JPH09322467A - リード線の引き出し構造 - Google Patents
リード線の引き出し構造Info
- Publication number
- JPH09322467A JPH09322467A JP15899396A JP15899396A JPH09322467A JP H09322467 A JPH09322467 A JP H09322467A JP 15899396 A JP15899396 A JP 15899396A JP 15899396 A JP15899396 A JP 15899396A JP H09322467 A JPH09322467 A JP H09322467A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- case
- elastic member
- hole
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 86
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000005491 wire drawing Methods 0.000 claims description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成でリード線を貫通孔に挿通させて
ケースの内部より外部に引き出し、かつケースのシール
性を保つこと。 【解決手段】 ケース1の内部から外部に引き出される
リード線5を挿通するとともに外壁の径が貫通孔4の内
壁の径より大きいゴムグロメット7(弾性部材)を、ケ
ース1に設けられた貫通孔4内に弾性変形させながら圧
入し、さらに固定部材39をゴムグロメット7に当接さ
せながらケース1の内部に固定した。
ケースの内部より外部に引き出し、かつケースのシール
性を保つこと。 【解決手段】 ケース1の内部から外部に引き出される
リード線5を挿通するとともに外壁の径が貫通孔4の内
壁の径より大きいゴムグロメット7(弾性部材)を、ケ
ース1に設けられた貫通孔4内に弾性変形させながら圧
入し、さらに固定部材39をゴムグロメット7に当接さ
せながらケース1の内部に固定した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケースに収納され
たモータ等に接続されたリード線を、ケースに設けた貫
通孔よりケースの内部から外部に引き出すように構成し
たリード線の引き出し構造に関する。
たモータ等に接続されたリード線を、ケースに設けた貫
通孔よりケースの内部から外部に引き出すように構成し
たリード線の引き出し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】金属もしくはプラスチック等の硬質の材
質から形成されたケース内にモータを収納した状態で、
モータをケース内部に固定し、このモータに接続された
リード線をケースの内部より外部に引き出すための構造
の1例が、実開平7−20060号公報に開示されてい
る。図4は、この実開平7−20060号公報に記載さ
れた従来技術のリード線の引き出し構造であって、図示
しない電磁装置を内部に固定したケース61から電磁装
置のコイル62に接続されたリード線63を引き出す部
分を拡大して示したものである。ケース61の外周に
は、外周壁面に垂直方向に突出するようにグロメット支
持ボス64が設けられている。このグロメット支持ボス
64には、グロメット挿入孔65が形成されている。こ
のグロメット挿入孔65は、グロメット支持ボス64を
貫通するように形成され、一端がケース61内に開口す
るとともに他端はグロメット支持ボス64の端部66に
開口するようになっている。
質から形成されたケース内にモータを収納した状態で、
モータをケース内部に固定し、このモータに接続された
リード線をケースの内部より外部に引き出すための構造
の1例が、実開平7−20060号公報に開示されてい
る。図4は、この実開平7−20060号公報に記載さ
れた従来技術のリード線の引き出し構造であって、図示
しない電磁装置を内部に固定したケース61から電磁装
置のコイル62に接続されたリード線63を引き出す部
分を拡大して示したものである。ケース61の外周に
は、外周壁面に垂直方向に突出するようにグロメット支
持ボス64が設けられている。このグロメット支持ボス
64には、グロメット挿入孔65が形成されている。こ
のグロメット挿入孔65は、グロメット支持ボス64を
貫通するように形成され、一端がケース61内に開口す
るとともに他端はグロメット支持ボス64の端部66に
開口するようになっている。
【0003】このグロメット挿入孔65内には、ケース
61の外部側及び内部側に端部がそれぞれ突出するよう
にグロメット67が嵌合されている。このグロメット6
7には、リード線63をケース61の内部から外部に対
して引き出すためのリード線挿通孔68が設けられてい
る。そしてリード線63が、このリード線挿通孔68内
を通ってケース61の内部より外部へ引き出される。ま
た、グロメット支持ボス64の外周、グロメット支持ボ
ス64の端部66より突出するグロメット67の外周、
及びグロメット67の端部より突出するリード線63の
外周に熱収縮チューブ69が配置されている。そしてこ
の熱収縮チューブ69は、加熱されることによりそれぞ
れグロメット支持ボス64の外周、グロメット支持ボス
64の端部66より突出するグロメット67の外周、及
びグロメット67の端部より突出するリード線63の外
周に密着させられている。
61の外部側及び内部側に端部がそれぞれ突出するよう
にグロメット67が嵌合されている。このグロメット6
7には、リード線63をケース61の内部から外部に対
して引き出すためのリード線挿通孔68が設けられてい
る。そしてリード線63が、このリード線挿通孔68内
を通ってケース61の内部より外部へ引き出される。ま
た、グロメット支持ボス64の外周、グロメット支持ボ
ス64の端部66より突出するグロメット67の外周、
及びグロメット67の端部より突出するリード線63の
外周に熱収縮チューブ69が配置されている。そしてこ
の熱収縮チューブ69は、加熱されることによりそれぞ
れグロメット支持ボス64の外周、グロメット支持ボス
64の端部66より突出するグロメット67の外周、及
びグロメット67の端部より突出するリード線63の外
周に密着させられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術におけるリー
ド線の引き出し構造は、熱収縮チューブ69によって水
等に対するシール性が十分ものとなっている。すなわ
ち、ケース61のリード線63の引き出し部分に、ケー
ス61の内部と外部とを連通するグロメット挿入孔65
やリード線挿通孔68が設けられているにもかかわら
ず、熱収縮チューブ69が各部位に密着し、ケース61
の内部と外部とを遮断した状態にしている。つまり、ケ
ース61の外部から水等の進入等を十分防止することが
できる。しかしながら、この構成では、組立時に熱収縮
チューブ69をそれぞれグロメット支持ボス64の外
周、グロメット支持ボス64の端部66より突出するグ
ロメット67の外周、及びグロメット67の端部より突
出するリード線63の外周に配置し、この熱収縮チュー
ブ69を加熱してそれぞれの部位に密着させる工程が必
