JPH09325900A - プログラム実行トレース装置 - Google Patents

プログラム実行トレース装置

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JPH09325900A
JPH09325900A JP8143274A JP14327496A JPH09325900A JP H09325900 A JPH09325900 A JP H09325900A JP 8143274 A JP8143274 A JP 8143274A JP 14327496 A JP14327496 A JP 14327496A JP H09325900 A JPH09325900 A JP H09325900A
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JP
Japan
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trace data
program
trace
memory
main memory
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Application number
JP8143274A
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English (en)
Inventor
Keiji Aoki
啓志 青木
Toshiyuki Sumita
敏之 住田
Masanobu Tamura
匡伸 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主メモリ自体の異常によりプログラムが異常
となると、主メモリ上にあるトレースデータbの破壊も
しくはトレースデータの信頼性の低下を招くとともに、
プログラム異常検出までのすべてのプログラム実行内容
を順次トレースデータとして保存するため、トレースデ
ータは膨大な量となり、トレースデータを解析し、異常
原因の究明に時間を要するなどの課題があった。 【解決手段】 主メモリ3の異常によりプログラムその
ものが異常となった場合には、その異常の原因となった
プログラムデータがトレースデータとしてトレースデー
タメモリ6に格納されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主メモリなどの
ハードウェア異常を含め、迅速な異常原因究明が可能な
プログラム実行トレース装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は例えば特開平1−201739
号公報に開示された従来のプログラム実行トレース装置
を示す構成図であり、図において、111はプログラム
の実行制御を行うとともに、そのプログラムをトレース
するか否かを判定をプログラムトレース指定スイッチa
の指定によって行うプログラム実行装置、112はトレ
ース指定されたプログラムの実行内容をトレースデータ
として最新のものからサイクリックに主メモリエリアに
編集するトレースデータ作成装置、113は常にプログ
ラムの動作状態を監視し、何らかの原因でプログラムに
異常が発生したとき、これを検出し異常検出信号を出力
するプログラム異常検出装置、114は異常検出信号に
応じて主メモリ上のトレースデータbを外部記憶装置c
に転送するトレースデータ転送装置、115は外部記憶
装置cのトレースデータをオペレータ操作dに応じて印
字情報eとしてプリントアウトするトレースデータ印字
出力装置である。
【0003】次に動作について説明する。上記トレース
データは新しいステップから順次サイクリックに主メモ
リのトレースデータエリアb上に保存される。そして、
プログラムの異常が発生すると、トレースデータ作成装
置112により主メモリ上に編集されたトレースデータ
bは、トレースデータ転送装置114により外部記憶装
置cに転送されるとともに、主メモリ上のトレースデー
タは削除される。外部記憶装置c上のトレースデータは
オペレータの印字要求dに応じてトレースデータ印字出
力装置115により印字情報eとしてプリントアウトさ
れる。これによってプログラムが異常終了したとき、そ
れまでの最新の実行ステップの内容を印字出力させて調
査できるので、異常原因の究明が容易となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のプログラム実行
トレース装置は以上のように構成されているので、主メ
モリ自体の異常によりプログラムが異常となると、主メ
モリ上にあるトレースデータbの破壊もしくはトレース
データの信頼性の低下を招くなどの課題があった。ま
た、プログラム異常検出までのすべてのプログラム実行
内容を順次トレースデータとして保存するため、トレー
スデータは膨大な量となり、トレースデータを解析し、
異常原因の究明に時間を要するなどの課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、プログラム異常だけでなく主メモ
リなどのハードウェア異常を含め、迅速な異常原因の究
明が可能なプログラム実行トレース装置を得ることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るプログラム実行トレース装置は、プログラムの実行状
態を示すトレースデータをトレースデータメモリに順次
記録し、プログラムが格納されている主メモリに異常を
検出したときに、トレースデータの記録を停止し、トレ
ースデータメモリに記録されているトレースデータをト
レースデータ印字出力装置から出力させるようにしたも
のである。
【0007】請求項2記載の発明に係るプログラム実行
