JPH09326548A - プリント配線板 - Google Patents

プリント配線板

Info

Publication number
JPH09326548A
JPH09326548A JP14249496A JP14249496A JPH09326548A JP H09326548 A JPH09326548 A JP H09326548A JP 14249496 A JP14249496 A JP 14249496A JP 14249496 A JP14249496 A JP 14249496A JP H09326548 A JPH09326548 A JP H09326548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
trimming
trimming pattern
wiring board
printed wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14249496A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunori Hayasaka
光典 早坂
Keiji Shintani
啓司 新谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14249496A priority Critical patent/JPH09326548A/ja
Publication of JPH09326548A publication Critical patent/JPH09326548A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント配線中のパターンのトリミングに際
し、安定したレーザ加工を行い、信頼性を向上させる。 【解決手段】 レーザ加工するトリミングパターン3に
隣接して絶縁基板2上にレーザ光6の反射率が高い材料
から成る保護層5を形成する。保護層5によりトリミン
グパターン3以外の部分が深く加工されるのを防ぎ、下
層パターン4を保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサ、イン
ダクタ、ラインパターン等のトリミングをレーザ加工に
より行うトリミングパターンを備えたプリント配線板に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、回路の高品質、高信頼性、コスト
削減の要望から、レーザによる回路調整が注目されてい
る。図4は従来のプリント配線板を示し、絶縁基板を透
視した斜視図である。
【0003】図4に示すように、従来の2層以上の有機
系プリント配線板21は、絶縁基板22の表面にトリミ
ングパターン23が形成され、絶縁基板22の下面に下
層パターン24が形成されている。パターン23、24
には銅が用いられ、絶縁基板22には一般的に紙フェノ
ール、紙エポキシ、ガラスエポキシが用いられ、最近に
おいてはアラミドエポキシなど新しい材料も出てきてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプリント配線板21において、トリミングパターン
23をレーザ光25により加工すると、このレーザ加工
により生じるレーザ加工痕26から明らかなように、周
辺にレーザ熱の影響を及ぼす。しかも、トリミングパタ
ーン23がある箇所とない箇所とで加工深さに差が生
じ、トリミングパターン23のない箇所の加工深さが深
くなり、下層のパターン24を傷つけ、信頼性が問題と
なる。特に、アラミドエポキシ製の絶縁基板22は、層
間が薄く、基材のレーザ加工性が良いので、問題とな
る。
【0005】一方、トリミングパターン23がない箇所
の熱影響を小さくするためにレーザパワーを低くする
と、トリミングパターン23を切り残してしまい、目的
を達成することができない。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、トリミングパターンをレーザ照射により加工す
る際、トリミングパターンとは反対側のパターンにダメ
ージを与えることがなく、加工後の信頼性を確保するこ
とができるようにしたプリント配線板を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、トリミングパターンを加工するレーザ光
から上記トリミングパターンとは反対側のパターンを保
護するための保護層が形成されたものである。
【0008】これにより、トリミングパターンをレーザ
加工したとき、トリミングパターンとは反対側のパター
ンにダメージを与えられることがなく、加工後の信頼性
も確保できるプリント配線板が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、トリミングパターンを加工するレーザ光から上記ト
リミングパターンとは反対側のパターンを保護するため
の保護層が上記トリミングパターンに隣接して形成され
たものであり、トリミングパターンをレーザ光により加
工する際、保護層によりトリミングパターンがない箇所
におけるトリミングパターンとは反対側のパターンへの
熱影響を小さくすることができ、安定した加工を行うこ
とができ、特に、レーザ加工性の良いアラミドエポキシ
複合材上のパターンをカットする場合に有効である。
【0010】請求項2に記載の発明は、トリミングパタ
ーンを加工するレーザ光から上記トリミングパターンと
は反対側のパターンを保護するための保護層が内部に形
成されたものであり、上記請求項1と同様の作用を有す
る。
【0011】請求項3に記載の発明は、トリミングパタ
ーンを加工するレーザ光から上記トリミングパターンと
は反対側のパターンを保護するための保護層が上記保護
すべきパターンの表面を被覆するように形成されたもの
であり、上記請求項1と同様の作用を有する。
【0012】請求項4に記載の説明は、保護層が、レー
ザ光反射率の高い顔料を混合したエポキシ系、またはフ
ェノール系樹脂、またはフッ素系樹脂、またはセラミッ
クス、またはレーザ光反射率の高い物質のいずれかから
成るものである。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態によ