要となり、当然時間がかかるとともにコスト高になる。
ド線の引き出し構造は、熱収縮チューブ69によって水
等に対するシール性が十分ものとなっている。すなわ
ち、ケース61のリード線63の引き出し部分に、ケー
ス61の内部と外部とを連通するグロメット挿入孔65
やリード線挿通孔68が設けられているにもかかわら
ず、熱収縮チューブ69が各部位に密着し、ケース61
の内部と外部とを遮断した状態にしている。つまり、ケ
ース61の外部から水等の進入等を十分防止することが
できる。しかしながら、この構成では、組立時に熱収縮
チューブ69をそれぞれグロメット支持ボス64の外
周、グロメット支持ボス64の端部66より突出するグ
ロメット67の外周、及びグロメット67の端部より突
出するリード線63の外周に配置し、この熱収縮チュー
ブ69を加熱してそれぞれの部位に密着させる工程が必
要となり、当然時間がかかるとともにコスト高になる。
【0005】本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、
より簡単な構成で、ケースの内部と外部とを完全に遮断
することが可能なリード線の引き出し構造を提供するこ
とにある。
より簡単な構成で、ケースの内部と外部とを完全に遮断
することが可能なリード線の引き出し構造を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、リード線とケースとを有
し、リード線がケースの内部より外部へ引き出されるリ
ード線の引き出し構造において、リード線をケースの内
部から外部に挿通するためにケースに設けられた貫通孔
と、この貫通孔内に圧入され、リード線を挿通するとと
もに保持する弾性部材と、この弾性部材に当接するとと
もにケースの内部に固定される固定部材とを設けたリー
ド線の引き出し構造であって、弾性部材は、外壁の径が
貫通孔の内壁の径より大きく構成され、貫通孔内で上記
貫通孔の内壁とリード線の外周に対して密接状態で挟ま
れて弾性変形するとともに、ケースの内部に延出する延
出部を備え、固定部材が、弾性部材の延出部に当接しな
がらケースの内部に形成された当接部に当接してケース
の内部に固定されている。
に、請求項1記載の発明は、リード線とケースとを有
し、リード線がケースの内部より外部へ引き出されるリ
ード線の引き出し構造において、リード線をケースの内
部から外部に挿通するためにケースに設けられた貫通孔
と、この貫通孔内に圧入され、リード線を挿通するとと
もに保持する弾性部材と、この弾性部材に当接するとと
もにケースの内部に固定される固定部材とを設けたリー
ド線の引き出し構造であって、弾性部材は、外壁の径が
貫通孔の内壁の径より大きく構成され、貫通孔内で上記
貫通孔の内壁とリード線の外周に対して密接状態で挟ま
れて弾性変形するとともに、ケースの内部に延出する延
出部を備え、固定部材が、弾性部材の延出部に当接しな
がらケースの内部に形成された当接部に当接してケース
の内部に固定されている。
【0007】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明に加えて、固定部材は、内壁の径が弾性部材の延
出部の外壁の径より小さく形成された筒状に形成され、
一端側の内壁で弾性部材の延出部の外壁に密着した状態
で当接して、弾性部材を上記リード線との間で弾性変形
させている。
の発明に加えて、固定部材は、内壁の径が弾性部材の延
出部の外壁の径より小さく形成された筒状に形成され、
一端側の内壁で弾性部材の延出部の外壁に密着した状態
で当接して、弾性部材を上記リード線との間で弾性変形
させている。
【0008】また更に、請求項3記載の発明は、請求項
2記載の発明に加えて、弾性部材の外壁には、外側に突
出するように形成された鍔部が設けられ、この鍔部の一
側の面がケースの内壁に当接するとともに、他側の面が
固定部材の一端と当接し、かつ固定部材の他端が当接部
に当接することにより、弾性部材が固定部材とケースと
の間で弾性変形しながら挟まれて固定されている。
2記載の発明に加えて、弾性部材の外壁には、外側に突
出するように形成された鍔部が設けられ、この鍔部の一
側の面がケースの内壁に当接するとともに、他側の面が
固定部材の一端と当接し、かつ固定部材の他端が当接部
に当接することにより、弾性部材が固定部材とケースと
の間で弾性変形しながら挟まれて固定されている。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項2ま
たは3記載の発明に加えて、ケースの内部に、固定部材
の長手方向と垂直に面対向するように地板を設け、この
地板の外周縁部分には、切欠き部が形成され、少なくと
も上記切欠き部の縁が当接部となっている。
たは3記載の発明に加えて、ケースの内部に、固定部材
の長手方向と垂直に面対向するように地板を設け、この
地板の外周縁部分には、切欠き部が形成され、少なくと
も上記切欠き部の縁が当接部となっている。
【0010】また、請求項5記載の発明は、リード線と
ケースとを有し、リード線がケースの内部より外部へ引
き出されるリード線の引き出し構造において、リード線
をケースの内部から外部に挿通するためにケースに設け
られた貫通孔と、リード線を挿通するとともに貫通内に
挿通された筒状の弾性部材と、この弾性部材を挿通する
とともに一端をケースの内部に突出させて貫通孔内に嵌
着される弾性部材保持部と、この弾性部材保持部のケー
ス内部への突出部分の外周に設けられるねじ溝と螺合す
るねじ溝部を有し、弾性部材の端部を弾性部材保持部と
の間で挟み込む押え環とを有している。
ケースとを有し、リード線がケースの内部より外部へ引
き出されるリード線の引き出し構造において、リード線
をケースの内部から外部に挿通するためにケースに設け
られた貫通孔と、リード線を挿通するとともに貫通内に
挿通された筒状の弾性部材と、この弾性部材を挿通する
とともに一端をケースの内部に突出させて貫通孔内に嵌
着される弾性部材保持部と、この弾性部材保持部のケー
ス内部への突出部分の外周に設けられるねじ溝と螺合す
るねじ溝部を有し、弾性部材の端部を弾性部材保持部と
の間で挟み込む押え環とを有している。
【0011】請求項1記載の発明によれば、ケースに設
けられた貫通孔にリード線を挿通した弾性部材を圧入す
る構成になっており、しかも、この弾性部材の外壁の径
が貫通孔の内壁の径より大きく設定されている。したが
って、弾性部材を圧入するだけで、弾性部材が径方向に
貫通孔内で弾性変形しながら、貫通孔の内壁に圧接され
るので、貫通孔が弾性部材によって完全にシールされる
状態となっている。また弾性部材がケースの内部に延出
するように構成され、この延出された延出部に固定部材
が当接しながらケース内部に設けられた当接部に当接し
てケース内部に固定されているので、弾性部材が安定し
た状態で貫通孔内に保持されるようになっている。
けられた貫通孔にリード線を挿通した弾性部材を圧入す
る構成になっており、しかも、この弾性部材の外壁の径
が貫通孔の内壁の径より大きく設定されている。したが
って、弾性部材を圧入するだけで、弾性部材が径方向に
貫通孔内で弾性変形しながら、貫通孔の内壁に圧接され
るので、貫通孔が弾性部材によって完全にシールされる
状態となっている。また弾性部材がケースの内部に延出
するように構成され、この延出された延出部に固定部材
が当接しながらケース内部に設けられた当接部に当接し
てケース内部に固定されているので、弾性部材が安定し