トレース装置は、異常検出出力手段により、主メモリに
格納されているプログラムを実行するとともに、このプ
ログラムの実行状態を示すトレースデータを出力し、プ
ログラムの異常を検出すると、トレース停止信号を出力
し、CPUから入力したトレースデータをトレースデー
タメモリに格納するとともに、プログラム異常検出装置
からのトレース停止信号を受信すると、トレースデータ
の格納を停止し、トレースデータメモリに格納されたト
レースデータをトレースデータ印字出力装置から出力す
るようにしたものである。
【0008】請求項3記載の発明に係るプログラム実行
トレース装置は、出力処理手段により、トレースデータ
選択装置から出力されるトレースデータを通信回線を経
由して外部に設置した外部記憶装置に出力するようにし
たものである。
【0009】請求項4記載の発明に係るプログラム実行
トレース装置は、異常検出出力手段により、CPUがプ
ログラムデータを主メモリから読み出す毎に主メモリと
副メモリとを照合チェックするようにしたものである。
【0010】請求項5記載の発明に係るプログラム実行
トレース装置は、書き込みおよび読み出しができる2重
の主メモリから構成し、主メモリ切替器によりいずれか
の主メモリの異常時に正常な主メモリへの切替えを行う
ようにしたものである。
【0011】請求項6記載の発明に係るプログラム実行
トレース装置は、二重化された主メモリの内容の比較照
合処理をCPUにより実行させるようにしたものであ
る。
【0012】請求項7記載の発明に係るプログラム実行
トレース装置は、異常検出出力手段により、トレースデ
ータ選択装置から出力されるトレースデータを単方向バ
ッファを介してトレースデータを格納する二重化した主
メモリに書き込むようにしたものである。
【0013】請求項8記載の発明に係るプログラム実行
トレース装置は、異常検出出力手段により、主メモリに
格納されているプログラムを実行するとともに、このプ
ログラムの実行状態を示すトレースデータを出力し、プ
ログラムの異常を検出するとトレース停止信号を出力
し、入力したトレースデータのうち、特定の命令のみを
選択し、この選択条件設定器により選択されたトレース
データをトレースデータメモリに格納するとともに、プ
ログラム異常検出装置からのトレース停止信号を受信す
ると、トレースデータの格納を停止させ、トレースデー
タメモリに格納されたトレースデータをトレースデータ
印字出力装置から出力させるようにしたものである。
【0014】請求項9記載の発明に係るプログラム実行
トレース装置は、選択条件設定器は、特定のプログラム
命令および特定のメモリアドレスへアクセスするプログ
ラム命令をトレースデータとして選択し、トレースデー
タ選択装置に出力するようにしたものである。
【0015】請求項10記載の発明に係るプログラム実
行トレース装置は、選択条件設定器により、CPUから
入力したトレースデータのうち、特定のプログラム命令
から特定のプログラム命令へ遷移したトレースデータを
選択し、トレースデータ選択装置に出力するようにした
ものである。
【0016】請求項11記載の発明に係るプログラム実
行トレース装置は、選択条件設定器により、CPUから
入力したトレースデータのうち、前回の処理サイクル実
行命令列と今回の処理サイクル実行命令列とが異なる場
合のみ、今回の処理サイクル実行命令列をトレースデー
タとして選択し、トレースデータ選択装置に出力するよ
うにしたものである。
【0017】請求項12記載の発明に係るプログラム実
行トレース装置は、選択条件設定器により、主メモリか
ら読み出されたトレースデータと特定のプログラム命令
とが一致した時に、時間設定値をカウントダウンし、こ
のカウントが終了するまでに再度、トレースデータと特
定のプログラム命令とが一致した場合に、トレースデー
タをトレースデータ選択装置に出力するようにしたもの
である。
【0018】請求項13記載の発明に係るプログラム実
行トレース装置は、選択条件設定器により、主メモリか
ら読み出されたトレースデータと特定のプログラム命令
とが一致した時に、時間設定値をカウントダウンし、こ
のカウントが終了するまでに再度、トレースデータと特
定のプログラム命令とが一致しなかった場合に、トレー
スデータをトレースデータ選択装置に出力するようにし
たものである。
【0019】請求項14記載の発明に係るプログラム実
行トレース装置は、選択条件設定器により、サイクリッ
クに実行されるプログラム命令のうち、前回の処理サイ
クル実行命令列と今回の処理サイクル実行命令列とが一
致した時に、時間設定値をカウントダウンし、このカウ
ントが終了後に再度、前回の処理サイクル実行命令列と
今回の処理サイクル実行命令列とが一致しなかった場合
に、今回の処理サイクル実行命令列をトレースデータと
してトレースデータ選択装置に出力するようにしたもの
である。
【0020】請求項15記載の発明に係るプログラム実
行トレース装置は、選択条件設定器により主メモリより
読み出されたトレースデータとメモリアドレスへアクセ
スするプログラム命令とが一致した時に、時間設定値を
カウントダウンし、このカウントが終了後に再度、トレ
ースデータとメモリアドレスへアクセスするプログラム
命令とが一致しなかった場合に、トレースデータをトレ
ースデータ選択装置に出力するようにしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるプ
ログラム実行トレース装置を示す構成図、図2はこの発
明の実施の形態1によるプログラム実行トレース装置の
動作手順を示すフローチャートであり、図において、1
はプログラムの格納された主メモリ3よりプログラムを
順次読み出し、プログラムの実行を行うCPU(異常検
出出力手段)、2は外部装置とのデータ入出力を行うた
