JPH09324857A - ピストンの鋳造方法 - Google Patents

ピストンの鋳造方法

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JPH09324857A
JPH09324857A JP8142019A JP14201996A JPH09324857A JP H09324857 A JPH09324857 A JP H09324857A JP 8142019 A JP8142019 A JP 8142019A JP 14201996 A JP14201996 A JP 14201996A JP H09324857 A JPH09324857 A JP H09324857A
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piston
mold
skirt
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molds
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孝男 鈴木
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    • B22D15/00Casting using a mould or core of which a part significant to the process is of high thermal conductivity, e.g. chill casting; Moulds or accessories specially adapted therefor
    • B22D15/02Casting using a mould or core of which a part significant to the process is of high thermal conductivity, e.g. chill casting; Moulds or accessories specially adapted therefor of cylinders, pistons, bearing shells or like thin-walled objects
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F3/00Pistons 
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はピストンの鋳造方法に関し、ピスト
ンの応力集中が生じやすい部位に鋳ばりが発生するのを
防止し得るピストンの鋳造方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 連結体20、21を形成する型42、4
4、及び型48、50は、それぞれ、連結体20、21
の端面、及び、連結体20、21に形成された開口2
4、25の側面と一致しないように型合わせされてい
る。従って、連結体20、21及び開口24、25のコ
ーナー部は、これらの型の型合わせ面では形成されな
い。これにより、これらコーナー部に鋳ばりが生ずるこ
とが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用ピスト
ンに係わり、特に、ピストンを鋳造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内燃機関用ピストンは、ピスト
ンヘッドと、シリンダと摺動するスカートと、ピストン
ピンを保持するピンボスと、スカートを連結すると共に
ピンボスの周囲に延びる連結体とを備えており、アルミ
合金等の軽合金から鋳造により製造される。ピストン
は、上述の如き部位を備えた複雑な凹凸形状を有してい
るため、ピストンの鋳造に当たっては、かかる複雑な形
状を成形しつつ、鋳造後の型の抜取りを容易とするよう
に、鋳型を構成しなければならない。例えば、特開平5
−86971号に開示されるピストンの鋳造方法におい
ては、複数の型を組み合わせてキャビティを形成し、こ
のキャビテイに溶湯を注入することによりピストンを成
形している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ピストンは
ピストンピンを介して連結されたコネクティングロッド