た状態で貫通孔内に保持されるようになっている。
【0012】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明に加えて、固定部材が、弾性部材の延出
部の外壁の径より小さい内径を有する筒状部材で形成さ
れ、弾性部材の外壁に密着した状態で当接している。し
たがって、固定部材は、貫通孔の内壁とともに、弾性部
材の径方向に弾性変形させながら弾性部材を保持してい
るので、弾性部材の固定がより強固となり安定した状態
で弾性部材を貫通孔内に保持できる。
項1記載の発明に加えて、固定部材が、弾性部材の延出
部の外壁の径より小さい内径を有する筒状部材で形成さ
れ、弾性部材の外壁に密着した状態で当接している。し
たがって、固定部材は、貫通孔の内壁とともに、弾性部
材の径方向に弾性変形させながら弾性部材を保持してい
るので、弾性部材の固定がより強固となり安定した状態
で弾性部材を貫通孔内に保持できる。
【0013】また、さらに請求項3記載の発明によれ
ば、弾性部材の外壁に鍔部を設け、この鍔部がケースの
内壁と固定部材の一端との間で挟まれて弾性変形し、固
定されるので、弾性部材を軸方向に圧接することにより
より弾性部材を安定した状態で貫通孔内に保持できる。
ば、弾性部材の外壁に鍔部を設け、この鍔部がケースの
内壁と固定部材の一端との間で挟まれて弾性変形し、固
定されるので、弾性部材を軸方向に圧接することにより
より弾性部材を安定した状態で貫通孔内に保持できる。
【0014】また、請求項4記載の発明によれば、ケー
スの内部に外周端部分に切欠き部を有する地板を設け、
この地板の切欠き部に固定部材及びリード線が当接する
ように構成しているので、地板の外周端の外側より固定
部材及びリード線を容易に嵌め込むように組み込むこと
ができる。
スの内部に外周端部分に切欠き部を有する地板を設け、
この地板の切欠き部に固定部材及びリード線が当接する
ように構成しているので、地板の外周端の外側より固定
部材及びリード線を容易に嵌め込むように組み込むこと
ができる。
【0015】また、請求項5記載の発明によれば、貫通
孔内に一端がケースの内部に突出するように形成された
弾性部材保持部を嵌着し、この弾性部材保持部にリード
線を挿通する弾性部材を挿通するとともに、この弾性部
材保持部の一端に押え環を螺合させて、この押え環が弾
性部材に当接するように弾性部材保持部固定した構造を
有している。したがって、弾性部材保持部の内壁全体及
び押え環の内壁の一部で弾性部材の外壁が圧接されるよ
うになっている。また、弾性部材保持部のケースに対す
る固定を、スポット溶接等の方法により固着させるとす
ると、より安定した状態で貫通孔内に弾性部材保持部が
嵌着されることとなる。
孔内に一端がケースの内部に突出するように形成された
弾性部材保持部を嵌着し、この弾性部材保持部にリード
線を挿通する弾性部材を挿通するとともに、この弾性部
材保持部の一端に押え環を螺合させて、この押え環が弾
性部材に当接するように弾性部材保持部固定した構造を
有している。したがって、弾性部材保持部の内壁全体及
び押え環の内壁の一部で弾性部材の外壁が圧接されるよ
うになっている。また、弾性部材保持部のケースに対す
る固定を、スポット溶接等の方法により固着させるとす
ると、より安定した状態で貫通孔内に弾性部材保持部が
嵌着されることとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のリード線の引き出し構造
の実施の形態について、図1から図3を用いて詳細に説
明する。なお、本発明のリード線の引き出し構造とは、
リード線とケースとを有し、このリード線がケースの内
部より外部へ引き出される構造のことをいう。図1は、
本発明の第1の実施の形態のリード線の引き出し構造を
用いたモータユニットを示している。ケースとしてのモ
ータケース1は、金属もしくは硬質のプラスティック等
の剛性を有する材質から形成されており、平板からなる
底板2と、この底板2に固定されるカップ状部材3とか
ら主に構成されている。モータケース1の底板2には、
貫通孔4が設けられている。そしてこの貫通孔4内に
は、リード線5が挿通されており、リード線5は、モー
タケース1の内部から外部に向かって引き出されてい
る。またカップ状部材3は、平面に形成された天板と、
この天板の外周縁部分から直角方向に延出する側面とが
一体的に形成され、一方側が開放口となっているカップ
形状になっている。また、このカップ状部材3の開放口
が、底板2の外周縁近傍と当接されているとともに、複
数のビス6によってビス止め固定されている(図2参
照)。そして、底板2とカップ状部材3によって形成さ
れたモータケース1の内部には空間が形成されている。
の実施の形態について、図1から図3を用いて詳細に説
明する。なお、本発明のリード線の引き出し構造とは、
リード線とケースとを有し、このリード線がケースの内
部より外部へ引き出される構造のことをいう。図1は、
本発明の第1の実施の形態のリード線の引き出し構造を
用いたモータユニットを示している。ケースとしてのモ
ータケース1は、金属もしくは硬質のプラスティック等
の剛性を有する材質から形成されており、平板からなる
底板2と、この底板2に固定されるカップ状部材3とか
ら主に構成されている。モータケース1の底板2には、
貫通孔4が設けられている。そしてこの貫通孔4内に
は、リード線5が挿通されており、リード線5は、モー
タケース1の内部から外部に向かって引き出されてい
る。またカップ状部材3は、平面に形成された天板と、
この天板の外周縁部分から直角方向に延出する側面とが
一体的に形成され、一方側が開放口となっているカップ
形状になっている。また、このカップ状部材3の開放口
が、底板2の外周縁近傍と当接されているとともに、複
数のビス6によってビス止め固定されている(図2参
照)。そして、底板2とカップ状部材3によって形成さ
れたモータケース1の内部には空間が形成されている。
【0017】上述したようにモータケース1の底板2の
図1において右側には、円形の貫通孔4が形成されてい
る。この貫通孔4内には、リード線5を挿通して保持す
るための弾性部材としてのゴムグロメット7が圧入され
ている。このゴムグロメット7は、円筒状に形成されて
おり、リード線5を密接状態で挿通するようになってい
る。そして、ゴムグロメット7の一端はモータケース1
の外部に露出されているとともに、他端はモータケース
の内部に延出された延出部8となっている。また、この
ゴムグロメット7は、リード線5及び貫通孔4の内壁の
材質より柔軟な材質で形成されていると共に、その外壁
の径は、貫通孔4の内壁の径より大きく構成されてい
る。したがって、ゴムグロメット7は、貫通孔4の内壁
とリード線5の外周とで密接状態で挟まれて弾性変形し
ながら貫通孔4内に圧入されるようになる。
図1において右側には、円形の貫通孔4が形成されてい
る。この貫通孔4内には、リード線5を挿通して保持す
るための弾性部材としてのゴムグロメット7が圧入され
ている。このゴムグロメット7は、円筒状に形成されて
おり、リード線5を密接状態で挿通するようになってい
る。そして、ゴムグロメット7の一端はモータケース1
の外部に露出されているとともに、他端はモータケース
の内部に延出された延出部8となっている。また、この
ゴムグロメット7は、リード線5及び貫通孔4の内壁の
材質より柔軟な材質で形成されていると共に、その外壁