めの入出力チャネル、3は制御プログラムなどが格納さ
れた主メモリ、4は上記制御プログラムの実行状態を示
すトレースデータをトレースデータメモリ6に格納する
トレースデータ選択装置(異常検出出力手段)であり、
プログラム異常検出装置7からのトレース停止信号7a
を受信すると、トレースデータの格納を停止する。
【0022】5はトレースデータメモリ6に格納された
トレースデータを印字するトレースデータ印字出力装
置、6はトレースデータ選択装置4から出力されたトレ
ースデータを格納するトレースデータメモリ(異常検出
出力手段)、7はプログラムに異常が発生するとプログ
ラム異常を検出し、トレース停止信号7aをトレースデ
ータ選択装置4に出力するプログラム異常検出装置(異
常検出出力手段)、8はトレースデータメモリ6に格納
されたトレースデータをトレースデータ印字出力装置5
に出力する出力処理手段(異常検出出力手段)である。
【0023】次に動作について説明する。まず、CPU
1はプログラムの格納された主メモリ3よりプログラム
を順次読み出し、プログラムの実行を行うとともに(ス
テップST1)、主メモリ3より読み出されたプログラ
ムはトレースデータとしてトレースデータ選択装置4に
も出力される(ステップST2)。次に、トレースデー
タ選択装置4ではこのトレースデータをトレースデータ
メモリ6に順次格納する(ステップST3)。この時点
でプログラムに異常が発生し、プログラム異常検出装置
7がこのプログラム異常を検出すると(ステップST
4)、プログラム異常検出装置7からトレース停止信号
がトレースデータ選択装置4に出力され(ステップST
5)、このトレースデータ選択装置4が上記トレース停
止信号を入力すると、トレースデータの格納を停止する
(ステップST6)。そして、例えばオペレータからの
指示を入力すると、出力処理手段8によりトレースデー
タメモリ6に格納されたトレースデータをトレースデー
タ印字出力装置5から出力させ、異常原因の究明用のデ
ータとして活用される。
【0024】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、主メモリ3の異常によりプログラムそのものが異常
となった場合には、その異常の原因となったプログラム
データがトレースデータとしてトレースデータメモリ6
に格納されるため、主メモリ3が異常となってプログラ
ム動作が異常となるような故障の際にも信頼性の高い有
効なトレース情報を得ることができるという効果が得ら
れる。
【0025】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるプログラム実行トレース装置を示す構成図で
あり、図において実施の形態1と同一符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。実施の形態1では
トレースデータメモリ6をプログラム実行トレース装置
の内部に設けるものについて示したが、図3に示すよう
に、トレースデータ通信装置(出力処理手段)9を設
け、トレースデータ選択装置4から出力されるトレース
データを通信回線を経由して外部に設置した外部記憶装
置10に出力するようにしてもよく、この場合には、プ
ログラム実行トレース装置内に大容量のトレースデータ
メモリ6を設ける必要がなく、また、プログラム実行ト
レース装置より隔離した場所でトレースデータを取得
し、異常原因の究明を行うことができるという効果が得
られる。
【0026】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3によるプログラム実行トレース装置を示す構成図で
あり、図において実施の形態1と同一符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。実施の形態1では
主メモリ3と別のトレースデータメモリ6を設けるもの
について示したが、図4に示すように、主メモリ3の他
に副メモリ(異常検出出力手段)11を設け、主メモリ
3と副メモリ11との内容を同一となるように初期化す
る。そして、CPU1は主メモリ3と副メモリ11とに
同一のデータ(数値データ、プログラムおよびトレース
データ)を書き込み、読み出しのみ主メモリ3のデータ
を読み込めるように、CPU1と主メモリ3との間に双
方向バツファ12を設けるとともに、CPU1と副メモ
リ11との間に単方向バツファ13を設ける。
【0027】また、CPU1が主メモリ3のデータを読
み込む毎に、主メモリ3と副メモリ11との内容を照合
し、その内容が不一致であれば、主メモリ3のハードウ
ェア的な異常として、異常信号を出力するデータ照合装
置(異常検出出力手段)14を設ける。したがって、こ
の実施の形態3によれば、主メモリ3の異常を素早く検
出できるなどの効果が得られる。
【0028】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4によるプログラム実行トレース装置を示す構成図で
あり、図において実施の形態1から実施の形態3と同一
符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
実施の形態3では主メモリ3の他に副メモリ11を設け
たものについて示したが、図5に示すように、2つの主
メモリ3,3を設け、CPU1は主メモリ3と副メモリ
11とに同一のデータを書き込み、読み出しのみ一方の
主メモリ3のデータを読み込む構成とし、メモリ切替器
15によりいずれか一方に切替えることができる。
【0029】このような構成において、データ照合装置
14はCPU1がいずれか一方の主メモリ3のデータを
読み込む毎に、2つの主メモリ3の内容を照合し、その
内容が不一致であれば、読み込んだ主メモリ3のハード