により駆動されると共に、内燃機関の燃焼工程において
は、ピストンは、燃焼室での爆発による力をコネクティ
ングロッドを介してクランク軸に伝達する。従って、内
燃機関の運転中には、ピストンにコネクティングロッド
から力が作用し、かかる力によってピストンに応力が生
ずることになる。特に、ピストンピンを支持するピンボ
スには大きな力が作用するため、ピンボス周囲の連結体
には大きな応力が生じ、この連結体のコーナー部には応
力集中に起因して更に大きな応力が生ずる。また、スカ
ートはシリンダと摺動するため、スカートにも摩擦力に
起因して大きな応力が生ずることになる。
【0004】上述の如く、ピストンは複数の型を組み合
わせることにより鋳造される。このため、型合わせ面に
より形成される部位には、型と型との隙間に溶湯が侵入
することによって突起が生ずる(以下、型合わせ面に生
ずるかかる突起を、鋳ばりと称する)。鋳ばりは鋭いエ
ッジ状の形状を有しているため、鋳ばりには応力集中が
生じやすい。このため、かかる鋳ばりが上述の如き連結
体のコーナー部やスカート等の大きな応力が生ずる部位
に形成されると、これらの部位における応力は更に増大
され、鋳ばりを起点とする亀裂の発生を招くことがあ
る。
【0005】上記従来のピストンの鋳造方法において
は、例えば、スカート端面のコーナー部は2つの型の型
合わせ部により形成される。このため、このコーナー部
には鋳ばりが生じ、上述の如く、これらコーナー部に応
力集中に起因する亀裂の発生を招くことがある。この
点、上記従来のピストンの鋳造方法においては、大きな
応力が作用する部位へ鋳ばり形成されるのを防止するこ
とについて考慮がなされていなかったことになる。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、大きな応力が作用する部位に鋳ばりが形成され
るのを防止し得るピストンの鋳造方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、複数の型を組み合わせてなる鋳型を用
いて、ピストンヘッドからクランク軸側に向けて延びる
スカートと、該スカートの両端部を連結し、中央にピン
ボスを設けられた連結体とを有するピストンを鋳造する
ピストンの鋳造方法において、前記複数の型を、前記連
結体の面以外の面で型合わせして鋳造するピストンの鋳
造方法により達成される。
【0008】本発明において、複数の型は、連結体の面
以外の面で型合わせされるため、連結体のコーナー部
は、複数の型の型合わせ部によっては形成されない。こ
れにより、連結体のコーナー部に鋳ばりが発生すること
が防止される。連結体にはピンボスから伝達される力に
起因して応力が作用する。特に、連結体のコーナー部に
はかかる応力が集中しやすい。上述の如く、本発明によ
れば、連結体のコーナー部への鋳ばりの発生が防止され
る。これにより、連結体のコーナー部での応力集中が緩
和され、連結体のコーナー部で応力が過大となることが
防止される。
【0009】また、上記の目的は、請求項2に記載する
如く、複数の型を組み合わせてなる鋳型を用いて、ピス
トンヘッドからクランク軸側に向けて延びるスカート
と、該スカートの両端部を連結する連結体と、該連結体
の中央部に設けられ、前記ピストンヘッドからクランク
軸側に向けて延びる一対のピンボスとを有するピストン
を鋳造するピストンの鋳造方法において、前記ピストン
の内側を形成する中子型を複数の前記型により構成する
と共に、該中子型を構成する複数の型を、その型合わせ
面の最外周部が、前記スカートの中央部の前記ピンボス
の間隔に相当する幅の部位より外側、かつ、前記ピンボ
スと前記ピストンヘッドとの接続部位よりも前記スカー
ト側に位置するように型合わせして鋳造するピストンの
鋳造方法によっても達成される。
【0010】本発明において、ピストンの内側は、複数
の型より構成された中子型により形成される。中子型を
構成する複数の型の型合わせ面の最外周部は、スカート
の中央部のピンボス間の間隔に相当する幅の部位より外
側に位置する。これにより、スカートの中央部に鋳ばり
が生ずることが防止される。また、上記型合わせ面の最
外周部は、ピンボスとピストンヘッドとの接続部位より
もスカート側に位置する。これにより、ピンボスとピス
トンヘッドとの接続部位に鋳ばりが生ずることが防止さ
れる。一般に、スカートの中央部にはシリンダとの摺動
