mm,サポートロール幅450mm,圧延
荷重800TONの場合である。各図4(1),(2)
および図5(1),(2)は表1のように各々の条件を
変えた場合の上ワークロール2と下ワークロール3のそ
れぞれのプロフィールを示したものである。
【0016】
【表1】
【0017】これらの図から明らかなように,ワークロ
ール2のプロフィールはサポートロール6,7の距離と
ベンディング力を調整することによって変化し,したが
って圧延材1に対する形状制御を行なうことができる。
したがって,板幅検出器12,形状検出器13からの信
号によりサポートロール間距離およびロールベンディン
グ力を制御すれば圧延材1の形状を任意の形状に制御で
きる。
【0018】そこで,演算器14では板幅検出器12と
形状検出器13から入力される検出値B,Sに対応する
前記ワークロール2,3のプロフィールを決定し,これ
に対応する最適サポートロール移動Lを計算して比較
器15へ,また最適ロールベンディング力Fを計算し
て比較器16へ出力するようにしている。プロフィール
データはメモリ等に格納しておき,読み込むようにすれ
ばよい。また,サポートロール移動量Lを検出するサポ
ートロール移動量検出器17が設けられ,これによって
得られた測定値を前記比較器15へフィードバック出力
させるようにしている。一方,ロールベンディング力F
を検出するロールベンディング力検出器18が設けら
れ,これによって検出されたベンディング力を比較器1
6へフィードバック出力させるようにしている。
【0019】比較器15では入力値Lと検出値Lとを
比較し,偏差信号をサポートロール軸移動制御装置19
へ出力する。サポートロール軸移動制御装置19はこの
補正信号に基づいて,サポートロール軸移動装置8を作
動させる。また比較器16では入力値Fと検出値Fと
を比較し,偏差信号をロールベンディング力制御装置2
0へ出力する。ロールベンディング力制御装置20はこ
の補正信号に基づいて,ロールベンディング装置10,
11を作動させる。
【0020】このような構成に係る形状制御装置によれ
ば,圧延機1の板幅に対応してサポートロール6,7を
移動して初期設定し,予め求めておいたサポートロール
間距離Lに対するロールベンディング力の変化に伴う
ワークロールプロフィールに基づき,圧延材1の形状検
出により最適ワークロールプロフィールを決定して対応
ロールベンディング力を求め,前記ロールベンディング
力を前記ワークロール2,3に設けたベンディング装置
10,11に出力させて形状制御を行なわせるものであ
る。
【0021】板幅変化や形状変化が発生した場合には,
これらは演算器14に入力され,サポートロール6,7
の位置移動を行なわせるとともに,圧延材1の異形変形
をキャンセルするような対応プロフィールを選定し,最
適なロールベンディング力をワークロールに与えること
ができる。
【0022】なお,本発明は上述した一実施例に限定さ
れるものでなく,例えば形状検出器および板幅検出器か
らの信号により左右のサポートロール6,7の位置を個
別または同時に制御してもよい。また同時に上下のワー
クロール2,3のベンディング力を個別または同時に制
御してもよい。ベンディングの方法もインクリース,デ
クリースの2種類適用できるのは言うまでもない。
【0023】なお,上記実施例では5段圧延機に適用し
た例を示したが,図6(1)および図6(2)に示す中
間ロールを備えた圧延機にも適用できるのは言うまでも
ない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
予め圧延材の板幅に応じてサポートロールを移動させる
ようにし,設定されたサポートロール間隔に対して圧延
材の形状検出に応じて圧延材に耳伸びや中伸びをキャン
セルするように前記ワークロールプロフィールを決定
し,これに対応するベンディング力が常時作用するよう
制御の構成にしたので,ロールベンディング力およびサ
ポートロール軸方向移動量の両者を的確に制御し,自動
的かつ正確な形状制御を達成し得るという優れた効果が
得られる。また,2本1組のバックアップロールのうち
他方の1本を中央部分が同ロール両側より径大な胴幅短
尺を有した固着ロールにしたので,ロール剛性が高まり
圧延荷重によるバックアップロールの撓みを最小にする
ことができる。さらに,バックアップロールの固着ロー
ル部分とサポートロール部分の局部面圧が減圧されるた
め,圧延材の中伸び,耳伸び等の形状不良に対してもサ
ポートロールをサポートロール移動装置によって移動さ
せて刻々変化する圧延材の板幅方向における任意位置で
の形状制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る形状制御装置を備えた圧
延機の構成図である。
【図2】同圧延機の側面図である。
【図3】同圧延機の上バックアップロール配置図であ
る。
【図4】同圧延機によるサポートロール間隔をL=15
00mmとした場合のベンディング力と上下ワークロー
ルプロフィールとの変化特性図である。
【図5】同圧延機によるサポートロール間隔をL=10