るプリント配線板を示し、絶縁基板を透視した斜視図で
ある。
【0014】図1に示すように、プリント配線板1は、
絶縁基板2の表面にトリミングパターン3が形成され、
絶縁基板2の下面に下層パターン4が形成されている。
絶縁基板2の表面にはトリミングパターン3の加工方向
でトリミングパターン3の両側に隣接して保護層5が形
成されている。
【0015】絶縁基板2とパターン3、4は上記従来例
と同様の材料により形成され、保護層5はレーザ光を反
射しやすい白色系顔料を混合したエポキシ系、またはフ
ェノール系樹脂、またはフッ素系樹脂、またはセラミッ
クス、またはレーザ光反射率の高い物質等によりレーザ
光の反射性、耐熱性、絶縁性を有するように形成されて
いる。
【0016】以上の構成において、トリミングパターン
3をレーザ光6でレーザ照射部7に示すように加工する
と、トリミングパターン3部と保護層5により、下層へ
の加工を妨げ、安定した加工深さを得ることできて下層
パターン4を保護することができる。
【0017】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態によるプリント配線板を示し、絶縁基板を透視
した斜視図である。
【0018】図2に示すように、プリント配線板1は、
絶縁基板2の表面にトリミングパターン3が形成され、
絶縁基板2の下面に下層パターン4が形成されている。
絶縁基板2の内部にはトリミングパターン3の加工方法
に沿うように保護層5が形成されている。
【0019】絶縁基板2とパターン3、4は上記従来例
と同様の材料により形成され、保護層5は上記第1の実
施の形態と同様にレーザ光を反射しやすい白色系顔料を
混合したエポキシ系、またはフェノール系樹脂、または
フッ素系樹脂、またセラミックス、またはレーザ光反射
率の高い物質等によりレーザ光の反射性、耐熱性、絶縁
性を有するように形成されている。
【0020】以上の構成において、トリミングパターン
3をレーザ光6でレーザ照射部7に示すように加工する
と、保護層5により下層への加工を妨げ、安定した加工
深さを得ることができて下層パターン4を保護すること
ができる。
【0021】(実施の形態3)図3は本発明の第3の実
施の形態によるプリント配線板を示し、絶縁基板を透視
した斜視図である。
【0022】図3に示すように、プリント配線板1は、
絶縁基板2の表面にトリミングパターン3が形成され、
絶縁基板2の下面に下層パターン4が形成されている。
絶縁基板2の下側で下層パターン4の上面には保護層5
が形成されている。
【0023】絶縁基板2とパターン3、4は上記従来例
と同様の材料により形成され、保護層5は上記第1、第
2の実施の形態と同様にレーザ光を反射しやすい白色系
顔料を混合したエポキシ系、またはフェノール系樹脂、
またはフッ素系樹脂、またセラミックス、またはレーザ
光反射率の高い物質等によりレーザ光の反射性、耐熱
性、絶縁性を有するように形成されている。
【0024】以上の構成において、トリミングパターン
3をレーザ光6でレーザ照射部7に示すように加工する
と、保護層5により下層への加工を妨げ、安定した加工
深さを得ることができて下層パターン4を保護すること
ができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トリミングパターンに隣接し、または内層、またはトリ
ミングパターンとは反対側のパターン上部に保護層を設
けることにより、レーザ加工でトリミングパターンとは
反対側のパターンを傷つけるという問題がなくなり、信
頼性の高いプリント配線板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるプリント配線
板の斜視図
【図2】本発明の第2の実施の形態によるプリント配線
板の斜視図
【図3】本発明の第3の実施の形態によるプリント配線
板の斜視図
【図4】従来のプリント配線板の斜視図
【符号の説明】
1 プリント配線板 2 絶縁基板 3 トリミングパターン 4 下層パターン 5 保護層 6 レーザ光 7 レーザ照射部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリミングパターンを加工するレーザ光
    から上記トリミングパターンとは反対側のパターンを保
    護するための保護層が上記トリミングパターンに隣接し
    て形成されたプリント配線板。
  2. 【請求項2】 トリミングパターンを加工するレーザ光
    から上記トリミングパターンとは反対側のパターンを保
    護するための保護層が内部に形成されたプリント配線
    板。
  3. 【請求項3】 トリミングパターンを加工するレーザ光
    から上記トリミングパターンとは反対側のパターンを保
    護するための保護層が上記保護すべきパターンの表面を
    被覆するように形成されたプリント配線板。
  4. 【請求項4】 保護層が、レーザ光反射率の高い顔料を
    混合したエポキシ系、またはフェノール系樹脂、または
    フッ素系樹脂、またはセラミックス、またはレーザ光反
    射率の高い物質のいずれかから成る請求項1ないし3の
    いずれかに記載のプリント配線板。
JP14249496A 1996-06-05 1996-06-05 プリント配線板 Pending JPH09326548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14249496A JPH09326548A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 プリント配線板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14249496A JPH09326548A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 プリント配線板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09326548A true JPH09326548A (ja) 1997-12-16