により大きな応力が生じ、また、ビンポスとピストンヘ
ッドとの接続部位にも応力集中により大きな応力が生ず
る。上述の如く、本発明によれば、スカートの中央部、
及びビンポスとピストンヘッドとの接続部位に鋳ばりが
生ずることが防止される。これにより、スカートの中央
部、及びビンポスとピストンヘッドとの接続部位での応
力集中が緩和され、これらの部位で応力が過大となるこ
とが防止される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して、本
発明の一実施例に係わるピストンの鋳造方法について説
明する。図1は、本実施例のピストンの鋳造方法により
製造されるピストン10の正面図である。図1におい
て、図中上側が燃焼室側であり、図中下側がクランク軸
側である。また、図2はピストン10をクランク軸側か
ら見た図であり、ピストン10の鋳造に用いられる型4
0〜50の型合わせ面を二点鎖線で示している。また、
図3及び図4は、それぞれ、ピストン10を型40〜5
0と共に図1に示す直線III-III 、及び、図2に示す直
線IV−IVに沿って切断した際の断面図である。
【0012】ピストン10はアルミ合金等の軽量合金か
ら一体に形成された部材である。図1〜図3に示す如
く、ピストン10は、ピストン10の燃焼室側に設けら
れたピストンヘッド12を備えている。ピストンヘッド
12の外周面には、環状のリング溝14、16、17が
形成されている。リング溝14、16、17に図示しな
いピストンリングが配設されることで、ピストン10は
燃焼室の気密性を保ちつつシリンダ内を摺動することが
できる。ピストンヘッド12のクランク軸側の面には、
径方向に対向する1対のスカート18、19が設けられ
ている。スカート18、19はピストンヘッド12の外
周に沿ってクランク軸側に向けて延びるように形成され
ている。更に、ピストンヘッド12のクランク軸側の面
には、ピストンヘッド12からクランク軸側に向けて延
びる連結体20、21が設けられている。連結体20、
21は、スカート18、19の図2中上側の端部、及び
下側の端部をそれぞれ互いに接続するように形成されて
いる。
【0013】連結体20、21の中央部には、ピンボス
22、23が設けられている。ピンボス22、23は、
連結体20、21の中央部の、ピストンヘッド12から
延びる略円形の領域の厚みを他部位に比して大きく設け
ることにより形成されている。ピンボス22、23の中
央部には、ピン穴22a、23aが設けられている。ピ
ン穴22a、23aにはコネクティングロッド(図示せ
ず)を連結するピストンピン(図示せず)が嵌挿され
る。このため、ピンボス22、23には、コネクティン
グロッドからピストンピンを介して大きな力が作用す
る。上述の如く、ピンボス22、23が連結体20、2
1の厚みを大きく設けることにより形成されることで、
ピンボス22、23には、かかる力に耐え得る強度が付
与されている。また、ピンボス22、23のピストンヘ
ッド12との接続部の外側にはR面22b、23bが、
また、内側にはR面22c、23cがそれぞれ形成され
ている。これらR面22b、23b、22c、及び23
cは、ピストンヘッド12とピンボス22、23との接
続方向、及び、連結体20、21とピンボス22、23
との接続方向のいずれの方向においても、R面状となる
ように形成されている。これにより、上述の如く、ピン
ボス22、23に大きな力が作用した際に、ピンボス2
2、23とピストンヘッド12及び連結体20、21と
の接続部に生ずる応力集中が緩和される。
【0014】また、連結体20、21の、ピンボス2
2、23の両側の部位には、それぞれ開口24、25が
設けられている。開口24、25が設けられることで、
ピストン10の軽量化が図られている。ピストン10の
鋳造においては、図2〜図4に示す如く、主型40、及
び、型42、44、46、48及び50が用いられる。
なお、図4に示す如く、ピストン10は倒立した状態、
即ち、ピストンヘッド12が下方に位置する状態で鋳造
される。
【0015】図2〜図4に示す如く、ピストン10の連
結体20、21の外側の面は、それぞれ、型42及び5
0により形成される。また、型44、46、48は互い
に重ね合わされており、連結体20及びピンボス22の
内側の面が型44の図2中上側の面により形成され、連
結体21及びピンボス23の内側の面が型48の図中下
側の面により形成される。また、スカート18及び19