00mmとした場合のベンディング力と上下ワークロー
ルプロフィールとの変化特性図である。
【図6】実施例の制御が適用可能な他の圧延機の例であ
る。
【符号の説明】
1 圧延材 2,3 ワークロール 4 下バックアップロール 5 バックアップロールシャフト 6,7 サポートロール 8,9 サポートロール移動装置 10,11 ロールベンディング装置 12 板幅検出器 13 形状検出器 14 演算器 15,16 比較器 17 サポートロール移動量検出器 18 ロールベンディング力検出器 19 サポートロール移動制御装置 20 ロールベンディング制御装置 29a 固着ロール 30,31 上バックアップロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21B 31/18 B 8727−4E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延材が通板される一対のワークロール
    と,前記ワークロールを支持する2本1組のバックアッ
    プロールを前記ワークロールの一方側に圧延材の通板方
    向に対向して配設するとともに,他方側にロール径が軸
    方向に不変となすバックアップロールを配設し,前記2
    本1組のバックアップロールのうち1本のバックアップ
    ロールをバックアップシャフトと胴幅短尺を有する一対
    のサポートロールで構成し,前記サポートロールを前記
    ワークロールに転接させつつ軸方向移動可能に取付ける
    とともに,他の1本のバックアップロールの中央部が同
    ロール両側より径大で,かつ軸方向移動不可能な固着ロ
    ールとして前記ワークロールに転接可能に配設し,前記
    固着ロールの幅寸法を前記サボートロール間の内側寸法
    より大きく配してなる5段式圧延機による圧延材の形状
    制御方法であって,予め前記サポートロール間距離に対
    するロールベンディング力の変化に伴うワークロールプ
    ロフィールを求めておき,圧延材の板幅に応じてサポー
    トロールを移動設定するとともに,圧延材の形状検出に
    より最適ワークロールプロフィールを決定して対応ロー
    ルベンディング力を求め,前記ロールベンディング力を
    前記ワークロールに設けたベンディング手段に出力させ
    て形状制御を行なわせることを特徴とする圧延機におけ
    る形状制御方法。
  2. 【請求項2】 圧延材が通板される一対のワークロール
    と,前記ワークロールを支持する2本1組のバックアッ
    プロールを前記ワークロールの一方側に圧延材の通板方
    向に対向して配設するとともに,他方側にロール径が軸
    方向に不変となすバックアップロールを配設し,前記2
    本1組のバックアップロールのうち1本のバックアップ
    ロールをバックアップシャフトと胴幅短尺を有する一対
    のサポートロールで構成し,前記サポートロールを前記
    ワークロールに転接させつつ軸方向移動可能に取付ける
    とともに,他の1本のバックアップロールの中央部が同
    ロール両側より径大で,かつ軸方向移動不可能な固着ロ
    ールとして前記ワークロールに転接可能に配設し,前記
    固着ロールの幅寸法を前記サボートロール間の内側寸法
    より大きく配してなる5段式圧延機による形状制御装置
    であって,前記対のサポートロールの移動手段と,前記
    ワークロールに対するベンディング手段と,圧延形状お
    よび板幅の検出手段と,この検出手段からの検出信号に
    基づき板幅に対応する最適サポートロール移動量を決定
    するとともに,予めサポートロール間隔に対する最適ロ
    ールベンディング力とを決定して前記移動手段およびベ
    ンディング手段を駆動制御する演算部と,ロールベンデ
    ィング力およびサポートロール移動量の検出手段と,こ
    の検出値と上記最適ロールベンディング力,最適サポー
    トロール移動量の決定値と比較して前記ロールベンディ
    ング手段およびサポートロール移動手段を補正駆動する
    補正手段とを備えてなることを特徴とする圧延機の形状
    制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002053302A1 (en) * 2000-12-21 2002-07-11 Research Institute Of Industrial Science & Technology A roll movement system in a rolling mill
DE112006002926T5 (de) 2006-11-30 2010-02-04 Osg Corporation, Toyokawa Stirnfräser
CN103433291A (zh) * 2013-07-10 2013-12-11 鞍钢股份有限公司 一种粗轧工作辊辊缝偏差测量调整方法
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