JPH09327691A - スカム掻き寄せ装置 - Google Patents

スカム掻き寄せ装置

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JPH09327691A
JPH09327691A JP15063896A JP15063896A JPH09327691A JP H09327691 A JPH09327691 A JP H09327691A JP 15063896 A JP15063896 A JP 15063896A JP 15063896 A JP15063896 A JP 15063896A JP H09327691 A JPH09327691 A JP H09327691A
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scum
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slide bar
movement
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Kazuto Yamashita
和人 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 沈澱池のチェーン駆動手段で移動するフライ
トの運動を利用して別の駆動手段を必要とせずに、消費
電力も少なく、経費の低減を図れるスカム掻き寄せ装置
を提供する。 【解決手段】 駆動手段でエンドレス回動するチェーン
4のフライト5に、クランク機構の第1ストライカー2
1、第2ストライカー26の第1脚アームa1 、第2脚
アームb2 を当接・離脱させ、第2脚アームb2 に枢着
したピストンロッド27によってスライドバー15を往
復移動させ、このスライドバー15に設けられた爪板1
9及び走行クラッチ切換爪17,18と走行台車30上
の走行クラッチ32により、走行台車30に間欠往動移
動と間欠復動移動を切り替えるとともに、ガイドレール
14に設けた反転ピン37a、37bによって、走行台
車30に設けたスキマーブレード31を反転させるスキ
マークラッチ38を操作させて、該スキマーブレード3
1により水面上のスカムを沈澱池1の下流側へ掻き寄
せ、スカム回収用トラフ12の転倒堰11からスカムを
回収するようにした構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生活廃水,工場廃
水等の汚濁液中の沈澱性物質を沈澱池内にて沈澱分離
し、動力駆動手段でチェーン等に所定間隔で取付けたフ
ライトにより沈澱汚泥を掻き寄せ除去するようにした装
置が具備された沈澱池の下流側に設置され、沈澱池の水
面に浮遊するスカムを掻き寄せて転倒堰を備えたトラフ
から除去するようにしたスカム掻き寄せ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近来、産業の集中化や大規模化による産
業廃水の増大、人口の都市への集中による生活廃水増大
と、下水道整備の立ち遅れなどから、河川、湖沼、海洋
などに自然の受容能力以上の廃水が流入し、水質汚濁が
急速に進み、水道原水、工業用水の汚濁、漁業や農業へ
の被害が進み、更にこの水質汚濁が直接人命にかかわる
深刻な事態まで招き、廃水の適当な処理が要請されてい
る。
【0003】従来、この水質汚濁を取り除く代表的な手
段は、長方形の沈澱池内に長手方向に向けてエンドレス
に駆動回動される、チェーンに定間隔で汚泥掻き寄せ用
のフライトを取付けた沈澱汚泥除去装置を装備させ、該
装置のフライトによって、沈澱池内の沈澱汚泥を一方向
に掻き寄せて除去するようにした沈降分離方式の沈澱池
が周知であるが、沈澱池内の水面上に浮遊するスカムが
発生し、このスカムは沈澱池流出水の悪化と、悪臭の原
因となるだけでなく、非衛生的であり放置すると肥厚し
除去が困難となるため、速やかに除去する必要がある。
【0004】このため、前記沈澱汚泥除去装置のフライ
トを水面に沿って移動させることによりフライトでスカ
ムを移動させたり、沈澱汚泥除去装置の駆動手段とは別
の油圧シリンダーや原動機等の駆動手段によって駆動さ
れる回転スカムスキマーやスカムスクレーパ等によって
回収して処理するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の手段
を採用した既設の沈澱汚泥除去装置付きの沈澱池では、