の内側の面は、それぞれ、型44、46、48の図2中
左右の側面により形成される。更に、ピストンヘッド1
2の底面は主型40の底面により形成され、ピストンヘ
ッド12及びスカート18の外周面は、主型40の側面
により形成される。なお、ピン穴22a、23a、及
び、リング溝14、16、17は鋳造後、機械加工によ
り形成される。
【0016】図4に示す如く、型42と44、及び型4
8と50の型合わせ面は、連結体20、21の側面と一
致しないように設けられている。即ち、型42と44、
及び型48と50は、それぞれ、連結体20、21の側
面以外の面で型合わせされている。従って、連結体20
の端面のコーナー部20a〜b、21a〜b、及び、開
口24、25の内周面のコーナー部24a〜d、25a
〜dは、型合わせ面上に位置しておらず、これらのコー
ナー部は何れも型42、44、48、又は50のうち何
れか一つの型により形成される。コーナー部20a〜
b、21a〜b、24a〜d、及び25a〜dは、それ
ぞれに対応する型のコーナー部がR形状に形成されるこ
とにより、R形状に形成されている。
【0017】ピストン10を鋳造する際には、先ず、型
42〜50が主型40上に図2〜図4に示す如く配置さ
れる。次に、これらの型により形成されたキャビティに
アルミ合金の溶湯が注入された後、溶湯に対して適当な
圧力が公知の方法により付与される。更に、溶湯が冷却
されて固化した後、先ず、型46を上方に抜き、次に型
44及び48を順に内側に寄せて、ピンボス22、23
と干渉しない状態で上方に抜く。そして、型42及び5
0を側方(図2、3においては上下方向)に抜いた後、
鋳造されたピストン10を取り出す。
【0018】ところで、上述の如く、ピストン10は、
ピン穴22a、23aに嵌挿されたピストンピン、及び
ピストンピンに連結されたコネクティングンロッドを介
してクランク軸に連結される。これにより、ピストン1
0がクランク軸の回転によりシリンダ内を往復動される
と共に、内燃機関の燃焼過程においては、ピストン10
は、燃焼室での爆発による力をピストンピン及びコネク
ティングロッドを介してクランジ軸へ動力として伝達す
る。従って、ピストン10の往復動に伴って、ピンボス
22にはピストンピンから大きな力が作用することにな
る。かかる力は連結体20、21に伝達され、連結体2
0、21には大きな応力が生ずる。また、ピストンヘッ
ド12は、燃焼室に露出しているため、連結体20、2
1には、燃焼室の高温がピストンヘッド12を介して伝
達され、連結体20、21は高温となる。このため、連
結体20、21には熱応力が発生し、連結体20、21
の応力は更に増大される。特に、連結体20、21のク
ランク軸側端面のコーナー部20a〜b、21a〜b
や、開口24、25の内周面のコーナー部24a〜d、
25a〜dには応力集中による大きな応力が生じやす
い。
【0019】また、鋳造の際、型の合わせ面で形成され
る部位には、型の隙間に溶湯が侵入することにより鋳ば
りが生ずる場合がある。かかる鋳ばりは鋭いエッジ状の
形状を有しているため、鋳ばりには応力集中が生じやす
い。従って、上述の如きコーナー部20a〜b、21a
〜b、24a〜d、25a〜dが型合わせ面で形成され
て、これらコーナー部に鋳ばりが生じた場合、応力集中
が更に促進され、亀裂等の損傷を招くことがある。
【0020】これに対して、本実施例においては、上述
の如く、型42と44、及び型48と50の型合わせ面
は連結体20、21の側面と一致しておらず、型42と
44、及び型48と50は、連結体20、21の側面以
外の面で型合わせされている。従って、連結体20、2
1のコーナー部20a〜b 、21a〜b、24a〜d、
25a〜dは、何れか一つの型の凹部により形成され
る。従って、本実施例によれば、連結部20、21のコ
ーナー部に鋳ばりが生ずることが防止されると共に、上
述の如く、これらコーナー部に対応する型がR形状に形
成されることで、これらのコーナー部がR形状に形成さ
れる。これにより、コーナー部における応力集中が抑制
され、過大な応力に起因して亀裂等の損傷が生ずること
が防止されている。
【0021】なお、本実施例においては、ピストン10
のコーナー部以外の平面部に型の合わせ部が位置し、こ
れら平面部に鋳ばりが生ずることがある。しかしなが
ら、平面部にはコーナー部の如き応力集中は生じないた
め、その応力は比較的小さい。従って、平面部に鋳ばり