の径は、貫通孔4の内壁の径より大きく構成されてい
る。したがって、ゴムグロメット7は、貫通孔4の内壁
とリード線5の外周とで密接状態で挟まれて弾性変形し
ながら貫通孔4内に圧入されるようになる。
【0018】またさらに、ゴムグロメット7の外壁に
は、軸方向の一部が全周にわたって外側に突出するよう
に鍔部9が形成されている。この鍔部9は、一側の面が
モータケース1の内壁、つまり底板2の貫通孔4の縁に
当接しているとともに、他側の面が後述する固定部材3
9の一端に当接している。そして、この鍔部9がモータ
ケース1の底板2と固定部材39との間でゴムグロメッ
ト7の軸方向に弾性変形しながら挟まれることによって
ゴムグロメット7はモータケース1に固定されている。
は、軸方向の一部が全周にわたって外側に突出するよう
に鍔部9が形成されている。この鍔部9は、一側の面が
モータケース1の内壁、つまり底板2の貫通孔4の縁に
当接しているとともに、他側の面が後述する固定部材3
9の一端に当接している。そして、この鍔部9がモータ
ケース1の底板2と固定部材39との間でゴムグロメッ
ト7の軸方向に弾性変形しながら挟まれることによって
ゴムグロメット7はモータケース1に固定されている。
【0019】また、モータケース1の内部には、複数の
支柱部10が底板2と地板12との間に立設されてい
る。この複数の支柱部10は全て同じ高さに設定されて
おり、底板2側がかしめ固定され、先端部分が平面部1
1になっている。この複数の支柱部10の平面部11上
には、地板12が載置され、複数のビス13によって、
その地板12が支柱部10にビス止め固定されている。
これによって、地板12が貫通孔4から支柱部10の寸
法分離れた位置でかつモータケース1の内部に後述する
固定部材39の軸方向(長手方向)に対して垂直方向に
面対向するように固定されることとなる。なお、この地
板12の外周縁部分には、リード線5の外周の径よりや
や大きい切欠き部14が形成されている。また地板12
の切欠き部14の近傍には、通し穴15が設けられてお
り、この通し穴15には結束バンド16が挿通されてい
る。
支柱部10が底板2と地板12との間に立設されてい
る。この複数の支柱部10は全て同じ高さに設定されて
おり、底板2側がかしめ固定され、先端部分が平面部1
1になっている。この複数の支柱部10の平面部11上
には、地板12が載置され、複数のビス13によって、
その地板12が支柱部10にビス止め固定されている。
これによって、地板12が貫通孔4から支柱部10の寸
法分離れた位置でかつモータケース1の内部に後述する
固定部材39の軸方向(長手方向)に対して垂直方向に
面対向するように固定されることとなる。なお、この地
板12の外周縁部分には、リード線5の外周の径よりや
や大きい切欠き部14が形成されている。また地板12
の切欠き部14の近傍には、通し穴15が設けられてお
り、この通し穴15には結束バンド16が挿通されてい
る。
【0020】また、地板12上の図1において右側に
は、モータ17が地板12にネジ18,18によって2
箇所でねじ止め固定されている。モータ17は図示しな
いステータとロータとから主に構成されており、モータ
17の中心部にはロータと一体回転する出力軸19が設
けられている。この出力軸19には、モータピニオン2
0が一体的に設けられている。
は、モータ17が地板12にネジ18,18によって2
箇所でねじ止め固定されている。モータ17は図示しな
いステータとロータとから主に構成されており、モータ
17の中心部にはロータと一体回転する出力軸19が設
けられている。この出力軸19には、モータピニオン2
0が一体的に設けられている。
【0021】一方、地板12の図1において下側には、
地板12と底板2との間に空間が形成されており、この
空間部には、モータ17の出力軸19の回転出力を伝達
する機構が収納されている。すなわちこの空間部には、
第1固定軸21、第2固定軸22及び第3固定軸23の
3本の固定軸が設けられており、これらの第1固定軸2
1、第2固定軸22及び第3固定軸23は、一端が地板
12に、他端がモータケース1の底板2にそれぞれ固定
されている。
地板12と底板2との間に空間が形成されており、この
空間部には、モータ17の出力軸19の回転出力を伝達
する機構が収納されている。すなわちこの空間部には、
第1固定軸21、第2固定軸22及び第3固定軸23の
3本の固定軸が設けられており、これらの第1固定軸2
1、第2固定軸22及び第3固定軸23は、一端が地板
12に、他端がモータケース1の底板2にそれぞれ固定
されている。
【0022】第1固定軸21には、第1歯車24と、第
1ピニオン25とが回転自在に挿通されている。第2固
定軸22には、第2歯車26と、第2ピニオン27と、
第3歯車28と、第3ピニオン29とが回転自在に挿通
されている。第3固定軸23には、第4歯車30と、第
4ピニオン31と、第5歯車32と、第5ピニオン33
とが回転自在に挿通されている。モータ17の出力軸1
9に設けられたモータピニオン20は、第1歯車24に
係合している。この第1歯車24は、第1ピニオン25
と一体的に回転する。第1ピニオン25は、第2歯車2
6の軸方向の動作により、第2歯車26と係脱可能とな
っている。第2歯車26は、第2ピニオン27と一体的
に回転する。第2ピニオン27は、第4歯車30と係合
している。第4歯車30は、第4ピニオン31と一体的
に回転する。第4ピニオン31は、第3歯車28と係合
している。第3歯車28は、第3ピニオン29と一体的
に回転する。第3ピニオン29は、第5歯車32と係合
している。第5歯車32は、第5ピニオン33と一体的
に回転する。
1ピニオン25とが回転自在に挿通されている。第2固
定軸22には、第2歯車26と、第2ピニオン27と、
第3歯車28と、第3ピニオン29とが回転自在に挿通
されている。第3固定軸23には、第4歯車30と、第
4ピニオン31と、第5歯車32と、第5ピニオン33
とが回転自在に挿通されている。モータ17の出力軸1
9に設けられたモータピニオン20は、第1歯車24に
係合している。この第1歯車24は、第1ピニオン25
と一体的に回転する。第1ピニオン25は、第2歯車2
6の軸方向の動作により、第2歯車26と係脱可能とな
っている。第2歯車26は、第2ピニオン27と一体的
に回転する。第2ピニオン27は、第4歯車30と係合
している。第4歯車30は、第4ピニオン31と一体的
に回転する。第4ピニオン31は、第3歯車28と係合
している。第3歯車28は、第3ピニオン29と一体的
に回転する。第3ピニオン29は、第5歯車32と係合
している。第5歯車32は、第5ピニオン33と一体的
に回転する。
【0023】また一方、図示左側には回転軸34が、地
板12を挿通すると共にモータケース1のカップ状部材
3及び底板2を挿通した状態で回転可能に保持されてい
る。なお、この回転軸34によって動作するアクチュエ
ータ35が固定部材を介してネジ35aによって地板1
2に固定されている。この回転軸34には、回転軸34
と一体的に回転する回転歯車36が固定されている。こ
の回転歯車36は、第5ピニオン33に係合している。
そして、モータ17の回転力が第5ピニオン33に伝達
されてきたときに、回転軸34が回転し出力されるよう
に構成されている。
板12を挿通すると共にモータケース1のカップ状部材
3及び底板2を挿通した状態で回転可能に保持されてい