ウェア的な異常として、異常信号を出力する。したがっ
て、この実施の形態4によれば、いずれか一方の主メモ
リ3に異常が発生しても異常動作を避けことができるな
どの効果が得られる。また、プログラム異常発生により
収集されるトレースデータは、プログラム上の不具合に
限定することができるため、原因究明の迅速化が可能と
なるなどの効果が得られる。
【0030】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5によるプログラム実行トレース装置を示す構成図で
あり、図において実施の形態1と同一符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。実施の形態4で
は、主メモリ3を二重化してCPU1が主メモリ3より
数値データ、プログラムを読み出す毎に、主メモリ3同
士の内容をデータ照合装置14により照合するものにつ
いて示したが、図6に示すように、CPU21自身に主
メモリ3より数値データ、プログラムを読み出す毎に、
主メモリ3同士の内容を照合させる機能を備えること
で、処理の迅速化が図れるとともにデータ照合装置14
が不用となり、プログラム実行トレース装置の簡素化を
図ることができるという効果が得られる。
【0031】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態6によるプログラム実行トレース装置を示す構成図で
あり、図において実施の形態1と同一符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。実施の形態4で
は、トレースデータをトレースデータメモリ6に格納す
るものについて示したが、図7に示すように、二重化し
た主メモリ16にトレースデータを格納するとともに、
CPU31はトレースデータ選択装置4から出力される
トレースデータを単方向バッファ17を介して主メモリ
16のトレースデータ格納領域に書き込む構成とするこ
とにより、処理の迅速化が図れるとともに、データ照合
装置14が不用となり、プログラム実行トレース装置の
簡素化を図ることができるという効果が得られる。
【0032】実施の形態7.図8はこの発明の実施の形
態7によるプログラム実行トレース装置を示す構成図で
あり、図において実施の形態1と同一符号は同一または
相当部分を示すので説明を省略する。実施の形態1で
は、主メモリ3より読み出されたプログラムはトレース
データとしてトレースデータ選択装置4にも出力され、
トレースデータ選択装置4ではこのトレースデータをト
レースデータメモリ6に順次格納するものについて示し
たが、図8に示すように、主メモリ3より読み出された
トレースデータから特定のプログラム命令のみを選択
し、トレースデータ選択装置4に出力する選択条件設定
器(異常検出出力手段)18を設ける。したがって、こ
の実施の形態7によれば、プログラム異常の発生原因に
関連したプログラム部分のみをトレースデータとして効
率的に収集することができるため、原因究明の迅速化を
図ることができるという効果が得られる。
【0033】実施の形態8.図9はこの発明の実施の形
態8によるプログラム実行トレース装置を示す構成図で
あり、図において実施の形態1または実施の形態7と同
一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略す
る。実施の形態7では、特定のプログラム命令のみを選
択する選択条件設定器18を設けるものについて示した
が、図9に示すように、特定のプログラム命令のみを選
択するとともに、特定のメモリアドレスへアクセスする
プログラム命令のみを選択する選択条件設定器19を設
けることにより、プログラム異常の発生原因となるデー
タの異常に関連したプログラム部分のみをトレースデー
タとして効率的に収集することができ、異常原因究明の
迅速化を図ることができるという効果が得られる。
【0034】実施の形態9.図10はこの発明の実施の
形態9によるプログラム実行トレース装置を示す構成図
であり、図において実施の形態1または実施の形態8と
同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略す
る。実施の形態8では、特定のプログラム命令のみを選
択するとともに、特定のメモリアドレスへアクセスする
プログラム命令のみを選択する選択条件設定器19を設
けたが、図10に示すように、特定のプログラム命令か
ら特定のプログラム命令へ遷移した場合のみを選択する
選択条件設定器20を設けることにより、プログラム異
常の発生原因となる状態遷移に関連したプログラム部分
のみをトレースデータとして効率的に収集することがで
き、異常原因究明の迅速化を図ることができるという効
果が得られる。
【0035】実施の形態10.図11はこの発明の実施
の形態10によるプログラム実行トレース装置を示す構
成図であり、図において実施の形態1または実施の形態
7と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省
略する。実施の形態7では、主メモリ3より読み出され
たトレースデータから特定のプログラム命令のみを選択
し、トレースデータ選択装置4に出力する選択条件設定
器18を設けたものを示したが、図11に示すように、
サイクリックに実行されるプログラム命令のうち、前回
の処理サイクル実行命令列22bと今回の処理サイクル
実行命令列22aとが異なる場合のみ、今回の処理サイ
クル実行命令列22aを選択する選択条件設定器22を
設けることにより、プログラム異常の発生原因となる異
常動作の処理サイクル実行命令列22aのみをトレース
データとして効率的に収集することができ、異常原因究
明の迅速化を図ることができるという効果が得られる。