が生じても、かかる鋳ばりに生ずる応力集中は軽微であ
り、亀裂を招くような大きな応力が生ずることはない。
【0022】このように、本実施例のピストンの鋳造方
法によれば、型の型合わせ面がピストンの連結体20、
21のコーナー部に位置するのを回避することにより、
コーナー部に鋳ばりが生ずるのを防止できる。このた
め、連結体20、21のコーナー部に生ずる応力集中を
緩和することができ、これにより、連結体20、21の
コーナー部に過大な応力に応力集中に起因して亀裂等が
発生するのを防止することができる。
【0023】また、本実施例によれば、ピストン10の
応力集中が緩和されることでピストン10の強度が向上
されるため、所要の強度を得るのに必要な連結体20、
21の肉圧を薄くすることができる。これにより、ピス
トン10を軽量化することが可能となり、内燃機関運転
時に生ずる振動や騒音を抑制することができる。更に、
ピストン10が軽量化されることで、ピストン10の往
復動に伴う慣性力が低減される。これにより、ピストン
10をより高速・高回転数の内燃機関に適用することが
可能とされている。
【0024】また、本実施例によれば、従来、コーナー
部に鋳ばりが生じた場合に行われていた修正加工が不要
とされるため、ピストン10の製造コストを抑制するこ
とができる。次に、図5及び図6を参照して本発明の第
2実施例であるピストンの鋳造方法について説明する。
本実施例においては、主型40、及び、型70〜78を
用いて、第1実施例と同様に図1に示すピストン10が
鋳造される。図5は、本実施例におけるピストン10を
ピストンヘッド12側から見た図であり、主型40、及
び型70〜78の型合わせ面を一点鎖線で示している。
また、図6は、ピストン10を型と共に図1に示す直線
III-III に相当する直線で切断した際の断面図である。
【0025】図5及び図6に示す如く、連結体20、2
1の外側の面は、型70及び78により形成される。型
72、74、76は互いに重ね合わされており、、連結
体20及びピンボス22の内側の面が型72の図5中上
側の面により形成され、連結体21及びピンボス23の
内側の面が型76の図5中下側の面により形成される。
型72と、型74及び型76との型合わせ面は、それぞ
れ、スカート18及び19の両端部へ向けて湾曲されて
おり、これら合わせ面の最外周部はスカート18、19
の両端の縁部に位置している。従って、スカート18、
19の内周面は、型74の図5中左右の面により形成さ
れる。また、第1実施例の場合と同様に、ピストンヘッ
ド12の底面は、主型40の底面により形成され、ピス
トンヘッド12及びスカート18の外面は、主型40の
内側面により形成される。
【0026】ところで、ピストン10のスカート18、
19には内燃機関のシリンダとの摺動に伴う摩擦力によ
り大きな応力が生ずる。また、かかる摩擦により生ずる
熱のため、スカート18、19は高温となる。更に、ス
カート18、19は、燃焼室に露出するピストンヘッド
12からの熱の伝導によっても高温となる。このよう
に、スカート18、19が高温となると、熱応力により
スカート18、19の応力は更に増大する。また、スカ
ート18、19が高温となることに起因して、その材料
強度は劣化する。
【0027】更に、上述の如く、ピストン10は、クラ
ンク軸に連結されたコネクティングロッドにより、ピス
トンピンを介して往復動される。従って、ピストン10
には軸方向の力が作用すると共に、コネクティングロッ
ドのピストン軸に対する傾斜角度に応じて径方向の力、
即ち、スカート18、19をシリンダ壁に押し付ける向
きの圧力(以下、側圧と称する)が作用する。
【0028】例えば、クランク軸が図1における時計周
り方向に回転するように構成されている場合、内燃機関
の燃焼工程においては、コネクティングロッドは図中反
時計周りに傾斜した状態となる。従って、爆発工程にお
いては、ピストン10からコネクティングロッドには図
中右下向きの力が作用し、ピストン10には、コネクテ
ィングロッドからこの力の反力が図中左上向きに作用す
る。この結果、燃焼工程において、ピストン10の図1
中左側のスカート19はシリンダの内壁に強く押圧され
る。かかる状態で、スカート19がシリンダ内壁に対し
て摺動すると、スカート19には非常に大きな摩擦力が
作用する。この結果、スカート19に生ずる応力は一層
大きくなる。