る。なお、この回転軸34によって動作するアクチュエ
ータ35が固定部材を介してネジ35aによって地板1
2に固定されている。この回転軸34には、回転軸34
と一体的に回転する回転歯車36が固定されている。こ
の回転歯車36は、第5ピニオン33に係合している。
そして、モータ17の回転力が第5ピニオン33に伝達
されてきたときに、回転軸34が回転し出力されるよう
に構成されている。
【0024】このようにして回転力を回転軸34に伝達
するためのモータ17には、外部電源から電力を供給す
るためのリード線5が結合されている。このリード線5
は、絶縁体37によって電気的に絶縁されていると共
に、端部には外部電源に接続するための端子38が接続
されている。このリード線5のモータ17との結合部分
の近傍は、結束バンド16によって手繰り寄せられて、
地板12に形成された切欠き部14内に固定される。こ
の切欠き部14の図1において下側には、固定部材39
が配置されている。
するためのモータ17には、外部電源から電力を供給す
るためのリード線5が結合されている。このリード線5
は、絶縁体37によって電気的に絶縁されていると共
に、端部には外部電源に接続するための端子38が接続
されている。このリード線5のモータ17との結合部分
の近傍は、結束バンド16によって手繰り寄せられて、
地板12に形成された切欠き部14内に固定される。こ
の切欠き部14の図1において下側には、固定部材39
が配置されている。
【0025】この固定部材39は、プラスティック等の
硬質の材料で筒状に形成されたものであり、中空部には
リード線5が挿通されるようになっている。そして固定
部材39の一端側の内壁は、ゴムグロメット7の延出部
8の外壁に密着した状態、つまり延出部8に被せるよう
な状態で当接しているとともに、先端部分はゴムグロメ
ット7の鍔部9に当接している。また固定部材39の他
端側は、地板12の下側に形成された当接部、すなわち
切欠き部14の縁部に当接している。つまり固定部材3
9の内壁の径は切欠き部14の縁部より大きく設定され
ていて、固定部材39の他端の先端が切欠き部14の縁
部に当接している。なお、固定部材39の内壁の径は、
ゴムグロメット7の延出部8の外壁の径より小さく設定
されている。そのため、ゴムグロメット7の延出部8
は、固定部材39とリード線5に挟まれて弾性変形しな
がら保持されている。また、固定部材39の軸方向の長
さは、切欠き部14の縁部からゴムグロメット7の鍔部
9までの距離より長く設定されている。したがって、固
定部材39は、ゴムグロメット7の鍔部9を弾性変形さ
せながらモータケース1の内部に固定されることとな
る。
硬質の材料で筒状に形成されたものであり、中空部には
リード線5が挿通されるようになっている。そして固定
部材39の一端側の内壁は、ゴムグロメット7の延出部
8の外壁に密着した状態、つまり延出部8に被せるよう
な状態で当接しているとともに、先端部分はゴムグロメ
ット7の鍔部9に当接している。また固定部材39の他
端側は、地板12の下側に形成された当接部、すなわち
切欠き部14の縁部に当接している。つまり固定部材3
9の内壁の径は切欠き部14の縁部より大きく設定され
ていて、固定部材39の他端の先端が切欠き部14の縁
部に当接している。なお、固定部材39の内壁の径は、
ゴムグロメット7の延出部8の外壁の径より小さく設定
されている。そのため、ゴムグロメット7の延出部8
は、固定部材39とリード線5に挟まれて弾性変形しな
がら保持されている。また、固定部材39の軸方向の長
さは、切欠き部14の縁部からゴムグロメット7の鍔部
9までの距離より長く設定されている。したがって、固
定部材39は、ゴムグロメット7の鍔部9を弾性変形さ
せながらモータケース1の内部に固定されることとな
る。
【0026】上述したようにゴムグロメット7は、径方
向と軸方向から弾性変形するように圧接されて貫通孔4
内に保持されているので、モータケース1の内部と外部
は、完全に密閉されることとなる。つまりゴムグロメッ
ト7は、その径方向においては、リード線5の外周と貫
通孔4の内壁とに挟まされて弾性変形するとともに、モ
ータケース1の内部では、延出部8が固定部材39の内
壁とリード線5の外周に挟まれて弾性変形するようにな
っている。またゴムグロメット7は、その軸方向におい
ては、ゴムグロメット7の外壁に設けられた鍔部9が固
定部材39と貫通孔5の縁とに挟まされて弾性変形す
る。
向と軸方向から弾性変形するように圧接されて貫通孔4
内に保持されているので、モータケース1の内部と外部
は、完全に密閉されることとなる。つまりゴムグロメッ
ト7は、その径方向においては、リード線5の外周と貫
通孔4の内壁とに挟まされて弾性変形するとともに、モ
ータケース1の内部では、延出部8が固定部材39の内
壁とリード線5の外周に挟まれて弾性変形するようにな
っている。またゴムグロメット7は、その軸方向におい
ては、ゴムグロメット7の外壁に設けられた鍔部9が固
定部材39と貫通孔5の縁とに挟まされて弾性変形す
る。
【0027】また、図3に示されているのは、本発明の
第2の実施の形態のリード線の引き出し構造であって、
モータケース40に設けられた貫通孔41付近の構造を
示している。モータケース40には、貫通孔41が形成
されている。この貫通孔41内には、ゴムグロメット保
持部42が嵌着されている。このゴムグロメット保持部
42は、略円筒状に形成されている。そしてこのゴムグ
ロメット保持部42の外周には、長手方向(軸方向)の
一部が全周にわたって外側に突出するように鍔部43が
形成されている。この鍔部43は、モータケース40の
内壁に当接しており、この当接位置においてスポット溶
接によって固着されている。そして、ゴムグロメット保
持部42は、一端がケース内部B側に突出するように貫
通孔41内に配置されているとともに、他端がモータケ
ース40の外部A側に突出されている。さらに、ゴムグ
ロメット保持部42の一端側、すなわちモータケース4
0内部への突出部分の外周には、ねじ溝44が形成され
ている。
第2の実施の形態のリード線の引き出し構造であって、
モータケース40に設けられた貫通孔41付近の構造を
示している。モータケース40には、貫通孔41が形成
されている。この貫通孔41内には、ゴムグロメット保
持部42が嵌着されている。このゴムグロメット保持部
42は、略円筒状に形成されている。そしてこのゴムグ
ロメット保持部42の外周には、長手方向(軸方向)の
一部が全周にわたって外側に突出するように鍔部43が
形成されている。この鍔部43は、モータケース40の
内壁に当接しており、この当接位置においてスポット溶
接によって固着されている。そして、ゴムグロメット保
持部42は、一端がケース内部B側に突出するように貫
通孔41内に配置されているとともに、他端がモータケ
ース40の外部A側に突出されている。さらに、ゴムグ
ロメット保持部42の一端側、すなわちモータケース4
0内部への突出部分の外周には、ねじ溝44が形成され
ている。
【0028】このように構成されたゴムグロメット保持
部42には、リード線45を挿通する筒状のゴムグロメ
ット46が挿通されている。このゴムグロメット46
は、一端がゴムグロメット保持部42の端部よりモータ
ケース40の外部A側に突出するとともに、他端はゴム
グロメット保持部42の端部よりモータケース40の内
部B側に突出するように設けられている。そしてこのゴ