【0036】実施の形態11.図12はこの発明の実施
の形態11によるプログラム実行トレース装置を示す構
成図であり、図において実施の形態1または実施の形態
7と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省
略する。実施の形態7では、主メモリ3より読み出され
たトレースデータから特定のプログラム命令のみを選択
し、トレースデータ選択装置4に出力する選択条件設定
器18を設けたものを示したが、図12に示すように、
主メモリ3より読み出されたトレースデータと特定のプ
ログラム命令とが一致した時に、時間設定値23aをカ
ウントダウンし、このカウントが終了するまでに再度、
先ほどのトレースデータと特定のプログラム命令とが一
致したトレースデータをトレースデータ選択装置4に出
力する選択条件設定器23を設けたことにより、プログ
ラム異常の発生の前兆となるプログラム命令の実行時間
の短縮現象をトレースデータとして収集することがで
き、異常原因究明の迅速化を図ることができるという効
果が得られる。
【0037】実施の形態12.実施の形態11では、主
メモリ3より読み出されたトレースデータと特定のプロ
グラム命令とが一致した時に、時間設定値23aをカウ
ントダウンし、このカウントが終了するまでに再度、先
ほどのトレースデータと特定のプログラム命令とが一致
したトレースデータをトレースデータ選択装置4に出力
する選択条件設定器23を設けたものを示したが、主メ
モリ3より読み出されたトレースデータと特定のプログ
ラム命令とが一致した時に、時間設定値23aをカウン
トダウンし、このカウントが終了内に再度、先ほどのト
レースデータと特定のプログラム命令とが一致しなかっ
たトレースデータをトレースデータ選択装置4に出力し
てもよく、この場合には、プログラム異常の発生の前兆
となるプログラム命令の実行時間の増加現象をトレース
データとして収集することができ、異常原因究明の迅速
化を図ることができるという効果が得られる。
【0038】実施の形態13.図13はこの発明の実施
の形態13によるプログラム実行トレース装置を示す構
成図であり、図において実施の形態1または実施の形態
10と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を
省略する。実施の形態10ではサイクリックに実行され
るプログラム命令のうち、前回の処理サイクル実行命令
列22bと今回の処理サイクル実行命令列22aとが異
なる場合のみ、今回の処理サイクル実行命令列22aを
選択する選択条件設定器22を設けたものについて示し
た。
【0039】この実施の形態13では、図13に示すよ
うに、サイクリックに実行されるプログラム命令のう
ち、前回の処理サイクル実行命令列24bと今回の処理
サイクル実行命令列24aとが一致した時に、時間設定
値24cをカウントダウンし、このカウントが終了内に
再度、先ほどの前回の処理サイクル実行命令列24bと
今回の処理サイクル実行命令列24aとが一致しなかっ
た今回の処理サイクル実行命令列24aをトレースデー
タとしてトレースデータ選択装置4に出力する選択条件
設定器24を設けることにより、プログラム異常の発生
原因となるプログラム命令の状態遷移に関連した異常動
作の処理サイクル実行命令列24aのみをトレースデー
タとして効率的に収集することができ、異常原因究明の
迅速化を図ることができるという効果が得られる。
【0040】実施の形態14.図14はこの発明の実施
の形態14によるプログラム実行トレース装置を示す構
成図であり、図において実施の形態1または実施の形態
8と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省
略する。実施の形態8では、特定のプログラム命令のみ
を選択するとともに、特定のメモリアドレスへアクセス
するプログラム命令のみを選択する選択条件設定器19
を設けたものについて示したが、図14に示すように、
主メモリ3より読み出されたトレースデータとメモリア
ドレスへアクセスするプログラム命令とが一致した時
に、時間設定値25aをカウントダウンし、このカウン
トが終了内に再度、先ほどのトレースデータとメモリア
ドレスへアクセスするプログラム命令とが一致しなかっ
たトレースデータをトレースデータ選択装置4に出力し
てもよく、この場合には、異常原因を特定のデータ(プ
ログラム内の変数)の更新タイミングの異常に限定でき
るという効果が得られる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、プログラムの実行状態を示すトレースデータをト
レースデータメモリに順次記録し、プログラムが格納さ
れている主メモリに異常を検出したときに、トレースデ
ータの記録を停止し、トレースデータメモリに記録され
ているトレースデータをトレースデータ印字出力装置か
ら出力するように構成したので、主メモリが異常となっ
てプログラム動作が異常となるような故障の際にも信頼
性の高い有効なトレース情報を得ることができる効果が
ある。
【0042】請求項2記載の発明によれば、異常検出出
力手段は、主メモリに格納されているプログラムを実行
するとともに、このプログラムの実行状態を示すトレー
スデータを出力し、プログラムの異常を検出すると、ト
レース停止信号を出力し、CPUから入力したトレース
データをトレースデータメモリに格納するとともに、プ
ログラム異常検出装置からのトレース停止信号を受信す
ると、トレースデータの格納を停止し、トレースデータ
メモリに格納されたトレースデータをトレースデータ印
字出力装置から出力するように構成したので、主メモリ
が異常となってプログラム動作が異常となるような故障
の際にも信頼性の高い有効なトレース情報を得ることが
できる効果がある。