【0029】なお、上述の如く、スカート18、19に
作用する側圧は、コネクティングロッドが傾斜すること
により生ずる。このため、これらの側圧は、コネクティ
ングロッドの傾斜方向と、側圧の方向とが一致する部
位、即ち、スカート18、19の中央部で最大となり、
スカート18、19両端部では最小となる。従って、ス
カート18、19に生ずる応力は、その中央部で最大と
なり、両端部に近づくほど減少する。
【0030】このように、スカート18、19には、燃
焼室から伝達される熱、及び、シリンダ壁との摺動に伴
う摩擦力に起因して応力が生じ、特に、一方のスカート
(上記した場合においてはスカート19)には、シリン
ダ壁への大きな押し付け力が作用することに起因して更
に大きな応力が生ずる。このため、鋳造の際、スカート
18、19の中央部に型合わせ部が位置すると、鋳ばり
に応力集中が生じて、鋳ばりを起点とする亀裂等の破損
の発生を招く可能性がある。更に、上述の如く、スカー
ト18、19が高温となることで、その材料強度が劣化
するため、かかる亀裂は比較的軽度の応力集中によって
も生ずる可能性がある。
【0031】これに対して、本実施例のピストンの鋳造
方法においては、上述の如く、スカート18の内周面は
型74の外側面により形成され、従って、型74と、型
72及び型76との合わせ面はスカート18、19の内
周面上に位置しない。また、スカート18、19の外面
も主型40の内周面により形成され、スカート18、1
9の外周面上に型の合わせ面が位置することはない。こ
のように、スカート18、19に鋳ばりが生ずることが
防止される結果、上述の如く、スカート18、19に生
ずる応力集中が緩和され、亀裂等の破損の発生を防止す
ることができる。
【0032】また、スカート18、19に生ずる応力集
中が抑制されることで、スカート18、19に生ずる最
大応力が緩和され、これにより、スカート18、19の
変形が低減される。このため、スカート18、19とシ
リンダ内壁との間のクリアランスを適切に維持すること
ができる。従って、本実施例によれば、スカート18、
19に焼き付きが生ずるのを防止することができると共
に、ピストン10の摺動に伴う作動音が増大するのを防
止することができる。更に、スカート18、19とシリ
ンダ内壁との間のクリアランスが適正に維持されること
で、ピストン10がシリンダ内を摺動する際の摺動抵抗
を抑制することができる。従って、本実施例によれば、
内燃機関の燃費を向上させることができる。
【0033】更に、本実施例によれば、上述の如くスカ
ート18、19における応力集中が抑制されることで、
スカート18、19の強度が向上されるため、所要の強
度を得るのに必要なスカート18、19の肉圧を薄くす
ることができる。これにより、ピストン10を軽量化す
ることが可能となり、内燃機関運転時に生ずる振動や騒
音を抑制することができる。また、スカート18、19
の強度が向上されることで、スカート18、19の面積
を低減させることもできる。スカート18、19の面積
が低減されると、ピストン10とシリンダとの間の摺動
抵抗が低減される。従って、本実施例によれば、上記し
た燃費向上効果を更に向上させることができる。
【0034】また、本実施例によれば、上述の如く、ス
カート18、19の薄肉化、及び小面積化を実現するこ
とができる。これにより、ピストン10が軽量化され、
ピストン10の往復動に伴う慣性力が低減される。従っ
て、本実施例のピストンの鋳造方法によれば、ピストン
10をより高速・高回転数の内燃機関に適用することが
可能である。
【0035】更に、本実施例によれば、スカート18、
19に生ずる鋳ばりを除去するための修正加工が不要と
されるため、ピストン10の製造コストを抑制すること
ができる。なお、上述の如く、スカート18、19に生
ずる応力は、その中央部付近で最大となり、両端部に近
づくほど減少する。従って、本発明は、上記実施例にお
ける如く、型74と、型72及び型76との型合わせ面
の最外周部を、スカート18、19の両端縁に位置させ
ることに限定されるものではなく、これらの型合わせ面
を、その最外周部がスカート18、19の中心部から両
端寄りに位置するように、スカート18、19の両端に
向けて湾曲させることによっても、スカート18、19
での応力集中が緩和されるという効果を得ることができ
る。
【0036】ただし、上述の如く、ピンボス22、23