沈澱汚泥除去装置の配設設置の関係上、フライトによる
スカム移動終端位置とスカム除去用の転倒堰を備えたト
ラフとの間隔が広くなっており、フライトでスカムを移
動させてもその終端部において溜り状態が形成されて、
沈澱池流出水の悪化、悪臭、非衛生さ、肥厚等の原因は
解消されないことから、人力で掻き寄せ除去する手段が
多く採用されているが、極めて作業条件が悪いものとな
っており、また、後者の沈澱汚泥除去装置の駆動手段と
は別の駆動手段で稼働する回転スカムスキマーやスカム
スクレーパ等を設置するものでは、この駆動手段を駆動
するための電源、油圧装置等が必要であって、この駆動
に要する部品が多くなり、また消費電力等も大きくなっ
て経費が高くなるだけでなく、装置及び設備コストが高
くなるといった問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たものであって、沈澱汚泥除去装置の運動を利用するこ
とにより、別の駆動源を装備させることなく、既設の沈
澱汚泥除去装置付きの沈澱池に簡単に設置することがで
きて、フライトでのスカム移動の終端部での溜り状態を
形成せずに、沈澱池流出水の悪化、悪臭、非衛生さ、肥
厚等の原因を解消することができ、しかもランニングコ
ストのみならず装置コストも安価なスカム掻き寄せ装置
を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであり、その要旨とするとこ
ろは、電動機等の駆動手段で回動する所定間隔のフライ
トによって沈澱汚泥を除去する沈澱汚泥除去装置を具備
した沈澱池の下流側に設置され、沈澱池の水面に浮遊す
るスカムを掻き寄せ、これを転倒堰を備えたトラフにお
いて除去するスカム掻き寄せ装置であって、前記フライ
トの移動によって駆動される揺動運動を直線往復運動に
変換する運動変換機構と、沈澱池の横幅とほぼ同じ長さ
のスキマーブレードの下端部が往動時にのみスカム掻き
寄せ作用を行うようにしたスキマークラッチ、運動受動
機能と運動方向変更機能を有する走行クラッチ及び前記
転倒堰を操作する操作手段を備えた走行台車と、沈澱池
の幅方向に横架する複数本の架設用梁に、該架設用梁と
直交する方向に前記走行台車をガイドし且つ走行台車の
前記スキマークラッチを走行始端部においてスキマーブ
レードがスカム掻き寄せ状態位置とし又走行終端部にお
いてスキマーブレードを水面上空間通過状態位置とする
スキマークラッチ操作手段を備えた平行なガイドレール
を支持固定するとともに、前記運動変換機構による直線
往復運動を許容し且つ前記走行クラッチにより所定スト
ロークで走行台車に間欠移動を伝達する手段及び走行台
車の間欠移動始端部と終端部となる位置に、前記走行台
車の走行クラッチを操作して運動方向を変更させる走行
クラッチ操作手段を備えたスライドバーを支持した架設
体とから構成され、前記運動変換機構による直線運動を
スライドバーを介して走行台車に伝達して間欠移動さ
せ、走行台車の往動終端部で転倒堰を操作する操作手段
により転倒堰を転倒操作してスキマーブレードにより掻
き寄せたスカムをトラフ内へ溢流させて除去するように
したことを特徴とするスカム掻き寄せ装置にある。
【0008】なお、揺動運動を直線往復運動に変換する
運動変換機構は、沈澱池内壁に固定された支持体又は架
設体に回動可能に枢着される、第1脚アームと伝達アー
ムとでベルクランク機能を形成した第1ストライカー
と、該第1ストライカーの伝達アームに長孔を利用して
屈折自在に連結される受動アームと第2脚アームとを水
平軸で連結してベルクランク機能に形成した第2ストラ
イカーと、該第2ストライカーの第2脚アームの自由端
とスライドバーの一端とをピストンロッドで連結したク
ランク機構からなり、回動するフライトの運動を前記第
1ストライカー、第2ストライカーに伝達する構成とす
ることが、製作コスト面、メンテナンス面において経済
的である。
【0009】
【発明の実施の形態】及び
【実施例】以下、本発明に係るスカム掻き寄せ装置の一
実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。図1
は本発明のスカム掻き寄せ装置を設置位置を明示するた
めに示した沈澱池縦断面構成略図、図2は一部を破断省
略して示した実施形態のスカム掻き寄せ装置の側面略
図、図3は一部を略図的とするとともに破断省略して示
した実施形態のスカム掻き寄せ装置の平面略図、図4は
走行台車を一部破断して示した前進方向を基準とした後