ムグロメット46の他端には、径方向外側に突出する突
出部47が形成されている。そしてこの突出部47が、
ゴムグロメット保持部42の他端側の先端に当接するよ
うになっている。またゴムグロメット46の外周の径
は、ゴムグロメット保持部42の内壁の径より大きく設
定されている。したがって、ゴムグロメット46は、ゴ
ムグロメット保持部42とリード線5に挟まれて弾性変
形しながら貫通孔41内に保持されていることとなる。
部42には、リード線45を挿通する筒状のゴムグロメ
ット46が挿通されている。このゴムグロメット46
は、一端がゴムグロメット保持部42の端部よりモータ
ケース40の外部A側に突出するとともに、他端はゴム
グロメット保持部42の端部よりモータケース40の内
部B側に突出するように設けられている。そしてこのゴ
ムグロメット46の他端には、径方向外側に突出する突
出部47が形成されている。そしてこの突出部47が、
ゴムグロメット保持部42の他端側の先端に当接するよ
うになっている。またゴムグロメット46の外周の径
は、ゴムグロメット保持部42の内壁の径より大きく設
定されている。したがって、ゴムグロメット46は、ゴ
ムグロメット保持部42とリード線5に挟まれて弾性変
形しながら貫通孔41内に保持されていることとなる。
【0029】一方、ゴムグロメット保持部42の他端側
の外周には、押え環48が螺合している。この押え環4
8は、中央部にリード線挿通孔49を有する底面部50
と円筒形状の側面部51とからなるカップ形状に形成さ
れており、側面部51の内周側には、ねじ溝部52を有
している。そしてこの押え環48のねじ溝部52と、ゴ
ムグロメット保持部42のねじ溝44とが、螺合するこ
とによって押え環48はゴムグロメット保持部42に固
定される。またこの押え環48の底面部50は、押え環
48をゴムグロメット保持部42に螺合すると、ゴムグ
ロメット46の突出部47の端面に当接される。この
時、押え環48とゴムグロメット保持部42とが螺合す
ることによって、ゴムグロメット46の端部となる突出
部47は、ゴムグロメット保持部42の一端と押え環4
8の底面部50とに挟まれて弾性変形しながら保持され
ることとなる。
の外周には、押え環48が螺合している。この押え環4
8は、中央部にリード線挿通孔49を有する底面部50
と円筒形状の側面部51とからなるカップ形状に形成さ
れており、側面部51の内周側には、ねじ溝部52を有
している。そしてこの押え環48のねじ溝部52と、ゴ
ムグロメット保持部42のねじ溝44とが、螺合するこ
とによって押え環48はゴムグロメット保持部42に固
定される。またこの押え環48の底面部50は、押え環
48をゴムグロメット保持部42に螺合すると、ゴムグ
ロメット46の突出部47の端面に当接される。この
時、押え環48とゴムグロメット保持部42とが螺合す
ることによって、ゴムグロメット46の端部となる突出
部47は、ゴムグロメット保持部42の一端と押え環4
8の底面部50とに挟まれて弾性変形しながら保持され
ることとなる。
【0030】上述したようにゴムグロメット46は、筒
状の本体のほぼ全体が弾性変形するように圧接されて貫
通孔41内に保持されているので、モータケース40の
内部と外部は、完全に密閉されることとなる。つまりゴ
ムグロメット46は、その径方向においては、リード線
45の外周とゴムグロメット保持部42の内壁とに挟ま
されて弾性変形するとともに、その軸方向においては、
モータケース40の内部B側の端部に形成された突出部
47が押え環48の底面部50とゴムグロメット保持部
42の端部に挟まれて弾性変形されて保持されるように
なっている。
状の本体のほぼ全体が弾性変形するように圧接されて貫
通孔41内に保持されているので、モータケース40の
内部と外部は、完全に密閉されることとなる。つまりゴ
ムグロメット46は、その径方向においては、リード線
45の外周とゴムグロメット保持部42の内壁とに挟ま
されて弾性変形するとともに、その軸方向においては、
モータケース40の内部B側の端部に形成された突出部
47が押え環48の底面部50とゴムグロメット保持部
42の端部に挟まれて弾性変形されて保持されるように
なっている。
【0031】なお、本発明のリード線の引き出し構造の
各実施の形態は、特に上述した構成に限定されるもので
はなく、発明の要旨の範囲内において種々変更可能であ
る。例えば、第1の実施の形態によれば、ケースとして
は、モータ17を内部に固定するためのモータケース1
を用いているが、本発明は特にモータを使用するものに
限定されない。また固定部材39の一端側は、ゴムグロ
メット7の延出部8の外壁に密着した状態、いわば延出
部8に被せるような状態で当接させているが、固定部材
39の一端を直接に延出部8の端部に当接させてもよ
い。また、ゴムグロメット7の外壁に鍔部9を設けて、
この鍔部9を固定部材39とモータケース1の内壁で挟
んで、ゴムグロメット7を軸方向に対しても保持する構
成をとっているが、ゴムグロメット7に対する径方向の
保持が十分で、貫通孔4内のシール性が十分であれば、
鍔部9は設けなくともよい。また更に、地板12の外周
縁部に、切欠き部14を設けて、この切欠き部14の縁
を固定部材39との当接部としているが、固定部材39
との当接部はモータケース1の内部ならどこに設けても
構わない。
各実施の形態は、特に上述した構成に限定されるもので
はなく、発明の要旨の範囲内において種々変更可能であ
る。例えば、第1の実施の形態によれば、ケースとして
は、モータ17を内部に固定するためのモータケース1
を用いているが、本発明は特にモータを使用するものに
限定されない。また固定部材39の一端側は、ゴムグロ
メット7の延出部8の外壁に密着した状態、いわば延出
部8に被せるような状態で当接させているが、固定部材
39の一端を直接に延出部8の端部に当接させてもよ
い。また、ゴムグロメット7の外壁に鍔部9を設けて、
この鍔部9を固定部材39とモータケース1の内壁で挟
んで、ゴムグロメット7を軸方向に対しても保持する構
成をとっているが、ゴムグロメット7に対する径方向の
保持が十分で、貫通孔4内のシール性が十分であれば、
鍔部9は設けなくともよい。また更に、地板12の外周
縁部に、切欠き部14を設けて、この切欠き部14の縁
を固定部材39との当接部としているが、固定部材39
との当接部はモータケース1の内部ならどこに設けても
構わない。
【0032】また第2の実施の形態によれば、ゴムグロ
メット保持部42の外周に形成された鍔部43と、モー
タケース40との当接は、スポット溶接によって固着さ
れるように構成されているが、他の方法例えば接着等に
よってゴムグロメット保持部42をモータケース40に
固着してもよい。
メット保持部42の外周に形成された鍔部43と、モー
タケース40との当接は、スポット溶接によって固着さ
れるように構成されているが、他の方法例えば接着等に
よってゴムグロメット保持部42をモータケース40に
固着してもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、貫通孔の
内壁の径より大きい径の弾性部材を、貫通孔の内壁に圧
接させながら圧入するという簡単な構造で、ケースに設
けられた貫通孔が、弾性部材によって完全にシールされ
る状態となっている。したがって例えばこのケースを水
中につけたとしても、ケースの内部と外部が完全に遮断
されているので、ケース内部の部品を傷めることがな