【0043】請求項3記載の発明によれば、出力処理手
段は、トレースデータ選択装置から出力されるトレース
データを通信回線を経由して外部に設置した外部記憶装
置に出力するように構成したので、プログラム実行トレ
ース装置内に大容量のトレースデータメモリを設ける必
要がなく、また、プログラム実行トレース装置より隔離
した場所でトレースデータを取得し、異常原因の究明を
行うことができる効果がある。
【0044】請求項4記載の発明によれば、異常検出出
力手段は、CPUがプログラムデータを主メモリから読
み出す毎に主メモリと副メモリとを照合チェックするよ
うに構成したので、主メモリの異常を素早く検出できる
効果がある。
【0045】請求項5記載の発明によれば、書き込みお
よび読み出しができる2重の主メモリから構成し、主メ
モリ切替器によりいずれかの主メモリの異常時に正常な
主メモリへの切替えを行うように構成したので、いずれ
か一方の主メモリに異常が発生しても異常動作を避ける
ことができるとともに、プログラム異常発生により収集
されるトレースデータは、プログラム上の不具合に限定
することができるため、原因究明の迅速化を可能とする
ことができる効果がある。
【0046】請求項6記載の発明によれば、二重化され
た主メモリの内容の比較照合処理をCPUにより実行す
るように構成したので、処理の迅速化が図れるととも
に、プログラム実行トレース装置の簡素化を図ることが
できる効果がある。
【0047】請求項7記載の発明によれば、異常検出出
力手段は、トレースデータ選択装置から出力されるトレ
ースデータを単方向バッファを介して二重化した主メモ
リに書き込むように構成したので、処理の迅速化が図れ
るとともに、プログラム実行トレース装置の簡素化を図
ることができる効果がある。
【0048】請求項8記載の発明によれば、異常検出出
力手段は、主メモリに格納されているプログラムを実行
するとともに、このプログラムの実行状態を示すトレー
スデータを出力し、プログラムの異常を検出するとトレ
ース停止信号を出力し、入力したトレースデータのう
ち、特定の命令のみを選択し、選択条件設定器により選
択されたトレースデータをトレースデータメモリに格納
するとともに、プログラム異常検出装置からのトレース
停止信号を受信すると、トレースデータの格納を停止さ
せ、トレースデータメモリに格納されたトレースデータ
をトレースデータ印字出力装置から出力するように構成
したので、プログラム異常の発生原因に関連したプログ
ラム部分のみをトレースデータとして効率的に収集する
ことができるため、原因究明の迅速化を図ることができ
る効果がある。
【0049】請求項9記載の発明によれば、選択条件設
定器は、特定のプログラム命令および特定のメモリアド
レスへアクセスするプログラム命令をトレースデータと
して選択し、トレースデータ選択装置に出力するように
構成したので、プログラム異常の発生原因となるデータ
の異常に関連したプログラム部分のみをトレースデータ
として効率的に収集することができ、異常原因究明の迅
速化を図ることができる効果がある。
【0050】請求項10記載の発明によれば、選択条件
設定器は、CPUから入力したトレースデータのうち、
特定のプログラム命令から特定のプログラム命令へ遷移
したトレースデータを選択し、トレースデータ選択装置
に出力するように構成したので、プログラム異常の発生
原因となる状態遷移に関連したプログラム部分のみをト
レースデータとして効率的に収集することができ、異常
原因究明の迅速化を図ることができる効果がある。
【0051】請求項11記載の発明によれば、選択条件
設定器は、CPUから入力したトレースデータのうち、
前回の処理サイクル実行命令列と今回の処理サイクル実
行命令列とが異なる場合のみ、今回の処理サイクル実行
命令列をトレースデータとして選択し、トレースデータ
選択装置に出力するように構成したので、プログラム異
常の発生原因となる異常動作の処理サイクル実行命令列
のみをトレースデータとして効率的に収集することがで
き、異常原因究明の迅速化を図ることができる効果があ
る。
【0052】請求項12記載の発明によれば、選択条件
設定器は、主メモリから読み出されたトレースデータと
特定のプログラム命令とが一致した時に、時間設定値を
カウントダウンし、このカウントが終了するまでに再
度、トレースデータと特定のプログラム命令とが一致し
た場合に、トレースデータをトレースデータ選択装置に
出力するように構成したので、プログラム異常の発生の
前兆となるプログラム命令の実行時間の短縮現象をトレ
ースデータとして収集することができ、異常原因究明の
迅速化を図ることができる効果がある。
【0053】請求項13記載の発明によれば、選択条件
設定器は、主メモリから読み出されたトレースデータと
特定のプログラム命令とが一致した時に、時間設定値を
カウントダウンし、このカウントが終了するまでに再
度、トレースデータと特定のプログラム命令とが一致し
なかった場合に、トレースデータをトレースデータ選択
装置に出力するように構成したので、プログラム異常の
発生の前兆となるプログラム命令の実行時間の増加現象
をトレースデータとして収集することができ、異常原因
究明の迅速化を図ることができる効果がある。
【0054】請求項14記載の発明によれば、選択条件
設定器は、サイクリックに実行されるプログラム命令の
うち、前回の処理サイクル実行命令列と今回の処理サイ
クル実行命令列とが一致した時に、時間設定値をカウン
トダウンし、このカウントが終了後に再度、前回の処理
サイクル実行命令列と今回の処理サイクル実行命令列と
が一致しなかった場合に、今回の処理サイクル実行命令
列をトレースデータとしてトレースデータ選択装置に出
力するように構成したので、プログラム異常の発生原因