方図、図5は走行クラッチの詳細正面図、図6、図7は
スライドバーの運動による走行クラッチの作動説明図、
図8はスキマークラッチの反転ピンによる作動説明図で
ある。
【0010】図1に示す沈澱池1は平面長方形状をして
おり、該沈澱池1内に、駆動モータ3の駆動によって長
手方向に向けてエンドレス回動するように掛けられた平
行な二本のチェーン4の相互に、全周にわたって所定間
隔で多数のフライト5が沈澱池1の幅方向に設けられ、
沈澱池1における流出側の手前側から斜め下方に向けて
傾斜した状態でエンドレス回動するように構成されてい
る。
【0011】この沈澱池1には長手方向端部に、流入口
6が設けられ、この流入口6の前方一に邪魔板7が配置
されており、邪魔板7の前方には沈澱汚泥を収集する汚
泥だめ8が形成され、この汚泥だめ8に収集した汚泥を
流出管9によって吸引して外部へ排出するようになって
いる。
【0012】本実施形態のスカム掻き寄せ装置10は、
図1に一点鎖線で示すように、沈澱池1の流出側に配置
され、水面上に浮遊するスカムを転倒堰11を備えたス
カム回収用トラフ12に回収して除去するようになって
いる。
【0013】前記スカム掻き寄せ装置10は、図2、図
3に示すように、沈澱池1の幅方向に複数本の架設用梁
13で横架し、これらの架設用梁13の相互を平行する
二本のガイドレール14で結合し、各架設用梁13にス
ライドバー15を水平移動自在に支持させた架設体16
と、前記フライト5の移動によって駆動される揺動運動
を直線往復運動に変換する運動変換機構部Aと、スキマ
ーブレード31を具備した走行台車30とから構成され
ている。
【0014】前記運動変換機構部Aは、図2及び図3に
示すように、回動するフライト5の当接により揺動し、
沈澱池1の内壁に固定された支持ブラケットBに回動可
能に枢着された、第1脚アームa1 と伝達アームa2
でベルクランクを形成した第1ストライカー21と、該
第1ストライカー21の伝達アームa2 に長孔22を利
用して屈折自在に連結される受動アームb1 及び第2脚
アームb2 とを水平軸b3 で連結してベルクランク機能
に形成した第2ストライカー26と、該第2ストライカ
ー26の第2脚アームb2 の自由端と架設体16のスラ
イドバー15の一端とをピストンロッド27で連結した
クランク機構で構成されており、前記ピストンロッド2
7と枢着されたスライドバー15が所定ストロークで往
復運動するようになっている。
【0015】また走行台車30は、図1、図2及び図4
に示すように、架設体16のガイドレール14に支持さ
れて転動する四個の車輪39が台車フレームに取付いて
おり、また全長さを両端部のゴム等の弾性摺接部31a
も含めて幅沈澱池1の横幅とほぼ同じ長さとしたスキマ
ーブレード31に、往動時にのみスカム掻き寄せ機能を
行わせるようにしたスキマークラッチ38と、間欠運動
伝達のための走行クラッチ32及び前記転倒堰11を操
作する操作手段である堰操作ローラ33を備えている。
【0016】さらに架設体16は、沈澱池1の幅方向に
横架固定される複数本の架設用梁13に、該梁13と直
交する方向に前記走行台車30をガイドし且つ走行台車
30の前記スキマークラッチ38を、走行始端部におい
てスキマーブレード31がスカム掻き寄せ状態位置(図
2の状態)とし又走行終端部においてスキマーブレード
31が水面上空間通過状態位置(図8の状態)とするス
キマークラッチ操作手段である反転ピン37a、37b
を備えた平行なガイドレール14を支持固定するととも
に、前記運動変換機構Aによる直線往復運動を許容し且
つ前記走行クラッチ32を操作して一定ストロークで走
行台車30に間欠移動を伝達するための前記ストローク
の間隔で下方へ突設した爪板19(図6、7参照)及び
走行台車30の間欠移動始端部と終端部に前記爪板19
より左右方向にシフトした位置から下方へ後記走行クラ
ッチ32のウェイトバー32bに当たるように長く突設
した、間欠移動方向変更手段である走行クラッチ切換爪
17、18を備えたスライドバー15を支持した構成と
なっている。
【0017】前記スキマークラッチ38は、走行台車3
0の移動方向左右であって、ガイドレール14の反転ピ
ン37a、37bで操作される位置に設けられており、
台車フレームから垂設対峙する支持板41に回動自在に
支持した支軸42の両端部に、スキマーブレード31を
支持する支持アーム43を固定するとともに、中間位置
に重錘44を設けたスキマー操作用アーム45を固定し
