JPH04348058A - ガラス繊維入り有機基板 - Google Patents

ガラス繊維入り有機基板

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Publication number
JPH04348058A
JPH04348058A JP14972191A JP14972191A JPH04348058A JP H04348058 A JPH04348058 A JP H04348058A JP 14972191 A JP14972191 A JP 14972191A JP 14972191 A JP14972191 A JP 14972191A JP H04348058 A JPH04348058 A JP H04348058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass fiber
laser
pattern
circuit pattern
cut
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14972191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Hosoya
細谷 喜美夫
Tetsuo Kurokawa
黒川 哲夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
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Publication of JPH04348058A publication Critical patent/JPH04348058A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス繊維部と樹脂部
とが相互に積層され表面にレーザによってパターンカッ
トを施されうる回路パターンが形成されるガラス繊維入
り有機基板に関する。
【0002】ところで、かかるガラス繊維入り有機基板
は次のようにして作られる。まず、、ガラス繊維を織っ
てマット状にし、エポキシ樹脂を含浸させ乾燥する。そ
の後は、このシート状のものを重ね合わせ、片面または
両面に銅箔を重ね、高圧高温で積層成形すればよい。こ
のようにして有機基板にガラス繊維を入れることは、補
強が主目的であるが、耐熱性(反りや捩れ)にも効果が
ある。
【0003】
【従来の技術】図4はガラスエポキシ樹脂製プリント基
板の断面図であるが、このガラスエポキシ樹脂製プリン
ト基板101は、図4に示すように、ガラス繊維部10
1Aとエポキシ樹脂部101Bとが相互に積層された構
造となっており、更に表面101Cに銅製の回路パター
ン101Pが形成されている。
【0004】ところで、従来より、仕上げ時やプリント
板改造時等において、回路パターン101Pについてパ
ターンカットを施すが、このパターンカットは、ドリル
によりマニュアルで実施している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のドリルを用いたパターンカット工法では、高
密度実装プリント板改造や作業の効率化には追いつかな
い。
【0006】そこで、例えばYAGレーザのごときレー
ザを用いたパターンカット工法が考えられるが、これで
は回路パターン101Pのカット時に回路パターン下部
の基板部分101A,101Bを損傷するおそれがある
。特にYAGレーザによる場合は、基板部分のガラス繊
維部101Aが切断されやすい(図5参照)。
【0007】ここで、図5のように、基板部分のガラス
繊維部101Aが切断されると、次のような問題が生じ
る。すなわち、YAGレーザによるパターンカット部か
ら水分が入ると、電位によって銅イオンが移動成長して
、回路パターン101Pにおけるパターン間の絶縁が劣
化し、パターン間でショートを引き起こすおそれがある
。したがって、基板部分のガラス繊維部101Aが切断
されないようにする必要がある。
【0008】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、レーザを使用したパターンカット工法を用い
ても基板部分のガラス繊維部を損傷させないようにした
、ガラス繊維入り有機基板を提供することを目的とする
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図で、この図1において、1はガラス繊維入り有機基板
で、このガラス繊維入り有機基板1は、ガラス繊維部1
Aと樹脂部1B(1B′)とが相互に積層され、表面1
Cに、レーザによってパターンカットを施されうる回路
パターン1Pが形成されている。
【0010】そして、回路パターン1Pが形成される面
1Cに隣接する基板部分が、他の樹脂層1Bよりも厚い
樹脂層1B′で構成されている。すなわち、この樹脂層
1B′は、レーザによって次層のガラス繊維部1Aが切
断されない厚さに設定されている。
【0011】
【作用】上述の本発明のガラス繊維入り有機基板では、
レーザを使って回路パターン1Pにパターンカットを施
しても、樹脂層1B′が、レーザによって次層のガラス
繊維部1Aが切断されない厚さに設定されているので、
レーザによって次層のガラス繊維部1Aが切断されるこ
とはない。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0013】図2は本発明の一実施例を示す部分断面図
であるが、この図2に示す実施例では、ガラス繊維入り
有機基板としてのガラスエポキシ樹脂製プリント板11
が複数枚積層された構造となっている。
【0014】ここで、各ガラスエポキシ樹脂製プリント
板11は、ガラス繊維部11Aとエポキシ樹脂部11B
(11B′)とが相互に積層された構造となっており、
更に各表面11Cには、例えばYAGレーザによってパ
ターンカットを施されうる回路パターン11Pが形成さ
れている。
【0015】ところで、回路パターン11Pが形成され
る面11Cに隣接する基板部分は、他のエポキシ樹脂層
11Bよりも厚いエポキシ樹脂層11B′で構成されて
いる。すなわち、このエポキシ樹脂層11B′は、YA
Gレーザによって次層のガラス繊維部11Aが切断され
ないような厚さLに設定されている。
【0016】なお、他のエポキシ樹脂層11Bの厚さは
、前述のごとく、回路パターン11Pが形成される面1
1Cに隣接するエポキシ樹脂層11B′の厚さよりも薄
く、従来のものとほぼ同じ厚さ(例えば10ミクロン程
度)である。
【0017】ここで、パターンカットに使用するYAG