く、長期にわたって良好に製品を維持することができ
る。
内壁の径より大きい径の弾性部材を、貫通孔の内壁に圧
接させながら圧入するという簡単な構造で、ケースに設
けられた貫通孔が、弾性部材によって完全にシールされ
る状態となっている。したがって例えばこのケースを水
中につけたとしても、ケースの内部と外部が完全に遮断
されているので、ケース内部の部品を傷めることがな
く、長期にわたって良好に製品を維持することができ
る。
【0034】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明に加えて、固定部材が、弾性部材の外壁
の径より小さい内径を有する筒状部材で形成され、弾性
部材の外壁に密着した状態で当接している。したがっ
て、固定部材は、貫通孔の内壁とともに、弾性部材の径
方向に弾性変形させながら弾性部材を保持しているの
で、弾性部材の固定がより強固となり安定した状態で弾
性部材を貫通孔内に保持してシール性を高めることがで
きる。
項1記載の発明に加えて、固定部材が、弾性部材の外壁
の径より小さい内径を有する筒状部材で形成され、弾性
部材の外壁に密着した状態で当接している。したがっ
て、固定部材は、貫通孔の内壁とともに、弾性部材の径
方向に弾性変形させながら弾性部材を保持しているの
で、弾性部材の固定がより強固となり安定した状態で弾
性部材を貫通孔内に保持してシール性を高めることがで
きる。
【0035】また、さらに請求項3記載の発明によれ
ば、弾性部材の外壁に鍔部を設け、この鍔部がケースの
内壁と固定部材の一端との間で挟まれて弾性変形し、固
定されるので、弾性部材を軸方向に圧接することにより
より弾性部材を安定した状態で貫通孔内に保持すること
となり、貫通孔のシール性がより高まる。
ば、弾性部材の外壁に鍔部を設け、この鍔部がケースの
内壁と固定部材の一端との間で挟まれて弾性変形し、固
定されるので、弾性部材を軸方向に圧接することにより
より弾性部材を安定した状態で貫通孔内に保持すること
となり、貫通孔のシール性がより高まる。
【0036】また、請求項4記載の発明によれば、外周
端部分に切欠き部を有する地板をケースの内部に設け、
この地板の切欠き部に固定部材及びリード線を配置して
いるので、地板の外周端の外側より固定部材及びリード
線を容易に嵌め込むように組み込むことができ、作業性
が向上してコストが安くなる。
端部分に切欠き部を有する地板をケースの内部に設け、
この地板の切欠き部に固定部材及びリード線を配置して
いるので、地板の外周端の外側より固定部材及びリード
線を容易に嵌め込むように組み込むことができ、作業性
が向上してコストが安くなる。
【0037】また、請求項5記載の発明によれば、貫通
孔内に一端がケースの内部に突出するように形成された
弾性部材保持部を嵌着し、この弾性部材保持部にリード
線を挿通する弾性部材を挿通するとともに、この弾性部
材保持部の一端に押え環を螺合させて、この押え環が弾
性部材に当接するように弾性部材保持部を固定した構造
を有している。したがって、弾性部材保持部の内壁全体
及び押え環の内壁の一部で弾性部材の外壁を圧接してい
るので、このリード線の引き出し構造は、簡単な構成で
しかも水等に対するシール性がより強固になっている。
また、弾性部材保持部のケースに対する固定を、スポッ
ト溶接等の方法により固着させるとすると、より安定し
た状態で貫通孔内に弾性部材保持部が嵌着されることと
なる。
孔内に一端がケースの内部に突出するように形成された
弾性部材保持部を嵌着し、この弾性部材保持部にリード
線を挿通する弾性部材を挿通するとともに、この弾性部
材保持部の一端に押え環を螺合させて、この押え環が弾
性部材に当接するように弾性部材保持部を固定した構造
を有している。したがって、弾性部材保持部の内壁全体
及び押え環の内壁の一部で弾性部材の外壁を圧接してい
るので、このリード線の引き出し構造は、簡単な構成で
しかも水等に対するシール性がより強固になっている。
また、弾性部材保持部のケースに対する固定を、スポッ
ト溶接等の方法により固着させるとすると、より安定し
た状態で貫通孔内に弾性部材保持部が嵌着されることと
なる。
【図1】本発明の第1の実施の形態のリード線の引き出
し構造を用いたモータユニットを表した断面図である。
し構造を用いたモータユニットを表した断面図である。
【図2】図1に示したモータユニットからカップ状部材
を取り除いた状態で矢示II方向から見た平面図である。
を取り除いた状態で矢示II方向から見た平面図である。
【図3】本発明のリード線の引き出し構造の第2の実施
の形態を示した要部断面図である。
の形態を示した要部断面図である。
【図4】従来のリード線の引き出し構造を表した断面図
である。
である。
1 モータケース(ケース) 4 貫通孔 5 リード線 7 ゴムグロメット(弾性部材) 8 延出部 9 鍔部 12 地板 14 切欠き部 39 固定部材
Claims (5)
- 【請求項1】 リード線とケースとを有し、上記リード
線が上記ケースの内部より外部へ引き出されるリード線
の引き出し構造において、 上記リード線を上記ケースの内部から外部に挿通するた
めに上記ケースに設けられた貫通孔と、この貫通孔内に
圧入され、上記リード線を挿通するとともに保持する弾
性部材と、この弾性部材に当接するとともに上記ケース
の内部に固定される固定部材とを設けたリード線の引き
出し構造であって、 上記弾性部材は、外壁の径が上記貫通孔の内壁の径より
大きく構成され、上記貫通孔内で上記貫通孔の内壁と上
記リード線の外周に対して密接状態で挟まれて弾性変形
するように構成されるとともに、上記ケースの内部に延
出する延出部を備え、 上記固定部材が、上記弾性部材の延出部に当接しながら
上記ケースの内部に形成された当接部に当接して上記ケ
ースの内部に固定されることを特徴とするリード線の引
き出し構造。 - 【請求項2】 前記固定部材は、内壁の径が前記弾性部
材の延出部の外壁の径より小さく形成された筒状に形成
され、一端側の内壁で前記弾性部材の延出部の外壁に密
着した状態で当接して、上記弾性部材を上記リード線と
の間で弾性変形させることを特徴とする請求項1記載の
リード線の引き出し構造。 - 【請求項3】 前記弾性部材の外壁には、外側に突出す
るように形成された鍔部が設けられ、この鍔部の一側の
面が前記ケースの内壁に当接するとともに、他側の面が
前記固定部材の一端と当接し、かつ上記固定部材の他端
が前記当接部に当接することにより、上記弾性部材が上
記固定部材とケースとの間で弾性変形しながら挟まれて
固定されていることを特徴とする請求項2記載のリード
線の引き出し構造。 - 【請求項4】 前記ケースの内部に、前記固定部材の長
手方向と垂直に面対向するように地板を設け、この地板
の外周縁部分には、切欠き部が形成され、少なくとも上
記切欠き部の縁が前記当接部となっていることを特徴と
する請求項3または4記載のリード線の引き出し構造 - 【請求項5】 リード線とケースとを有し、上記リード
線が上記ケースの内部より外部へ引き出されるリード線
の引き出し構造において、 上記リード線を上記ケースの内部から外部に挿通するた
めに上記ケースに設けられた貫通孔と、上記リード線を
挿通するとともに上記貫通内に挿通された筒状の弾性部
材と、この弾性部材を挿通するとともに一端を上記ケー
スの内部に突出させて上記貫通孔内に嵌着される弾性部
材保持部と、この弾性部材保持部のケース内部への突出
