JPH0644147A - キャッシュメモリシステム - Google Patents

キャッシュメモリシステム

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JPH0644147A
JPH0644147A JP4195534A JP19553492A JPH0644147A JP H0644147 A JPH0644147 A JP H0644147A JP 4195534 A JP4195534 A JP 4195534A JP 19553492 A JP19553492 A JP 19553492A JP H0644147 A JPH0644147 A JP H0644147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cache memory
test
memory means
test data
memory
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4195534A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichiro Someya
喜一郎 染谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Sord Computer Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Sord Computer Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Sord Computer Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0644147A publication Critical patent/JPH0644147A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的はキャッシュメモリの動作のみに
応じた正確なテスト処理により、信頼性の高いキャッシ
ュメモリの故障診断を実現することができるキャッシュ
メモリシステムを提供することにある。 【構成】テストプログラムとテストデータを使用するキ
ャッシュメモリの故障診断機能を有するキャッシュメモ
リシステムにおいて、CPU4はテスト処理を実行する
前に、メインメモリ2に格納されたテストプログラムの
テストコードをEMSメモリ3に格納する。そして、テ
スト処理の実行時に、キャッシュメモリ2からリードし
たテストデータに基づいて、キャッシュメモリ2の正常
または異常を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャッシュメモリの故
障診断機能を有するキャッシュメモリシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータシステムでは、CP
U(中央処理ユニット)がメインメモリに格納されたデ
ータを高速にアクセスするために、キャッシュメモリか
ら必要なデータをアクセスするキャッシュメモリシステ
ムが設けられている。
【0003】キャッシュメモリは、いわばメインメモリ
とCPUとの間でデータ交換を行なう高速バッファメモ
リであり、メインメモリに格納されたデータの一部をコ
ピーするメモリである。したがって、メインメモリにお
けるキャッシュメモリに対応する記憶領域(以下キャッ
シュメモリ領域と称する)とキャッシュメモリとは常に
一致性を保持する必要がある。
【0004】このように、CPUの高速アクセスを実現
するキャッシュメモリは、システムの中では重要な構成
要素である。このため、キャッシュメモリの故障診断を
行なうためのテスト処理は重要であり、各種のテスト方
式が開発されている。
【0005】キャッシュメモリのテスト方式では、メイ
ンメモリに格納されたテストデータをキャッシュメモリ
に格納し、キャッシュメモリからテストデータをリード
するときの実行速度(アクセス速度)に基づいて、キャ
ッシュメモリが正常であるか否かを判定することがなさ
れている。即ち、キャッシュメモリが異常であれば、テ
ストデータをアクセスした場合にリードミスし、メイン
メモリからリードされるため、実行速度は正常な場合と
比較して遅くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のキャッシュメモ
リのテスト方式では、メインメモリに格納されたテスト
データをキャッシュメモリに格納し、このテストデータ
のアクセス速度に基づいてキャッシュメモリの故障診断
を行なうテスト処理が実行されている。
【0007】ここで、テスト処理を実行するためのテス
トプログラムのテストコードはテストデータと共に、メ
インメモリのキャッシュメモリ領域に格納されている。
このため、テスト処理時に、キャッシュメモリにはテス
トコードが格納されることが発生し、テストデータの一
部がメインメモリからアクセスされることがある。した
がって、キャッシュメモリだけの動作により、テストデ
ータのアクセス速度に基づいたテスト処理が実行されな
い場合があり、故障診断の信頼性が必ずしも高くない問
題がある。
【0008】本発明の目的は、故障診断用のテストプロ
グラムとテストデータを使用するテスト方式において、
キャッシュメモリの動作のみに応じた正確なテスト処理
により、信頼性の高いキャッシュメモリの故障診断を実
現することができるキャッシュメモリシステムを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、テストプログ
ラムとテストデータを使用するキャッシュメモリの故障
診断機能を有するキャッシュメモリシステムにおいて、
メインメモリ手段の記憶領域を拡張しかつキャッシュメ
モリ手段に対応するキャッシュメモリ領域とは異なる記
憶領域を有する拡張メモリ手段およびテストプログラム