て、重心移動によってスキマーブレード31を下げた状
態と上げた状態を維持するためのストッパー46を設け
た構成となっており、これによって走行始端部の反転ピ
ン37a(図3)においてスキマーブレード31がスカ
ム掻き寄せ状態位置(図2)となり、又走行終端部の反
転ピン37bにおいてスキマーブレード31が水面上へ
上げられた状態(図8)の位置とするようになってい
る。
【0018】また走行クラッチ32は、図5乃至図7に
示すように、スライドバー15の下面に所定のピッチp
で突設された爪板19に、往動時と復動時に反転して当
接する爪端32cを両端に形成するとともに、走行クラ
ッチ切換爪17、18に当って反転し該反転状態を維持
するためのウェイトバー32bを具備した反転体32a
を、台車30の上面に対設した支持板に揺動自在に枢支
した構成となっている。
【0019】また図2及び図3に示すように、スカム回
収用トラフ12に装備されている、架設された回動操作
軸50と直交固定され後端に復帰補助用重錘36を備え
た堰操作杆35と、該堰操作杆35の先端と転倒堰11
の転倒用アーム52とを連結する連動ピストンロッド5
3と、回動操作軸50を回動操作する堰開閉操作レバー
40又はこれにパワーシリンダのロッド(図示省略)を
連結した堰開閉操作装置の前記回動操作軸50に、走行
台車30に設けた堰操作ローラ33によって押圧される
片持梁状の堰操作用アーム34を設け、走行台車30の
移動によりその堰操作用ローラ33が堰操作用アーム3
4の自由端を押し下げて回動操作軸50が回動し、前記
堰操作転杆35、連動ピストンロッド53、転倒用アー
ム52により倒堰11が水面下に倒され、スキマーブレ
ード31による前進移動によって移動されてきたスカム
をスカム回収用トラフ12に回収するように構成されて
いる。
【0020】次に、上記のように構成された本実施形態
のスカム掻き寄せ装置10の作用について説明すると、
チェーン4に架設された多数のフライト5の一定方向
(図1、図2の矢印方向)の回動によってフライト5が
下流側に移動すると、このフライト5が運動変換機構部
Aのクランク機構を構成する第1ストライカー21の第
1脚アームa1 に当接して、図2に想像線で示すよう
に、第1ストライカー21及び第2ストライカー26を
枢着部分を支点として回動させ、第2脚アームに連結し
たピストンロッド27によりスライドバー15を後退さ
せ、さらにフライト5が移動すると、次には第2ストラ
イカー26の第2脚アームb2 に当接してこれを回動さ
せ、ピストンロッド27によりスライドバー15を前進
させるようになって、スライドバー15が一定ストロー
ク分だけの直線往復運動を繰り返し、スライドバー15
の下方に突設した爪板19で、走行クラッチ32の爪端
32cを操作して走行台車30に間欠運動を付与するよ
うになる。
【0021】この走行台車30の走行始点においては、
一端がスライドバー15の始端部の走行クラッチ切換爪
17とウェイトバー32bによって走行クラッチ32の
反転体32aが反転し、爪板19がその反転体32aの
爪端32cを押す状態(図6に示した右下がりの状態)
となるとともに、スキマークラッチ38が上流側の反転
ピン37aに当接してスキマーブレード31が下がり、
その下端部が水面下に浸された状態(図2参照)とな
る。
【0022】したがって、この体勢においてスライドバ
ー15が前進する場合には、反転体32aの爪端32c
にスライドバー15の爪板19が当接されて、走行台車
30が前進方向(図面上、右方向)へ所定ストローク分
だけ移動し、フライト5により掻き寄せられたスカムを
スカム回収用トラフ12の方向へ掻き寄せるようにな
り、スライドバー15が後退する場合には、爪板19が
反転体32aの爪端32cに当って、反転体32aがウ
ェイトバー32bに抗して押し下げられるが、爪板19
の通過後にウェイトバー32bによって元の状態に復帰
し、走行台車30は停止状態に維持される。そして次の
スライドバー15の前進時に、再びスライドバー15の
別の爪板19が、前記復帰した状態の反転体32aの爪
端32cに当接されて、走行台車30はさらに下流側へ
スカムを掻きながら所定ストロークだけ前進し、これを
繰り返す。
【0023】走行台車30がガイドレール14に沿って
一方向(上記においては図面上右方向)へ所定距離だけ
間欠移動して終端部に至った段階において、走行台車3
0の先端に設けた堰操作用ローラ33が、堰操作用アー