となるプログラム命令の状態遷移に関連した異常動作の
処理サイクル実行命令列のみをトレースデータとして効
率的に収集することができ、異常原因の究明の迅速化を
図ることができる効果がある。
【0055】請求項15記載の発明によれば、選択条件
設定器は、主メモリより読み出されたトレースデータと
メモリアドレスへアクセスするプログラム命令とが一致
した時に、時間設定値をカウントダウンし、このカウン
トが終了後に再度、トレースデータとメモリアドレスへ
アクセスするプログラム命令とが一致しなかった場合
に、トレースデータをトレースデータ選択装置に出力す
るように構成したので、異常原因を特定のデータ(プロ
グラム内の変数)の更新タイミングの異常に限定するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるプログラム実
行トレース装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるプログラム実
行トレース装置の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】 この発明の実施の形態2によるプログラム実
行トレース装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるプログラム実
行トレース装置を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態4によるプログラム実
行トレース装置を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態5によるプログラム実
行トレース装置を示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態6によるプログラム実
行トレース装置を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態7によるプログラム実
行トレース装置を示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態8によるプログラム実
行トレース装置を示す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態9によるプログラム
実行トレース装置を示す構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態10によるプログラ
ム実行トレース装置を示す構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態11によるプログラ
ム実行トレース装置を示す構成図である。
【図13】 この発明の実施の形態13によるプログラ
ム実行トレース装置を示す構成図である。
【図14】 この発明の実施の形態14によるプログラ
ム実行トレース装置を示す構成図である。
【図15】 従来のプログラム実行トレース装置を示す
構成図である。
【符号の説明】
1,21,31 CPU(異常検出出力手段)、3,1
6 主メモリ、4 トレースデータ選択装置(異常検出
出力手段)、5 トレースデータ印字出力装置、6 ト
レースデータメモリ(異常検出出力手段)、7 プログ
ラム異常検出装置(異常検出出力手段)、7a トレー
ス停止信号、8 出力処理手段(異常検出出力手段)、
9 トレースデータ通信装置(出力処理手段)、10
外部記憶装置、11 副メモリ(異常検出出力手段)、
14 データ照合装置(異常検出出力手段)、15 主
メモリ切替器、18,19,20,22,23,24,
25 選択条件設定器(異常検出出力手段)、22a,
22b,24a,24b処理サイクル実行命令列、23
a,24c,25a 時間設定値。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムの実行状態を示すトレースデ
    ータをトレースデータメモリに順次記録し、プログラム
    が格納されている主メモリに異常を検出したときに、上
    記トレースデータの記録を停止し、上記トレースデータ
    メモリに記録されている上記トレースデータをトレース
    データ印字出力装置から出力させる異常検出出力手段を
    備えたプログラム実行トレース装置。
  2. 【請求項2】 異常検出出力手段は、主メモリに格納さ
    れているプログラムを実行するとともに、このプログラ
    ムの実行状態を示すトレースデータを出力するCPU
    と、上記プログラムの異常を検出すると、トレース停止
    信号を出力するプログラム異常検出装置と、上記CPU
    から入力したトレースデータをトレースデータメモリに
    格納するとともに、上記プログラム異常検出装置からの
    上記トレース停止信号を受信すると、上記トレースデー
    タの格納を停止するトレースデータ選択装置と、上記ト
    レースデータメモリに格納されたトレースデータをトレ
    ースデータ印字出力装置から出力させる出力処理手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のプログラム実
    行トレース装置。
  3. 【請求項3】 出力処理手段は、トレースデータ選択装
    置から出力されるトレースデータを通信回線を経由して
    外部に設置した外部記憶装置に出力するトレースデータ
    通信装置であることを特徴とする請求項2記載のプログ
    ラム実行トレース装置。
  4. 【請求項4】 異常検出出力手段は、主メモリの他に書
    き込み専用の副メモリと、CPUがプログラムデータを
    上記主メモリから読み出す毎に上記主メモリと上記副メ