のテストコードを拡張メモリ手段に格納し、キャッシュ
メモリ手段からリードしたテストデータに基づいてキャ
ッシュメモリ手段の故障診断を行なうテスト処理手段を
備えたシステムである。
【0010】また、本発明は、キャッシュメモリ手段に
対するテスト処理を実行する前に、メインメモリに格納
されたテストプログラムのテストコードを拡張メモリ手
段に格納する第1のテスト処理手段およびキャッシュメ
モリ手段からリードしたテストデータに基づいてキャッ
シュメモリ手段の故障診断を行なう第2のテスト処理手
段を備えたシステムである。
【0011】
【作用】本発明では、テスト処理手段はテスト処理を実
行する前に、メインメモリに格納されたテストプログラ
ムのテストコードを拡張メモリ手段に格納する。そし
て、テスト処理の実行時に、キャッシュメモリ手段から
リードしたテストデータに基づいて、キャッシュメモリ
手段の正常または異常を判定する。
【0012】また、本発明では、第2のテスト処理手段
は、テスト処理の実行時に、テストデータをアクセスし
たときにキャッシュメモリ手段がリードヒットし、かつ
キャッシュメモリ手段からリードしたテストデータとキ
ャッシュメモリ手段にライトしたときのテストデータと
を一致する条件を満たす場合のみ、キャッシュメモリ手
段が正常であると判定し、条件を満たさない場合にはキ
ャッシュメモリ手段が異常であると判定する。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は同実施例に係わるキャッシュメモリシステム
の構成を示すブロック図、図2は同実施例の動作を説明
するためのフローチャートである。
【0014】本システムは、図1に示すように、キャッ
シュメモリ1、メインメモリ2、EMSメモリ3および
CPU4からなる。CPU4は、コンピュータシステム
の中央処理ユニットであり、本発明に係わるキャッシュ
メモリ1の故障診断処理を実行する。
【0015】キャッシュメモリ1は、メインメモリ2に
格納されたデータの一部をコピーする高速バッファメモ
リであり、同実施例ではメインメモリ2のテストエリア
2bに相当する記憶領域を有する。
【0016】メインメモリ2は、CPU4のデータ処理
動作に必要なプログラム(MS−DOS等のOSを含
む)やデータを格納するRAMである。同実施例では、
メインメモリ2は故障診断用のテストプログラムを格納
するエリア2a、テストデータを格納するエリア2bお
よびEMSメモリ3をアクセスするためのEMSウイン
ドウエリア2cを有する。
【0017】EMSメモリ3は、メインメモリ2の記憶
領域を拡張するための拡張メモリであり、ここではMS
−DOS(マイクロソフト社の登録商標)に対応したL
IM規格のメモリである。次に、同実施例の動作を説明
する。
【0018】まず、図2のステップS1に示すように、
CPU4は、キャッシュメモリ1の故障診断に必要なテ
スト処理を実行する前に、メインメモリ2のエリア2a
にセットされたテストプログラムのテストコードを、E
MSウインドウ2cを経由してEMSメモリ3にセット
する。EMSメモリ3はメインメモリ2のキャッシュメ
モリ領域に属さない記憶領域である。
【0019】CPU4は、テスト処理に必要なテストデ
ータを、メインメモリ2のテストエリア2bにライトす
る(ステップS2)。テストデータはキャッシュメモリ
1の記憶容量に相当するデータ量である。同様に、CP
U4は、テストデータをキャッシュメモリ1にライトす
る(ステップS3)。
【0020】このような処理が終了すると、CPU4は
EMSメモリ3にセットしたテストプログラムに基づい
て、故障診断のテスト処理を開始する(ステップS
4)。テスト処理では、CPU4はメインメモリ2のテ
ストエリア2bをアクセスする(ステップS5)。即
ち、キャッシュメモリ1にセットされたテストデータを
アクセスする。
【0021】このアクセスにより、キャッシュメモリ1
がリードミスであると(ステップS6のNO)、メイン
メモリ2のテストエリア2cからテストデータがリード
されて、CPU4に転送されることになる(ステップS
11)。したがって、CPU4は、テストデータのアク
セス時間(リードの実行時間)がキャッシュメモリ1の
リード時間より遅くなるため、キャッシュメモリ1が異
常であると判定する(ステップS10)。即ち、キャッ
シュメモリ1は故障していると判断する。
【0022】一方、キャッシュメモリ1がリードヒット
すると(ステップS6のYES)、キャッシュメモリ1
からリードされたテストデータはCPU4に出力され
る。CPU4は、キャッシュメモリ1からリードされた
テストデータが、ライトしたテストデータに一致するか
否かの比較処理を行なう(ステップS7)。比較処理に
使用する基準のテストデータは、メインメモリ2のテス
トエリア2bからリードしたものを使用してもよい。
【0023】比較結果が一致であれば(ステップS8の
YES)、CPU4はキャッシュメモリ1が正常である
と判定する(ステップS9)。一方、比較結果が不一致
であれば(ステップS8のNO)、CPU4はキャッシ
ュメモリ1が異常であると判定し、キャッシュメモリ1
は故障していると判断する(ステップS10)。
【0024】このようにして、キャッシュメモリ1に格
納したテストデータをアクセスしたときに、アクセス時
間が正常値より遅い場合には、キャッシュメモリ1はリ
ードミスし、メインメモリ2からアクセスされたことに
なるため、キャッシュメモリ1は故障していると判断す
る。一方、キャッシュメモリ1がリードヒットした場合
でも、リードしたテストデータがライトしたときのデー
タと一致しない場合には、キャッシュメモリ1は故障し
ていると判断する。
【0025】この場合、本発明では、テスト処理の前に
テストコードをEMSメモリ3にセットしている。EM
Sメモリ3はメインメモリ2のキャッシュメモリ領域に
属さない記憶領域のため、テスト処理時にテストコード
がキャッシュメモリ1にセットされるような事態は発生