レーザの仕様は例えば次の通りである。すなわち、レー
ザ出力は16A,周波数は1600Hz,レーザ移動ス
ピードは5mm/sec,スポット径は1.3mmであ
り、このよう仕様のYAGレーザを使うと、回路パター
ン11Pが形成される面11Cに隣接するエポキシ樹脂
層11B′の厚さLは例えば100ミクロンより大きく
設定される。
【0018】もちろん、レーザ仕様が異なれば、回路パ
ターン11Pが形成される面11Cに隣接するエポキシ
樹脂層11B′の厚さLも変更されうることはいうまで
もない。
【0019】なお、下部に位置するガラスエポキシ樹脂
製プリント板11の回路パターン11Pについてのパタ
ーンカットは、ガラスエポキシ樹脂製プリント板11ど
うしを積層する前に実施する。
【0020】上述の構成により、各ガラスエポキシ樹脂
製プリント板11の回路パターン11Pについてのパタ
ーンカットをガラスエポキシ樹脂製プリント板11どう
しを積層する前に実施するが、この場合は、各ガラスエ
ポキシ樹脂製プリント板11の回路パターン11Pに前
述の条件にてYAGレーザを用いてパターンカットを施
す。
【0021】そして、この場合は、上記のようにYAG
レーザを使って回路パターン11Pにパターンカットを
施しても、回路パターン11Pが形成される面11Cに
隣接するエポキシ樹脂層11B′が、レーザによって次
層のガラス繊維部11Aが切断されないような厚さ(例
えば100ミクロンより大きい)に設定されているので
、YAGレーザによって次層のガラス繊維部11Aが切
断されるようなことはない(図3参照)。
【0022】これにより、YAGレーザ使用のパターン
カット工法を、基板内部のガラス繊維部11Aを切断す
ることなく、実施することができるのである。
【0023】なお、上記のように回路パターン11Pに
パターンカットを施したあとは、ガラスエポキシ樹脂製
プリント板11どうしを積層し、上下の回路パターン1
1Pをスルーホールで接続し、その後に回路パターン1
1Pの上からポリイミド樹脂を塗布(スピン塗布やスプ
レー塗布)することが行なわれる。
【0024】また、ガラスエポキシ樹脂製プリント板1
1どうしを積層せずに、ガラスエポキシ樹脂製プリント
板11単体からなるものにおいても、本発明の適用が可
能である。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のガラス繊
維入り有機基板によれば、レーザを使って回路パターン
にパターンカットを施しても、樹脂層が、レーザによっ
て次層のガラス繊維部が切断されない厚さに設定されて
いるので、レーザによって次層のガラス繊維部は切断さ
れず、これにより、レーザ使用のパターンカット工法を
、基板内部のガラス繊維部を切断することなく、実施で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示す部分断面図である。
【図3】本発明による効果を説明する部分拡大断面図で
ある。
【図4】従来例を示す断面図である。
【図5】レーザによりガラス繊維部が切断された状態を
説明する部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1  ガラス繊維入り有機基板 1A  ガラス繊維部 1B,1B′  樹脂部 1C  基板表面 1P  回路パターン 11  ガラスエポキシ樹脂製プリント板(ガラス繊維
入り有機基板) 11A  ガラス繊維部 11B,11B′  エポキシ樹脂部 11C  基板表面 11P  回路パターン 101  ガラスエポキシ樹脂製プリント板(ガラス繊
維入り有機基板) 101A  ガラス繊維部 101B  エポキシ樹脂部 101C  基板表面 101P  回路パターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ガラス繊維部(1A)と樹脂部(1B
    ,1B′)とが相互に積層され表面(1C)にレーザに
    よってパターンカットを施されうる回路パターン(1P
    )が形成されるガラス繊維入り有機基板(1)において
    、該回路パターン(1P)が形成される面(1C)に隣
    接する部分を該レーザによって次層のガラス繊維部(1
    A)が切断されない厚さを有する樹脂部(1B′)で構
    成したことを特徴とする、ガラス繊維入り有機基板。
JP14972191A 1991-05-24 1991-05-24 ガラス繊維入り有機基板 Withdrawn JPH04348058A (ja)

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JP14972191A JPH04348058A (ja) 1991-05-24 1991-05-24 ガラス繊維入り有機基板

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JPH04348058A true JPH04348058A (ja) 1992-12-03

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JP (1) JPH04348058A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002261425A (ja) * 2000-12-25 2002-09-13 Matsushita Electric Works Ltd 回路基板の製造方法
JP2011199579A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Seiko Epson Corp 電子デバイス、および電子デバイスの製造方法
JP2011199577A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Seiko Epson Corp パッケージ、電子デバイス、および電子デバイスの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002261425A (ja) * 2000-12-25 2002-09-13 Matsushita Electric Works Ltd 回路基板の製造方法
JP2011199579A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Seiko Epson Corp 電子デバイス、および電子デバイスの製造方法
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