Family

ID=15316640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14249496A Pending JPH09326548A (ja) 1996-06-05 1996-06-05 プリント配線板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09326548A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003023230A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Ricoh Microelectronics Co Ltd 基板製造方法
JP2006049574A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Matsushita Electric Works Ltd 立体回路板の製造方法及び立体回路板
JP2010003924A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Sanken Electric Co Ltd 回路基板
JP2016035682A (ja) * 2014-08-04 2016-03-17 株式会社ワコム 位置指示器及びその製造方法
JP2016085180A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 セイコーエプソン株式会社 電子デバイス、電子機器および移動体
WO2022164109A1 (ko) * 2021-01-27 2022-08-04 주식회사 엘지에너지솔루션 보호회로부 및 리드부와 보호회로부의 접합방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003023230A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Ricoh Microelectronics Co Ltd 基板製造方法
JP2006049574A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Matsushita Electric Works Ltd 立体回路板の製造方法及び立体回路板
JP4575723B2 (ja) * 2004-08-04 2010-11-04 パナソニック電工株式会社 立体回路板の製造方法及び立体回路板
JP2010003924A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Sanken Electric Co Ltd 回路基板
JP2016035682A (ja) * 2014-08-04 2016-03-17 株式会社ワコム 位置指示器及びその製造方法
JP2016085180A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 セイコーエプソン株式会社 電子デバイス、電子機器および移動体
WO2022164109A1 (ko) * 2021-01-27 2022-08-04 주식회사 엘지에너지솔루션 보호회로부 및 리드부와 보호회로부의 접합방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5536579A (en) Design of high density structures with laser etch stop
KR100512688B1 (ko) 캐패시터 내장형 인쇄 회로 기판 제조 방법
JP2010021570A (ja) 基板フレーム、基板フレームストリップ及び表面実装可能な発光性の半導体素子
JP2002353473A5 (ja)
KR101003343B1 (ko) 배선 기판의 개편화 방법 및 패키지용 기판
EP1435658A4 (en) SUBSTRATE AND METHOD FOR ITS MANUFACTURE
KR20080096278A (ko) 인쇄회로기판 및 그 제조 방법
JPH09326548A (ja) プリント配線板
EP1043921A4 (en) MULTILAYER PRINTED PCB AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF
KR970063036A (ko) 서멀헤드 및 그 제조방법
US7042331B2 (en) Fabrication of thick film electrical components
JP2006332643A (ja) 回路要素
JP2002353633A (ja) 多層プリント配線板の製造法及び多層プリント配線板
KR20150146265A (ko) 코어 및 이를 이용한 인쇄회로기판
KR20130046717A (ko) 인쇄회로기판의 제조 방법
US20220020697A1 (en) Module and method of manufacturing the same
KR101283164B1 (ko) 인쇄회로기판 및 그의 제조 방법
US6403891B1 (en) Metallization removal under the laser mark area for substrates
JPH04348058A (ja) ガラス繊維入り有機基板
JPH03254197A (ja) 配線基板
US7105911B2 (en) Multilayer electronic substrate, and the method of manufacturing multilayer electronic substrate
JPH05198951A (ja) 有機多層電気回路配線基板
KR20070066898A (ko) 이산화탄소 가스 레이저에 의한 카운터보링 방법
KR101641287B1 (ko) 코어 및 이를 이용한 인쇄회로기판
JPH07106103A (ja) チップ抵抗器の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20050622

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20051115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060307

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02