しない。このため、キャッシュメモリ1にはメインメモ
リ2のテストエリア2bにセットされたテストデータの
みが格納されるため、テストデータの一部がメインメモ
リ2からリードされることはなく、キャッシュメモリ1
の動作のみにより、故障診断を行なうことが可能とな
る。
【0026】また、前記のように、キャッシュメモリ1
がリードヒットした場合でも、リードしたテストデータ
とライトしたテストデータとを比較するため、故障診断
の確度を高めることができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、故
障診断用のテストプログラムとテストデータを使用する
キャッシュメモリのテスト方式において、テスト処理時
にテストデータの一部がメインメモリからアクセスされ
るような事態を防止し、キャッシュメモリのみの動作に
よるテスト処理を行なうことができる。したがって、信
頼性の高いキャッシュメモリの故障診断を実現すること
ができることになる。
【0028】また、キャッシュメモリがリードヒットし
た場合でも、リードしたテストデータとライトしたテス
トデータとを比較するため、故障診断の確度を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるキャッシュメモリシス
テムの構成を示すブロック図。
【図2】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…キャッシュメモリ、2…メインメモリ、3…EMS
メモリ、4…CPU。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュメモリの故障診断を行なうた
    めのテストプログラムとテストデータを所定のエリアに
    格納するメインメモリ手段と、 このメインメモリ手段に格納された前記テストデータを
    格納するキャッシュメモリ手段と、 前記メインメモリ手段の記憶領域を拡張し、かつ前記キ
    ャッシュメモリ手段に対応するキャッシュメモリ領域と
    は異なる記憶領域を有する拡張メモリ手段と、 前記キャッシュメモリ手段に対するテスト処理を実行す
    る前に、前記メインメモリに格納された前記テストプロ
    グラムのテストコードを前記拡張メモリ手段に格納し、
    前記テスト処理の実行時に前記キャッシュメモリ手段か
    らリードした前記テストデータに基づいて前記キャッシ
    ュメモリ手段の正常または異常を判定するテスト処理手
    段とを具備したことを特徴とするキャッシュメモリシス
    テム。
  2. 【請求項2】 キャッシュメモリの故障診断を行なうた
    めのテストプログラムとテストデータを所定のエリアに
    格納するメインメモリ手段と、 このメインメモリ手段に格納された前記テストデータを
    格納するキャッシュメモリ手段と、 前記メインメモリ手段の記憶領域を拡張し、かつ前記キ
    ャッシュメモリ手段に対応するキャッシュメモリ領域と
    は異なる記憶領域を有する拡張メモリ手段と、 前記キャッシュメモリ手段に対するテスト処理を実行す
    る前に、前記メインメモリに格納された前記テストプロ
    グラムのテストコードを前記拡張メモリ手段に格納する
    第1のテスト処理手段と、 前記テスト処理の実行時に、前記テストデータをアクセ
    スしたときに前記キャッシュメモリ手段がリードヒット
    し、かつ前記キャッシュメモリ手段からリードした前記
    テストデータと前記キャッシュメモリ手段にライトした
    ときのテストデータとを一致する条件を満たす場合のみ
    前記キャッシュメモリ手段が正常であると判定し、前記
    条件を満たさない場合には前記キャッシュメモリ手段が
    異常であると判定する第2のテスト処理手段とを具備し
    たことを特徴とするキャッシュメモリシステム。
JP4195534A 1992-07-22 1992-07-22 キャッシュメモリシステム Withdrawn JPH0644147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4195534A JPH0644147A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 キャッシュメモリシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4195534A JPH0644147A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 キャッシュメモリシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0644147A true JPH0644147A (ja) 1994-02-18

Family

ID=16342695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4195534A Withdrawn JPH0644147A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 キャッシュメモリシステム

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JP (1) JPH0644147A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6826050B2 (en) 2000-12-27 2004-11-30 Fujitsu Limited Heat sink and electronic device with heat sink

Cited By (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005