ム34の自由端を押し下げて(図8参照)回動操作軸5
0を回動させ、該回動操作軸50と一体の堰操作杆3
5、連結リンク53及び転倒用アーム52により、スカ
ム回収用トラフ12の転倒堰11が水面下に下降移動し
て、スキマーブレード31によって順次下流側に向けて
掻き寄せたスカムがスカム回収用トラフ12内に溢流状
態で回収されるようになる。
【0024】その後、スキマークラッチ38が下流側の
反転ピン37bに当接して、図8に示すようにスキマー
ブレード31が水面上へ上げられた状態となり、スライ
ドバー15が後退する時に、図6に示した走行クラッチ
切換爪18が、停止状態にある走行台車30の走行クラ
ッチ32のウェイトバー32bに当って、図7に示すよ
うに反転体32aを反転させるとともに、このウェイト
バー32bを引っ掛けた状態で所定ストロークだけ走行
台車30を後退させた後、スライドバー15が前進し、
次に後退する場合に、爪板19で反転状態の爪端32c
に当って、走行台車30後退方向(図面上、左方向)へ
所定ストローク分だけ移動し、これの繰り返しにより走
行台車30はスカムを掻くことなく後退間欠移動を繰り
返して始端部である上流側の元の位置に復帰する。
【0025】この始端部において、スキマークラッチ3
8が上流側の反転ピン37aに当接してスキマーブレー
ド31が下がり、その下端部が水面下に浸された状態
(図2参照)となるとともに、スライドバー15に設け
た始端部側の走行クラッチ切換爪17aによって反転体
32aが反転し、その爪端32cがスライドバー15の
爪板19に当接されて走行台車30を前進移動させ、水
面下に浸されたスキマーブレード31によりスカムを下
流方向へ掻き寄せる。
【0026】このようにして上記動作を繰り返すことに
よって、フライト5により下流側へ移動したスカムを、
スカム掻き寄せ装置10のスキマーブレード31によっ
て引き続き下流側に向けて順次移動させ、これをスカム
回収用トラフ12内へ回収除去し、沈澱池1内の水を次
第に清水に近い状態とするのである。
【0027】本実施形態のスカム掻き寄せ装置10にお
いて、揺動運動を直線往復運動に変換する運動変換機構
としてクランク機構を採用することにより、クランク機
構を構成する第1ストライカー21を、チェーン4のフ
ライト5に当、離接することによって駆動できるので、
駆動手段を別に設ける必要がなく、消費電力も少なくて
済み、経費の低減を図ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスカム掻
き寄せ装置によれば、沈澱池の沈澱汚泥除去装置の駆動
源を利用することにより、別の駆動源を装備させること
なく、既設の沈澱汚泥除去装置付きの沈澱池に簡単に設
置することができて、フライトでのスカム移動の終端部
での溜り状態を形成せずに、沈澱池流出水の悪化、悪
臭、非衛生さ、肥厚等の原因を解消することができ、し
かもランニングコストのみならず装置コストも安価なス
カム掻き寄せ装置を提供することができる。
【0029】また、スカムを下流側に押して移動させる
スキマーブレードを水面下に浸す動作と水面上に上げる
動作を走行台車の移動終了時において、反転ピンによる
スキマークラッチの反転によって自動的に行うことがで
きるとともに、走行台車の前進・後退の切り替えをスラ
イドバーの反転爪による走行クラッチの反転によって自
動的に行うことができ、しかも、走行台車の前進・後退
移動をスライドバーの往復動作に伴うスライドバーの爪
板と走行クラッチの上端との当接によって自動的に行う
ことができる。
【0030】さらに、スカム回収用トラフに取付けた堰
操作用アームを下降させて、スカム回収用トラフの転倒
堰を水面下に自動的に下降移動することができて、スキ
マーブレードで掻き寄せたスカムをスカム回収用トラフ
へ効率良く確実に回収することができる。
【0031】さらにまた揺動運動を直線往復運動に変換
する運動変換機構としてクランク機構を採用することに
より、クランク機構の第1ストライカーを、チェーンの
フライトに当接・離脱することによって駆動できるの
で、構成が簡単であって装置コストが安価となり、また
故障等も少なく長期にわたって稼働させることができる
ことと駆動手段を別に設ける必要がないことが相俟って
経費の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスカム掻き寄せ装置を設置位置を明示
するために示した沈澱池縦断面構成略図である。