    モリとを照合チェックするデータ照合装置とを設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のプログラム実行トレース
    装置。
  5. 【請求項5】 副メモリは、書き込みおよび読み出しが
    できる主メモリから構成し、上記いずれかの主メモリの
    異常時に、正常な上記主メモリへの切替えを行う主メモ
    リ切替器を備えたことを特徴とする請求項4記載のプロ
    グラム実行トレース装置。
  6. 【請求項6】 二重化された主メモリの内容の比較照合
    処理をCPUにより実行させることを特徴とする請求項
    5記載のプログラム実行トレース装置。
  7. 【請求項7】 異常検出出力手段は、トレースデータを
    格納する二重化した主メモリと、トレースデータ選択装
    置から出力されるトレースデータを単方向バッファを介
    して上記主メモリに書き込むCPUとを備えたことを特
    徴とする請求項1記載のプログラム実行トレース装置。
  8. 【請求項8】 異常検出出力手段は、主メモリに格納さ
    れているプログラムを実行するとともに、このプログラ
    ムの実行状態を示すトレースデータを出力するCPU
    と、上記プログラムの異常を検出すると、トレース停止
    信号を出力するプログラム異常検出装置と、上記CPU
    から入力したトレースデータのうち、特定の命令のみを
    選択する選択条件設定器と、この選択条件設定器により
    選択されたトレースデータをトレースデータメモリに格
    納するとともに、上記プログラム異常検出装置からの上
    記トレース停止信号を受信すると、上記トレースデータ
    の格納を停止するトレースデータ選択装置と、上記トレ
    ースデータメモリに格納されたトレースデータをトレー
    スデータ印字出力装置から出力させる出力処理手段とを
    備えたことを特徴とする請求項1記載のプログラム実行
    トレース装置。
  9. 【請求項9】 選択条件設定器は、特定のプログラム命
    令および特定のメモリアドレスへアクセスするプログラ
    ム命令をトレースデータとして選択し、トレースデータ
    選択装置に出力することを特徴とする請求項8記載のプ
    ログラム実行トレース装置。
  10. 【請求項10】 選択条件設定器は、CPUから入力し
    たトレースデータのうち、特定のプログラム命令から特
    定のプログラム命令へ遷移したトレースデータを選択
    し、トレースデータ選択装置に出力することを特徴とす
    る請求項8記載のプログラム実行トレース装置。
  11. 【請求項11】 選択条件設定器は、CPUから入力し
    たトレースデータのうち、前回の処理サイクル実行命令
    列と今回の処理サイクル実行命令列とが異なる場合の
    み、今回の上記処理サイクル実行命令列をトレースデー
    タとして選択し、トレースデータ選択装置に出力するこ
    とを特徴とする請求項8記載のプログラム実行トレース
    装置。
  12. 【請求項12】 選択条件設定器は、主メモリより読み
    出されたトレースデータと特定のプログラム命令とが一
    致した時に、時間設定値をカウントダウンし、このカウ
    ントが終了するまでに再度、上記トレースデータと上記
    特定のプログラム命令とが一致した場合に、上記トレー
    スデータをトレースデータ選択装置に出力することを特
    徴とする請求項8記載のプログラム実行トレース装置。
  13. 【請求項13】 選択条件設定器は、主メモリより読み
    出されたトレースデータと特定のプログラム命令とが一
    致した時に、時間設定値をカウントダウンし、このカウ
    ントが終了するまでに再度、上記トレースデータと特定
    のプログラム命令とが一致しなかった場合に、上記トレ
    ースデータをトレースデータ選択装置に出力することを
    特徴とする請求項8記載のプログラム実行トレース装
    置。
  14. 【請求項14】 選択条件設定器は、サイクリックに実
    行されるプログラム命令のうち、前回の処理サイクル実
    行命令列と今回の処理サイクル実行命令列とが一致した
    時に、時間設定値をカウントダウンし、このカウントが
    終了後に再度、上記前回の処理サイクル実行命令列と今
    回の処理サイクル実行命令列とが一致しなかった場合
    に、今回の処理サイクル実行命令列をトレースデータと
    してトレースデータ選択装置に出力することを特徴とす
    る請求項8記載のプログラム実行トレース装置。
  15. 【請求項15】 選択条件設定器は、主メモリより読み
    出されたトレースデータとメモリアドレスへアクセスす
    るプログラム命令とが一致した時に、時間設定値をカウ
    ントダウンし、このカウントが終了後に再度、上記トレ
    ースデータとメモリアドレスへアクセスするプログラム
    命令とが一致しなかった場合に、上記トレースデータを
    トレースデータ選択装置に出力することを特徴とする請
    求項8記載のプログラム実行トレース装置。
JP8143274A 1996-06-05 1996-06-05 プログラム実行トレース装置 Pending JPH09325900A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114639194A (zh) * 2022-03-14 2022-06-17 西安歌尔泰克电子科技有限公司 Nfc读卡控制方法、装置、穿戴设备及存储介质

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