にはピン穴22a、23aに挿入されたピストンピンを
介して大きな力が作用し、従って、ピンボス22、23
には大きな応力が生ずる。特に、ピンボス22、23と
ピストンヘッド12との接続部位は形状が急激に変化す
る部位であるため、これら接続部位には応力が集中しや
すい。かかる応力集中を緩和するために、これら接続部
位の内側にはR面22c、23cが設けられている。し
かしながら、R面22c、23cに鋳ばりが生ずると、
R面による応力集中緩和の効果が損なわれ、R面22
c、23cに応力集中に起因する亀裂等の損傷を招く可
能性がある。このため、型72、74、76を、型74
と、型72及び型76との型合わせ面の最外周部がR面
22c、23c上に位置しないように、構成する必要が
ある。
【0037】従って、型72、74、76を、型74
と、型72及び型76との型合わせ面の最外周部が、ス
カート18、19の中心部より両端側、かつ、R面22
c、23cと連結体20、21との接続部位より、スカ
ート18、19側に位置するように構成することによ
り、スカート18、19、及びR面22c、23cへの
応力集中を緩和することができる。
【0038】なお、上記第2実施例においては、型7
2、74、及び76が請求項2に記載した中子型に相当
している。
【0039】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、ピストンの連結体のコーナー部に、鋳ばりが生ずる
ことが防止される。従って、本発明によれば、連結体の
コーナー部に生ずる応力集中を緩和することができ、こ
れにより、過大な応力に起因して亀裂等の損傷が生ずる
のを防止することができる。
【0040】また、請求項2記載の発明によれば、ピス
トンのスカートの中央部、及び、ピンボスと連結体との
接続部に鋳ばりが生ずることが防止される。従って、本
発明にれば、これらの部位に生ずる応力集中を緩和する
ことができ、これにより、過大な応力に起因して亀裂等
の損傷が生ずるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるピストンの鋳造方法に
より鋳造されるピストンの正面図である。
【図2】図1に示すピストンをクランク軸側から見た図
を、型合わせ面と共に示す図である。
【図3】図1に示すピストンを直線III-III に沿って型
と共に切断した際の断面図である。
【図4】図1に示すピストンを直線IV-IV に沿って型と
共に切断した際の断面図である。
【図5】本発明の第2実施例での型の型合わせ面をピス
トンと共に示す図である。
【図6】本実施例のピストンを型と共に図1に示す直線
III-III に相当する直線に沿って切断した際の断面図で
ある。
【符号の説明】
10 ピストン 18、19 スカート 20、21 連結体 22、23 ピンボス 40 主型 42、44、46、48、50、70、72、74、7
6、78 型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の型を組み合わせてなる鋳型を用い
    て、ピストンヘッドからクランク軸側に向けて延びるス
    カートと、該スカートの両端部を連結し、中央にピンボ
    スを設けられた連結体とを有するピストンを鋳造するピ
    ストンの鋳造方法において、 前記複数の型を、前記連結体の面以外の面で型合わせし
    て鋳造することを特徴とするピストンの鋳造方法。
  2. 【請求項2】 複数の型を組み合わせてなる鋳型を用い
    て、ピストンヘッドからクランク軸側に向けて延びるス
    カートと、該スカートの両端部を連結する連結体と、該
    連結体の中央部に設けられ、前記ピストンヘッドからク
    ランク軸側に向けて延びる一対のピンボスとを有するピ
    ストンを鋳造するピストンの鋳造方法において、 前記ピストンの内側を形成する中子型を複数の前記型に
    より構成すると共に、 該中子型を構成する複数の型を、その型合わせ面の最外
    周部が、前記スカートの中央部の前記ピンボスの間隔に
    相当する幅の部位より外側、かつ、前記ピンボスと前記
    ピストンヘッドとの接続部位よりも前記スカート側に位
    置するように型合わせして鋳造することを特徴とするピ
    ストンの鋳造方法。
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