部分の外周に設けられるねじ溝と螺合するねじ溝部を有
し、上記弾性部材の端部を上記弾性部材保持部との間で
挟み込む押え環とを有していることを特徴とするリード
線の引き出し構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15899396A JPH09322467A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | リード線の引き出し構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15899396A JPH09322467A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | リード線の引き出し構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09322467A true JPH09322467A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15683885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15899396A Pending JPH09322467A (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | リード線の引き出し構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09322467A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7675206B2 (en) | 2005-09-16 | 2010-03-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotating electric machine and manufacturing method thereof |
| JP2011514135A (ja) * | 2008-03-11 | 2011-04-28 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 電動モータのための電気的な接続部 |
| WO2014192557A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-04 | 株式会社Top | 回転機 |
| CN110112859A (zh) * | 2019-05-17 | 2019-08-09 | 珠海凯邦电机制造有限公司 | 出线接头、端盖、电机及压缩机 |
| CN114188084A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-03-15 | 扬州市德友线缆有限公司 | 一种具有防折断功能的电机引出线 |
-
1996
- 1996-05-30 JP JP15899396A patent/JPH09322467A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7675206B2 (en) | 2005-09-16 | 2010-03-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Rotating electric machine and manufacturing method thereof |
| JP2011514135A (ja) * | 2008-03-11 | 2011-04-28 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 電動モータのための電気的な接続部 |
| WO2014192557A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-04 | 株式会社Top | 回転機 |
| JPWO2014192557A1 (ja) * | 2013-05-31 | 2017-02-23 | 株式会社Top | 回転機 |
| US10075040B2 (en) | 2013-05-31 | 2018-09-11 | Top Co., Ltd. | Rotary machine |
| CN110112859A (zh) * | 2019-05-17 | 2019-08-09 | 珠海凯邦电机制造有限公司 | 出线接头、端盖、电机及压缩机 |
| CN114188084A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-03-15 | 扬州市德友线缆有限公司 | 一种具有防折断功能的电机引出线 |
| CN114188084B (zh) * | 2021-12-14 | 2024-01-16 | 扬州市德友线缆有限公司 | 一种具有防折断功能的电机引出线 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1564867B1 (en) | Motor and method for manufacturing motor | |
| JP2010136596A (ja) | モータ | |
| WO2005088810A1 (ja) | ブラシレスモータ | |
| JPH06343242A (ja) | スピンドルモータ | |
| JPH09322467A (ja) | リード線の引き出し構造 | |
| JP2613168B2 (ja) | 接触コイルの収容ハウジング | |
| CN111262377B (zh) | 马达和电动轮 | |
| JP2018082612A (ja) | モータ | |
| JP2010098843A (ja) | 回転電機及びその製造方法 | |
| JP2863104B2 (ja) | 相対回転部材間継電装置 | |
| JPH11352201A (ja) | モータのセンサマグネット装置 | |
| JP3131337B2 (ja) | 小型電動機 | |
| JP2001128409A (ja) | リード線付き小型モータ | |
| JPH10122103A (ja) | コイル組み付け構造 | |
| JPH0626044Y2 (ja) | モータ | |
| JPS6026547Y2 (ja) | 電動機のブラシ台保持装置 | |
| JP3708823B2 (ja) | モータ | |
| JP4113618B2 (ja) | 回転ディスク固定部材を備える回転形エンコーダ | |
| JP2002017074A (ja) | スターターのブラシカバー | |
| JPH0445422Y2 (ja) | ||
| JPH0632765Y2 (ja) | モータにおける通電用カプラの防水取付け構造 | |
| JP3022828B2 (ja) | アンテナ構造 | |
| JP2009213250A (ja) | 減速機構付き電動モータ | |
| JP3380377B2 (ja) | 小型直流モータ及びその製造方法 | |
| JP3516508B2 (ja) | スピンドルモータ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010417 |