【図2】本発明のスカム掻き寄せ装置の一部を破断省略
して示した実施形態の側面略図である。
【図3】本発明のスカム掻き寄せ装置の一部を略図的と
するとともに破断省略して示した実施形態のスカム掻き
寄せ装置の平面略図である。
【図4】本発明のスカム掻き寄せ装置を構成する走行台
車を一部破断して示した前進方向を基準とした後方図で
ある。
【図5】走行クラッチの詳細正面図である。
【図6】スライドバーの往動時の走行クラッチの作動説
明図である。
【図7】スライドバーの復動時の走行クラッチの作動説
明図である。
【図8】スキマークラッチの反転ピンによる作動説明図
である。
【符号の説明】
1 沈澱池 3 駆動モータ 4 チェーン 5 フライト 10 スカム掻き寄せ装置 11 転倒堰 12 スカム回収用トラフ 13 架設用梁 14 ガイドレール 15 スライドバー 16 架設体 17、18 走行クラッチ切換爪 19 爪板 21 第1ストライカー 22 長孔 26 第2ストライカー 27 ピストンロッド 30 走行台車 31 スキマーブレード 31a 弾性摺接部 32 走行クラッチ 32a 反転体 32b ウェイトバー 32c 爪端 33 堰操作用ローラ 34 堰操作用アーム 35 堰操作杆 36 復帰補助用重錘 37a、37b 反転ピン 39 車輪 40 堰開閉用操作レバー 41 支持板 42 支軸 43 支持アーム 44 重錘 45 スキマー操作用アーム 46 ストッパー 50 回動操作軸 52 転倒用アーム 53 連結リンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機等の駆動手段で回動する所定間隔
    のフライトによって沈澱汚泥を除去する沈澱汚泥除去装
    置を具備した沈澱池の下流側に設置され、沈澱池の水面
    に浮遊するスカムを掻き寄せ、これを転倒堰を備えたト
    ラフにおいて除去するスカム掻き寄せ装置であって、 前記フライトの移動によって駆動される揺動運動を直線
    往復運動に変換する運動変換機構と、 沈澱池の横幅とほぼ同じ長さのスキマーブレードの下端
    部が往動時にのみスカム掻き寄せ作用を行うようにした
    スキマークラッチ、運動受動機能と運動方向変更機能を
    有する走行クラッチ及び前記転倒堰を操作する操作手段
    を備えた走行台車と、 沈澱池の幅方向に横架する複数本の架設用梁に、該架設
    用梁と直交する方向に前記走行台車をガイドし且つ走行
    台車の前記スキマークラッチを走行始端部においてスキ
    マーブレードがスカム掻き寄せ状態位置とし又走行終端
    部においてスキマーブレードを水面上空間通過状態位置
    とするスキマークラッチ操作手段を備えた平行なガイド
    レールを支持固定するとともに、前記運動変換機構によ
    る直線往復運動を許容し且つ前記走行クラッチにより所
    定ストロークで走行台車に間欠移動を伝達する手段及び
    走行台車の間欠移動始端部と終端部となる位置に、前記
    走行台車の走行クラッチを操作して運動方向を変更させ
    る走行クラッチ操作手段を備えたスライドバーを支持し
    た架設体とからなり、 前記運動変換機構による直線運動をスライドバーを介し
    て走行台車に伝達して間欠移動させ、走行台車の往動終
    端部で転倒堰を操作する操作手段により転倒堰を転倒操
    作してスキマーブレードにより掻き寄せたスカムをトラ
    フ内へ溢流させて除去するようにしたことを特徴とする
    スカム掻き寄せ装置。
  2. 【請求項2】 揺動運動を直線往復運動に変換する運動
    変換機構が、沈澱池内壁に固定された支持体又は架設体
    に回動可能に枢着される、第1脚アームと伝達アームと
    でベルクランク機能を形成した第1ストライカーと、該
    第1ストライカーの伝達アームに長孔を利用して屈折自
    在に連結される受動アームと第2脚アームとを水平軸で
    連結してベルクランク機能に形成した第2ストライカー
    と、該第2ストライカーの第2脚アームの自由端とスラ
    イドバーの一端とをピストンロッドで連結したクランク
    機構からなり、回動するフライトの運動を前記第1スト
    ライカー、第2ストライカーに伝達する構成である請求
    項1記載のスカム掻き寄せ装置。
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